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JP5561905B2 - X線ct装置 - Google Patents

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Description

本発明は、X線CT(Computed Tomography)装置におけるヘリカル方式のスキャンなどにおいて、被曝低減の撮影か画質優先の撮影かを選択可能なX線CT装置の技術に関する。
X線コリメータを制御しないX線CT装置はヘリカル方式のスキャンにおいては、被検体の体軸方向(z方向)の撮影範囲をスキャンした場合に開始時及び終了時に画像再構成に使用しない無駄被曝の領域が発生していた。このコリメータ制御を行わない場合を図14に示す。ヘリカル方式のスキャンのX線ビーム領域は、撮影領域XAと無駄被曝領域FAとを含む両側に円錐が形成された円筒状となる。また、断層像の画像再構成に投影データが足りないミッシングコーン領域MAが存在する。なお、図14(a)においてはガントリ回転部のxy平面内の回転動作は省いて書いているが、実際はz軸を中心に回転している。
このため、特許文献1に示すように、ヘリカル方式のスキャン時の患者被曝を低減し、X線投影データ収集の効率向上を実現するコリメータ制御方法、及びそのようなコリメータ制御を行うX線CT装置が提案されている。
特開2006−051233号公報
しかし、特許文献1では、患者被曝を低減しX線投影データ収集の効率を向上させることはできるが、速度が一定のヘリカル方式のスキャンの開始時点と終了時点とで断層像の画像再構成する上でX線投影データが十分に得ることができず画質が低減する場合があった。すなわち、断層像の画像再構成する上で十分なX線投影データが得られないミッシングコーン領域MAが発生していた。
X線CT装置の検出器はz方向により拡大する傾向にあり、それに伴いX線コーンビームCBのコーン角がより広くなりつつある。また、画像再構成時にX線投影データが欠如するミッシングコーン領域MAもより広くなる傾向である。
そこで、本発明の目的は、ヘリカル方式のスキャンを行う際に、X線コリメータを制御することでX線ビームを制御し被曝低減を図るとともに、撮影部位又は目的に応じて被曝低減を優先するスキャンと画質を優先するスキャンとを選択できるX線CT装置を提供することで上記課題を解決する。
第1の観点のX線CT装置は、被検体にX線ビームを照射するX線発生装置と、X線発生装置から照射されたX線ビームを体軸方向に成形するコリメータと、被検体を挟んでX線発生装置及びコリメータと対向するように配置されたX線検出器と、X線発生装置とX線検出器とを回転させるガントリ回転部とを有し、このガントリ回転部の回転と被検体の体軸方向に指定された範囲とで規定される円筒形の撮影範囲を撮影する。
そしてX線CT装置は、コリメータを制御するコリメータ制御部と、コリメータ制御部が体軸方向に成形されたX線ビームを制御することにより、撮影範囲の被検体への被曝量を低減する被曝低減モードと撮影範囲の断層像の画質を良くする画質優先モードとを設定する撮影条件設定部と、ガントリ回転部を回転させながら被検体に対して相対的に移動させて得られる投影データに基づいて断層像を再構成する画像再構成部と、を備える。
この第1の観点におけるX線CT装置では、ヘリカル方式のスキャンにおいて、X線コリメータ制御を行うことで、被検体の部位又は診断用途などに応じて、画質優先モードと被曝低減モードRXとを設定することができる。このため、操作者は被検体の被曝低減が実現でき、また被曝と断層像の画質との最適化を行うことができる。
第2の観点のX線CT装置において、被曝低減モードは、X線発生装置が撮影領域の始点からw/2の範囲又は終点からw/2の範囲に位置する際に、円筒形の中心軸で体軸方向の端に相当する位置にX線ビームの体軸方向の端が通るようにX線ビームが照射される。但し、wは円筒形の中心軸におけるX線検出器に入るX線ビームの最大幅である。
この第2の観点におけるX線CT装置では、図6に示すように始点(Z0)からw/2の範囲(Z0+w/2)又は終点(Z1)からw/2の範囲(Z1−w/2)で円筒形の中心軸上で体軸方向の端に相当する位置、つまり交点C0又は交点C1にX線ビームの体軸方向の端が通るようにX線ビームが照射される。したがって被検体の被曝を低減することができる。
第3の観点のX線CT装置において、画質優先モードは、X線発生装置が撮影領域の始点からw/2の範囲又は終点からw/2の範囲に位置する際に、円筒形の外周で体軸方向の端に相当する位置にX線ビームの体軸方向の端が通るようにX線ビームが照射される。但し、wは円筒形の中心軸におけるX線検出器に入るX線ビームの最大幅である。
この第3の観点におけるX線CT装置では、図7に示すように始点(Z0)からw/2の範囲(Z0+w/2)又は終点(Z1)からw/2の範囲(Z1−w/2)で円筒形の外周上で体軸方向の端に相当する位置、つまり交点A0又は交点A1にX線ビームの体軸方向の端が通るようにX線ビームが照射される。したがって撮影領域内には断層像を画像再構成するためのX線投影データにミッシングコーン領域がないので、撮影領域内の断層像は画質の劣化なく画像再構成を行える。
第4の観点のX線CT装置は、被曝低減モードは撮影範囲の断層像を画像再構成する上で十分なX線投影データが得られないミッシングコーン領域を含み、画質優先モードはミッシングコーン領域を含まない。
上記第4の観点におけるX線CT装置では、図6と図7とを比べて理解できるように、被曝低減モードがミッシングコーン領域を含んでいるのに対して、画質優先モードが撮影領域にミッシングコーン領域を含んでいない。この2つのモードを有しているため被検体に画質の観点からも被爆の観点からも最適な撮影条件を設定できる。
第5の観点のX線CT装置は、画像再構成部は、X線発生装置のX線焦点位置と断層像を構成する各画素を通るX線ビームとを考慮した三次元逆投影処理を行う。
この第5の観点におけるX線CT装置では、特にX線検出器幅がz方向に幅広い場合は、ヘリカル方式のスキャンでは三次元画像再構成を用いる。三次元画像再構成においては、X線焦点位置と断層像との各画素を通るX線ビームが多列X線検出器のどの検出器チャネルに当たるかを図3に示すように求めることができる。この時に、図6又は図7に示したように、必要な領域まで真のX線投影データがあれば三次元画像再構成処理により撮影領域において、三次元領域の隅々まで正しく画像再構成が行える。
