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JP5563234B2 - 画像形成装置用転写ベルト - Google Patents

画像形成装置用転写ベルト Download PDF

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に用いられる中間転写ベルト、転写搬送ベルトなどの転写ベルトに関する。特に、カラープリンター、カラー複写機等における中間転写ベルトとして好適に用いられる画像形成装置用転写ベルトに関するものである。
フルカラー画像の複写やプリントが可能な電子写真方式の画像形成装置が実用化されている。これらの画像形成装置においては、感光ドラム等の静電潜像保持体表面に静電潜像が形成され、該静電潜像保持体上へトナーが供給されトナー像が形成される。中間転写方式では、このトナー像は静電潜像保持体から中間転写ベルトを介して紙等の被転写体へ転写され定着される。一方、タンデム方式では、4色の各静電潜像保持体上の各トナー像を、転写搬送ベルトで搬送されている紙等の被転写体へ順次転写され定着される。
上記画像形成装置における転写ベルトは、転写性に優れていること、ベルト表面の磨耗や周長方向にクリープが生じないこと、表面が耐汚染性に優れ、トナーの離型性がよいことなどが求められている。特に、転写性、耐汚染性、離型性、耐摩耗性、耐擦傷性を有する転写ベルトを得るために、ベルト表面に各種機能を有する塗工剤を塗工することが行われている。
特に、中間転写ベルトは、直接に静電潜像保持体と接触して、静電潜像保持体からトナーを受け取るものであるため、静電潜像保持体との間に適切なニップ幅が得られるように、厚み方向にある程度の柔軟性を有することが望ましい。厚み方向へ柔軟性を付与した転写ベルトは、転写時のトナーの中抜けをなくする、表面粗さが大きい被転写体(例えばラフ紙)への転写性を良くする、ニップ幅が広くなるため高速化に対応できるなど、画像形成装置へ優れた性能を付与することができる。
従来から、転写ベルトに耐汚染性、離型性、耐摩耗性、耐擦傷性を付与するために、各種機能を有する塗工剤を転写ベルト表面へ塗工することが行われている。
例えば、特許文献1には、中間転写体の表面へアクリル系塗工剤を塗工して表面層を形成することによって中間転写体表面を高硬度化することができ、その結果良好な2次転写性を有する中間転写体が得られること、塗工剤として官能基を2個以上有するアクリル系モノマー、長鎖アルキル基を有するモノマー、アクリレートオリゴマーを組み込むなどした場合は、可撓性が付与されるので長期使用末期でのクラック発生やひび割れが防止できること、塗工剤に使用するアクリル系モノマーにアルキル鎖、シリコーン鎖、ウレタン鎖などの滑り成分を組み込むことで硬度と可撓性が両立しうること、炭素数が12以上の長鎖アルキル鎖を有するアクリル系モノマーを使用した場合には離型性やクリーニング性が付与されることが記載されている。
しかしながら、上述した構成としても、耐屈曲性に難があり、転写ベルトとして長期間使用した場合のクラック発生を防止することは困難であった。特に、転写時のトナーの中抜けをなくし、表面粗さの大きい被転写体(例えば、表面の粗い紙など)に対して良好な転写性を付与する目的で、厚み方向に柔軟性を付与(具体的には、弾性層を設ける)した転写ベルトとした場合や画像形成装置を小型化するために転写ベルトを張架するローラを小型化した場合(曲率半径が小さい場合)には、表面層のクラックの発生を防止することはますます困難であった。
一方、従来から引張弾性率の高い基材層と柔軟性を有する弾性層とを積層し、更にその上に各種機能を付与するための表面層を積層した基材層/弾性層/表面層からなる構成を有する画像形成装置用転写ベルトが各種提案されている。
例えば、特許文献2には、表面層として、樹脂、エラストマー、ゴム等のバインダー中に高潤滑性粉体を混合、分散させたもの、具体例としては2液混合型ポリエステルウレタン樹脂にシリコーン樹脂粉末及び導電性カーボンブラックを分散させたものをスプレーし、その後加熱硬化したものを用いることが記載されている。そして、得られた中間転写体は、表面層の水との接触角が90°以上、すべり抵抗が85〜190gとなり、中抜け画像がなく、耐久性が良く、しかもフィルミングの発生しない中間転写体が得られることが記載されている。
特許文献3には、表面コーティング層に、表面の摩擦抵抗及び表面粗さを低減させることができるウレタン系塗料、アクリル系塗料、アミド系塗料などを使用することで残留トナーのクリーニング性が向上することが記載されている。
特許文献4には、表面層に、例えば、ポリイミド系樹脂などを用いて表面層表面の磨耗量が10mgと以下することにより、外周面の経時的な磨耗が少なく経時安定性に優れたベルトが得られることが記載されている。
