JP5098831B2 - 固体撮像素子およびカメラシステム - Google Patents
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Description
これはCMOSイメージセンサが次の課題を克服しているからである。
すなわち、CCD画素の製造には専用プロセスを必要とし、また、その動作には複数の電源電圧が必要であり、さらに複数の周辺ICを組み合わせて動作させる必要がある。
このようなCCDの場合、システムが非常に複雑化するといった処々の問題を、CMOSイメージセンサが克服しているからである。
このため、CMOSイメージセンサは、周辺ICの数を減らすことができるといった、大きなメリットを複数持ち合わせている。
これに対して、CMOSイメージセンサは画素毎にFDアンプを持ち合わせており、その出力は、画素アレイの中のある一行を選択し、それらを同時に列方向へと読み出すような列並列出力型が主流である。
これは、画素内に配置されたFDアンプでは十分な駆動能力を得ることは難しく、したがってデータレートを下げることが必要で、並列処理が有利とされているからである。
行選択回路12は、画素アレイ部11の中の任意の行に配置された画素の動作を制御する。行選択回路12は、制御線LSEL、LRST、LTRGを通して画素を制御する。
読み出し回路13は、相関二重アンプリング回路(CDS:Correlated Double Sampling)やアナログデジタルコンバータ(ADC)を含む。
転送トランジスタ22は、光電変換素子21とフローティングディフュージョンFD(以下、単にFDというときもある)との間に接続され、転送制御線LTRGを通じてそのゲート(転送ゲート)に転送信号(駆動信号)TRGが与えられる。
これにより、光電変換素子21で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
これにより、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVREFの電位にリセットする。
そして、選択制御線LSELを通してアドレス信号(選択信号)SELが選択トランジスタ25のゲートに与えられ、選択トランジスタ25がオンする。
選択トランジスタ25がオンすると、増幅トランジスタ24はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を信号線26に出カする。信号線26を通じて、各画素から出力された電圧は、読み出し回路に出カされる。
このとき、フローティングディフュージョンFDは事前に光電変換素子21の電荷を受け取れるように、リセットトランジスタ23をオンして電荷を電源側にはきすてている。あるいは転送トランジスタ22をオンしている間、これと並行としてリセットトランジスタ23をオンにして、直接電源に電荷をはきすてる場合もある。
これら一連の動作を単純化して、「画素リセット動作」あるいは「シャッター動作」と呼ぶ。
次に、転送トランジスタ22をオンにして光電変換素子21に蓄積された電荷をフローティングディフュージョンFDに転送し、その出力を出力信号線26に出力する。これをD相出力と呼ぶ。
画素回路外部でD相出力とP相出力の差分をとり、フローティングディフュージョンFDのリセットノイズをキャンセルして画像信号とする。
単純化してこれら一連の動作を単純に「画素読み出し動作」と呼ぶ。
3Tr型画素回路は、転送制御線TRGの電位に従って光電変換素子(PD)21からフローティングディフュージョンFDへの電荷の移動を制御する転送トランジスタを備えていない。
また、3Tr型画素回路CMOSイメージセンサで撮像を行う場合の各画素の動作は、「PD/FDリセット」→「露光」→「信号読み出し」→「PD/FDリセットおよび信号読み出し」、という順で動作が制御される。
この方式は、グローバルシャッター方式に比べて、動作が単純であり、簡単な構成で実現できることから、広く用いられている。
また、特定の行の読み出しを行っている期間に、同時に他の行の露光を行うことができることから、フレームレートを高くし易いというメリットがある。
ただし、行によって撮像を行うタイミングが異なるため、対象物またはカメラが動いていると像がゆがんでしまうおそれがある。特に、高解像度の撮影では、ローリングシャッター方式を用いると、行によって撮像タイミングの差が大きくなるためにゆがみも大きくなり易くなるおそれがある。
この構成では、液晶シャッターを開いた状態で全画素のPDをリセットし、露光を行った後に液晶シャッターを閉じることで、全ての画素でPDリセットと露光を同時に行う。読み出しはローリングシャッター時と同ように1行毎に順次行う。
液晶シャッターではなく、撮像装置に機械式シャッターやフラッシュを設けることでも、同ようにグローバルシャッター方式を実現できる。
この方法では、露光と読み出しを別々に行う必要があり、フレームレートが低下する。
そのため、グローバルシャッター方式を採用したCMOSイメージセンサであっても、ローリングシャッター方式の動作ができることが望ましい。
そのため、各行を選択する期間は、所望される解像度とフレームレートによって、厳しく制限されることになる。
たとえば、8Mピクセルの解像度(2500行×3200列)を15fps(フレーム/秒)で撮りたい場合、1行の動作は約26μs程度になる。この期間内に、シャッター行のPDリセット、読み出し行のFDリセットおよび読み出し→PDからFDへの電荷転送および読み出し、という動作を行う必要がある。
この場合、制御線の制御が必要なPDリセット、転送、FDリセットの動作は、概ね0.5μs〜数μs以下にする必要がある。行選択回路はこの時間内に制御線の電位に切り替えるために十分なドライブ能力が必要とされる。
液晶もしくは機械式シャッターとの組み合わせでグローバルシャッター方式を実現する場合、シャッターを開いた状態で全画素PDリセットを行う。