第6の観点のX線CT装置において、撮影条件設定部は、被検体の体軸方向の形状変化をスカウト像から得ることで、体軸方向の位置に応じて被曝低減モード又は画質優先モードを設定する。
上記第6の観点におけるX線CT装置では、スカウト像から被曝低減モード又は画質優先モードを設定できる。たとえば図9(c)に示すようなヘリカル方式のスキャンのz軸範囲の両端に存在するスキャン開始又はスキャン終了の領域において、各z方向の位置のz方向変化指標が閾値THを超えている場合に、つまり被検体のz方向の形状変化が大きい場合に画質優先モードQIにし、閾値TH以下の場合につまり被検体のz方向の形状変化が小さい場合に被爆低減モードにする。このようにして、被検体に画質の観点からも被爆の観点からも最適な撮影条件を設定できる。
第7の観点のX線CT装置のコリメータ制御部はガントリ回転部と被検体との相対的な体軸方向の位置に応じて、コリメータをフィードフォワード制御する。
この第7の観点におけるX線CT装置では、X線ビーム領域を最適な位置に制御するために、体軸方向の位置に応じてフィードフォワード制御を行うことでX線コリメータ制御を設定値になるように最適に行い、X線ビーム領域を最適に制御できる。
第8の観点のX線CT装置のコリメータ制御部はX線検出器の出力値を用いて、コリメータをフィードバック制御する。
この第8の観点におけるX線CT装置では、X線ビーム領域を最適な位置に制御するために、X線検出器の出力値を用いて、X線ビーム領域のz方向幅を設定値になるようにフィードバック制御を行うことで、X線ビーム領域を最適に制御できる。
第9の観点のX線CT装置は、さらに、ガントリ回転部を体軸方向に傾ける傾斜制御部を備え、コリメータ制御部がガントリ回転部を体軸方向に傾けた状態でコリメータを制御する。
この第9の観点におけるX線CT装置では、図11又は図12に示す傾斜ヘリカルスキャンにおいても同様に、被曝低減モードRX又は画質優先モードでX線コリメータ制御を行うことができる。
本発明のX線CT装置はヘリカル方式のスキャンにおいてX線コリメータを制御することにより、被曝低減又は画質の最適化を図り、より効率的な撮影条件を設定できるX線CT装置を実現する効果がある。
<X線CT装置100の全体構成>
図1は、本発明の実施例にかかるX線CT装置100の構成ブロック図である。このX線CT装置100は、操作コンソール1と、撮影テーブル10と、走査ガントリ20とを具備している。
操作コンソール1は、操作者の入力を受け付けるキーボード又はマウスなどの入力装置2と、前処理、画像再構成処理、後処理などを実行する中央処理装置3と、走査ガントリ20で収集したX線検出器データを収集するデータ収集部5とを具備している。さらに、操作コンソール1は、X線検出器データを前処理して求められた投影データから画像再構成した断層像を表示するモニタ6と、プログラムやX線検出器データや投影データやX線断層像を記憶する記憶装置7とを具備している。撮影条件の入力はこの入力装置2から入力され、記憶装置7に記憶する。撮影テーブル10は、被検体HBを乗せて走査ガントリ20の開口部に出し入れするクレードル12を具備している。クレードル12は撮影テーブル10に内蔵するモータで昇降及びz方向に直線移動する。
走査ガントリ20は、X線管21と、X線制御部22と、多列X線検出器24と、データ収集装置(DAS:Data Acquisition System)とを具備している。X線管21と被検体HBとの間には、コリメータ23、ビーム形成X線フィルタ28及びX線フィルタ31が配置されている。さらに、走査ガントリ20は、被検体HBの体軸の回りに回転するX線管21など有する回転部15の回転制御を行う回転部制御部26と、制御信号などを操作コンソール1や撮影テーブル10とやり取りするガントリ制御部29とを具備している。X線制御部22はX線管21へのX線管電流mAを制御する。
ビーム形成X線フィルタ28は撮影中心である回転中心に向かうX線ビームを多くし、周辺部でX線量を少なくするフィルタである。このため、円形又は楕円形に近い被検体HBの体表面の被曝を少なくできるようになっている。
走査ガントリ傾斜制御部27は、走査ガントリ20はz方向の前方及び後方に±約30度程度傾斜できる。走査ガントリ傾斜制御部27は、X線データ収集中に走査ガントリ20を傾斜させた傾斜角度データを、ガントリ制御部29を介して操作コンソール1の中央処置装置3に取り込んだり、ガントリ制御部29を介してデータ収集装置(DAS)25のX線投影データに付加させたりすることもできる。
X線コリメータ制御部39はガントリ制御部29と接続されており、一対のX線コリメータ23をそれぞれz軸方向に移動させ、X線ビームのz方向の照射領域を制御する。なお、X線コリメータ23は、円筒型コリメータでもよく板状コリメータであってもよい。
中央処理装置3は、前処理部33、画像再構成部34、撮影条件設定部35及びデュアルエネルギー画像再構成部36を有している。
前処理部33は、データ収集装置25で収集された生データに対して、チャネル間の感度不均一を補正し、またX線強吸収体、主に金属部による極端な信号強度の低下又は信号脱落を補正するX線量補正等の前処理を実行し、ビームハードニング処理を行う。
画像再構成部34は、前処理部33で前処理された投影データを受け、その投影データに基づいて画像を再構成する。投影データは、周波数領域に変換する高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)がなされて、それに再構成関数Kernel(j)を重畳し、逆フーリエ変換する。そして、画像再構成部34は、再構成関数Kernel(j)を重畳処理した投影データに対して、三次元逆投影処理を行い、被検体HBの体軸方向(Z軸方向)ごとに断層像(xy平面)を求める。画像再構成部34は、この断層像を記憶装置7に記憶させる。
撮影条件設定部35は、スカウト像SCより各部位ごとの変化量や撮影目的を考慮することで被曝低減モードRX及び画質優先モードQIを自動的に設定する。
デュアルエネルギー画像再構成部36は、低いX線管電圧kV1の投影データRE1及び高いX線管電圧kV2の投影データRE2から、所定物質(原子)の分布に関連したX線管電圧依存情報の二次元分布断層像、いわゆるデュアルエネルギー撮影の断層像を画像再構成する。デュアルエネルギー撮影の断層像として、水等価画像、脂肪等価画像、造影剤等価画像又は骨等価画像を得ることができる。
