[go: up one dir, main page]

JP5082491B2 - エネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク - Google Patents

エネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク Download PDF

Info

Publication number
JP5082491B2
JP5082491B2 JP2007039252A JP2007039252A JP5082491B2 JP 5082491 B2 JP5082491 B2 JP 5082491B2 JP 2007039252 A JP2007039252 A JP 2007039252A JP 2007039252 A JP2007039252 A JP 2007039252A JP 5082491 B2 JP5082491 B2 JP 5082491B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
pigment red
glycol
printing
epoxidized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007039252A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008201886A (ja
Inventor
秀則 成瀬
真吾 成瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
JSR Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JSR Corp filed Critical JSR Corp
Priority to JP2007039252A priority Critical patent/JP5082491B2/ja
Publication of JP2008201886A publication Critical patent/JP2008201886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5082491B2 publication Critical patent/JP5082491B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Description

本発明は、インクジェット方式による印刷に適用され、可視光線、紫外線、X線、α線、β線、γ線等のエネルギー線の照射により硬化するエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インクに関する。
近年、紫外線等のエネルギー線を用いたインクジェット方式による印刷技術が活発に研究されている(例えば、特許文献1参照)。この印刷技術は、液状のインクをインクジェット方式により、紙、プラスチックなどの被印刷材表面に塗布したのち、例えば紫外線(UV)を照射して、インをラジカル重合により硬化させる技術であり、従来の熱で硬化させる印刷技術とは異なり、速乾性、無溶剤で、インクを吸収しない被印刷材への印刷が可能であるなどの利点があり、注目されている。
インクジェット方式による印刷では、ノズルヘッドからの連続吐出の安定性やノズルヘッドの詰りを防止する観点から、インク粘度が常温で30mPa・s以下であることが望ましいとされているが、硬化後の膜強度を大きくするためには、ポリマーや架橋剤などの高粘度成分を使用する必要があるため、低粘度化と膜強度はトレードオフの関係にある。そのため印刷インクの粘度を下げる反応性希釈剤として低分子量の(メタ)アクリル酸エステル類が使用されてきたが、このような印刷インクの場合、皮膚刺激性が問題となったり、硬化速度や硬化後の膜強度の面で満足できないという問題点があった。
特表2004−526820号公報
一方、紫外線(UV)等のエネルギー線照射により硬化するエポキシ化合物やオキセタン化合物を用いたカチオン硬化系も知られており、凸版印刷や平版印刷のインク、塗料などに用いられている。この硬化系では、照射時のモノマー反応率と硬化速度のバランスの点から、一般にエポキシ化合物とオキセタン化合物とが併用されており、エポキシ化合物は硬化促進させるため添加されるが、有効な硬化促進作用を有するエポキシ化合物は、通常分子量が小さいため、変異原性試験に陽性を呈したり、皮膚かぶれや感作性などのアレルギー反応を起こすおそれがあり、安全面で問題がある。インクジェット方式用UVインクを考えた場合、使用に際し一般の消費者がふれる機会が多いため、このように安全性に懸念があるものは好ましくない。
一般の印刷用インクにおいては、例えばエポキシ化大豆油などの天然物由来の分子量の大きい乾性油ないし半乾性油のエポキシ化物が用いられる場合もあるが、この化合物は、安全面に問題がないとしても、照射時の感度が低く、また硬化への寄与が小さいか殆どない不純物が相当量含まれ、このような不純物を除去するのも経済性や技術面などの面から問題があって、工業的に一定純度で入手するのが困難であり、印刷特性や印刷品質の点で必ずしも満足できない。したがって、このようなカチオン硬化系をそのままエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インクに適用することには問題がある。
本発明の課題は、特に、安全であり、かつ安定した純度で工業的に合成できる主要成分を用い、しかも高感度で、硬化速度が大きく、かつ低粘度で、硬化後に十分な膜強度および硬度を有し、高い印刷品質を安定して確保しうるエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インクを提供することにある。
本発明は、
(A)着色剤、(B)エネルギー線照射によりカチオン重合する成分、並びに(C)カチオン性光重合開始剤を含有するエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インクであって、(B)成分が(B1)炭素数が14以上の成分の含有率が85重量%以上であり、エポキシ化しうるエチレン性不飽和結合を分子中に1個もしくは2個有する不飽和脂肪酸(b−1)エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールおよびジペンタエリスリトールの群から選ばれる脂肪族多価アルコール(b−2)とのエステル誘導体のエポキシ化物を必須成分とすることを特徴とするエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク、からなる。
本発明でいう「エネルギー線」とは、可視光線、紫外線、X線、α線、β線、γ線等を含むものを意味する。
以下、本発明について詳細に説明する。
(A)着色剤
本発明における着色剤は、色調が特に限定されるものではなく、用途に応じて適宜選定され、顔料、染料あるいは天然色素の何れでもよい。
本発明における着色剤としては、発色性が高く、かつ耐熱性の高い着色剤、特に耐熱分解性の高い着色剤が好ましく、通常、有機顔料あるいは無機顔料が用いられ、特に好ましくは有機顔料、カーボンブラックが用いられる。
前記有機顔料としては、例えば、カラーインデックス(C.I.;The Society of Dyers and Colourists 社発行) においてピグメント(Pigment)に分類されている化合物、具体的には、下記のようなカラーインデックス(C.I.)番号が付されているものを挙げることができる。