そして、グローバルシャッター方式では、所定の露光時間が経過した後にシャッターを閉じて、画素のPDに光が当たらないようにすることで、全画素の露光を同時に行う。
グローバルシャッター方式では、全画素PDリセットを同時に行うため、全てのリセット信号RSTが同時に切り替えられる。
グローバルシャッター方式における読み出しは、ローリングシャッター方式と同様である。
カラーフィルタレイの配置としては赤(R)・青(B)・緑(G)のフィルタで構成されるベイヤ配列などが知られている。
カラーフィルタを通して画素に光を入射する場合、光の波長、すなわち色によって光電変換素子(PD)の感度が異なる。たとえば、全ての波長で同じ量の光子が分布する白色光を入射する場合、透過するカラーフィルタの色によってPDで発生する電子数が異なる。
したがって、全ての画素で蓄積時間が等しい場合、固体撮像素子からの出力信号に対して信号処理を行い、色毎に適切なゲインを掛けて適切なカラーバランスを生成する。
しかしながら、ゲインを掛けるために、ノイズも増幅されてしまうという問題がある。そこで、色毎に露光時間を個別に設定することで、白色光が入射された時にPDに発生する電子数を、カラーフィルタの色が異なる画素の間でも同程度にする方法が、特許文献2に提案されている。
その結果、グローバルシャッター方式では、過大な瞬時電流が流れ、電源のノイズ対策が必要になるという不利益がある。
この場合、行選択回路から発せられたノイズは画素アレイ部の電源、さらには画素からの出力信号にも影響を与え、CMOSイメージセンサによって撮像された画像の画質を劣化されるという不利益がある。
しかしながら、瞬時電流によって行選択回路の電源電位が変動するとTRGの出力電位も変動するため、PDに蓄えられている電子数が影響を受け、画質が劣化してしまうという不利益がある。
たとえば、赤(R)および青(B)の画素のPDリセット後に緑のPDリセットを行うときに、緑(G)の画素PDリセットによって電源が揺らされてしまい、赤および青の画素に蓄積されている電荷量が変化してしまうという。
解像度やフレームレートが上がると、1行あたりの選択期間は短くなるので、制御線の電位切り替えはより高速で行う必要がある。
そのため、画素数の多いCMOSイメージセンサ程、以上の問題は顕著になる。近年、携帯機器向けのCMOSイメージセンサでも多画素化が進んでいるが、このような用途の固体撮像装置では小型軽量化、低コスト化の観点から電源強化が難しく、特に以上の問題が発生し易い。
好適には、上記シャッター対応部のインピーダンス素子は、抵抗を含み、上記抵抗の抵抗値RREGは、上記ドライバのオン抵抗をRDRIVEとするとRRREG=RDRIVE/X(20≦X≦M/10、Mは制御線の数)である。
上記固体撮像素子は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の画素が行列状に配列された画素部と、上記画素を駆動制御するための複数の制御線と、上記制御線を通して、上記画素部のシャッター動作、および読み出しを行うように上記画素の動作を制御する画素駆動部と、上記画素からの信号を読み出す読み出し回路と、行毎に露光を行うローリングシャッター方式か全画素で同時に露光を行うグローバルシャッター方式かに応じて上記画素駆動部の動作を制御するシャッターモード切替部と、を含み、上記画素駆動部は、上記ローリングシャッター方式で露光を行う場合には上記複数の制御線の内の一部を選択し、上記グローバルシャッター方式で露光を行う場合には複数の全ての制御線を選択し、グローバルシャッター時の上記制御線から見た電源までのインピーダンス値を、ローリングシャッター時のインピーダンス値より大きくするシャッターモード対応部を含む。
そして、シャッターモード対応部により、グローバルシャッター時の制御線から見た電源までのインピーダンス値が、ローリングシャッター時のインピーダンス値より大きくなる。
図3は、本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。
そして、画素回路110Aは、この1個の光電変換素子111に対して、転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115の4つのトランジスタを能動素子として有する。
転送トランジスタ112は、光電変換素子111と出力ノードとしてのフローティングディフュージョンFD(以下、単にFDというときもある)との間に接続され、転送制御線LTRGを通じてそのゲート(転送ゲート)に制御信号である転送信号TRGが与えられる。
これにより、転送トランジスタ112は、光電変換素子111で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
これにより、リセットトランジスタ113は、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVREFの電位にリセットする。
そして、選択制御線LSELを通してアドレス信号に応じた制御信号である選択信号SELが選択トランジスタ115のゲートに与えられ、選択トランジスタ115がオンする。
選択トランジスタ115がオンすると、増幅トランジスタ114はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を信号線LSGNに出カする。信号線LSGNを通じて、各画素から出力された電圧は、カラム読み出し回路130に出カされる。
これらの動作は、たとえば転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、および選択トランジスタ115の各ゲートが行単位で接続されていることから、1行分の各画素について同時に行われる。
LRST、LTRG、LSELの各制御線はそれぞれM本づつ設けられている。
