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JP5934004B2 - 結晶構造を有する4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩水和物及びその製造方法 - Google Patents

結晶構造を有する4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩水和物及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、新規な結晶構造を有する4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩水和物及びその製造方法に関する。
下記式(1)
Figure 0005934004
で示される2−メチル-4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−10H−チエノ〔2、3−b〕〔1、5〕 ベンゾジアゼピン( 以下、オランザピンともいう)は、抗精神病薬として、統合失調症に対する治療、双極性障害の躁状態の治療に使用されており、非常に有用な化合物である。
このオランザピンは、以下に示すフローチャートに従って、合成される。(特許文献1参照)
Figure 0005934004
前記フローチャートにおいて、下記式(2)
Figure 0005934004
で示される2−(2−ニトロアニリノ)−5−メチル−チオフェン−3−カルボニトリル(以下、OZ−03ともいう)を、エタノールと水の混合溶媒中で塩化スズ(II)及び塩化水素を用いて還元、閉環し、次いで、減圧濃縮を行い、5℃において熟成を行い、下記式(3)
Figure 0005934004
で示される4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の結晶(以下、I型結晶OZ−04ともいう)を得ている。次に、下記式(4)
Figure 0005934004
で示されるN−メチルピペラジン(以下、OZ−05ともいう)とI型結晶OZ−04を反応させることにより、オランザピン粗体が合成される。
特開平7−089965号公報
しかしながら、前記I型結晶OZ−04を合成する工程において、下記式(5)
Figure 0005934004
で示されるオランザピンの類縁物質である2―メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン−4〔5H〕−オン(以下、OZP−RCBともいう)がI型結晶OZ−04の加水分解によって副生され、オランザピン粗体を合成する工程以降の合成工程でも除去されずに、オランザピン粗体に不純物として残存することが分かった。したがって、高純度のオランザピンを製造するためには、I型結晶OZ−04中のOZP−RCB含量を少なくすることが重要である。
本発明者らは、I型結晶OZ−04中の不純物量を減少させるために再結晶による精製方法の検討を行った。しかしながら、I型結晶OZ−04は、エタノールなどのアルコール類に対する溶解性が低いため、エタノールを用いた再結晶による精製工程において、大量のエタノールを使用する必要があり、工業的な生産においては不利であることが分かった。
本発明者らは、上記課題に対して鋭意検討を行った。その結果、4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の合成反応後、反応溶液の温度を特定の温度、適度な攪拌を行うことによって析出する結晶が、従来のI型結晶とは異なる結晶形態であり、高純度かつエタノールなどのアルコール類の溶媒への溶解度が高い物質であることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の結晶が溶解した反応溶液の温度を60℃以上67℃以下とし、チップ速度を0.7m/s以上2.0m/s以下で撹拌しながら、Cu−Kα線を用いるX線回折により、少なくとも2θ=7.4°、8.4°、16.5°、17.3°に特徴的なピークを与える結晶構造を有する4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩水和物(以下、II型結晶OZ−04ともいう)を析出させる方法である。
本発明のII型結晶OZ−04は、新規な結晶構造を有し、OZP−RCBの含量が従来のI型結晶OZ−04と比較して著しく少ない。さらに、II型結晶OZ−04は、従来のI型結晶OZ−04と比較して、エタノールなどのアルコール溶媒に対する溶解性が良好であり、特に、溶媒がエタノールである場合には、少量のエタノールで溶解できる。したがって、本発明によって得られた高純度のII型結晶OZ−04は、純度の高いオランザピンの原料として好適に使用することができ、特に純度を必要とする医薬品等の中間体として、最適に利用することが出来る。