C.I.ピグメントイエロー1、C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.I.ピグメントイエロー16、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー20、C.I.ピグメントイエロー24、C.I.ピグメントイエロー31、C.I.ピグメントイエロー55、C.I.ピグメントイエロー60、C.I.ピグメントイエロー61、C.I.ピグメントイエロー65、C.I.ピグメントイエロー71、C.I.ピグメントイエロー73、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー81、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメントイエロー97、C.I.ピグメントイエロー98、C.I.ピグメントイエロー100、C.I.ピグメントイエロー101、C.I.ピグメントイエロー104、C.I.ピグメントイエロー106、C.I.ピグメントイエロー108、C.I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー110、C.I.ピグメントイエロー113、C.I.ピグメントイエロー114、C.I.ピグメントイエロー116、C.I.ピグメントイエロー117、C.I.ピグメントイエロー119、C.I.ピグメントイエロー120、C.I.ピグメントイエロー126、C.I.ピグメントイエロー127、C.I.ピグメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー129、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー139、C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピグメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー152、C.I.ピグメントイエロー153、C.I.ピグメントイエロー154、C.I.ピグメントイエロー155、C.I.ピグメントイエロー156、C.I.ピグメントイエロー166、C.I.ピグメントイエロー168、C.I.ピグメントイエロー175、C.I.ピグメントイエロー180、C.I.ピグメントイエロー185;
C.I.ピグメントオレンジ1、C.I.ピグメントオレンジ5、C.I.ピグメントオレンジ13、C.I.ピグメントオレンジ14、C.I.ピグメントオレンジ16、C.I.ピグメントオレンジ17、C.I.ピグメントオレンジ24、C.I.ピグメントオレンジ34、C.I.ピグメントオレンジ36、C.I.ピグメントオレンジ38、C.I.ピグメントオレンジ40、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.ピグメントオレンジ46、C.I.ピグメントオレンジ49、C.I.ピグメントオレンジ51、C.I.ピグメントオレンジ61、C.I.ピグメントオレンジ63、C.I.ピグメントオレンジ64、C.I.ピグメントオレンジ71、C.I.ピグメントオレンジ73;
C.I.ピグメントバイオレット1、C.I.ピグメントバイオレット19、C.I.ピグメントバイオレット23、C.I.ピグメントバイオレット29、C.I.ピグメントバイオレット32、C.I.ピグメントバイオレット36、C.I.ピグメントバイオレット38;
C.I.ピグメントレッド1、C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレッド4、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド8、C.I.ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド10、C.I.ピグメントレッド11、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントレッド14、C.I.ピグメントレッド15、C.I.ピグメントレッド16、C.I.ピグメントレッド17、C.I.ピグメントレッド18、C.I.ピグメントレッド19、C.I.ピグメントレッド21、C.I.ピグメントレッド22、C.I.ピグメントレッド23、C.I.ピグメントレッド30、C.I.ピグメントレッド31、C.I.ピグメントレッド32、C.I.ピグメントレッド37、C.I.ピグメントレッド38、C.I.ピグメントレッド40、C.I.ピグメントレッド41、C.I.ピグメントレッド42、C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド48:2、C.I.ピグメントレッド48:3、C.I.ピグメントレッド48:4、C.I.ピグメントレッド49:1、C.I.ピグメントレッド49:2、C.I.ピグメントレッド50:1、C.I.ピグメントレッド52:1、C.I.ピグメントレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド57:2、C.I.ピグメントレッド58:2、C.I.ピグメントレッド58:4、C.I.ピグメントレッド60:1、C.I.ピグメントレッド63:1、C.I.ピグメントレッド63:2、C.I.ピグメントレッド64:1、C.I.ピグメントレッド81:1、C.I.ピグメントレッド83、C.I.ピグメントレッド88、C.I.ピグメントレッド90:1、C.I.ピグメントレッド97、C.I.ピグメントレッド101、
C.I.ピグメントレッド102、C.I.ピグメントレッド104、C.I.ピグメントレッド105、C.I.ピグメントレッド106、C.I.ピグメントレッド108、C.I.ピグメントレッド112、C.I.ピグメントレッド113、C.I.ピグメントレッド114、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメントレッド149、C.I.ピグメントレッド150、C.I.ピグメントレッド151、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッド168、C.I.ピグメントレッド170、C.I.ピグメントレッド171、C.I.ピグメントレッド172、C.I.ピグメントレッド174、C.I.ピグメントレッド175、C.I.ピグメントレッド176、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド178、C.I.ピグメントレッド179、C.I.ピグメントレッド180、C.I.ピグメントレッド185、C.I.ピグメントレッド187、C.I.ピグメントレッド188、C.I.ピグメントレッド190、C.I.ピグメントレッド193、C.I.ピグメントレッド194、C.I.ピグメントレッド202、C.I.ピグメントレッド206、C.I.ピグメントレッド207、C.I.ピグメントレッド208、C.I.ピグメントレッド209、C.I.ピグメントレッド215、C.I.ピグメントレッド216、C.I.ピグメントレッド220、C.I.ピグメントレッド224、C.I.ピグメントレッド226、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメントレッド243、C.I.ピグメントレッド245、C.I.ピグメントレッド254、C.I.ピグメントレッド255、C.I.ピグメントレッド264、C.I.ピグメントレッド265;
