以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1の実施形態
図1は本発明の第1の実施形態に係る携帯可能なマルチメディアコンテンツ再生装置(プレーヤ)1の電気的構成の一例を示すブロック図である。また、図2はプレーヤ1の外観の一例を示す図である。
プレーヤ1は、主制御部であるCPU11を有する。CPU11は、プレーヤ1の各部の動作を制御する。プレーヤ1の各部は、制御バス25を介してCPU11に接続されている。
ユーザは、操作部3を操作して操作指示や選択指示を入力することができる。ユーザによる操作部3の操作に応じた制御信号は、I/O(入出力)ポート13からCPU11に送られる。液晶ディスプレイ(LCD)5は、動画や静止画、文字情報等の画像データを表示する。LCD5に表示される文字情報としては、例えば再生中のコンテンツのファイル名や、再生中のコンテンツに含まれる歌詞データ等の文字情報がある。LCD駆動回路15は、CPU11の制御に基づいてLCD5を駆動する。
操作部3は、図2に示す多機能ボタン3aを含んでいる。多機能ボタン3aは、音声データや画像データ等のコンテンツの再生開始や停止の指示、LCD5に表示される情報の切り換え指示、LCD5に表示された歌詞データやファイル名等の文字情報のスクロール指示等の入力に用いられる。多機能ボタン3aは、例えば中央部のボタンが押された場合は、コンテンツの再生開始や停止の指示をCPU11に送信する。また、上下左右いずれかの方向ボタンが押されると、ボタンの押下に応じてLCD5に表示されている画像や文字列をスクロールさせる制御指示がCPU11に伝達される。
プレーヤ1には、外部との無線通信に用いられるアンテナ部1aが設けられている。アンテナ部1aは、例えばLCD5の周囲や、プレーヤ1の側面の図示しない主電源スイッチの近傍等、プレーヤ1を構成する部材のうちの、非金属材料が用いられている部分に設けられることが好ましい。
CPU11には、ROM21およびRAM23が、制御バス25を介して接続されている。ROM21は、CPU11がプレーヤ1の動作を制御するために実行するプログラムデータを予め記憶する。また、ROM21は、外部装置との接続の際に必要とされる認証用データも予め記憶している。
RAM23はCPU11により、ワークメモリとして利用される。RAM23は、制御信号に対応する制御情報や、HDD7から読み出された一定量のデータを一時的に保持する。
バッテリ(二次電池)9は、プレーヤ1を携帯して用いる際の電源である。電源制御IC19は、バッテリ9により提供される電力、すなわち所定の電圧および許容される電流を管理する。バッテリ9には充電部(charger)33が接続されている。本実施形態では、プレーヤ1の小型化のため、図示しない外部電源装置により5V前後の直流(DC)に減圧/変換された直流電圧が電源入力部から入力される。充電部33は、商用電源(AC100V)を直接受け入れる構造とすることも可能である。
ハードディスク装置(HDD)7は、数G(ギガ)バイトから数10Gバイトの記憶容量を有し、画像データや音声データを記憶する。HDD7に換えて、フラッシュメモリやSSD(Solid State Disk)等がプレーヤ1に内蔵されていてもよい。また、HDD7は、プレーヤ1から取り外すことが可能であってもよい。あるいはHDD7に換えて、SD・MMCメモリカード、メモリスティック、FLASH ROM等の記憶装置がプレーヤ1に外付けされてもよい。
HDD7は、予め圧縮された音声データや画像データ、ビデオデータ等のコンテンツデータを記録する。音声データの圧縮には、MP3、WMA等の方式が、画像データの圧縮には、JPEG、GIFあるいはBMP等の方式が、ビデオデータの圧縮には、例えばWMV、MPEG1/2/4等の方式が用いられる。また、HDD7に記憶されるコンテンツデータは、著作権法で定められた「私的利用」以外の複製(回数を定めた複製以外)等を抑止するため、プレーヤ1を用いた直接の再生およびアナログ信号での外部スピーカ等への出力のみを可能として、暗号化されていてもよい。
CPU11は、ROM21に予め記憶されている所定の再生プログラムを実行して、HDD7に格納された音声データや画像データ等のコンテンツデータを再生する。再生プログラムによって再生可能なコンテンツの記録フォーマットは予め決められており、例えば上述のMP3、WMA、WMVフォーマット等である。また、コンテンツデータの再生プログラムは、HDD7に予め記憶されていてもよい。
HDD7(ハードディスク装置)はモータを含み、起動時に比較的大きな電力(バッテリ9から放電される電流値が大きい)を必要とする。このため、HDD7からデータ読み出す際には、一定量のデータをHDD7から読み出してRAM23に一時記憶(バッファ)したのち、HDD7のドライブを停止させて消費電力を低減する。HDD7に換えてFLASH−ROMやSDメモリといった記憶装置を用いる場合でも、これらの記憶装置からの読み出し速度はRAM23からの読み出し速度よりも遅いため、記憶装置から一定量のデータを読み出し、RAM23にバッファして、データ読み出しの高速化を図る。
出力部17は、CPU11の制御に従って、HDD7に記憶されている画像データや音声データをアナログ出力に変換する。また、出力端子45は、通常のアナログ出力に利用される。
出力部17に設けられたオーディオデコーダ47は、音声データをアナログ信号に復調し、出力端子45に転送する。また、出力部17に設けられたビデオデコーダ49は、ビデオ信号のアナログ変換を行い、変換したビデオ信号を出力端子45に出力する。ヘッドホン、増幅機能付きスピーカ、モニタ装置、あるいは映像受像機等を出力端子45に接続して、音声出力やビデオ出力を視聴することができる。出力端子45からの音声出力を図示しないアンプ装置に入力し、アンプ装置に図示しないスピーカを接続して、より大きな音量を得ることも可能である。なお、オーディオデコーダ47は、図示しないマイクまたはライン入力(外部入力)端から直接入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、CPU11に送信することも可能である。
CPU11にはまた、USB(Universal Serial Bus)ポート41、無線ネットワーク(Wireless Network)ユニット(通信部)43が接続されている。
プレーヤ1は、USBポート41を介して図示しない外部装置に接続され、外部装置との間でデータの受け渡しを行う。例えばパーソナルコンピュータ(PC)等の外部装置からは、USBポート41を介して、映像データや音声データがプレーヤ1に供給される。また、HDD7に記憶された映像データや音声データが、USBポート41を介して外部装置に供給されてもよい。プレーヤ1から、半導体メモリを収容したオーディオ専用再生装置(USBフラッシュメモリプレーヤ)やUSBスピーカ等の外部装置へ、USBポート41を介して音声データを送信することができる。USBポート41は、マイク等の外部装置からの音楽/音声信号の入力にも利用される。
プレーヤ1と外部装置との間のデータの受け渡しは、無線ネットワークユニット43を利用して行われてもよい。プレーヤ1には、外部装置から、無線ネットワークユニット43を介して画像データや音声データが供給され、HDD7に記憶された映像データや音声データは、無線ネットワークユニット43を介して外部装置に供給される。無線ネットワークユニット43は、2.4GHz帯の電波を用いた(高速)通信規格のプロトコルに準拠したブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)に対応していてもよいし、IEEE802.11a/b/g/nに準拠した汎用の無線LANに対応していてもよい。あるいはこの両方に対応していてもよい。プレーヤ1は、プレーヤ1から特定の範囲に位置し、所定の条件を満足するサーバコンピュータやパーソナルコンピュータとの間で、無線ネットワークユニット43を介して、ワイヤレスに通信することができる。
プレーヤ1は、無線ネットワークユニット43を介して、インターネット等のネットワークに接続することができる。そしてネットワーク上に公開されている音声データファイル、および画像データファイル等のコンテンツをダウンロードして、HDD7内に格納することができる。また、プレーヤ1は、HDD7に格納されたデータを再生することも可能である。
図3は、プレーヤ1が接続するネットワーク200を模式的に表した図である。