これらのリセット制御線LRST、転送制御線LTRG、および選択制御線LSELは、行選択回路120により駆動される。
行選択回路120は、シャッターモード切替部140によるシャッターモード切替信号SHRMODEに応じて露光方式を行毎に露光を行うローリングシャッター方式または前画素動に露光を行うグローバルシャッター方式に切り替えて、画像駆動制御を行う。
行選択回路120は、ローリングシャッター方式で露光を行う場合には複数の3M本の制御線(LRST、LTGR、LSEL)のうちの一部を選択して駆動し、グローバルシャッター方式で露光を行う場合にはすべてのM本のLRST及びM本のLTRG制御線を選択して駆動する。
4Tr型画素回路110Aでは、PDとFDが転送トランジスタ112によって分離されていて、PDをリセットする際には、リセットトランジスタ113だけでなく転送トランジスタ112もオンする必要がある。
4Tr画素回路110AでPDリセットを行うためには、リセット信号RSTと転送信号TRGを同時にハイレベル(H)にする必要がある。
よって、図6に示す通り、全画素PDリセットでは、全てのリセット信号RSTと転送信号TRGを同時に切り替えている。
読み出しはローリングシャッター方式と同様である。
行選択回路120は、シャッターモード対応部200により、ローリングシャッター方式および読み出し動作に影響を与えること無しに、グローバルシャッター方式における瞬時電流を低減することが可能である。
このシャッターモード対応部200を含む行選択回路120の構成および機能については後で詳述する。
読み出し回路130は、CDS回路やADC(アナログデジタルコンバータ)を含む。
シャッターモード切替部140は、シャッターモード切替信号SHRMODEによりローリングシャッター方式かグローバルシャッター方式に応じた画素駆動を行うかを制御する。
シャッターモード切替部140は、ローリングシャッター方式による駆動を指示するときは、シャッターモード切替信号SHRMODEをローレベルに設定して行選択回路120に出力する。
シャッターモード切替部140は、グローバルシャッター方式による駆動を指示するときは、シャッターモード切替信号SHRMODEをハイレベルに設定して行選択回路120に出力する。
そして、行選択回路120Aにおけるシャッターモード対応部200Aは、抵抗RVDDおよびRVSSにより構成される。
図7の行選択回路120Aにおいては、制御線選択ドライバ122の電源端子TVDDと電源電位(電源線)VDDとの間に抵抗RVDDが接続され、電源端子TVSSと基準電位(電源線)VSSとの間に抵抗RVSSが接続された構成を一例として示している。
制御線選択ドライバ122の各ドライバDRVは対応する制御線(RST、TRG)に接続されている。
また、制御線選択ドライバ122には各ドライバDRVに対応して、それらの入力側にORゲートOGが設けられている。
そして、シャッターモード切替部140からのシャッターモード切替信号(制御信号)SHRMODEがハイレベルHになるとM本の制御線LRSTへのリセット信号RSTとM本の制御線LTRGの転送信号TRGが全てハイレベルHになる。
ローリングシャッター方式で動作する場合と、データを読み出す場合には、シャッターモード切替信号SHRMODEはローレベルLにしておく。
上述したように、制御線選択ドライバ122の電源端子TVDD、TVSSと電源線VDD、VSSとの間には、ドライバDRVのオン抵抗の1/Xの抵抗RVDD、RVSSが設けられている。
抵抗RVDDおよびRVSSを設けない場合、ローリングシャッター方式のPDリセットで、RST0とTRG0を同時に駆動する場合の電流はおおよそ次式のように表せる。
Idrr_1=(VDD−VSS)/(RVD/2)・・・(1)
Idsg_1=(VDD−VSS)/{RVD/(2M)}・・・(2)
Idsg_1/Idrr_1=(2M)/2・・・(3)
Idrr_2=(VDD−VSS)/(RVD/2+RVD/X)
=(VDD−VSS)/{(2+X)・RVD/2X}
={X/(2+X)}・Idsr_1
・・・(4)
Idrr_2≒Idsr_1 ・・・・(5)
たとえば、X>20に設定すれば、Idsr_1に比べて90%程度となり、ローリングシャッター方式および読み出し動作で要求されるタイミングを満たすことができる。
また、グローバルシャッター時の全画素PDリセット時の瞬時電流はおおよそ次式で表せる。
Idsg_2=(VDD−VSS)/{RVD/(2M)+RVD/X}
=(VDD−VSS)/{(M+N+X)・RVD/(2M)/X}
=(2M)・X/(2M+X)/2・Idrr_1
・・・(6)
Idsg_2≒X/2・Idrr_1 ・・・(7)
たとえば、8Mピクセルの解像度(2500行×3200列)で、4Tr型画素回路の場合、2M=5000であるので、X<500程度であれば瞬時電流低減の効果が得られる。
また、本実施形態の抵抗RVDDおよびRVSSは制御線選択ドライバの電源線の配線抵抗を含んでも構わない。
そのため、図7の構成のように、電圧降下によって誤動作する可能性があるブロックについては制御線選択ドライバと、電源を分離することが望ましい。
これにより、グローバルシャッター時に瞬時電流を低減することができに、この回路で発生したノイズが電源線VDD、VSSを介して他の回路に伝播することを防止することができる。
この場合、制御線選択回路121にシャッターモード切替信号SHRMODEが入力される。
制御線選択回路121は、シャッターモード切替信号SHRMODEがローレベル時は行毎に制御線LRSTおよびLTRGが選択する。
制御線選択回路121は、シャッターモード切替信号SHRMODEがハイレベルHの時は全画素に接続された制御線LRSTおよびLTRGを選択する制御を行っても良い。 制御線選択回路121にこうした機能を設ける場合には、制御線選択回路の電源線に抵抗を設けても良い。
