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JP4836953B2 - 頸部内側にネジを有する容器密閉アセンブリ - Google Patents

頸部内側にネジを有する容器密閉アセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、容器頸部の内側にネジを有する容器密閉アセンブリに関する。本発明は、また上記密閉アセンブリを有する容器に関する。
現在商業的に大量生産されている容器は、容器頸部の外表面にあって、密閉部材のスカートの内側表面の相補的なネジと契合するネジを用いている。ネジは通常、典型的には5°未満の緩やかな角度のネジ勾配をもって容器頸部上に存在する単一の実質的に連続したネジ部からなる。緩やかな角度の勾配は、密閉部材がひとりでに外れてこないことを確実にするために必要である。緩やかな角度の勾配はまた、密閉部材が容器頸部に締め付けられたときに、密閉部材と容器頸部との間の圧迫により気密性を得るために必要な手段である。螺旋状ネジの緩やかな勾配は、一般に、密閉部材を360°を超えて回さないと密閉部材を容器頸部から完全に外すことができないことをも意味する。
このような緩やかな勾配の螺旋状ネジは、密閉部材を頸部から外し再び締めるための回転に労力を要し、長い螺旋状ネジの成形に成形材料が余計に必要となり、そしてネジが緩やかな角度の勾配であるため不正開封防止リングが密閉部材のスカートから外れ易く、信頼できないという欠点を有する。
本願出願人は、炭酸飲料用容器に用いる改善されたより安全な密閉部材について国際特許出願WO95/05322に記載した。同特許文献には、実質的に連続的であり、しかし螺旋の勾配が途中で変わる螺旋状ネジ軌道を規定する実質的に連続したネジを有する容器密閉アセンブリが記載されている。密閉部材は、完全に外れた状態から360°以下の回転で容器頸部上の完全に締まった位置まで滑動することができる。頸部または密閉部材のネジは、密閉部材が容器頸部から噴き出す軸方向の圧力を受けているときに中間地点を越えて緩む方向へと回転することを防止または制限するための相互に契合する部位を有し、頸部および密閉部材は、少なくとも密閉部材が中間地点にあるときには容器頸部からガスを排出する排出孔を形成するように構成され、配置されている。この圧力安全機構は、密閉部材がひとたび容器頸部から緩められた後に、密閉部材が制御不能に噴き抜けることを防止する。したがって、容器および密閉アセンブリにおいてより短い更に急な勾配または複数の開始部を有するネジが可能となり、圧力安全性を犠牲にすることなく老人および子供により使い易いアセンブリを与えることが可能になる。WO97/21602およびWO99/19228には、WO95/05322のアセンブリを改良した態様が記載されている。
WO95/05322に例示された容器密閉アセンブリは、キャップに短いネジ山の突出部と、容器頸部により長いネジ山の突出部とを有している。この構成の一部は旧来のものである。というのは、キャップの高速インジェクション成形の要請から、キャップは(好ましくは)ワンピースのモールドのマンドレルから最小限の歪みで外れることが必要だからである。
興味深いことに、飲料容器のための様々なネジ式密閉部材の構成は、いまだかつて王冠を使用したガラスびんを完全に置き換えたことはない。これは、王冠の場合開栓に栓抜きが必要であり、そして王冠は気密性ある態様では再締栓ができないからそのようなびんは開栓後には直ちに全部の内容物を消費せねばならず、利用者に深刻な不便を与えているにも拘らずの結果である。
本願出願人は、王冠が継続して利用されている理由の1つが、王冠用のびん頸部の他と比べて滑らかな表面が消費者の唇の間でより快適であり、容器の頸部から直接飲用するのに適している点にあると考えた。この特徴をびん頸部の「使い易さ」と呼ぶ。これに対し、容器頸部のネジ式頂部は、唇に対して比較的凹凸感またはざらつき感のある表面を呈する頸部ネジを有する。