プレーヤ1は、無線ネットワークユニット43を介してアクセスポイント(AP)100に接続する。アクセスポイント100は、ネットワーク200に接続されている。ネットワーク200には、この他にコンテンツサーバ201、ライセンスサーバ202、およびポータルサイト203が接続されている。プレーヤ1はネットワーク200を介して、コンテンツサーバ201、ライセンスサーバ202、およびポータルサイト203とデータのやり取りを行うことができる。
コンテンツサーバ201は、音声データファイルや画像データファイル等のコンテンツデータを配信するサーバ装置である。コンテンツサーバ201は一般のコンピュータ等から構成されている。プレーヤ1は、コンテンツサーバ201が提供するコンテンツを、ネットワーク200を介して取得することができる。ただし、コンテンツサーバ201は、コンテンツの取得が可能なユーザを制限している場合があり、ユーザは予め、コンテンツサーバ201の設置者からコンテンツの取得許可(ライセンス)を受ける必要がある。
ライセンスサーバ202は、コンテンツサーバ201が、どのユーザにどのようなコンテンツの取得を許可しているかの情報(ライセンス情報)を保持するサーバ装置である。ライセンスサーバ202は一般のコンピュータ等から構成されている。ライセンス情報には、ユーザID、および対応するコンテンツIDが含まれる。ユーザIDとは、コンテンツサーバ201の設置者が、サービスの利用を許可したユーザに対して発行するユーザ識別用のデータである。またコンテンツIDは、コンテンツを特定するためのデータである。すなわち、ライセンスサーバ203は、ユーザが取得可能なコンテンツのコンテンツIDを、ユーザIDと対応付けて記憶する。関連する複数のコンテンツ(例えば同一の演奏者による音楽データ)に同一のコンテンツIDが付されていてもよい。ライセンスサーバ202は、常に最新のライセンス情報を保持するように、ライセンス情報の管理を行っている。
プレーヤ1では、コンテンツサーバ201から発行されたユーザIDを、ROM21に記憶している。ユーザIDをROM21に記憶しない場合は、コンテンツサーバ201およびライセンスサーバ202にユーザIDを要求される都度、ユーザがユーザIDを入力する必要がある。
コンテンツサーバ201と、ライセンスサーバ202とを、独立した装置とすることによって情報セキュリティの向上を図ることができる。
ポータルサイト203は、プレーヤ1に、コンテンツサーバ201へのリンクを提供する例えばWebサイト等である。ネットワーク200には通常、多数のコンテンツサーバ201が接続されている。プレーヤ1が、多数のコンテンツサーバ201の中から所望の一つにたどり着くのは簡単ではない。そこで、ポータルサイト203は、プレーヤ1が簡単に所望のコンテンツサーバ201にたどり着けるよう、コンテンツサーバ201へのリンクリストをプレーヤ1に提供する。
ポータルサイト203は、メニュー画面データおよび当該メニュー画面データの更新データを保持しており、要求に応じてプレーヤ1に送信する。メニュー画面データは、コンテンツサーバ201へのリンクリストを含むデータであり、プレーヤ1のLCD5にメニュー画面として表示される。また、更新データとは、当該メニュー画面データの最新の更新日時を表すデータである。
ポータルサイト203は、メニュー画面データを提供するユーザに制限を設けている場合がある。プレーヤ1のユーザは、ポータルサイト203の設置者からも、予めサービスの利用許可を受ける必要がある。この場合、ポータルサイト203は、プレーヤ1のユーザが利用許可を受けた正当なユーザであるか否かを認証してから、メニュー画面情報を提供する。ポータルサイト203には、サービスの利用を許可されたプレーヤ1を識別するための認証用データが登録されている。本実施形態においては、プレーヤ1のモデル名およびシリアルナンバーが認証用データとして用いられる。
ネットワーク200には通常、多数のポータルサイト203が接続されている。プレーヤ1のROM21には予め、複数のポータルサイト203のネットワーク上でのアドレスが登録(記憶)されている。また、登録されているポータルサイト203が、ユーザを制限している場合には、当該ポータルサイト203のアドレスにはユーザ制限を表すフラグが付されてROM21に記憶される。また、メニュー画面データを受信すると、CPU11は、受信したメニュー画面データおよびその更新データもROM21に記憶する。
ネットワーク上では、多数のコンテンツが配信されている。これらの多数のコンテンツのうち、どのコンテンツについて取得する許可を得ているのか、ユーザ自身が認識して管理することは困難である。以下では、取得許可を得ているコンテンツを容易に識別できるように、LCD5に表示するためのコンテンツリスト表示処理について説明する。
図4は、プレーヤ1の電源投入後に、LCD5に表示されるスタート画面の一例を示す図である。図4に示す例では、スタート画面には「MUSIC」、「VIDEO」、「PODCASTING」の3項目が表示されている。ユーザは、多機能ボタン3aを操作して、表示された項目の中から任意の一項目を選ぶことができる。「MUSIC」が選択されると、所定の音声再生プログラムが起動し、「VIDEO」が選択されると、所定の動画像再生プログラムが起動する。ユーザが「PODCASTING」を選択すると、ネットワークを介してコンテンツを取得するための、コンテンツリスト表示処理プログラムが起動する。
図5は、本発明によるコンテンツリスト表示処理の全体の流れを示すフローチャートである。
LCD5に表示されたスタート画面上(図4参照)で、ユーザが「PODCASTING」の項目を選択すると、CPU11は、ROM21にアドレス登録されているポータルサイト203をLCD5の表示画面にリスト表示する(ブロックA1)。図6は、ポータルサイトリストの一例を示す図である。図6に示す例では、「Portal A」、「Portal B」、「Portal C」の3つのポータルサイトがリスト表示されている。
ポータルサイトリストが表示された後、CPU11は、ユーザが多機能ボタン3aを操作して、LCD5に表示されたポータルサイト203の中から一つを選択するのを待つ(ブロックA2)。ユーザがポータルサイトリストから一つのポータルサイト203を選択すると(ブロックA2でYES)、CPU11は、選択されたポータルサイト203との間で認証処理を開始する(ブロックA3)。
ポータルサイト203は、サービスを提供する(リンクリストを提供する)ユーザに制限を設けていることがある。この場合、プレーヤ1のユーザは、ポータルサイト203の設置者から予めサービスの利用許可を受けておく必要がある。ユーザを制限しているポータルサイト203は、認証処理(ブロックA3)において、プレーヤ1から送信された認証用データと、登録されている認証用データとを照合して、プレーヤ1のユーザがサービスの利用許可を受けたユーザであるか否かを判断する。本実施の形態においては、プレーヤ1のモデル名およびシリアルナンバーが認証用データとして用いられる。
図7は、プレーヤおよびポータルサイトの間で行われる認証処理のフローチャートである。
認証処理では、まずプレーヤ1のCPU11は、選択されたポータルサイト203がユーザを制限しているポータルサイトであり、認証処理が必要であるか否かを判断する(ブロックB1)。すなわち、選択されたポータルサイト203のアドレスをROM21から読み出し、読み出されたアドレスに、ユーザ制限を表すフラグが付されているか否かを判断する。
ユーザ制限フラグが付されていない場合、当該選択されたポータルサイト203は、ユーザを制限していないポータルサイトであり、認証処理の必要がないと判断される(ブロックB1でNo)。選択されたポータルサイト203が、ユーザ認証を行わないサイトである場合は、以下の認証処理を行う必要はないので、そのまま図5のフローチャートに復帰する。
一方、読み出されたアドレスにユーザ制限フラグが付されていた場合、選択されたポータルサイト203は、ユーザを制限しており、認証処理が必要であると判断される(ブロックB1でYes)。すると、CPU11は、無線ネットワークユニット43を介し、読み出されたアドレスに対して、認証開始の要求を送信する(ブロックB2)。
プレーヤ1からの要求に応じて、ポータルサイト203は、認証用データを送信するようプレーヤ1に要求する(ブロックB3)。本実施の形態においては、プレーヤ1のモデル名およびシリアルナンバーが、認証用データとして用いられる。
プレーヤ1のCPU11は、認証用データ(モデル名、シリアルナンバー)をポータルサイト203に送信する(ブロックB4)。ポータルサイト203は、予め登録されているサービスの利用許可を受けたプレーヤの認証用データと、送信されてきた認証用データとを照合する(ブロックB5)。
