JP5662167B2 - L−アミノ酸の製造法 - Google Patents
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Description
〔1〕L−アミノ酸輸送活性を有する以下の[1]〜[3]のいずれかに記載の蛋白質の活性が親株より高い微生物を、培地に培養し、L−アミノ酸を生成させ、該L−アミノ酸を該培地中に蓄積せしめ、次いで該培地中から該L−アミノ酸を採取することを特徴とする、L−アミノ酸の製造法。
[1]配列番号2、4、6及び8のいずれかで表されるアミノ酸配列を有する蛋白質
[2]配列番号2、4、6及び8のいずれかで表されるアミノ酸配列において、1以上のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質
[3]配列番号2、4、6及び8のいずれかで表されるアミノ酸配列と80%以上の相同性があるアミノ酸配列からなり、かつL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質
〔2〕微生物が以下の[1]〜[3]のいずれかに記載のDNAで形質転換された微生物、又は該DNAの発現調節配列を改変することにより該遺伝子の発現が増強された微生物である、〔1〕記載のL−アミノ酸の製造法。
[1]〔1〕の[1]〜[3]のいずれかに記載の蛋白質をコードするDNA
[2]配列番号1、3、5及び7のいずれかで表される塩基配列を有するDNA
[3]配列番号1、3、5及び7のいずれかで表される塩基配列と相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードするDNA
〔3〕微生物が、エシェリヒア属、コリネバクテリウム属、バチルス属、セラチア属、シュードモナス属又はストレプトマイセス属に属する微生物である、〔1〕又は〔2〕記載のL−アミノ酸の製造法。
〔4〕L−アミノ酸がL−セリン、L−グルタミン、L−システイン、L−フェニルアラニン及びL−スレオニンからなる群より選ばれるL−アミノ酸である、〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のL−アミノ酸の製造法。
本発明の製造法は、微生物の菌体内のL−アミノ酸を菌体外に輸送する活性を有する蛋白質の活性を強化することにより、該微生物を用いて効率よくL−セリン及びL−グルタミンを製造する方法である。またL−システイン、L−スレオニン及びL−フェニルアラニンについても、同様にL−アミノ酸輸送活性を高めることによる、新規の製造法を提供する。
また、L−アミノ酸輸送活性が知られていたeamAについても、L−セリンの輸送を担うことを新たに見出し、これを利用したL−セリンの製造法を考案した。
L−システイン、L−スレオニン及びL−フェニルアラニンについても、本発明の製造法により、より一層経済的な生産が可能となった。L−システインは、美白効果があるため化粧品の原料として、化粧品業界で非常に価値の高いアミノ酸である。L−スレオニン及びL−フェニルアラニンは、ともに必須アミノ酸であり、L−スレオニンはアミノ酸輸液及び健康食品の成分として、またL−フェニルアラニンは、低カロリー甘味料のアスパルテーム(アスパルチルフェニルアラニンのメチルエステル、砂糖の200倍の甘みを有する)の原料として、各々有用なアミノ酸であり、本発明の製造法による生産性の向上が期待される。
L−アミノ酸輸送活性が親株より高い微生物
L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質の活性が親株より高い微生物は、(a)親株の染色体DNA上の、L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードするDNAの改変により得られる、i)親株より該蛋白質の比活性が向上した微生物、及びii)親株よりL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質の生産量が向上した微生物、並びに(b)親株をL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードするDNAで形質転換して得られる微生物、である。なお、本明細書中における親株とは、野生株でも、変異株であってもよく、改変又は形質転換の対象である元株である。野生株とは、野生集団中で最も高頻度に観察される表現型をもつ株をいう。該親株としては例えば微生物がEscherichia coli である場合、E. coli K-12株、B株、B/r株、W株の野生株、又はその変異株をあげることができ、該変異株としてはE. coli XL1-Blue、E. coli XL2-Blue、E. coli DH1、E. coli MC1000、E. coli ATCC12435、E. coli W1485、E. coli JM109、E. coli HB101、E. coli No.49、E. coli W3110、E. coli NY49、E. coli MP347、E. coli NM522、E. coli BL21、E. coli ME8415、E. coli ATCC9637 等をあげることができる。
[1]配列番号2、4、6及び8のいずれかで表されるアミノ酸配列を有する蛋白質;
[2]配列番号2、4、6及び8のいずれかで表されるアミノ酸配列において、1以上のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質;並びに
[3]配列番号2、4、6及び8のいずれかで表されるアミノ酸配列と80%以上の相同性があるアミノ酸配列を有し、かつL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質;
をあげることができる。
ここで、配列番号1、3、5、7の各DNA配列は、各々、前記の大腸菌におけるnorM遺伝子、emrD遺伝子、rarD遺伝子及びeamA遺伝子をコードしており、配列2、4、6及び8で表されるアミノ酸配列は、各々、前記遺伝子がコードする、norM蛋白質、emrD蛋白質、rarD蛋白質及びeamA蛋白質を表している。
