JP5032032B2 - 低臭気性樹脂組成物 - Google Patents
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Description
また、熱可塑性樹脂の溶融混練時および成形加工時は高温に加熱され、例えば、スチレン系樹脂では200〜280℃、ポリフェニレンエーテル樹脂やポリカーボネート樹脂では260℃〜360℃の高温で成形されることが多い。
そのため、IC中に水分やガス成分が残ると、ICの精度に致命的な欠陥をもたらすため、ベーキング工程は非常に重要な工程である。このベーキング工程では、ICをICトレーに入れて120℃以上の温度に設定されたベーキング室で水分や不純物を脱揮・除去する。最近では、ICの信頼性向上のため、ベーキング温度が150℃以上と上昇傾向にある。
M2/nO・Al2O3・xSiO2・yH2O (1)
(式(1)中、Mはイオン交換可能な1価または2価の金属を表し、nはMで表される金属の原子価を表し、xはシリカ係数(SiO2/Al2O3のモル比)で10〜500の数を示し、yは結晶水の数で0〜7の数を示す。)
(2)前記熱可塑性樹脂(A)は、ポリフェニレンエーテル(A−1)およびスチレン系樹脂(A−2)からなり、かつ、該熱可塑性樹脂(A)100重量部中、前記ポリフェニレンエーテル(A−1)が20〜90重量部、前記スチレン系樹脂(A−2)が10〜80重量部含まれる(以下、「熱可塑性樹脂(AA)」ということがある)、(1)に記載の低臭気性樹脂組成物。
(3)(1)に記載の低臭気性樹脂組成物100重量部に対し、カーボンブラック(C)を3.0〜30重量部配合してなる低臭気性樹脂組成物。
(4)(2)に記載の低臭気性樹脂組成物100重量部に対し、カーボンブラック(C)を3.0〜30重量部配合してなる低臭気性樹脂組成物。
(5)前記熱可塑性樹脂(A)100重量部に対し、スチレン系エラストマー(D)を1〜25重量部配合してなる(1)〜(4)のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物。
(6)前記ゼオライト(B)のMがナトリウムである(1)〜(5)のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物。
(7)前記ゼオライト(B)のシリカ係数xが20〜60である(1)〜(6)のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物。
(8)前記ゼオライト(B)が、MFI型ゼオライトである(1)〜(7)のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物。
(9)(1)〜(8)のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物を成形してなる成形品。
(10)(3)〜(8)のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物を成形してなるICトレー。
(11)前記熱可塑性樹脂(A)は、熱可塑性樹脂(AA)であり、前記ゼオライト(B)のMがナトリウム、シリカ係数xが20〜60であり、前記ゼオライト(B)は、MFI型である、(1)に記載の低臭気性樹脂組成物。
(12)前記熱可塑性樹脂(A)は、熱可塑性樹脂(AA)であり、前記ゼオライト(B)のMがナトリウム、シリカ係数xが20〜60であり、前記ゼオライト(B)は、MFI型であり、前記熱可塑性樹脂(AA)100重量部に対し、スチレン系エラストマー(D)を1〜25重量部配合してなる(1)に記載の低臭気性樹脂組成物。
(13)(1)に記載の低臭気性樹脂組成物100重量部に対し、カーボンブラック(C)を3.0〜30重量部配合してなり、かつ、前記熱可塑性樹脂(A)は、熱可塑性樹脂(AA)であり、さらに、前記熱可塑性樹脂(AA)100重量部に対し、スチレン系エラストマー(D)を1〜25重量部配合してなる(1)に記載の低臭気性樹脂組成物。