照合の結果、プレーヤ1が送信した認証用データが、予めポータルサイト203に登録されている認証用データと一致しなかった場合、ポータルサイト203は、認証に成功しなかったと判断する(ブロックB6でNo)。認証に成功しなかった場合(ブロックB6でNo)には、プレーヤ1は選択されたポータルサイト203の利用許可を受けていないと判断され、コンテンツリスト表示処理は終了する。この後、他のポータルサイトを選択する等、所定の処理が行われる。
また、照合の結果、プレーヤ1が送信した認証用データが、予めポータルサイト203に登録されている認証用データと一致した場合、ポータルサイト203は、認証に成功したと判断する(ブロックB6でYes)。認証に成功した場合(ブロックB6でYes)、ポータルサイト203は、プレーヤ1に対して認証に成功したことを通知する(ブロックB7)。
無線ネットワークユニット43を介して認証結果を受信すると(ブロックB8)、プレーヤ1のCPU11は、図5のフローチャートの処理に復帰する。
認証処理が終了して、選択したポータルサイト203から利用許可を得ていることが確認されると、CPU11は、メニュー更新処理を開始し(図5のブロックA4)、選択されたポータルサイト203から最新のメニュー画面データを取得する。
選択されたポータルサイト203は、コンテンツサーバ201へのリンクリストを含むメニュー画面データを、プレーヤ1に提供する。ブロックA4のメニュー更新処理によって、プレーヤ1には最新のメニュー画面データが提供される。
また、プレーヤ1が、以前に当該選択されたポータルサイト203からメニュー画面データの提供を受けている場合には、プレーヤ1のROM21には、以前のメニュー画面データが記憶されている。ブロックA4のメニュー更新処理によって、ROM21に記憶されたメニュー画面データを最新のデータに更新することができる。
図8は、プレーヤおよびポータルサイトの間で行われるメニュー更新処理のフローチャートである。
プレーヤ1のCPU11は、メニュー更新処理開始の要求を、無線ネットワークユニット43を介して、選択されたポータルサイト203に送信する(ブロックC1)。
ポータルサイト203は、プレーヤ1が保持しているメニュー画面データの更新データを送信するよう、プレーヤ1に要求する(ブロックC2)。メニュー画面データの更新データは、当該メニュー画面データの更新日時を示すデータである。
プレーヤ1のCPU11は、ROM21に記憶されている更新データを、無線ネットワークユニット43を介してポータルサイト203に送信する(ブロックC3)。ここで、ROM21にメニュー画面データおよびその更新データが記憶されていない場合には、ポータルサイト203にその旨を通知する。
ポータルサイト203は、プレーヤ1が最新のメニュー画面データを取得する必要があるか否かを判断する(ブロックC4)。プレーヤ1から送信された更新データが表す更新日時が、ポータルサイト203に保持されている更新データが表す更新日時よりも古い場合は、プレーヤ1は最新のメニュー画面データを取得する必要がある。また、プレーヤ1のROM21にメニュー画面データが記憶されていない旨が通知されている場合にも、プレーヤ1は最新のメニュー画面データを取得する必要がある。
プレーヤ1が最新のメニュー画面データを取得する必要がある場合は(ブロックC4でYes)、ポータルサイト203はプレーヤ1に、最新のメニュー画面データの取得が必要であることを通知する(ブロックC5)。一方、プレーヤ1が最新のメニュー画面データを取得する必要はない場合は(ブロックC4でNo)、ポータルサイト203はプレーヤ1に最新データの取得は不要であることを通知する(ブロックC6)。
続いて、プレーヤ1のCPU11は、ポータルサイト203から、最新のメニュー画面データ取得の必要性が通知されたか否かを判断する(ブロックC7)。
ポータルサイト203からの通知が、最新のデータの取得が不要であることを示す場合には(ブロックC7でNo)、プレーヤ1のROM21に格納されているメニュー画面データは最新のデータであるため、メニュー画面データの取得を行わずに、図5のフローチャートに復帰する。
ポータルサイト203からの通知が、最新データ取得の必要性を示す場合(ブロックC7でYes)、プレーヤ1のCPU11は、最新のメニュー画面データをポータルサイト203に要求する(ブロックC8)。ポータルサイト203は、プレーヤ1からの要求に応じて、最新のメニュー画面データをプレーヤ1に送信する(ブロックC9)。この際、メニュー画面データの新しい更新データもプレーヤ1に送信される。
ポータルサイト203は、各コンテンツサーバ201へのリンクに、コンテンツ取得可能なユーザに制限を設けているコンテンツサーバであるか否か、有償のコンテンツサーバであるか否か等を示すフラグを付して、プレーヤ1に提供するようにしてもよい。
ポータルサイト203から送信されたメニュー画面データおよび更新データは、プレーヤ1の無線ネットワークユニット43を介して受信される(ブロックC10)。プレーヤ1のCPU11は、受信したメニュー画面データおよび更新データをROM21に記憶する(ブロックC11)。その後、図5のフローチャートに復帰する。
以上のメニュー更新処理の結果、プレーヤ1のROM21には、最新のメニュー画面データが記憶されることとなる。最新のメニュー画面データを取得したら、プレーヤ1のCPU11は、当該最新のメニュー画面データを利用して、LCD5の表示画面にリンクリストを含んだメニュー画面を表示する(図5のブロックA5)。
図9は、LCD5に表示されたメニュー画面の一例を示す図である。図9の例では、ポータルサイト(Portal A)から提供されたメニュー画面が表示されている。図9のリンクリストには、コンテンツサーバ201として「コンテンツサーバα(Server α)」、「コンテンツサーバβ(Server β)」の2つが含まれている。ここで、ポータルサイト203から提供されたコンテンツサーバαへのリンクには、ユーザ制限を設けていることを示すフラグが付されていた場合には、図9に示すように、認証処理が必要であることを示す「要認証」が付加されて表示される。
この他に、有償のコンテンツサーバであるか否か等を示すフラグがリンクに付されて、ポータルサイト203から提供された場合には、有償であることを明示的に表示する等、フラグに対応した表示を行うことができる。
次に、プレーヤ1のCPU11は、ユーザが操作部3の多機能ボタン3aを操作して、リンクリストから一つのコンテンツサーバを選択するのを待つ(図5のブロックA6)。ユーザが一つのコンテンツサーバ201を選択すると(ブロックA6でYES)、プレーヤ1のCPU11は、選択されたコンテンツサーバ201からコンテンツリストを取得する(ブロックA7)。
ブロックA7のコンテンツリスト取得処理では、CPU11は、選択されたコンテンツサーバ201から、当該コンテンツサーバ201が公開しているコンテンツのコンテンツリスト50を取得する。コンテンツリストは例えばコンテンツを配信するためのXML文法であるRSS形式で記述されている。なお、コンテンツリストの記述形式は、RSS形式に限らず、Atom形式等の他の記述形式であってもよい。
図10は、コンテンツサーバから配信されるRSS形式で記述されたコンテンツリスト50の一例を示す図である。
図10では、コンテンツサーバα(Server α)から配信されるコンテンツリスト50の例が示されている。コンテンツリスト50は、開始宣言部51、サーバ情報部52、終了宣言部53、コンテンツ情報部61、62、…6n(nは任意の数)の各部分から成り立つ。コンテンツリストがRSS形式で記述されている場合には、開始宣言部51には、XML文書であることを宣言するXML宣言、RSSのバージョン情報等が含まれる。サーバ情報部52には、コンテンツサーバα(Server α)のアドレスやコンテンツサーバαを説明する説明情報、対応するライセンスサーバ202のアドレス等の、コンテンツサーバαについての情報(メタ情報)が記述されている。また、終了宣言部53は、コンテンツリスト50の終端を示す。
コンテンツサーバαがネットワーク上に公開している「データファイル1(datafile1)」、「データファイル2(datafile2)」、…についての情報は、サーバ情報部52と、終了宣言部53の間のコンテンツ情報部61、62…に記述される。
データファイル1についての情報は、コンテンツ情報部61に記述されている。コンテンツ情報部61には、データファイル1のファイル名、説明情報、配信日時、URL、ファイルサイズ、ファイルタイプ(記録フォーマット)、コンテンツID等の情報が含まれる。また、データファイル2についての情報は、コンテンツ情報部62に記述される。同様に、データファイル3、4・・・のについての情報は、図示しないコンテンツ情報部63、64・・・に記述される。