C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6、C.I.ピグメントブルー60;
C.I.ピグメントグリーン7、C.I.ピグメントグリーン36;
C.I.ピグメントブラウン23、C.I.ピグメントブラウン25;
C.I.ピグメントブラック1、C.I.ピグメントブラック7。
また、これらの有機顔料は、例えば、硫酸再結晶法、溶剤洗浄法や、これらの組み合わせ等により精製して使用することができる。
また、前記無機顔料としては、例えば、酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、亜鉛華、硫酸鉛、黄色鉛、亜鉛黄、べんがら(赤色酸化鉄(III))、カドミウム赤、群青、紺青、酸化クロム緑、コバルト緑、アンバー、チタンブラック、合成鉄黒、カーボンブラック等を挙げることができる。
本発明において、有機顔料および無機顔料は、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して使用することができ、また有機顔料と無機顔料とを併用することができるが、黒色以外の色調に印刷する際には、好ましくは1種以上の有機顔料が使用され、また黒色に印刷する際には、好ましくは2種以上の有機顔料および/またはカーボンブラックが使用される。
本発明において、前記各顔料は、所望により、その粒子表面をポリマーで改質して使用することができる。顔料の粒子表面を改質するポリマーとしては、例えば、特許文献2等に記載されたポリマーや、市販の各種の顔料分散用のポリマーまたはオリゴマー等を挙げることができる。
特開平8−259876号公報
また、本発明における着色剤は、所望により、分散剤と共に使用することができる。
前記分散剤としては、例えば、カチオン系、アニオン系、ノニオン系、両性、シリコーン系、フッ素系等の界面活性剤を挙げることができる。
前記界面活性剤の例としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレン n−オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン n−ノニルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類;ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート等のポリエチレングリコールジエステル類;ソルビタン脂肪酸エステル類;脂肪酸変性ポリエステル類;3級アミン変性ポリウレタン類;ポリエチレンイミン類等のほか、以下商品名で、KP(信越化学工業(株)製)、ポリフロー(共栄社化学(株)製)、エフトップ(トーケムプロダクツ社製)、メガファック(大日本インキ化学工業(株)製)、フロラード(住友スリーエム(株)製)、アサヒガード、サーフロン(以上、旭硝子(株)製)、Disperbyk(ビックケミー・ジャパン(株)製)、ソルスパース(セネカ(株)製)等を挙げることができる。
これらの界面活性剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
界面活性剤の使用量は、着色剤100重量部に対して、通常、50重量部以下、好ましくは0〜30重量部である。
本発明において、インク全体における着色剤の使用量は、通常、0.5〜10重量%、好ましくは0.5〜8重量%、さらに好ましくは1〜5重量%である。この場合、着色剤の使用量が少なすぎると、十分な色濃度が得られ難くなるおそれがあり、一方多くすぎると、ノズルヘッドからの吐出安定性が低下する傾向がある。
本発明のエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インクは、適宜の方法により調製することができ、例えば、(A)成分、(B)成分、(C)成分等を常法により混合して調製することができるが、着色剤として顔料を用いる場合、該顔料を分散剤の存在下で、例えばビーズミル、ロールミル等を用いて、粉砕しつつ混合・分散して顔料分散液とし、これに(B)成分、(C)成分等を添加して、混合することにより調製することもできる。
(B)カチオン重合性成分
本発明における(B)成分は、(B1)炭素数が14以上、好ましくは炭素数が16〜22の成分の含有率が85重量%以上、好ましくは90重量%以上、特に好ましくは95重量%以上であり、エポキシ化しうるエチレン性不飽和結合を分子中に1個もしくは2個有する不飽和脂肪酸(b−1)(以下、「特定不飽和脂肪酸」という。)とエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールおよびジペンタエリスリトールの群から選ばれる脂肪族多価アルコール(b−2)とのエステル誘導体のエポキシ化物(以下、「(B1)エポキシ化物」という。)を必須成分とする、エネルギー線照射によりカチオン重合する成分(以下、「カチオン重合性成分」という。)である。
特定不飽和脂肪酸は、エポキシ化しうるエチレン性不飽和結合(以下、「反応性エチレン性不飽和結合」という。)を分子中に1個もしくは2個有し、カルボキシル基を1個以上、好ましくは1個もしくは2個、さらに好ましくは1個有する化合物であり、その例としては、より具体的には、ウンデシレン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレイン酸、アラキドン酸、セトレイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸等を挙げることができる。
これらの特定不飽和脂肪酸のうち、特に、オレイン酸、リノール酸等が好ましい。
本発明において、(B1)エポキシ化物を合成する際に用いる特定不飽和脂肪酸は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができ、また反応性エチレン性不飽和結合を有する炭素数が13以下の不飽和脂肪酸も1種以上混在してもよいが、炭素数が14以上の成分の含有率が85重量%以上、好ましくは90重量%以上、特に好ましくは95重量%以上であることが好ましい。この場合、該含有率が85重量%未満であると、エネルギー線照射時の硬化特性が不十分となるおそれがある。これに対して、天然物由来の乾性油ないし半乾性油の代表的なものである大豆油のエポキシ化物の場合、炭素数が14以上の不飽和脂肪酸の含有率が通常85重量%未満であり、エネルギー線照射時の硬化特性や硬化被膜の硬度などの面で問題がある。
特定不飽和脂肪酸の市販品としては、例えば、ルナックO−Pなどがあるが、炭素数が14以上の化合物の含有率が高いという観点から、特に、日本油脂(株)製のEXTRA OS-85 、EXTRA OLEIN 90、EXTRA LINOLEIC 90 等が好ましい。
また、前記脂肪族多価アルコールとしては、特に、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等が好ましい。
(B1)エポキシ化物を合成する際の中間体であるエステル誘導体は、特定不飽和脂肪酸が2個以上のカルボキシル基を有する場合、特定不飽和脂肪酸に由来する遊離カルボキシル基が残存してもよく、また脂肪族多価アルコールに由来する遊離水酸基が残存してもよい。