また、グローバルシャッター時の瞬時電流を低減し、電源の電位変動を抑え、画質の劣化やラッチアップによる素子の破壊を防ぐことができる。
なお、シャッターモード対応部200Aを構成する抵抗RVDDおよびRVSSは、図9に示すように、行選択回路120全体の電源端子と電源電位(電源線)VDD、基準電位(電源線)VSSとの間に設けることが可能である。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る画素駆動部としての行選択回路の構成例を示すブロック図である。
本発明の第2の実施形態に係るCMOSイメージセンサの全体構成は、第1の実施形態1と同様、図3の構成をとることができる。
制御線選択ドライバ122の各ドライバDRVは対応する制御線(LRST、LTRG)に接続されている。
選択範囲切替回路123は、選択範囲切替信号CSWにより選択範囲を指定する。
選択範囲切替回路123にはシャッターモード切替部140から入力されるシャッターモード切替信号SHRMODEに応じた選択範囲切替信号CSWを生成する。
選択範囲切替回路123は、グローバルシャッターのPDリセット時には選択範囲切替信号CSWにより全ての制御線選択ドライバを選択する。
選択範囲切替回路123は、ローリングシャッター時には、選択範囲切替信号CSWにより一部(一行毎)の制御線選択ドライバを選択する。
PMOSトランジスタMTPのソースが電源電位(電源線)VDDに接続され、ドレインがPMOSトランジスタMP0およびMP1のソースに接続されている。
NMOSトランジスタMTNのソースが基準電位(電源線)VSSに接続され、ドレインがNMOSトランジスタMN0およびMN1のドレインに接続されている。
PMOSトランジスタMP0のドレインとNMOSトランジスタMN0のドレインが接続され、その接続点が制御線LTRG0に接続された出力端子TO0に接続されている。
PMOSトランジスタMP1のドレインとNMOSトランジスタMN1のドレインが接続され、その接続点が制御線LTRG1に接続された出力端子TO1に接続されている。
ORゲートOG1の一方の入力は選択範囲切替信号CSW0が供給され、他方の入力は選択範囲切替信号CSW1が供給される。そして、ORゲートOG1の出力がNMOSトランジスタMTNのゲートに接続されている。
PMOSトランジスタMP0のゲート、およびORゲートOG2の一方の入力に選択範囲切替信号CSW0が供給される。
PMOSトランジスタMP1のゲート、およびORゲートOG3の一方の入力に選択範囲切替信号CSW1が供給される。
ORゲートOG2,OG3の他方の入力はNORゲートNG1の出力に接続されている。
そして、ORゲートOG2の出力がNMOSトランジスタMN0のゲートに接続され、ORゲートOG3の出力がNMOSトランジスタMN1のゲートに接続されている。
そして、PMOSトランジスタMTP、NMOSトランジスタMTN、NORゲートNG1、ORゲートOG1〜OG3、および選択範囲切替回路123により、シャッターモード対応部200Cが構成される。
なお、図11においては、転送制御線LTRG用制御線選択ドライバを例に説明をしているが、リセット制御線RST用制御線選択ドライバに同様の構成を用いることが可能である。
図13は、ローリングシャッター時においてドライバDRV1を駆動する場合の動作を説明するための図である。
図14は、グローバルシャッター時の動作を説明するための図である。
制御線LTRG0と制御線LTRG1の駆動切り替えは、選択範囲切替信号CSW0、CSW1により行う。
タイミング制御信号TRONがハイレベルHで、図12に示すように、選択範囲切替信号CSW0がローレベルL、選択範囲切替信号CSW1がハイレベルHのときは、トランジスタMP0とMN1がオンし、トランジスタMP1とMN0がオフする。
その結果、図12に示すように、制御線LTRG0側が選択される。この時、図12に示すように、トランジスタMTPとMP0を経由して、制御線LTRG0に電流が供給される。
その結果、図13に示すように、制御線LTRG1側が選択される。この時、図13に示すように、トランジスタMTPとMP1を経由して、制御線LTRG1に電流が供給される。
これにより、トランジスタMP0とMP1がオンし、トランジスタMN0とMN1がオフして、制御線LTRG0とLTRG1が両方とも選択される。
この場合、制御線LTRG0に流れる電流も制御線LTRG1に流れる電流もトランジスタMTPを経由するので、制御線TRG0、TRG1から見た電源までの抵抗値(インピーダンス値)はローリングシャッター時よりも大きくなり、その分電流が減少する。
図15に示すように、4つの制御線LTRGa〜LTRGdのドライバDRV0〜DRV3で電源側トランジスタMTPを共有した方がドライバDRV0,DRV1だけで共有する場合に比べて、全ての制御線LTRGの電位を変化させた時の電流量は小さくなる。
なお、図15においては、図11の構成に対して単純にドライバDRV2、DRV3を並列に設けた構成を有する。
すなわち、ベイヤ配列において、光電変換素子(PD)aを赤、PDbおよびPDcを緑、PDdを青のフォトダイオードとして、TRGaを赤、TRGbおよびTRGcを緑、TRGdを青の転送信号として色毎に時分割でタイミング制御する場合が考えられる。
この場合は、0行目〜3行目、4行目〜7行目でそれぞれ選択トランジスタ115とリセットトランジスタ113を共有している。
そのため、0行目〜3行目の制御を制御線LRST0およびLSEL0、LTRGa0、LTRGb0、LTRGc0、LTRGd0を用いて行う。また、4行目〜7行目の制御を制御線LRST1、LSEL1、LTRGa1、LTRGb1、LTRGc1、LTRGd1を用いて行う。たとえば0行目のPDリセットでは、リセット信号RST0と転送信号TRGa0がハイレベルHになり、1行目のPDリセットでは、リセット信号RST0と転送信号TRGb0がハイレベルHになる。