<X線CT装置100の動作フローチャート>
図2は、本実施例のX線CT装置100についての動作の概要を示すフローチャートである。
ステップP1では、被検体HBをクレードル12に乗せ、位置合わせを行う。ここでは、クレードル12の上に乗せられた被検体HBは各部位の基準点に走査ガントリ20のスライスライト中心位置を合わせる。そして、スカウト像収集を行う。スカウト像撮影では、X線管21と多列X線検出器24とを固定させ、クレードル12を直線移動させながらX線検出器データのデータ収集動作を行う。ここでは、スカウト像SCは通常0度,90度のビュー角度位置で撮影する。図2中の右側は、0度で胸部付近を撮影したスカウト像SCの例である。このスカウト像SC上から断層像の撮影位置を計画できる。
ステップP2では、操作者はスカウト像SC上に撮影する断層像の位置、大きさを表示させながら撮影条件設定を行う。また撮影条件設定部35は、前記被検体の体軸方向の形状変化をスカウト像から得て、前記被曝低減モードと前記画質優先モードとを切り換えて設定できる。スカウト像SC中に示した点線は、断層像画像の位置である。本実施例ではヘリカル方式のスキャンとして、ヘリカルスキャン、可変ヘリカルスキャン、又はヘリカルシャトルスキャンなどの複数のスキャンパターンを有している。
ヘリカルスキャンとは、ガントリ回転部15が一定速度で回転しながらクレードル12を一定速度で移動させ、X線投影データを収集する撮影方法である。いわゆるヘリカルピッチHPが一定のスキャンである。可変ピッチヘリカルスキャンとは、ガントリ回転部15が一定速度で回転しながらクレードル12を加速、減速させ、X線投影データを収集する撮影方法である。ヘリカルシャトルスキャンとは、ヘリカルスキャンと同様にガントリ回転部15を回転させながらクレードル12を加速・減速させて、z軸の正方向又は負方向に往復移動させてX線投影データを収集するスキャン方法である。断層像の撮影条件設定においては、X線制御部22の自動露出機構を用いることにより、被検体HBの被曝を最適化することもできる。以下の説明では、ヘリカルスキャン、可変ヘリカルスキャン、又はヘリカルシャトルスキャンをここに区別せずヘリカル方式のスキャンとして説明する。
ヘリカルピッチHPとは、X線多列検出器の1列分の幅Ddと1回転あたりのクレードル12の移動距離Cdとの比であり、HP=Cd/Ddで求めることができる。すなわち、ヘリカルピッチ1の場合はガントリ回転部15が1回転すると、クレードル12がX線多列検出器の1列分の幅だけ移動することになる。可変ヘリカルピッチにおいてはクレードル12の移動距離Cdが加速、減速により変化するため、同時にヘリカルピッチHPも変動する。
ステップP3ないしステップP9では、断層像撮影を行う。ステップP3において、X線データ収集を行う。ここでヘリカルスキャンによってデータ収集を行う場合には、X線管21と多列X線検出器24とを被検体HBの回りに回転させ、かつ、撮影テーブル10上のクレードル12を直線移動させながら、X線検出器データのデータ収集動作を行う。そして、ビュー角度viewと、検出器列番号jと、チャネル番号iとで表すX線検出器データD0(view,j,i)(j=1〜ROW,i=1〜CH)にz軸座標の位置情報Ztable(view)を付加させる。このようにヘリカルスキャンにおいては、一定速度の範囲のX線検出器データ収集を行う。このz軸座標の位置情報はX線投影データ(X線検出器データ)に付加させても良いし、また別ファイルとしてX線投影データと関連付けて用いても良い。ヘリカルシャトルスキャン時にX線投影データを三次元画像再構成する場合に、このz軸座標の位置情報は用いられる。
ステップP4では、前処理部33がX線検出器データD0(view,j,i)に対して前処理を行い、投影データに変換する。具体的には、オフセット補正を行い、対数変換を行い、X線線量補正を行い、そして感度補正を行う。
ステップP5では、前処理部33がビームハードニング補正を行う。ここでは、前処理した投影データD1(view,j,i)に対して、ビームハードニング補正を行う。この時、検出器のj列ごとに独立したビームハードニング補正を行うことができるため、撮影条件で各ガントリ回転部15の管電圧が異なっていれば、列ごとの検出器のX線エネルギー特性の違いを補正できる。本実施例では、被検体HBのプロファイル面積、楕円率などに応じて、ビームハードニング補正の処理を変更する。
ステップP6において、画像再構成部34はzフィルタ重畳処理を行う。ここでは、ビームハードニング補正した投影データD11(view,j,i)に対して、z軸方向(列方向)のフィルタをかけるzフィルタ重畳処理を行う。すなわち、各ビュー角度における前処理後、ビームハードニング補正した投影データD11(view,j,i)に対し、たとえば列方向フィルタサイズが5列のフィルタをかける。
ステップP7において、画像再構成部34は再構成関数重畳処理を行う。すなわち、X線投影データを周波数領域に変換するフーリエ変換(Fourier Transform)を行い、再構成関数を掛け、逆フーリエ変換する。
ステップP8において、画像再構成部34は三次元逆投影処理を行う。ここでは、再構成関数重畳処理した投影データD3(view,j,i)に対して、三次元逆投影処理を行い、逆投影データD3(x,y,z)を求める。画像再構成する画像はz軸に垂直な面である。以下の再構成領域はxy平面に平行なものとする。
ステップP9において、画像再構成部34は後処理を行う。逆投影データD3(x,y,z)に対して画像フィルタ重畳、CT値変換などの後処理を行い、断層像を得る。
ステップP10において、モニタ6は画像再構成した断層像を表示する。断層像の例として、図2の右側に断層像TMを示す。
上記のステップP8においての三次元逆投影処理はコーンビームCBを用いたヘリカル方式のスキャンにおいての画像再構成時に重要な処理方法となる。
図3(a),図3(b)は再構成領域上のラインをX線透過方向への投影を示す概念図である。その図3(a)はxy平面、図3(b)はyz平面を示している。
