JP5696581B2 - 帯電防止ハードコート塗材及び光学部材 - Google Patents
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Description
前記一般式(1)において、R1としては、ビニル基、アクリル基、炭素数1〜8のアルキル基などが挙げられる。また、R2としては、水素原子、ビニル基、アリール基、アクリル基、炭素数1〜8のアルキル基、−CH2OCnH2n+1(n=1〜4)などが挙げられる。
まず、前記金属酸化物の微粒子の水分散液を調製する。このときの金属酸化物の微粒子水分散液の濃度は特に制限はないが、通常1〜40重量%の範囲、好ましくは10〜40重量%の範囲である。
ついで、濃度調整した導電性を有する金属酸化物微粒子の水分散液に前記一般式(1)で表される加水分解性有機珪素化合物を加える。このような加水分解性有機珪素化合物として、具体的には、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン等のテトラアルコキシシラン類、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリアセトキシシラン、メチルトリプロポキシシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニルトリアセトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリエトキシシラン、γ−クロロプロピルトリプロポキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−(β−グリシドキシエトキシ)プロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン等のトリアルコキシまたはトリアシルオキシシラン類、およびジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、フェニルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルフェニルジエトキシシラン、γ−クロロプロピルメチルジメトキシシラン、ジメチルジアセトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミニプロピルメチルジメトキシシラン等のジアルコキシシランまたはジアシルシラン類またはトリメチルクロロシラン等が挙げられ、これらは単独または2種以上組み合わせて用いることもできる。
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセチルアセトン、アセト酢酸エステルなどのケトン類などが挙げられる。これらは単独で使用してもよく、また2種以上混合して使用してもよい。また、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、トルエン、シクロヘキサノン、イソホロン等も用いることができる。
前記の基材の具体例としては、トリアセチルセルロース(TAC)、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロースエステルフィルム、ポリカーボネート、シンジオタクティックポリスチレン、ポリアリレート、ノルボルネン樹脂系フィルム、例えばアートン(JSR(株)製)、ゼオネックス、ゼオノア(以上日本ゼオン(株)製)等が挙げられ、透明性、機械的性質、光学的異方性がない点等好ましく用いられる。特に、セルロースエステルを主成分とするフィルムであることが好ましい
錫酸カリウム130gと酒石酸アンチモニルカリウム30gを純水400gに溶解した混合溶液を調製した。この調製した溶液を12時間かけて、60℃、攪拌下の硝酸アンモニウム1.0gと15%アンモニア水12gを溶解した純水1000g中に添加して加水
分解を行った。このとき10%硝酸溶液をpH9.0に保つよう同時に添加した。生成した沈殿物を濾別洗浄した後、再び水に分散させて固形分濃度20重量%のSbド−プ酸化錫前駆体の水酸化物分散液を調製した。この分散液を温度100℃で噴霧乾燥した。得られた粉体を空気雰囲気下、550℃で2時間加熱処理することによりアンチモンド−プ酸化錫粉末を得た。この粉末60部を濃度4.3重量%の水酸化カリウム水溶液140部に分散させ、分散液を30℃に保持しながらサンドミルで3時間粉砕してゾルを調製した。次に、このゾルをイオン交換樹脂でpHが3.0になるまで脱アルカリイオン処理を行
い、ついで、純水を加えて固形分濃度20重量%のアンチモンド−プ酸化スズ微粒子からなる導電性微粒子(1)分散液を調製した。この導電性微粒子(1)分散液のpHは3.3であった。また導電性微粒子(1)の平均粒子径は9nmであった。次いで、濃度20重量%の導電性微粒子(1)分散液100gを25℃に調整し、テトラエトキシシラン(多摩化学(株)製:正珪酸エチル、SiO2濃度28.8%)4.0gを3分で添加した後、30分攪拌を行った。その後エタノ−ル100部を1分かけて添加し、50℃に30分間で昇温、15時間加熱処理を行った。このときの固形分濃度は10%であった。次いで限外濾過膜にて分散媒の水、エタノ−ルをエタノ−ルに置換し、固形分濃度20%の、シリカで被覆した鎖状導電性微粒子(1)分散液を調製した。鎖状の導電性を有する金属酸化物微粒子(1)を構成する微粒子(1)の平均連結数は5個であった。なお、平均連結数は、鎖状導電性微粒子の透過型電子顕微鏡写真を撮影し、100個の鎖状導電性微粒子について、連結数を求め、この平均値を四捨五入して、平均連結数を求めた。