そうすることで、いずれのPDリセットでも行選択回路で流す電流量が一定になるので、行選択回路起因のノイズ量がどの画素の読み出しに対しても一定になる。
このような構成を成すことで、選択範囲切替信号CSWを複数のドライバ間で共有できる。さらに、制御線選択回路を複数の制御線LTRG間で共有できるので、制御線TRG等の選択回路のサイズを縮小することが可能となる。
図21は、本発明の第3の実施形態に係る画素駆動部としての行選択回路の構成例を示すブロック図である。
本発明の第3の実施形態に係るCMOSイメージセンサの全体構成は、第1の実施形態1と同様、図3の構成をとることができる。
選択範囲切替回路123は、選択範囲切替信号CSWにより選択範囲を指定する。
選択範囲切替回路123にはシャッターモード切替部140から入力されるシャッターモード切替信号SHRMODEに応じた選択範囲切替信号CSWa,CSWb,CSWc,CSWdを生成する。
選択範囲切替回路123は、選択範囲切替信号CSWa,CSWb,CSWc,CSWdにより制御線選択ドライバ122Dのドライバアレイ1222〜1225を選択する。
各ORゲートOG10〜OG1nの一方の入力にはシャッターモード切替信号SHRMODEが供給され、他方の入力には制御線選択回路121Dからの制御信号が供給される。
ANDゲートA20〜A2nの一方の入力はシャッターモード切替信号SHRMODEが供給され、他方の入力はゲートアレイ1221の対応するORゲートOG10〜OG1nの出力が接続されている。
そして、ドライバDRV20の出力が制御線LTRG0aに接続された出力端子T0aに接続されている。
ドライバDRV21出力が制御線LTRG1aに接続された出力端子T1aに接続されている。
ドライバDRV2n出力が制御線LTRGnaに接続された出力端子Tnaに接続されている。
ANDゲートA30〜A3nの一方の入力はシャッターモード切替信号SHRMODEが供給され、他方の入力はゲートアレイ1221の対応するORゲートOG10〜OG1nの出力が接続されている。
そして、ドライバDRV30の出力が制御線LTRG0bに接続された出力端子T0bに接続されている。
ドライバDRV31出力が制御線LTRG1bに接続された出力端子T1bに接続されている。
ドライバDRV3n出力が制御線LTRGnbに接続された出力端子Tnbに接続されている。
ANDゲートA40〜A4nの一方の入力はシャッターモード切替信号SHRMODEが供給され、他方の入力はゲートアレイ1221の対応するORゲートOG10〜OG1nの出力が接続されている。
そして、ドライバDRV40の出力が制御線LTRG0cに接続された出力端子T0cに接続されている。
ドライバDRV41出力が制御線LTRG1cに接続された出力端子T1cに接続されている。
ドライバDRV4n出力が制御線LTRGncに接続された出力端子Tncに接続されている。
ANDゲートA50〜A5nの一方の入力はシャッターモード切替信号SHRMODEが供給され、他方の入力はゲートアレイ1221の対応するORゲートOG10〜OG1nの出力が接続されている。
そして、ドライバDRV50の出力が制御線LTRG0dに接続された出力端子T0dに接続されている。
ドライバDRV51出力が制御線LTRG1dに接続された出力端子T1dに接続されている。
ドライバDRV5n出力が制御線LTRGndに接続された出力端子Tndに接続されている。
また、ゲートアレイ1221の電源端子TVDDおよびTVSS電源電位(電源線)VDDおよび基準電位(電源線)VSSとの間に抵抗RVDD_orおよびRVSS_orが接続されている。
これらの抵抗RVDDおよびRVSS、抵抗RVDD_orおよびRVSS_orは、第1の実施形態で説明したように、シャッターモード対応部200Dを構成する。
なお、抵抗RVDDおよびRVSS、抵抗RVDD_orおよびRVSS_orの抵抗値は理解を容易にするためにこれらと同じ表記とする。
この場合のシャッターモード対応部200Dも、実質的に、グローバルシャッター時の制御線から見た電源までのインピーダンス値(たとえば抵抗値あるいはリアクタンス値)を、ローリングシャッター時のインピーダンス値より大きくする機能を有する。
これにより、制御線選択回路121Dから選択された行の制御線LTRGのみが選択される。
逆に、グローバルシャッター方式で所定の画素のPDを同時にリセットする際には、シャッターモード切替信号SHRMODEはハイレベルHに設定される。
これにより、選択範囲切替回路123Dから選択範囲切替信号CSWa〜CSWdで選択されたドライバアレイの制御線が全て選択される。
また、ゲートアレイ1221と電源線VDD、VSSの間には抵抗値がRVDD_or、RVSS_orの抵抗が設けられている。
抵抗RVDDおよびRVSSは、各TRGドライバのオン抵抗RVDよりも十分小さく、またドライバアレイに配置された全ドライバが同時に駆動する際のオン抵抗RVD×Nよりも十分大きく設定されている。
RVDD_orおよびRVSS_orは、各ORゲートの抵抗値よりも十分小さく、またorゲートアレイに配置された全てのゲートが同時にスイッチングする際のオン抵抗Rorよりも十分大きく設定されている。
具体的には、10×Ror<RVDD_or<10×Ror/N、10×Ror<RVSS_or<10×Ror/N程度となるように設定する。
また、グローバルシャッター方式で同時にNから4×N個の制御線LTRGドライバおよびN個のORゲートを反転させる場合には、抵抗が無い場合に比べて10%程度まで瞬時電流を低減することができる。
たとえば、図20の例に示したタイミングで色毎にグローバルシャッター方式で駆動する場合、赤および青のPDリセットの後に、緑のPDリセットを行うため次の特徴を有する。