三次元逆投影処理は、たとえば、図3(a)に示すように、xy平面に平行な512×512画素の正方形の領域を再構成領域Pとし、y=0のx軸に平行な画素列L0,y=63の画素列L63,y=127の画素列L127,y=191の画素列L191,y=255の画素列L255,y=319の画素列L319,y=383の画素列L383,y=447の画素列L447,y=511の画素列L511を列にとる。図3(b)はこれらの画素列をyz平面で表示した場合である。そして、図3(c)はこれらの画素列L0〜L511をX線透過方向に投影したラインT0〜T511を示している。投影データDr(view,x,y)は画素列L0〜L511の投影データを抽出することで得ることができる。ただし、x,yは断層像の各画素(x,y)に対応する。
X線透過方向は、幾何学的位置によりX線検出器データD0(view,j,i)のz座標z(view)がクレードル12の位置Ztable(view)としてX線検出器データに添付されるため、正確に求めることができる。
さらに、三次元逆投影処理は、投影データDr(view,x,y)にコーンビーム再構成加重加算係数を乗算することで投影データD2(view,x,y)を作成する。このコーンビーム再構成加重加算係数はコーン角アーチファクトを低減することができる。
次に、三次元逆投影処理は、あらかじめクリアしておいた逆投影データD3(x,y)に、投影データD2(view,x,y)の全ビューの対応画素を加算する。
以上の三次元逆投影処理は、図3(a)に示すように画像再構成領域Pを512×512画素の正方形として説明したものであるが、直径512画素の円形の領域としてもよい。
図4はX線管21と多列X線検出器24との幾何学的配置を示す鳥瞰図である。X線管21は、コーンビームと呼ばれるX線ビームCBを発生する。なお、コーンビームCBの中心軸方向がy方向に平行なときを、ビュー角度0度とする。X線管21のX線焦点から放射されたX線ビームは、ビーム形成X線フィルタ28によって、再構成領域Pの中心ではより多くのX線が照射され、再構成領域Pの周辺部ではより少ないX線が照射される。その後、撮影範囲XAに存在する被検体にX線が吸収され、その被検体を透過したX線が多列X線検出器24でX線検出器データとして収集される。
また、X線管21のX線焦点から放射されたX線ビームは、X線コリメータ制御部39によりX線コリメータ23が位置制御され、断層像のスライス厚方向に制御される。つまり、回転中心のz軸においてX線ビーム幅が制御される。そして、回転中心のz軸近辺に存在する被検体にX線が吸収され、その被検体を透過したX線は多列X線検出器24でX線検出器データとして収集される。
X線管21と多列X線検出器24とが回転し被検体と相対的に移動することでヘリカル方式のスキャンを行うことができ、その際の撮影領域XAは図4に示すようにZ方向に始点Z0から終点Z1まで延びた円筒形で示すことができる。ヘリカル方式のスキャン開始時には、X線管21から放射されたX線ビームと撮影領域XAの中心軸にもなるz軸とは交点C0で交わり、ヘリカル方式のスキャン終了時には、X線管21から放射されたX線ビームと撮影領域XAのz軸とは交点C1で交わる。また、ヘリカル方式のスキャン開始時には、X線管21から放射されたX線ビームと撮影領域XAの円形状の外周とは交点A0で交わり、ヘリカル方式のスキャン終了時には、X線管21から放射されたX線ビームと撮影領域XAの円形状の外周とは交点A1で交わる。
<部位又は検査目的で制御モードを選択>
本実施例は、スカウト像SCより操作者が各部位ごとの変化量や撮影目的を考慮することで被曝低減モードRX及び画質優先モードQIを選択する撮影計画を立てることができる実施例を示す。この制御モードの選択できる撮影計画はヘリカル方式のスキャンで有効である。また、被曝低減モードRXは無駄被曝領域FAとミッシングコーン領域MAと(図14を参照)が少ない被曝低減を優先した制御モードであり、画質優先モードQIはミッシングコーン領域MAが撮影範囲XAに発生しない制御モードである。
たとえば、操作者はスカウト像SCで本スキャンの撮影領域XAを設定するに際し、その開始位置(始点Z0)又は終了位置(終点Z1)付近のz方向の変化が著しい肩部や骨の構造の入り組んでいる脳底部などでアーチファクトが発生しやすいため、画質優先モードQIを選択する。また、操作者は開始位置又は終了位置付近で放射線感受性の高い水晶体、生殖腺などを含む場合においては被曝低減モードRXを選択することで、より最適な撮影条件の設定を行うことができる。
被曝低減モードRX又は画質優先モードQIはX線コリメータ23を制御することで実現することができる。その制御方法を下記に示す。
図5はヘリカル方式のスキャンにおいての被曝低減モードRXのフローチャートを示す。図6は被曝低減モードRXにおけるX線コリメータ23の動作図である。図7は画質優先モードQIにおけるX線コリメータ23の動作図である。なお図6及び図7に示すC0、C0、A0及びA1は、図4で示した交点C0、交点C0、交点A0及び交点A1と同じである。
図5のステップP21において、X線コリメータ制御部39は進行方向(右側)のX線コリメータ23を開く。X線コリメータ制御部39は図6(a)に示すようにX線管21及び多列X線検出器24の回転中心(z軸)が、撮影範囲XA[C0,C0+w/2]にいる間でX線ビーム開口幅w(撮影範囲XAの中心軸における多列X線検出器24に投影されるX線ビームの最大幅)のX線ビームの右側半分w/2を開くようにX線コリメータ23を制御する。
ステップP22において、ガントリ制御部29は本スキャンを開始し、クレードル12を図6中の左側に移動しながらX線データ収集を行う。
ステップP23において、X線コリメータ制御部39はクレードル12の速度v(t)を考慮しながらX線コリメータ23を徐々に左側へ開く。X線コリメータ制御部39は、図6(b)に示すように時刻t1においてクレードル12のz方向に進んだ距離dを(数式1)になるように求め、X線ビームの開口角度θ1が(数式2)になるようにX線コリメータ23の開口を制御する。ただし、X線管21のX線焦点と回転中心(z軸)までの距離をfcd(Focus Center Distance)とする。
...(数式1)
...(数式2)
ステップP24において、X線コリメータ制御部39は片側のX線コリメータ23の開口幅dがX線開口幅wの1/2まで行ったか、又はガントリ回転部の中心が交点C0からw/2だけ進んだかを判断し、YESであればステップP25へ行き、NOであればステップP23へ戻る。
ステップP25において、X線コリメータ制御部39はX線コリメータ23のX線開口幅wになるように制御する。X線コリメータ制御部39は図6(c)に示すように終了手前w/2の位置に来るまでX線開口幅wを保つようにする。