(14)(1)に記載の低臭気性樹脂組成物100重量部に対し、カーボンブラック(C)を3.0〜30重量部配合してなり、かつ、前記熱可塑性樹脂(A)は、熱可塑性樹脂(AA)であり、かつ、前記ゼオライト(B)のMがナトリウム、シリカ係数xが20〜60であり、かつ、前記ゼオライト(B)は、MFI型である、(1)に記載の低臭気性樹脂組成物。
(15)(1)に記載の低臭気性樹脂組成物100重量部に対し、カーボンブラック(C)を3.0〜30重量部配合してなり、かつ、前記熱可塑性樹脂(A)は、熱可塑性樹脂(AA)であり、かつ、前記熱可塑性樹脂(AA)100重量部に対し、スチレン系エラストマー(D)を1〜25重量部配合してなり、さらに、前記ゼオライト(B)のMがナトリウム、シリカ係数xが20〜60であり、かつ、前記ゼオライト(B)は、MFI型である、(1)に記載の低臭気性樹脂組成物。
(16)(13)〜(15)のいずれかに1項に記載の低臭気性樹脂組成物を成形してなるICトレー。
(17)(4)に記載の低臭気性樹脂組成物を成形してなるICトレー。
本発明で使用する熱可塑性樹脂(A)は、特に定めるものではないが、ポリカーボネート樹脂;ポリスチレン樹脂、アクリロニトリルスチレン(AS)樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂、アクリロニトリルエチレンスチレン(AES)樹脂等のスチレン系樹脂;ポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂等のメタクリル系樹脂;ポリオキシメチレン(ポリアセタール)樹脂;ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミドMXD等のポリアミド系樹脂;変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)樹脂;ポリフェニレンサルファイド樹脂;ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂等のポリエステル系樹脂;液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂、または、これらの熱可塑性樹脂の少なくとも2種類以上の樹脂から成るポリマーアロイを挙げることができる。中でも、ポリアミド系樹脂、変性ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリオキシメチレン(ポリアセタール)樹脂の場合、熱可塑性樹脂の成型加工時や使用時の高温処理による臭気(例えば、樹脂製造時の原料、触媒、添加剤等を原因として発生するアミン類やアルデヒド類)の低減効果がより大きいので好ましい。特に、ICトレーに用いる場合、使用前のアニ−リング工程やICの使用時に120℃以上の高温でベーキングするという処理工程があり、該ICトレーの原料となる熱可塑性樹脂(例えば、変性ポリフェニレンエーテル系樹脂)に対する臭気の低減効果は極めて有効である。
該式(2)で表される構造単位を主鎖に持つ重合体は、ホモポリマーであってもコポリマーであってもよい。
本発明における熱可塑性樹脂(A)には、衝撃強度をより改良するために、スチレン系エラストマー(D)を配合することが好ましい。本発明で好ましく配合されるスチレン系エラストマー(D)は、ハードセグメントがスチレン重合体で構成され、ソフトセグメントがポリブタジエン、ポリイソプレンおよびそれらの水添物よりなる群から選択された少なくとも1種類の重合体で構成されたブロック共重合体、具体的には、SBS(スチレン/ブタジエン/スチレンブロックコポリマー)、SIS(スチレン/イソプレン/スチレンブロックコポリマー)、SEBS(スチレン/エチレン/ブチレン/スチレンブロックコポリマー:SBSの水添物)、SEPS(スチレン/エチレン/プロピレン/スチレンブロックコポリマー:SISの水添物)等を例示することができ、特に好ましくはSEBSである。