ブロックA7でコンテンツサーバ201からコンテンツリスト50を取得すると、プレーヤ1のCPU11は、取得したコンテンツリスト50に対してフィルタリング処理を施す(図5のブロックA8)。
プレーヤ1のROM21(あるいはHDD7)には、コンテンツの再生プログラムが格納されている。この再生プログラムが再生可能なコンテンツの記録フォーマットは予め決められている。このため、コンテンツをコンテンツサーバ201から取得しても、その記録フォーマットによっては、再生できない場合がある。
また、記録フォーマットはプレーヤ1で再生可能なものであったとしても、プレーヤ1では再生できないコンテンツもある。例えば、LCD5の解像度よりも大きい解像度を有する画像データは、プレーヤ1では再生できない。また、プレーヤ1で再生可能なビットレートにも、上限がある。フィルタリング処理(ブロックA8)では、このようなプレーヤ1では再生できないコンテンツのファイル情報をコンテンツリスト50から削除する。
コンテンツの解像度やビットレートの情報は、そのコンテンツが有するプロファイルデータに含まれている。プロファイルデータのデータサイズは1kByte(キロバイト)より小さく、通常は、コンテンツデータの先頭部分に配置されている。このため、コンテンツデータの先頭の1kByteのデータを選択的にダウンロードして、プロファイルデータを抽出することが可能である。なお、本実施の形態においては、ユーザが取得を許可されていないコンテンツであっても、プロファイルデータの抽出のために先頭の1kByteデータをダウンロードすることは可能である。
図11は、プレーヤが実行するフィルタリング処理のフローチャートである。
まず、CPU11は、取得したコンテンツリスト50に含まれる各コンテンツ情報部61、62…のうち、先頭のコンテンツ情報部61および対応するコンテンツを、処理の対象として選択する(ブロックD1)。例えば図10に示すコンテンツリスト50の例では、先頭のコンテンツ情報部61および対応するデータファイル1(datafile1)が処理の対象として選択される。
次に、CPU11は、選択したコンテンツ情報部61から、当該選択コンテンツの記録フォーマットを検出する(ブロックD2)。そして、CPU11は、検出した記録フォーマットが、プレーヤ1で再生可能なフォーマットであるか否かを判断する(ブロックD3)。
検出した記録フォーマットが、プレーヤ1では再生できないフォーマットである場合(ブロックD3でNo)、CPU11は、選択されているコンテンツ情報部61をコンテンツリスト50から削除する(ブロックD10)。
一方、検出した記録フォーマットが、プレーヤ1で再生可能なフォーマットである場合(ブロックD3でYes)、CPU11は、無線ネットワークユニット43を介して、コンテンツサーバ201から、コンテンツ情報部61に対応するコンテンツデータの先頭の1kByteデータを取得する(ブロックD4)。そして、CPU11は、取得した1kByteのデータからプロファイルデータを抽出する(ブロックD5)。
プロファイルデータには、このコンテンツの解像度やビットレートの情報が含まれている。CPU11は、プロファイルデータから、解像度データを検出する(ブロックD6)。その後、CPU11は、検出した解像度が、LCD5に表示可能な解像度であるか否かを判断する(ブロックD7)。
検出した解像度がLCD5では表示できない解像度である場合は(ブロックD7でNo)、CPU11は、選択されているコンテンツ情報部61をコンテンツリスト50から削除する(ブロックD10)。
一方、検出した解像度が、LCD5で表示可能な解像度である場合(ブロックD7でYes)、CPU11は、続いてプロファイルデータから、ビットレートデータを検出する(ブロックD8)。そして、CPU11は、検出したビットレートが、プレーヤ1で再生可能なビットレートであるか否かを判断する(ブロックD9)。
検出したビットレートが、プレーヤ1で再生できないビットレートである場合(ブロックD9でNo)、CPU11は、選択されているコンテンツ情報部61をコンテンツリスト50から削除する(ブロックD10)。その後、CPU11は、コンテンツリスト50に含まれるすべてのコンテンツ情報部61、62…についてフィルタリング処理が終了したか否かを判断する(ブロックD11)。
フィルタリング処理が終了していないコンテンツ情報部が残っている場合は(ブロックD11でNo)、CPU11は、コンテンツリスト50から、次のコンテンツ情報部を選択して処理の対象とし(ブロックD12)、ブロックD2以降の処理を繰り返す。
コンテンツリスト50に含まれるすべてコンテンツ情報部61、62…について、フィルタリング処理が終了すると(ブロックD11でYes)、図5のフローチャートの処理に復帰する。
以上のフィルタリング処理の結果、コンテンツリスト50からは、プレーヤ1再生できないコンテンツの情報が除かれる。コンテンツリスト50には、プレーヤ1が再生可能なコンテンツのファイル情報のみが残っている。
フィルタリング処理が終了すると、プレーヤ1のCPU11は、コンテンツリスト50に対してライセンス確認処理を施す(図5のブロックA9)。
コンテンツサーバ201は、コンテンツを配信するユーザを制限している場合があり、ユーザは予め、コンテンツサーバ201の設置者からサービスの利用(コンテンツ取得)の許可を受ける必要がある。ライセンスサーバ202は、コンテンツサーバ201がサービスの利用を許可したユーザに対して発行するユーザIDを管理している。ライセンスサーバ202は、ユーザIDに対応付けて、当該ユーザが取得可能なコンテンツを示すコンテンツIDも記憶している。関連する複数のコンテンツ(例えば同一の演奏者による音楽データ)に同一のコンテンツIDが付されていてもよい。ライセンスサーバ202は、常に最新のライセンス情報を保持するように、ライセンス情報の管理を行っている。ライセンス確認処理(ブロックA9)では、プレーヤ1は、コンテンツリストに含まれるコンテンツの取得が許可されているか(ライセンスされているか)否かを、ライセンスサーバ202に問い合わせる。問い合わせの結果として得られるライセンス情報は、コンテンツリスト50の各コンテンツ情報部61、62…に書き込まれる。
図12は、プレーヤおよびライセンスサーバの間で行われるライセンス確認処理の内容を示すフローチャートである。
まず、プレーヤ1のCPU11は、ライセンスサーバ202のアドレスを特定する(ブロックE1)。ライセンスサーバ202のアドレスは、選択されたコンテンツサーバ201から送信されたコンテンツリスト50に含まれている。例えば、図10に示すコンテンツリスト50であれば、コンテンツサーバ201の情報が記載されているサーバ情報部52に、当該コンテンツサーバ201に対応するライセンスサーバ202のアドレスも記載されている。CPU11は、サーバ情報部52から、ブロックA6で選択されたコンテンツサーバ201に対応するライセンスサーバ202のアドレスを検出する。コンテンツリスト50にライセンスサーバ202のアドレスが含まれていない場合には、改めて当該選択されたコンテンツサーバ201に問い合わせてもよい。
次にCPU11は、コンテンツサーバ201がユーザを制限しているか否かを判断する(ブロックE2)。コンテンツサーバ201がユーザを制限しているか否かは、コンテンツリスト50のサーバ情報部52に含まれる情報に基づいて判断可能である。コンテンツサーバ201が、コンテンツの取得が可能なユーザを制限していない場合は(ブロックE2でNo)、図5のフローチャートに復帰する。
一方、コンテンツサーバ201が、コンテンツの取得が可能なユーザを制限している場合(ブロックE2でYes)、プレーヤ1のCPU11は、ROM21に記憶されたユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDを特定されたアドレスに対して送信する(ブロックE3)。あるいは、ユーザIDを入力するようユーザに促して、ユーザ入力したユーザIDを送信するようにしてもよい。
ライセンスサーバ202は、ユーザIDを受信すると(ブロックE4)、当該受信したユーザIDが、コンテンツサーバ201から発行された正しいユーザIDであるか否かを判断する(ブロックE5)。受信したユーザIDが、ライセンスサーバ202が管理するユーザIDと異なっていれば、この受信したユーザIDは正しいユーザIDではないと判断される。
受信したユーザIDが正しいIDではないと判断された場合(ブロックE5でNo)、プレーヤ1のユーザはコンテンツサーバ201から利用許可を受けていないとみなされ、コンテンツリスト表示処理は終了する。この後、例えば他のライセンスサーバとの間でライセンス確認処理を行う等、所定の処理が行われる。
