JP5160845B2 - 車両のサイドエアバッグ装置 - Google Patents
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このため、これに対処するサイドエアバッグ装置として、シート表皮の破断境界部に臨む境界縁部とシートフレーム側の支持部材を拘束力布(張力付与手段)で結合し、エアバッグの展開時に、拘束力布によって破断境界部の近傍に張力を付与するようにしたものが案出されている(特許文献1参照)。
このサイドエアバッグ装置は、乗員の身体の各部の特性を考慮して、展開時における下部チャンバと上部チャンバの内圧を異ならせるようにしたものであり、インフレータから下部チャンバに導入されるガス流入量と上部チャンバに導入されるガス流入量も異なっている。
これにより、衝撃入力時にインフレータからのガス導入によって下部チャンバが膨張すると、下部側張力付与手段の内側拘束力布と外側拘束力布を介してシート表皮の破断境界部に力が加わる。このとき、内側拘束力布と外側拘束力布は、両者の下端が略一致した状態でそれぞれ異なる長さでシート表皮の境界縁部に接続されているため、シート表皮の破断境界部には、下部チャンバに対応する部位の下端を中心として破断応力が作用する。
これにより、衝撃入力時にインフレータからのガス導入によって上部チャンバが膨張すると、上部側張力付与手段の内側拘束力布と外側拘束力布を介してシート表皮の破断境界部に力が加わる。このとき、内側拘束力布と外側拘束力布は、両者の下端が略一致した状態でそれぞれ異なる長さでシート表皮の境界縁部に接続されているため、シート表皮の破断境界部には、上部チャンバに対応する部位の下端を中心として破断応力が作用する。
これにより、衝撃入力時にインフレータからのガス導入によって下部チャンバが膨張すると、下部側張力付与手段の内側拘束力布と外側拘束力布を介して下部チャンバに対応する破断境界部に力が加わり、上部チャンバが膨張すると、上部側張力付与手段の内側拘束力布と外側拘束力布を介して上部チャンバに対応する破断境界部に力が加わる。また、このとき、下部側張力付与手段の外側拘束力布とシート表皮の接続部と、上部側張力付与手段の内側拘束力布とシート表皮の接続部が上下方向で部分的にオーバーラップしているため、上部チャンバ側と下部チャンバ側の一方の破断境界部に伝達された破断応力がオーバーラップ部を通して他方に伝達される。
これにより、上部側張力付与手段の拘束力布の拘束力がシートフレームと垂直な方向に有効に作用し、下部側張力付与手段の拘束力布の拘束力がシートフレームと垂直な方向に対して下方に傾斜した方向に有効に作用するようになる。
これにより、上部側張力付与手段の内側拘束力布と、下部側張力付与手段の内側拘束力布が夫々別の支持部材を介してシートフレームに支持されるようになる。
図1は、この発明にかかるサイドエアバッグ装置1を適用した車両の車室内を示すものである。同図に示すように、運転席側のシート2Aと助手席側のシート2Bの各シートバック4のドア5側の側縁部にサイドエアバッグ装置1が夫々収納されている。このサイドエアバッグ装置1は、側面衝突時等の衝撃入力時に、シートバック4の側部から乗員と車体側部の間に展開するエアバッグ袋体6を備えている。
また、図2中14,15は、エアバッグ袋体の幅方向の膨出を制限する膨出制限部であり、20は、上部チャンバ内のガス圧上昇を抑制するベントホールである。
エアバッグユニット9の外皮を成すエアバッグケース8は全体が縦長の長方体状に形成され、図5,図6に示すように、シートフレーム25側に配置されるケース本体26と、ケース本体26の車外側の開口部を閉塞するバッグカバー27とによって構成されている。バッグカバー27は、後端側でケース本体26にヒンジ結合され、インフレータ7の発生ガスによるエアバッグ袋体6の膨張によって、ヒンジ部を中心として前部側を開口するようになっている。また、シートフレーム25に取り付けられたエアバッグユニット9は、図4に示すように、その周囲をシート表皮28によって覆われているが、エアバッグユニット9の前方側のシート表皮28には、上下方向に略沿って破断境界部aとなる縫製糸による縫い目が設けられている。この破断境界部aはエアバッグケース8と同様にエアバッグ袋体6の展開圧を受けて破断する。
一方、下部側張力付与手段35の各拘束力布35A,35Bは、図8に示すように、繊維の折方向と織方等によって決まる難伸縮方向が、第1の方向Daに対し前部側が下方に傾斜した第2の方向Dbに設定されている。この第2の方向Dbは、下部チャンバ12の望ましい初期展開方向と略一致している。
