JP5321685B2 - リチウム二次電池の非水電解液用溶媒 - Google Patents
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Description
本発明は、リチウム二次電池の非水電解液用溶媒、およびその溶媒を含む非水電解液、さらにはその非水電解液を用いたリチウム二次電池に関する。
リチウム二次電池用の非水電解液に対する要求特性は年々厳しくなってきている。そうした要求特性の1つとして、高電圧下で使える電解液が望まれている。
この問題の解決方法として、非水電解液用溶媒の成分として、フッ素化されたエチレンカーボネート(EC)を用いることにより耐酸化性を上げ、デンドライトの形成を抑制し、高電圧下での電池特性の向上を図ることが提案されている(特許文献1〜7)。
これらの特許文献には、フッ素化されたエチレンカーボネートとして、モノフルオロエチレンカーボネート(FEC)やジ−ないしテトラ−フルオロエチレンカーボネートなどのエチレンカーボネートの水素原子をフッ素原子で置換したフルオロエチレンカーボネート;モノトリフルオロメチルエチレンカーボネート(CF3EC)、モノフルオロアルキルエチレンカーボネート(RfCH2−ECやRf2CH−EC)、モノフルオロアルキルエーテルエチレンカーボネート(RfCH2OCH2−EC)などのエチレンカーボネートのモノフルオロアルキル置換体;さらには1,2−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネートなどの1,2−ジフルオロアルキル置換体が開示されている。
しかし、FECおよびジフルオロエチレンカーボネートは水分に弱い(加水分解しやすい)という問題があり、また、CF3−ECは耐酸化性が高いが粘性も高いという問題がある。RfCH2−ECやRfCH2OCH2−ECなどのモノフルオロアルキル置換エチレンカーボネートにはECの炭素の隣にアルキル基があるためさらに粘性が高いという問題があり、1,2−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネートなどのジフルオロアルキル置換エチレンカーボネートには還元電位が低いという問題がある。そしてこれらの問題点がゆえに、より一層高電圧下でのリチウム二次電池の電池特性、たとえば放電容量、負荷特性、サイクル特性などにおいて、さらなる向上が要求されている。
本発明者らは、フッ素化アルキル置換体の中でも、1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネートが特異的に加水分解されにくく、この1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネートを特定比率で含む電解液用溶媒を用いて作製されたリチウム二次電池が高電圧下での使用においても安定した電池特性を確保しうることを見出し、本発明を完成した。
本発明は、高電圧下においても放電容量、負荷特性、サイクル特性に優れたリチウム二次電池を与える非水電解液用溶媒、その溶媒を用いた非水電解液、さらにはリチウム二次電池を提供することを目的とする。
本発明は、非フッ素環状カーボネート(I)と非フッ素鎖状カーボネート(II)と1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)とを含む非水電解液用溶媒であって、(I)と(II)と(III)の合計を100体積%としたときに、非フッ素環状カーボネート(I)が10〜50体積%、非フッ素鎖状カーボネート(II)が49.9〜89.9体積%、および1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)が0.1体積%以上で30体積%以下であるリチウム二次電池の非水電解液用溶媒に関する。
非フッ素環状カーボネート(I)としては、エチレンカーボネートおよびプロピレンカーボネートの1種または混合物が、サイクル特性が良好な点から好ましい。
非フッ素鎖状カーボネート(II)としては、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネートおよびジエチルカーボネートよりなる群から選ばれる少なくとも1種が、負荷特性が良好な点から好ましい。
また、1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)としては、粘度が低い点から1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネートが好ましい。
また、1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)は、その水分含有量が40ppm以下であるとき電解質の分解が起こりにくくなり、好ましい。
成分(I)と(II)と(III)の比率としては、成分(I)と(II)と(III)の合計を100体積%としたときに、非フッ素環状カーボネート(I)が10〜40体積%、非フッ素鎖状カーボネート(II)が59.9〜89.9体積%、および1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)が0.1体積%以上で10体積%以下であることが、低温特性が良好な点から好ましい。
本発明はまた、これらの非水電解液用溶媒と電解質塩を含むリチウム二次電池の非水電解液にも関する。
さらにまた本発明は、本発明の非水電解液を用いたリチウム二次電池にも関する。
本発明によれば、1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)が特異的に加水分解されにくく、この1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)と非フッ素環状カーボネート(I)と非フッ素鎖状カーボネート(II)とを特定割合で併用することにより、放電容量、負荷特性、サイクル特性に特異的に優れたリチウム二次電池を与える非水電解液用溶媒、その溶媒を用いた電解液、さらにはリチウム二次電池を提供することができる。