ステップP26において、X線コリメータ制御部39はz方向の交点C1から手前w/2の所に来たかを判断し、YESであればステップP27へ行き、NOであればステップP25へ戻る。
ステップP27において、X線コリメータ制御部39はクレードル12の速度v(t)を考慮しながらX線コリメータ23を閉じる。X線コリメータ制御部39は、図6(d)に示すように撮影範囲XA[C1−w/2,C1]で交点C1に近づくにつれて、X線コリメータ23を閉じて行く。
ステップP28において、X線コリメータ制御部39は片側のX線コリメータ23の開口幅dがX線開口幅w/2まで閉じたかを判断し、YESであればステップP29へ行き、NOであればステップP27へ戻る。
ステップP29において、ガントリ制御部は本スキャンを終了する。このときのX線コリメータ23は図6(e)に示すように進行方向側(右側)のX線コリメータ23が閉じた状態になる。
上記のX線コリメータ23の制御はz方向の位置に応じたフィードフォワード制御でも良い。また、X線コリメータ23の制御は、図6(b)に示すように、X線ビームの境界になるrowi列目の多列X線検出器のチャネルを、図4に示すようなX線ビーム幅検出器チャネルBDCを用いることで、リアルタイム(実時間)にX線ビーム位置をX線コリメータ制御部39に伝えるフィードバック制御でもよい。
図6(a)〜図6(e)の被曝低減モードRXは、撮影領域XAの交点C0及び交点C1に着目した。上述したように撮影領域XAの始点Z0及び終点Z1において、X線ビームは始点Z0及び終点Z1の両外側には照射されない。つまり、被曝低減モードRXにおいては、コリメータ制御部39がX線ビームの体軸方向の端が撮影領域XAの回転中心を通るようにコリメータ23を制御する。
一方、画質優先モードQIのX線コリメータ23の制御は、図7(a)〜図7(e)に示すように撮影領域XAの交点A0及び交点A1に着目する。画質優先モードQIにおいては、コリメータ制御部39は、X線ビームの体軸方向の端が撮影領域XAの円形状の外周上を通るようにコリメータ23を制御する。これによりX線ビーム領域は撮影領域全体を覆うことができミッシングコーン領域MAがなくなり、画像再構成部34が断層像の画像再構成時において十分な範囲のX線投影データを使用することができる。また撮影領域XAの円形状の外周上を越えてXビームが照射されないため無駄になる被曝量も最低限になる。
画質優先モードQIのフローチャートは、図5の被曝低減モードRXのフローチャートの交点C0及び交点C1を図7に示したような交点A0及び交点A1に置き換えることで実現できる。
<制御モードを自動選択>
実施例1においては操作者が被曝低減モードRX又は画質優先モードQIを切り換えたが、本実施例は自動的に被曝低減モードRX又は画質優先モードQIを切り換える実施例を示す。
図8は各z方向座標位置の被検体形状によりX線コリメータ制御モードを定めるフローチャートを示す。
ステップP41では、操作者はスカウト像撮影を行う。
ステップP42では、操作者は本スキャンのスキャン方式又は撮影範囲などの撮影条件設定を行う。
ステップP43では、撮影条件設定部35はヘリカル方式のスキャンがあるかを判断し、YESであればステップP44へ行き、NOであればステップP49へ行く。
ステップP44では、撮影条件設定部35は撮影条件設定したヘリカル方式のスキャンに対して、撮影範囲XAの両端近傍におけるz方向プロファイルを測定する。たとえば、z方向プロファイルは図9(a),図9(b)に示すように、0度方向のスカウト像SCにおけるz方向プロファイルScout_Prf(z,x)や90度方向のスカウト像SCにおけるz方向プロファイルScout_Prf(z,y)を用いる。又はスカウト像SCのz方向のX線投影データを用いても良い。この時に、各々のz方向差分Diff_x(z),Diff_y(z)を以下の(数式3),(数式4)のように求める。
...(数式3)
...(数式4)
ステップP45では、撮影条件設定部35はz方向プロファイルの変化が著しいかを判断し、YESであればステップP46へ行き、NOであればステップP47へ行く。この時の判断基準は、被検体の構造が複雑か否かを指標とする。たとえば、X線コリメータ制御部39はステップP44で求めたz方向差分Diff_x(z)又はDiff_y(z)が各々の閾値THを両方超えた場合か、もしくは少なくとも1つが閾値THを超えた場合に被検体の構造が複雑であるとして、アーチファクトを避けるために画質優先モードQIのX線コリメータ位置制御を行う。たとえば、可変ピッチヘリカルスキャンにおいて撮影条件設定部35は図9(c)に示すように複雑の指標CIが閾値THを越えた場所のクレードル12の加速領域において画質優先モードQIを選択し、閾値TH以下の減速領域においては被曝低減モードRXを選択する。
上記撮影条件設定部35は、被検体の構造が複雑か否かで、被曝低減モードRXか画質優先モードQIかを決めたが、撮影範囲XAの両端が被検体の被曝を低く抑えたい領域か否かという別の判断基準でも良い。
ステップP46では、撮影条件設定部35は画質優先モードQIを設定する。
ステップP47では、撮影条件設定部35は被曝低減モードRXを設定する。
ステップP48では、撮影条件設定部35はすべてのヘリカル方式のスキャンについてX線コリメータ23の制御モードを定めたかを判断し、YESであればステップP49へ行き、NOであればステップP45へ戻る。
ステップP49では、操作者は本スキャンを開始する。
なお、実施例1、実施例2でのX線コリメータ23は円筒型コリメータを用いて、左右に動かすことでX線コリメータ23を開閉していた。しかし、この円筒型コリメータは図10に示すようなコリメータであってもよい。
図10(a)に示すように円筒型コリメータの回転中心を偏心させておき、この円筒型コリメータを図10(a)の矢印のように回転させることで、X線ビームをz方向に開閉することもできる。また、円筒型のX線コリメータ23である必要はなく、図10(b)のようにz方向に開閉が可能な板状コリメータであっても構わない。
図10(c)は円筒型又は板状のX線コリメータ23を用いたフィードバック制御による開閉操作を示す。
ステップB11では、X線コリメータ制御部39はX線ビームの開口角度θ1,θ2を設定する。たとえば、X線コリメータ制御部39は図10(a)、図10(b)に示すようにX線ビームの進行方向側(右側)の広がりの角度θ2、逆方向側(左側)の広がりを角度θ1になるように制御するとする。
