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JP5718157B2 - 注射器 - Google Patents

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JP5718157B2
JP5718157B2 JP2011119666A JP2011119666A JP5718157B2 JP 5718157 B2 JP5718157 B2 JP 5718157B2 JP 2011119666 A JP2011119666 A JP 2011119666A JP 2011119666 A JP2011119666 A JP 2011119666A JP 5718157 B2 JP5718157 B2 JP 5718157B2
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Description

本発明は、注射器に関するものであり、特には、少量の内容物を定量で、しかも簡単な操作で排出させようとするものである。
医療分野で使用される注射器は、例えば特許文献1に記載の注射器のように、シリンジ(シリンダ)の表面に目盛が設けられているのが一般的であり、例えば人差し指と中指でシリンジを挟持して支えた状態で、目盛りを見ながら親指でプランジャーを押し込むことで、所定量の内容物(薬液)が患者に投与される。
特開2002−306594号公報
ところで、上述した特許文献1に記載されるような従来の注射器は、目盛が付されているとはいえ、指の押圧加減でプランジャーの押し込み量を調整することが必要であり、多少のばらつきが免れない。特に、必要とする量が少量となる場合は、内容物の排出に際して許容されるばらつきの量が一段と厳しくなるため、操作が非常に難しくなっていた。また、シリンジに予め所定量の内容物を充填しておき、この内容物を全て排出することも検討されたが、注射針をシリンジに装着する際に入り込む空気や元々注射針内に存在する空気等を確実に排出しておくためには、それらの空気とともに内容物の一部も併せて排出することが不可避であり、依然として所期した量での内容物の排出は困難であった。このため、少量の内容物であっても正確な量で、しかも簡単な操作で排出することができる新たな注射器の出現が、切に望まれていた。
本発明の課題は、少量の内容物を定量で排出させることができ、しかも簡易な構成で実現できる使い勝手の良い注射器を提案するところにある。
本発明は、内容物の充填空間を有し、その先端に注射針を装着するシリンジと、押し込み力の付加によりシリンジ内にてスライドさせて該充填空間内の内容物を注射針の先端より排出するプランジャーとを備える注射器であって、
前記プランジャーは、その側壁から外側に向けて突出する突部を有し、
前記シリンジに、該突部を挿入する溝部を設け、該溝部は、軸線に沿って延在し該プランジャーの引き戻しに従って充填空間内に内容物を導入する一方、該プランジャーの押し込みによって注射針内の残留空気を導入した内容物の一部とともに排出させる第1の軸線方向溝と、該第1の軸線方向溝の先端部から周方向に沿って延在し該プランジャーの軸線周りの揺動を許容する周方向溝と、該周方向溝から軸線に沿って先端側に延伸し該プランジャーのさらなる押し込みを可能とするとともにその終端部にて該プランジャーの押し込みを所定のスライド量で停止させる第2の軸線方向溝とからなり、
前記シリンジは、前記充填空間を備える先端側シリンジと、該先端側シリンジに直列姿勢で抜け止め保持される後端側シリンジとからなり、前記先端側シリンジは、その内側に前記プランジャーを液密に摺動させるシール部材を備え、前記後端側シリンジは、該先端側シリンジとの間で該シール部材を挟み込んで該シール部材を不動に保持する挟持壁を有することを特徴とする注射器である。
前記周方向溝は、その開始端部から終了端部に向けて先端側に傾く傾斜溝であることが望ましい。
前記溝部は、前記第1の軸線方向溝と前記周方向溝との結合部、及び前記周方向溝と前記第2の軸線方向溝との結合部の少なくとも一方に溝幅を狭める溝内突起を備えることが望ましい。