スチレン系エラストマー(D)のハードセグメントとソフトセグメントの構成比率は、通常10対90〜90対10、好ましくは10対90〜50対50の範囲内で適宜選択することができ、該ハードセグメントブロックと該ソフトセグメントブロックの結合形態はジブロックタイプであってもトリブロックタイプであってもよい。
本発明で使用されるゼオライト(B)は、下記式(1)で表わされるものである。該ゼオライト(B)は、三次元的な骨格構造により構成されるアルミノシリケートである。
(式(1)中、Mはイオン交換可能な1価または2価の金属を表し、nはMで表される金属の原子価を表し、xはシリカ係数(SiO2/Al2O3のモル比)で10〜500の数を示し、yは結晶水の数で0〜7の数を示す。)
ここで、本発明で使用されるゼオライト(B)は、疎水性のゼオライトであって、市場からの入手のしやすさから、MFI型のゼオライトが好ましい。該疎水性のMFI型のゼオライトは、細孔の入口が10員酸素環で形成され、直線状の細孔と、それらと交差するジグザグ状の細孔とからなる3次元網目構造をもっており、例えば、有効細孔径5〜6Åの楕円形で、細孔容積0.15〜0.25mL/g、比表面積300〜550m2/gであるようなものが好ましく、有効細孔径5〜6Åの楕円形で、細孔容積0.15〜0.25mL/g、比表面積300〜450m2/gであるようなものがより好ましい。
本発明で使用されるゼオライト(B)は、上記式(1)で示されるものであることが必要であり、Mで示されるイオン交換可能な1価または2価の金属としては、アルカリ金属またはアルカリ土類金属が好ましく、ナトリウムがさらに好ましい。また、式(1)において、シリカ係数xが20〜100、かつ結晶水の数yが0〜7のものが好ましい。さらに、温度25℃/相対湿度10%/常圧の条件下での水分吸着能が20重量%未満のゼオライトが好ましく、同水分吸着能が15重量%未満のゼオライトがより好ましく、同水分吸着能が10重量%未満のゼオライトがさらに好ましい。
特に、上記式(1)で表され、シリカ係数xが20〜60で、温度25℃/相対湿度10%/常圧の条件下での水分吸着能が10重量%未満のゼオライトは、耐熱性と疎水性が高く、該ゼオライトの配合された低臭気性樹脂組成物から得られる成形品は、シルバーの発生がなく、外観が極めて優れているという特徴も有する。
本発明で使用されるゼオライト(B)の平均1次粒子径は、好ましくは0.1〜20μmであり、より好ましくは0.2〜10μmであり、さらに好ましくは0.5〜5μmである。ゼオライト(B)の平均1次粒子径を0.1μm以上とすることにより、樹脂組成物の溶融粘度が高くなり過ぎず、20μm以下とすることにより成形品の肌荒れ等を原因とする外観不良をより抑止できる傾向にあり好ましい。
本発明の低臭気性樹脂組成物(好ましくは、熱可塑性樹脂(A)、ゼオライト(B)を含む樹脂組成物、または、熱可塑性樹脂(A)、ゼオライト(B)、スチレン系エラストマー(D)を含む樹脂組成物、特に好ましくは、前記樹脂組成物中の熱可塑性樹脂(A)として変性ポリフェニレンエーテル系樹脂を含む樹脂組成物)には、帯電防止性または導電性を付与する目的で、導電剤を配合してもよい。導電剤としては、導電性有機物質や導電性無機物質が使用できる。導電剤の例としては、イオン性有機界面活性剤、非イオン性有機界面活性剤、ポリエチレングリコール単位を有する高分子帯電防止剤、イオン性官能基を有する高分子帯電防止剤、カーボンブラック、炭素繊維、炭素ウィスカー、中空炭素フィブリル、金属繊維、金属粉末、金属酸化物などが挙げられる。導電性物質としては、揮発性物質の付着やポリフェニレンエーテル系樹脂の分解による揮発性物質の生成が少ないことから、導電性無機物質が好ましい。導電性無機物質としては、好ましくは、カーボンブラック(C−1)、炭素繊維および中空炭素フィブリルなどが挙げられ、価格の点からカーボンブラック(C−1)が特に好ましい。カーボンブラック(C−1)としては、天然黒鉛、人造黒鉛、カーボンブラック等が挙げられるが、中でもアセチレンブラックおよびファーネスブラックなどの人造黒鉛で、粉末状や顆粒状のものが好ましく使用される。ファーネスブラックとしては、具体的には、オランダ・アクゾ社製・商品名ケッチェンブラックECおよびケッチェンブラックEC−600J、旭カーボン(株)製の旭HS−500などが例示される。