特許文献5には、表層に、フッ素ゴムなどを使用して表層の複素弾性率を250MPa以下とすることによって転写性が容易であって、表層の磨耗又は剥離が抑制され耐久性に優れた導電性ベルトが得られることが記載されている。
特許文献6には、表層をフッ素含有ポリマーで形成することにより、優れた離トナー性、優れた非汚染性などを有する画像形成装置用転写ベルトが記載されている。
しかしながら、重合性を有するアクリル系モノマーからなる塗工剤が一般に多用されているにもかかわらず、上記特許文献2〜6からも明らかなように、弾性層を有する転写ベルトの表面層として、アクリル系モノマーからなる塗工剤を適用することは未だ提案されていなかった。
特開2007−316622号公報 特開平8−211757号公報 特開2002−229345号公報 特開2005−25052号公報 特開2005−134840号公報 特開2006−47609号公報
本発明は上述の問題に鑑みなされたものであり、電離放射線硬化型アクリル系塗工剤の特性を発揮するとともに、電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を使用した場合の欠点であった耐屈曲性が改善された画像形成装置用転写ベルトを提供すること、特に、柔軟性を有する弾性層を設けた基材層/弾性層/表面層からなる構成の転写ベルトとした場合でも十分な耐屈曲性を有する画像形成装置用転写ベルトを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
(1)電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を塗布、硬化させてなる表面層を有する画像形成装置用転写ベルトであって、該電離放射線硬化型アクリル系塗工剤中の重合性アクリル系化合物の主成分が下記条件を満足するウレタン(メタ)アクリレートであり、前記重合性アクリル系化合物中の前記ウレタン(メタ)アクリレートの含有量が70重量%以上であり、前記ウレタン(メタ)アクリレートが分子中に(メタ)アクリル基を3個以上含有することを特徴とする画像形成装置用転写ベルト;
(a)分子量:6,000以上
(b)(メタ)アクリル基1個当たりの分子量:850〜7,500
但し、(メタ)アクリル基1個当たりの分子量=分子量/分子中の(メタ)アクリル基の数
(2)画像形成装置用転写ベルトが基材層、弾性層、表面層の構成を有するものであって、前記弾性層がショアA硬度80以下の熱可塑性エラストマーからなることを特徴とする(1)記載の画像形成装置用転写ベルト;
(3)(2)記載の基材層の引張弾性率が700MPa以上であることを特徴とする画像形成装置用転写ベルト;
を要旨とするものである。
本発明の画像形成装置用転写ベルトは、耐屈曲性が優れているので、長期間使用が可能であり、また大量に印刷しても表面にワレやクラックが起こらないという特徴を有している。特に、表面の粗い紙などに対して良好な転写性を付与し、また、画像の中抜けを防止する目的で、転写ベルト中に弾性層を設けた場合や小径ロールに架張した場合であっても表面にワレやクラックが起こらないという優れた耐屈曲性を有している。更に、アクリル系塗工剤を使用するので、添加剤、充填材の配合、分散が容易であり、プリンター等の画像形成装置に要求される滑り性、撥水性、トナーの離型性などの機能も容易に付与することができる。したがって、特に画像のカラー化や高画質化、高速化、紙対応性などが求められるカラープリンター用の中間転写ベルトとして好適に用いることができる。
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
本発明の画像形成装置用転写ベルトは、表面層が特定の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を塗布、硬化させたものであり、通常、基材層、或いは基材層と弾性層からなる積層体の表面に表面層を形成させた構造を有するものである。
本発明において表面層を形成するために使用される前記電離放射線硬化型アクリル系塗工剤は、紫外線、可視光線、電子線などの電離放射線を照射することにより硬化し得るものであって、重合性アクリル系化合物と、必要に応じて光重合開始剤、溶剤、充填材、或いは表面層に各種機能を付与するための添加剤を成分とするものである。そして、本発明においては、電離放射線硬化型アクリル系塗工剤の基本的構成成分である重合性アクリル化合物の主成分が下記条件を満たすウレタン(メタ)アクリレートであることを最大の特徴とするものである。ここで、本明細書において、ウレタン(メタ)アクリレートとは、ウレタンアクリレートあるいはウレタンメタアクリレートのことを意味する。
(a)分子量:6,000以上
(b)(メタ)アクリル基1個当たりの分子量:850〜7,500
但し、(メタ)アクリル基1個当たりの分子量=分子量/分子中の(メタ)アクリル基の数
