JP5162111B2 - ポジ型感光性樹脂、その製造方法及びポジ型感光性樹脂を含むレジスト組成物 - Google Patents
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Description
(式中、R 1 は単結合、又は、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示し、R 2 は互いに独立に、同一又は異なってもよく、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示す。)
で表される多価チオールの存在下に重合して得られ、該多価チオールに由来すると共に、酸によって切断される結合を含む、一般式(1)
(式中、R 1 は単結合、又は、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示し、R 2 は互いに独立に、同一又は異なってもよく、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示す。)
で表されるアセタール構造を分子内に有してなることを特徴とするポジ型感光性樹脂である。
(式中、R1は単結合、又は、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示し、R2は互いに独立に、同一又は異なってもよく、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示す。)
で表される多価チオールの存在下で重合させることを特徴とするポジ型感光性樹脂の製造方法である。
で表されることを特徴とする多価チオールである。
で表される多価チオールの存在下に重合して得られ、該多価チオールに由来すると共に、酸によって切断される結合を含む、一般式(1)
で表されるアセタール構造を分子内に有してなることを特徴としている。
リレート等のエチレン性二重結合を有するカルボン酸類;p−(2−ヒドロキシ−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピル)スチレン、2−(4−(2−ヒドロキシ−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピル)シクロヘキシル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルアクリレート、2−(4−(2−ヒドロキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピル)シクロヘキシル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルトリフルオロメチルアクリレート、5−(2−ヒドロキシ−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピル)メチル−2−ノルボルネンなどのヒドロキシフルオロアルキル基を有する重合性化合物などを挙げることができる。
8−トリシクロ[5.2.1.02,6]デカニル基、8−メチル−8−テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカニル基、8−エチル−8−テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカニル基等の飽和炭化水素基;1−メトキシエチル基、2−エトキシエチ
ル基、1−iso−プロポキシエチル基、1−n−ブトキシエチル基、1−t−ブトキシエ
チル基、1−シクロペンチルオキシエチル基、1−シクロヘキシルオキシエチル基、1−トリシクロ[5.2.1.02,6]デカニルオキシエチル基、1−メトキシメチル基、2−
エトキシメチル基、1−iso−プロポキシメチル基、1−n−ブトキシメチル基、1−t
−ブトキシメチル基、1−シクロペンチルオキシメチル基、1−シクロヘキシルオキシメチル基、1−トリシクロ[5.2.1.02,6]デカニルオキシメチル基、t−ブトキシカ
ルボニル基等の含酸素炭化水素基等を挙げることができる。
トン構造を含む置換基を挙げることができる。又、ラクトン構造以外の極性基としては、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシ−1
−アダマンチル基等のヒドロキシアルキル基等を挙げることができる。
シルメタクリレート等のエチレン性二重結合を有するカルボン酸に酸安定な非極性基が置換したエステル化合物;ノルボルネン、テトラシクロドデセン等のエチレン性二重結合を有する脂環式炭化水素化合物等を挙げることができる。又、前記カルボン酸にエステル置換する酸安定な非極性置換基の例としては、メチル基、エチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、イソボルニル基、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカニル基、2−ア