また、上部チャンバ11も膨張初期の段階で、下部チャンバ12の展開の影響を受けることなく、下端側から前方に速やかに展開させることができるため、乗員の上体を側方から所定の姿勢で速やかに拘束することができる。さらに、上部チャンバ11は前方から上方側に膨張する比較的大型のものであるが、このサイドエアバッグ装置1においては、破断境界部aが下端側から上方側に向かって漸次破断されるため、膨張中期から膨張完了までに上部チャンバ11を前方から上方に向けて速やかに展開することができる。
すなわち、内側拘束力布134Aは、内側支持ワイヤ31に結合される付根部側から先端側に向かって末広がり状に形成され、先端側のシート表皮との接続部の上端側が上部側張力付与手段134の外側拘束力布34Bの下端に部分的にオーバラップするとともに、下端側が下部側張力付与手段35の外側拘束力布35Bの上端に部分的にオーバーラップするようになっている。
したがって、上部チャンバに対応する破断境界部の下端の破断が遅れているときには、その下端の破断を促すことができ、逆に、下部チャンバに対応する破断境界部の上端の破断が遅れているときには、その上端の破断を促すことができる。これにより、下部チャンバと上部チャンバの一方が圧力差によって開き過ぎたり、開きタイミングが大きくずれたりするのを防止することができる。特に、初期段階における下部チャンバへのガス流入量が上部チャンバよりも大きい場合に有効である。
6…エアバッグ袋体
7…インフレータ
11…上部チャンバ
12…下部チャンバ
25…シートフレーム
28…シート表皮
30…外側支持ワイヤ(支持部材)
31…内側支持ワイヤ(支持部材)
33…第2の内側支持ワイヤ(支持部材)
34,134…上部側張力付与手段
35…下部側張力付与手段
34A,35A,134A…内側拘束力布
34B,35B…外側拘束力布
Claims (5)
- シートに着座した乗員の腰部の側方を拘束する下部チャンバ、および、乗員の胸部を含む上体の側部を拘束する上部チャンバを有するエアバッグ袋体と、
前記エアバッグ袋体にガスを導入して膨張展開させるインフレータと、
シート表皮の破断境界部に臨む境界縁部とシートフレーム側の支持部材を連結して、前記境界縁部に張力を付与する張力付与手段と、
を備えた車両のサイドエアバッグ装置において、
前記張力付与手段を、前記上部チャンバと下部チャンバにそれぞれ対応させて設け、
下部側張力付与手段を、前記シート表皮の車幅方向内側の境界縁部と前記支持部材を連結する内側拘束力布と、前記シート表皮の車幅方向外側の境界縁部と前記支持部材を連結する外側拘束力布と、を備えた構成とし、
前記シート表皮の境界縁部に対する前記下部側張力付与手段の内側拘束力布と外側拘束力布の接続部の下端の高さを略一致させ、かつ前記下部チャンバの展開領域の下部近傍の高さと同じに設定するとともに、前記内側拘束力布とシート表皮の接続部長さを前記外側拘束力布とシート表皮の接続部長さよりも短くしたことを特徴とする車両のサイドエアバッグ装置。 - 上部側張力付与手段を、前記シート表皮の車幅方向内側の境界縁部と前記支持部材を連結する内側拘束力布と、前記シート表皮の車幅方向外側の境界縁部と前記支持部材を連結する外側拘束力布と、を備えた構成とし、
前記シート表皮の境界縁部に対する前記上部側張力付与手段の内側拘束力布と外側拘束力布の接続部の下端の高さを略一致させるとともに、前記上部側張力付与手段の内側拘束力布とシート表皮の接続部長さを前記上部側張力付与手段の外側拘束力布とシート表皮の接続部長さよりも短くしたことを特徴とする請求項1に記載の車両のサイドエアバッグ装置。 - 上部側張力付与手段を、前記シート表皮の車幅方向内側の境界縁部と前記支持部材を連結する内側拘束力布と、前記シート表皮の車幅方向外側の境界縁部と前記支持部材を連結する外側拘束力布と、を備えた構成とし、
前記上部側張力付与手段の内側拘束力布とシート表皮の接続部と、前記下部側張力付与手段の外側拘束力布とシート表皮の接続部を上下方向で部分的にオーバーラップさせたことを特徴とする請求項1に記載の車両のサイドエアバッグ装置。 - 前記上部側張力付与手段の拘束力布の難伸縮方向を、前記シートフレームと垂直な第1の方向に設定するとともに、前記下部側張力付与手段の拘束力布の難伸縮方向を前記第1の方向に対して下方傾斜した第2の方向に設定したことを特徴とする請求項2または3に記載の車両のサイドエアバッグ装置。
- 前記上部側張力付与手段の内側拘束力布をシートフレームに支持させる支持部材とは別に、前記下部側張力付与手段の内側拘束力布をシートフレームに支持させる支持部材を設けたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両のサイドエアバッグ装置。
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