本発明でいうウレタン(メタ)アクリレートとは、ポリイソシアネートと、短鎖及び長鎖のポリオール、及びヒドロキシ(メタ)アクリレートなどの水酸基含有(メタ)アクリレートとを反応させて得られる分子中にアクリル基とウレタン結合を有する化合物である。
ポリイソシアネートとしては、トルイレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネート、イソフォロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
また、短鎖のポリオールとしては、グリセリン、ペンタエリスリトール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジール、ネオペンチルグリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールなどが挙げられる。また、長鎖のポリオールとしてはポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリカプロラクトンジオール、ポリカーボネートジオール、或いは短鎖ジオールと、コハク酸、アジピン酸などのジカルボン酸との反応で得られるポリエステルポリオールなどが挙げられる。
水酸基含有(メタ)アクリレートとしては、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
本発明においては、分子量が6,000以上、好ましく10,000以上で、且つ(メタ)アクリル基1個当たりの分子量が850〜7,500、好ましくは1,000〜5,000の条件を満たすウレタン(メタ)アクリレートを重合性アクリル系化合物中に主成分として、好ましくは70重量%以上、より好ましくは80重量%以上配合する。
このウレタン(メタ)アクリレートの分子量が6,000未満の場合は、転写ベルトの耐屈曲性が劣るために好ましくない。また、(メタ)アクリル基1個当たりの分子量が850未満の場合は、表面層を形成する硬化物の架橋密度が高くなり過ぎるため表面層の強度が大きくなるものの耐屈曲性が低下するので好ましくない。逆に、(メタ)アクリル基1個当たりの分子量が7,500を超えると架橋密度が低くなり表面層の強度が小さくなるので好ましくなく、さらに印刷適性(転写性能、トナー離型性)も悪くなるので好ましくない。
さらに、上記条件を満たすウレタン(メタ)アクリレートが、分子中に(メタ)アクリル基を3個以上有するものであることが好ましい。(メタ)アクリル基を3個以上有するウレタン(メタ)アクリレートは架橋構造をとる確率が極めて大きく、表面層の強度が大きくなると共に柔軟性も付与できるのでより好ましい。
本発明においては、上述したウレタン(メタ)アクリレート以外の他の重合性アクリル系化合物を併用することができる。
他の重合性アクリル系化合物としては、上述したウレタン(メタ)アクリレート以外のウレタン(メタ)アクリレートの他、ブタンジオール(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、或いはポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの中で、特に、分子量が6,000以上で、且つ(メタ)アクリル基1個当たりの分子量が850〜7,500の条件を満たすウレタン(メタ)アクリレート以外のウレタン(メタ)アクリレートであって、分子量6,000未満であって、(メタ)アクリル基1個当たりの分子量が850未満のウレタン(メタ)アクリレートを併用するのが好ましい。
一般に、電離放射線硬化型塗工剤硬化物の物性は、モノマーの構造と架橋密度に大きく影響されるが、最終的に架橋構造をとるためモノマーの分子量には影響されないと考えられる。しかしながら、本発明においては表面層の物性は、主成分とするウレタン(メタ)アクリレートの分子量に大きく影響される。その理由は明らかではないが、本発明で使用する分子量が大きく、(メタ)アクリル基1個当りの分子量が850〜7,500と大きいウレタン(メタ)アクリレートは、(メタ)アクリル基の重合による架橋密度は低いもののウレタン結合間で水素結合による擬似架橋構造を形成して表面層に耐摩耗性や耐擦傷性を付与することができる。また、分子中にソフトセグメント部を有しているので柔軟で表面層に耐屈曲性も付与することができる。また、分子量の大きいウレタン(メタ)アクリレートは分子の大きさが大きく、且つ多数の(メタ)アクリレート基を有するため、硬化反応が進むと部分的に相互侵入網目構造を形成し、相反する特性である耐摩耗性・耐擦傷性と耐屈曲性との両方の特性を兼ね備えた硬化物になるものと推察される。