ステップB12において、X線コリメータ制御部39はX線ビームのz方向角度θ1,θ2のX線ビームが出るように円筒型X線コリメータでは角度α1,α2だけ回転させ、板状X線コリメータでは幅a1,a2だけずらす。X線コリメータ制御部39はあらかじめα1=fc(θ1),α2=fc(θ2),a1=fp(θ1),a2=fp(θ2)のX線ビーム角度θと円筒型X線コリメータ回転角度αの伝達関数(transfer function)fc、又はX線ビーム角度θと板状X線コリメータ開口幅aの伝達関数(transfer function)fpを校正により求めておくものとする。
ステップB13において、X線コリメータ制御部39はX線ビーム角度をX線ビーム幅検出器チャネルBDCより求める。X線コリメータ制御部39は多列X線検出器のX線ビーム幅検出器チャネルBDCにおいて、図10(a)、図10(b)に示すX線ビーム領域の端の列rowi1,rowi2を求め、実際に出力されているX線ビームのz方向角度θ1’,θ2’を求める。
ステップB14において、X線コリメータ制御部39はX線ビームの誤差が許容範囲に入っているかを判断し、YESであればステップB15へ行き、NOであればステップB17へ行く。X線コリメータ制御部39は実際に出力しているX線ビームのz方向角度θ1’,θ2’と、設定されたX線ビームz方向角度θ1,θ2の誤差|θ1−θ1’|と|θ2−θ2’|とが、許容範囲εに入っているかをチェックする。ただし、εは微小値とする。
ステップB15において、X線データ収集を続ける。
ステップB16において、X線データ収集終了かを判断し、YESであれば終了し、NOであればステップB11へ戻る。
ステップB17において、X線コリメータ制御部39は円筒型X線コリメータの回転角度α1及びα2又は板状X線コリメータの開口幅a1及びa2にフィードバック処理をかける。X線コリメータ制御部39は円筒型X線コリメータの回転角度α1,α2に(数式5),(数式6)のフィードバック処理をかけ、板状X線コリメータ開口幅A1,a2に(数式7),(数式8)のフィードバック処理をかける。
...(数式5)
...(数式6)
...(数式7)
...(数式8)
なお、この場合に制御定数k1,k2はあらかじめ校正において求められている制御定数である。又は、あらかじめシステム設計時に定められている制御定数であっても良い。
また、制御定数k1,k2はk1(|θ−θ’|)、k2(|θ−θ’|)のように誤差量に応じて変化する適応型制御定数にしておいても良い。
また、円筒型又は板状のX線コリメータ23を用いたX線コリメータ23の制御はフィードフォワード制御でも可能である。
<傾斜スキャンにおけるX線コリメータ制御>
本実施例は、傾斜スキャンを用いたヘリカル方式のスキャンにおいて被曝低減モードRXと画像優先モードQIとを選択できる実施例を示す。
図11は、傾斜スキャンにおける被曝低減モードRXの撮影範囲XAを示している。図12は、傾斜スキャンにおける画像優先モードQIの撮影範囲XAを示している。
傾斜スキャンとはガントリ回転部15をz方向の前後に傾けて撮影する方法である。走査ガントリ傾斜制御部27はガントリ回転部15を所定角度傾け、傾斜スキャンを用いたヘリカル方式のスキャンを行うことができる。たとえば、図11(f)に示すように頭部CTA(CTアンギオ:CT Angio)撮影を行う場合に、あらかじめ撮影した90度方向のスカウト像SCより水晶体を避けて撮影範囲XAを設定することができる。さらに、操作者は被曝低減モードRXを使用することで、撮影範囲XAの端部で被曝量を少なくでき、より水晶体の被曝を少なくすることができる。
傾斜スキャンにおけるX線コリメータ制御のフローチャートは着目点を変更することで、図5に示したガントリ回転部15が傾斜していないX線コリメータ制御のフローチャートと同様に処理することができる。以下はその様子を模式図で示す。
図11(a)〜図11(e)は傾斜スキャンを用いたヘリカル方式のスキャンを被曝低減モードRXで行う場合を示す。傾斜スキャンの場合はz軸上の交点C0でなくガントリ回転軸上の交点C2又はz軸上の交点C1でなくガントリ回転軸上の点C3を通るようにX線コリメータ23の制御を行う。つまり、クレードル12を図11中の左側に移動させる。そして、X線コリメータ制御部39はクレードル12がz方向座標位置C2からw・cosθ/2だけ進んだかを判断しながら、X線ビームが交点C2を通るようにX線コリメータ位置制御を行い、図11(c)のようにX線開口幅wの半分になるまで開く。さらに、X線コリメータ制御部39はクレードル12がz方向の交点C3から手前w・cosθ/2まできたかを判断しながら、X線ビームが点C3を通るように図11(d)のようにクレードル12の速度を考慮しながらX線コリメータ23を閉じる。
また、図12(a)〜図12(e)は傾斜スキャンを用いたヘリカル方式のスキャンを画質優先モードQIで行う場合を示す。傾斜スキャンの場合は撮影領域XAの円形状の外周上の点A2,A3,A4,A5を通るようにX線コリメータ位置の制御を行う。つまり、クレードル12を図11中の左側に移動させる。そして、X線コリメータ制御部39はクレードル12の速度に合わせながらX線ビームが撮影領域XAの点A2,A4の斜円形状の外周上の点を通るようにX線コリメータ23の位置制御を行う。片側のX線コリメータの開口幅dがX線開口幅wの1/2まで行ったか、すなわち図12(c)に示す状態まで進んだかを確認しながらX線コリメータ27の開口幅dがw/2になるまで開く。さらに、図12(d)に示すようにX線コリメータ制御部39はクレードル12の速度に合わせながらX線ビームが撮影領域XAの点A3,A5の斜円形状の外周上の点を通るようにX線コリメータ23の位置制御を行う。
また、傾斜スキャンにおいて自動切り換えを行うX線コリメータ制御部39は図8と同様に、撮影条件設定部35はスカウト像SCにおけるz方向プロファイルの変化量より被曝低減モードRXか画質優先モードQIかを自動的に設定することができる。
なお、可変ヘリカルピッチでのデュアルエネルギー撮影の場合はスキャン開始時、スキャン終了時近辺においてヘリカルピッチHPが低いため、図3(c)の点線で示すように1回転ずれたX線投影データが1回転前のX線投影データとオーバーラップするため、両方のX線投影データを画像再構成に用いることでS/N改善も行える。X線コリメータ制御部39はこのS/N改善分を被曝低減モードRXに組み込むことでさらに被曝低減も行える。
