JP5868120B2 - 部分マット転写シート、及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の第1実施形態に係る部分マット転写シートを示した図である。図1を参照して、本発明の部分マット転写シート100は、基体シート1と、基体シート1の上に形成される離型層2と、その上に部分的に形成されるマット層3と、離型層2とマット層3の上に形成される保護層4と、その上に形成される絵柄層5と、接着層6とを備えている。
基体シートは、離型層やマット層などをシート上に保持するためのベースフィルムであり、合成樹脂などから構成される。基体シートの材質としては、例えば、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの金属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロース系シート、あるいは以上の各シートの複合体など、基体シートとして離型性を有するものを使用することができる。
離型層は、成形品に保護層などを転写した後、基体シートを剥離する際に、当該シートともに成形品から離型する層である。さらに、離型層は保護層に光沢感を付与するための層でもあり、その表面形状は平滑となっている。
マット層は、成形品に保護層などを転写した後、基体シートを剥離する際に、基体シートや離型層ともに成形品から剥離する層である。さらに、マット層は保護層にマット感を付与するための層であり、その表面形状は凹凸形状となっている。なお、マット層は離型層の上に部分的に形成される。表面形状が平滑な離型層と当該マット層を組合せることにより、保護層に部分的にマット感を付与することができる。
保護層は、マット層の凹凸形状が写し取られる層であり、部分マット転写シートを用いて、成形品を加飾するときに、成形品にマット感を付与する層である。また、保護層は、物品の表面に配置される層であり、保護層の下に配置される絵柄層、接着層などを物理的または化学的な外傷から保護する層でもある。
絵柄層は、成形品を部分マット転写シートを用いて成形品を加飾するときに、成形品に絵柄などの装飾を施すための層であり、必要に応じて、保護層の上に形成される。絵柄層の材質としては、ポリビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂、セルロースエステル系樹脂、アルキッド樹脂などの樹脂をバインダーとし、適切な色の顔料または染料を着色剤として含有する着色インキを用いるとよい。また、金属発色させる場合には、アルミニウム、チタン、ブロンズ等の金属粒子やマイカに酸化チタンをコーティングしたパール顔料を用いることもできる。また、絵柄層は透過性であっても、遮光性であってもよい。絵柄層の形成方法としては、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの通常の印刷法を挙げることができる。
接着層は、成形品と部分マット転写シートとを貼着するための層であり、絵柄層の上に形成される。接着層に用いる材料としては、加飾する成形品の種類に適した感熱性又は感圧性のある樹脂が使用される。樹脂部がPMMA系樹脂であれば、接着層もPMMA系樹脂を使用するとよい。樹脂部がPC、ポリスチレン(PS)系樹脂であれば、接着層は、これらの樹脂と親和性のある、PMMA、PS、PA系樹脂を使用するとよい。なお、接着層は、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、オフセット印刷法等により部分マット転写シート100上に形成される。
次に、本発明の第2の実施形態に係る部分マット転写シートについて説明する。この実施形態の部分マット転写シートの基本的な構成は、第1実施形態によるものと同様であるので、ここでは相違点についてのみ説明する。
次に、本発明の第3の実施形態に係る部分マット転写シート100について説明する。この実施形態の部分マット転写シート100の基本的な構成は、第1実施形態によるものと同様であるので、ここでは相違点についてのみ説明する。
図4は、本発明に係る部分マット転写シート100の製造方法を示すものである。図4を参照して、本発明に係る部分マット転写シートの製造方法は、基体シート1の上に離型層2を形成する第1工程と、離型層2の上にマット層3を形成する第2工程と、離型層2とマット層3の上にハードコート層7を形成する第3工程と、離型層2、マット層3とハードコート層7に光照射する第4工程と、ハードコート層7の上に接着層6を形成する第5工程とを備えている。
本発明の部分マット転写シートを使用して熱ロール転写又はインモールド成形などにより、成形品を加飾することができる。例えば、熱ロール転写においては、まず、部分マット転写シートに存在する絵柄の位置を考慮して、成形品の所望の位置に絵柄が配置されるように部分マット転写シートの位置を決定する。次いで、部分マット転写シートの内側(接着層側)の面を成形品の表面に重ね、ロール転写機、アップダウン転写機などの転写機を用いて、部分マット転写シートの基体シート側から熱及び圧力をかける。こうすることにより、部分マット転写シートが成形品の表面に接着し、成形品の表面が加飾される。