A群:ロイシン、イソロイシン、ノルロイシン、バリン、ノルバリン、アラニン、2-アミノブタン酸、メチオニン、O-メチルセリン、t-ブチルグリシン、t-ブチルアラニン、シクロヘキシルアラニン
B群:アスパラギン酸、グルタミン酸、イソアスパラギン酸、イソグルタミン酸、2-アミノアジピン酸、2-アミノスベリン酸
C群:アスパラギン、グルタミン
D群:リジン、アルギニン、オルニチン、2,4-ジアミノブタン酸、2,3-ジアミノプロピオン酸
E群:プロリン、3-ヒドロキシプロリン、4-ヒドロキシプロリン
F群:セリン、スレオニン、ホモセリン
G群:フェニルアラニン、チロシン
また、L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質としては、配列番号2、4、6及び8のいずれかで表されるアミノ酸配列との相同性が80%以上、好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、さらに好ましくは97%以上、特に好ましくは98%以上、最も好ましくは99%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなる蛋白質であり、かつL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をあげることができる。
[4]上記[1]〜[3]のいずれかに記載の蛋白質をコードするDNA;
[5]配列番号1、3、5及び7のいずれかで表される塩基配列を有するDNA;又は
[6]配列番号1、3、5及び7のいずれかで表される塩基配列と相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードするDNA;
を用いて親株を形質転換して得られる微生物をあげることができる。
(1)L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質の活性が親株より高い微生物の調製
L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質の活性が親株より高い微生物のうち、比活性が親株のL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質より高い微生物は、L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードするDNAをin vitroにおける変異剤を用いた変異処理、又はエラープローンPCRなどに供することにより該DNAに変異を導入した後、該変異DNAを親株の染色体DNA上に存在する変異導入前のL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードするDNAと公知の方法[Proc. Natl. Acad. Sci. USA., 97, 6640 (2000)]を用いて置換することにより該変異DNAを発現する改変体を作製し、上記した方法により親株と改変体のL−アミノ酸輸送活性を比較することにより取得することができる。
L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードするDNAは、例えば配列番号2、4、6及び8のいずれかで表されるアミノ酸配列を有する蛋白質をコードするDNAの塩基配列に基づき設計することができるプローブDNAを用いた、E. coliなどの微生物の染色体DNAライブラリーに対するサザンハイブリダイゼーション、又は該塩基配列に基づき設計することができるプライマーDNAを用いた、微生物、好ましくはE. coliの染色体DNAを鋳型としたPCR[PCR Protocols, Academic Press (1990)]により取得することができる。
更に、決定されたDNAの塩基配列に基づいて、パーセプティブ・バイオシステムズ社製8905型DNA合成装置等を用いて化学合成することにより目的とするDNAを調製することもできる。
上記(a)の方法で得られるL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードするDNAをもとにして、必要に応じて、L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードする部分を含む適当な長さのDNA断片を調製する。また、L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードする部分の塩基配列を、宿主細胞での発現に最適なコドンとなるように塩基を置換することにより、該蛋白質量が向上した形質転換体を取得することができる。
該組換え体DNAを、該発現ベクターに適合した宿主細胞に導入することにより、L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質の活性が宿主細胞、すなわち親株より向上した形質転換体を得ることができる。
原核生物としては、エシェリヒア(Escherichia)属、セラチア(Serratia)属、バチルス属、ブレビバクテリウム(Brevibacterium)属、コリネバクテリウム(Corynebacterium)属、ミクロバクテリウム(Microbacterium)属、シュードモナス(Pseudomonas)属、アグロバクテリウム(Agrobacterium)属、アリシクロバチルス(Alicyclobacillus)属、アナベナ(Anabaena)属、アナシスティス(Anacystis)属、アスロバクター(Arthrobacter)属、アゾトバクター(Azotobacter)属、クロマチウム(Chromatium)属、エルビニア(Erwinia)属、メチロバクテリウム(Methylobacterium)属、フォルミディウム(Phormidium)属、ロドバクター(Rhodobacter)属、ロドシュードモナス(Rhodopseudomonas)属、ロドスピリウム(Rhodospirillum)属、セネデスムス(Scenedesmus)属、ストレプトマイセス(Streptomyces)属、シネコッカス(Synechoccus)属、ザイモモナス(Zymomonas)属等に属する微生物、例えば、エシェリヒア・コリ、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、バチルス・コアギュランス(Bacillus