実施例1において製造された本発明の4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩水和物(II型結晶OZ−04)のX線回折チャートである。 比較例1において製造された従来の4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩(I型結晶OZ−04)のX線回折チャートである。
以下本発明を詳しく説明する。
(II型結晶OZ−04)
本発明のII型結晶OZ−04は、Cu−Kα線を用いるX線回折により、少なくとも2θ=7.4°、8.4°、16.5°、17.3°に特徴的なピークを有する化合物である。この場合、X線回折角の測定誤差は、±0.2°程度まで許容される。このII型結晶OZ−04のX線回折測定結果を図1に示した。
前記II型結晶OZ−04は、下記の実施例において詳細に説明するが、特許文献1に開示されている方法で得られる従来の結晶形であるI型結晶OZ−04と比較して、OZP−RCBの含有量が少なく、さらには、エタノールなどのアルコール溶媒に対する溶解性が改善されている。具体的には、室温において、II型結晶OZ−04は、I型結晶OZ−04よりも同量のエタノールに約1.6倍溶解させることができる。
本発明のII型結晶OZ−04は、熱重量分析結果より、1モルのOZ−04に対して0.5〜1モルの水和水を含有する。
また、II型結晶OZ−04は従来のI型結晶OZ−04と比較して融点が低く、I型結晶OZ−04の融点は316℃であるのに対し、II型結晶OZ−04の融点は233℃である。
(II型結晶OZ−04の製造方法)
前記II型結晶OZ−04の製造方法は、特に制限されるものではないが、以下の方法で製造することが好ましい。具体的には、4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の結晶が溶解した反応溶液の温度を60℃以上67℃以下とし、チップ速度を0.7m/s以上2.0m/s以下で撹拌しながら、II型結晶OZ−04を析出させる方法である。以下、順を追って説明する。
本発明のII型結晶OZ−04の製造方法において、OZ−03から、4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の結晶を合成する方法は、公知の方法、例えば、特許文献1に記載された方法で合成することが出来る。具体的には、塩化スズ(II)及び塩化水素を使用して、還元、開環を同時に行い、4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の結晶が合成される。そして、その合成反応の溶媒として用いられる有機溶媒は、通常、アルコール類が使用され、これらの中でも、特に、毒性及び沸点が低い点でエタノールが好ましい。エタノールの使用量は、通常、OZ−03 1gに対して、5ml〜15mlが好ましく、バッチ収量を考慮すると7〜10mlがより好ましい。
このようにして、4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の結晶が溶解した反応溶液を得ることが出来るが、前記記載の方法に限らず、例えば、特許文献1に記載された製造方法でI型結晶OZ−04を得た後、I型結晶OZ−04をエタノールなどのアルコール溶媒に溶解させて、4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の結晶が溶解した反応溶液を得てもよい。
本発明の製造方法において、最大の特徴は、上記した方法で得られた反応溶液の温度を60℃以上67℃以下に保持して、チップ速度0.7m/s以上2.0m/s以下にて、II型結晶OZ−04を析出させることにある。ここで、チップ速度とは、撹拌時における最大の直径をもつ撹拌羽根の先端部の速度のことであり、撹拌羽根が描く円周の長さと1秒あたりの回転数を掛け合わせた値である。この条件下で析出した結晶が、II型結晶OZ−04である。
反応溶液の温度が67℃を超えると、I型結晶OZ−04が析出するので、好ましくない。また、反応溶液の温度は、低温であればあるほど、II型結晶OZ−04の収量の向上が見込めるが、その一方で、不純物の取り込みが促進され、析出するII型結晶OZ−04の純度が低下するため、反応溶液の温度は、60℃以上67℃以下である。
一方、II型結晶OZ−04の析出は、反応温度だけでなく、析出させる際の撹拌効率にも依存する。撹拌効率の指標であるチップ速度が0.7m/s未満で析出操作を行うと、従来のI型結晶OZ−04が析出するので好ましくない。そして、チップ速度の上限については、特に制限されないが、工業的な生産を考えると2.0m/s以下が好ましい。したがって、II型結晶OZ−04を析出させるためのチップ速度は、0.7m/s以上2.0m/s以下である。