本発明の非水電解液用溶媒は、非フッ素環状カーボネート(I)と非フッ素鎖状カーボネート(II)と1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)とを特定割合で含む。
以下各成分および配合割合について説明する。
(I)非フッ素環状カーボネート
非フッ素環状カーボネート(I)としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネートなどの1種または2種以上があげられる。なかでも、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)は誘電率が高く、また電解質塩の溶解性に特に優れており、本発明の電解液に好ましい。
非フッ素環状カーボネート(I)としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネートなどの1種または2種以上があげられる。なかでも、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)は誘電率が高く、また電解質塩の溶解性に特に優れており、本発明の電解液に好ましい。
この非フッ素環状カーボネートは、電解質塩の溶解力に優れるほか、負荷特性の向上、誘電率の向上といった特性をもつ。
また、ビニレンカーボネートも、放電容量は減るが、サイクル特性の改善のために、追加(任意)成分として配合することも可能である。配合量としては、電解液全体に対して0.1〜10体積%が望ましい。
(II)非フッ素鎖状カーボネート
非フッ素鎖状カーボネート(II)としては、たとえばCH3CH2OCOOCH2CH3(ジエチルカーボネート;DEC)、CH3CH2OCOOCH3(メチルエチルカーボネート;MEC)、CH3OCOOCH3(ジメチルカーボネート;DMC)、CH3OCOOCH2CH2CH3(メチルプロピルカーボネート)などの炭化水素系鎖状カーボネートの1種または2種以上があげられる。これらのうち粘性が低く、かつ低温特性が良好なことから、DEC、MEC、DMCが好ましい。
非フッ素鎖状カーボネート(II)としては、たとえばCH3CH2OCOOCH2CH3(ジエチルカーボネート;DEC)、CH3CH2OCOOCH3(メチルエチルカーボネート;MEC)、CH3OCOOCH3(ジメチルカーボネート;DMC)、CH3OCOOCH2CH2CH3(メチルプロピルカーボネート)などの炭化水素系鎖状カーボネートの1種または2種以上があげられる。これらのうち粘性が低く、かつ低温特性が良好なことから、DEC、MEC、DMCが好ましい。
(III)1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート
含フッ素エチレンカーボネートの範疇に入るが、1位に2個のフッ素化アルキル基が置換したエチレンカーボネートであり、4,4−ビス−フッ素化アルキル−1,3−ジオキソラン−2−オンとも称される。
含フッ素エチレンカーボネートの範疇に入るが、1位に2個のフッ素化アルキル基が置換したエチレンカーボネートであり、4,4−ビス−フッ素化アルキル−1,3−ジオキソラン−2−オンとも称される。
2個のフッ素化アルキル基は同じでも異なっていてもよい。フッ素化アルキル基としては、CH2F、CHF2、CF3、CH2FCH2、CHF2CH2、CF3CH2、CH2FCFH、CHF2CFH、CF3CFH、CH2FCF2、CHF2CF2、CF3CF2、CF3CF2CF2などの炭素数1〜3のフッ素化アルキル基が、粘度が低い点から好ましい。
具体的には、1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート(4,4−ビス-トリフルオロメチル−[1,3]ジオキソラン−2−オン)、1,1−ジペンタフルオロエチルエチレンカーボネート(4,4−ビス-ペンタフルオロエチル−[1,3]ジオキソラン−2−オン)、1−トリフルオロメチル−1−ペンタフルオロエチルエチレンカーボネート(4−ペンタフルオロエチル−4−トリフルオロメチル−[1,3]ジオキソラン−2−オン)などがあげられ、特に粘度が低い点から1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネートが好ましい。
この1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)は類似の含フッ素エチレンカーボネート、たとえばモノフルオロエチレンカーボネートやジアルキルモノフルオロエチレンカーボネートなどのモノフルオロエチレンカーボネートに比較して耐酸化性が高く、高電圧下でのリチウム二次電池の放電容量、負荷特性、サイクル特性、抵抗の低減化が特異的に優れている。また、ジフルオロエチレンカーボネートやジフルオロモノアルキルエチレンカーボネートなどのジフルオロエチレンカーボネートに比して加水分解しにくく、しかも高電圧下でのリチウム二次電池の放電容量、負荷特性、サイクル特性の向上、および内部抵抗の低減化に特異的に優れている。
さらに、1,2−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネートなどの構造異性体に比して還元電位が低いため負極での分解が抑制されており、高電圧下でのリチウム二次電池の放電容量、負荷特性、サイクル特性の向上、および内部抵抗の低減化に特異的に優れている。
配合割合は、成分(I)と(II)と(III)の合計を100体積%としたときに、非フッ素環状カーボネート(I)が10〜50体積%、非フッ素鎖状カーボネート(II)が49.9〜89.9体積%、および1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)が0.1体積%以上で30体積%以下である。
非フッ素環状カーボネート(I)の含有量が多くなりすぎると、他の成分との相溶性が低下し、特に冬季の外気温や冷凍庫の室温といった低温雰囲気下(たとえば−30〜−20℃)において、他の成分と層分離を起こしてしまうことがある。この観点から、好ましい上限は35体積%、さらには30体積%である。一方、少なすぎると溶媒全体の電解質塩の溶解性が低下し、所望の電解質濃度(0.8モル/リットル以上)が達成できない。