したがって、本願出願人はWO03/045806において、頸部のスクリューネジは短いネジセグメントであり、密閉部材のスカートの内部表面のスクリューネジが相対的に長いスクリューネジセグメントであるネジ式の容器密閉アセンブリについて記載した。頸部のネジを相対的に短くすることにより、頸部の使い易さが向上した。
頸部ならびに基部および頸部に挿入されるプラグ部を有する密閉部材からなる密閉アセンブリも知られている。ネジは頸部の内側に切られ、密閉部材のプラグ外側の補完的なネジと契合する。例えばGB−A−2267693は、このようなネジ構成を持つ熱い飲料を保存するための魔法瓶を開示している。ネジは連続的であり、緩い勾配のネジであり、密閉部材を締め付けおよび再締め付けするのに頸部上で数回転することを要する。
本発明の目的は、改善されたスクリュー栓式の容器用密閉アセンブリを提供することにある。本発明は、特に炭酸飲料用容器を含む飲料用容器に適する(しかしこれに限られない)。
第一の見地において、本発明は、容器頸部および密閉アセンブリを提供する。容器頸部はその内部表面に第一のネジ山を有し、密閉部材は前記容器頸部中に挿入される円筒状プラグを有し、前記プラグはその外表面上に第一のネジ山と契合して頸部へ密閉部材を締め付けそして再締め付けするための第二のネジ山を有する。
本発明の容器密閉アセンブリは、素早く容易に締め付けそして再締め付けすることのできるネジ構成を有する。密閉部材は容器頸部上に、360°以下、好ましくは180°以下、さらに好ましくは約90〜約120°、最も好ましくは約90°の一回の滑らかな回転で締め付けそして再締め付けすることができる。
第一のねじ山は頸部の内表面上に存在する。すなわち、頸部の内表面から内側に向けて突出している。頸部の内側にネジを持つことにより容器頸部の外側を実質的に滑らかに作ることができ、使い易さおよび美的アピールを最大化することができる。密閉部材の円筒状プラグの外側にネジを持つことにより、密閉部材がネジに損傷を受けずにモールドマンドレルから簡単に外れることができ、したがって密閉部材を高速モールディングで成型することが特に容易になる。
頸部の平均直径は、炭酸飲料用容器の代表的な値であることができ、例えば約1.5〜約3cmである。他の実施態様では、頸部はより大きな直径、平均内直径が例えば約3〜約8cm、好ましくは約4〜約6cmであり、飲用および頸部からの充填を容易にする。更に別の実施態様では、アセンブリは内直径12cm以下、例えば約5〜約10cmの開口部を持つ広口の飲用容器である。容器頸部の壁の厚さ(ネジを除く)は、好ましくは従来どおりであり、例えば約1〜約5mm、好ましくは約2〜約4mmである。
容器頸部の外表面は好ましくは実質的に滑らかであるが、容器頸部のリップ部近傍に、王冠で密栓するのに適したガラス瓶に見られるのと類似の環状の丸い突出部を有していてもよい。容器頸部のリップ部は完全に円形である(丸まっている)ことが好ましい。容器頸部の外表面は、容器頸部のリップ部の下に、不正開封防止リングを保持するための環状リップ状の突出部を有していてもよい。
第一のネジは、熱可塑性の材料の成型により、容器頸部と一体に形成される。すなわち、第一のネジは、頸部内に挿入されるライナー状ないし套管(bushing)状に形成されるのではなく、一回の成型操作により頸部と同じ材料で頸部と一体として成型される。熱可塑性の材料としては、ポリエステル、ポリアミドまたはポリスチレンの如き比較的硬い熱可塑性材料であることが好ましい。容器頸部の好ましい材料はポリエチレンテレフタレート(PET)である。
第一のネジに短いネジセグメントを用いると、第一のネジを含む頸部の成型を、比較的単純な分離型マンドレルを使用して行うことが可能となる。これに代えて、頸部および頸部ネジは、WO97/19806に記載された二段階法によって成型してもよい。同公報の内容はすべて本明細書中に加入され、援用される。この方法では、頸部ネジの前駆体が、インジェクション成型された容器概形のフランジの上側表面上に先ず成型される。概形は次いでブロー成型され、前記上側表面は頸部の内部表面となるように前記フランジを引き下ろして外側へ押し付ける特別のプロセスにより容器頸部を形成する。