本発明の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を紫外線や可視光線で硬化させるためには光重合開始剤を配合する必要があるが、光重合開始剤は重合性アクリル系化合物100重量部に対し0.5〜10重量部、好ましくは1〜7重量部配合することが好ましい。光重合開始剤の配合量が0.5重量部未満の場合は、紫外線や可視光線を照射して硬化させる際、硬化時間が長くなり好ましくなく、10重量部より多い場合は塗工剤硬化物の物性が低下するばかりでなく塗工剤の安定性が劣るため好ましくない。
光重合開始剤としては、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン、2−メチル−2−モルホリノ(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)ブタノン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルエトキシフォスフィンオキサイド、ベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、ヒドロキシベンゾフェノン、2−イソプロピルチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン、2,4,6−トリス(トリクロロメチル)−S−トリアジン、2−メチル−4,6−ビス(トリクロロ)−S−トリアジン、2−(4−メトキシフェニル)−4、6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリアジン、鉄−アレン錯体、チタノセン化合物などが挙げられ、これらのうち1種、または2種以上を併用して使用するのが好ましい。
更に、本発明の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤は、塗布性、取扱い性などの観点から、塗工剤の粘度、固形分濃度を調整するために必要に応じて、溶剤を配合して希釈することが好ましい。特に、溶剤を配合して50mPa・s以下の粘度に調整された塗工剤は、塗工性が良好となるので好ましい。溶剤の配合割合は、所望する塗工剤の粘度、或いは塗工厚さに応じて適宜調整することができ、例えば電離放射線硬化型アクリル系塗工剤中の重合性アクリル系化合物100重量部に対し、通常70〜2,000重量部、好ましくは300〜1,500重量部である。
溶剤としては、ウレタン(メタ)アクリレートなどの重合性アクリル系化合物や光重合開始剤などを溶解し得るものであれば特に限定されず、例えば、ジブチルエーテル、ジメトキシメタン、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、ジプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、アセチルアセトンなどのケトン系溶剤、蟻酸プロピル、蟻酸n−ペンチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、酢酸n−ペンチルなどのエステル系溶剤、ジアセトンアルコール、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、1−ペンタノール、シクロヘキサノールなどのアルコール系溶剤などが挙げられる。これらは乾燥速度、溶解性などを考慮し、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
更に、本発明の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤は、撥水剤、フィラー、レベリング剤、導電性付与剤、光増感剤、安定剤、重合禁止剤、消泡剤、タレ止め剤、付着向上剤、改質剤、可塑剤などの各種添加剤を含有してもよい。
撥水剤は必要に応じて適宜選択できるが、シリコーン系撥水剤やフッ素系撥水剤が好ましく使用できる。シリコーン系撥水剤としては、分子量500以上のシロキサン結合を有する化合物が好適に用いられる。具体的には、両末端に水酸基を有するジメチルポリシロキサン、末端にアルキル基を有するアルキルポリシロキサン、アルコキシ変性ジメチルポリシロキサン、およびフルオロアルキル変性ジメチルシリコーン等が挙げられる。さらには、末端に(メタ)アクリル基を有するジメチルポリシロキサンは、重合性アクリル化合物が硬化する際、化学結合を介して架橋構造中へ組み込まれるため、長期に渡ってその効果を持続することができるので好ましい。
これらの撥水剤を含有した電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を塗布、硬化させて表面層を形成させると、転写ベルト表面の表面自由エネルギーが低下し、トナーが付着し難くなると共に摩擦が小さくなるという効果を有する。したがって、転写ベルトとトナーとの離型性が良好となり、転写効率が向上する。