ダマンチル基、テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデシル基等を挙げることが
できる。
類若しくは2種類以上を混合して用いることができ、得られる本発明のポジ型感光性樹脂中の各繰り返し単位の組成比は、レジストとしての基本性能を損なわない範囲で選択することができる。即ち、一般に、繰り返し単位(A)は10〜70モル%であることが好ましく、10〜60モル%であることがより好ましい。又、繰り返し単位(B)の組成比は
、30〜90モル%であることが好ましく、40〜90モル%であることがより好ましいが、同一の極性基を有するモノマー単位については、70モル%以下とすることが好ましい。更に、繰り返し単位(C)の組成比は、0〜50モル%であることが好ましく、より好ましくは0〜40モル%の範囲で選択することが望ましい。
尚、式(2)中のR1、R2 の定義は、前記式(1)又は(2)におけるそれらと同一であるので省略する。
散制御剤0.001〜10質量%の範囲から選択される。
ルカプト-プロポキシ)-エトキシ]-プロパン-1-チオール、以下TeM12という)の合成
500ccの三口フラスコに3-(1,2,2-トリス-アリロキシ-エトキシ)-プロペン50g、2-ブタノン125gを仕込み、この三口フラスコに冷却管、温度計を取り付け、10分間撹
拌を行った後、オイルバスに浸け80℃まで加熱した。加熱した反応液にチオ酢酸90g、2,2’-アゾビス(イソ酪酸)ジメチル5gの混合物を3時間かけて滴下し、80℃を維持して9時間撹拌、熟成を行った。その後、反応液からエバポレーターで2-ブタノン、チオ酢酸
を除去すると、反応液は135g得られた。この反応液を1Lの三口フラスコに移し、メ
タノール500g、20%水酸化ナトリウム水溶液56gを投入し、10分間撹拌を行ったのちオイルバスに浸け、油温80℃で1.5時間反応を行った。反応後、2N塩酸14
3gで中和した後、反応液をトルエンで抽出した。その後、抽出液からエバポレーターでトルエンを留去させ、酸によって切断される結合を有する3価以上の多価チオール(TeM12)50.5g(収率66%)を得た。
した結果、以下に示す構造式中のプロトンa:4.35ppm、b:3.72ppm、c:1.90ppm、d:2.65ppm、e:6.39ppmにピークが認められ、13C-NMRを測定した結果、以下に示す構造式中の炭素a:102ppm、b:65ppm、c:34ppm、d:21ppmにピークが認められ、得られた多価チオール(TeM12)が上記構造を有するの化合物であることが同定された。1H-NMRのチャートを図1に、13C-NMRのチャートを図2にそれぞれ示す。
酸によって切断される部位を主鎖に有するポリ(p−ヒドロキシスチレン−co−p−スチレン−co−t−ブチルアクリレート)の合成
100ccの3ツ口フラスコに、p−エチルフェノールを脱水素して得られる粗p−ヒドロキシスチレン{p−ヒドロキシスチレン(以下PHSという)23重量部、p−エチルフ
ェノール45重量部、メタノール22重量部、水10重量部}10.3g、スチレン0.56g、t-ブチルアクリレート(以下TBAという)1.23g、TeM120.69g、ジメ
チル−2,2’−アゾビスイソブチレート(以下MAIBという)0.25gを仕込み、室温で20分間攪拌して完全に溶解させた。この3ツ口フラスコに冷却管を取り付け、80℃に加熱したオイルバスに浸けて6時間攪拌した後、室温まで冷却した。得られた重合液を70gのトルエンに投入してポリマー(本発明のポジ型感光性樹脂)を析出させ、上澄み液をデカンテーションした。その後、4.5gのアセトンでポリマーを再溶解して、再度70gのトルエンでポリマーを析出させ、上澄み液をデカンテーションした。この操作をもう一度行った後、再度4.5gのアセトンでポリマーを再溶解し、100gのヘキサンでポリマーを析出させて上澄み液をデカンテーションした。得られたモチ状の沈殿物を60℃、10torrで3日間減圧乾燥させて、淡黄色のポリマー粉体5gを得た。得られたポ
リマー中のジチオール含有量、平均共重合組成、重量平均分子量及び多分散度を表1に示す。
酸によって切断される部位を主鎖に有するポリ(γ−ブチロラクトン−2−イルメタクリレート−co−メチルアダマンチルメタクリレート)の合成
100ccの3ツ口フラスコにγ−ブチロラクトン−2−イルメタクリレート(以下GBM
という)6.01g、メチルアダマンチルメタクリレート(以下MAMという)8.28g
、メチルエチルケトン14.29g、TeM12 1.34g、MAIB0.19gを投入し、室
温で20分間攪拌して完全に溶解させた。この3ツ口フラスコに冷却管を取り付け、80℃に加熱したオイルバスに浸けて6時間攪拌した後、室温まで冷却した。得られた重合液を120gのメタノールに投入してポリマー(本発明のポジ型感光性樹脂)を析出させ、保留粒子1ミクロンのろ紙でろ過した。得られたウェットケーキ状のポリマーを120g