本発明に使用されるエステル誘導体としては、得られる(B1)エポキシ化物の硬化特性や硬化後の膜強度等の観点から、2個以上、好ましくは2〜6個のエステル構造を有する化合物が好ましく、その具体例としては、ペンタエリスリトールトリ(オレート)、ペンタエリスリトールテトラ(オレート)、ペンタエリスリトールトリ(リノレート)、ペンタエリスリトールテトラ(リノレート)、ジペンタエリスリトールトリ(オレート)、ジペンタエリスリトールテトラ(オレート)、ジペンタエリスリトールペンタ(オレート)、ジペンタエリスリトールヘキサ(オレート)、ジペンタエリスリトールトリ(リノレート)、ジペンタエリスリトールテトラ(リノレート)、ジペンタエリスリトールペンタ(リノレート)、ジペンタエリスリトールヘキサ(リノレート)等を挙げることができる。 これらのエステル誘導体のうち、特に、ペンタエリスリトールテトラ(オレート)、ペンタエリスリトールテトラ(リノレート)等が好ましい。
(B1)エポキシ化物は、前記エステル誘導体をエポキシ化することにより合成することができる。
エステル誘導体のエポキシ化反応に際しては、エステル誘導体中の反応性エチレン性不飽和結合の一部あるいは全部がエポキシ化される。反応性エチレン性不飽和結合の一部のみがエポキシ化された反応生成物では、使用されたエステル誘導体の各分子が均等にエポキシ化される場合のほか、エポキシ化の程度が異なる化合物の混合物となる場合もあり、このいずれの反応生成物も本発明に使用することができる。なお、本発明においては、エステル誘導体に使用される脂肪族多価アルコールも反応性エチレン性不飽和結合を有することができ、この場合は該反応性エチレン性不飽和結合の少なくとも一部もエポキシ化されうるが、その得られた(B1)エポキシ化物も、本発明において使用することもできる。
エステル誘導体のエポキシ化反応は、例えば、エステル誘導体に、過酸化水素、過酢酸、過安息香酸、過塩素酸等の過酸化物を、不活性溶媒の不存在下もしくは存在下、通常常温〜70℃程度の温度で、常法により反応させることにより実施することができる。
(B1)エポキシ化物は、ヨウ素価が、通常、20以下、好ましくは15以下であり、エポキシ当量が、通常、50〜500、好ましくは100〜400である。この場合、ヨウ素価が高すぎたり、エポキシ当量が高すぎたりするのは、得られるエポキシ化合物中のエポキシ基の数が少ない場合などが該当し、エネルギー線照射時の硬化特性や印刷品質が不十分となるおそれがある。また、エポキシ当量が低すぎるのは、反応性エチレン性不飽和結合の数がかなり多い特殊な不飽和脂肪酸を用いた場合などが該当し、不飽和脂肪酸の入手容易性や経済性などの面で工業的に不利となるおそれがある。
本発明における(B1)エポキシ化物としては、より具体的には、例えば、
ペンタエリスリトールトリス(エポキシオレート)モノオレート、ペンタエリスリトールテトラキス(エポキシオレート)等のペンタエリスリトールテトラ(オレート)のエポキシ化物;
ペンタエリスリトールトリス(モノエポキシリノレート)モノリノレート、ペンタエリスリトールテトラキス(モノエポキシリノレート)、ペンタエリスリトールトリス(ジエポキシリノレート)モノリノレート、ペンタエリスリトールテトラキス(ジエポキシリノレート)等のペンタエリスリトールテトラ(リノレート)のエポキシ化物
等が、分子量が大きいため安全性が高く、かつエポキシ基数が適度に多いため高感度であるなどの観点から特に好ましい。
本発明において、(B1)エポキシ化物は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。なお、エステル誘導体のエポキシ化反応により、エポキシ化度の異なる2種以上の化合物が生成された場合、これらの化合物は、それぞれ単離して1種のみを使用しても、エポキシ化度の異なる化合物のうち一部もしくは全部の化合物の混合物を使用してもよい。
本発明における(B1)エポキシ化物は、安定した純度で工業的に合成することができ、かつエネルギー線照射時に、良好な感度および硬化速度を示すとともに、分子量が十分大きく、排気機能が低い環境下でも慢性的に吸入するおそれが低く、また皮膚に触れても皮膚かぶれやアレルギー反応を起こすおそれがなく、安全性に問題がない成分であって、硬化特性および印刷品質に優れた安全なエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インクをもたらすことができる。
本発明においては、(B1)エポキシ化物と共に、他のカチオン重合性成分を使用することもできる。
前記他のカチオン重合性成分としては、例えば、他のエポキシ化合物、オキセタン化合物、オキソラン化合物、環状アセタール化合物、環状ラクトン化合物、チイラン化合物、チエタン化合物、エポキシ化合物とラクトン化合物との反応生成物であるスピロオルトエステル化合物、ビニルエーテル化合物、他のエチレン性不飽和化合物等を挙げることができる。
前記他のエポキシ化合物としては、例えば、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェノールFジグリシジルエーテル、ビスフェノールSジグリシジルエーテル、臭素化ビスフェノールAジグリシジルエーテル、臭素化ビスフェノールFジグリシジルエーテル、臭素化ビスフェノールSジグリシジルエーテル、エポキシノボラック樹脂、水添ビスフェノールAジグリシジルエーテル、水添ビスフェノールFジグリシジルエーテル、水添ビスフェノールSジグリシジルエーテル、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3' ,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ−3,4−エポキシ)シクロヘキサン−メタ−ジオキサン、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル)アジペート、3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシル−3’,4’−エポキシ−6’−メチルシクロヘキサンカルボキシレート、ε−カプロラクトン変性3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、トリメチルカプロラクトン変性3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3' ,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、β−メチル−δ−バレロラクトン変性3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、メチレンビス(3,4−エポキシシクロヘキサン)、エチレングリコールのジ(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)エーテル、エチレンビス(3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート)、エポキシシクロへキサヒドロフタル酸ジ−n−オクチル、エポキシシクロヘキサヒドロフタル酸ジ−2−エチルヘキシル、1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル類;エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の脂肪族多価アルコールに1種又は2種以上のアルキレンオキサイドを付加することにより得られるポリエーテルポリオールのポリグリシジルエーテル類;脂肪族長鎖二塩基酸のジグリシジルエステル類;脂肪族高級アルコールのモノグリシジルエーテル類;フェノール、クレゾール、4−n−ブチルフェノールまたはアルキレンオキサイドを付加して得られるポリエーテルアルコールのモノグリシジルエーテル類;高級脂肪酸のグリシジルエステル類;エポキシオレイン酸ブチル;エポキシオレイン酸オクチル;エポキシ化大豆油;エポキシ化アマニ油;エポキシ化ポリブタジエンや、上記各化合物の誘導体のほか、商品名で、セロサイド2021P、セロキサイド3000(以上、ダイセル化学工業(株)製)等を挙げることができる。