プランジャーの側壁に突部を設け、プランジャーのスライドを許容するシリンジにその突部を挿入する溝部を形成し、溝部を、軸線に沿って延在する第1の軸線方向溝と、第1の軸線方向溝の先端部から周方向に沿って延在する周方向溝と、周方向溝から軸線に沿って先端側に延伸するとともにその終端部にてプランジャーの押し込みを所定のスライド量で停止させる第2の軸線方向溝とからなるものとしたので、第1の軸線方向溝でのプランジャーの引き戻し、及び押し込みによって、注射針内の残留空気を確実に排出して充填空間内及び注射針内を内容物で満たされた状態にすることができ、周方向溝を経由した第2の軸線方向溝におけるプランジャーの押し込みにて、その所定のスライド量に相当する分の内容物を、少量であっても正確に注射針から排出させることができる。排出に係るこれらの操作は、溝部に沿ってプランジャーを移動させるだけで済むので使い勝手がよい。さらに、プランジャーを軸線周りに揺動させてなければ、少量かつ定量排出に係るさらなるプランジャーの押し込みに移行できないので、誤った操作を防止することができる。
周方向溝を、その開始端部から終了端部に向けて先端側に傾く傾斜溝とする場合は、プランジャーの軸線周りの揺動の際にプランジャーが引き戻されることがないので、注射針内に空気が入り込むおそれがなくなる。
第1の軸線方向溝と周方向溝との結合部、及び周方向溝と第2の軸線方向溝との結合部の少なくとも一方に溝幅を狭める溝内突起を設ける場合は、プランジャーの突部が溝内突起を設けた部位で保持されてプランジャーの位置が維持されるので、意図しないプランジャーの移動を防止することができる。
シリンジを、充填空間を備える先端側シリンジ及び先端側シリンジに直列姿勢で連結する後端側シリンジで構成し、先端側シリンジの内側にプランジャーを液密に摺動させるシール部材を設け、後端側シリンジに、先端側シリンジとの間でシール部材を挟み込む挟持壁を設ける場合は、充填空間の内容物がシリンジ内に漏れ出すおそれがないので、定量の内容物を注射針から確実に排出することができる。
本発明に従う注射器の実施の形態に係る注射針未装着姿勢の注射器につき、(a)は側面図であり、(b)は下面図であり、(c)は溝部の拡大図である。 図1に示す注射器につき、(a)は軸線に沿う部分断面図であり、(b)はプランジャーの突部の周辺に係る部材を破線で示す下面図である。 図2に示す注射器につき、A−Aに沿う断面図である。 図1に示す注射器に装着する注射針を、保護ケース(二点鎖線)とともに示す断面図である。 図1に示す注射器に図4に示す注射針を装着した、注射針装着姿勢の注射器につき、(a)は軸線に沿う部分断面図であり、(b)は(a)に示すB−Bに沿う断面図である。 図5に示す注射器のプランジャーを引き戻してシリンジ内に内容物を導入した、内容物導入完了姿勢の注射器につき、(a)は軸線に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すC−Cに沿う断面図である。 図6に示す注射器のプランジャーを押し込んで注射針内の残留空気を内容物の一部とともに排出した、残留空気排出完了姿勢の注射器につき、(a)は軸線に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すD−Dに沿う断面図である。 図7に示す注射器のプランジャーを軸線周りに揺動した、揺動完了姿勢の注射器につき、(a)は軸線に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すE−Eに沿う断面図である。 図8に示す注射器のプランジャーのさらなる押し込みによって所定量の内容物を排出した、内容物排出完了姿勢の注射器につき、(a)は軸線に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すF−Fに沿う断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う注射器の実施の形態に係る注射針未装着姿勢の注射器につき、(a)は側面図であり、(b)は下面図であり、(c)は溝部の拡大図であって、図2は、図1に示す注射器につき、(a)は軸線に沿う部分断面図であり、(b)はプランジャーの突部の周辺に係る部材を破線で示す下面図であって、図3は、図2に示す注射器につき、A−Aに沿う断面図であって、図4は、図1に示す注射器に装着する注射針を、保護ケースC(二点鎖線)とともに示す断面図であって、図5は、図1に示す注射器に図4に示す注射針を装着した、注射針装着姿勢の注射器につき、(a)は軸線に沿う部分