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JP5190288B2 - 試験装置および試験方法 - Google Patents

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JP5190288B2
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Description

本発明は、NAND型フラッシュメモリの試験技術に関する。
近年、NAND型フラッシュメモリ(以下、単にフラッシュメモリという)が、電子機器の各種記憶デバイスとして広く普及している。フラッシュメモリは、外部からデータの書き込みや読み出し処理を指示されると、その処理の実行中は外部からのアクセスを禁止する必要がある。したがって、フラッシュメモリは、データ書き込み/読み出し処理を実行中の状態(ビジー状態)であるか、処理が完了した状態で次の処理を開始しても良い状態(レディ状態)のいずれかを示す制御信号(以下単に状態信号R/Bという)を出力する。たとえば状態信号R/Bは、ハイレベルがレディ状態を、ローレベルがビジー状態を示す。
図1は、フラッシュメモリのデータ読み出し時のタイムチャートを示す。まず、フラッシュメモリにアクセスするホストプロセッサは、チップセレクト(CS#)信号をローレベルとしてそのフラッシュメモリを選択するとともに、コマンドラッチイネーブル(CLE)信号をハイレベルとし、8ビットのI/O信号線を介してリードコマンド(00h)をフラッシュメモリに転送する。コマンドの転送後、アドレスラッチイネーブル(ALE)信号をハイレベルとし、I/O信号線を介してアドレスデータCA1、CA2、RA1、RA2、RA3を転送する。CAは列アドレス(Column Address)を、RAは行アドレス(Row Address)を指定する。最後に読み出し方式を指定するコマンド(30h)を転送する。
フラッシュメモリは、コマンドおよびアドレスを受信すると、メモリセルからデータを引き出し、その内部の入出力バッファにデータを転送する。この間、状態信号R/Bは、内部処理が進行中、つまりビジー状態であることを示すローレベルとなる。
フラッシュメモリの内部動作が完了すると状態信号R/Bはハイレベルとなり、入出力バッファに蓄えられた第1データDOおよび第2データDOは、I/O信号線を介して外部へと出力される。
フラッシュメモリが設計通りの動作を行うかを判定するために、試験装置が用いられる。試験装置は、フラッシュメモリに所定のテストパターンを供給し、DUTにテストパターンを書き込み、書き込まれたデータを再度読み出して期待値と比較し、一致するか否かを判定する。判定の結果、一致すればそのDUT、あるいはメモリ内のあるアドレスブロックは良品と判定される。
こうしたフラッシュメモリを複数同時に試験する際に、複数のフラッシュメモリをあたかもひとつのデバイスであるかのように試験装置に対して並列に接続し、試験時間を短縮する試みがなされている。
図2は、試験装置に対して並列接続される複数のフラッシュメモリの構成を示すブロック図である。2つのデバイスDUT1、DUT2それぞれは、入出力端子Pio1〜Pio8を共有しており、試験装置側からみると、全体としてひとつのデバイス200であるかのように動作する。入出力端子Pio1〜Pio8の個数、すなわちバス幅は例示にすぎず、任意である。
デバイスDUT1、DUT2はそれぞれ、上述の共有されるI/O端子Pio1〜Pio8に加えて、各デバイスのR/B状態などを外部に通知するための状態端子、およびチップセレクトCS#)信号や、リードイネーブル(RE#)信号、ライトイネーブル(WE#)信号などの各種制御信号を送受信するための制御端子(不図示)を備えている。なお、信号に付された”#”は、その信号がアクティブロー、つまりそれが付された信号がローレベルでアサートされることを示す。
特開2000−40389号公報 特開2005−44499号公報
上述のようにフラッシュメモリは、書き込みや読み出しを指示してから動作が完了するまでにビジー状態となり、一時的にそれに対するアクセスが禁止される。そこで試験装置は、各デバイスDUT1、DUT2から出力される状態信号R/B_DUT1、R/B_DUT2を監視し、これを内部の信号と論理演算して、所定の条件を満たすかを判定するマッチ処理を行う。マッチ処理によって、いずれのデバイスに対してアクセス可能かを判断し、効率的にデータの書き込み/読み出しを行ってビジー状態による待機時間を減らすことができれば、量産性を高めることができよう。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、フラッシュメモリの試験時間の短縮にある。
本発明のある態様の試験方法は、第1、第2デバイスを有するフラッシュメモリの試験方法に関する。この方法は、少なくとも第1デバイスにリードコマンドを発行した状態を初期状態として、以下のステップを繰り返し実行する。
第1ステップ. 第1デバイスからデータを読み出す。
第2ステップ. 第2デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第2状態信号を監視し、当該第2状態信号がレディ状態を示すまで待機する。
第3ステップ. 第1デバイスにリードコマンドを発行する。
第4ステップ. 第2デバイスからデータを読み出す。
第5ステップ. 第1デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第1状態信号を監視し、当該第1状態信号がレディ状態を示すまで待機する。
第6ステップ. 第2デバイスにリードコマンドを発行する。
この態様によると、あるデバイスにリードコマンドを発行した後に、ビジー状態からレディ状態に復帰するまでに通常要する時間より長い時間経過した後に、そのデバイスがレディ状態に復帰したか否かを判定する。したがって読み出しが正常に行われている限り、待ち時間が発生せず、ビジー状態からレディ状態に復帰するまでの間に、別のデバイスに対するアクセスを行うことにより、試験時間を短縮することができる。
ある態様の方法は、第1から第6ステップの繰り返しに先立ち、以下のステップを実行する。
第7ステップ. 第1デバイス、第2デバイスに同時にリードコマンドを発行する。
第8ステップ. 第1状態信号がレディ状態を示し、かつ第2状態信号がレディ状態を示すまで待機する。
この態様によると、メモリアクセスの初回に、第1、第2デバイスに同時にリードコマンドを発行することにより、試験時間をより短縮できる。
第2ステップは、繰り返しの初回においてスキップされてもよい。第8ステップにおいて、第2デバイスがレディ状態に復帰したことが保証されているため、冗長な処理を削減し、さらに試験時間を短縮できる。