また、前記オキセタン化合物としては、例えば、トリメチレンオキシド、3,3−ジメチルオキセタン、3,3−ジクロロメチルオキセタン、3−エチル−3−フェノキシメチルオキセタン、3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、1,4−ビス〔{(3−エチルオキセタン−3−イル)メトキシ}メチル〕ベンゼン、ビス〔1−エチル(3−オキセタニル)〕メチルエーテル、3−エチル−3−(2−エチルへキシロキシメチル)オキセタン、3−エチル−3−(シクロヘキシロキシ)メチルオキセタン、1,3−ビス〔(3−エチルオキセタン−3−イル)メトキシ〕ベンゼンや、上記各化合物の誘導体のほか、商品名で、OXT−121(下記式参照)、OXT−213(下記式参照)、OXT−221(下記式参照)(以上、東亞合成(株)製)等を挙げることができる。
Figure 0005082491
さらに、前記以外の他のカチオン重合性成分としては、例えば、テトラヒドロフラン、2,3−ジメチルテトラヒドロフラン等のオキソラン類;トリオキサン、1,3−ジオキソラン、1,3,6−トリオキサンシクロオクタン等の環状アセタール類;β−プロピオラクトン、ε−カプロラクトン等の環状ラクトン類;エチレンスルフィド、1,2−プロピレンスルフィド、チオエピクロロヒドリン等のチイラン類;3,3−ジメチルチエタン等のチエタン類;エチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルシクロヘキサン、イソブチレン、ポリブタジエン等の他のエチレン性不飽和化合物や、上記各化合物の誘導体のほか、
商品名で、TDVE(丸善石油化学工業(株)製)、TMPVE(日本カーバイト工業(株)製)、UVR−6100、UVR−6105、UVR−6110、UVR−6128、UVR−6200、UVR−6216(以上、ユニオンカーバイド社製)、セロキサイド2021、セロキサイド2081、セロキサイド2083、セロキサイド2085、エポリードGT−300、エポリードGT−301、エポリードGT−302、エポリードGT−400、エポリードGT−401、エポリードGT−403(以上、ダイセル化学工業(株)製)、KRM−2100、KRM−2110、KRM−2199、KRM−2200、KRM−2400、KRM−2408、KRM−2410、KRM−2490、KRM−2720、KRM−2750(以上、旭電化工業(株)製)、Rapi−cure DVE−3、CHVE、PEPC(以上、ISP社製)、エピコート812、エピコート828、エピコート872、エピコート1031、エピコートCT508(以上、ジャパンエポキシレジン(株)製)、VECOMER 2010、VECOMER 2020、VECOMER 4010、VECOMER 4020(以上、アライドシグナル社製)等を挙げることができる。
これらの他のカチオン重合性成分のうち、オキセタン化合物が好ましく、さらに好ましくはOXT−121、OXT−213、OXT−221等である。
前記他のカチオン重合性成分は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
本発明において、カチオン重合性成分中の(B1)エポキシ化物の含有率は、通常、5〜100重量%、好ましくは5〜50重量%、さらに好ましくは5〜35重量%である。この場合、(B1)エポキシ化物の含有率が所定範囲より少ないと、硬化速度、モノマー転化率、硬化膜硬度等が低下する傾向がある。
本発明においては、カチオン重合性成分として、(B1)エポキシ化物とオキセタン化合物とを併用することが好ましく、それにより、エネルギー線照射時のモノマー転化率と硬化速度の良好なバランスを確保することができる。
(B1)エポキシ化物とオキセタン化合物とを併用する場合の各化合物の重量比率((B1)エポキシ化物/オキセタン化合物)は、通常、0.05〜1、好ましくは0.05〜0.43、さらに好ましくは0.07〜0.25である。この場合、該重量比率が低すぎると、硬化速度が低下する傾向があり、一方高すぎると、エネルギー線照射時のモノマー転化率が低下する傾向がある。
本発明において、インク全体におけるカチオン重合性成分の使用量は、通常、80〜99.8重量%、好ましくは85〜99重量%、さらに好ましくは90〜96重量%である。この場合、カチオン重合性成分の使用量が少なすぎると、硬化膜の強度や耐熱性等が低下する傾向があり、一方多すぎると、十分な発色が得られなくなるおそれがある。
(C)カチオン性光重合開始剤
本発明における(C)成分は、可視光線、紫外線、X線、α線、β線、γ線等のエネルギー線の照射により(B)カチオン重合性成分のカチオン重合を開始させる活性種を生じるカチオン性光重合開始剤である。 本発明における好ましいカチオン性光重合開始剤としては、例えば、下記一般式(1)で表されるオニウム塩を挙げることができる。このオニウム塩は、エネルギー線照射によりルイス酸を放出する化合物である。
Figure 0005082491
(式中、Wはオニウムカチオンを構成する元素であり、R1 、R2 、R3 およびR4 は相互に独立に1価の有機基であるか、あるいはR1 、R2 、R3 およびR4 のうちの何れか2つ以上が結合してWと共に環構造を形成して、残りが相互に独立に1価の有機基であり、a、b、cおよびdは各々0〜3の整数であって、(a+b+c+d)はWの価数に等しく、A(-p)はp価のオニウムアニオンであり、pはオニウムカチオンおよびオニウムアニオンの電荷に相当する数である。)
一般式(1)において、Wの元素としては、例えば、O、S、Se、Te、P、As、Sb、Bi、I、Br、Cl、−N=N等を挙げることができる。
一般式(1)において、好ましいA(-p)としては、例えば、式[ MXn+p ] -p(但し、Mはハロゲン化物錯体[ MXn+p ] の中心原子をなす金属またはメタロイドであり、Xはハロゲン原子であり、nはMの原子価であり、pはオニウムアニオンの電荷に相当する数である。)で表されるオニウムアニオンを挙げることができる。
オニウムアニオン[ MXn+p ] -pにおいて、Mの金属またはメタロイドとしては、例えば、B、P、As、Sb、Fe、Sn、Bi、Al、Ca、In、Ti、Zn、Sc、V、Cr、Mn、Co等を挙げることができる。
また、Xのハロゲン原子としては、例えば、F、Cl、Br等を挙げることができる。
好ましいオニウムアニオン[ MXn+p ] -pの具体例としては、BF4 - 、PF6 -
SbF6 - 、AsF6 - 、SbCl6 - 等を挙げることができる。
また、一般式(1)で表されるオニウム塩として、オニウムアニオンA(-p)が
式[ MXn ( OH)]- (但し、Mはハロゲン化物錯体[ MXn ( OH)]の中心原子をなす金属またはメタロイドであり、Xはハロゲン原子であり、nはMの原子価である。)で表されるイオンや、トリフルオロメタンスルホン酸イオン(CF3 SO3 - ) 、フルオロスルホン酸イオン(FSO3 - ) 、過塩素酸イオン(ClO4 - ) 、p−トルエンスルホン酸イオン、トリニトロベンゼンスルホン酸イオン、トリニトロトルエンスルホン酸イオン等である化合物等を使用することもできる。