本発明に関わる低臭気性樹脂組成物には、上記(A)〜(D)成分のほか、必要に応じて、リン酸エステルや縮合リン酸エステル等の難燃剤、ヒンダードアミン系,ベンゾトリアゾール系,ベンゾフェノン系,エポキシ系等の紫外線吸収剤、ヒンダードフェノール系化合物,ホスファイト系化合物またはホスフォナイト系化合物および酸化亜鉛等の熱安定剤、酸化防止剤、顔料、染料、滑剤、飽和脂肪酸エステル,ポリオレフィン系ワックス等の離型剤、可塑剤、帯電防止剤、摺動性改良剤、相溶化剤等の添加剤、ジフルオロエチレン重合体、テトラフルオロエチレン重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレンとフッ素を含まないエチレン系モノマーとの共重合体等で燃焼時の滴下防止作用のあるフッ素系樹脂、ガラス繊維、ガラスフレーク、炭素繊維、金属繊維等の強化材、あるいはチタン酸カリウム、ホウ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム等のウィスカー、マイカ、タルク、クレー等の無機充填材を添加配合することができる。これらの添加剤の添加方法は、それらの特性を生かす従来公知の方法で適宜実施することができる。
本発明においては、工業的コストから溶融混練法が好ましいが、これに限定されるものではない。溶融混練においては、一軸や二軸の押出機を用いることが好ましい。
臭気B:アイゾット衝撃試験片を300ml共栓式三角フラスコに入れ、140℃で3時間加熱後、5名の人が臭気を嗅いで次の基準で評価点をつけ、全員の合計点を評価点とした。
評価点 評価基準
1点 非常に微かな臭い
2点 微かな臭い
3点 容易に感じる臭い
4点 強い臭い
5点 非常に強い臭い
(3)アイゾット衝撃強度:ASTM−D256に準じ、ノッチなしで、23℃で5本づつ測定し、5本の平均値でアイゾット衝撃強度(以下、IZと略記)を示した。
(4)荷重撓み温度:ASTM D648に従い、1.82MPaの条件で、荷重たわみ温度(以下、DTULと略記)を測定した。
(5)表面抵抗率:50mm×90mm×3.2mmtの角板成形品を用い、ロレスタまたはハイレスタ(三菱化学(株)製)にて任意の3ヶ所について測定を行った。(104Ω以上の値のものについてはハイレスタを用い、それ以下になるものについてはロレスタを用いた。)
ポリアセタール樹脂(三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製、商品名:ユピタール(登録商標)F20−01:表1では、POMと略記)に、MFI型合成高シリカゼオライト(水沢化学工業(株)製、商品名:ミズカシーブスEX−122、シリカ係数x=33、有効細孔径は5〜6Åの楕円形で、細孔容積0.15〜0.25mL/g、比表面積300〜450m2/g、平均一次粒子径2.0μm、温度25℃/相対湿度10%/常圧の条件下での水分吸着能が6重量%、金属MはNa、結晶水の数yは0〜7(以下MFI型ゼオライトと略記)を表1に示した割合で混合した。上記混合物を、30mmの2軸押出機にて、設定樹脂温度200℃、スクリュ回転数100rpmで溶融混練し、ペレット化した。得られたペレットを、温度80℃の熱風乾燥機を用いて4時間乾燥させた後、型締力125トンの射出成形機(住友重機械社製SG125)を用いて、シリンダー設定温度190℃、金型温度80℃で射出成形して、成形品外観、アイゾット衝撃強度を評価し、評価結果を表1に示した。
比較例5において、MFI型ゼオライトに変えて、A型ゼオライト(日本化学工業(株)製、商品名:ゼオスターNX−110P、シリカ係数x=2.6、有効細孔径は9Å、平均一次粒子径3μm、温度25℃/相対湿度10%/常圧の条件下での水分吸着能が25重量%、以下X型ゼオライトと略記)を表1に示した割合で混合し、他は同様に行った。評価結果を表1に示した。
比較例5において、MFI型ゼオライトを添加しなかった以外は、同様に行った。評価結果を表した。
次に示す原料を準備した。