TRGbドライバアレイ1223とTRGcドライバアレイ1224の全てのドライバおよびゲートアレイ1221の全てのゲートをスイッチングしても、TRGaドライバアレイ1222とTRGdドライバアレイ1225の電源線の揺れは抑えることができる。
特に、色別でグローバルシャッターを行う場合でも、画質の劣化を抑えることができる。また、グローバルシャッター時の瞬時電流を低減し、電源の電位変動を抑え、画質の劣化やラッチアップによる素子の破壊を防ぐことができる。
図22は、本発明の第4の実施形態に係る画素駆動部としての行選択回路の構成例を示すブロック図である。
本発明の第4の実施形態に係るCMOSイメージセンサの全体構成は、第1の実施形態1と同様、図3の構成をとることができる。
制御線選択回路121Eは、グローバルシャッターのPDリセット時には、すべてのRST、TRGを選択する。
制御線選択ドライバ122Eの各ドライバDRVは対応する制御線(LRST、LTRG)に接続されている。
ドライブ能力調整回路124は、シャッターモード切替信号SHRMODEが入力され、グローバルシャッターのPDリセット時には、制御線選択ドライバ122Eのドライブ能力を下げて瞬時電流を低減する。
ドライブ能力調整回路124は、ドライブ能力制御信号TROFFおよびその反転信号XTROFFにより、制御線選択ドライバ122Eのドライブ能力を制御する。
タイミング制御用のNMOSトランジスタMNT10のソースが基準電位(電源線)VSSに接続され、ドレインがドライブ能力調整用のNMOSトランジスタMND10のソースに接続されている。
そして、ドライブ能力調整用のPMOSトランジスタMPD10のドレインとドライブ能力調整用のNMOSトランジスタMND10のドレインが接続され、そのドレイン同士の接続点が制御線に接続される出力端子TOに接続されている。
タイミング制御用のNMOSトランジスタMNT11のソースが基準電位(電源線)VSSに接続され、ドレインがドライブ能力調整用のNMOSトランジスタMND11のソースに接続されている。
そして、ドライブ能力調整用のPMOSトランジスタMPD11のドレインとドライブ能力調整用のNMOSトランジスタMND11のドレインが接続され、そのドレイン同士の接続点が制御線に接続される出力端子TOに接続されている。
タイミング制御用のNMOSトランジスタMNT12のソースが基準電位(電源線)VSSに接続され、ドレインがドライブ能力調整用のNMOSトランジスタMND12のソースに接続されている。
そして、ドライブ能力調整用のPMOSトランジスタMPD12のドレインとドライブ能力調整用のNMOSトランジスタMND12のドレインが接続され、そのドレイン同士の接続点が制御線に接続される出力端子TOに接続されている。
タイミング制御用のNMOSトランジスタMNT13のソースが基準電位(電源線)VSSに接続され、ドレインがドライブ能力調整用のNMOSトランジスタMND13のソースに接続されている。
そして、ドライブ能力調整用のPMOSトランジスタMPD13のドレインとドライブ能力調整用のNMOSトランジスタMND13のドレインが接続され、そのドレイン同士の接続点が制御線に接続される出力端子TOに接続されている。
また、ドライブ能力調整用トランジスタMPD11〜13のゲートにはドライブ能力調整回路124からの制御信号TROFFが、MND11〜13のゲートにはドライブ能力調整回路124からの制御信号XTROFFが入力されている。
ドライブ能力調整用トランジスタMPD10のゲートにはVSSが供給され、トランジスタMND0のゲートにはVDDが供給され、トランジスタMPD0およびMND0は常時オンしている。
よって、ローリングシャッターおよび信号読み出し時には、全てのトランジスタを通してリセット制御線LRSTおよび転送制御線LTRGがドライブされる。
よって、グローバルシャッターのPDリセット時には、リセット制御線LRSTと転送制御線LTRGは、トランジスタMPT0とMPD0、MNT0とMND0により形成されるドライババッファBUF1からのみドライブされる。
これにより、ローリングシャッター時およびデータ読み出し時に十分な速さでリセット信号RST、転送信号TGRをスイッチングすると同時に、グローバルシャッターのPDリセット時のピーク電流を低減することができる。
以上のような構成を成すことで、グローバルシャッター時の瞬時電流を低減し、電源の電位変動を抑え、画質の劣化やラッチアップによる素子の破壊を防ぐことができる。
図24は、本発明の第5の実施形態に係る行選択回路における制御線選択ドライバの構成例を示す回路図である。
本発明の第5の実施形態に係るCMOSイメージセンサの全体構成は、第1の実施形態1と同様、図3の構成をとることができる。
また、本第5の実施形態に係る行選択回路は、図22の構成をとることができる。
本第4の実施形態において、トランジスタMPT20、MNT20、MPD20、MND20、並びにドライブ能力調整回路124によりシャッターモード対応部200Fが形成される。
タイミング制御用のNMOSトランジスタMNT20のソースが基準電位(電源線)VSSに接続され、ドレインがドライブ能力調整用のNMOSトランジスタMND20のソースに接続されている。
そして、ドライブ能力調整用のPMOSトランジスタMPD20のドレインとドライブ能力調整用のNMOSトランジスタMND20のドレインが接続され、そのドレイン同士の接続点が制御線に接続される出力端子TOに接続されている。
出力側のトランジスタMPD20およびMND20のゲートには、ドライブ能力調整回路124からドライブ能力を調整するための制御信号CTRPDおよびCTRNDがそれぞれ供給される。
このとき、トランジスタMTP20のゲート−ソース間電圧VgspおよびトランジスタMTN20のゲート−ソース間電圧Vgsnは、次にようになり、トランジスタMTP20およびMTN20は低抵抗となる。
Vgsp=VSS−VDD