また、II型結晶OZ−04の析出に要する時間については、反応溶液の温度が60℃以上67℃以下、チップ速度が0.7m/s以上2.0m/s以下の範囲にある所定の条件に到達した後、30分から1時間程度、その所定の条件を維持することが好ましいが、前記条件に、特に制限されることなく、収量向上などの目的で、反応溶液を室温において1時間から12時間程度熟成し、II型結晶OZ−04を析出させ、回収してもよい。
本発明において、上記方法で析出させたII型結晶OZ−04は、公知の方法、ろ過や遠心分離などの固液分離方法により分離することができる。また、必要に応じて、自然乾燥、送風乾燥、真空乾燥などにより乾燥することもできる。
以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何等制限されることはない。
先ず、II型結晶OZ−04の評価方法、分析方法、および純度の測定方法について説明する。
(1)II型結晶OZ−04の溶解性評価
100mgのII型結晶OZ−04をナスフラスコに入れ、室温下、エタノールを適量加えた後、3時間の攪拌を行った。その後、飽和溶液中のII型結晶OZ−04量を、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて定量した。
(2)結晶の分析方法
(2)−1 X線分粉末回折分析測定
X線粉末回折分析を、1.541858オングストロームの波長を有するCuKα放射線を使用して、Rigaku社製RINT1200X線粉末回折計において実施した。電圧は40kV、電流を40mAに設定した。サンプリング幅は0.020にセットし、スキャンスピードは1.0°/minに設定した。開始角は10°、終了角は35°の範囲で測定を行った。サンプルはホルダー内に均一に押し込むことによって分析に備えた。
(2)−2 II型結晶OZ−04の純度測定
II型結晶OZ−04の純度測定は、液体クロマトグラフィー、カラム:アジレント・テクノロジー社製ZORBAX RX―C8(内径4.6mm、長さ250mm)検出波長:220nmを用いて測定した。
(2)−3 II型結晶OZ−04の融点測定
II型結晶OZ−04の融点測定は、BUCHI社製B−540融点測定器において実施した。昇温速度1.0℃/minに設定して、開始温度210℃、終了温度255℃の温度範囲で測定を行った。
(2)−4 熱重量分析(TG)
TG−DTA測定をエスアイアイ・ナノテクノロジー社製示差熱重量分析計において実施した。昇温速度10℃/minに設定して、開始温度30℃、終了温度400℃の温度範囲で測定を行った。
(2)−5 水分量測定
水分量測定を三菱化学社製自動水分測定装置(カールフィッシャー水分測定装置)において実施した。
実施例1
(II型結晶OZ−04の製造方法)
200mL 4つ口フラスコに塩化スズ(II)二水和物28.8g、濃塩酸50mLを入れ、溶解させた。そこにエタノール75mLを添加し、次いで2−(2−ニトロアニリノ)−5−メチル−チオフェン−3−カルボニトリル10gを添加し、チップ速度を0.5m/sとして、還流下で2時間反応させた。反応後、チップ速度を0.9m/sとしたのち、反応溶液の温度を65℃になるまで急速に冷却を行い、65℃で30分間保持し、II型結晶OZ−04を析出させた。反応溶液をろ過し、ケーキをエタノール10mLにて洗浄して、II型結晶OZ−04を得た。この時のII型結晶OZ−04の物性は、純度が99.93%、OZP−RCBの含有量が0.04%、収率が75.0%であった。
この結晶を試料として、粉末X線回折測定を行うと、図1に示すX線回折チャートが得られ、この結晶は2θ=7.4°、8.4°、16.5°、17.3°に特徴的なピークを与える結晶構造を有する化合物であることが分かった。また、融点は233℃であった。これらの結果から、この結晶は新規な結晶形を有する4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩水和物(II型結晶OZ−04)であることが分かった。
(溶解性評価)
得られたII型結晶OZ−04のエタノールへの溶解性を上記方法で評価したところ、7.8mg/mlであった。
(水分量評価)
得られたII型結晶OZ−04を40℃で減圧乾燥を行い、II型結晶OZ−04に吸着された水を蒸発させた後、II型結晶OZ−04の水分量を評価した。その結果、熱重量分析による重量損失は4.2%、カールフィッシャー水分測定装置による水分量測定結果は4.6%であった。
ここで、1モルのOZ−04、つまり265.76gに対し、水和水がxモル、つまり18×xg存在していると仮定した場合、

(水分量%)=(水和水の重量)/(OZ−04純分の重量+水和水の重量)×100=(18×x)/(265.76+18×x)×100

の式が与えられる。