coagulans)、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、ブレビバクテリウム・アンモニアゲネス(Brevibacterium ammoniagenes)、ブレビバクテリウム・イマリオフィルム(Brevibacterium immariophilum)、ブレビバクテリウム・サッカロリティカム(Brevibacterium saccharolyticum)、ブレビバクテリウム・フラバム(Brevibacterium flavum)、ブレビバクテリウム・ラクトファーメンタム(Brevibacterium lactofermentum)、コリネバクテリウム・グルタミカム(Corynebacterium glutamicum)、コリネバクテリウム・アセトアシドフィルム(Corynebacterium acetoacidophilum)、ミクロバクテリウム・アンモニアフィルム(Microbacterium ammoniaphilum)、セラチア・フィカリア(Serratia ficaria)、セラチア・フォンチコラ(Serratia fonticola)、セラチア・リケファシエンス(Serratia liquefaciens)、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)、シュードモナス・エルギノーサ(Pseudomonas aeruginosa)、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)、アグロバクテリウム・リゾジーンズ(Agrobacterium rhizogenes)、アグロバクテリウム・ルビ(Agrobacterium rubi)、アナベナ・シリンドリカ(Anabaena cylindrica)、アナベナ・ドリオルム(Anabaena doliolum)、アナベナ・フロスアクア(Anabaena flos-aquae)、アースロバクター・オーレッセンス(Arthrobacter aurescens)、アースロバクター・シトレウス(Arthrobacter citreus)、アースロバクター・グロブフォルミス(Arthrobacter globformis)、アースロバクター・ヒドロカーボグルタミカス(Arthrobacter hydrocarboglutamicus)、アースロバクター・ミソレンス(Arthrobacter mysorens)、アースロバクター・ニコチアナ(Arthrobacter nicotianae)、アースロバクター・パラフィネウス(Arthrobacter paraffineus)、アースロバクター・プロトフォルミエ(Arthrobacter protophormiae)、アースロバクター・ロセオパラフィナス(Arthrobacter roseoparaffinus)、アースロバクター・スルフレウス(Arthrobacter sulfureus)、アースロバクター・ウレアファシエンス(Arthrobacter ureafaciens)、クロマチウム・ブデリ(Chromatium buderi)、クロマチウム・テピダム(Chromatium tepidum)、クロマチウム・ビノサム(Chromatium vinosum)、クロマチウム・ワーミンギ(Chromatium warmingii)、クロマチウム・フルビアタティレ(Chromatium fluviatile)、エルビニア・ウレドバラ(Erwinia uredovora)、エルビニア・カロトバラ(Erwinia carotovora)、エルビニア・アナス(Erwinia ananas)、エルビニア・ヘリコラ(Erwinia herbicola)、エルビニア・パンクタタ(Erwinia punctata)、エルビニア・テレウス(Erwinia terreus)、メチロバクテリウム・ロデシアナム(Methylobacterium rhodesianum)、メチロバクテリウム・エクソトルクエンス(Methylobacterium extorquens)、フォルミディウム・エスピー(Phormidium sp.) ATCC29409、ロドバクター・カプスラタス(Rhodobacter capsulatus)、ロドバクター・スフェロイデス(Rhodobacter sphaeroides)、ロドシュードモナス・ブラスチカ(Rhodopseudomonas blastica)、ロドシュードモナス・マリナ(Rhodopseudomonas marina)、ロドシュードモナス・パルストリス(Rhodopseudomonas palustris)、ロドスピリウム・リブラム(Rhodospirillum rubrum)、ロドスピリウム・サレキシゲンス(Rhodospirillum salexigens)、ロドスピリウム・サリナラム(Rhodospirillum salinarum)、ストレプトマイセス・アンボファシエンス(Streptomyces ambofaciens)、ストレプトマイセス・オーレオファシエンス(Streptomyces aureofaciens) 、ストレプトマイセス・アウレウス(Streptomyces aureus)、ストレプトマイセス・フンジシディカス(Streptomyces fungicidicus)、ストレプトマイセス・グリセオクロモゲナス(Streptomyces griseochromogenes)、ストレプトマイセス・グリセウス(Streptomyces griseus)、ストレプトマイセス・リビダンス(Streptomyces lividans)、ストレプトマイセス・オリボグリセウス(Streptomyces olivogriseus)、ストレプトマイセス・ラメウス(Streptomyces rameus)、ストレプトマイセス・タナシエンシス(Streptomyces tanashiensis)、ストレプトマイセス・ビナセウス(Streptomyces vinaceus)、ザイモモナス・モビリス(Zymomonas mobilis)等をあげることができ、好ましい原核生物としては、エシェリヒア属、セラチア属、バチルス属、ブレビバクテリウム属、コリネバクテリウム属、シュードモナス属又はストレプトマイセス属等に属する細菌、例えば上記したエシェリヒア属、セラチア属、バチルス属、ブレビバクテリウム属、コリネバクテリウム属、シュードモナス属又はストレプトマイセス属等に属する種をあげることができ、より好ましい細菌としてはエシェリヒア・コリ、コリネバクテリウム・グルタミクム、コリネバクテリウム・アンモニアゲネス、コリネバクテリウム・ラクトファーメンタム、コリネバクテリウム・フラバム、コリネバクテリウム・エフィシェンス、バチルス・サチルス、バチルス・メガテリウム、セラチア・マルセッセンス、シュードモナス・プチダ、シュードモナス・エルギノーサ、ストレプトマイセス・セリカラー又はストレプトミセス・リビダンスをあげることができ、特に好ましくはエシェリヒア・コリをあげることができる。