一方、受信したユーザIDが正しいIDであると判断された場合(ブロックE5でYes)、ライセンスサーバ202は、プレーヤ1に対してコンテンツのコンテンツIDを送信するよう要求する(ブロックE6)。
すると、プレーヤ1のCPU11は、フコンテンツリスト50に含まれる各コンテンツ情報部61、62…のうち、先頭のコンテンツ情報部61および対応するコンテンツを処理の対象として選択する(ブロックE7)。コンテンツ情報部61が、ブロックA8のフィルタリング処理によって削除されていれば、コンテンツ情報部61以外の、先頭のコンテンツ情報部が選択される。
CPU11は、選択したコンテンツ情報部61(または、他のコンテンツ情報部)に含まれるコンテンツIDを読み出して、無線ネットワークユニット43を介してライセンスサーバ202に送信する(ブロックE8)。
ライセンスサーバ202は、コンテンツIDを受信すると(ブロックE9)、プレーヤ1のユーザは、当該コンテンツIDに対応するコンテンツの取得を許可されているか(ライセンスされているか)否かを判断する(ブロックE10)。ライセンスサーバ202は、ユーザIDに対応させて、ユーザに取得が許可されているコンテンツのコンテンツIDを保持している。ライセンスサーバ202は保持しているデータと、プレーヤ1から送られてきたデータを照合して、ブロックE10の判断を行う。
プレーヤ1から送られてきたコンテンツIDに対応するコンテンツの取得が、ユーザに許可されていると判断された場合(ブロックE10でYes)、ライセンスサーバ202はプレーヤ1に、当該コンテンツの取得が許可されていることを示すライセンス情報(取得許可)を送信する(ブロックE11)。一方、コンテンツの取得が許可されていない場合(ブロックE10でNo)、ライセンスサーバ202はプレーヤ1に、許可されていないことを示すライセンス情報(取得不許可)を送信する(ブロックE12)。
プレーヤ1は、無線ネットワークユニット43を介して、ライセンスサーバ202から送信されてきたライセンス情報を受信する(ブロックE13)。プレーヤ1のCPU11は、コンテンツリスト50の先頭のコンテンツ情報部61(または他のコンテンツ情報部)に受信したライセンス情報を書き込む(ブロックE14)。すなわち、コンテンツの取得が許可されている場合は、取得許可を表すライセンス情報が書き込まれ、取得が許可されていない場合には、取得不許可を表すライセンス情報が書き込まれる。
その後、CPU11は、コンテンツリスト50に含まれるすべてのコンテンツ情報部61、62…について、ライセンス確認処理が終了したか否かを判断する(ブロックE15)。
ライセンス確認処理が終了していないコンテンツ情報部が残っている場合は(ブロックE15でNo)、CPU11は、コンテンツリスト50から、次のコンテンツ情報部を選択して処理の対象とし(ブロックE16)、ブロックE8以降の処理を繰り返す。
コンテンツリスト50に含まれるすべてのコンテンツ情報部61、62…について、ライセンス確認処理が終了すると(ブロックE1でYes)、図5のフローチャートの処理に復帰する。
以上のライセンス確認処理の結果、コンテンツリスト50の各コンテンツ情報部には、コンテンツの取得が、プレーヤ1のユーザに許可されているか否かを表すライセンス情報が書き込まれていることになる。
ライセンス確認処理が終了すると、コンテンツリスト50に基づいて、コンテンツのリストが表示され(図5のブロックA10)、コンテンツリスト表示処理が終了する。
ここで、CPU11は、各コンテンツ情報部61、62…に書き込まれたライセンス情報を参照して、取得が許可されたコンテンツと、取得が許可されていないコンテンツとでは、表示を異ならせることができる。
図13は、LCD5に表示されるコンテンツリスト画面の一例を示す図である。図13の例では、コンテンツサーバα(Server α)が配信するコンテンツのうち、プレーヤ1が再生可能なコンテンツ「データファイル2(datafile2)」、「データファイル3(datafile3)」、「データファイル5(datafile5)」がリスト表示されている。この例のコンテンツリスト50では、コンテンツ情報部62(データファイル2に対応)およびコンテンツ情報部65(データファイル5に対応)にライセンス情報(取得許可)が書き込まれている。このため、ユーザに取得が許可されているデータファイル2およびデータファイル5には、記号Lが付されて表示される。ユーザはこの記号によって、どのファイルに取得許可が与えられているかを簡単に識別することができる。
ユーザは、このコンテンツリスト表示処理によってLCD5に表示されたコンテンツリストから、多機能ボタン3aの操作によって、一つあるいは多数のコンテンツを選択することが可能である。取得許可が与えられているコンテンツが選択された場合には、コンテンツサーバ201から、当該選択したコンテンツがダウンロードされる。取得が許可されていないコンテンツが選択された場合は、プレーヤ1は、選択されたコンテンツのダウンロードを行わない。
あるいは、コンテンツが選択されたら、プレーヤ1は、当該選択されたコンテンツのライセンス情報を、コンテンツサーバ201に送信するようにしてもよい。コンテンツサーバ201では、送信されてきたライセンス情報の内容に応じた処理を行うことができる。
コンテンツサーバ201は、プレーヤ1から送信されてきたライセンス情報が取得許可を表す場合にのみ、コンテンツのダウンロードを許可する。すなわち、コンテンツサーバ201からコンテンツをダウンロードするためには、ライセンスサーバ202から送られてきた所得許可を表すライセンス情報を、コンテンツサーバ201に送信しなくてはならず、ライセンスサーバ202から送信されるライセンス情報は、コンテンツをダウンロードするための鍵の役割を果たしている。従って、情報セキュリティ向上のために、ライセンス情報は暗号化されて送受信されてもよい。一方、プレーヤ1がコンテンツサーバ201に送信したライセンス情報が、取得許可を表すライセンス情報ではない場合には、ユーザに利用許諾を得るよう促すための画面データを送信する。プレーヤ1は、この画面データに含まれている所定の利用許諾処理へのリンクに従って、利用許諾処理へと移行する。
本実施形態に係るマルチメディア再生装置(プレーヤ)1によれば、コンテンツサーバから当該コンテンツサーバが配信しているコンテンツのリストを取得し、当該コンテンツリストからプレーヤ1では再生できないコンテンツを削除し、また、コンテンツリストに含まれるコンテンツの取得が許可されているか否かをライセンスサーバに問い合わせ、問い合わせた結果をコンテンツリストに書き加えることができる。
このため、コンテンツリストを表示する際に、取得が許可されたコンテンツと、許可されていないコンテンツとでは、表示を区別することができる。従って、ユーザは、コンテンツサーバ201が提供しているコンテンツのうち、どのコンテンツが取得可能なのかを簡単に認識することができる。
また、コンテンツリストから何れかのコンテンツ選択した場合に行われる処理を、ライセンス情報に応じた処理にすることができる。このため、取得が許可されたコンテンツが選択された場合に行われる処理と、取得が許可されていないコンテンツが選択された場合の処理とを異ならせることが可能になる。
本実施の形態では、コンテンツサーバ201から発行されたユーザIDはROM21に記憶されているとしたが、ユーザIDはHDD7に予め記憶されていてもよい。また、ポータルサイトのアドレスや、コンテンツサーバ201から取得したメニュー画面データおよびその更新データもROM21に記憶されるとしたが、これらのデータもHDD7に記憶するようにしてもよい。
本実施形態では、メニュー更新処理(図5のブロックA4、図8のフローチャート)によって、プレーヤ1は最新のリンクリストを取得する。このため、コンテンツサーバ203のアドレスが変更していても、プレーヤ1は、ポータルサイト203から提供される最新のメニュー画面データに基づいて、簡単にコンテンツサーバ203にたどり着くことができる。
また、本実施形態では、図5のブロックA7では、コンテンツサーバ201からコンテンツリスト50を取得した。このコンテンツリスト50は、コンテンツサーバ201から利用許可を受けていないユーザであっても取得できる。取得したコンテンツリスト50に含まれるコンテンツに、ユーザの興味を引くものがあれば、ユーザはそこで、コンテンツサーバ201に利用許諾を求める処理を開始できるように構成することも可能である。
本実施形態では、コンテンツサーバ201から取得するコンテンツリスト50に、対応するライセンスサーバ202のアドレス等の情報が含まれるとしたが、ライセンスサーバ202の情報は、他の方法で提供されてもよい。