1.光硬化性インキ、フィラー含有光硬化性インキの製造(合成例1)
撹拌装置、冷却管、滴下ロートおよび窒素導入管を備えた反応装置の攪拌装置内に、グリシジルメタアクリレート(以下、GMAという)150部、メチルメタクリレート(以下、MMAという)100部、ラウリルメルカプタン1.3部、酢酸ブチル1000部、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(以下、AIBNという)7.5部を添加した後、窒素気流下で約1時間かけて約90℃になるまで系内温度を昇温させ、その後1時間攪拌した。次に、滴下ロートを用いて、予め作成しておいたGMA450部、MMA300部、ラウリルメルカプタン3.7部およびAIBN22.5部からなる混合液を、窒素気流下、約2時間かけて攪拌装置内に滴下し、滴下終了後、3時間90℃で攪拌した。3時間経過後、AIBN10部を系内に添加し、さらに1時間、90℃下で攪拌した。その後、系内温度を120℃まで昇温させた後、さらに2時間攪拌し(メタ)アクリレート樹脂を得た。
(1)数平均分子量:Mw=36000
(2)二重結合数に対する数平均分子量:Mw/n=314
(3)ガラス転移温度:73℃
(1)(メタ)アクリレート樹脂:固形分90重量部(見かけ上180部)
(2)シリコン鎖含有(メタ)アクリレート:見かけ上10重量部
(3)メチルエチルケトン:110重量部
(1)光硬化性インキ:90重量部(固形分換算)
(2)シリカ:10重量部
厚み50μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを基体シートとして用いた。この基体シートをグラビア印刷機(オリエント総社製:10色振分グラビア輪転印刷機、富士機械工業:社製11色振分グラビア輪転印刷機)にセットし、得られた光硬化性インキを用いて、離型層を形成した。そして、グラビア印刷機に設置した乾燥機を用いて離型層を乾燥させた。次に、フィラー含有光硬化性インキを用いて、離型層の上にマット層を部分的に形成し、離型層と同様の方法でマット層を乾燥させた。ついで、300mJ/cm2の紫外線を照射して塗膜を硬化させた。最後に、得られたフィルムに保護層・柄層・接着層を形成し、部分マット転写シートを得た。
上記で得られた部分マット転写シートの離型層、マット層について、それぞれ以下の観点から評価した。
上述の方法で得られた部分マット転写シートを金型に入れて、ポリカーボネート/ABSアロイ樹脂のインモールド射出成形を行ったのち、基体シート、離型層、マット層を除去して、パソコンの部品であるパソコンの筐体を得た。得られたパソコンの筐体について、保護層が存在する面積は縦20cm×横30cmであった。その後、保護層の表面を目視で観察して、剥離跡の有無を確認した。あわせて、基体シート上に形成されている離型層、マット層を観察し、剥離跡が、離型層、マット層に発生しているか否か観察し評価した。その結果を表1に示す。評価基準は次の通りである。
○:剥離跡の発生は観察されなかった。
×:1以上の箇所に剥離跡の発生が観察された。
上述の方法で得られたパソコンの筐体について、パソコンの筐体における保護層の表面を目視で観察し、保護層にクラックが発生しているか否かを観察した。また、除去した基体シート上に形成されている離型層、マット層を観察し、離型層、マット層にクラックが発生しているか否かも観察した。最後に、保護層に発生したクラックと、離型層やマット層に発生したクラックとの相関関係について観察し評価した。その結果を表1に示す。評価基準は次の通りである。
○:離型層またはマット層にクラックの発生は認められず、保護層にも上記クラックに由来するヒビやワレは確認できなかった。
△:離型層、マット層の1箇所にクラックが発生しており、保護層にも上記クラックに由来するヒビやワレが1箇所確認できた。
×:離型層、マット層に複数のクラックが発生しており、保護層にも上記クラックに由来するヒビやワレが複数確認できた。
上述の方法で用いて、基体シート、離型層、マット層、保護層からなり、その表面積が100cm2の部分マット転写シートを製造した。得られた部分マット転写シートについて、基体シート側から蛍光灯を使った白色光を照射し、30cmの距離から目視で観察して、保護層と離型層、および保護層とマット層の界面でムラ、ドクタースジなどの不良現象が発生しているか否かについて観察し評価した。その結果を表1に示す。評価基準は次の通りである。
○:1m2のシート中に不良現象は確認できなかった。
△:1m2のシート中に1箇所、不良現象が確認できた。
×:1m2のシート中に2箇所以上、不良現象が確認できた。
シリカの添加量を表1に示すように変更して、フィラー含有光硬化性インキを作成し、そのフィラー含有光硬化性インキを用いてマット層を形成したこと以外は実施例1と同様にして部分マット転写シート、加飾成形品を作成し、部分マット転写シートの評価を行った。その結果を表1に示す。なお、評価方法は、実施例1と同様である。