本発明の塗工剤には、転写ベルトへ滑り性を付与するために、フィラーを配合してもよい。フィラーの粒径については制限ないものの、分散性や得られた転写ベルトの表面粗さを考慮すると0.02μm〜50μmの範囲が好ましい。これらのフィラーは、すべり性を阻害しない範囲で分散性を向上させるなどの目的のために表面処理を行っても良い。また、転写ベルトとしての特性に支障を起こさない範囲で分散剤を使用することもできる。フィラーの配合量としては、重合性アクリル系化合物100重量部に対し0.5〜40重量部が好ましく、特には1.0〜30重量部が好ましい。
フィラーとしては、例えば、フッ素ゴム、黒鉛やグラファイトにフッ素が結合したフッ化炭素及びポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体等のフッ素含有樹脂の粉末、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、シリコーンエラストマー等のシリコーン系の粉末、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル樹脂、ナイロン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂粉末、シリカ、アルミナ、酸化チタン及び酸化マグネシウム等の無機粉末などが挙げられる。これらのフィラーは、塗工剤中への分散性を向上させるために表面処理を施しても良く、単独または併用して使用することもできる。
さて、本発明の画像形成装置用転写ベルトは、基材層、或いは基材層と弾性層とからなる積層体の表面に、上述した電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を塗布、硬化させてなる表面層を有するものであり、一般に、基材層/表面層或いは基材層/弾性層/表面層という構成を有するものである。
一般に、画像形成装置用転写ベルトには、プリンター等の高速化に対応して、転写ベルト駆動時に転写ベルトが伸びて、転写位置の変動がないように比較的高い引張弾性率が要求されている。この観点より、基材層の引張弾性率は700MPa以上であることが好ましく、さらには1,000MPa以上が特に好ましい。
基材層に用いられる材料としては特に制限はないが、例えば、フッ素系樹脂、ナイロン系樹脂、エステル系樹脂、カーボネート系樹脂、アミドイミド系樹脂、イミド系樹脂などを挙げることができ、これらを単独で、または2種以上の材料をブレンドして用いても良く、更には、多層にして用いてもよい。なお、引張り弾性率を上げるために、平板状フィラー、ウィスカー等の補強材を添加することもできる。また、基材層の厚みは、上記性能を満たすように50〜300μmが好ましく、75〜200μmがより好ましい。
これらの中で、フッ素系樹脂は、他の樹脂とは異なりそれ自身が難燃性を有し、且つ押出し成形が容易なため画像形成装置用転写ベルトとして好適に用いることができる。また、フッ素系樹脂は、難燃性ばかりでなく、防汚性、離型性をも有しているので、画像形成装置に用いられる転写ベルトに好適である。このようなフッ素系樹脂としては、ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、ポリヘキサフルオロプロピレン、エチレン−フッ化ビニリデン共重合体、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体などが挙げられる。
また、弾性層はショアA硬度が80以下である材料で形成されているのが好ましい。弾性層に用いることができる材料としては、熱可塑性エラストマー、ゴムなど上記性能を満たせば、必要に応じて適宜選択することができる。
熱可塑性エラストマーとしては、ポリアミド系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリスチレン系エラストマー、ジエン系エラストマー、ポリ塩化ビニル系エラストマー、熱可塑性樹脂とゴムとの混合物等が例示できる。これらの熱可塑性エラストマーは単独でも、必要に応じて2種以上を混合使用してもよい。
ゴムとしては、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、EPDM、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム、ノルボルネンゴム等が挙げられる。
これら弾性層に用いられる熱可塑性エラストマーやゴムは、ショアA硬度80以下のものが好ましく、ショアA硬度70以下のものがさらに好ましい。弾性層の硬度が高すぎる場合は、厚さ方向の圧縮弾性率が高いため転写時のニップ幅が十分に得られず、トナー転写時にトナーへかかる圧力が高くなり、弾性層を形成させた効果が小さくなる。弾性層の厚みは、80μm〜600μmが好ましく、さらに200〜500μmが好ましい。