上記(a)の方法で得られるL−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードするDNAを染色体DNAの任意の位置に組み込むことにより、L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質の活性が親株より高い微生物を取得することもできる。
L−アミノ酸輸送活性を有する蛋白質をコードするDNAを微生物の染色体DNAの任意の位置に組み込む方法としては、相同組換えを利用した方法をあげることができ、宿主、すなわち親株としてE. coliを用いる場合にはProc. Natl. Acad. Sci. USA., 97, 6640 (2000)に記載の方法をあげることができる。
本発明のL−アミノ酸の製造法で用いられる、L−アミノ酸を生産する能力を有する微生物としては、該能力を有する微生物であればいずれの微生物であってもよい。自然界から分離された株自身が該能力を有する場合は、該株そのものであってよく、改変又は形質転換された変異株である場合は、公知の方法により所望のL−アミノ酸を生産する能力を人為的に付与した微生物などをあげることができる。
(a)アミノ酸の生合成を制御する機構の少なくとも1つを緩和又は解除する方法、
(b)アミノ酸の生合成に関与する酵素の少なくとも1つを発現強化する方法、
(c)アミノ酸の生合成に関与する酵素遺伝子の少なくとも1つのコピー数を増加させる方法、
(d)アミノ酸の生合成経路から該アミノ酸以外の代謝産物へ分岐する代謝経路の少なくとも1つを弱化又は遮断する方法、及び
(e)野生型株に比べ、アミノ酸のアナログに対する耐性度が高い細胞株を選択する方法、
などをあげることができ、上記公知の方法は単独又は組み合わせて用いることができる。
上記2記載の方法で調製できる微生物の培養物は、該微生物が資化し得る炭素源、窒素源、無機塩類等を含有し、形質転換体の培養を効率的に行える天然培地又は合成培地を用いて該微生物を培養することにより取得することができる。
窒素源としては、アンモニア、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、リン酸アンモニウム等の無機酸もしくは有機酸のアンモニウム塩、その他の含窒素化合物、並びに、ペプトン、肉エキス、酵母エキス、コーンスチープリカー、カゼイン加水分解物、大豆粕及び大豆粕加水分解物、各種発酵菌体、及びその消化物等を用いることができる。
無機塩としては、リン酸第一カリウム、リン酸第二カリウム、リン酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化ナトリウム、硫酸第一鉄、硫酸マンガン、硫酸銅、炭酸カルシウム等を用いることができる。
また、培養中必要に応じて、アンピシリンやテトラサイクリン等の抗生物質を培地に添加してもよい。
エシェリヒア・コリW3110株の染色体DNAを鋳型とし、配列番号18及び19で表される塩基配列からなる合成DNAをプライマーセットとして用いてPCRを行った。PCRは、鋳型として0.1μgの染色体DNA、0.3μmol/Lの各プライマー、1 unitsのKOD-plus- DNAポリメラーゼ(東洋紡製)、5μLのKOD-plus- DNAポリメラーゼ用×10緩衝液(東洋紡製)、100μmol/LのMgSO4、各200μmol/LのdNTP(dATP、dGTP、dCTP及びdTTP)を含む反応液50μLを調製し、94℃で15秒間、55℃で30秒間、68℃で2分間の工程を30回繰り返すことにより行った。
PCR反応は、鋳型として0.01μgのpTrs30-serAのDNAを用いるほか、上記と同様の条件及び反応液組成により行った。
PCR反応後、約5.8kbのDNA断片が増幅したことを確認し、該増幅DNA断片を常法に従って精製した。
上記で増幅した直鎖状のDNA断片をライゲーションキット(タカラバイオ社製)により連結して環状とし、該環状DNAを用いてエシェリヒア・コリ DH5α株を形質転換した。アンピシリン耐性を指標に形質転換体を選択し、得られた形質転換体からプラスミドDNAを抽出した。
以上により、pTrs30のtrpプロモーター下流に、配列番号17で表されるアミノ酸配列の294番目のグリシンがL−バリンに置換された、L−セリン脱感作型serA遺伝子が挿入された構造を有するプラスミドDNAを調製し、これをpSserAfbr1と命名した。
PCRの反応液の組成及び反応条件は上記と同様である。
増幅した直鎖状のDNA断片を連結して環状とし、該環状DNAを用いてエシェリヒア・コリ DH5α株を形質転換した。得られた形質転換体からプラスミドDNAを抽出した。
以上により、pTrs30のtrpプロモーター下流に、配列番号17で表されるアミノ酸配列の294番目のグリシンがL−バリンに、364番目のL−アスパラギンがL−アラニンに置換された、L−セリン脱感作型serA遺伝子が挿入された構造を有するプラスミドDNAを調製し、これをpSserAfbr2と命名した。
エシェリヒア・コリの染色体DNA上の特定遺伝子の欠損は、ラムダファージの相同組換え系を利用した方法[Proc. Natl. Acad. Sci. USA., 97, 6641-6645(2000)]に従って行った。以下に記載のプラスミドpKD46、pKD3及びpCP20は、エシェリヒア・コリ ジェネティック ストック センター(米国エール大学)から該プラスミドを保持するエシェリヒア・コリ株を入手し、当該株から公知の方法により抽出して用いた。