Vgsn=VDD−VSS
VSS<CTRPD<VDD−|Vthp| (VthpはMPD20の閾値電圧)
VDD>CTRND<VSS+|Vthn| (VthnはMND20の閾値電圧)
すなわち、初期状態ではトランジスタMPD20のゲートには制御信号CTRPD、ドレインにはVSSが印加されているので、トランジスタMPD20は飽和領域で動作するので、瞬時電流は(Vgsp−Vthn)2に比例する。
これに対して、制御信号CTRPDが(VDD−VSS)/2であれば、Vgs−Vthn=(VDD−VSS)・(1/4)となる。
よって、グローバルシャッターのPDリセット時に、瞬時電流を1/9程度に低減できる。
以上のような構成を成すことで、グローバルシャッター時の瞬時電流を低減し、電源の電位変動を抑え、画質の劣化やラッチアップによる素子の破壊を防ぐことができる。
これにより、ローリングシャッター時およびデータ読み出し時に十分な速さでリセット信号RST、転送信号TGRをスイッチングすると同時に、グローバルシャッターのPDリセット時のピーク電流を低減することができる。
その結果、画質の劣化やラッチアップによる素子の破壊を防ぐことができる。
また、第2の実施形態の構成によれば、ドライバの面積を縮小し、コストを低減することができる。
さらに、固体撮像素子300は、ADC群350、デジタル−アナログ変換装置(以下、DAC (Digital Analog converter)と略す)360、アンプ回路(S/A)370、および信号処理回路380を有する。
また、固体撮像素子300においては、画素アレイ部310の信号を順次読み出すための制御回路として次の回路が配置されている。
すなわち、固体撮像素子300においては、制御回路として内部クロックを生成するタイミング制御回路340、行アドレスや行走査を制御する行選択回路320、そして列アドレスや列走査を制御する水平転送走査回路330が配置される。
比較器351は、DAC360により生成される参照電圧を階段状に変化させたランプ波形(RAMP)である参照電圧Vslopと、行線毎に画素から垂直信号線を経由し得られるアナログ信号とを比較する。
カウンタ352は、比較器351の比較時間をカウントする。
ADC群350は、nビットデジタル信号変換機能を有し、垂直信号線(列線)毎に配置され、列並列ADCブロックが構成される。
各ラッチ353の出力は、たとえば2nビット幅の水平転送線390に接続されている。
そして、水平転送線390に対応した2n個のアンプ回路370、および信号処理回路380が配置される。
このとき、比較器351と同ように列毎に配置されたカウンタ352が動作しており、ランプ波形のある電位Vslopとカウンタ値が一対一対応を取りながら変化することで垂直信号線の電位(アナログ信号)Vslをデジタル信号に変換する。
参照電圧Vslopの変化は電圧の変化を時間の変化に変換するものであり、その時間をある周期(クロック)で数えることでデジタル値に変換するものである。
そしてアナログ電気信号Vslと参照電圧Vslopが交わったとき、比較器351の出力が反転し、カウンタ352の入力クロックを停止し、AD変換が完了する。
以上のAD変換期間終了後、水平転送走査回路330により、ラッチ353に保持されたデータが、水平転送線390、アンプ回路370を経て信号処理回路380に入力され、2次元画像が生成される。
このようにして、列並列出力処理が行われる。
さらに、カメラシステム400は、この撮像デバイス410の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ420を有する。
カメラシステム400は、撮像デバイス410を駆動する駆動回路(DRV)430と、撮像デバイス410の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)440と、を有する。
信号処理回路440で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路440で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
Claims (15)
- 光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の画素が行列状に配列された画素部と、
上記画素を駆動制御するための複数の制御線と、
上記制御線を通して、上記画素部のシャッター動作、および読み出しを行うように上記画素の動作を制御する画素駆動部と、
上記画素からの信号を読み出す読み出し回路と、
行毎に露光を行うローリングシャッター方式か全画素で同時に露光を行うグローバルシャッター方式かに応じて上記画素駆動部の動作を制御するシャッターモード切替部と、を含み、
上記画素駆動部は、
上記ローリングシャッター方式で露光を行う場合には上記複数の制御線の内の一部を選択し、上記グローバルシャッター方式で露光を行う場合には複数の全ての制御線を選択し、
グローバルシャッター時の上記制御線から見た電源までのインピーダンス値を、ローリングシャッター時のインピーダンス値より大きくするシャッターモード対応部を含む
固体撮像素子。 - 上記シャッターモード対応部は、
上記画素駆動部の電源端子と、電源電位および基準電位の少なくとも一方の電源線との間に接続されたインピーダンス素子を含む
請求項1記載の固体撮像素子。 - 上記画素駆動部は、
上記複数の制御線のうちいずれの行に配置された画素に制御信号を出力するかを選択する制御線選択回路と、
上記制御線選択回路からの信号を増幅して画素の制御信号を対応する制御線にドライブする複数のドライバを含む制御線選択ドライバと、を有し、
上記シャッター対応部のインピーダンス素子は、抵抗を含み、
上記抵抗の抵抗値RREGは、上記ドライバのオン抵抗をRDRIVEとするとRRREG=RDRIVE/X(20≦X≦M/10、Mは制御線の数)である