さて、本発明の画像形成装置用転写ベルトは体積抵抗率が105〜1013Ω・cmであることが好ましく、特には107〜1012Ω・cmであることが好ましい。転写ベルトの体積抵抗率を上記の範囲に制御するために、本発明の目的を妨げない範囲で基材層及び/又は弾性層に導電性材料を配合することができる。導電性材料には電子伝導性材料とイオン伝導性材料があり、電子伝導性材料としては、例えば、カーボンブラック、グラファイト、カーボンナノチューブなどのカーボン系材料、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリアセチレンなどの導電性高分子、導電性無機粒子が挙げられる。
導電性無機粒子としては、例えばアルミニウム・亜鉛酸化物、アンチモン・スズ酸化物、インジウム・スズ酸化物、カーボンブラック等で表面処理を行った無機粒子などが挙げられる。
イオン伝導性材料としては、例えば、ポリエーテルエステルアミド、ポリエーテルエステル、ポリエーテルアミド、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレンオキサイド共重合体、部分架橋ポリエチレンオキサイド共重合体、イオン電解質等があげられ、これらを単独で、あるいは二種類以上併用することができる。さらに、イオン電解質としては、アルカリ金属のチオシアン酸塩、リン酸塩、硫酸塩、ハロゲン含有酸素酸塩を単独、あるいは、複数種組合せて用いることができ、これらのうち特に、過塩素酸リチウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウム、チオシアン酸リチウム、チオシアン酸ナトリウム、チオシアン酸カリウムが好ましい。
以下に、本発明の画像形成装置用転写ベルトの製造方法を説明する。
まず、上記転写ベルトの基材層、或いは基材層と弾性層からなる積層体は、例えば、押出し法、遠心成形法、ディッピング法などで製造することができる。押出し法について具体的に説明すると、環状ダイを装着した押出し機を用い、基材層用の樹脂組成物をチューブ状に押出した後、得られたチューブを所定長さにカットすることにより転写ベルト用の原反を得ることができる。また、基材層/弾性層の構成を有する転写ベルトの場合は、2台以上の押出し機に多層の環状ダイを装着し、基材層を形成する樹脂組成物と弾性層を形成する樹脂組成物とを、基材層を最内層としてチューブ状に共押出しし、得られたチューブを所定長さにカットすることにより転写ベルト用原反を得ることができる。
次いで、得られた上記転写ベルト用原反の表面に、上述した電離放射線硬化型アクリル系塗工剤をロールコート、バーコート、ディップコート、スプレーコート等、好ましくはロールコート、スプレーコートにより塗布し、溶剤を含有する場合は乾燥後、電離放射線を照射して硬化させることによって表面層を形成する。
なお、電離放射線としては特に制限がなく、例えば、電子線、紫外線、可視光線、γ線、X線が挙げられ、その照射量は、紫外線の場合、通常100〜15,000mJ/cm、好ましくは300〜8,000mJ/cmである。
本発明においては塗工剤を室温で電離放射線を照射して硬化させるので、加熱硬化の場合のように100℃以上の高温で長時間加熱する必要がなく、熱による転写ベルトへのダメージがないという利点を有している。
なお、表面層の硬化後の膜厚は、0.5μm以上10μm以下が好ましく、さらには1.5μm以上5μm以下であることが好ましい。表面層の膜厚が薄すぎると耐久性に問題が生じ、逆に厚すぎると耐屈曲性が悪くなるため好ましくない。
以下、実施例により、本発明をより具体的に説明する。
[製造例1]
[基材層用の樹脂組成物]
ポリフッ化ビニリデン100重量部(引張弾性率が1,400MPaのもの)に対して、ポリエチレンオキサイド共重合体5重量部、過塩素酸リチウム0.5重量部を混合し、二軸混練機で混練、ペレット化し、基材層用樹脂組成物を得た。
[弾性層用の樹脂組成物]
熱可塑性ポリウレタン100重量部(ショアA硬度が60のもの)に対して、ポリエチレンオキサイド共重合体3重量部、過塩素酸リチウム0.3重量部をニーダーで混練、ペレット化し、弾性層用樹脂組成物を得た。
[転写ベルト用原反の製造]
シリンダー径50mmの押出し機2台の先端に2層の環状ダイを装着した装置を用い、基材層用樹脂組成物と弾性層用樹脂組成物とを共押出ししてチューブ状に成形後、長さ400mmにカットし、基材層を内層とする基材層の厚さ150μm、弾性層の厚さ250μm、周長850mm、幅400mmの弾性層を有する転写ベルト用原反を得た。得られた原反の体積抵抗率は8.0×108Ω・cmであった。ここで、体積抵抗率は、株式会社ダイヤインスツルメンツ製ハイレスタUPを用い、URSプローブにて、印加電圧500V、印加時間10秒の条件で測定した。測定環境は温度23℃、相対湿度50%であった。
実施例、および比較例で作製した転写ベルトは、以下項目について評価し、その結果を表1に示す。