これらのオニウム塩のうち、好ましい化合物は芳香族オニウム塩であり、その例としては、特許文献3、特許文献4等に記載の芳香族ハロニウム塩;特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8等に記載の周期律表VIA族芳香族オニウム塩;特許文献9等に記載の周期律表VA族芳香族オニウム塩;特許文献10、特許文献11、特許文献12等に記載のオキソスルホキソニウム塩;特許文献13等に記載の芳香族ジアゾニウム塩;特許文献14等に記載のチオビリリウム塩を挙げることができる。
また、前記以外にも、鉄/アレン錯体、アルミニウム錯体/光分解ケイ素化合物系開始剤等もカチオン性光重合開始剤として使用することもできる。
特開昭50−151996号公報 特開昭50−158680号公報 特開昭50−151997号公報 特開昭52−30899号公報 特開昭56−55420号公報 特開昭55−125105号公報 特開昭50−158698号公報 特開昭56−8428号公報 特開昭56−149402号公報 特開昭57−192429号公報 特開昭49−17040号公報 米国特許第4139655号明細書
本発明における好ましいカチオン性光重合開始剤の市販品としては、例えば、アデカオプトマーSP−150、アデカオプトマーSP−151、アデカオプトマーSP−152、アデカオプトマーSP−170、アデカオプトマーSP−172(以上、旭電化工業(株)製)、UVI−6950、UVI−6970、UVI−6974、UVI−6990(以上、ユニオンカーバイド社製)、Irgacure 261(チバスペシャルティケミカルズ(株)製)、CI−2064、CI−2481、CI−2624、CI−2639(以上、日本曹達(株)製)、CD−1010、CD−1011、CD−1012(以上、サートマー社製)、DTS−102、DTS−103、NAT−103、NDS−103、TPS−103、MDS−103、MPI−103、BBI−103(以上、みどり化学(株)製)、PCI−020T、PCI−022T、PCI−061T、PCI−062T(以上、日本化薬(株)製)、CPI−110A(サンアプロ(株))等を挙げることができる。
これらの市販品のうち、特に、アデカオプトマーSP−152、アデカオプトマーSP−170、アデカオプトマーSP−172、UVI−6970、UVI−6974、CD−1012、MPI−103、CPI−110A等が、得られるインキの感度が高い点で好ましい。
本発明において、カチオン性光重合開始剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
本発明において、インク全体におけるカチオン性光重合開始剤の使用量は、通常、0.1〜10重量%、好ましくは1〜8重量%、さらに好ましくは2〜5重量%である。この場合、カチオン性光重合開始剤の使用量が少なすぎると、得られるインクの硬化特性が低下して、硬化後の膜強度が低下するおそれがあり、一方多すぎると、得られるインクのエネルギー線透過性が低下して、硬化後の膜強度が不十分となるおそれがある。
添加剤
本発明のエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インクは、必要に応じて、種々の添加剤を含有することもできる。
前記添加剤としては、例えば、インクとしての保存安定性を高めるため各種重合禁止剤や、印刷後の硬化膜に耐候性を付与するための老化防止剤、紫外線吸収剤等を挙げることができる。
さらに、前記以外の添加剤として、例えば、
銅フタロシアニン誘導体等の青色顔料誘導体や黄色顔料誘導体等の分散助剤;
ガラス、アルミナ等の充填剤;
ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコールモノアルキルエーテル類、ポリ(フロロアルキルアクリレート)類等の高分子化合物;
ノニオン系、カチオン系、アニオン系等の界面活性剤;
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルメチルジメトキシシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等の密着促進剤;
2,2’−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,6−ジ−t−ブチルフェノール等の酸化防止剤;
2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、アルコキシベンゾフェノン類等の紫外線吸収剤;
ポリアクリル酸ナトリウム等の凝集防止剤;
1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2−フェニルアゾ−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル等の熱ラジカル発生剤
等を挙げることができる。
本発明のエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インクの粘度は、常温で、30mPa・s以下、好ましくは5〜24mPa・sであることが望ましい。インクがこのような粘度を有することにより、インクジェット方式による印刷時にノズルヘッドから安定して連続吐出させることができ、また高精細な印刷物を安定して得ることができる。
印刷方法
ここで、本発明のエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク(以下、単に「印刷インク」ともいう。)を用いる印刷方法について説明する。
この印刷方法は、基本的に、 [I] 印刷インクをインクジェット方式により、被印刷材表面に印刷する工程、 [II] エネルギー線を照射(以下、「露光」という。)して、印刷インクを硬化させる工程を経るものである。なお、本発明の印刷インクは、スピンナーを用いる印刷方式など、インクジェット方式以外の各種の印刷にも広く適用できるものである。
以下、前記各工程について説明する。
− [I] 工程−
本発明の印刷インクは、例えば、通常の非コート紙やコート紙のほか、プラスチック、ゴム、木質材、金属、ガラス、陶磁器等、インク吸収性の有無に関わりなく、各種の被印刷材に適用可能である。
前記プラスチックとしては、例えば、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等)、ポリカーボネート、ポリアセタール、OPS、OPP、ONy、TAC、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、耐衝撃性スチレン系樹脂(例えば、ABS樹脂等)、ポリビニルアルコール等を挙げることができ、これらのプラスチックは、熱収縮性があってもなくても使用することができる。
また、前記ゴムとしては、例えば、オレフィン系ゴム(例えば、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエンゴム、ブチルゴム等)、含ハロゲンゴム(例えば、塩素化ポリオレフィン系ゴム、ふっ素ゴム等)、スチレン系ブロック共重合体(例えば、スチレン−ブタジエン系、スチレン−ブタジエン−スチレン系、スチレン−イソプレン系、スチレン−イソプレン−スチレン系等)、ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー等を挙げることができ、これらのゴムは加硫ないし架橋されていてもされていなくても使用することができる。