1.光硬化性インキ、フィラー含有光硬化性インキの製造(合成例2)
撹拌装置、冷却管、滴下ロートおよび窒素導入管を備えた反応装置の攪拌装置内に、グリシジルメタアクリレート(以下、GMAという)150部、メチルメタクリレート(以下、MMAという)100部、酢酸ブチル1000部、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(以下、AIBNという)2.5部を添加した後、窒素気流下で約1時間かけて約90℃になるまで系内温度を昇温させ、その後1時間攪拌した。次に、滴下ロートを用いて、予め作成しておいたGMA450部、MMA300部、およびAIBN27.5部からなる混合液を、窒素気流下、約2時間かけて攪拌装置内に滴下し、滴下終了後、3時間90℃で攪拌した。3時間経過後、AIBN10部を系内に添加し、さらに1時間、90℃下で攪拌した。その後、系内温度を120℃まで昇温させた後、さらに2時間攪拌し(メタ)アクリレート樹脂を得た。
(1)数平均分子量:Mw=90000
(2)二重結合数に対する数平均分子量:Mw/n=314
(3)ガラス転移温度:73℃
(1)(メタ)アクリレート樹脂:固形分90重量部(見かけ上180部)
(2)シリコン鎖含有(メタ)アクリレート:見かけ上10重量部
(3)メチルエチルケトン:110重量部
(1)光硬化性インキ:70重量部(固形分換算)
(2)シリカ:30重量部
1.光硬化性インキ、フィラー含有光硬化性インキの製造(合成例3)
撹拌装置、冷却管、滴下ロートおよび窒素導入管を備えた反応装置の攪拌装置内に、グリシジルメタアクリレート(以下、GMAという)150部、メチルメタクリレート(以下、MMAという)100部、ラウリルメルカプタン1.3部、酢酸ブチル1000部、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(以下、AIBNという)10.5部を添加した後、窒素気流下で約1時間かけて約90℃になるまで系内温度を昇温させ、その後1時間攪拌した。次に、滴下ロートを用いて、予め作成しておいたGMA450部、MMA300部、ラウリルメルカプタン10.0部およびAIBN31.5部からなる混合液を、窒素気流下、約2時間かけて攪拌装置内に滴下し、滴下終了後、3時間90℃で攪拌した。3時間経過後、AIBN10部を系内に添加し、さらに1時間、90℃下で攪拌した。その後、系内温度を120℃まで昇温させた後、さらに2時間攪拌し(メタ)アクリレート樹脂を得た。
(1)数平均分子量:Mw=18000
(2)二重結合数に対する数平均分子量:Mw/n=314
(3)ガラス転移温度:73℃
(1)(メタ)アクリレート樹脂:固形分90重量部(見かけ上180部)
(2) シリコン鎖含有(メタ)アクリレート:見かけ上10重量部
(3) メチルエチルケトン:110重量部
(1)光硬化性インキ:70重量部(固形分換算)
(2)シリカ:30重量部
1.光硬化性インキ、フィラー含有光硬化性インキの製造(合成例4)
撹拌装置、冷却管、滴下ロートおよび窒素導入管を備えた反応装置の攪拌装置内に、グリシジルメタアクリレート(以下、GMAという)200部、メチルメタクリレート(以下、MMAという)50部、ラウリルメルカプタン1.3部、酢酸ブチル1000部、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(以下、AIBNという)7.5部を添加した後、窒素気流下で約1時間かけて約90℃になるまで系内温度を昇温させ、その後1時間攪拌した。次に、滴下ロートを用いて、予め作成しておいたGMA600部、MMA150部、ラウリルメルカプタン3.7部およびAIBN22.5部からなる混合液を、窒素気流下、約2時間かけて攪拌装置内に滴下し、滴下終了後、3時間90℃で攪拌した。3時間経過後、AIBN10部を系内に添加し、さらに1時間、90℃下で攪拌した。その後、系内温度を120℃まで昇温させた後、さらに2時間攪拌し(メタ)アクリレート樹脂を得た。
(1)数平均分子量:Mw=43000
(2)二重結合数に対する数平均分子量:Mw/n=514
(3)ガラス転移温度:88℃
(1)(メタ)アクリレート樹脂:固形分90重量部(見かけ上180部)
(2)シリコン鎖含有(メタ)アクリレート:見かけ上10重量部
(3)メチルエチルケトン:110重量部
(1)光硬化性インキ:70重量部(固形分換算)
(2)シリカ:30重量部
1.光硬化性インキ、フィラー含有光硬化性インキの製造(合成例5)
撹拌装置、冷却管、滴下ロートおよび窒素導入管を備えた反応装置の攪拌装置内に、グリシジルメタアクリレート(以下、GMAという)250部、ラウリルメルカプタン1.3部、酢酸ブチル1000部、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(以下、AIBNという)7.5部を添加した後、窒素気流下で約1時間かけて約90℃になるまで系内温度を昇温させ、その後1時間攪拌した。次に、滴下ロートを用いて、予め作成しておいたGMA750部、ラウリルメルカプタン3.7部およびAIBN22.5部からなる混合液を、窒素気流下、約2時間かけて攪拌装置内に滴下し、滴下終了後、3時間90℃で攪拌した。3時間経過後、AIBN10部を系内に添加し、さらに1時間、90℃下で攪拌した。その後、系内温度を120℃まで昇温させた後、さらに2時間攪拌し(メタ)アクリレート樹脂を得た。