<耐久性>
JIS P8115に準拠し、荷重4.9Nで10000回折り曲げ後の試料の外観を観察して、以下の基準により耐屈曲性の耐久性を評価した。
○:クラックが発生しなかった。
×:クラックが発生した。
<中抜け>
上記転写ベルトをカラープリンターの中間転写ベルトとして取り付け、転写画質の中抜けを以下のようにして評価した。
◎:転写画像に全く中抜けがなかった。
○:転写画像に少々中抜けが発生したが、許容範囲であった。
×:転写画像に中抜けが発生し、画質上問題があった。
重合性アクリル系化合物として分子量70,000、(メタ)アクリル基1個当たりの分子量(以下、(メタ)アクリル当量という)1,380のウレタンアクリレート(根上工業製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
重合性アクリル系化合物として分子量51,000、(メタ)アクリル当量880のウレタンアクリレート(根上工業製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
重合性アクリル系化合物として分子量40,000、(メタ)アクリル当量3,200のウレタンアクリレート(根上工業製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
重合性アクリル系化合物として分子量14,000、(メタ)アクリル当量7,000のウレタンアクリレート(日本合成化学製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
重合性アクリル系化合物として分子量70,000、(メタ)アクリル当量3,500のウレタンアクリレート(根上工業製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
重合性アクリル系化合物として分子量8,000、(メタ)アクリル当量4,000のウレタンアクリレート(根上工業製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
重合性アクリル系化合物として分子量6,800、(メタ)アクリル当量1,130のウレタンアクリレート(根上工業製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
重合性アクリル系化合物として分子量60,000、(メタ)アクリル当量4,800のウレタンアクリレート(根上工業製)を35重量部、分子量14,000、アクリル当量7,000のウレタンアクリレート(日本合成化学製)を41重量部、分子量2,200、アクリル当量370のウレタンアクリレート(日本合成化学製)を24重量部、シランカップリング処理したシリカ(粒径2μm:水澤化学工業製)15重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。なお、この塗工剤は、重合性アクリル系化合物中に、分子量6,000以上、(メタ)アクリル基1個当たりの分子量が850〜7,500である特定のウレタン(メタ)アクリレートを76重量%含有している。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
[比較例1]
重合性アクリル系化合物として分子量2,200、(メタ)アクリル当量370のウレタンアクリレート(日本合成化学製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
[比較例2]
重合性アクリル系化合物として分子量1,100、(メタ)アクリル当量180のウレタンアクリレート(日本合成化学製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
[比較例3]
重合性アクリル系化合物として分子量2,000、(メタ)アクリル当量1,000のウレタンアクリレート(根上工業製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
[比較例4]
重合性アクリル系化合物として分子量43,500、(メタ)アクリル当量530のウレタンアクリレート(根上工業製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
[比較例5]
重合性アクリル系化合物として分子量5,600、(メタ)アクリル当量930のウレタンアクリレート(根上工業製)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
[比較例6]
重合性アクリル系化合物としてトリス(2−アクリロイルオキシエチル)イソシアヌレート(日立化成工業製、分子量423、(メタ)アクリル当量141)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