sdaA遺伝子欠損用DNA断片増幅用プライマーセットとして配列番号24及び25、並びに26及び27で表される塩基配列からなるDNAを、sdaC-sdaB遺伝子欠損用DNA断片増幅用プライマーセットとして配列番号28及び29、並びに30及び31で表される塩基配列からなるDNAを、glyA遺伝子欠損用DNA断片増幅用プライマーセットとして配列番号32及び33、並びに34及び35で表される塩基配列からなるDNAをそれぞれ用い、エシェリヒア・コリATCC9637株の染色体DNAを鋳型としてPCRを行った。PCRは0.1μgの染色体DNA、0.5μmol/Lの各プライマー、2.5units のPfu DNAポリメラーゼ、4μLのPfu DNAポリメラーゼ用×10緩衝液、200μmol/L の各deoxyNTPを含む40μLの反応液を用い、94℃で1分間、55℃で2分間、72℃で1分間からなる工程を30回繰り返すことにより行った。
エシェリヒア・コリATCC9637株をpKD46で形質転換し、得られた形質転換体をエシェリヒア・コリATCC9637/pKD46と命名した。
10mmol/LのL-アラビノースと50μg/mlのアンピシリンの存在下で培養して得られたエシェリヒア・コリATCC9637/pKD46に、エレクトロポレーション法により上記で取得したsdaA遺伝子欠損用DNA断片を導入し、クロラムフェニコール耐性を指標にしてエシェリヒア・コリATCC9637/pKD46の染色体DNA上に該DNA断片が相同組換えにより組込まれた形質転換体(該形質転換体をエシェリヒア・コリATCC9637/pKD46 sdaA::catと命名した)を選択した。
エシェリヒア・コリATCC9637/pCP20 sdaA::catを薬剤無添加のLB寒天培地に植菌し、42℃で14時間培養した後、単コロニー分離した。得られた各コロニーを薬剤無添加LB寒天培地、25mg/Lのクロラムフェニコールを含むLB寒天培地及び100mg/Lのアンピシリンを含むLB寒天培地にレプリカして、30℃で培養し、クロラムフェニコール感受性かつアンピシリン感受性を示す株を数株選択した。
上記PCRにより染色体DNAよりsdaA遺伝子が欠損したことが確認できた株を、エシェリヒア・コリATCC9637sdaA株と命名した。
(2)で得られたATCC9637sdaA株について、(1)で取得したsdaC-sdaB又はglyA 遺伝子欠損用クロラムフェニコール耐性遺伝子断片を用いて(2)で行った方法を繰り返すことにより、さらにsdaC、sdaB及びglyA遺伝子が欠損した株を作製した。
上記によりsdaA、sdaC-sdaB及びglyAの各遺伝子の多重遺伝子欠損株であると確認された株を、エシェリヒア・コリATCC9637sdaABCglyA株と名付けた。
(1)脱感作型pheA遺伝子発現プラスミドの造成
フェニルアラニンアナログ耐性変異導入により得られたフェニルアラニンの脱感作型pheA遺伝子を発現するプラスミドpE pheA 22(特開昭61-260892)から脱感作型pheA遺伝子を、チロシン耐性変異導入により得られたチロシンの脱感作型aroF遺伝子を発現するプラスミドpE aroF 18(特開昭62-65691)から脱感作型aroF遺伝子を取得し、以下の方法により発現プラスミドを構築した。
該反応液の1/10量をアガロースゲル電気泳動し、pheA遺伝子断片に相当する約1.1kbの断片が増幅していることを確認後、残りの反応液と等量のTE飽和フェノール/クロロホルムを添加し、混合した。該混合液を遠心分離後、得られた上層に2倍容量の冷エタノールを加えて混合し、-80℃に30分間放置した。該溶液を遠心分離し、得られたDNAの沈殿を20μLのTEに溶解した。
該溶解液5μLを用い、増幅したDNAを制限酵素ClaI及びBamHIで切断し、アガロースゲル電気泳動によりDNA断片を分離した後、ジーンクリーンIIキットにより、pheA遺伝子を含む1.1kbのDNA断片を回収した。
trpプロモーターを含む発現ベクターpTrS30 0.2μgを制限酵素ClaI及びBamHIで切断後、アガロースゲル電気泳動によりDNA断片を分離し、上記と同様の方法により4.6kbのDNA断片を回収した。
該反応液を用いてエシェリヒア・コリ NM522株をカルシウムイオンを用いる方法によって形質転換した後、該形質転換体を50μg/mlのアンピシリンを含むLB寒天培地に塗布して、30℃で一晩培養した。
生育してきた形質転換体のコロニーから公知の方法に従ってプラスミドを抽出して、脱感作型pheA遺伝子発現プラスミドが取得されていることを制限酵素消化により確認し、該プラスミドをpPHEA1と命名した。
配列番号38及び配列番号39で表される塩基配列を有する合成DNAをプライマーセットとして用い、プラスミドpE aroF 18を鋳型としてPCRを行った。PCRは、上記(1)と同様の反応液組成及び反応条件により行った。
該反応液の1/10量をアガロースゲル電気泳動し、aroF遺伝子断片に相当する約1.1kbの断片が増幅していることを確認後、残りの反応液と等量のTE飽和フェノール/クロロホルムを添加し、混合した。該混合液を遠心分離後、得られた上層に2倍容量の冷エタノールを加えて混合し、-80℃に30分間放置した。該溶液を遠心分離して得られたDNAの沈殿を20μLのTEに溶解した。
該溶解液5μLを用い、増幅したDNAを制限酵素BglII及びBamHIで切断し、アガロースゲル電気泳動によりDNA断片を分離した後、ジーンクリーンIIキットにより、脱感作型aroF遺伝子を含む1.1kbのDNA断片を回収した。
次に上記(1)で取得した脱感作型pheA遺伝子発現プラスミドpPHEA1 0.2μgを制限酵素BamHIで切断後、アガロースゲル電気泳動によりDNA断片を分離し、上記と同様の方法により5.7kbのDNA断片を回収した。該5.7kbのDNA断片の末端脱リン酸化を、60℃で30分間、アルカリホスファターゼ処理することにより行った。反応液と等量のTE飽和フェノール/クロロホルムを添加、混合して遠心分離した後、得られた上層に2倍容量の冷エタノールを加えて混合し、-80℃に30分間放置した。該溶液を遠心分離して得られたDNAの沈殿を20μLのTEに溶解した。
該反応液を用いてエシェリヒア・コリ NM522株をカルシウムイオンを用いる方法によって形質転換した後、50μg/mLのアンピシリンを含むLB寒天培地に塗布して、30℃で一晩培養した。