ある態様の方法は、第2ステップおよび第5ステップのタイミングにおいてアサートされるマッチサイクル信号を生成するステップをさらに備えてもよい。第2ステップは、マッチサイクル信号と第2状態信号との論理演算によって、第2状態信号がレディ状態を示すことを検出してもよい。第5ステップは、マッチサイクル信号と第1状態信号との論理演算によって、第1状態信号がレディ状態を示すことを検出してもよい。
第1デバイスがアクセス対象のとき、または第5ステップのタイミングにおいてアサートされる第1セレクト信号を生成するステップと、第2デバイスがアクセス対象のとき、または第2ステップのタイミングにおいてアサートされる第2セレクト信号を生成するステップと、をさらに備えてもよい。第2ステップは、第2状態信号とマッチサイクル信号とに加えて、第2セレクト信号との論理演算によって、第2状態信号がレディ状態を示すことを検出し、第5ステップは、第1状態信号とマッチサイクル信号とに加えて、第1セレクト信号との論理演算によって、第1状態信号がレディ状態を示すことを検出してもよい。
本発明の別の態様は、第1、第2デバイスを有するフラッシュメモリの試験装置に関する。この装置は、第1デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第1状態信号を監視し、レディ状態を示すときアサートされる第1マッチ検出信号を生成する第1マッチ検出回路と、第2デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第2状態信号を監視し、レディ状態を示すときアサートされる第2マッチ検出信号を生成する第2マッチ検出回路と、フラッシュメモリの試験工程と同期して、所定のタイミングでアサートされるマッチサイクル信号を生成するパターン発生器と、第1、第2マッチ検出信号およびマッチサイクル信号を受け、マッチサイクル信号がアサートされるとき、第1、第2マッチ検出信号に応じたトータルマッチ検出信号を出力するマッチ制御回路と、を備える。当該試験装置は、トータルマッチ検出信号にもとづいて、条件分岐処理を実行する。
この態様によると、マッチサイクル信号を制御することにより、条件分岐処理を行うタイミングを好適に制御することができ、その結果試験時間を短縮できる。
マッチ制御回路は、第1マッチ検出信号をトータルマッチ検出信号として出力する第1モードと、第2マッチ検出信号をトータルマッチ検出信号として出力する第2モードと、が切り換え可能に構成されてもよい。
この場合、第1マッチ検出信号、第2マッチ検出信号のいずれかを無視した条件分岐処理を行うことができ、試験時間を短縮できる。
マッチ制御回路は、第1、第2状態に加えて、第1、第2マッチ検出信号の論理積をトータルマッチ検出信号として出力する第3モードが切り換え可能に構成されてもよい。
第3モードを利用すれば、2つのデバイスが確実にレディ状態に復帰したことを検出できる。
マッチ制御回路は、第3モードのみが有効動作するモードに設定可能であってもよい。
本試験装置は、少なくとも第1デバイスにリードコマンドを発行した状態を初期状態として、以下のステップを繰り返し実行しても良い。
第1ステップ: 第1デバイスからデータを読み出す。
第2ステップ: 第2デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第2状態信号を監視し、当該第2状態信号がレディ状態を示すまで待機する。
第3ステップ: 第1デバイスにリードコマンドを発行する。
第4ステップ: 第2デバイスからデータを読み出す。
第5ステップ: 第1デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第1状態信号を監視し、当該第1状態信号がレディ状態を示すまで待機する。
第6ステップ: 第2デバイスにリードコマンドを発行する。
パターン発生器は、第2ステップおよび第5ステップのタイミングで、マッチサイクル信号をアサートしてもよい。
この態様によると、あるデバイスにリードコマンドを発行した後に、ビジー状態からレディ状態に復帰するまでに通常要する時間より長い時間経過した後に、そのデバイスがレディ状態に復帰したか否かを判定する。したがって読み出しが正常に行われている限り、待ち時間が発生せず、ビジー状態からレディ状態に復帰するまでの間に、別のデバイスからデータを読み出すことにより、試験時間を短縮することができる。
マッチ制御回路は、第1マッチ検出信号をトータルマッチ検出信号として出力する第1モードと、第2マッチ検出信号をトータルマッチ検出信号として出力する第2モードと、が切り換え可能に構成されてもよい。マッチ制御回路は、第2ステップにおいて第2状態に、第5ステップにおいて第1状態に設定されてもよい。
本試験装置は、第1から第6ステップの繰り返しに先立ち、以下のステップを実行しても良い。
第7ステップ: 第1デバイス、第2デバイスに同時にリードコマンドを発行する。
第8ステップ: 第1状態信号がレディ状態を示し、かつ第2状態信号がレディ状態を示すまで待機する。
マッチ制御回路は、第8ステップにおいて、第1、第2マッチ検出信号の論理積をトータルマッチ検出信号として出力する第3モードで動作してもよい。
パターン発生器は、繰り返しの初回の第2ステップのタイミングにおいて、マッチサイクル信号をアサートしなくてもよい。
第8ステップにおいて、第2デバイスがレディ状態に復帰したことが保証されているため、冗長な処理を削減し、さらに試験時間を短縮できる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、フラッシュメモリの試験時間が短縮できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが部材Bに接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図3は、実施の形態に係る試験装置100の構成を示すブロック図である。試験装置100は、並列接続される複数のフラッシュメモリ(単にデバイスともいう)DUT1、DUT2にデータを書き込み、書き込んだデータを読み出してその期待値と一致するかを判定する。以下の説明では2つのデバイスを並列的に試験する場合を説明するが、デバイスの個数は任意に拡張できる。
試験装置100は、タイミング発生器102、パターン発生器104、波形整形器106、ライトドライバ108、コンパレータ110、論理比較部112、フェイルメモリ114、良否判定部116を備える。
パターン発生器104は、タイミングセット信号(以下、「TS信号」という。)を生成して、タイミング発生器102に供給する。タイミング発生器102は、TS信号により指定されたタイミングデータにもとづいて周期クロックCKp及び遅延クロックCKdを発生して、周期クロックCKpをパターン発生器104に供給し、遅延クロックCKdを波形整形器106に供給する。そして、パターン発生器104は、デバイスDUT1、DUT2が有する複数の記憶領域(ブロックという)のそれぞれを示すアドレスADRS、及び複数のブロックのそれぞれに書き込むべき複数の試験パターンデータDtを発生して、波形整形器106に供給する。