断面図であり、(b)は(a)に示すB−Bに沿う断面図であって、図6は、図5に示す注射器のプランジャーを引き戻してシリンジ内に内容物を導入した、内容物導入完了姿勢の注射器につき、(a)は軸線に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すC−Cに沿う断面図であって、図7は、図6に示す注射器のプランジャーを押し込んで注射針内の残留空気を内容物の一部とともに排出した、残留空気排出完了姿勢の注射器につき、(a)は軸線に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すD−Dに沿う断面図であって、図8は、図7に示す注射器のプランジャーを軸線周りに揺動した、揺動完了姿勢の注射器につき、(a)は軸線に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すE−Eに沿う断面図であって、図9は、図8に示す注射器のプランジャーのさらなる押し込みによって所定量の内容物を排出した、内容物排出完了姿勢の注射器につき、(a)は軸線に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すF−Fに沿う断面図である。
図1(a)、図2(a)において、1はシリンジである。図示の例でシリンジ1は、先端側シリンジ10と、先端側シリンジ10に直列姿勢で連結する後端側シリンジ11とからなる。
先端側シリンジ10は、先端開口10aを有する円筒状の筒体10aと、筒体10aに段部10bを介して一体連結し筒体10aよりも大径となる中間筒体10cと、中間筒体10cに段部10dを介して一体連結し中間筒体10cよりも大径となる円筒状の先端側シリンジ本体10eとを備えている。また、先端側シリンジ本体10eの内面壁には、後端側シリンジ11と連結する係合部10e(図示の例では凹部)を設けている。筒体10aの先端部には、後端側に向けて外径が漸増する傾斜壁10aが形成されている。
後端側シリンジ11は、先端側シリンジ本体10eに挿入される円筒状の周壁11aと、周壁11aに段部11bを介して一体連結し周壁11aよりも大径となる円筒状の後端側シリンジ本体11cとを備えている。また図3に示すように、後端側シリンジ本体11cの開口部には、その内面壁に後端側に向けて拡径する傾斜部11cが形成されている。そして後端側シリンジ本体11cの軸線方向中間部には、外側に向けて延在する板状の指掛け部11dが設けられている。ここで、周壁11aの外側には、係合部10eに対応する被係合部11a(図示の例では爪部)が設けられており、先端側シリンジ本体10eの後端部が段部11bに当接するまで後端側シリンジ11を押し込むと、係合部10e及び被係合部11aが係合して、後端側シリンジ11は先端側シリンジ10に抜け止め保持される。なお係合部10eの凹部と被係合部11aの爪部を入れ替えて配置してもよく、またこれらに代えてねじ部を設けて螺合させるようにしてもよい。さらに周壁11aの先端側には、径方向内側に向けて延在するリング状の挟持壁11aが一体連結されていて、後述するシール部材を保持することができる。
また図1(a)に示すように後端側シリンジ本体11cの周壁には、その表裏を貫通させた溝部11eが設けられている。溝部11eは、図1(c)に示すように、その後端部11eから軸線に沿って先端側に向けて延在し先端部11eに至る第1の軸線方向溝11eと、先端部11eを開始端部とし、そこから周方向に沿って延在して終了端部11eに至る周方向溝11eと、終了端部11eから軸線に沿って先端側に向けて延在し終端部11eに至る第2の軸線方向溝11eとからなる。なお、図示の例で溝部11eは、図2(b)、図3に示すように、軸線を中心とする点対称の関係で総計2個設けられている。
ここで、第1の軸線方向溝11eと周方向溝11eとの結合部である先端部11e、及び周方向溝11eと第2の軸線方向溝11eとの結合部である終了端部11eには、それらの少なくとも一方に、溝幅を狭める溝内突起rを設けることが好ましい。また、それぞれの結合部には、第1の軸線方向溝11e、周方向溝11e、及び第2の軸線方向溝11eのそれぞれの延在方向に対して僅かに変曲する変曲部pを設けることが好ましい。さらに、周方向溝11eは、その開始端部である先端部11eから終了端部11eに向けて先端側に傾いて伸延する傾斜溝であることが好ましい。