本実施形態では、コンテンツサーバ201から取得するコンテンツリスト50は、RSSやAtom形式等で記述されているとしたが、コンテンツサーバ201が配信する各コンテンツの情報を記述できる形式であれば、どのような形式であってもよい。
本実施形態のフィルタリング処理(図5のブロックA8および図11のフローチャート)では、ユーザが取得を許可されていないコンテンツであっても、そのプロファイルデータは取得可能であった。しかしながら、フィルタリング処理(図5のブロックA8)とライセンス確認処理(ブロックA9)の順番を入れ替えた上で、ライセンス確認処理によって取得許可のライセンス情報を得たコンテンツのみ、先頭の1kByteデータをダウンロードできるようにしてもよい。
本実施形態では、ユーザが取得許可されたコンテンツには記号を付けて表示し、取得が許可されていないコンテンツとは区別して表示された(図5のブロックA10)。しかしながら、表示の区別はこれに限られない。取得が許可されていないコンテンツに記号を付してもよいし、あるいは取得が許可されていないコンテンツは、リストに表示しないようにしてもよい。
本実施形態の認証処理(図5のブロックA3、図7のフローチャート)では、認証用データとしてプレーヤ1のモデル名およびシリアルナンバーが用いられたが、これ以外の情報が認証用データとして用いられてもよい。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態で第1実施形態と対応する部分は対応する参照数字を付して詳細な説明は省略する。他の実施形態の構成は図1に示すブロック図で表される。
第2の実施形態
第1の実施形態のライセンス確認処理(図5のブロックA9、図12のフローチャート)では、コンテンツリスト50に含まれるすべてのコンテンツについて、プレーヤ1のユーザがその取得を許可されているか否かが判断された。本実施形態のライセンス確認処理では、取得許可されているかだけではなく、取得許可に有効期限があるか、この有効期限が切れているか等も判断することができる。
第1の実施形態では、ライセンスサーバ202が管理するライセンス情報に含まれる情報は、コンテンツサーバ201からコンテンツの取得することが許可されたユーザのユーザID、および当該ユーザに取得が許可されているコンテンツのコンテンツIDであった。これに加えて、本実施形態では、コンテンツ取得許可の有効期限についてのデータが、ユーザIDおよびコンテンツIDに関連付けられて、ライセンスサーバ202によって管理されている。
第2の実施形態によるコンテンツリスト表示処理の全体の流れは、第1の実施形態と同様に、図5のフローチャートで示される。
LCD5に表示されたスタート画面上(図4参照)で、ユーザが「PODCASTING」の項目を選択すると、CPU11は、ROM21にアドレス登録されているポータルサイト203をLCD5の表示画面にリスト表示する(ブロックA1)。
ポータルサイトリストが表示された後、CPU11は、ユーザが多機能ボタン3aを操作して、LCD5に表示されたポータルサイト203の中から一つを選択するのを待つ(ブロックA2)。ユーザがポータルサイトリストから一つのポータルサイト203を選択すると(ブロックA2でYES)、CPU11は、選択されたポータルサイト203との間で認証処理を開始する(ブロックA3)。ブロックA3の認証処理の内容は、第1の実施形態と同様に、図7のフローチャートで表される。
この認証処理(ブロックA3、図7のフローチャート)では、選択されたポータルサイト203は、プレーヤ1から送信された認証用データと、登録されている認証用データとを照合して、プレーヤ1のユーザがサービスの利用許可を受けたユーザであるか否かを判断する。本実施の形態においても、プレーヤ1のモデル名およびシリアルナンバーが認証用データとして用いられる。
認証処理が終了して、選択したポータルサイト203から利用許可を得ていることが確認されると、CPU11は、メニュー更新処理を開始し(ブロックA4)、選択されたポータルサイト203から最新のメニュー画面データを取得する。ブロックA4のメニュー画面更新処理の内容は、第1の実施形態と同様に、図8のフローチャートで表される。
メニュー更新処理(ブロックA4、図8のフローチャート)により、プレーヤ1には、選択されたポータルサイト203から最新のメニュー画面データが提供される。メニュー更新処理の結果、プレーヤ1のROM21には、最新のメニュー画面データが記憶されることとなる。最新のメニュー画面データを取得したら、プレーヤ1のCPU11は、当該最新のメニュー画面データを利用して、LCD5の表示画面にリンクリストを含んだメニュー画面を表示する(ブロックA5)。
次に、プレーヤ1のCPU11は、ユーザが操作部3の多機能ボタン3aを操作して、リンクリストから一つのコンテンツサーバを選択するのを待つ(ブロックA6)。ユーザが一つのコンテンツサーバ201を選択すると(ブロックA6でYES)、プレーヤ1のCPU11は、選択されたコンテンツサーバ201からコンテンツリストを取得する(ブロックA7)。
選択されたコンテンツサーバ201から取得したコンテンツリスト50には、第1の実施形態と同様に、例えば図10に示すような開始宣言部51、サーバ情報部52、終了宣言部53、コンテンツ情報部61、62、…6n(nは任意の数)が含まれている。
選択されたコンテンツサーバ201からコンテンツリスト50を取得すると、プレーヤ1のCPU11は、取得したコンテンツリスト50に対してフィルタリング処理を施す(ブロックA8)。フィルタリング処理の内容は、第1の実施形態と同様に、図11のフローチャートで示される。
フィルタリング処理(ブロックA8、図11のフローチャート)では、プレーヤ1では再生できないコンテンツについての情報をコンテンツリスト50から削除する。
コンテンツリスト50に含まれるすべてのコンテンツ情報部61、62…について、フィルタリング処理が終了すると、コンテンツリスト50からは、プレーヤ1では再生できないコンテンツの情報が除かれ、プレーヤ1が再生可能なコンテンツのコンテンツ情報部のみが残る。
プレーヤ1のCPU11は、コンテンツリスト50に対してライセンス確認処理を施す(ブロックA9)。第1の実施形態では、コンテンツリスト50に含まれるすべてのコンテンツについて、ユーザがその取得を許可されているか否かが判断された。本実施形態では、取得が許可されているか否かだけではなく、取得許可に有効期限があるか、この有効期限が切れているかどうか等も判断される。
図14は、第2実施形態によるライセンス確認処理を示すフローチャートである。
まず、プレーヤ1のCPU11は、ライセンスサーバ202のアドレスを特定する(ブロックEA1)。ライセンスサーバ202のアドレスは、選択されたコンテンツサーバ201から送信されたコンテンツリスト50に含まれている。例えば、図10に示すコンテンツリスト50であれば、サーバ情報部52に、ライセンスサーバ202のアドレスが記載されている。CPU11は、サーバ情報部52から、ライセンスサーバ202のアドレスを検出する。コンテンツリスト50にライセンスサーバ202のアドレスが含まれていない場合には、改めてコンテンツサーバ201に問い合わせてもよい。
次にCPU11は、コンテンツサーバ201がユーザを制限しているか否かを判断する(ブロックEA2)。コンテンツサーバ201がユーザを制限しているか否かは、コンテンツリスト50のサーバ情報部52に含まれる情報に基づいて判断可能である。
コンテンツサーバ201が、コンテンツの取得が可能なユーザを制限していない場合は(ブロックEA2でNo)、図5のフローチャートに復帰する。
一方、コンテンツサーバ201が、コンテンツの取得が可能なユーザを制限している場合(ブロックEA2でYes)、プレーヤ1のCPU11は、ROM21に記憶されたユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDを特定されたアドレスに対して送信する(ブロックEA3)。あるいは、ユーザIDを入力するようユーザに促して、ユーザ入力したユーザIDを送信するようにしてもよい。
ライセンスサーバ202は、ユーザIDを受信すると(ブロックEA4)、当該受信したユーザIDが、コンテンツサーバ201から発行された正しいユーザIDであるか否かを判断する(ブロックEA5)。受信したユーザIDが、ライセンスサーバ202が管理するユーザIDと異なっていれば、この受信したユーザIDは正しいユーザIDではないと判断される。