波形整形器106は、タイミング発生器102から供給された遅延クロックCKdにもとづいて、パターン発生器104が発生した試験パターンデータDtに応じた試験パターン信号Stを生成する。ライトドライバ108は、波形整形器106から出力されるアドレスADRS及び試験パターン信号Stを受け、第1デバイスDUT1もしくは第2デバイスDUT2に供給する。
また、パターン発生器104は、第1デバイスDUT1または第2デバイスDUT2がアドレスADRS及び試験パターン信号Stに応じて出力すべきデータである期待値データEXPを予め発生して、論理比較部112に供給する。
コンパレータ110は、デバイスDUT1あるいはDUT2からアドレスADRSに対応するデータDoを読み出し、論理比較部112へと出力する。論理比較部112は、デバイスDUT1もしくはDUT2から読み出されたデータDoと、パターン発生器104から供給された期待値データEXPとを比較して、出力データDoと期待値データEXPとが一致しない場合にフェイルデータDfを出力する。
フェイルメモリ114は、論理比較部112が出力したフェイルデータDfを、パターン発生器104が発生したアドレスADRSに対応づけて順次格納する。また、フェイルメモリ114は、論理比較部112が出力したフェイルデータの数をバンク毎に計数する。そして、良否判定部116は、フェイルメモリ114が格納するフェイルデータ、及びフェイルメモリ114が計数したフェイルデータの数にもとづいて、第1デバイスDUT1および第2デバイスDUT2それぞれの良否判定を行う。
以上が試験装置100の全体構成と概要である。本実施の形態に係る試験装置100は、その試験シーケンスやそのシーケンスを実現するための構成に特徴を有している。以下、これら特徴について詳細に説明する。
図4は、試験装置100の一部を詳細に示すブロック図である。第1デバイスDUT1および第2デバイスDUT2は、8ビットのI/O信号線L0〜L7と、第1状態信号線LRB1と、第2状態信号線LRB2と、図示しないその他の信号線とを介して試験装置100に対して並列に接続されている。第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2は、I/O信号線L7〜L0をシェアしている。I/O信号線L7〜L0は、第1デバイスDUT1もしくは第2デバイスDUT2のいずれかから試験装置100に対して出力され、あるいは試験装置100からいずれかに入力される8ビットのデータDQ[7:0]を双方向伝送する。
第1デバイスDUT1は、ビジー/レディ状態を示す第1状態信号R/B_DUT1を、第1状態信号線LRB1を介して外部に通知し、第2デバイスDUT2は、それを示す第2状態信号R/B_DUT2を、第2状態信号線LRB2を介して外部に通知する。
試験装置100は、I/O信号線L0〜L7および第1状態信号線LRB1、第2状態信号線LRB2(以下、チャンネルともいう)ごとに設けられたライトドライバ108、コンパレータ110、論理比較部112を備える。さらに試験装置100は、複数の論理比較部112の出力信号にもとづいて試験装置100を制御するマッチ制御回路50を備えている。
パターン発生器104は、フラグ信号(FLAG)、セレクト信号(DUTSEL)、期待値データEXP、比較イネーブル信号(CPE)を生成し、すべての論理比較部112に対して出力する。論理比較部112の構成は同じ構成を有しており、レジスタ設定や制御信号に応じて、その機能が適切に設定される。
コンパレータ110は、入力されたデータを上側しきい値電圧VthH、下側しきい値電圧VthLとそれぞれ比較する。出力信号SHは、データDQがしきい値電圧VthHより低いときハイレベルとなる。出力信号SLは、データDQがしきい値電圧VthLより高いときハイレベルとなる。出力信号SH、SLは、イリーガルな状態でアサートされる。
論理比較部112は、対応するチャンネルのフラグ信号FLAG、セレクト信号DUTSEL、期待値データEXP、比較イネーブル信号CPEを受ける。
論理比較部112は、データSH、SLを期待値データEXPと比較して、フェイル信号FAILを生成する。あるいは論理比較部112は、第1デバイスDUT1もしくは第2デバイスDUT2から出力されるデータが、所定の条件に合致するかを判定するマッチ処理を行う。第1デバイスDUT1に対するマッチ検出の結果は、第1マッチ検出信号Matched1として、第2デバイスDUT2に対するマッチ検出の結果は、第2マッチ検出信号Matched2として出力される。
図5は、論理比較部112の詳細な構成を示す回路図である。論理比較部112は、第1マッチ検出回路10a、第1論理比較回路30a、第2マッチ検出回路10b、第2論理比較回路30b、ラッチ回路42を備える。
ラッチ回路42は、信号SH、SLを受け、ストローブ信号STRBのエッジのタイミングでラッチする。ラッチされた信号FH、FLは第1マッチ検出回路10a、第2マッチ検出回路10b、第1論理比較回路30a、第2論理比較回路30bへと供給される。
第1マッチ検出回路10a、第1論理比較回路30aは、第1デバイスDUT1に関する信号に対して論理演算を実行する。第2マッチ検出回路10b、第2論理比較回路30bは第2デバイスDUT2に関する信号に対して論理演算を実行する。
第1論理比較回路30aは、第1デバイスDUT1から読み出されたデータの良否判定の結果を示すフェイル信号FAIL1を生成し、第2論理比較回路30bは第2デバイスDUT2から読み出されたデータの良否判定の結果を示すフェイル信号FAIL2を生成する。
第1論理比較回路30aは、NOTゲート32、ANDゲート34、ANDゲート36、ORゲート38、ANDゲート40を備える。ANDゲート34の一方の入力には期待値データEXPが、他方の入力にはラッチされた被試験信号FHが入力される。ANDゲート34は、2つの信号の論理積S1を出力する。
S1=(EXP・FH) …(1)
NOTゲート32は期待値データEXPを反転する。ANDゲート36の一方の入力には、反転された期待値データEXPが、他方の入力にはラッチされた被試験信号FLが入力される。ANDゲート36は2つの信号の論理積S2を出力する。
S2=(!EXP・FL) …(2)
ORゲート38はANDゲート34およびANDゲート36の出力の論理和S3を出力する。
S3=S1|S2=(EXP・FH)|(!EXP・FL) …(3)
”・”は論理積、”|”は論理和、”!”は論理否定を示す。
式(3)で与えられる論理値S3は、期待値EXPとデータDQが一致したときローレベル(”0”)、不一致のときにハイレベル(”1”)となる。