(1)cysE遺伝子欠損用薬剤耐性遺伝子断片と脱感作型cysE遺伝子置換用遺伝子断片のクローニング
cysE遺伝子欠損用DNA断片増幅用プライマーセットとして配列番号40及び41、並びに配列番号42及び43で表される塩基配列からなる合成DNAをそれぞれ用いて、エシェリヒア・コリW3110株の染色体DNAを鋳型として[2](1)と同条件でPCRをそれぞれ行った。該PCRにより、目的とするcysE遺伝子欠損用の上流及び下流域の相同配列断片(それぞれ、上流DNA断片、下流DNA断片という)を取得した。
[2](3)で得られたsdaA、sdaB、sdaCの各遺伝子が欠損したエシェリヒア・コリATCC9637sdaABC株をpKD46で形質転換し、得られた形質転換体をエシェリヒア・コリATCC9637sdaABC/pKD46と命名した。
[2](2)と同様の方法で、エシェリヒア・コリATCC9637sdaABC/pKD46の染色体DNA上に上記(1)のcysE遺伝子欠損用DNA断片が相同組換えにより組込まれた形質転換体(エシェリヒア・コリATCC9637sdaABC/pKD46 cysE::cat)を選択し、その後クロラムフェニコール耐性遺伝子の脱落した株を選択した。
上記で選択した各株からそれぞれ染色体DNAを調製し、染色体DNA上において、cysE遺伝子の外側に位置するDNAの塩基配列に基づいて設計したDNAをプライマーセットとして用い、[2](2)同様のPCRを行った。
上記PCRにおいて、cysE遺伝子を含まない、短い増幅断片を与えた株をcysE遺伝子欠損株とし、エシェリヒア・コリATCC9637sdaABCcysE1株と命名した。
上記のエシェリヒア・コリATCC9637sdaABCcysE1株をpKD46で形質転換し、得られた形質転換体をエシェリヒア・コリATCC9637sdaABCcysE1/pKD46と命名した。
[2](2)と同様の方法で、エシェリヒア・コリATCC9637sdaABCcysE1/pKD46の染色体DNA上に上記(1)の脱感作型cysE遺伝子置換用DNA断片が相同組換えにより組込まれた形質転換体をM9+グルコース最小寒天培地[6g/L リン酸水素二ナトリウム、3g/L リン酸二水素カリウム、0.5g/L 塩化ナトリウム、1g/L 塩化アンモニウム、2g/L グルコース、1mM硫酸マグネシウム・7水和物、0.1mM 塩化カルシウム・2水和物、10mg/l ビタミンB1、寒天15g/L、そのうちグルコース、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、ビタミンB1は個別滅菌し添加した]上での生育で選択した。
上記PCRにおいてcysE遺伝子を含むDNA断片が増幅されたことにより、脱感作型cysE遺伝子置換株が取得されたことを確認し、エシェリヒア・コリATCC9637sdaABCcysE256株と命名した。
[4]で得られたエシェリヒア・コリATCC9637sdaABCcysE256株をLB培地に植菌し30℃で一晩静置培養した。培養後、カレント・プロトコールズ・イン・モレキュラー・バイオロジーに記載の飽和フェノールを用いる方法により、該微生物の染色体DNAを単離精製した。
配列番号46及び47で表される塩基配列からなる合成DNAをプライマーセットとして用い、鋳型として上記の染色体DNAを用いて、[1]と同様の条件及び反応液組成でPCRを行った。
上記PCRで得られた増幅DNA断片、及びpTrs30をそれぞれHindIII及びBamHIで消化した後、ライゲーションキット(タカラバイオ社製)を用いて両DNAを連結し、連結体DNAを用いてエシェリヒア・コリ DH5α株を形質転換した。得られた形質転換体からプラスミドDNAを抽出した。
以上の方法でtrpプロモーター下流に脱感作型cysE遺伝子が連結された発現ベクターを造成し、pScysEfbr1と命名した。
(1)norM遺伝子発現プラスミドの造成
エシェリヒア・コリW3110株の染色体DNAを鋳型とし、配列番号9及び10で表される塩基配列からなる合成DNAをプライマーセットとして、PCRを行った。
PCRは、鋳型として0.1μgの染色体DNA、0.3μmol/Lの各プライマー、1 unitsのKOD-plus- DNAポリメラーゼ(東洋紡製)、5μLのKOD-plus- DNAポリメラーゼ用×10緩衝液(東洋紡製)、100μmol/LのMgSO4、各200μmol/LのdNTP(dATP、dGTP、dCTP及びdTTP)を含む反応液50μLを調製し、94℃で15秒間、55℃で30秒間、68℃で2分間の工程を30回繰り返すことにより行った。
約1.4kbのDNA断片が増幅したことを確認し、該DNA断片を常法に従って精製した。
該DNA断片及び発現ベクターpTrs30〔大腸菌JM109/pTrS30(FERM BP-5407)より調製可能〕をそれぞれHindIII、BamHIで切断し、アガロース電気泳動によりDNA断片を分離した後、GENECLEAN II kit(BIO 101 社製)を用いて、制限酵素消化DNA断片をそれぞれ回収した。
回収して得られた約1.4kbのDNA断片及びpTrs30の制限酵素消化断片をライゲーションキット(タカラバイオ社製)を用いて連結した。
連結後のDNAを用いてエシェリヒア・コリ DH5α株(東洋紡製)を形質転換し、アンピシリン耐性を指標に形質転換体を選択した。
選択した形質転換体より公知の方法に従ってプラスミドを抽出し、制限酵素を用いてその構造を解析し、得られたプラスミドが、発現ベクターpTrS30のtrpプロモーター下流に、配列番号1で表される塩基配列からなるnorM遺伝子が挿入された構造を有していることを確認した。当該プラスミドをpTrs30-norMと命名した。
プラスミドpTrs30-norM及び発現ベクターpSTV29(タカラバイオ社製)をそれぞれEcoRI、BamHIで切断し、上記と同様の方法により連結し、pSTV29に、trpプロモーター及びnorM遺伝子が挿入された構造を有するプラスミドDNAを調製した。得られたプラスミドをpSnorMと命名した。
(1)と同様の反応液組成及び反応条件により、エシェリヒア・コリW3110株の染色体DNAを鋳型とし、配列番号11及び12で表される塩基配列からなる合成DNAをプライマーセットとして、PCRを行った。