受信したユーザIDが正しいIDではないと判断された場合は(ブロックEA5でNo)、プレーヤ1のユーザはコンテンツサーバ201から利用許可を受けていないとみなされ、コンテンツリスト表示処理は終了する。この後、例えば他のライセンスサーバとの間でライセンス確認処理を行う等、所定の処理が行われる。
一方、受信したユーザIDが正しいIDであると判断された場合は(ブロックEA5でYes)、ライセンスサーバ202は、プレーヤ1に対してコンテンツのコンテンツIDを送信するよう要求する(ブロックEA6)。
プレーヤ1のCPU11は、フコンテンツリスト50に含まれる各コンテンツ情報部61、62…のうち、先頭のコンテンツ情報部61および対応するコンテンツを処理の対象として選択する(ブロックEA7)。
CPU11は、処理対象のコンテンツは、ライセンスを確認する必要があるか否かを判断する。この判断は、選択したコンテンツ情報部61に記載された情報に基づいて行われる。コンテンツサーバ201が、どのユーザにも取得を許可しているようなコンテンツについては、ライセンスを確認する必要がない。
ライセンスを確認する必要がないと判断されたら(ブロックEA8でNo)、CPU11は、コンテンツリスト50から、次のコンテンツ情報部を選択して処理の対象とし(ブロックEA9)、ブロックEA8に戻り、新たに選択された処理対象のコンテンツには、ライセンス確認の必要があるのか否かを判断する。
処理対象となっているコンテンツについて、ライセンスを確認する必要があると判断されると(ブロックEA8でYes)、CPU11は、処理対象のコンテンツに対応するコンテンツIDを、無線ネットワークユニット43を介してライセンスサーバ202に送信する(ブロックEA10)。
ライセンスサーバ202は、コンテンツIDを受信すると(ブロックEA11)、プレーヤ1のユーザが、処理対象のコンテンツの取得を許可されているか(ライセンスされているか)否かを判断する(ブロックEA12)。ライセンスサーバ202は、ユーザIDに対応させて、ユーザに取得が許可されているコンテンツのコンテンツIDを保持している。ライセンスサーバ202は保持しているデータと、プレーヤ1から送られてきたデータを照合して、ブロックEA12の判断を行う。
処理対象のコンテンツの取得が、プレーヤ1のユーザに許可されていない場合(ブロックEA12でNo)、ライセンスサーバ202はプレーヤ1に、許可されていないことを示すライセンス情報(取得不許可)を送信する(ブロックEA13)。
一方、処理対象のコンテンツの取得が、プレーヤ1のユーザに許可されていると判断された場合は(ブロックEA12でYes)、続いて、プレーヤ1のユーザが処理対象のコンテンツを取得できる有効期限が設定されているか否かを判断する(ブロックEA14)。ライセンスサーバ202は、ユーザIDおよびコンテンツIDに対応させて、有効期限の情報も管理している。
プレーヤ1のユーザが、処理対象のコンテンツを取得するのに、有効期限が設定されていない場合は(ブロックEA14でNo)、ライセンスサーバ202は、プレーヤ1に、コンテンツの取得に有効期限が設定されていないことを示すライセンス情報(期限なし)を送信する。
一方、有効期限が設定されている場合は(ブロックEA14でYes)、この有効期限が既に切れているか否かを判断する(ブロックEA16)。
有効期限が切れている場合は(ブロックEA16でYes)、ライセンスサーバ202は、プレーヤ1に、既にコンテンツ取得の有効期限が切れていることを示すライセンス情報(期限切れ)を送信する(ブロックEA17)。一方、有効期限が切れていなければ(ブロックEA16でNo)、ライセンスサーバ202は、プレーヤ1に、コンテンツ取得の有効期限内であることを示すライセンス情報(期限内)を送信する(ブロックEA18)。
プレーヤ1は、無線ネットワークユニット43を介して、ライセンスサーバ202から送信されてきたライセンス情報を受信する(ブロックEA19)。プレーヤ1のCPU11は、コンテンツリスト50に含まれる処理対象のコンテンツ情報部に、受信したライセンス情報を書き加える(ブロックEA20)。
その後、CPU11は、コンテンツリスト50に含まれるすべてのコンテンツ情報部61、62…について、ライセンス確認処理が終了したか否かを判断する(ブロックEA21)。
ライセンス確認処理が終了していないコンテンツ情報部が残っている場合は(ブロックEA21でNo)、CPU11は、コンテンツリスト50から、次のコンテンツ情報部を選択して処理の対象とし(ブロックEA9)、ブロックEA8以降の処理を繰り返す。
コンテンツリスト50に含まれるすべてのコンテンツ情報部61、62、…6nについてライセンス確認処理が終了すると(ブロックEA21でYes)、図5のフローチャートの処理に復帰する。
以上の本実施形態によるライセンス確認処理の結果、コンテンツリスト50の各コンテンツ情報部61、62…には、コンテンツの取得がプレーヤ1のユーザに許可されているか否かだけではなく、コンテンツ取得の有効期限についての情報が書き込まれることになる。
ライセンス確認処理が終了すると、コンテンツリスト50に基づいて、コンテンツのリストが表示され(図5のブロックA10)、コンテンツリスト表示処理が終了する。
ここで、CPU11は、各コンテンツ情報部61、62…に書き込まれたライセンス情報を参照して、取得が許可されていないコンテンツ、取得の有効期限が切れたコンテンツ、有効期限内のコンテンツ表示等を区別可能に表示させる。
例えば、有効期限があるコンテンツには期限を表す記号を、有効期限が切れているコンテンツには、警告の記号を付ける等の表示が可能である。これによって、ユーザは、各コンテンツの取得可能な期間についての情報も認識できるようになる。
ユーザは、このコンテンツリスト表示処理によってLCD5に表示されたコンテンツリストから、多機能ボタン3aの操作によって、一つあるいは多数のコンテンツを選択することが可能である。取得許可が与えられているコンテンツ(ライセンス確認の必要がないコンテンツ、取得期限内のコンテンツ)が選択された場合には、コンテンツサーバ201から、当該選択したコンテンツがダウンロードされる。取得が許可されていないコンテンツ(取得期限が切れたコンテンツ、取得が許可されていないコンテンツ)が選択された場合は、プレーヤ1は、選択されたコンテンツのダウンロードを行わない。
本実施形態においても、コンテンツが選択されたら、プレーヤ1は、当該選択されたコンテンツのライセンス情報を、コンテンツサーバ201に送信するようにしてもよい。コンテンツサーバ201では、送信されてきたライセンス情報の内容に応じた処理を行うことができる。本実施形態では、ライセンス確認処理(図5のブロックA9、図14のフローチャート)の結果得られたライセンス情報は、コンテンツ取得有効期限の情報を含んでいる。例えば、プレーヤ1がコンテンツサーバ201に送信したライセンス情報が、有効期限切れを示すような場合には、ユーザに再び利用許諾を得るよう促すための画面データを送信する。プレーヤ1は、この画面データに含まれている所定の利用許諾処理へのリンクに従って、利用許諾処理へと移行する。プレーヤ1から送信されたライセンス情報が、コンテンツの取得有効期限内であることを示す場合は、選択されたコンテンツをプレーヤ1に送信してもよいし、取得有効期限の延長処理を行うための画面データを送信してもよい。
本実施形態に係るマルチメディア再生装置(プレーヤ)1によれば、コンテンツサーバから当該コンテンツサーバが配信しているコンテンツのリストを取得し、当該コンテンツリストからプレーヤ1では再生できないコンテンツを削除し、また、コンテンツリストに含まれるコンテンツの取得が許可されているか否か、及びコンテンツの取得有効期限についての情報をライセンスサーバに問い合わせ、問い合わせた結果をコンテンツリストに書き加えることができる。
このため、コンテンツリストを表示する際に、取得が許可されたコンテンツと、許可されていないコンテンツとでは、表示を区別することができる。また、取得有効期限が切れたコンテンツや、取得有効期限内のコンテンツとでも表示を区別することができる。さらに、コンテンツリストから何れかのコンテンツ選択した場合に行われる処理を、取得有効期限および取得許可の有無に応じて変更することができる。