また非フッ素環状カーボネート(I)は、各溶媒成分間の相溶性が低下してしまわないように非フッ素鎖状カーボネート(II)より少ない量となるように配合する。特に、非フッ素環状カーボネート(I)と1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)の合計を非フッ素鎖状カーボネート(II)よりも少ない量とするときには、各溶媒成分間の相溶性を確保できるので広い温度範囲で均一な電解液を形成でき、さらにリチウム二次電池の負荷特性、サイクル特性を向上させる点から好ましい。
1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)の配合量は30体積%以下である。成分(III)が多くなると放電容量が低下する傾向にあり、その許容できる上限が30体積%である。成分(III)は比較的少ない量でその効果を発揮できる。好ましくは10体積%以下である。有効な下限値は、0.1体積%、さらには0.5体積%が好ましい。
また、1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)は特に負極に良質な被膜を形成し、その結果、抵抗を低減するものと考えられる。したがって、黒鉛などの炭素質材料を負極に用いた場合、特に5体積%またはそれ以下が好ましい。また、合金系の材料を負極に用いた場合は、膨張、収縮が大きいため炭素質材料系よりも安定な被膜が必要なため、20体積%以下が好ましい。
以上の観点から、好ましい非水電解液用溶媒としては、成分(I)と(II)と(III)の合計を100体積%としたときに、非フッ素環状カーボネート(I)が10〜40体積%、非フッ素鎖状カーボネート(II)が59.9〜89.9体積%、および1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)が0.1体積%以上で10体積%以下のものがあげられる。
本発明の非水電解液用溶媒は成分(I)と(II)と(III)のみで本発明の課題を解決できるが、非水電解液用溶媒として周知の他の溶媒を成分(I)と(II)と(III)に加えて配合してもよい。その種類および配合量は本発明の課題の解決を損なわない範囲とする必要がある。
本発明はまた、本発明の非水電解液用溶媒と電解質塩とを含むリチウム二次電池用電解液にも関する。
本発明の非水電解液に使用する電解質塩としては、たとえばLiClO4、LiAsF6、LiBF4、LiPF6、LiN(SO2CF3)2、LiN(SO2C2F5)2などがあげられ、サイクル特性が良好な点から特にLiPF6、LiBF4、LiN(SO2CF3)2、LiN(SO2C2F5)2またはこれらの組合せが好ましい。
リチウムイオン二次電池としての実用的な性能を確保するためには、電解質塩の濃度を0.5モル/リットル以上、さらには0.8モル/リットル以上にすることが要求されている。上限は、通常1.5モル/リットルである。本発明の非水電解液用溶媒は、電解質塩の濃度をこれらの要求を満たす範囲にする溶解能を有している。
本発明の非水電解液には、成分(I)〜(III)の体積比率を崩さず、本発明の効果を損なわない範囲で、難燃剤、界面活性剤、高誘電化添加剤、サイクル特性および負荷特性改善剤やさらに安全性向上を狙う場合は過充電防止剤などの他の添加剤を配合してもよい。
難燃剤としては、従来より公知の難燃剤が使用できる。特にリン酸エステルは、不燃性(着火しない性質)を付与するために配合してもよい。配合量は、非水電解液用溶媒に対して1〜10体積%で着火が防止できる。
リン酸エステルとしては、含フッ素アルキルリン酸エステル、非フッ素系アルキルリン酸エステル、アリールリン酸エステルなどがあげられるが、含フッ素アルキルリン酸エステルが電解液の不燃化に寄与する程度が高く、少量で不燃効果をあげることから好ましい。
含フッ素アルキルリン酸エステルとしては、特開平11−233141号公報に記載された含フッ素ジアルキルリン酸エステル、特開平11−283669号公報に記載された環状のアルキルリン酸エステルのほか、含フッ素トリアルキルリン酸エステルがあげられる。
含フッ素トリアルキルリン酸エステルは、不燃性を与える能力が高く、また成分(I)〜(III)との相溶性も良好であることから、添加量を少なくすることができ、1〜8体積%、さらには1〜5体積%でも着火を防止することができる。
含フッ素トリアルキルリン酸エステルとしては、式:(RfO)3−P=Oにおいて、RfがCF3−、CF3CF2−、CF3CH2−、HCF2CF2−またはCF3CFHCF2−であるものが好ましく、特にリン酸トリ2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル、リン酸トリ2,2,3,3−テトラフルオロプロピルが好ましい。
さらに含フッ素カーボネート(成分(III)以外)や含フッ素ラクトン、含フッ素スルホラン、含フッ素エーテルなども難燃剤として例示できる。難燃剤としての含フッ素カーボネートとしては、たとえば、
Rf1−O−Rf2
(Rf1およびRf2は同じかまたは異なり、フッ素原子を含んでいてもよい炭素数1〜3のアルキル基。ただし、Rf1およびRf2の少なくとも一方はフッ素原子を含む)で示される含フッ素鎖状カーボネート、または
(Rfは炭素数1〜9のエーテル結合を含んでいてもよい含フッ素アルキル基)で示される含フッ素環状カーボネート
などがあげられる。
Rf1−O−Rf2
(Rf1およびRf2は同じかまたは異なり、フッ素原子を含んでいてもよい炭素数1〜3のアルキル基。ただし、Rf1およびRf2の少なくとも一方はフッ素原子を含む)で示される含フッ素鎖状カーボネート、または
などがあげられる。
高誘電化添加剤としては、たとえばスルホラン、メチルスルホラン、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、アセトニトリル、プロピオニトリルなどが例示できる。
過充電防止剤としては、たとえばヘキサフルオロベンゼン、フルオロベンゼン、シクロヘキシルベンゼン、ジクロロアニリン、ジフルオロアニリン、トルエンなどが例示できる。
サイクル特性の改善には、放電容量は減るが、前記したビニレンカーボネートのほかフルオロエチレンカーボネートなどが有効である。
負荷特性の改善には、テトラヒドロフラン、シリケート化合物などが有効である。
本発明は、本発明の非水電解液を用いたリチウム二次電池にも関する。本発明のリチウム二次電池は、正極、負極、セパレータおよび本発明の電解液を備えており、特に正極に使用する正極活物質が、コバルト系複合酸化物、ニッケル系複合酸化物、マンガン系複合酸化物、鉄系複合酸化物およびバナジウム系複合酸化物よりなる群から選ばれる少なくとも1種のリチウム化合物であることがエネルギー密度が高く、高出力なリチウム二次電池となることから好ましい。
好ましい正極活物質としてはつぎの式(A)で示されるリチウム化合物があげられる。
式(A):
LixM1 yM2 1-yO2
(式中、0.4≦x≦1;0.3≦y≦1;M1はNiおよびMnよりなる群から選ばれる少なくとも1種;M2はCo、AlおよびFeよりなる群から選ばれる少なくとも1種)で示されるリチウム含有複合金属酸化物である。
式(A):
LixM1 yM2 1-yO2
(式中、0.4≦x≦1;0.3≦y≦1;M1はNiおよびMnよりなる群から選ばれる少なくとも1種;M2はCo、AlおよびFeよりなる群から選ばれる少なくとも1種)で示されるリチウム含有複合金属酸化物である。
具体的には、
式(A1):
LiNixCoyAlzO2
(式中、0.7≦x≦1;0≦y≦0.3;0≦z≦0.1;0.9≦x+y+z≦1.1)、
式(A2):
LiNixCoyMnzO2
(式中、0.3≦x≦0.6;0≦y≦0.4;0.3≦z≦0.6;0.9≦x+y+z≦1.1)、
式(A3):
LixMnzO2
(式中、0.4≦x≦0.6;0.9≦z≦1)、または
式(A4):
LiFexCoyMnzO2
(式中、0.3≦x≦0.6;0.1≦y≦0.4;0.3≦z≦0.6;0.9≦x+y+z≦1.1)
で示されるリチウム含有複合金属酸化物が好ましい。
式(A1):
LiNixCoyAlzO2
(式中、0.7≦x≦1;0≦y≦0.3;0≦z≦0.1;0.9≦x+y+z≦1.1)、
式(A2):
LiNixCoyMnzO2
(式中、0.3≦x≦0.6;0≦y≦0.4;0.3≦z≦0.6;0.9≦x+y+z≦1.1)、
式(A3):
LixMnzO2
(式中、0.4≦x≦0.6;0.9≦z≦1)、または
式(A4):
LiFexCoyMnzO2
(式中、0.3≦x≦0.6;0.1≦y≦0.4;0.3≦z≦0.6;0.9≦x+y+z≦1.1)
で示されるリチウム含有複合金属酸化物が好ましい。
式(A1)で示されるリチウム含有複合金属酸化物の具体例としては、たとえばLiNi0.8Co0.2O2、LiNi0.7Co0.3O2、LiNi0.82Co0.15Al0.03O2、LiNi0.7Co0.2Al0.1O2、LiNi0.85Co0.1Al0.5O2などがあげられ、なかでもLiNi0.82Co0.15Al0.03O2(NCA)が好ましい。
式(A2)で示されるリチウム含有複合金属酸化物の具体例としては、たとえばLiNi0.5Mn0.5O2、LiNi0.75Mn0.25O2、LiNi0.25Mn0.75O2、LiNi1/3Co1/3Mn1/3O2、LiNi0.4Co0.2Mn0.4O2、LiNi0.3Co0.5Mn0.2O2などがあげられ、なかでもLiNi1/3Co1/3Mn1/3O2(NCM)が好ましい。
式(A3)で示されるリチウム含有複合金属酸化物の具体例としては、たとえばLi0.5MnO2(スピネルマンガン)、LiMnO2などがあげられる。
式(A4)で示されるリチウム含有複合金属酸化物の具体例としては、たとえばLiFe1/3Co1/3Mn1/3O2、Li0.5Fe1/3Co1/3Mn1/3O2、LiFe0.4Co0.3Mn0.3O2、Li0.5Fe0.4Co0.3Mn0.3O2などがあげられる。
そのほか、LiCoO2、LiNiO2、LiMn2O4なども使用できる。
本発明において特にハイブリッド自動車用や分散電源用の大型リチウム二次電池に使用される場合は、高出力が要求されるため、正極活物質の粒子は二次粒子が主体となり、その二次粒子の平均粒子径が40μm以下で平均一次粒子径1μm以下の微粒子を0.5〜7.0体積%含有することが好ましい。
平均一次粒子径が1μm以下の微粒子を含有させることにより電解液との接触面積が大きくなり電極と電解液の間でのリチウムイオンの拡散をより早くすることができ出力性能を向上させることができる。
本発明で負極に使用する負極活物質は炭素材料があげられ、リチウムイオンを挿入可能な金属酸化物や金属窒化物などもあげられる。炭素材料としては天然黒鉛、人造黒鉛、熱分解炭素類、コークス類、メソカーボンマイクロビーズ、炭素ファイバー、活性炭、ピッチ被覆黒鉛などがあげられ、リチウムイオンを挿入可能な金属酸化物としては、スズやケイ素、チタンを含む金属化合物、たとえば酸化スズ、酸化ケイ素、チタン酸リチウムなどがあげられ、金属窒化物としては、Li2.6Co0.4Nなどがあげられる。
本発明に使用できるセパレータはとくに制限はなく、微孔性ポリエチレンフィルム、微孔性ポリプロピレンフィルム、微孔性エチレン−プロピレンコポリマーフィルム、微孔性ポリプロピレン/ポリエチレン2層フィルム、微孔性ポリプロピレン/ポリエチレン/ポリプロピレン3層フィルムなどがあげられる。また、短絡等を防止して安全性を向上するためにセパレータ上にアラミド樹脂を塗ったフィルムなどもあげられる。
また、本発明のリチウム二次電池は、ハイブリッド自動車用や分散電源用の大型リチウム二次電池、携帯電話、携帯情報端末などの小型のリチウム二次電池などとして有用である。
つぎに実施例をあげて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
なお、以下の実施例および比較例で使用した各化合物は以下のとおりである。
成分(I)
(IA):エチレンカーボネート
(IB):プロピレンカーボネート
(IA):エチレンカーボネート
(IB):プロピレンカーボネート
成分(II)
(IIA):ジメチルカーボネート
(IIB):メチルエチルカーボネート
(IIC):ジエチルカーボネート
(IIA):ジメチルカーボネート
(IIB):メチルエチルカーボネート
(IIC):ジエチルカーボネート
成分(III)
(IIIA):1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート
(IIIB):1−トリフルオロメチル−1−ペンタフルオロエチルエチレンカーボネート
(IIIA):1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート
(IIIB):1−トリフルオロメチル−1−ペンタフルオロエチルエチレンカーボネート
成分(IV)
(IVA):モノフルオロエチレンカーボネート
(IVB):1,1−ジフルオロエチレンカーボネート
(IVC):1,2−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート
(IVA):モノフルオロエチレンカーボネート
(IVB):1,1−ジフルオロエチレンカーボネート
(IVC):1,2−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート
電解質塩(V)
(VA):LiPF6
(VB):LiN(O2SCF3)2
(VC):LiN(O2SC2F5)2
(VD):LiBF4
(VA):LiPF6
(VB):LiN(O2SCF3)2
(VC):LiN(O2SC2F5)2
(VD):LiBF4
また、NMRおよびIRの測定はつぎのように行った。
(1)NMR
装置:BRUKER製のAC−300
測定条件:
19F−NMR:282MHz(トリフルオロメチルベンゼン=−62.3ppm)
1H−MNR:300MHz(トリフルオロメチルベンゼン=7.51ppm)
装置:BRUKER製のAC−300
測定条件:
19F−NMR:282MHz(トリフルオロメチルベンゼン=−62.3ppm)
1H−MNR:300MHz(トリフルオロメチルベンゼン=7.51ppm)
(2)赤外分光分析(IR)
Perkin Elmer社製フーリエ変換赤外分光光度計1760Xで室温にて測定する。
Perkin Elmer社製フーリエ変換赤外分光光度計1760Xで室温にて測定する。
(3)水分量測定
カールフィッシャー水分量測定装置(MKC−501 京都電子工業株式会社製)を用い測定を行った。
カールフィッシャー水分量測定装置(MKC−501 京都電子工業株式会社製)を用い測定を行った。
ガラス製3Lの4口フラスコにメカニカルスターラー、ジムロート、滴下ロートを取り付けた。室温下で、反応容器に1Lの純水を入れ、次にテトラヒドロホウ酸ナトリウムを69g(1.93mol)入れて溶解させた。そこへ2−ヒドロキシ−3,3,3−トリフルオロ−2−トリフルオロメチルプロピオン酸メチルエステル(以下、MTTHPという)を515g(2.28mol)滴下した。このとき液温が50℃を超えないように適宜氷水で冷却した。MTTHPをすべて滴下後、室温下で1時間撹拌し、氷浴下で35%塩酸水溶液300mLを反応溶液に滴下してクエンチした。このクエンチした溶液を吸引ろ過し、反応中に生成した塩類を除去、残塩を500mLのイソプロピルエーテル(以下、IPEという)で2回洗浄した。得られたろ液を分液して有機層を回収し、水層は700mLのIPEで2回抽出した。前述の有機層と抽出液を混合して硫酸マグネシウムをいれて脱水し、吸引ろ過した後ろ液を回収し、エバポレーターで濃縮してIPEを除去した。得られた溶液を減圧下で単蒸留することにより、3,3,3−トリフルオロ−2−トリフルオロメチルプロパン−1,2−ジオールを217g(単離収率48%、純度98%)得た。
ガラス製1Lの4口フラスコにメカニカルスターラー、ジムロート、滴下ロートを取り付けた。氷浴下で、反応容器に400mLのIPEを入れ、トリホスゲンを133g(0.45mol)入れて溶解し、3,3,3−トリフルオロ−2−トリフルオロメチルプロパン−1,2−ジオールを222g(1.71mol)入れた。次にトリエチルアミン170g(1.68mol)を滴下し、室温下で1時間撹拌した。反応溶液に純水600mLを入れてクエンチし、分液して有機層を1N塩酸水溶液600mLで洗浄し、分液して純水600mLで洗浄後分液した。得られた有機層にセカードKW(品川化成(株)製)と硫酸マグネシウムを入れて除酸と脱水をした。吸引ろ過してろ液を回収し、これを10段オルダーショーを用いて常圧下で精留し、1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネートを264g(単離収率69%、純度99.5%)得た。その後、モレキュラーシーブス3A(Wako 社製)を入れ、水分含有量を30ppmにまで低減した。
19F−NMR(CDCl3:CFCl3標準):δ −77.29ppm(s、6F)
1H−NMR(CDCl3:TMS標準):δ 4.69ppm(s、2H)
IR:1460cm-1
1H−NMR(CDCl3:TMS標準):δ 4.69ppm(s、2H)
IR:1460cm-1
300mLの4口フラスコに撹拌子を入れ、セプタム、ジムロート、滴下ロートを取り付けた。そこへ純水を100mL入れ、50質量%NaOH水溶液を50mL入れた。この反応溶液を−5℃に冷却し、塩素ガス15g(211mmol)をバブリングさせながら導入してNaOCl溶液を調製した。つぎにこの溶液に相間移動触媒Aliquat 336(Aldrich社製)を0.5g(1.24mmol)入れ、反応溶液を0℃にした。そこへ3,3,4,4,4−ペンタフルオロ−2−トリフルオロメチルブテンを52g(244mmol)滴下し、原料のオレフィンが消失するまで撹拌した。反応終了後、反応溶液を室温に戻し、反応容器にコールドトラップを連結した。系内を減圧し、2−ペンタフルオロエチル−2−トリフルオロメチルオキシランをコールドトラップで回収した。得られた溶液に硫酸マグネシウムを入れて脱水し、加圧ろ過後、ろ液を単蒸留することにより、目的物のエポキシド18gを得た(単離収率32%、純度98.4%)。
500mLのオートクレーブにN−メチルピロリドン(以下,NMPという)を73mL入れ、臭化リチウムを1.5g(17mmol)、2−ペンタフルオロエチル−2−トリフルオロメチルオキシランを132g(575mmol)仕込み、系内をCO2で5回置換した。反応溶液を100℃に加熱し、原料のエポキシドが消失するまでCO2を0.8MPaで圧入した。反応終了後、反応溶液を室温に戻して1N塩酸水溶液300mLでクエンチし、分液して有機層を硫酸マグネシウムで脱水し、吸引ろ過した。ろ液を10段オルダーショーを用いて減圧下で精留し、1−トリフルオロメチル−1−ペンタフルオロエチルエチレンカーボネート(=4−ペンタフルオロエチル−4−トリフルオロメチル−1,3−ジオキソラン−2−オン)を113g得た(単離収率72%、純度99.7%)。その後、モレキュラーシーブス3A(Wako 社製)を入れ、水分含有量を30ppmにまで低減した。
19F−NMR(CDCl3:CFCl3標準):δ −75.31ppm(s、3F)、−86.22ppm(s、3F)、−129.65ppm(m、1F)、−131.27ppm(m、1F)
1H−NMR(CDCl3:TMS標準):δ 4.15ppm(s、2H)
IR:1463cm-1
1H−NMR(CDCl3:TMS標準):δ 4.15ppm(s、2H)
IR:1463cm-1
測定例1(LSV測定)
1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート(IIIA)(水分含有量30ppm)5mLに電解質塩としてLiPF6を0.1モル/リットルの濃度となるように加え、25℃にて充分に攪拌して測定用の非水電解液1を調製した。
1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート(IIIA)(水分含有量30ppm)5mLに電解質塩としてLiPF6を0.1モル/リットルの濃度となるように加え、25℃にて充分に攪拌して測定用の非水電解液1を調製した。
比較用として、プロピレンカーボネート(IB)5mLに電解質塩としてLiPF6を0.1モル/リットルの濃度となるように加え、25℃にて充分に攪拌して比較用の非水電解液2を調製した。
また、モノフルオロエチレンカーボネート(IVA)5mLに電解質塩としてLiPF6を0.1モル/リットルの濃度となるように加え、25℃にて充分に攪拌して比較用の非水電解液3を調製した。
(測定セルの作製)
BAS社製ボルタンメトリー用密閉セル(VC−4)を用い、作用極に白金極、対極・参照極にLiを用い測定用電解液を3mL入れて測定セルを作製した。このセルを25℃一定でポテンショ−ガルバノスタット(ソーラトロン社の1287型)を用い、自然電位から7.0Vまで5mV/secでスキャンした。その結果を図1に示す。
BAS社製ボルタンメトリー用密閉セル(VC−4)を用い、作用極に白金極、対極・参照極にLiを用い測定用電解液を3mL入れて測定セルを作製した。このセルを25℃一定でポテンショ−ガルバノスタット(ソーラトロン社の1287型)を用い、自然電位から7.0Vまで5mV/secでスキャンした。その結果を図1に示す。
図1より、実施例1の電解液は、比較例1および比較例2の電解液に比して電解液が分解を始める急激な立ち上がりの始まる電位が高く、また分解の速度も緩やかで、酸化に強いということが分かる。
実施例1
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)、成分(II)としてジメチルカーボネート(IIA)、成分(III)として1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート(IIIA)(水分含有量30ppm)を30/67/3体積%比となるように混合し、この非水電解液用溶媒にさらに電解質塩としてLiPF6を1.0モル/リットルの濃度となるように加え、25℃にて充分に撹拌し本発明の非水電解液を調製した。
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)、成分(II)としてジメチルカーボネート(IIA)、成分(III)として1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート(IIIA)(水分含有量30ppm)を30/67/3体積%比となるように混合し、この非水電解液用溶媒にさらに電解質塩としてLiPF6を1.0モル/リットルの濃度となるように加え、25℃にて充分に撹拌し本発明の非水電解液を調製した。
実施例2
成分(III)として1−トリフルオロメチル−1−ペンタフルオロエチルエチレンカーボネート(IIIB)(水分含有量30ppm)を用いたほかは実施例1と同様にして本発明の非水電解液を調製した。
成分(III)として1−トリフルオロメチル−1−ペンタフルオロエチルエチレンカーボネート(IIIB)(水分含有量30ppm)を用いたほかは実施例1と同様にして本発明の非水電解液を調製した。
実施例3〜8
実施例1と同様にして、成分(I)、成分(II)、成分(III)として表1に示す種類と量を用いて本発明の非水電解液を調製した。
実施例1と同様にして、成分(I)、成分(II)、成分(III)として表1に示す種類と量を用いて本発明の非水電解液を調製した。
実施例9〜11
電解質塩としてLiPF6(VA)に代えて、LiN(O2SCF3)2(VB)(実施例9)、LiN(O2SC2F5)2(VC)(実施例10)またはLiBF4(VD)(実施例11)を用い、成分(I)、成分(II)、成分(III)として表2に示す種類と量を用いたほかは実施例1と同様にして本発明の非水電解液を調製した。
電解質塩としてLiPF6(VA)に代えて、LiN(O2SCF3)2(VB)(実施例9)、LiN(O2SC2F5)2(VC)(実施例10)またはLiBF4(VD)(実施例11)を用い、成分(I)、成分(II)、成分(III)として表2に示す種類と量を用いたほかは実施例1と同様にして本発明の非水電解液を調製した。
実施例12〜21
電解質塩としてLiPF6(VA)を用い、成分(I)、成分(II)、成分(III)として表2に示す種類と量を用いたほかは実施例1と同様にして本発明の非水電解液を調製した。
電解質塩としてLiPF6(VA)を用い、成分(I)、成分(II)、成分(III)として表2に示す種類と量を用いたほかは実施例1と同様にして本発明の非水電解液を調製した。
比較例1
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)30体積%を用い、成分(II)としてジエチルカーボネート(IIC)70体積%を用い、成分(III)を配合しなかったほかは実施例1と同様にして比較用の非水電解液を調製した。