PCRで得られた増幅DNA断片及びpTrs30をそれぞれHindIII及びSacIで消化した後、(1)と同様の方法でpTrs30のtrpプロモーター下流に配列番号3で表される塩基配列からなるemrD遺伝子が挿入された構造を有するプラスミドDNAを取得した。この得られたプラスミドDNAをpTrs30-emrDと命名した。
上記で得られたpTrs30-emrD及びpSTV29をそれぞれEcoRI及びSacIで消化した後、(1)と同様の方法でpSTV29に、trpプロモーター及びemrD遺伝子が連結されたプラスミドDNAを調製した。得られたプラスミドDNAをpSemrDと命名した。
(1)と同様の反応液組成及び反応条件により、エシェリヒア・コリW3110株の染色体DNAを鋳型とし、配列番号13及び14で表される塩基配列からなる合成DNAをプライマーセットとして用いてPCRを行った。
PCRで得られた増幅DNA断片、及びpTrs30をそれぞれHindIII及びBamHIで消化した後、(1)と同様の方法でpTrs30のtrpプロモーター下流に配列番号5で表される塩基配列からなるrarD遺伝子が挿入された構造を有するプラスミドDNAを調製し、これをpTrs30-rarDと命名した。
上記で得られたpTrs30-rarD及びpSTV29をそれぞれEcoRI及びBamHIで消化した後、(1)と同様の方法でpSTV29に、trpプロモーター及びrarD遺伝子が連結されたプラスミドDNAを造成し、これをpSrarDと命名した。
(1)と同様の反応液組成及び反応条件により、エシェリヒア・コリW3110株の染色体DNAを鋳型とし、配列番号15及び16で表される塩基配列からなる合成DNAをプライマーセットとして用いてPCRを行った。
PCRで得られた増幅DNA断片及びpTrs30をそれぞれHindIII及びBamHIで消化した後、(1)と同様の方法でpTrs30のtrpプロモーター下流に配列番号7で表される塩基配列からなるeamA遺伝子が挿入された構造を有するプラスミド調製し、これをpTrs30-eamAと命名した。
上記で得られたpTrs30-eamA及びpSTV29をそれぞれEcoRI及びBamHIで消化した後、(1)と同様の方法で、pSTV29にtrpプロモーター及びeamA遺伝子が挿入された構造を有するプラスミドDNAを調製し、これをpSeamAと命名した。
アミノ酸生産株の作製[2]で得られたATCC9637sdaABCglyA株に同[1]で得られたpSserAfbr2を形質転換し、L−セリン生合成中間体(3-phospho-hydroxy-pyruvate)合成酵素活性を有する蛋白質を生産する能力を有するエシェリヒア・コリ ATCC9637sdaABCglyA/pSserAfbr2を取得した。
次に同[1]で得られたpSnorM、pSemrD、pSrarD、pSeamA及びpSTV29を用いて、エシェリヒア・コリ ATCC9637sdaABCglyA/pSserAfbr2をそれぞれ形質転換し、得られた形質転換体をそれぞれエシェリヒア・コリ ATCC9637sdaABCglyA/pSserAfbr2/pSnorM、ATCC9637sdaABCglyA/pSserAfbr2/pSemrD、ATCC9637sdaABCglyA/pSserAfbr2/pSrarD、ATCC9637sdaABCglyA/pSserAfbr2/pSeamA及びATCC9637sdaABCglyA/pSserAfbr2/pSTV29を取得した。
該培養液を100μg/mlのアンピシリン及び20μg/mlのクロラムフェニコールを含む培地B[0.72g/L Yeast extract、14.4g/L 硫酸アンモニウム、1.8g/L硫酸マグネシウム・7水和物、72mg/L 塩化カルシウム、100μg/L ビタミンB1、21.6mg/L 硫酸鉄・7水和物、7.2mg/L 硫酸マンガン、1.4mg/L 硫酸銅、3.6mg/L 硫酸亜鉛、1.4mg/L 塩化ニッケル、1.4mg/L 塩化コバルト、21.6mg/L パントテン酸カルシウム、14.4mg/L ニコチン酸、36mg/L チアミン、14.4mg/L ピリドキシン塩酸塩、72mg/L グリシン、21g/L 炭酸カルシウム、48g/L グルコース、0.56g/L リン酸二水素カリウム、2.88g/L リン酸水素二カリウム、0.6g/Lリン酸水素二ナトリウム、pH無調製、グルコース、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸水素二ナトリウムは別個に蒸煮後添加した]が5ml入っている試験管に10%接種し、30℃で24 時間培養した後、該培養液を遠心分離して培養上清を取得した。
HPLCを用いて該培養上清中の生成物を分析した。結果を表1に示す。
L−グルタミン生産株として公知のJGLE1株(国際公開06/001380号パンフレット、米国公開公報2008-0038786号パンフレット)を、アミノ酸生産菌の作製[1]で得られたpSnorM、pSrarD及びpSTV29でそれぞれ形質転換し、得られた形質転換体をそれぞれエシェリヒア・コリ JGLE1/pSnorM、JGLE1/pSrarD及びJGLE1/pSTV29と命名した。
該培養液を20μg/mlのクロラムフェニコールを含む培地C[16g/L リン酸水素二カリウム、14g/L リン酸二水素カリウム、2g/L 硫酸アンモニウム、1g/L クエン酸(無水)、1g/L カザミノ酸(ディフコ社製)、10g/L グルコース、10mg/L ビタミンB1、2g/L 硫酸マグネシウム・7水和物、10mg/L 硫酸マンガン・5水和物、50mg/L 硫酸鉄・7水和物、100mg/L L-プロリン、pH7.2に10mol/Lの水酸化ナトリウムで調整、グルコース、ビタミンB1、硫酸マグネシウム・7水和物、硫酸マンガン・5水和物、硫酸鉄・7水和物、L-プロリンは別個に蒸煮後添加した]が8ml入っている試験管に1%接種し、30℃で24 時間培養した後、該培養液を遠心分離して培養上清を取得した。
HPLCを用いて該培養上清中の生成物を分析した。結果を表2に示す。