請求項2記載の固体撮像素子。 - 上記画素駆動部は、
上記複数の制御線のうちいずれの行に配置された画素に制御信号を出力するかを選択する制御線選択回路と、
上記制御線選択回路からの信号を増幅して画素の制御信号を対応する制御線にドライブする複数のドライバを含む制御線選択ドライバと、を有し、
上記シャッターモード対応部は、
上記制御線選択ドライバの電源端子と、電源電位および基準電位の少なくとも一方の電源線との間に接続されたインピーダンス素子を含む
請求項1記載の固体撮像素子。 - 上記シャッター対応部のインピーダンス素子は、抵抗を含み、
上記抵抗の抵抗値RREGは、上記ドライバのオン抵抗をRDRIVEとするとRRREG=RDRIVE/X(20≦X≦M/10、Mは制御線の数)である
請求項4記載の固体撮像素子。 - 上記画素駆動部は、
上記複数の制御線のうちいずれの行に配置された画素に制御信号を出力するかを選択する制御線選択回路と、
上記制御線選択回路からの信号を増幅して画素の制御信号を対応する制御線にドライブする複数のドライバを含む制御線選択ドライバと、を有し、
上記シャッターモード対応部は、選択範囲切替部を含み、
上記選択範囲切替部は、
上記ローリングシャッター方式で露光する場合には制御線選択ドライバの一部を選択し、上記グローバルシャッター方式で露光する場合には制御線選択ドライバ全体を選択する
請求項1記載の固体撮像素子。 - 上記制御線選択ドライバは、
上記選択範囲切替部で選択される範囲で異なる範囲に配置された上記ドライバ間でドライバの一部を共有する
請求項6記載の固体撮像素子。 - 上記画素駆動部は、
ローリングシャッター方式で露光を行う場合、上記選択範囲切替回路で指定される選択範囲のうち、異なる選択範囲に配置されたドライバは別々のタイミングで選択する
請求項6または7記載の固体撮像素子。 - 上記画素駆動部は、
上記複数の制御線のうちいずれの行に配置された画素に制御信号を出力するかを選択する制御線選択回路と、
上記制御線選択回路からの信号を増幅して画素の制御信号を対応する制御線にドライブする複数のドライバを含む制御線選択ドライバと、を有し、
上記シャッターモード対応部は、ドライブ能力調整部を含み、
上記ドライブ能力調整部は、
上記グローバルシャッター方式で露光する場合のドライバの駆動能力と、上記ローリングシャッター方式で露光する場合のドライバの駆動能力とを切り替える
請求項1記載の固体撮像素子。 - 上記ドライブ能力調整部は、
上記グローバルシャッター方式で露光する場合のドライバの駆動能力を、上記ローリングシャッター方式で露光する場合のドライバの駆動能力より小さくなるように調整する
請求項9記載の固体撮像素子。 - 上記ドライバは、
電源線と制御線に接続された出力端子との間に並列に接続された複数のドライババッファを有し、
上記各ドライババッファは、上記電源線と出力端子との間に接続された駆動能力調整用ドランジスタを含み、
上記ドライブ能力調整回路は、
上記各ドライババッファの駆動能力調整用ドランジスタをオン、オフ制御して、動作可能なドライババッファの数を制御する
請求項10記載の固体撮像素子。 - 上記ドライバは、
電源線と制御線に接続された出力端子との間に並列に接続されたドライババッファを有し、
上記ドライババッファは、上記電源線と出力端子との間に接続された駆動能力調整用ドランジスタを含み、
上記ドライブ能力調整回路は、
上記各ドライババッファの駆動能力調整用ドランジスタの制御端子の信号レベルを変更してドライババッファに流れる電流を制御する
請求項10記載の固体撮像素子。 - 上記画素回路は、
出力ノードと、
光信号を電気信号に変換し信号電荷を蓄積する光電変換素子と、
上記転送信号によりオン、オフされ、オン状態で上記光電変換素子の電荷を上記出力ノードの転送する転送素子と、
上記第2のリセット信号によりオン、オフされ、オン状態で上記出力ノードをリセットするリセット素子と、を含む
請求項1から12のいずれか一に記載の固体撮像素子。 - 上記読み出し回路は、
上記画素アレイ部から複数の画素単位で画素信号の読み出しを行い、
上記読み出し回路は、
画素の列配列に対応して配置され、読み出し信号電位と参照電圧とを比較判定し、当該判定信号を出力する複数の比較器と、
上記比較器の出力に動作が制御され、対応する上記比較器の比較時間をカウントする複数のカウンタと、を含む
請求項1から13のいずれか一に記載の固体撮像素子。 - 固体撮像素子と、
上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、
上記撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、
上記固体撮像素子は、
光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の画素が行列状に配列された画素部と、
上記画素を駆動制御するための複数の制御線と、
上記制御線を通して、上記画素部のシャッター動作、および読み出しを行うように上記画素の動作を制御する画素駆動部と、
上記画素からの信号を読み出す読み出し回路と、
行毎に露光を行うローリングシャッター方式か全画素で同時に露光を行うグローバルシャッター方式かに応じて上記画素駆動部の動作を制御するシャッターモード切替部と、を含み、
上記画素駆動部は、
上記ローリングシャッター方式で露光を行う場合には上記複数の制御線の内の一部を選択し、上記グローバルシャッター方式で露光を行う場合には複数の全ての制御線を選択し、
グローバルシャッター時の上記制御線から見た電源までのインピーダンス値を、ローリングシャッター時のインピーダンス値より大きくするシャッターモード対応部を含む
カメラシステム。
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