JP5249261B2 - スロットル弁装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載のスロットル弁装置は、軸方向一端側に他部材が締結される筒部を有する樹脂製のスロットルボディと、筒部内に支持されるスロットル弁とを備える。また、筒部の軸方向一端よりも軸方向他端側において、筒部の外周面に、径方向外方に向けて突出する接続部が設けられ、接続部には、軸方向一端側に突出するように金属製のカラーが保持されている。これにより、カラーにボルトを挿入し、ボルトを他部材に締結することで、カラーの軸方向一端が他部材に当接し、カラーがボルトによる軸力を受けて他部材に締結される。
請求項2に記載のスロットル弁装置によれば、リング状部材は、スロットルボディと一体的に設けられ、少なくとも、カラーの一端部を囲うように設けられている。
カラーの一端部は、スロットル弁装置を他部材に組み付ける際に、最も他部材との衝突が生じやすい箇所である。このため、最も衝突が生じやすいカラーの一端部の周囲にリング状部材を設けることで、衝突等によるダメージを確実に外観によって検出することができる。
請求項3に記載のスロットル弁装置によれば、リング状部材の一端面は、他部材へのシール面となる筒部の一端面よりも他端側にある。
これによれば、シール面の平面度が悪い等の原因で、スロットル弁装置が他部材に傾いて組み付けられてしまう場合でも、リング状部材の一端面とシール面との間には段差が存在するため、リング状部材が他部材に干渉しにくくなる。
請求項4に記載のスロットル弁装置によれば、リング状部材は、切り欠きを有し、断続的にカラーの外周を囲う。
これによれば、リング状部材に用いる材料を低減することができ、コストを削減することができる。また、切り欠きを設けることにより、片持ち梁と同様の原理で、リング状部材に他部材等が衝突した場合の破損や変形が起こりやすくなり、カラーが衝突によりダメージを受けたことを外観によって検出しやすくなる。
請求項5に記載のスロットル弁装置によれば、リング状部材は、他の部分よりも剛性が低い低剛性部を有する。
これによれば、他部材等の衝突によるリング状部材の破損が生じやすくなり、カラーが衝突によりダメージを受けたことを外観によって検出しやすくなる。
請求項6に記載のスロットル弁装置によれば、リング状部材は、カラーの軸方向の複数箇所の外周を囲う。
これによれば、カラーが衝突によりダメージを受けたことを外観によって検出できる範囲が軸方向に拡大される。
請求項7に記載のスロットル弁装置によれば、リング状部材は、接続部の一端側に連結してカラーを覆うスカート状に形成されている。
これによれば、カラーが衝突によりダメージを受けたことを外観によって検出できる範囲が軸方向に拡大される。
リング状部材は、スロットルボディと一体的に設けられ、少なくとも、カラーの一端部を囲うように設けられている。
本発明を実施するための形態3のスロットル弁装置は、リング状部材が、切り欠きを有し、断続的にカラーの外周を囲う。
本発明を実施するための形態4のスロットル弁装置は、リング状部材が、他の部分よりも剛性の低い低剛性部を有する。
本発明を実施するための形態6のスロットル弁装置は、リング状部材が、接続部の一端側に連結してカラーを覆うスカート状に形成されている。
実施例1のスロットル弁装置1の構成を、図1〜図3を用いて説明する。
スロットル弁装置1は、例えば自動車等の車両に搭載されて、運転者のアクセル操作量に基づいて、内燃機関の各気筒の燃焼室内へ供給する吸入空気量を変更するものである。
そして、筒部5の軸方向一端側には他部材(例えば、インテークマニホールド7)がガスケット8を介して接続される(図3参照)。
接続部11は、フランジ10の他の部分よりも筒部5の径方向外方に突出して設けられており、接続部11には軸方向に貫通する貫通穴12が形成されている。
そして、インテークマニホールド7の他端側に筒部5を配置し、カラー14にボルト15を挿入し、ボルト15をインテークマニホールド7に固定されたナット17に螺合することで、筒部5とインテークマニホールド7とが締結される。このとき、カラー14は、インテークマニホールド7に当接し、ボルト15による軸力を受ける。
実施例1のスロットル弁装置1は、接続部11から軸方向一端側に突出したカラー14の部分(以下、カラー露出部20と呼ぶ)の外周を所定の隙間21を介して囲うリング状部材23を有する。
そして、リング状部材23は、カラー露出部20の外径よりも大きい貫通穴27を有しており、貫通穴27にカラー14が挿入されることにより、リング状部材23はカラー14の一端部28の外周を隙間21を介して囲うことになる。
なお、リング状部材23は、各カラー14の一端部28を囲うように設けられ、リング状部材23同士が筒部5の外側で周方向に接続してフランジ30をなしている(図1参照)。
本実施例のスロットル弁装置1は、カラー露出部20の外周を所定の隙間21を介して囲うカラー14よりも剛性の低いリング状部材23を有する。
これによれば、スロットル弁装置1をインテークマニホールド7に組み付ける際に、カラー露出部20付近がインテークマニホールド7等にぶつかった場合には、樹脂製のリング状部材23が変形もしくは破損する。
カラー14の一端部28は、スロットル弁装置1をインテークマニホールド7に組み付ける際に、最も衝突が生じやすい箇所である。このため、最も衝突が生じやすい箇所にリング状部材23を設けることで、衝突等によるダメージを確実に外観によって検出することができる。
実施例2のスロットル弁装置1の構成を、実施例1とは異なる点を中心に、図4を用いて説明する。
実施例2のスロットル弁装置1は、リング状部材23の一端面24が、インテークマニホールド7へのシール面となる筒部5の一端面25よりも他端側にある。すなわち、リング状部材23の一端面24と筒部5の一端面25との間には軸方向に段差が生じている(図4(a)参照)。
実施例3のスロットル弁装置1の構成を、実施例1とは異なる点を中心に、図5(a)を用いて説明する。
スロットル弁装置1は、リング状部材23が、切り欠き32を有し、断続的にカラー14の外周を囲う。
また、切り欠き32を設けることにより、筒部5の外周面から突出する2本の突片33でカラー14を断続的に囲う態様となる。
このため、片持ち梁と同様の原理で、リング状部材23にインテークマニホールド7等が衝突した場合の破損や変形が起こりやすくなり、カラー14が衝突によりダメージを受けたことを外観によって検出しやすくなる。
実施例4のスロットル弁装置1の構成を、実施例1とは異なる点を中心に、図5(b)を用いて説明する。
実施例4のスロットル弁装置1は、リング状部材23が、他の部分よりも剛性の低い低剛性部35を有する。例えば、リング状部材23の一部に、径方向への切り込みを入れ、低剛性部35として薄肉部36を形成する。
これによれば、インテークマニホールド7等の衝突によるリング状部材23の破損が生じやすくなり、カラー14が衝突によりダメージを受けたことを外観によって検出しやすくなる。
実施例5のスロットル弁装置1の構成を、実施例1とは異なる点を中心に、図6(a)を用いて説明する。
実施例5のスロットル弁装置1は、リング状部材23が、カラー14の軸方向の複数箇所の外周を囲う。例えば、図6(a)に示すように、軸方向上下に2つのリング状部材23を設ける。
これによれば、カラー14が衝突によりダメージを受けたことを外観によって検出できる範囲が軸方向に拡大される。
実施例6のスロットル弁装置1の構成を、実施例1とは異なる点を中心に、図6(b)を用いて説明する。
実施例6のスロットル弁装置1は、リング状部材23が、接続部11の一端側に連結してカラー14を覆うスカート状に形成されている。
これによれば、カラー14が衝突によりダメージを受けたことを外観によって検出できる範囲がカラー露出部20の軸方向全体に拡大される。
スロットル弁装置1の態様は、実施例に限定されず、様々な変形例を考えることができる。例えば、全てのカラー14のカラー露出部20の外周にリング状部材23を設けるのではなく、インテークマニホールド7等との衝突が生じやすい位置にあるカラー露出部20の外周のみにリング状部材23を設けてもよい。例えば、駆動室6に近接するカラー14は、駆動室6の存在により直接インテークマニホールド7等が衝突しにくい。この場合、駆動室6に近接するカラー14以外のカラー14についてのみリング状部材23を設けてもよい。
2 スロットル弁
3 スロットルボディ
5 筒部
7 インテークマニホールド(他部材)
11 接続部
14 カラー
15 ボルト
20 カラー露出部(接続部より軸方向一端側に突出したカラーの部分)
21 隙間
23 リング状部材
24 リング状部材の一端面
25 筒部の一端面
28 カラーの一端部
32 切り欠き
35 低剛性部
Claims (7)
- 軸方向一端側に他部材が締結される筒部を有する樹脂製のスロットルボディと、
前記筒部内に支持されるスロットル弁とを備え、
前記筒部の軸方向一端よりも軸方向他端側において、前記筒部の外周面に、径方向外方に向けて突出する接続部が設けられ、
前記接続部には、軸方向一端側に突出するように金属製のカラーが保持され、
前記カラーにボルトを挿入し、前記ボルトを前記他部材に締結することで、前記カラーの軸方向一端が前記他部材に当接し、前記カラーが前記ボルトによる軸力を受けて前記他部材に締結されるスロットル弁装置であって、
前記スロットルボディは、前記接続部より軸方向一端側に突出した前記カラーの部分の外周を所定の隙間を介して囲う前記カラーよりも剛性の低いリング状部材を有すること特徴とするスロットル弁装置。 - 請求項1に記載のスロットル弁装置において、
前記リング状部材は、前記スロットルボディと一体的に設けられ、少なくとも、前記カラーの一端部を囲うように設けられていることを特徴とするスロットル弁装置。 - 請求項1または2に記載のスロットル弁装置において、
前記リング状部材の一端面は、他部材へのシール面となる前記筒部の一端面よりも他端側にあることを特徴とするスロットル弁装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のスロットル弁装置において、
前記リング状部材は、切り欠きを有し、断続的に前記カラーの外周を囲うことを特徴とするスロットル弁装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のスロットル弁装置において、
前記リング状部材は、他の部分よりも剛性が低い低剛性部を有することを特徴とするスロットル弁装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のスロットル弁装置において、
前記リング状部材は、前記カラーの軸方向の複数箇所の外周を囲うことを特徴とするスロットル弁装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のスロットル弁装置において、
前記リング状部材は、前記接続部の一端側に連結して前記カラーを覆うスカート状に形成されていることを特徴とするスロットル弁装置。
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