[比較例7]
重合性アクリル系化合物としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(ダイセルサイテック製、分子量578、(メタ)アクリル当量96.3)を100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
[比較例8]
重合性アクリル系化合物としてペンタエリスリトールヘキサアクリレート(新中村化学工業製、分子量298、(メタ)アクリル当量74.5)100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
[比較例9]
重合性アクリル系化合物としてトリメチロールプロパントリアクリレート(新中村化学工業製、分子量338、(メタ)アクリル当量112.6)100重量部、光重合開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン5重量部、シリコーン系撥水剤0.5重量部に溶剤であるメチルイソブチルケトンを1,000重量部加え均一に溶解して、表面層用の電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を調製した。
得られた塗工剤をディッピング法にて製造例1の転写ベルト用原反の表面に塗布し、乾燥後、紫外線を3,000mJ/cm照射して厚さ3μmの表面層を形成した。次いで、幅350mmにカットして画像形成装置用転写ベルトを得た。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
[比較例10]
製造例1の転写ベルト用原反を幅350mmにカットしてそのまま画像形成装置用転写ベルトとした。得られた転写ベルトの評価結果を表1に示す。
Figure 0005563234
表1に示す通り、本発明にかかる実施例1〜7の画像形成装置用転写ベルトは、塗工剤中の重合性アクリル化合物の主成分が分子量6,000以上、(メタ)アクリル基1個当たりの分子量が850〜7,500のウレタン(メタ)アクリレートの塗工剤を用いており、10000回折り曲げ後もクラックの発生がなく(耐屈曲性良好)、画像出し試験においても中抜けがほとんどない良好な画像が得られた。さらに、フィラーを含有する表面層を形成した実施例8の画像形成装置用転写ベルトも耐屈曲性が良好で画像出し試験においても中抜けがなく優れた画像が得られた。
それに対し、比較例1〜5の画像形成装置用転写ベルトは、塗工剤中の重合性アクリル系化合物としてウレタン(メタ)アクリレートを用いているが、これらの塗工剤に用いたウレタン(メタ)アクリレートは分子量6,000以上、(メタ)アクリル基1個当たりの分子量が850〜7,500の条件を満足していないため、10,000回折り曲げ後でクラックが発生した。比較例6〜9の画像形成装置用転写ベルトは、重合性アクリル系化合物としてウレタン(メタ)アクリレート用いておらず、10,000回折り曲げ後でクラックが発生した。さらに、比較例10からも分かるように、表面層を形成しないシームレスベルトは、耐屈曲性は良好であるが、画像出し試験において中抜けが発生し中間転写ベルトとして不適であった。
本発明の画像形成装置用転写ベルトを使用すると、長期間使用しても転写ベルト表面にクラックが発生せず、耐磨耗性、耐擦傷性が良好で耐久性に優れ、長期に渡って良好な画像が得られる。さらに弾性層を有するベルトの場合には、長期間の使用でもクラックが発生せず、転写効率が良好で中抜け等のない良好な画像が得られると共に、ラフ紙でも良好な画像が得られる。

Claims (3)

  1. 電離放射線硬化型アクリル系塗工剤を塗布、硬化させてなる表面層を有する画像形成装置用転写ベルトであって、該電離放射線硬化型アクリル系塗工剤中の重合性アクリル系化合物の主成分が下記条件を満足するウレタン(メタ)アクリレートであり、前記重合性アクリル系化合物中の前記ウレタン(メタ)アクリレートの含有量が70重量%以上であり、前記ウレタン(メタ)アクリレートが分子中に(メタ)アクリル基を3個以上含有することを特徴とする画像形成装置用転写ベルト。
    (a)分子量:6,000以上
    (b)(メタ)アクリル基1個当たりの分子量:850〜7,500
    但し、(メタ)アクリル基1個当たりの分子量=分子量/分子中の(メタ)アクリル基の数
  2. 画像形成装置用転写ベルトが基材層、弾性層、表面層の構成を有するものであって、前記弾性層がショアA硬度80以下の熱可塑性エラストマーからなることを特徴とする請求項記載の画像形成装置用転写ベルト。
  3. 請求項記載の基材層の引張弾性率が700MPa以上であることを特徴とする画像形成装置用転写ベルト。

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