(1)ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテル樹脂(三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製、商品名:ユピタール(登録商標)PX100F、クロロホルム中で測定した30℃の極限粘度0.38dl/g:以下PPEと略記)
(2)スチレン系樹脂:HIPS、分子量重量平均分子量(Mw):200,000、メルトフローレート(MFR)3.2g/10分、エー・アンド・エム社製、HT478
(3)MFI型ゼオライト(比較例5で用いたもの)
(4)導電性カーボンブラック:オランダ・アクゾ製・ケッチェンブラックEC(以下ケッチェンブラックECと略記)
(5)スチレン系エラストマー(SEBS):シェル化学製、商品名:クレイトンG1652(以下、SEBSと略記、ハードセグメント:ソフトセグメント=29:71)
(6)タルク:松村産業(株)製、シランカップリング剤(γ-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン)で処理されたタルクK-5(以下、タルクと略記)
(7)安定剤:試薬1級の酸化亜鉛(以下、酸化亜鉛と略記)
上記原料を表2に示した割合で混合した混合物を、田辺機械(株)製、スクリュー径40mmの単軸押出機を使用し、シリンダー設定温度270〜320℃、スクリュー回転速度50rpmの条件で溶融・混練し、押出して、ペレット状の導電性樹脂組成物を製造した。
得られたペレット状導電性樹脂組成物を、温度110℃の熱風乾燥機を用いて4時間乾燥させた後、東芝機械製、IS150型射出成形機を用い、シリンダー設定温度290〜330℃、金型温度120℃で射出成形して、成形品外観、アイゾット衝撃強度、荷重撓み温度、表面抵抗率を評価し、評価結果を下記表2に示した。
実施例2において、MFI型ゼオライトに変えて、X型ゼオライト(日本化学工業(株)製、商品名:ゼオスターNX−110P、シリカ係数x=2.6、有効細孔径は9Å、平均一次粒子径3μm、温度25℃/相対湿度10%/常圧の条件下での水分吸着能が25重量%、以下X型ゼオライトと略記)を表2に示した割合で混合し、他は同様に行った。評価結果を表2に示した。
実施例2において、MFI型ゼオライトを添加しなかった以外は、同様に行った。評価結果を表2に示した。
Claims (8)
- ポリフェニレンエーテル樹脂(A−1)20〜90重量部およびスチレン系樹脂(A−2)10〜80重量部からなる熱可塑性樹脂(A)100重量部に対し、下記式(1)で示されるゼオライト(B)を0.1〜5.0重量部配合した低臭気性樹脂組成物。
M2/nO・Al2O3・xSiO2・yH2O (1)
(式(1)中、Mはイオン交換可能な1価または2価の金属を表し、nはMで表される金属の原子価を表し、xはシリカ係数(SiO2/Al2O3のモル比)で10〜500の数を示し、yは結晶水の数で0〜7の数を示す。) - 低臭気性樹脂組成物100重量部に対し、カーボンブラック(C)を3.0〜30重量部配合してなる請求項1に記載の低臭気性樹脂組成物。
- 前記熱可塑性樹脂(A)100重量部に対し、スチレン系エラストマー(D)を1〜25重量部配合してなる請求項1または2に記載の低臭気性樹脂組成物。
- 前記ゼオライト(B)のMがナトリウムである請求項1〜3のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物。
- 前記ゼオライト(B)のシリカ係数xが20〜60である請求項1〜4のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物。
- 前記ゼオライト(B)が、MFI型ゼオライトである請求項1〜5のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物を成形してなる成形品。
- 請求項2〜6のいずれか1項に記載の低臭気性樹脂組成物を成形してなるICトレー。
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