2は、例えばゴムや軟質材等によって形成され、先端側シリンジ10内に配されるシール部材である。シール部材2は、先端側がほぼ同一の外径であって後端側に向けて拡径する先端部2aと、先端部2aに段部2bを介して一体連結する後端部2cとを有し、先端部2a及び後端部2cの中央部には、それらを軸線に沿ってほぼ平行に貫通し後述するロッド3aを挿通させる中央開孔2dが設けられている。また中央開孔2dの後端部には、先端側から後端側に向けて拡径する傾斜壁2eが形成されている。先端側シリンジ10内に配されたシール部材2は、後端側シリンジ11を連結させることで、段部10bと挟持壁11aとの間で挟み込まれて保持される。
そして図1(a)、図2(a)において、3はプランジャーである。プランジャー3は、先端壁3aを有し先端側シリンジ10の筒体10a内に配されて筒体10aとの間で内容物の充填空間を形成するロッド3aと、ロッド3aの後端と一体連結する円板3bと、円板3bの縁部と一体連結する筒状の中間部3cと、中間部3cに段部3dを介して一体連結する筒状のプランジャー本体部3eと、プランジャー本体部3eの後端から径方向外側に向けて延在するリング状の操作部3fとを備えている。なおここでの充填空間Mとは、筒体10aの先端開口10aからロッド3aの先端壁3aに至る筒体10aの内側の領域をいう。
ここで、シール部材2を設ける場合は、中央開孔2dに挿通されたロッド3aを、摺動可能に、かつ液密に保持することができるので、充填空間M内の内容物が先端側シリンジ10及び後端側シリンジ11内に漏れ出すおそれがなくなる。なお、ロッド3aを中央開孔2dに挿通させるに当たっては、ロッド3aは傾斜壁2eで誘導されるので、容易に挿通させることができる。
また、プランジャー本体部3eの周壁には、その表裏をU字状に貫通させた窓孔3eが設けられていて、これにより弾性片3eを形成している。そして弾性片3eの自由端には、径方向外側に向けて突出するとともに溝部11eに挿入される突部3eが設けられている。なお、プランジャー3をシリンジ1に取り付けるに当たり、プランジャー3を後端側シリンジ11の後端側の開口から挿入して押し込むと、突部3eは、図3に示す後端側シリンジ11の開口部に設けた傾斜部11cに当接して、弾性片3eを撓ませながら溝部11eに挿入されるので、プランジャー3の取り付けに際して弾性片3eを指等で押さえておく必要はなく、容易に組み立てることができる。
4は、後述する注射針の未装着姿勢において先端側シリンジ10の傾斜壁10aに装着される先端カバーである。先端カバー4は、円状壁4aと、円状壁4aの縁部と一体連結する環状の周壁4bとからなり、周壁4bを傾斜壁10aに嵌め込んで充填空間M内を液密に封止することができる。なお先端カバー4は、螺合によって取り付けるようにしても良い。
また図4において、5は、先端カバー4を取り外した後、先端側シリンジ10の傾斜壁10aに装着される注射針である。注射針5は、例えば未使用時においては保護ケースC等に収納されている。また注射針5は、種々のタイプのものを使用することができるが、図示の例では基部5aに針部5bが取り付けられていて、基部5aを傾斜壁10aに押し込むことで先端側シリンジ10への装着が完了するようになっている。なお注射針5は、螺合によって装着するようにしても良い。
上記のように構成される注射器にて内容物の排出を行うに当たっては、図1(a)に示す注射針未装着姿勢の注射器から先端カバー4を取り外し、図5(a)、(b)に示すように注射針5を装着する。
そして、図5(a)に示すように突部3eが先端部11eに位置する状態から、図6に示すように、例えば瓶等に収容された内容物内に注射針5の先端が隠れるようにしたままプランジャー3が停止するまで、すなわち突部3eが後端部11eに変位するまで矢印の方向に引き戻す。これにより、充填空間M内が負圧となるため充填空間M内に内容物が吸い上げられ、また所定の引き戻し量でプランジャー3が停止されるので、内容物を余分に吸い上げてしまうことがない。なお内容物を吸い上げる前は、元々充填空間Mに空気が入っていたので、内容物の吸い上げ完了時には、充填空間M内に内容物とともに空気も入った状態となっている。
次いで、図7に示すように注射針5を上方に向けた姿勢で、プランジャー3が停止するまで、すなわち突部3eが再び先端部11eに変位するまで矢印の方向に押し込む。これにより、充填空間M内及び注射針5内の残留空気が一部の内容物とともに排出され、充填空間M内及び注射針5内が内容物で満たされた状態となる。