(1)数平均分子量:Mw=34000
(2)二重結合数に対する数平均分子量:Mw/n=214
(3)ガラス転移温度:46℃
(1)(メタ)アクリレート樹脂:固形分90重量部(見かけ上180部)
(2)シリコン鎖含有(メタ)アクリレート:見かけ上10重量部
(3)メチルエチルケトン:110重量部
(1)光硬化性インキ:70重量部(固形分換算)
(2)シリカ:30重量部
2…離型層、
3…マット層、
4…保護層、
5…絵柄層、
6…接着層、
7…ハードコート層、
100…部分マット転写シート、
Claims (7)
- 成形品にマット調の意匠を付与する部分マット転写シートにおいて、前記部分マット転写シートが
基体シートと、
前記基体シートの上に形成され、数平均分子量が10000〜100000であるとともに、前記数平均分子量が二重結合の数に対し1000以下であり、ガラス転移温度が40℃〜150℃である(メタ)アクリレート樹脂からなる離型層と、
前記離型層の上に部分的に形成され、前記離型層を構成する(メタ)アクリレート樹脂と同一の(メタ)アクリレート樹脂と、前記(メタ)アクリレート樹脂に対して5〜45W%の割合で含まれるフィラーとからなるマット層と、
前記離型層と前記マット層の上に形成されるハードコート層と、
前記ハードコート層の上に形成される接着層と、を備える部分マット転写シート。 - 成形品にマット調の意匠を付与する部分マット転写シートにおいて、前記部分マット転
写シートが
基体シートと、
前記基体シートの上に部分的に形成され、数平均分子量が10000〜100000であるとともに、前記数平均分子量が二重結合の数に対し1000以下であり、ガラス転移温度が40℃〜150℃である(メタ)アクリレート樹脂からなる離型層と、
前記基体シートの前記離型層が形成されていない領域に形成され、前記離型層を構成する(メタ)アクリレート樹脂と同一の(メタ)アクリレート樹脂と、前記(メタ)アクリレート樹脂に対して5〜45W%の割合で含まれるフィラーとからなるマット層と、
前記離型層と前記マット層の上に形成されるハードコート層と、
前記ハードコート層の上に形成される接着層と、を備える部分マット転写シート。 - 成形品にマット調の意匠を付与する部分マット転写シートにおいて、
前記部分マット転写シートが
基体シートと、
前記基体シートの上に形成され、数平均分子量が10000〜100000であるとともに、前記数平均分子量が二重結合の数に対し1000以下であり、ガラス転移温度が40℃〜150℃である(メタ)アクリレート樹脂と、前記(メタ)アクリレート樹脂に対して5〜45W%の割合で含まれるフィラーを含有するマット層と、
前記マット層の上に部分的に形成され、前記マット層を構成する(メタ)アクリレート樹脂と同一の(メタ)アクリレート樹脂とからなる離型層と、
前記離型層と前記マット層の上に形成されるハードコート層と、
前記ハードコート層の上に形成される接着層と、を備える部分マット転写シート。 - 前記離型層の厚みが、前記マット層の厚みより厚い請求項3の部分マット転写シート。
- 前記離型層と前記マット層が、それぞれ前記(メタ)アクリレート樹脂に対して1〜10W%の割合でシリコン鎖含有(メタ)アクリレート樹脂を備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の部分マット転写シート。
- 前記離型層と前記マット層の厚みが、それぞれ0.2〜2μmである請求項1〜5のいずれか一項に記載の部分マット転写シート。
- 基体シートの上に数平均分子量が二重結合の数に対し1000以下、数平均分子量が10000〜100000、ガラス転移温度が40〜150℃の(メタ)アクリレート樹脂とグラビアインキ用有機溶媒とからなり、不揮発成分が50質量%以上、粘度が室温で200mP・S以下である光硬化性インキを用いて離型層を形成する第1工程と、
前記離型層の上に前記(メタ)アクリレート樹脂と、前記(メタ)アクリレート樹脂に対して5〜45W%の割合で含まれるフィラーと、グラビアインキ用有機溶媒とからなり、不揮発成分が50質量%以上、粘度が室温で200mP・s以下であるフィラー含有光硬化性インキを用いてマット層を部分的に形成する第2工程と、
前記離型層と前記マット層の上にハードコート層を形成する第3工程と、
前記離型層、前記マット層、前記保護層に光を照射する第4工程と、
前記保護層の上に接着層を形成する第5工程と、を備え、
前記第1工程から第5工程までの工程を同一の製造ラインで行う部分マット転写シートの製造方法。
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