のメタノールに投入し、攪拌洗浄してメタノールを濾別した。これを2回行った後、60℃、10torrで3日間乾燥して、10.5gの白色ポリマーを得た。得られたポリマー中のジチオール含有量、平均共重合組成、重量平均分子量及び多分散度を表1に示す。
酸によって切断される部位を主鎖に有さないポリ(p−ヒドロキシストレン−co−p−スチレン−co−t−ブチルアクリレートの合成
連鎖移動剤として3,6−ジオキサ−1,8−オクタンジチオール(DOODT)0.24
gに変更した以外は実施例1と同様な方法でポリマーを7g合成した。得られたポリマー中のDOODT含有量、平均共重合組成、重量平均分子量及び多分散度を表1に示す。
酸によって切断される部位を主鎖に有さないポリ(γ−ブチロラクトン−2−イルメタクリレート−co−メチルアダマンチルメタクリレート)の合成
連鎖移動剤としてDOODT0.22gに変更した以外は実施例2と同様な方法でポリマー
を4g合成した。得られたポリマー中のDOODT含有量、平均共重合組成、重量平均分子量
及び多分散度を表1に示す。
レジストの感度評価
下記の組成からなるレジスト組成物を調整した。
実施例1で得たポリマー1g及び光酸発生剤(5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミジルトリフルオロメタンスルホネート)0.01gをプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート5.8gに溶解し、次いで、0.2μmのテフロン(登録商標)フィルターを用い濾過することによってレジスト組成物を調整した。次に、予めヘキサメチルジシラザン処理してある直径100mmのシリコンウェハーに上記レジストをスピンコート塗布し、130℃、60秒間ホットプレート上でベーキングを行い、膜厚0.6μmの薄膜を形成した。そして、この成膜したウェハーを密着型露光実験機中に静置し、石英板上にクロムでパターンを描いたマスクをレジスト膜上に密着させ、そのマスクを通して248nmの紫外線を照射した。その後すぐさま150℃、60秒間ホットプレート上でポストベークし、液温23℃の0.26mol/lのテトラアンモニウムハイドロキサイド
(TMAH)水溶液で30秒間浸漬法による現像を行い、続けて60秒間純水でリンス処理を行った。この結果、レジスト膜の露光部分のみが現像液に溶解除去されたポジ型のパターンが得られた。同様にして実施例2、及び、比較例1、2で得た樹脂を用いたレジストについても評価を行った。詳細を表2に示す。
Claims (8)
- エチレン性二重結合を有する2種以上の重合性化合物を重合させることにより得られる共重合体であって、酸によって切断される結合を含む一般式(2)
(式中、R 1 は単結合、又は、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示し、R 2 は互いに独立に、同一又は異なってもよく、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示す。)
で表される多価チオールの存在下に重合して得られ、該多価チオールに由来すると共に、酸によって切断される結合を含む、一般式(1)
(式中、R 1 は単結合、又は、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示し、R 2 は互いに独立に、同一又は異なってもよく、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示す。)
で表されるアセタール構造を分子内に有してなることを特徴とするポジ型感光性樹脂。 - 少なくともフェノール性水酸基を有する繰り返し単位を含む共重合体である請求項1に記載のポジ型感光性樹脂。
- 少なくともフェノール性水酸基がアセタール化された繰り返し単位を含む共重合体である請求項1に記載のポジ型感光性樹脂。
- 少なくとも脂環式骨格を有する(メタ)アクリレート誘導体に由来する繰り返し単位を含む共重合体である請求項1に記載のポジ型感光性樹脂。
- 少なくともラクトン骨格を有する(メタ)アクリレート誘導体に由来する繰り返し単位を含む共重合体である請求項1に記載のポジ型感光性樹脂。
- エチレン性二重結合を有する2種以上の重合性化合物を、一般式(2)
(式中、R1は単結合、又は、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示し、R2は互いに独立に、同一又は異なってもよく、炭素数1〜5の直鎖又は分岐の炭化水素を示す。)
で表される多価チオールの存在下で重合させることを特徴とするポジ型感光性樹脂の製造方法。 - 少なくとも、請求項1〜5のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂と光酸発生剤とを含むことを特徴とするレジスト組成物。
- 式
で表されることを特徴とする多価チオール。
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