被印刷材表面に印刷する際には、安定した連続吐出が可能となるように、印刷インクおよびノズルヘッドを、例えば、通常、10〜100℃、好ましくは15〜60℃の一定温度に保持することが好ましい。
また、印刷インクのノズルヘッドからの吐出量は、例えば、通常、2〜15ピコリットル/秒、好ましくは4〜12ピコリットル/秒である。
被印刷材表面への印刷に際して、印刷インクの吐出量は、被印刷材の使用目的などによっても変わるが、硬化後の合計膜厚が、例えば、通常、1〜25μm、好ましくは3〜15μmとなる量とすることが望ましい。
− [II] 工程−
露光は、印刷インクの着弾後、通常、0.001〜2.0秒、好ましくは0.001〜1.0秒の間に行うことが望ましい。高精細な印刷を行うためには、露光タイミングが早い方が適切である。
印刷に際しては、単層でも多層重ねに印刷してもよく、また単色でも多色に印刷してもよい。なお、多層重ねに印刷する場合は、各層の印刷後にその都度露光することが望ましい。
露光に使用されるエネルギー線としては、通常、200〜500nm、好ましくは240〜420nmの波長を含む紫外線が好ましい。また、インクジェット方式に使用される光源の総消費電力は、従来1kW・hrを超えるものが一般的であったが、本発明の印刷インクは、高感度であり、総消費電力が1kW・hr以下の光源、例えば、蛍光管、冷陰極管、発光ダイオード(LED)等も使用することができる。
エネルギー線の露光量は、通常、1,000〜15,000J/m2 、好ましくは3,000〜10,000J/m2 である。
露光方法としては、例えば、特許文献15や特許文献16に記載されている方法、より具体的にはシャトル方式や光ファイバー方式等を採用することができる。
特開昭60−132767号公報 米国特許第6145979号明細書
本発明のエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インクは、特に、安全であり、かつ主要成分が工業的に安定した純度で合成でき、しかも高感度で、硬化速度が大きく、かつ低粘度で、硬化後に十分な膜強度および膜硬度を有し、高い印刷品質を安定して確保することができる。
以下、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。但し、本発明は、下記の実施例に限定されるものではない。
合成例1
ペンタエリスリトール21.1g、リノール酸183.9g、70重量%硫酸0.7gを500ミリリットル3つ口フラスコに入れたのち、200℃に加熱し、反応中に発生する水を系外に出しながら5時間反応させた。反応終了後、反応生成物の酸価を測定して、残存するカルボキシル基を算出し、そのカルボキシル基のモル数の1.5倍当量のNaOHを10重量%水溶液として添加し、15分間攪拌して中和を行って、エステル誘導体を得た。その後、反応生成物を90℃の温水200gと混合したのち90分間静置して、ろ過し、分離されたエステル誘導体にさらに90℃の温水200gを添加して15分間攪拌したのち、90分間静置した。その後、減圧下で窒素を吹き込みながら1時間攪拌したのち、ろ過して、ペンタエリスリトールテトラ(リノレート)150gを得た。また、この操作を繰り返して、合計300gのペンタエリスリトールテトラ(リノレート)を得た。
次いで、得られたペンタエリスリトールテトラ(リノレート)200gに、トルエン40g、氷酢酸33g、70重量%硫酸4.28gを少しずつ添加したのち、反応系を50℃に保ち、50重量%の過酸化水素4.28gを2時間かけて添加し、60℃で12〜14時間反応させることにより、(B1)エポキシ化物250gを得た。
この(B1)エポキシ化物は、ヨウ素価8.5、オキシラン酸素9.1重量%、エポキシ当量184であった。
この(B1)エポキシ化物を「エポキシ化物(B-1) 」とする。
合成例2
ペンタエリスリトール21.1g、オレイン酸245.1g、70重量%硫酸0.7gを500ミリリットル3つ口フラスコに入れたのち、200℃に加熱し、反応中に発生する水を系外に出しながら5時間反応させた。反応終了後、反応生成物の酸価を測定して、残存するカルボキシル基を算出し、そのカルボキシル基のモル数の1.5倍当量のNaOHを10重量%水溶液として添加し、15分間攪拌して中和を行って、エステル誘導体を得た。その後、反応生成物を90℃の温水200gと混合したのち90分間静置して、ろ過し、さらに分離されたエステル誘導体に90℃の温水200gを添加して15分間攪拌したのち、90分間静置した。その後、減圧下で窒素を吹き込みながら1時間攪拌したのち、ろ過して、ペンタエリスリトールテトラ(オレート)150gを得た。また、この操作を繰り返して、合計300gのペンタエリスリトールテトラ(オレート)を得た。
次いで、得られたペンタエリスリトールテトラ(オレート)200gに、トルエン40g、氷酢酸33g、70重量%硫酸4.28gを少しずつ添加したのち、反応系を50℃に保ち、50重量%の過酸化水素4.28gを2時間かけて添加し、60℃で12〜14時間反応させることにより、(B1)エポキシ化物230gを得た。
この(B1)エポキシ化物は、ヨウ素価4.2、オキシラン酸素4.8重量%、エポキシ当量395であった。
この(B1)エポキシ化物を「エポキシ化合物(B-2) 」とする。
実施例1〜6および比較例1〜3
表1(但し、部は重量部である。以下同様。)に記載の(A)着色剤、(B)カチオン重合性成分および(C)カチオン性光重合開始剤を混合して、各印刷インクを調製した。
次いで、得られた各印刷インクについて、下記の要領で評価を行った。
印刷インキの粘度(25℃)を、東京計器(株)製 ELD型粘度計(25℃)を用いて測定した。
また、印刷インクを、スピンナーによりポリカーボネート基材表面に塗布したのち、形成された塗膜にメタルハライドランプにより、1回の露光量を1,000J/m2 として、指触にてタックが無くなるまで露光を繰り返し、タックが無くなくなるまでに要した合計露光量(必要露光量)を測定した。
また、印刷インクを、スピンナーによりポリカーボネート基材表面に塗布したのち、形成された塗膜にメタルハライドランプにより、10,000J/m2 の露光量で露光して、基材上に膜厚4.0μmの硬化膜を形成した。その後、硬化膜について、JIS K−5400−1990の8.4.1鉛筆引っかき試験を行って、鉛筆硬度を測定した。
また、印刷インク1部、イソプロピルアルコール19部および水80部の混合物を脱脂綿にしみこませ、二の腕の腋側に24時間貼り付けたとき、貼り付け箇所が24時間後に赤くなっていれば×、何も変化がなければ○として、安全性を評価した。
以上の評価結果を表1に示す。
表1において、オキセタン化合物は前記のとおりであり、エポキシ化物(B-1) 、エポキシ化物(B-2) およびオキセタン化合物以外の各成分は、下記のとおりである。
(A)着色剤
B-15:4 C.I. ピグメントブルー15:4
R-202 C.I. ピグメントレッド202
V-19 C.I. ピグメントバイオレッド19
Y-180 C.I. ピグメントイエロー180
W-6 C.I. ピグメントホワイト6
B-7 C.I. ピグメントブラック7
(B)カチオン重合性成分
エポキシ化大豆油 炭素数14以上の不飽和脂肪酸成分の含有率83重量%(商品名 アデカイザーO-130P、旭電化工業(株)製)
(C)カチオン性光重合開始剤