なお、上述の説明では、ライセンスサーバ202は、コンテンツの取得有効期限を管理するとしたが、これに加えて、ダウンロードしたコンテンツの有効再生回数(何回まで再生可能かを示す数)等も管理することができる。ライセンス確認処理(図5のブロックA9、図14のフローチャート)では、有効再生回数の情報も、ライセンス情報に付加してプレーヤ1に送信することができる。プレーヤ1では、受信したライセンス情報に基づいて、有効再生回数をコンテンツリストに付加して表示することができる(ブロックA10)。あるいは、ライセンスサーバ202は、ユーザが、所定の期間内にコンテンツサーバ202からダウンロードできるコンテンツの数を管理していてもよい。ライセンス確認処理(図5のブロックA9、図14のフローチャート)では、ユーザがコンテンツサーバ201からダウンロード可能なコンテンツの数をライセンス情報に付加して、プレーヤ1に送信することができる。プレーヤ1では、受信したライセンス情報に基づいて、ユーザがこの後ダウンロードできるコンテンツの数をコンテンツリストに表示することができる(ブロックA10)。
従って、ユーザは、コンテンツサーバ201が提供しているコンテンツのより詳細なライセンス情報を簡単に得ることができる。また、コンテンツごとに取得されたライセンス情報に応じた処理を行うことも可能になる。
本実施形態では、コンテンツサーバ201から発行されたユーザIDはROM21に記憶されているとしたが、ユーザIDはHDD7に予め記憶されていてもよい。また、ポータルサイトのアドレスや、コンテンツサーバ201から取得したメニュー画面データおよびその更新データもROM21に記憶されるとしたが、これらのデータもHDD7に記憶するようにしてもよい。
本実施形態では、メニュー更新処理(図5のブロックA4、図8のフローチャート)によって、プレーヤ1は最新のリンクリストを取得する。このため、コンテンツサーバ203のアドレスが変更していても、プレーヤ1は、ポータルサイト203から提供される最新のメニュー画面データに基づいて、簡単にコンテンツサーバ203にたどり着くことができる。
また、本実施形態では、図5のブロックA7では、コンテンツサーバ201からコンテンツリスト50を取得した。このコンテンツリスト50は、コンテンツサーバ201から利用許可を受けていないユーザであっても取得できる。取得したコンテンツリストに含まれるコンテンツに、ユーザの興味を引くものがあれば、ユーザはそこで、コンテンツサーバ201に利用許諾を求めることができる。
本実施形態では、コンテンツサーバ201から取得するコンテンツリスト50に、対応するライセンスサーバ202のアドレス等の情報が含まれるとしたが、ライセンスサーバ202の情報は、他の方法で提供されてもよい。
本実施形態では、コンテンツサーバ201から取得するコンテンツリスト50は、RSSやAtom形式等で記述されているとしたが、コンテンツサーバ201が配信する各コンテンツの情報を記述できる形式であれば、どのような形式であってもよい。
本実施形態のフィルタリング処理(図5のブロックA8および図11のフローチャート)では、ユーザが取得を許可されていないコンテンツであっても、そのプロファイルデータは取得可能であった。しかしながら、フィルタリング処理(図5のブロックA8)とライセンス確認処理(ブロックA9)の順番を入れ替えてもよい。その上で、ライセンス確認処理によって、取得許可のライセンス情報を得たコンテンツのみ、先頭の1kByteデータをダウンロードできるようにしてもよい。
本実施形態の認証処理(図5のブロックA3、図7のフローチャート)では、認証用データとしてプレーヤ1のモデル名およびシリアルナンバーが用いられたが、これ以外の情報が認証用データとして用いられてもよい。
スキンファイルの変更処理
本発明は上述した実施の形態に限定されず、種々変形して実施可能である。例えば、第1及び第2の実施形態におけるメニュー更新処理(図5のブロックA4、図8のフローチャート)は、以下のように変形して実施することが可能である。
通常、プレーヤ1のGUIデザイン(LCD5の画面デザイン、文字やボタン等の外見)は、所定のスキンファイルによって定義されている。このスキンファイルをポータルサイト203が管理することができる。上述のメニュー更新処理において、ポータルサイト203は、メニュー画面データと共にスキンファイル変更指示をプレーヤ1に送信することができる。
プレーヤ1では通常、このスキンファイルをROM21に記憶している。
図8のメニュー更新処理において、プレーヤ1のCPU11からメニュー更新処理の開始を要求されたら(ブロックC1)、ポータルサイト203は、プレーヤ1が保持しているメニュー画面データの更新データを送信するよう、プレーヤ1に要求する(ブロックC2)。この時に、ポータルサイト203は、プレーヤ1のモデル名、及びプレーヤ1が有するスキンファイルの情報も送信するように、プレーヤ1に要求する。ただし、ブロックA3の認証処理で、認証用データとしてすでにモデル名の提供を受けている場合は、モデル名の要求は行わなくてもよい。
プレーヤ1のCPU11は、要求に応じて、モデル名、スキンファイルの情報、及びROM21に記憶されている更新データを、無線ネットワークユニット43を介してポータルサイト203に送信する(ブロックC3)。
ポータルサイト203は、プレーヤ1が最新のメニュー画面データを取得する必要があるか否かの判断だけでなく、スキンファイルの変更も行う必要があるか否かの判断も行う(ブロックC4)。
図15は、ポータルサイト203が保持しているスキン決定テーブル203aに記憶されるデータの内容の一例を示す図である。ポータルサイト203は、このスキン決定テーブル203aに基づいて、プレーヤ1に適したスキンファイルを検出する。図15に示す例では、メニュー画面データの更新があったか(すなわち、プレーヤ1は最新のメニュー画面データを取得する必要があるか)どうかと、プレーヤ1のモデル名との組み合わせから、プレーヤ1に適したスキンファイルを検出する。そして、ポータルサイト203は、検出されたスキンファイルが、プレーヤ1のROM21に保存されているスキンファイルと相違するかを、プレーヤ1から送信されてきたスキンファイル情報に基づいて判断する(ブロックC4)。相違する場合は、プレーヤ1は、スキンファイルを変更する必要がある。
ポータルサイト203は、ブロックC5及びブロックC6において、メニュー画面更新の必要性があるか否かをプレーヤ1に通知するが、この際に、スキンファイル変更の必要性の有無も共に通知する。
続いて、プレーヤ1のCPU11は、ポータルサイト203からの通知に基づいて、最新のメニュー画面データ取得の必要性、及びスキンファイル変更の必要性を判断する(ブロックC7)。
最新のメニュー画面データを取得したり、スキンファイルを変更したりする必要があれば、プレーヤ1は、ポータルサイト203に、必要なデータを送信するよう要求する(ブロックC8)。ポータルサイト203は、プレーヤ1からの要求に応じて、最新のメニュー画面データや、スキンファイルデータをプレーヤ1に送信する(ブロックC9)。
ポータルサイト203から送信されたデータは、プレーヤ1の無線ネットワークユニット43を介して受信される(ブロックC10)。プレーヤ1のCPU11は、受信したメニュー画面データおよびスキンファイルデータをROM21に記憶する(ブロックC11)。その後、図5のフローチャートに復帰する。
続くブロックA5では、上述のメニュー更新処理によって得られたスキンファイルに基づいて、メニュー画面が表示される。従って、メニュー画面に更新がある場合と、更新がない場合とでは、LCD5の表示を相違させることができる。このため、ユーザがメニュー画面の更新を容易に視認することが可能になる。
なお、上述の図15に示すスキン決定テーブル203aは、プレーヤ1のモデル名およびメニュー画面データの更新の有無に応じたスキンファイルのデータを格納していた。しかしながら、スキン決定テーブル203aは、例えば季節に応じたスキンファイルのデータを格納してもいてもよい。その他の要素に基づいて、プレーヤ1に適したスキンファイルを決定してもよい。
このように、ポータルサイト203が意図する表示をプレーヤ1に行わせることも可能である。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、1つの実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの実施形態に示される構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
1…マルチメディア再生装置(プレーヤ)、1a…アンテナ部、3…操作部、3a…多機能ボタン、5…LCD、7…ハードディスク装置、9…バッテリ、11…CPU、13…I/Oポート、15…LCD駆動回路、17…出力部、19…電源制御部、21…ROM、23…RAM、25…バス、33…充電部、41…USBポート、43…無線ネットワークユニット、45…出力端子、47…オーディオデコーダ、49…ビデオデコーダ、100…アクセスポイント、200…ネットワーク、201・・・コンテンツサーバ、202…ライセンスサーバ、203…ポータルサイト。