塩化錫57.7gと塩化アンチモン7.0gとをメタノ−ル100gに溶解して溶液を調製した。調整した溶液を4時間かけて60℃攪拌下の純水1,000gに添加して加水分解を行い、生成した沈殿物を濾別洗浄した後、再び水に分散させて固形分濃度10%のアンチモンド−プ酸化スズ前駆体の水酸化物分散液を調製した。この分散液を温度100℃で噴霧乾燥した。上記粉体を窒素ガス雰囲気下550℃で2時間加熱処理することによりSbド−プ酸化錫粉末を得た。この粉末60gを濃度4.3重量%の水酸化カリウム水溶液140gに分散させ、分散液を30℃に保持しながらサンドミルで3時間粉砕してゾルを調製した。次いで、このゾルをイオン交換樹脂でpHが3.3になるまで脱アルカリの処理を行い、純水を加えて濃度20重量%のSbド−プ酸化スズ微粒子からなる導電性を有する金属酸化物微粒子(2)分散液を調製した。この導電性微粒子(2)分散液のpHは3.8であった。また導電性を有する金属酸化物微粒子(2)の平均粒子径は25nmであった。次いで、濃度20重量%の導電性を有する金属酸化物微粒子(2)分散液100gを25℃に調整し、テトラエトキシシラン(多摩化学(株)製:正珪酸エチル、SiO2濃度28.8%)5.0gを3分で添加した後、30分攪拌を行った。その後エタノ−ル100gを1分かけて添加し、50℃に30分間で昇温、15時間加熱処理を行った。このときの固形分濃度は10%であった。次いで限外濾過膜にて分散媒の水、エタノ−ルをエタノ−ルに置換し、固形分濃度30%のシリカで被覆した鎖状導電性微粒子(2)分散液を調製した。なお、鎖状の導電性を有する金属酸化物微粒子(2)を構成する微粒子(2)の平均連結数は4個であった。
錫酸カリウム130部と酒石酸アンチモニルカリウム30部を純水400gに溶解した混合溶液を調製した。この調製した溶液を12時間かけて、60℃、攪拌下の硝酸アンモニウム1.0部と15%アンモニア水12部を溶解した純水1000部中に添加して加水
分解を行った。このとき10%硝酸溶液をpH9.0に保つよう同時に添加した。生成した沈殿物を濾別洗浄した後、再び水に分散させて固形分濃度20重量%のSbド−プ酸化錫前駆体の水酸化物分散液を調製した。
この分散液を温度100℃で噴霧乾燥した。得られた粉体を空気雰囲気下、550℃で2時間加熱処理することによりアンチモンド−プ酸化錫粉末を得た。
この粉末60部を濃度4.3重量%の水酸化カリウム水溶液140部に分散させ、分散
液を30℃に保持しながらサンドミルで3時間粉砕してゾルを調製した。
次に、このゾルをイオン交換樹脂でpHが3.0になるまで脱アルカリイオン処理を行
い、ついで、純水を加えて固形分濃度20重量%のアンチモンド−プ酸化スズ微粒子からなる導電性微粒子(1)分散液を調製した。この導電性を有する金属酸化物微粒子(3)分散液のpHは3.3であった。また導電性微粒子(3)の平均粒子径は10nmであった。次いで、濃度20重量%の導電性を有する金属酸化物微粒子(3)分散液100gを25℃に調整し、テトラエトキシシラン(多摩化学(株)製:正珪酸エチル、SiO2濃度28.8%)4.0部を3分で添加した後、30分攪拌を行った。その後エタノ−ル100部を1分かけて添加し、50℃に30分間で昇温、15時間加熱処理を行った。このときの固形分濃度は10%であった。次いで限外濾過膜にて分散媒の水、エタノ−ルをエタノ−ルに置換し、固形分濃度20%のシリカで被覆した鎖状の導電性を有する金属酸化物微粒子(3)分散液を調製した。さらに得られた鎖状導電性微粒子分散液100gにメチルエチルケトン66.4部とイオン交換水7.4部をあらかじめ混合した液を混合し、た。なおこの時の鎖状導電性微粒子(3)を構成する導電性微粒子(3)の平均連結数は8個であった。
製造例4
テトラエトキシシランを添加しなかった以外は製造例1と同様にして、鎖状導電性微粒子(4)分散液を調製した。
重合性単量体組成物(1)〔ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(6A)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(5A)、ジペンタエリスリトールテトラアクリレート(4A)の混合物、但し、重量比(6A)/(5A)/(4A)=64/17/19、固形分濃度100%。〕45.9部、メチルエチルケトン42.7部、光重合開始剤2.3部(チバスペシャリティ社製:イルガキュア184。固形分100%。)を十分混合して、製造例1で調製した鎖状の導電性を有する金属酸化物微粒子(1)分散液9.17部に混合して帯電防止ハードコート(A−1)塗材を調製した。これら重合性単量体組成物(1)の酸価は0.05mgKOH/gであった。得られた帯電防止ハードコート(A−1)の塗材外観を観察し、次いで、80μmのトリアセチルセルロース(富士フィルム(株)製)に、バーコーターで、膜厚6μmとなるように塗工し、60℃で2分間乾燥したのち、高圧水銀ランプで500mJ/cm2照射し、ハードコート層を形成した。得られたハードコート層について、塗膜外観の観察、表面抵抗値(ハードコート層形成直後、及び、23.1℃・48%RHで18時間放置後)、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
重合性単量体組成物(2)〔ペンタエリスリトールテトラアクリレート(4A)、ペンタエリスリトールトリアクリレート(3A)、ペンタエリスリトールジアクリレート(2A)の混合物、但し、重量比(4A)/(3A)/(2A)=42/55/3、固形分濃度100%。)20.0部と、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(6A)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(5A)、ジペンタエリスリトールテトラアクリレート(4A)の混合物、但し、重量比(6A)/(5A)/(4A)=37/44/19、固形分濃度100%。)25.9部との混合物〕、メチルエチルケトン42.7部、光重合開始剤2.3部(チバスペシャリティ社製:イルガキュア184。固形分100%。)を十分混合して、調製した鎖状の導電性を有する金属酸化物微粒子(1)分散液(固形分20%)9.17部と帯電防止ハードコート(A−2)塗材を調製した。重合性単量体組成物(2)の酸価は0.03mgKOH/gであった。次いで、実施例1と同様にしてハードコート層を形成し、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
実施例1で用いた重合性単量体組成物(1)の代わりに、表1に示した重合性単量体組成物(3)〜(5)を用いた以外は、実施例1と同様にして、帯電防止ハードコート(A−3)、(A−4)、(A−5)塗材を調製し、実施例1と同様にしてハードコート層を形成し、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。これら重合性単量体組成物(3)〜(5)の酸価はそれぞれ、0.03、0.05、0.02mgKOH/gであった。
製造例2で調製した鎖状の導電性を有する金属酸化物微粒子(2)分散液を、前記微粒子(1)分散液の代わりに用いた以外は、実施例1と同様にして、ハードコート塗材(A−6)を調製し、次いでハードコート層を形成し、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
鎖状導電性微粒子(1)分散液の代わりに、鎖状の導電性を有する金属酸化物微粒子(3)分散液を用いた以外は、実施例1と同様にして、ハードコート塗材(A−7)を調製し、ハードコート層を形成し塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。
参考例8
実施例3で用いた重合性単量体組成物(3)に、更に、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートのアクリル酸付加物(該化合物の水酸基の0.5mol%付加したもの)1重量部を添加した重合性単量体組成物(6)を用いた以外は、実施例1と同様にして、ハードコート塗材(A−8)を調製し、次いでハードコート層を形成し、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
重合性単量体組成物(1)〔ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(6A)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(5A)、ジペンタエリスリトールテトラアクリレート(4A)の混合物、但し、重量比(6A)/(5A)/(4A)=64/17/19、固形分濃度100%。〕45.9部、メチルエチルケトン20.0部、アセトン22.7部、光重合開始剤2.3部(チバスペシャリティ社製:イルガキュア184。固形分100%。)を十分混合して、製造例1で調製した鎖状の導電性を有する金属酸化物微粒子(1)分散液9.17部に混合して帯電防止ハードコート(A−9)塗材を調製した。得られた帯電防止ハードコート(A−9)の塗材外観を観察し、次いで、80μmのトリアセチルセルロース(富士フィルム(株)製)に、バーコーターで、膜厚6μmとなるように塗工し、60℃で2分間乾燥したのち、高圧水銀ランプで500mJ/cm2照射し、ハードコート層を形成した。得られたハードコート層について、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
重合性単量体組成物(1)〔ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(6A)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(5A)、ジペンタエリスリトールテトラアクリレート(4A)の混合物、但し、重量比(6A)/(5A)/(4A)=64/17/19、固形分濃度100%。〕45.9部、メチルエチルケトン20.0部、アセトン22.7部、精製水0.5部、光重合開始剤2.3部(チバスペシャリティ社製:イルガキュア184。固形分100%。)を十分混合して、製造例1で調製した鎖状の導電性を有する金属酸化物微粒子(1)分散液9.17部に混合して帯電防止ハードコート(A−10)塗材を調製した。得られた帯電防止ハードコート(A−10)の塗材外観を観察し、次いで、80μmのトリアセチルセルロース(富士フィルム(株)製)に、バーコーターで、膜厚6μmとなるように塗工し、60℃で2分間乾燥したのち、高圧水銀ランプを500mJ/cm2照射し、ハードコート層を形成した。得られたハードコート層について、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
重合性単量体組成物(7)〔ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(6A)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(5A)、ジペンタエリスリトールテトラアクリレート(4A)の混合物、但し、重量比(6A)/(5A)/(4A)=62/19/19、固形分濃度100%。〕45.9部、メチルエチルケトン42.7部、光重合開始剤2.3部(チバスペシャリティ社製:イルガキュア184。固形分100%。)を十分混合して、製造例1で調製した鎖状の導電性を有する金属酸化物微粒子(1)分散液9.17部に混合して帯電防止ハードコート(A−1)塗材を調製した。重合性単量体組成物(7)の酸価は0.008mgKOH/gであった。得られた帯電防止ハードコート(A−1)の塗材外観を観察し、次いで、80μmのトリアセチルセルロース(富士フィルム(株)製)に、バーコーターで、膜厚6μmとなるように塗工し、60℃で2分間乾燥したのち、高圧水銀ランプで500mJ/cm2照射し、ハードコート層を形成した。得られたハードコート層について、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
鎖状導電性微粒子(1)分散液の代わりに、連結していない25nmの金属酸化物微粒子(アンチモンド−プ酸化スズ)の粉末を用いた以外は、比較例1と同様にハードコート塗材を調製し、ハードコート層を形成して、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
連結していない25nmの金属酸化物微粒子(アンチモンド−プ酸化スズ)の粉末を組成物中の30重量%となるように添加した以外は、比較例1と同様にハードコート塗材を調製し、ハードコート層を形成して、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
鎖状導電性微粒子(1)分散液の代わりに、金属酸化物微粒子(4)分散液を用いた以外は、比較例1と同様にハードコート塗材を調製し、ハードコート層を形成して、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
メチルエチルケトンの代わりにエタノールを用いた以外は、比較例1と同様にハードコート塗材を調製し、次いでハードコート層を形成し、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
実施例3で用いた重合性単量体組成物(3)に、更に、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートのアクリル酸付加物(該化合物の水酸基の0.5mol%付加したもの)6重量部を添加した重合性単量体組成物(8)を用いた以外は、実施例1と同様にして、ハードコート塗材を調製し、次いでハードコート層を形成し、塗膜外観の観察、表面抵抗値、フリンジ及び粘度安定性の測定を行なった。得られた結果を表2に示す。
○;全光線透過率が90%超
△;全光線透過率が90%以下
△;ブツあり
フリンジは、塗膜の目視観察により、虹ムラの有無を確認した。
○;フリンジなし
×;フリンジあり
○:40℃24h後の粘度/初期粘度 110%以下
×:40℃24h後の粘度/初期粘度 110%以上
Claims (11)
- (メタ)アクリロイル基を分子中に3個以上有する化合物を50重量%以上含有する重合性単量体組成物及び光重合開始剤を必須成分とする活性エネルギー線硬化型樹脂組成物と、粒子表面を加水分解性有機ケイ素化合物で処理した導電性を有する金属酸化物微粒子とを必須成分とする帯電防止ハードコート塗材であって、前記重合性単量体組成物の酸価が0.01〜0.05mgKOH/gであることを特徴とする帯電防止ハードコート塗材。
- 前記(メタ)アクリロイル基を分子中に3個以上有する化合物が、(メタ)アクリロイル基を4〜6個含有するものである請求項1記載の帯電防止ハードコート塗材。
- 前記金属酸化物微粒子の平均粒子径が4〜10nmである請求項1または2記載の帯電防止ハードコート塗材。
- 前記金属酸化物微粒子が、酸化錫、アンチモンがドーピングされた酸化錫、アンチモンがドーピングされた酸化インジウム、スズがドーピングされた酸化インジウム、酸化アンチモン、低次酸化チタンからなる群から選ばれる1種以上の金属酸化物である請求項1、2又は3に記載の帯電防止ハードコート塗材。
- 前記金属酸化物微粒子が、2〜10個の範囲で鎖状に連結したものである請求項4記載の帯電防止ハードコート塗材。
- 前記金属酸化物微粒子を、前記バインダーの固形分に対して1〜20重量%である請求項5記載の帯電防止ハードコート塗材。
- 前記重合性単量体組成物中に、更に、カルボキシル基含有エチレン性不飽和化合物を、該組成物100重量部あたり0.1〜5.0重量部含有する請求項1記載の帯電防止ハードコート塗材。
- 前記重合性単量体組成物が、(メタ)アクリロイル基を分子中に3個以上有する化合物と(メタ)アクリル酸との付加物を含有するものである請求項1記載の帯電防止ハードコート塗材。
- 更に、前記活性エネルギー線硬化型樹脂組成物中に、ケトン類及びエステル類からなる群から選ばれる1種以上の有機溶媒を含有する請求項1〜8のいずれか1つに記載の帯電防止ハードコート塗材。
- 前記有機溶媒が、水溶性ケトンである請求項9記載の帯電防止ハードコート塗材。
- 透明基板に請求項1〜10のいずれか1つに記載の帯電防止ハードコート塗材を塗布して帯電防止ハードコート層を形成した光学部材。
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