その後、図8に示す矢印の向きにプランジャー3を軸線周りに揺動させ、プランジャー3が停止するまで、すなわち突部3eが終了端部11eに変位するまで揺動を継続する。これにより、一旦プランジャー3を揺動させなければ、後述するプランジャー3のさらなる押し込みに移行できないので、誤った操作が防止される。なお、周方向溝11eが上述した傾斜溝である場合は、プランジャー3の揺動の際にプランジャー3が引き戻されることがなく、注射針5内に空気が入り込むおそれを排除できるのでより好ましい。
そして、図9に示す矢印の向きへのプランジャー3のさらなる押し込みを行い、プランジャー3が停止するまで、すなわち突部3eが終端部11eに変位するまでその押し込みを継続する。プランジャー3のさらなる押し込みを行う前においては、充填空間M内及び注射針5内は内容物で満たされているので、プランジャー3を押し始めてから停止するまでにロッド3aがスライドする量(ロッド3aの先端壁3aが充填空間M内を移動する体積分)に相当する内容物が、注射針5の先端から排出されることになる。これにより少量の内容物であっても、所定の量が正確に排出できる。
なお、上述した溝の結合部である先端部11e、及び終了端部11eの少なくとも一方に、溝幅を狭める溝内突起rを設ける場合は、突部3eが溝内突起rを設けた部位で保持されてプランジャー3の位置が維持されるので、不用意にプランジャー3が移動して所期する少量かつ定量の内容物が排出されてしまうことがない。また、それぞれの結合部に、各溝の延在方向に対して僅かに変曲する変曲部pを設ける場合は、突部3eが変曲部pを通過する際にそれまでの動作の感触とは異なる感触を与えることができるので、1つの操作の終了を確実に知覚させることができる。
本発明によれば、少量の内容物を定量で排出させることができ、しかも簡易な構成で実現できる使い勝手の良い注射器を提供できる。
1 シリンジ
2 シール部材
3 プランジャー
3a ロッド
3e プランジャー本体部
3e 窓孔
3e 弾性片
3e 突部
3f 操作部
4 先端カバー
5 注射針
10 先端側シリンジ
11 後端側シリンジ
11a 挟持壁
11e 溝部
11e 後端部
11e 第1の軸線方向溝
11e 先端部(開始端部)
11e 周方向溝
11e 終了端部
11e 第2の軸線方向溝
11e 終端部
M 充填空間
r 溝内突起
p 変曲部

Claims (3)

  1. 内容物の充填空間を有し、その先端に注射針を装着するシリンジと、押し込み力の付加によりシリンジ内にてスライドさせて該充填空間内の内容物を注射針の先端より排出するプランジャーとを備える注射器であって、
    前記プランジャーは、その側壁から外側に向けて突出する突部を有し、
    前記シリンジに、該突部を挿入する溝部を設け、該溝部は、軸線に沿って延在し該プランジャーの引き戻しに従って充填空間内に内容物を導入する一方、該プランジャーの押し込みによって注射針内の残留空気を導入した内容物の一部とともに排出させる第1の軸線方向溝と、該第1の軸線方向溝の先端部から周方向に沿って延在し該プランジャーの軸線周りの揺動を許容する周方向溝と、該周方向溝から軸線に沿って先端側に延伸し該プランジャーのさらなる押し込みを可能とするとともにその終端部にて該プランジャーの押し込みを所定のスライド量で停止させる第2の軸線方向溝とからなり、
    前記シリンジは、前記充填空間を備える先端側シリンジと、該先端側シリンジに直列姿勢で抜け止め保持される後端側シリンジとからなり、前記先端側シリンジは、その内側に前記プランジャーを液密に摺動させるシール部材を備え、前記後端側シリンジは、該先端側シリンジとの間で該シール部材を挟み込んで該シール部材を不動に保持する挟持壁を有することを特徴とする注射器。
  2. 前記周方向溝は、その開始端部から終了端部に向けて先端側に傾く傾斜溝である請求項1に記載の注射器。
  3. 前記溝部は、前記第1の軸線方向溝と前記周方向溝との結合部、及び前記周方向溝と前記第2の軸線方向溝との結合部の少なくとも一方に溝幅を狭める溝内突起を備える請求項1又は2に記載の注射器。
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