SP-152 4−メチルフェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート (商品名アデカオプトマーSP−152、旭電化工業(株)製)
Figure 0005082491

Claims (2)

  1. (A)着色剤、(B)エネルギー線照射によりカチオン重合する成分、並びに(C)カチオン性光重合開始剤を含有するエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インクであって、(B)成分が(B1)炭素数が14以上の成分の含有率が85重量%以上であり、エポキシ化しうるエチレン性不飽和結合を分子中に1個もしくは2個有する不飽和脂肪酸(b−1)エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールおよびジペンタエリスリトールの群から選ばれる脂肪族多価アルコール(b−2)とのエステル誘導体のエポキシ化物を必須成分とすることを特徴とするエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク。
  2. (B)成分がさらに(B2)オキセタン化合物を含有することを特徴とする、請求項1に記載のエネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク。
JP2007039252A 2007-02-20 2007-02-20 エネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク Expired - Fee Related JP5082491B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039252A JP5082491B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 エネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039252A JP5082491B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 エネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008201886A JP2008201886A (ja) 2008-09-04
JP5082491B2 true JP5082491B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=39779717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007039252A Expired - Fee Related JP5082491B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 エネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5082491B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011030143A2 (en) * 2009-09-08 2011-03-17 Verdex Limited Curable formulation
JP2011157514A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Brother Industries Ltd カチオン重合型インク

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1036362A (ja) * 1996-07-19 1998-02-10 Daicel Chem Ind Ltd エポキシ化合物およびその用途
JPH10245430A (ja) * 1997-02-28 1998-09-14 Daicel Chem Ind Ltd 光硬化性樹脂組成物
JP2005008691A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク及び印刷物
JP2006008791A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 活性光線硬化型組成物、活性光線硬化型インク、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008201886A (ja) 2008-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101721254B1 (ko) 이중 광개시제, 광경화성 조성물, 그것의 용도 및 3차원 물품의 제조방법
JP5326315B2 (ja) 接着剤用放射線硬化性組成物、偏光板、及び、偏光板の製造方法
JP5156620B2 (ja) 紫外線硬化性樹脂組成物
CA2325716C (en) Liquid, radiation-curable composition, especially for stereolithography
JP4235698B2 (ja) 感光性組成物およびその硬化物
TWI643917B (zh) 單體組成物及含有該單體組成物之硬化性組成物
JP7572267B2 (ja) 硬化性組成物ならびにその硬化体
JP2003212965A (ja) 活性エネルギー線硬化型組成物
JP3838053B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型組成物及びインク
JP6510909B2 (ja) モノマー組成物、及びそれを含む硬化性組成物
WO2000049080A1 (en) Photo curable liquid resin composition and photofabricated cured product
JP2017115072A (ja) 立体造形用硬化性組成物
KR20190130660A (ko) 모노머 혼합물 및 그것을 포함하는 경화성 조성물
JP5082491B2 (ja) エネルギー線硬化型インクジェット印刷用インク
JP6538447B2 (ja) モノマー組成物、及びそれを含む硬化性組成物
EP1243629A1 (en) Active energy beam curable composition and ink
JP2008038114A (ja) 感光性組成物
JP3975805B2 (ja) インクジェット記録媒体及びインクジェット記録方法
JP2003292880A (ja) オーバーコート層用組成物及び印刷物
JP4686692B2 (ja) インクジェット記録方式に用いられる活性エネルギー線硬化型白インク組成物
CN100358932C (zh) 感光性组合物及其固化物
WO2010113588A1 (ja) インクジェットインク及び画像形成方法
JP2010241955A (ja) 活性エネルギー線硬化型コーティングニス組成物およびその印刷物
JP2006225508A (ja) 光カチオン硬化性組成物およびその硬化物
JP7277690B1 (ja) 光硬化性コート剤およびそれを用いてなるコート層を備える積層体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5082491

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees