JP5299755B2 - 打込機 - Google Patents
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Description
図1乃至図15は、実施形態に係る圧縮空気方式の釘打込機の動作状態に従った構造図を示す。本発明に係る釘打込機は、初期状態でコンタクトアーム(プッシュレバー)を、常時、上死点に付勢しておき、射出部先端のコンタクトアームに取付部材(加工部材)が接触していない場合は、トリガの引き操作を行っても、コンタクトアームが下方に移動するだけで、打撃駆動部の起動ができない安全機構を採用している。本発明は、所謂、プッシュレス方式の安全装置を備えた釘打込機を対象としている。しかも、本発明によれば、打込み動作モードを切替るための打込み切替レバーを具備し、単発打込みモードまたは連発打込みモードの切替えを可能としている。
ここで、トリガ3の構造について図3乃至図6、ならびに図8乃至図13を参照して説明する。トリガ3は、上述したように、回動軸22を支点として回動操作が可能なように、ハウジング11に支持される。トリガ3は、図3に示されるように、一端がトリガ3に設けられた枢支部24に枢支されつつ、前後に摺動可能なように長穴193を有するトリガアーム19と、回転部271および回転軸272から構成された打込み切替レバー27とを具備する。
本発明に従って設けられた打込み切替レバー27(図3参照)は、釘打込みの動作モードを、通常の単発打込みモードから連続的に釘の打込みを可能とする連発打込みモードに切替えるための切替えスイッチである。打込み切替レバー27は、トリガアーム19の回動動作を制御するように配置された回転軸272と、該回転軸272の一端に接続された回転部(切替レバー部)271とから構成され、回転軸272は、断面形状において、平面外周面28と弧面外周面29とを有し、切替えレバー27の切替レバー部271により平面外周面28を、図15に示されるようにトリガアーム19に対向させることによって「単発打込みモード」に切替え、切替レバー27の切替レバー部271により弧面外周面29をトリガアーム19に対向させることによって「連発打込みモード」に切替える。図6に示すように、切替レバー部271の係止部(係止凸部)31を、トリガ部3の係止孔(係止凹部)30aにセットした場合は「単発打込みモード」として動作し、トリガ部3の係止孔(係止凹部)30bにセットした場合は「連発打込みモード」として動作することができる。
逆に、打込み切替レバー27を係止孔30bにセットすることによって、図10および図11に示されるように、回転軸272の弧面外周面29がトリガアーム19の平面側に対向するように回転部271をセットすれば、トリガ3の引き操作に対して、トリガアーム19は打込み切替レバー27の弧面外周面29によって回動角度が制限され、トリガアーム自由端部191とコンタクトアーム上端部52が常時係合する状態となる。これによって、トリガ3の引き操作を保持した状態(トリガ3を把持した状態)で、コンタクトアームの先端部51を取付部材9へ再び押付けることによって釘8を打込むことができ、「連発打込みモード」を実行できる。(図10、図11参照)
なお、トリガバルブ23とトリガアーム19間には、上下摺動可能に支持されたプランジャ4が設けられ、プランジャ4が下死点にある時、ピストンの起動スイッチとして機能するトリガバルブ23はOFF状態となるので、釘打込機1はOFF状態となる。逆に、プランジャ4が下死点から上死点に移動する過程において、起動スイッチとして機能するトリガバルブ23がON状態となるので、釘打込機1の打込み動作を開始する。プランジャ4の上下動によるピストン14の往復動の動作原理自体は、公知の圧縮空気方式による釘打込機と同様な技術を採用できる。
射出路7(図8参照)に供給される釘は、多数の釘が互いに側面で接着剤を介して連結された連打釘81より分離される。連結釘81は、マガシン2内に装填され、図示されないスプリングで押圧された給送部材13(図2、図8参照)]によって、マガジン2の前端側に給送される。マガジン2の前端には、釘打込機1に固定されて下方に延びるビットガイド12(図7参照)が設けられている。
次に、上記釘打込機1による釘打込みの動作について説明する。本発明の打込機1は、上述したように、打込み切替レバー27を係止部30aまたは係止部30bに操作することにより、単発打込みモードまたは連発打込みモードの2方式の打込み動作を実現するものである。
最初に、切替レバー27を係止部30aにセットして回転軸272の平面外周面28をトリガアーム19側に対向させた場合の打込み動作(単発打込みモード)について説明する。
釘8を打込むと、釘打込機本体1は、打込み反力により取付部材9と反対の方向、すなわち、図14の上方に持ち上げられ移動する。プランジャ4は、スプリング61による荷重でトリガアーム19の自由端部191を常に下方に押圧しており、この荷重はコンタクトアーム5を上死点に押し上げているスプリング6(図7参照)の荷重よりも大きく設定されているため、プランジャ4のトリガアーム19との接点が力点となり、また枢支部24が支点となってトリガアーム19の自由端部191がコンタクトアーム5上端部52を押し下げる。この結果、釘打込機1は取付部材9から離れるが、コンタクトアーム5の先端部51は、取付部材9の表面に常に当接するように、釘打込機1に対し相対的に下方に移動する。(図14、図15参照)
コンタクトアーム5が釘打込機1に対し相対的に押し下げられると、下降する途中でコンタクトアーム5の上端部52とトリガアーム19の自由端部191との係合が外れ、その直後、コンタクトアーム5はスプリング6 により押圧されて上死点に復帰する。この時、係合が外れたトリガアーム19の自由端部191は、コンタクトアーム5の側面部53に当接する。(図12、図13参照)
次に、トリガ3を開放すると、トリガ3はプランジャ4を下方に押圧するスプリング61により、トリガアーム19を介し、回動軸22を中心にトリガバルブ23から離れる向きに回動する。トリガアーム19はスプリング66により常時前方に押圧されているため、トリガ3が回動し、コンタクトアーム5の側面部53とトリガアーム19の自由端部191とがある角度に達すると、図8および図9に示した状態のように、打込み切替レバー27の回転軸271の平面28または弧面29に関係なく、トリガアーム19の自由端部191がコンタクトアーム5の側面部53をすべり係合位置に再び復帰する。
次に、打込み切替レバー27を係止部30bにセットして回転軸272の弧面外周面29をトリガアーム19側に対向させた場合の打込み動作(連発打込みモード)について説明する。
図10および図11に示されるように、先ずトリガ3を引き操作すると、上記した場合と同様に、トリガアーム19の枢支部24が移動するためトリガアーム19の中央部192がプランジャ4の先端部に当接する。プランジャ4はスプリング61により常に下方に押圧されており、さらにスプリング61の荷重は、上記した如く、コンタクトアーム5を上死点に押し上げているスプリング6の荷重よりも大きく設定されているため、プランジャ4の先端部が支点となり、枢支部24が力点となってトリガアーム19の自由端部191がコンタクトアーム上端部52をスプリング6の荷重に打ち勝って下方に押し下げ、コンタクトアーム5は上死点から下死点位置にスプリング6に抗して移動する。結果的にプランジャ4の移動はなく下死点のままでありトリガバルブ23はONとならず、打込み作業時以外にトリガ3の引き操作のみで釘打込機1を起動することはできない。(図10、図11参照)
なお、コンタクトアーム5とトリガ3が開放されると、図8および図9に示されるように、トリガアーム19の自由端部191がコンタクトアーム5の側面部53をすべり係合位置に再び復帰し、初期状態となる。(図8、図9参照)
(2)連発打込み動作について
打込み切替レバー27の回転軸271の弧面外周面29をトリガアーム19側に向けた状態とすると、図11に示されるように、回転軸271(打込み切替レバー27)の弧面外周面29によってトリガアーム19の枢支部24を支点とした回動角度が制限されるので、コンタクトアーム5の上端部52とトリガアーム19の自由端部191は、常時、係合状態となる。
例えば、図10(図11)に示すように、トリガ3で引き操作をしたままで、コンタクトアーム5を移動して次の打込み部91へ押し当てれば、コンタクトアーム5の上端部52とトリガアーム19の自由端部191は係合状態を保持しているので、コンタクトアーム5を押し当てることのみによってトリガバルブ23をONさせて、次の釘打込み動作を可能にする。
5:コンタクトアーム 51:コンタクトアームの先端部
52:コンタクトアームの上端部 53:コンタクトアームの側面部
54:案内竿 6:コンタクトアームのスプリング
61:プランジャのスプリング 66:トリガアームのスプリング
7:射出路 8:釘 81:連結釘 9:取付部材 91:溝
10:ガイドプレート 11:ハウジング 12:ビットガイド
121:給送路 122:足受け部 123:案内凸部
13:給送部材 14:ピストン 15:ハンドルハウジング部
15a:蓄圧室 15b:エアプラグ 16:ネジ 17:ネジ
18:ドライバビット 19:トリガアーム 191:トリガアームの自由端部
192:トリガアームの中央部 193:トリガアームの長穴
194:取付部材 20:ヘッドバルブ 21:シリンダ 22:回転軸
23:トリガバルブ 24:枢支部 25:ノーズ 26:射出部
27:打込み切替レバー 271:打込み切替レバーの回転部 272:回転軸
28:切替レバー回転軸の平面外周面 29:切替レバー回転軸の弧面外周面
30a、30b:切替レバー回転部の係止孔 31:切替レバー回転部の係止部
Claims (4)
- 止め具を打撃するドライバビットと、
前記ドライバビットに往復運動を与える打撃駆動手段と、
前記打撃駆動手段を起動するトリガ手段と、
前記ドライバビットの移動方向と平行な方向に移動可能に支持され、かつ押圧手段により上方に付勢されたコンタクトアームと、を具備し、
前記コンタクトアームとトリガ手段の協働により前記打撃駆動手段を駆動して前記止め具を打込む打込機において、
前記トリガ手段の引き操作毎に止め具を打込む単発打込みモードと、前記トリガ手段の引き操作を維持した状態で打込機本体を上下動させて止め具を連続して打込む連発打込みモードとを切替えるための打込み切替手段を有し、
前記打込み切替手段により前記単発打込みモードを選択した場合、前記止め具の打込み後に、前記コンタクトアームと前記トリガ手段の係合が外れるようにし、
前記打込み切替手段により連発打込みモードを選択した場合、前記止め具の打込み動作に拘わらず、前記コンタクトアームと前記トリガ手段が常時係合するように構成したことを特徴とする打込機。 - 前記打込み切替手段は、断面形状において、平面外周面と弧面外周面とを有する回転軸と、前記回転軸の一端に接続された切替レバーとから構成され、
前記回転軸の前記平面外周面を前記トリガ手段に対向させることによって前記単発打込みモードに切替え、
前記回転軸の前記弧面外周面を前記トリガ手段に対向させることによって前記連発打込みモードに切替えることを特徴とする請求項1に記載の打込機。 - 前記打込み切替手段は、回転軸と、前記回転軸の一端に接続された切替レバーとから構成され、
前記切替レバーを第1の状態に回転させることにより、前記トリガアームと前記コンタクトアームとが常時係合し、
前記切替レバーを第2の状態に回転させることにより、止め具の打込み後、前記コンタクトアームが下降するときに前記トリガアームとコンタクトアームとの係合が外れるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の打込機。 - 前記トリガ手段は、一端が枢支部に枢支されつつ前後に摺動可能なように長穴を有するトリガアームと、前記トリガアームを常時前方に押圧するための押圧手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の打込機。
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