ANDゲート40は、論理値S3、フラグ信号FLAGの反転、セレクト信号DUTSEL_DUT1、比較イネーブル信号CPEおよびイネーブル信号LcompEnb1の論理積を、第1フェイル信号FAIL1として出力する。第1フェイル信号FAIL1は、期待値EXPとデータDQが不一致のときにハイレベルとなり、一致のときにパス判定を示すローレベルとなる。CPE信号によって、比較処理の有無が設定される。
イネーブル信号LcompEnb1は、フェイル判定を行うか否かを設定するための信号であり、レジスタに設定される。フェイル判定が不要な場合、LcompEnb1をローレベルにすることで、ANDゲート40の出力はその他の入力にかかわらずローレベルとなるため、常にパス判定が出力される。
図4のパターン発生器104は、アクセス対象が第1デバイスDUT1のとき、第1セレクト信号DUTSEL_DUT1をハイレベルとし、第2セレクト信号DUTSEL_DUT2をローレベルとする。反対にアクセス対象が第2デバイスDUT2のとき、第2セレクト信号DUTSEL_DUT2をハイレベルとし、第1セレクト信号DUTSEL_DUT1をローレベルとする。
アクセス対象が第1デバイスDUT1のとき、第1セレクト信号DUTSEL_DUT1がハイレベルとなるから、第1フェイル信号FAIL1には、データDQおよび期待値EXPの論理値が反映される。アクセス対象が第2デバイスDUT2のとき第1セレクト信号DUTSEL_DUT1はローレベルであるから、第1論理比較回路30aによる論理比較は無効化され、データDQが期待値EXPと一致するしないにかかわらず、第1フェイル信号FAIL1はローレベルに固定される(パス判定)。
第2論理比較回路30bの構成は第1論理比較回路30aのそれと同様である。第2論理比較回路30bでは、ANDゲート40に第1セレクト信号DUTSEL_DUT1に代えて第2セレクト信号DUTSEL_DUT2が入力される。試験装置100のアクセス対象が第2デバイスDUT2のとき、第2セレクト信号DUTSEL_DUT2がハイレベルとなるから、第2フェイル信号FAIL2には、データDQおよび期待値EXPの論理値が反映される。アクセス対象が第1デバイスDUT1のとき第2セレクト信号DUTSEL_DUT2はローレベルであるから、第2論理比較回路30bによる論理比較は無効化され、データDQが期待値EXPと一致するしないにかかわらず、第2フェイル信号FAIL2はローレベルに固定される(パス判定)。
第2論理比較回路30bによるフェイル判定の有無は、第1論理比較回路30aと独立に設定可能である。そのためにイネーブル信号LcompEnb2もまた、レジスタにより設定される。
以上がデータDQと期待値EXPの一致、不一致を判定する回路の構成である。
続いて、第1マッチ検出回路10a、第2マッチ検出回路10bについて説明する。第1マッチ検出回路10a、第2マッチ検出回路10bはそれぞれ、論理比較部112に入力されたデータが、所定の条件を満たすか否かを判定する。
第1マッチ検出回路10aは、NOTゲート12、ANDゲート14、ANDゲート16、ORゲート18、ANDゲート20、セレクタ22を備える。第1マッチ検出回路10aのNOTゲート12、ANDゲート14、ANDゲート16、ORゲート18の接続関係は、第1論理比較回路30aのNOTゲート32、ANDゲート34、ANDゲート36、ORゲート38の接続関係と同じである。
つまりORゲート18の出力S4も、期待値EXPとデータDQが一致したときローレベル(”0”)、不一致のときにハイレベル(”1”)となる。
第1マッチ検出回路10aのANDゲート20は、第1論理比較回路30aのANDゲート40と対応する素子であるが、フラグ信号FLAG、比較イネーブル信号CPE、イネーブル信号LcompEnb1が入力されない。
第1マッチ検出回路10aは、マッチ検出を行うか否かが制御可能となっている。この制御のために、セレクタ22が設けられる。セレクタ22の一方の入力端子には、ANDゲート20の出力信号が、他方の入力端子には、ハイレベル(”1”)が入力される。制御端子(S)には、いずれの入力端子かを制御するマッチ制御信号MatchMode1が入力される。
第1マッチ検出回路10aは、マッチ制御信号MatchMode1がハイレベル(”1”)のときアクティブ、ローレベルのとき非アクティブとなる。第1マッチ検出回路10aがアクティブ(MatchMode1=1)のとき、セレクタ22はANDゲート20の出力S5をそのまま出力し、非アクティブ(MatchMode1=0)のとき、ハイレベル(”1”)を出力する。ANDゲート24はセレクタ22の出力S6とフラグ信号FLAGの論理積を、第1マッチ検出信号Matched1として出力する。
第2マッチ検出回路10bの構成は、第1マッチ検出回路10aのそれと同様である。第2マッチ検出回路10bでは、ANDゲート20に第1セレクト信号DUTSEL_DUT1に代えて第2セレクト信号DUTSEL_DUT2が入力される。また第2マッチ検出回路10bのセレクタ22の制御端子Sには、マッチ制御信号MatchMode2が入力される。
図4に戻る。I/O信号線L0〜L7に接続される論理比較部112についてのみフェイル判定が有効化され、状態信号線LRB1、LRB2に接続される論理比較部112A、112Bのフェイル判定は無効化される。
状態信号線LRB1に接続される論理比較部112Aは、第1デバイスDUT1から出力される状態信号R/B_DUT1に対してマッチ検出を行い、マッチ検出結果を示す第1マッチ検出信号Matched1を出力する。論理比較部112Aの第2デバイスDUT2側のマッチ検出は無効化される。
状態信号線LRB2に接続される論理比較部112Bは、第2デバイスDUT2から出力される状態信号R/B_DUT2に対してマッチ検出を行い、マッチ検出結果を示す第2マッチ検出信号Matched2を出力する。論理比較部112Bの第1デバイスDUT1側のマッチ検出は無効化される。
全I/O端子の論理比較部112から出力される第1フェイル信号FAIL1、第2フェイル信号FAIL2、第1マッチ検出信号Matched1、第2マッチ検出信号Matched2は、マッチ制御回路50に入力される。図4の複数の論理比較部112の出力のうち、括弧「()」が付された信号は、値が無効化されていることを示す。
図6は、マッチ制御回路50の構成例を示す回路図である。マッチ制御回路50は、ANDゲート52、54およびセレクタ60、制御部70を含む。
ANDゲート52は、複数の第1マッチ検出信号Matched1の論理積を生成し、ANDゲート54は、複数の第2マッチ検出信号Matched2の論理積を生成する。
セレクタ60は、以下の3つの状態が切り換え可能に構成される。
第1モード: 第1マッチ検出信号Matched1を出力する状態
第2モード: 第2マッチ検出信号Matched2を出力する状態
第3モード: 第1マッチ検出信号Matched1と第2マッチ検出信号Matched2の論理積を出力する状態
セレクタ60は、ANDゲート62、64、66を含む。各ANDゲート62、64および66はそれぞれ、第1マッチ検出信号Matched1、第2マッチ検出信号Matched2、および第1マッチ検出信号Matched1と第2マッチ検出信号Matched2の論理積の通過、遮断を制御するゲートとして機能する。
具体的にはANDゲート62はゲート信号G1がハイレベルのときに第1マッチ検出信号Matched1を通過させる。ANDゲート64はゲート信号G2がハイレベルのときに第2マッチ検出信号Matched2を通過させる。ANDゲート66はゲート信号G3がハイレベルのときに第1マッチ検出信号Matched1と第2マッチ検出信号Matched2の論理積を通過させる。
ORゲート68は、ANDゲート62、64、66の出力の論理和を、トータルマッチ検出信号TotalMatchedとして出力する。
制御部70は、ANDゲート72、74、76を含み、ゲート信号G1〜G3を生成してマッチ制御回路50のモードを切り換える。
ANDゲート72は、フラグ信号FLAG、第1セレクト信号DUTSEL_DUT1、マッチサイクル信号MatchOrCycle、レジスタ値Match_OrModeの論理積を、ゲート信号G1として出力する。ゲート信号G1がアサートされるとき、第1モードに設定される。
ANDゲート74は、フラグ信号FLAG、第2セレクト信号DUTSEL_DUT2、マッチサイクル信号MatchOrCycle、レジスタ値Match_OrModeの論理積を、ゲート信号G1として出力する。ゲート信号G2がアサートされるとき、第2モードに設定される。
ANDゲート76は、フラグ信号FLAG、第1セレクト信号DUTSEL_DUT1、第2セレクト信号DUTSEL_DUT2の論理積を、ゲート信号G3として出力する。ゲート信号G3がアサートされるとき、第3モードに設定される。
フラグ信号FLAG、第1セレクト信号DUTSEL_DUT1、第2セレクト信号DUTSEL_DUT2およびマッチサイクル信号MatchOrCycleは、試験シーケンスに応じたプログラムに応じて、テストレートと同期してパターン発生器104により生成される。マッチサイクル信号MatchOrCycleは、所定のサイクルでアサートされ、このマッチサイクル信号MatchOrCycleがアサートされたタイミングでのみ、マッチ検出が有効となり、その他のサイクルでは状態信号R/B_DUT1、R/B_DUT2が示すビジー状態は無視される。
レジスタ値Match_OrModeは、マッチ制御回路50の動作モードを設定するために使用される。当該レジスタ値がハイレベルのとき、マッチ制御回路50は上述の第1モード〜第3モードのいずれかで動作する。
レジスタ値Match_OrModeがローレベルのとき、セレクタ60は常に第1マッチ検出信号Matched1と第2マッチ検出信号Matched2の論理積を、トータルマッチ検出信号TotalMatchedとして出力する。つまり第3モードのみが有効動作するよう設定される。
以上が試験装置100の構成である。以下、試験装置100の動作を説明する。
図7は、実施の形態に係る試験装置100によるデータ読み出しのシーケンスを示すフローチャートである。
試験装置100は、フラッシュメモリからのページ単位の読み出しを繰り返し実行し、1ブロック(=16ページ)のデータを読み出す動作を1つのシーケンスとして実行する。
まず、第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2に対してリードコマンドを発行し、それぞれの1ページ目のアドレスを指定する(第7ステップS100)。
リードコマンドの発行を受けて、第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2はビジー状態となる。試験装置100は第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2からの状態信号R/B_DUT1、R/B_DUT2を参照してマッチ検出を行う。少なくとも一方がビジー状態を示す間、試験装置100は続くシーケンスを停止して待機する(第8ステップS102のN)。第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2がともにビジー状態からレディ状態に復帰すると(S102のY)、ループ処理S110に移行する。
ループ処理S110は、ページ数に対応する変数iをインクリメントしながら、1ブロック(16ページ分)の処理が完了するまで繰り返される。
試験装置100は、第1デバイスDUT1のiページ目のデータを読み出す(第1ステップS112)。続いて、第2デバイスDUT2がレディ状態であるかを判定し(第2ステップS113)、ビジー状態であれば待機する(S113のN)。判定の結果、レディ状態に復帰していた場合(S113のY)、第1デバイスDUT1に対してリードコマンドを発行し、次に読み出すべき(i+1)ページ目のアドレスを指定する(第3ステップS114)。なお、i=1の場合、第2デバイスDUT2のマッチ検出は、ステップS102ですでに実行しているため省略することができる。つまりステップS113は、i≠1のときのみ実行すれば、後述する時間短縮の効果を高めることができる。
続いて第2デバイスDUT2のiページ目のデータを読み出す(第4ステップS116)。続いて第1デバイスDUT1がレディ状態であるかを判定し(第5ステップS117)、ビジー状態であれば待機する(S117のN)。判定の結果、レディ状態であれば(S117のY)、第2デバイスDUT2にリードコマンドを発行し、次に読み出すべき(i+1)ページ目のアドレスを指定する(第6ステップS118)。
変数iが16に達すると、ループを抜けてシーケンスを終了する。
ステップS113およびS117について説明する。
ステップS114において第1デバイスDUT1にリードコマンドを与えると、第1デバイスDUT1はビジー状態となる。同様にステップS118において第2デバイスDUT2にリードコマンドを与えると、第2デバイスDUT2はビジー状態となる。ところが、実施の形態に係る試験装置100はステップS114、S118の後に生ずるビジー状態をマッチ検出の対象とはせずに、読み出し処理を続行する。なぜなら、ステップS114の直後に第1デバイスDUT1側がビジー状態となっていても次に第1デバイスDUT1側からデータを読み出すまでには、ステップS116、S118を経るため、ビジー状態が解除されているからである。
たとえばビジー状態は20μs程度持続するところ、1ページのデータ読み出しに要する時間は51.2μs、リードコマンドの発行に要する時間は175nsであるため、次のデータアクセスのタイミングでは、ビジー状態が解除されることが保証される。ステップS118の後のビジー状態についても同様である。
しかしながら、ビジー状態に対するマッチ検出を全く行わずに試験を行うと、何らかのエラーによりビジー状態が解除されなかった場合に問題となる。そこで試験装置100は、ビジー状態が発生するリードコマンドの入力直後ではなく、十分に時間が経過したあるタイミングにおいて、確認的な意味でビジー状態に対するマッチ検出を行う。
すなわち、第2デバイスDUT2にリードコマンドを与えて(S118)から十分な時間が経過した後に、ステップS113によって、そのリードコマンドに応じて発生するビジー状態が解除されているかを検出する。
同様に、第1デバイスDUT1にリードコマンドを与えて(S114)から十分な時間が経過した後に、ステップS113によって、そのリードコマンドに応じて発生するビジー状態が解除されているかを検出する。
これらのマッチ検出は、メモリのレディ状態への復帰を待機するという観点ではなく、試験の安定性を目的として実行される点で、ステップS102のマッチ検出と性格が異なっている。このマッチ検出のタイミングは、マッチサイクル信号MatchOrCycleのアサートによって指定される。
図8および図9は、図7のフローチャートに従った試験装置100の動作を示すタイムチャートである。図8および図9は、連続するタイムチャートであり、前者がテストレートのサイクル1〜43までを、後者がサイクル37〜81を示す。いくつかの図面において、”/”は、明細書本文中の”#”に対応し、ローアクティブを示す。
テストレートの1サイクル目に、試験のシーケンスがスタートする。サイクル1〜7において、第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2に対するチップセレクト信号CS#(DUT1)、CS#(DUT2)がともにアサートされ、試験装置100からリードコマンドおよびアドレスが出力される(図7のS100)。1回目のリードコマンドは、第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2の両方を対象としており、それぞれの1ページ目の読み出し元のアドレスが設定される。読み出しコマンドを受けた第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2はビジー状態となり、8サイクル目に状態信号R/Bをローレベルとする。
続いて状態信号R/Bに関するマッチ検出が行われる。テストシーケンス開始から第1セレクト信号DUTSEL_DUT1、第2セレクト信号DUTSEL_DUT2はいずれもアサートされている。また、マッチサイクル信号MatchOrCycleはローレベルである。この状態では図6のマッチ制御回路50において、ゲート信号G3がハイレベルとなりANDゲート66がアクティブとなる(第3モード)。つまり第1マッチ検出信号Matched1と第2マッチ検出信号Matched2の論理積がトータルマッチ検出信号TotalMatchedとなる。
第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2がビジー状態のとき、マッチ検出信号Matched1、Matched2はローレベルであり、トータルマッチ検出信号TotalMatchedもローレベルとなる。試験装置100はトータルマッチ検出信号TotalMatchedがアサートされるまで待機状態となる(図7のS102のY)。所定の回数、トータル検出信号TotalMatchedがアサートされない状態が持続すると、図示しない所定のサブルーチンが実行される。
第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2のビジー状態が解除されて、状態信号R/B_DUT1、R/B_DUT2がハイレベルとなると、トータルマッチ検出信号TotalMatchedがアサートされる(図7のS102)。
9サイクル目のタイミングでトータルマッチ検出信号TotalMatchedがアサートされると、セレクト信号DUTSEL_DUT2をローレベルとし、第2デバイスDUT2のチップセレクト信号CS#をネゲートする。そしてサイクル9〜20の間、第1デバイスDUT1側の1ページ目のデータを読み出す(図7のS112)。
続く22〜28サイクル目において、第1デバイスDUT1のチップセレクト信号CS#をアサートした状態でリードコマンドが出力され、第1デバイスDUT1の2ページ目の読み出し元のアドレスが設定される(S114)。これを受けて、第1デバイスDUT1側の状態信号R/B_DUT1はビジー状態を示すローレベルとなるが、マッチ検出の対象とはならずに無視される。理由は上述した通りである。
続く30〜41サイクルの間、第2デバイスDUT2側の1ページ目のデータを読み出す(図7のS116)。続く42サイクル目で、マッチサイクル信号MatchOrCycleがアサートされ、マッチ検出が行われる(図7のS117)。
このときのマッチ検出について図6の回路図を参照して説明する。42サイクル目に行われるマッチ検出は、22〜29サイクルの間に第1デバイスDUT1に与えられたリードコマンドによって、第1デバイスDUT1側に発生するビジー状態の解除を確認するためのものである。42サイクル目より前に、状態信号R/Bはレディ状態を示すハイレベルとなっており、第1マッチ検出信号Matched1はアサートされている。
42サイクル目に、マッチサイクル信号MatchOrCycleがアサートされるのと同時に、セレクト信号DUTSEL_DUT1がアサート、セレクト信号DUTSEL_DUT2がネゲートされる。その結果、ゲート信号G1がハイレベル、ゲート信号G2、G3がローレベルとなり(第1モード)、ANDゲート62およびORゲート68を介して、マッチ検出信号Matched1がトータルマッチ検出信号TotalMatchedとして出力される。このときのトータルマッチ検出信号TotalMatchedはアサートされているため、テストシーケンスは先に進む。
図9に移る。続く43〜49サイクルの間、第2デバイスDUT2のCS信号(CS#)をアサートした状態でリードコマンドが出力され、第2デバイスDUT2の2ページ目の読み出し元のアドレスが設定される(図7のS118)。これを受けて、第2デバイスDUT2側の状態信号R/B_DUT1はビジー状態を示すローレベルとなるが、マッチ検出の対象とはならずに無視される。
ここで図7のフローチャートにおいて、i=1の処理が完了し、i=2に設定されてステップS112に戻る。
続く51〜62サイクルの間、第1デバイスDUT1側の2ページ目のデータを読み出す(図7のS112)。続く63サイクル目で、マッチサイクル信号MatchOrCycleがアサートされ、マッチ検出が行われる(図7のS113)。
63サイクル目に行われるマッチ検出は、43〜49サイクルの間に第2デバイスDUT2に与えられたリードコマンドによって、第2デバイスDUT2側に発生するビジー状態の解除を確認するためのものである。63サイクル目より前に、状態信号R/Bはレディ状態を示すハイレベルとなっており、第2マッチ検出信号Matched2はアサートされている。
63サイクル目に、マッチサイクル信号MatchOrCycleがアサートされるのと同時に、セレクト信号DUTSEL_DUT2がアサート、セレクト信号DUTSEL_DUT1がネゲートされる。その結果、ゲート信号G2がハイレベル、ゲート信号G1、G3がローレベルとなり(第2モード)、ANDゲート64およびORゲート68を介して、マッチ検出信号Matched2がトータルマッチ検出信号TotalMatchedとして出力される。このときのトータルマッチ検出信号TotalMatchedはアサートされているため、テストシーケンスは先に進む。
その後、試験装置100は16ページのデータ読み出しが完了するまで同じ処理を繰り返す。以上が試験装置100の動作である。
実施の形態に係る試験装置100によれば、あるデバイスにリードコマンドを発行した後に、ビジー状態からレディ状態に復帰するまでに通常要する時間より長い時間経過した後に、そのデバイスがレディ状態に復帰したか否かを判定する。したがって読み出しが正常に行われている限り、待ち時間が発生せず、ビジー状態からレディ状態に復帰するまでの間に、別のデバイスに対するアクセスを行うことにより、試験時間を短縮することができる。
試験装置100の効果は、以下の検討によってより明らかとなる。図10は、比較対象となる試験シーケンスを示すフローチャートである。図11は、図10のフローチャートに従った試験装置の動作を示すタイムチャートである。
図10に示すように比較技術では、第1デバイスDUT1、第2デバイスDUT2に対するリードコマンドの出力(S202)、レディ状態の検出(S204)、第1デバイスDUT1のデータ読み出し(S206)、第2デバイスDUT2のデータ読み出し(S208)を、1ページずつ繰り返し実行する(S200)。
図11を参照する。1〜7番目のサイクルでリードコマンドが書き込まれ、その後ビジー状態となる。ビジー状態となってから5サイクルほど経過すると、レディ状態となる。ビジー状態の間シーケンスは停止し、この間の時間が無駄となっている。
続いて9〜20番目のサイクルにおいて、第1デバイスDUT1のデータが読み出され、続く22〜33番目のサイクルにおいて、第2デバイスDUT2のデータが読み出される。
この処理を1ブロック分のデータに対して実行するのに要する時間を検討する。いま、1クロックの時間をtwc=25nsと仮定する。このとき、リードアドレスの書き込みには、25ns×7=175nsの時間を要する。第1デバイスDUT1および第2デバイスDUT2からのデータの読み出しには、それぞれ25ns×2048=51.2μsを要する。ビジー状態が最長で20μs続くものとすると、1ページ分のデータ読み出しには、 175ns+20μs+51.2μs×2=122.6μs
の時間を要する。
1ブロック(16ページ)分のデータ読み出しには、
122.6μs×16=1961.6μs
要することになる。
以上を踏まえて、実施の形態に係る試験装置100の処理時間を検討する。図8、図9のタイムチャートを参照する。
リードアドレスの発行には25ns×7=175ns、続くビジー状態の待機に20μsを要する。続くループでは、1ページ当たり、
第1デバイスDUT1側のデータ読み出し 51.2μs
第1デバイスDUT1側へのリードコマンド発行 175ns
第2デバイスDUT2側のデータ読み出し 51.2μs
第2デバイスDUT2側へのリードコマンド発行 175ns
を要するから合計で、
175ns+20μs+(51.2μs+175ns+51.2μs+175ns)×16=102.7μs
の時間を要する。1ブロック(16ページ)分のデータ読み出しには、
102.7μs×16=1644μs
を要することになる。
つまり実施の形態に係る試験装置100によれば、比較技術の場合にくらべて、317μs(16%相当)もの時間短縮が実現できる。
さらに比較として、2つのデバイスに対する並列的なアクセスを行わずに、図1のタイムチャートにしたがった読み出しを2回行った場合の処理時間を検討する。この場合、デバイスごとに、リードアドレスの発行には25ns×7=175ns、続くビジー状態の待機に20μs、さらにデータ読み出しに51.2μsを要するから、1つのデバイスの1ページのデータ読み出しには、71.4μsを要する。これを2つのデバイスについて、1ブロック(16ページ)について実行すると、合計で
71.4μs×2×16=2284.8μs
を要することになる。実施の形態ではこの場合にくらべると、640μs(28%)もの時間短縮が実現できる。
なお、時間の数値は例示であり、別の数値を有するメモリをDUTとする場合であっても、当然に時間短縮の効果が得られることはいうまでもない。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
フラッシュメモリのデータ読み出し時のタイムチャートである。 試験装置に対して並列接続される複数のフラッシュメモリの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る試験装置の構成を示すブロック図である。 試験装置の一部を詳細に示すブロック図である。 論理比較部の詳細な構成を示す回路図である。 マッチ制御回路の構成例を示す回路図である。 実施の形態に係る試験装置によるデータ読み出しのシーケンスを示すフローチャートである。 図7のフローチャートに従った試験装置の動作を示すタイムチャートである。 図7のフローチャートに従った試験装置の動作を示すタイムチャートである。 比較対象となる試験シーケンスを示すフローチャートである。 図10のフローチャートに従った試験装置の動作を示すタイムチャートある。
符号の説明
100…試験装置、10a…第1マッチ検出回路、30a…第1論理比較回路、10b…第2マッチ検出回路、30b…第2論理比較回路、12…NOTゲート、14…ANDゲート、16…ANDゲート、18…ORゲート、20…ANDゲート、22…セレクタ、24…ANDゲート、32…NOTゲート、34…ANDゲート、36…ANDゲート、38…ORゲート、40…ANDゲート、42…ラッチ回路、50…マッチ制御回路、60…セレクタ、62…ANDゲート、64…ANDゲート、66…ANDゲート、68…ORゲート、70…制御部、72…ANDゲート、74…ANDゲート、76…ANDゲート、102…タイミング発生器、104…パターン発生器、106…波形整形器、108…ライトドライバ、110…コンパレータ、112…論理比較部、114…フェイルメモリ、116…良否判定部、LRB1…第1信号線、LRB2…第2信号線、DUT1…第1デバイス、DUT2…第2デバイス。

Claims (13)

  1. フラッシュメモリである第1デバイスおよび第2デバイスの試験方法であって、
    少なくとも前記第1デバイスにリードコマンドを発行した状態を初期状態として、
    繰り返し実行される、
    前記第1デバイスからデータを読み出す第1ステップと、
    前記第2デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第2状態信号を監視し、当該第2状態信号がレディ状態を示すまで待機する第2ステップと、
    前記第1デバイスにリードコマンドを発行する第3ステップと、
    前記第2デバイスからデータを読み出す第4ステップと、
    前記第1デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第1状態信号を監視し、当該第1状態信号がレディ状態を示すまで待機する第5ステップと、
    前記第2デバイスにリードコマンドを発行する第6ステップと、
    を備えることを特徴とする試験方法。
  2. 前記第1から第6ステップの繰り返しに先立ち実行される、
    前記第1デバイス、第2デバイスに同時にリードコマンドを発行する第7ステップと、
    前記第1状態信号がレディ状態を示し、かつ前記第2状態信号がレディ状態を示すまで待機する第8ステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の試験方法。
  3. 前記第2ステップは、繰り返しの初回においてスキップされることを特徴とする請求項2に記載の試験方法。
  4. 前記第2ステップおよび前記第5ステップのタイミングにおいてアサートされるマッチサイクル信号を生成するステップをさらに備え、
    前記第2ステップは、前記マッチサイクル信号と前記第2状態信号との論理演算によって、前記第2状態信号がレディ状態を示すことを検出し、
    前記第5ステップは、前記マッチサイクル信号と前記第1状態信号との論理演算によって、前記第1状態信号がレディ状態を示すことを検出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の試験方法。
  5. 第1デバイスがアクセス対象のとき、または前記第5ステップのタイミングにおいてアサートされる第1セレクト信号を生成するステップと、
    第2デバイスがアクセス対象のとき、または前記第2ステップのタイミングにおいてアサートされる第2セレクト信号を生成するステップと、
    をさらに備え、
    前記第2ステップは、前記第2状態信号と前記マッチサイクル信号とに加えて、前記第2セレクト信号との論理演算によって、前記第2状態信号がレディ状態を示すことを検出し、
    前記第5ステップは、前記第1状態信号と前記マッチサイクル信号とに加えて、前記第1セレクト信号との論理演算によって、前記第1状態信号がレディ状態を示すことを検出することを特徴とする請求項4に記載の試験方法。
  6. 第1、第2デバイスを有するフラッシュメモリの試験装置であって、
    前記第1デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第1状態信号を監視し、レディ状態を示すときアサートされる第1マッチ検出信号を生成する第1マッチ検出回路と、
    前記第2デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第2状態信号を監視し、レディ状態を示すときアサートされる第2マッチ検出信号を生成する第2マッチ検出回路と、
    前記フラッシュメモリの試験工程と同期して、所定のタイミングでアサートされるマッチサイクル信号を生成するパターン発生器と、
    前記第1、第2マッチ検出信号および前記マッチサイクル信号を受け、前記マッチサイクル信号がアサートされるとき、前記第1、第2マッチ検出信号に応じたトータルマッチ検出信号を出力するマッチ制御回路と、
    を備え、
    当該試験装置は、前記トータルマッチ検出信号にもとづいて、条件分岐処理を実行することを特徴とする試験装置。
  7. 前記マッチ制御回路は、
    前記第1マッチ検出信号を前記トータルマッチ検出信号として出力する第1モードと、
    前記第2マッチ検出信号を前記トータルマッチ検出信号として出力する第2モードと、
    が切り換え可能に構成されることを特徴とする請求項6に記載の試験装置。
  8. 前記マッチ制御回路は、前記第1、第2モードに加えて、前記第1、第2マッチ検出信号の論理積を前記トータルマッチ検出信号として出力する第3モードが切り換え可能に構成されることを特徴とする請求項7に記載の試験装置。
  9. 前記マッチ制御回路は、前記第3モードのみが有効動作するようレジスタにより設定可能であることを特徴とする請求項8に記載の試験装置。
  10. 本試験装置は、
    少なくとも前記第1デバイスにリードコマンドを発行した状態を初期状態として、
    前記第1デバイスからデータを読み出す第1ステップと、
    前記第2デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第2状態信号を監視し、当該第2状態信号がレディ状態を示すまで待機する第2ステップと、
    前記第1デバイスにリードコマンドを発行する第3ステップと、
    前記第2デバイスからデータを読み出す第4ステップと、
    前記第1デバイスのビジーまたはレディ状態を示す第1状態信号を監視し、当該第1状態信号がレディ状態を示すまで待機する第5ステップと、
    前記第2デバイスにリードコマンドを発行する第6ステップと、
    を繰り返し実行し、
    前記パターン発生器は、前記第2ステップおよび前記第5ステップのタイミングで、前記マッチサイクル信号をアサートすることを特徴とする請求項6に記載の試験装置。
  11. 前記マッチ制御回路は、
    前記第1マッチ検出信号を前記トータルマッチ検出信号として出力する第1モードと、
    前記第2マッチ検出信号を前記トータルマッチ検出信号として出力する第2モードと、
    が切り換え可能に構成され、前記第2ステップにおいて前記第2モードに、前記第5ステップにおいて前記第1モードに設定されることを特徴とする請求項10に記載の試験装置。
  12. 本試験装置は、
    前記第1から第6ステップの繰り返しに先立ち、
    前記第1デバイス、第2デバイスに同時にリードコマンドを発行する第7ステップと、
    前記第1状態信号がレディ状態を示し、かつ前記第2状態信号がレディ状態を示すまで待機する第8ステップと、
    を実行し、
    前記マッチ制御回路は、前記第8ステップにおいて、前記第1、第2マッチ検出信号の論理積を前記トータルマッチ検出信号として出力する第3モードで動作することを特徴とする請求項10に記載の試験装置。
  13. 前記パターン発生器は、繰り返しの初回の前記第2ステップのタイミングにおいて、前記マッチサイクル信号をアサートしないことを特徴とする請求項12に記載の試験装置。
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