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)30体積%を用い、成分(II)としてジエチルカーボネート(IIC)70体積%を用い、成分(III)を配合しなかったほかは実施例1と同様にして比較用の非水電解液を調製した。
比較例2
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)30体積%を用い、成分(II)としてジメチルカーボネート(IIA)67体積%を用い、成分(IV)としてモノフルオロエチレンカーボネート(IVA)3体積%を用い、成分(III)を配合しなかったほかは実施例1と同様にして比較用の非水電解液を調製した。
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)30体積%を用い、成分(II)としてジメチルカーボネート(IIA)67体積%を用い、成分(IV)としてモノフルオロエチレンカーボネート(IVA)3体積%を用い、成分(III)を配合しなかったほかは実施例1と同様にして比較用の非水電解液を調製した。
比較例3
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)30体積%を用い、成分(II)としてジメチルカーボネート(IIA)67体積%を用い、成分(IV)として1,1−ジフルオロエチレンカーボネート(IVB)3体積%を用い、成分(III)を配合しなかったほかは実施例1と同様にして比較用の非水電解液を調製した。
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)30体積%を用い、成分(II)としてジメチルカーボネート(IIA)67体積%を用い、成分(IV)として1,1−ジフルオロエチレンカーボネート(IVB)3体積%を用い、成分(III)を配合しなかったほかは実施例1と同様にして比較用の非水電解液を調製した。
比較例4
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)10体積%を用い、成分(II)としてジメチルカーボネート(IIA)59体積%を用い、成分(III)として1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート(IIIA)31体積%を用いたほかは実施例1と同様にして比較用の非水電解液を調製した。
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)10体積%を用い、成分(II)としてジメチルカーボネート(IIA)59体積%を用い、成分(III)として1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート(IIIA)31体積%を用いたほかは実施例1と同様にして比較用の非水電解液を調製した。
比較例5
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)30体積%を用い、成分(II)としてジメチルカーボネート(IIA)67体積%を用い、成分(IV)として1,2−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート(IVC)3体積%を用い、成分(III)を配合しなかったほかは実施例1と同様にして比較用の非水電解液を調製した。
成分(I)としてエチレンカーボネート(IA)30体積%を用い、成分(II)としてジメチルカーボネート(IIA)67体積%を用い、成分(IV)として1,2−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネート(IVC)3体積%を用い、成分(III)を配合しなかったほかは実施例1と同様にして比較用の非水電解液を調製した。
これらの非水電解液について、以下の試験1を行った。
試験1(電池特性の測定)
以下の方法で円筒型二次電池を作製した。
以下の方法で円筒型二次電池を作製した。
LiCoO2とカーボンブラックとポリフッ化ビニリデン(呉羽化学(株)製。商品名KF−1000)を90/3/7(質量%比)で混合した正極活物質をN−メチル−2−ピロリドンに分散してスラリー状としたものを正極集電体(厚さ15μmのアルミニウム箔)上に均一に塗布し、乾燥して正極合剤層を形成し、その後、ローラプレス機により圧縮成形した後、切断し、リード体を溶接して、帯状の正極を作製した。
別途、人造黒鉛粉末に、蒸留水で分散させたスチレン−ブタジエンゴムを固形分で6質量%となるように加え、ディスパーザーで混合してスラリー状としたものを負極集電体(厚さ10μmの銅箔)上に均一に塗布し、乾燥し、負極合剤層を形成し、その後、ローラプレス機により圧縮成形し、切断した後、乾燥し、リード体を溶接して、帯状の負極を作製した。
帯状の正極を厚さ20μmの微孔性ポリエチレンフィルム(セパレータ)を介して帯状の負極に重ね、渦巻状に巻回して渦巻状巻回構造の積層電極体とした。その際、正極集電体の粗面側が外周側になるようにして巻回した。その後、この電極体を外径18mmの有底円筒状の電池ケース内に充填し、正極および負極のリード体の溶接を行った。
ついで、実施例1〜21および比較例1〜5で調製した電解液を電池ケース内に注入し、電解液がセパレータなどに充分に浸透した後、封口し、予備充電、エージングを行い、筒形のリチウム二次電池を作製した。
このリチウム二次電池について、つぎの要領で放電容量、負荷特性およびサイクル特性を調べた。結果を表1〜3に示す。
(放電容量)
充放電電流をCで表示した場合、1800mAを1Cとして以下の充放電測定条件で測定を行う。評価は、比較例1の放電容量の結果を100とした指数で行う。
充放電電流をCで表示した場合、1800mAを1Cとして以下の充放電測定条件で測定を行う。評価は、比較例1の放電容量の結果を100とした指数で行う。
充放電条件
充電:1.0C、4.4Vにて充電電流が1/10Cになるまでを保持(CC・CV充電)
放電:1C 3.0Vcut(CC放電)
充電:1.0C、4.4Vにて充電電流が1/10Cになるまでを保持(CC・CV充電)
放電:1C 3.0Vcut(CC放電)