したがって、TGによる重量損失4.2%から算出すると1モルのOZ−04に対して0.65モルの水和水が水和していると算出され、また、カールフィッシャー水分測定による測定結果4.6%から算出すると1モルのOZ−04に対して0.71モルの水和水が水和していると算出された。
なお、TGによる重量損失とカールフィッシャー水分測定による重量損失がほぼ同じであったことから、II型結晶OZ−04に吸着された水分は前処理の減圧乾燥で除去されていると考えられるので、上記結果から算出された水和水は、II型結晶OZ−04に取り込まれた水和水である。
実施例2
実施例1と同様の操作を行い、4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の結晶が溶解した反応溶液を得た後、チップ速度を1.5m/sとしたのち、反応溶液の温度を62℃になるまで急速に冷却を行った以外は、実施例1と同様にして、II型結晶OZ−04を析出させた。
得られたII型結晶OZ−04に対して、粉末X線回折測定、溶解性評価、水分量評価を行ったところ、実施例1と同様の結果が得られた。
実施例3
実施例1と同様の操作を行い、4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の結晶が溶解した反応溶液を得た後、チップ速度を1.7m/sとしたのち、反応溶液の温度を65℃になるまで急速に冷却を行った以外は、実施例1と同様にして、II型結晶OZ−04を析出させた。
得られたII型結晶OZ−04に対して、粉末X線回折測定、溶解性評価、水分量評価を行ったところ、実施例1と同様の結果が得られた。
比較例1
(特許文献1に記載の方法によるI型結晶の製造)
200mL 4つ口フラスコに塩化スズ(II)二水和物28.8g、濃塩酸50mLを入れ、溶解させた。そこにエタノール75mLを添加し、次いで2−(2−ニトロアニリノ)−5−メチル−チオフェン−3−カルボニトリル10gを添加し、チップ速度を0.5m/sとして、還流下で2時間反応させた。反応後、チップ速度を0.5m/sに維持した状態で、氷浴により反応溶液の温度を24℃に保持し、I型結晶OZ−04を析出させたこと以外は、実施例1と同様の操作を行った。このI型結晶OZ−04の物性は、純度が99.44%、OZP−RCBの含有量が0.23%、収率が90.3%であった。
このI型結晶OZ−04を試料として、XRDを測定すると、図2に示すX線回折チャートが得られ、この結晶は2θ=11.4°、13.7°、15.5°、24.2°、25.0°、26.7°に特徴的なピークを与える結晶構造を有する化合物であることが分かった。したがって、この結晶は、実施例1で得られたII型結晶OZ−04の構造ではないことを確認した。また、融点は316℃であった。
(溶解性評価)
得られたI型結晶OZ−04のエタノールへの溶解性を上記方法で確認したところ、5.0mg/mlであった。
(水分量評価)
TGによって質量損失を評価したところ、得られたI型結晶OZ−04の質量損失は0.2%であった。また、カールフィッシャー水分測定装置による水分量測定結果は0.6%であった。
比較例2
反応後、チップ速度を0.5m/sに維持した状態で、結晶を析出させたこと以外は、実施例1の操作を行い、I型結晶OZ−04を得た。得られたI型結晶OZ−04の物性は、純度が99.82%、OZP−RCBの含有量は0.07%、収率は84.5%であった。また、得られたI型結晶OZ−04に対して、XRD測定をしたところ、比較例1に示すX線回折チャートが得られ、II型結晶OZ−04の構造ではないことを確認した。
比較例3
反応後、反応溶液の温度を70℃になるまで急速に冷却を行い、70℃で30分間保持し、結晶を析出させたこと以外は、実施例1の操作を行い、I型結晶OZ−04を得た。得られたI型結晶OZ−04の物性は、純度が99.87%、OZP−RCBの含有量は0.10%、収率が79.3%であった。得られたI型結晶OZ−04に対して、XRD測定をしたところ、比較例1に示すX線回折チャートが得られ、II型結晶OZ−04の構造ではないことを確認した。

Claims (1)

  1. 4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩の結晶が溶解した反応溶液の温度を60℃以上67℃以下とし、チップ速度を0.7m/s以上2.0m/s以下で撹拌しながら、4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩水和物を析出させることを特徴とする、Cu−Kα線を用いるX線回折により、少なくとも2θ=7.4°、8.4°、16.5°、17.3°に特徴的なピークを与える結晶構造を有する4−アミノ−2−メチル−10H−チエノ〔2,3−b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン塩酸塩水和物の製造方法。
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