アミノ酸生産菌の作製[4]で得られた、L−セリン分解酵素(sdaA、sdaB)及び取り込み系(sdaC)を欠損し、かつ染色体DNA上のcysE遺伝子が脱感作型cysE遺伝子に置換された、L−システイン脱感作型cysE遺伝子発現プラスミドを有するエシェリヒア・コリATCC9637sdaABCcysE256株を、同[5]で得られたpScysEfbr1で形質転換し、L−システイン生合成中間体(O-acetyl-L-serine)の合成酵素を生産する能力を有する菌株、エシェリヒア・コリ ATCC9637sdaABCcysE256/pScysEfbr1を取得した。
上記で得られた形質転換体を100μg/mlのアンピシリン及び20μg/mlのクロラムフェニコールを含む、実施例2と同じ培地Aが5ml入った太型試験管に接種し、30℃で16時間培養した。
該培養液を100μg/mlのアンピシリン及び20μg/mlのクロラムフェニコールを含む、培地D[グリシンを含まず、2g/L チオ硫酸を含む以外は、実施例2で使用した培地Bの組成と同じ]が5ml入った試験管に10%接種し、30℃で24 時間培養した後、該培養液を遠心分離して培養上清を取得した。
HPLCを用いて該培養上清中の生成物を分析した。結果を表3に示す。
L−スレオニンを生産する大腸菌株として報告のあるATCC21277株[米国特許3,580,810号]を、実施例1で得られたpSeamA及びpSTV29で形質転換し、得られた形質転換体を、それぞれエシェリヒア・コリATCC21277/pSeamA及びエシェリヒア・コリATCC21277/pSTV29と命名した。
該培養液を20μg/mlのクロラムフェニコールを含む、培地E[グリシン、及びyeast extractを含まず、5g/L カザミノ酸を含む以外は、実施例2で使用した培地Bの組成と同じ]が5ml入った試験管に10%接種し、30℃で24 時間培養した後、該培養液を遠心分離して培養上清を取得した。
HPLCを用いて該培養上清中の生成物を分析した。結果を表4に示す。
[3](2)で作製した、脱感作型aroF遺伝子及び脱感作型pheA遺伝子が順向きに挿入された発現プラスミドpBpheAfbraroFfbrにて、NM522株を形質転換し、L−フェニアルアラニン合成酵素を生産する形質転換体、エシェリヒア・コリ NM522/pBpheAfbraroFfbrを取得した。
上記で得られた形質転換体を100μg/mlのアンピシリン及び20μg/mlのクロラムフェニコールを含む、実施例2と同じ培地Aが5ml入った太型試験管に接種し、30℃で16時間培養した。
該培養液を100μg/mlのアンピシリン及び20μg/mlのクロラムフェニコールを含む、培地F[グリシンを含まない事以外は、実施例2で使用した培地Bの組成と同じ]が5ml入った試験管に10%接種し、30℃で24 時間培養した後、該培養液を遠心分離して培養上清を取得した。
HPLCを用いて該培養上清中の生成物を分析した。結果を表5に示す。
本出願は、日本で出願された特願2009−027881(出願日:平成21年2月9日)を基礎としており、その内容はすべて本明細書に包含されるものとする。
配列番号10−人工配列の説明:合成DNA
配列番号11−人工配列の説明:合成DNA
配列番号12−人工配列の説明:合成DNA
配列番号13−人工配列の説明:合成DNA
配列番号14−人工配列の説明:合成DNA
配列番号15−人工配列の説明:合成DNA
配列番号16−人工配列の説明:合成DNA
配列番号18−人工配列の説明:合成DNA
配列番号19−人工配列の説明:合成DNA
配列番号20−人工配列の説明:合成DNA
配列番号21−人工配列の説明:合成DNA
配列番号22−人工配列の説明:合成DNA
配列番号23−人工配列の説明:合成DNA
配列番号24−人工配列の説明:合成DNA
配列番号25−人工配列の説明:合成DNA
配列番号26−人工配列の説明:合成DNA
配列番号27−人工配列の説明:合成DNA
配列番号28−人工配列の説明:合成DNA
配列番号29−人工配列の説明:合成DNA
配列番号30−人工配列の説明:合成DNA
配列番号31−人工配列の説明:合成DNA
配列番号32−人工配列の説明:合成DNA
配列番号33−人工配列の説明:合成DNA
配列番号34−人工配列の説明:合成DNA
配列番号35−人工配列の説明:合成DNA
配列番号36−人工配列の説明:合成DNA
配列番号37−人工配列の説明:合成DNA
配列番号38−人工配列の説明:合成DNA
配列番号39−人工配列の説明:合成DNA
配列番号40−人工配列の説明:合成DNA
配列番号41−人工配列の説明:合成DNA
配列番号42−人工配列の説明:合成DNA
配列番号43−人工配列の説明:合成DNA
配列番号44−人工配列の説明:合成DNA
配列番号45−人工配列の説明:合成DNA
配列番号46−人工配列の説明:合成DNA
配列番号47−人工配列の説明:合成DNA
Claims (2)
- L−セリンまたはL−グルタミン輸送活性を有する以下の[1]〜[3]のいずれかに記載の蛋白質の活性が親株より高いエシェリヒア属に属する微生物を、培地に培養し、L−セリンまたはL−グルタミンを生成させ、該L−セリンまたはL−グルタミンを該培地中に蓄積せしめ、次いで該培地中から該L−セリンまたはL−グルタミンを採取することを特徴とする、L−セリンまたはL−グルタミンの製造法。
[1]配列番号2で表されるアミノ酸配列を有する蛋白質
[2]配列番号2で表されるアミノ酸配列において、1〜20個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつL−セリンまたはL−グルタミン輸送活性を有する蛋白質
[3]配列番号2で表されるアミノ酸配列と95%以上の同一性があるアミノ酸配列からなり、かつL−セリンまたはL−グルタミン輸送活性を有する蛋白質 - エシェリヒア属に属する微生物が以下の[1]〜[2]のいずれかに記載のDNAで形質転換されたエシェリヒア属に属する微生物、又は該DNAの発現調節配列を改変することにより該遺伝子の発現が増強されたエシェリヒア属に属する微生物である、請求項1記載のL−セリンまたはL−グルタミンの製造法。
[1]請求項1の[1]〜[3]のいずれかに記載の蛋白質をコードするDNA
[2]配列番号1で表される塩基配列を有するDNA
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