特開2003−37778号公報に示されるようなデュアルエネルギー撮影が提案されている。デュアルエネルギー撮影を行うことで、たとえば骨部領域を消して選択的に造影剤領域を抽出しやすくすることができる。これにより、ヘリカル方式のスキャンを用いた造影剤追跡がやりやすくなる。この場合もヘリカル方式のスキャンのz方向座標範囲の両端におけるスキャン開始領域又はスキャン終了領域において、X線ビーム領域を最適に制御するようにX線コリメータ制御を行い、被曝低減優先モードRX又は画質優先モードQIを最適に用いることができる。
図13は投影データ空間におけるデュアルエネルギー撮影の画像再構成方法の概要を示す。デュアルエネルギー画像再構成部36は、たとえばX線管電圧80kVのX線ビームを照射して得られる第1エネルギー投影データRE1に加重加算係数w1を乗算し、同様にX線管電圧140kVのX線ビームを照射して得られる第2エネルギー投影データRE2に加重加算係数w2を乗算し、定数C1とともに加重加算処理し、デュアルエネルギー断層像M−CSIを作成する。この時に用いる第1エネルギー投影データRE1及び第2エネルギー投影データRE2は、前処理部33が前処理及びビームハードニング補正したX線投影データを用いる。特にビームハードニング補正では、各X線管電圧において水等価でない物質の部分を水等価なX線透過経路長にすることにより、水以外の物質のX線管電圧依存性をより正しく評価することができる。
これら加重加算係数w1,w2及び定数C1は、抽出したい原子、強調したい原子、表示上で消したい原子又は部位により定まる。たとえば加重加算処理部はCT値の近い骨、石灰化を構成するカルシウム成分(Ca成分)と、ヨウ素を主成分とする造影剤(Iodine成分)とを分離するために、カルシウム成分を表示上で消すと、つまり画素値を0にすると造影剤成分が抽出され、強調して表示することができる。また反対に、加重加算処理部は造影剤成分を表示上で消すと、つまり画素値を0にするとカルシウム成分が抽出され、骨や石灰化の部分を強調して表示することができる。
また、デュアルエネルギー画像再構成部36は、画像空間又は断層像空間おいても投影データ空間と同様に加重加算処理することでデュアルエネルギー断層像M−CSIを得ることができる。
また、断層像空間においても、前処理部33により前処理及びビームハードニング補正が補正済であるとすると、デュアルエネルギー画像再構成部35は断層像空間でも、デュアルエネルギー断層像を画像再構成することができる。
以上より、デュアルエネルギー画像再構成部36は、断層像空間と投影データ空間とにおいて水等価画像、脂肪等価画像、造影剤等価画像、骨等価画像を作成することができる。
本実施例では、ヘリカルシャトルスキャンのある1方向の場合について記載しているが、他のX線データ収集パスにおいても同様に制御を行うものとする。なお、本実施例における画像再構成法は、従来公知のフェルドカンプ法による三次元画像再構成法でもよい。さらに、他の三次元画像再構成方法でもよい。又は二次元画像再構成でも良い。
また、本実施例では、多列X線検出器について書かれているが、フラットパネルX線検出器又は1列のX線検出器のX線CT装置においても同様の効果を出せる。なお、本実施例においては、撮影テーブル10のクレードル12をz方向に動かすことにより、ヘリカルシャトルスキャンを実現している。しかし、走査ガントリ20又は走査ガントリ20内のガントリ回転部15をクレードル12に対して動かすことによっても、相対的に同様な効果を得ることができる。
本発明の一実施例にかかるX線CT装置100を示すブロック図である。 本実施例のX線CT装置100についての動作の概要を示すフローチャートである。 (a)は、x、y平面における画像再構成領域Pの各ラインの投影方向を示した図である。 (b)は、は、y、z平面における画像再構成領域Pの各ラインの投影方向を示した図である。 (c)は、各ラインをX線検出器面に投影した図である。 X線管21と多列X線検出器24との幾何学的配置を示す鳥瞰図である。 被曝低減モードRXのフローチャートである (a)は、被曝低減モードRXにおいてX線コリメータ23の右側半分が開いた状態を示した図である。 (b)は、被曝低減モードRXにおいてX線コリメータ23の左側がクレードル12の移動と連動して開く状態を示した図である。 (c)は、被曝低減モードRXにおいてX線コリメータ23がX線開口幅wを保つ状態を示した図である。 (d)は、被曝低減モードRXにおいて交点C1に近づくにつれて、X線コリメータ23を閉じて行く状態を示した図である。 (e)は、被曝低減モードRXにおいてX線コリメータ23の右側半分が閉じた状態を示した図である。 (a)は、画質優先モードQIにおいてX線コリメータ23の右側半分が開いた状態を示した図である。 (b)は、画質優先モードQIにおいてX線コリメータ23の左側がクレードル12の移動と連動して開く状態を示した図である。 (c)は、画質優先モードQIにおいてX線コリメータ23がX線開口幅wを保つ状態を示した図である。 (d)は、画質優先モードQIにおいて交点C1に近づくにつれて、X線コリメータ23を閉じて行く状態を示した図である。 (e)は、画質優先モードQIにおいてX線コリメータ23の右側半分が閉じた状態を示した図である。 z方向座標位置の被検体形状によりX線コリメータ制御モードを定めるフローチャートである。 (a)は、0度方向のスカウト像SCにおけるz方向プロファイルScout_Prf(z,x)を示した図である。 (b)は、90度方向のスカウト像SCにおけるz方向プロファイルScout_Prf(z,y)を示した図である。 (c)は、複雑の指標CIと画質優先モードQI又は被曝低減モードRXとの関係を示した図である。 (a)は、円筒型コリメータの開閉動作を示した図である。 (b)は、板状コリメータの開閉動作を示した図である。 (c)は、X線コリメータ23のフィードバック制御による開閉操作のフローチャートである。 (a)は、傾斜スキャンにおける被曝低減モードRXにおいてX線コリメータ23の右側半分が開いた状態を示した図である。 (b)は、傾斜スキャンにおける被曝低減モードRXにおいてX線コリメータ23の左側がクレードル12の移動と連動して開く状態を示した図である。 (c)は、傾斜スキャンにおける被曝低減モードRXにおいてX線コリメータ23がX線開口幅wを保つ状態を示した図である。 (d)は、傾斜スキャンにおける被曝低減モードRXにおいて交点C1に近づくにつれて、X線コリメータ23を閉じて行く状態を示した図である。 (e)は、傾斜スキャンにおける被曝低減モードRXにおいてX線コリメータ23の右側半分が閉じた状態を示した図である。 (f)は、傾斜スキャンにおけるCTA撮影の撮影範囲XAを示した図である。 (a)は、傾斜スキャンにおける画質優先モードQIにおいてX線コリメータ23の右側半分が開いた状態を示した図である。 (b)は、傾斜スキャンにおける画質優先モードQIにおいてX線コリメータ23の左側がクレードル12の移動と連動して開く状態を示した図である。 (c)は、傾斜スキャンにおける画質優先モードQIにおいてX線コリメータ23がX線開口幅wを保つ状態を示した図である。 (d)は、傾斜スキャンにおける画質優先モードQIにおいて交点C1に近づくにつれて、X線コリメータ23を閉じて行く状態を示した図である。 (e)は、傾斜スキャンにおける画質優先モードQIにおいてX線コリメータ23の右側半分が閉じた状態を示した図である。 投影データ空間におけるX線吸収係数の断層像を求めるイメージ図である。 (a)は、X線コリメータ制御なしで撮影した照射範囲を示す図である。 (b)は、X線コリメータ制御なしで傾斜スキャンの照射範囲を示す図である。
符号の説明
1 … 操作コンソール
2 … 入力装置
3 … 中央処理装置 (32 … 前処理部,34 … 画像再構成部,35 … デュアルエネルギー画像再構成部,35 … 連続領域処理部, 36 … ラベリング部,37 … ラベリング部, 38 … 排他処理部)
5 … データ収集部
6 … モニタ表示部
7 … 記憶装置
10 … 撮影テーブル
12 … クレードル
15 … 回転部
20 … 走査ガントリ
21 … X線管
22 … X線制御部
23 … コリメータ
24 … 多列X線検出器
25 … データ収集装置(DAS)
26 … 回転制御部
28 … ビーム形成X線フィルタ
29 … ガントリ制御部

Claims (7)

  1. 被検体にX線ビームを照射するX線発生装置と、前記X線発生装置から照射されたX線ビームを前記被検体の体軸方向に成形するコリメータと、前記被検体を挟んで前記X線発生装置及び前記コリメータと対向するように配置されたX線検出器と、前記X線発生装置と前記X線検出器とを回転させるガントリ回転部とを有し、このガントリ回転部の回転と前記被検体の体軸方向に指定された範囲とで規定される円筒形の撮影範囲を撮影するX線CT装置において、

    前記撮影範囲の両端の存在する、前記ガントリ回転部を回転させながら前記被検体に対して相対的に移動させて撮影するヘリカルスキャンの開始領域及び終了領域において、それ以外の領域よりも前記体軸方向のX線ビームの幅が小さくなるように前記コリメータを制御するコリメータ制御部と、

    前記ヘリカルスキャンの開始領域及び終了領域について、前記撮影範囲の前記被検体への被曝量を低減するための前記コリメータ制御部によるコリメータの第1の制御を行う被曝低減モードと、前記撮影範囲の断層像の画質を良くするための前記コリメータ制御部によるコリメータの第2の制御を行う画質優先モードとを設定する撮影条件設定部と、

    前記撮影条件設定によって設定されたモードに基づくヘリカルスキャンによって得られる投影データに基づいて前記断層像を再構成する画像再構成部と、

    を備えることを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記被曝低減モードは、前記X線発生装置が前記撮影範囲の始点からw/2の範囲又は終点からw/2の範囲に位置する際に、前記円筒形の中心軸で前記体軸方向の端に相当する位置に前記X線ビームの体軸方向の端が通るようにX線ビームが照射されることを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。

    但し、wは前記円筒形の中心軸における前記X線検出器に入るX線ビームの最大幅。
  3. 前記画質優先モードは、前記X線発生装置が前記撮影範囲の始点からw/2の範囲又は終点からw/2の範囲に位置する際に、前記円筒形の外周で前記体軸方向の端に相当する位置に前記X線ビームの体軸方向の端が通るようにX線ビームが照射されることを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。

    但し、wは前記円筒形の中心軸における前記X線検出器に入るX線ビームの最大幅。
  4. 前記被曝低減モードにおける第1の制御は、前記X線発生装置が前記撮影範囲の始点からw/2の範囲又は終点からw/2の範囲に位置する際に、前記円筒形の中心軸で前記体軸方向の端に相当する位置に前記X線ビームの体軸方向の端が通るようにX線ビームが照射されるような制御であり、

    前記画質優先モードにおける第2の制御は、前記X線発生装置が前記撮影範囲の始点からw/2の範囲又は終点からw/2の範囲に位置する際に、前記円筒形の外周で前記体軸方向の端に相当する位置に前記X線ビームの体軸方向の端が通るようにX線ビームが照射されるような制御である

    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
    但し、wは前記円筒形の中心軸における前記X線検出器に入るX線ビームの最大幅。
  5. 前記被曝低減モードは前記撮影範囲の断層像を画像再構成する上で十分なX線投影データが得られないミッシングコーン領域を含み、前記画質優先モードは前記ミッシングコーン領域を含まないことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  6. 前記撮影条件設定部は、前記被検体の体軸方向の形状変化をスカウト像から得ることで、前記体軸方向の位置に応じて前記被曝低減モード又は前記画質優先モードを設定することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  7. さらに、前記ガントリ回転部を前記体軸方向に傾ける傾斜制御部を備え、
    前記コリメータ制御部は、前記ガントリ回転部を前記体軸方向に傾けた状態で前記コリメータを制御することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のX線CT装置。
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