(負荷特性)
充電については、1.0Cで4.4Vにて充電電流が1/10Cになるまで充電し0.2C相当の電流で3.0Vまで放電し、放電容量を求める。引き続き、1.0Cで4.4Vにて充電電流が1/10Cになるまで充電し、2C相当の電流で3.0Vになるまで放電し、放電容量を求める。この2Cでの放電容量と、0.2Cでの放電容量との比から、つぎの計算式に代入して負荷特性を求める。
負荷特性(%)=2C放電容量(mAh)/0.2C放電容量(mAh)×100
充電については、1.0Cで4.4Vにて充電電流が1/10Cになるまで充電し0.2C相当の電流で3.0Vまで放電し、放電容量を求める。引き続き、1.0Cで4.4Vにて充電電流が1/10Cになるまで充電し、2C相当の電流で3.0Vになるまで放電し、放電容量を求める。この2Cでの放電容量と、0.2Cでの放電容量との比から、つぎの計算式に代入して負荷特性を求める。
負荷特性(%)=2C放電容量(mAh)/0.2C放電容量(mAh)×100
(サイクル特性)
サイクル特性については、上記の充放電条件(1.0Cで4.4Vにて充電電流が1/10Cになるまで充電し1C相当の電流で3.0Vまで放電する)で行う充放電サイクルを1サイクルとし、最初のサイクル後の放電容量と100サイクル後の放電容量を測定する。サイクル特性は、つぎの計算式で求められた値をサイクル維持率の値とする。
サイクル維持率(%)=100サイクル放電容量(mAh)/1サイクル放電容量(mAh)×100
サイクル特性については、上記の充放電条件(1.0Cで4.4Vにて充電電流が1/10Cになるまで充電し1C相当の電流で3.0Vまで放電する)で行う充放電サイクルを1サイクルとし、最初のサイクル後の放電容量と100サイクル後の放電容量を測定する。サイクル特性は、つぎの計算式で求められた値をサイクル維持率の値とする。
サイクル維持率(%)=100サイクル放電容量(mAh)/1サイクル放電容量(mAh)×100
表1〜3に示す結果より、1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネートを添加したものはこれらを加えていない比較例1よりも放電容量、負荷特性、サイクル特性が向上していることが分かる。また、比較例2のモノフルオロオロエチレンカーボネート、さらには比較例3のジフルオロエチレンカーボネートよりも放電容量、負荷特性、サイクル特性ともに効果が大きいということが分かる。
また、電解質塩を変更しても(実施例9〜11)、放電容量、負荷特性、サイクル特性ともに効果が大きいということが分かる。さらに、1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネートの配合量を0.1体積%と少なくしたとき(実施例12)、および30体積%と大きくしたとき(実施例13)は、いずれにおいても放電容量、負荷特性、サイクル特性はともに低下するが、比較例1、さらには31体積%添加した比較例4との比較からは向上していることが分かる。添加量が少なすぎると負極上を覆いきれなくなりサイクル特性等で効果は少なくなる。また、多すぎると負極上を覆うことができるが皮膜が厚くなり界面でのリチウムイオンの移動が悪くなるため負荷特性が悪くなると考えられる。
さらに、構造異性体である1,2−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネートを添加したもの(比較例5)は、還元での分解電位が高いため分解物が被膜となって抵抗が上がり負荷特性が悪くなったことが分かる。
Claims (8)
- 非フッ素環状カーボネート(I)と非フッ素鎖状カーボネート(II)と1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)とを含む非水電解液用溶媒であって、(I)と(II)と(III)の合計を100体積%としたときに、非フッ素環状カーボネート(I)が10〜50体積%、非フッ素鎖状カーボネート(II)が49.9〜89.9体積%、および1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)が0.1体積%以上で30体積%以下であるリチウム二次電池の非水電解液用溶媒。
- 非フッ素環状カーボネート(I)が、エチレンカーボネートおよびプロピレンカーボネートの1種または混合物である請求項1記載の非水電解液用溶媒。
- 非フッ素鎖状カーボネート(II)が、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネートおよびジエチルカーボネートよりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1または2記載の非水電解液用溶媒。
- 1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)の水分含有量が40ppm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の非水電解液用溶媒。
- 1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)が、1,1−ジトリフルオロメチルエチレンカーボネートである請求項1〜4のいずれかに記載の非水電解液用溶媒。
- (I)と(II)と(III)の合計を100体積%としたときに、非フッ素環状カーボネート(I)が10〜40体積%、非フッ素鎖状カーボネート(II)が59.9〜89.9体積%、および1,1−ジフッ素化アルキルエチレンカーボネート(III)が0.1体積%以上で10体積%以下である請求項1〜5のいずれかに記載の非水電解液用溶媒。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の非水電解液用溶媒と電解質塩を含むリチウム二次電池の非水電解液。
- 請求項7記載の非水電解液を用いたリチウム二次電池。
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Publications (2)
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