第一および第二のネジは、連続した螺旋状ネジである。すなわちこれらは、密閉部材を頸部に締め付けるのに密閉部材の段階的操作を要する差込式のネジではなく、ネジの勾配が実質的に全部にわたって90°未満の実質的に連続した螺旋状ネジ軌道上を滑動するものである。ネジ軌道は、その平均ネジ勾配が約5〜約25°であることが好ましく、より好ましくは約10〜約20゜である。ネジが契合し始めたところから完全に締め付けられたところまでの密閉部材の頸部に対する軸方向の総移動距離は約4mm〜約1cmであり、例えば約5〜約8mmであることが好ましい。
上記第一のネジセグメントは、少なくともつある。より大きな頸部では、特に6、8、10、12以上の第一のネジセグメントの構成とすることができる。第二のネジセグメントの数は、典型的には第一のネジセグメントの数と等しい。好ましくは、このことはネジの開始点数が第一のネジセグメントの数と等しいことに帰する。すなわち、少なくともつのネジ開始点があり、好ましくは少なくとも6つまたは8つのネジ開始点である。このことは更に、ユーザーがより少ないキャップの回転によりネジの開始点を探すことができるため、頸部上への密閉部材の締め付けを助ける。ネジは、実質的に自由滑動ネジないし平行ネジであることが好ましい。すなわち、密閉部材とキャップ上のネジセグメントの間に接触する障害点を形成せずに、密閉部材およびキャップ上のネジは互いに自由に滑動する。
容器頸部内側の第一のネジセグメントは、第二のネジセグメントよりも短い。すなわち、第一のネジセグメントは、第二のネジセグメントが円筒状プラグ周りに延びる角度よりも小さい角度で容器頸部の内側円周上に伸びている。通常、第一のネジセグメントは頸部をぐるりと一周回って伸びてはいない。上記した成型の容易性から、第一のネジセグメントは容器頸部上で軸方向において重なり合っていない。第一のネジセグメントのうちの少なくとも1つは円周上に好ましくは約1〜約60゜、より好ましくは約2〜約45°、更に好ましくは約5〜約30゜、更に好ましくは約10〜約20゜の角度で伸びていることが好ましく、更に第一のネジセグメントのすべてが上記のように延びていることが好ましい。第一のネジセグメントのそれぞれの最大長は、好ましくは約2〜約20mmであり、より好ましくは約4〜約15mmであり、更に好ましくは約6〜約12mmである。
第一のネジセグメントのすべてが実質的に同じ形状および相対的配置であることが好ましく、このことによりネジの開始点の数が第一ネジセグメントの数に等しいこととなる。
「第一のネジセグメント」という語は、典型的には容器頸部の内側表面上に長く伸び傾斜を有する突出部を表す。しかしある実施態様では、この語は単純な隆起ないし杭状物を意味することもある。第一のネジセグメントの上側表面および下側表面の傾斜は相異なっていてもよく、これら各表面のそれぞれの傾斜は途中で変化していてもよい。第一のネジセグメントの上側および下側表面の平均傾斜角は、好ましくは約5〜約25゜であり、より好ましくは約10〜約20゜である。これら表面のうちの少なくとも1つは、容器頸部周りを少なくとも5°周る一定した傾斜を有する領域を少なくとも一箇所有することが好ましい。例えば第一のネジセグメントは、WO95/05322およびWO97/21602に記載された密閉キャップと類似の丸まった終端部を有する短い螺旋状のネジセグメントであることができる。
第一のネジセグメントは、頸部の長軸方向に沿った断面を観察したときに実質的に三角形、四角形、角の丸まったもしくは角の面取りをした四角形または台形状であることができる。第一のネジセグメントの頸部内側の円筒状の仕上げ面からの半径方向の最大高さは、0.1mmを超えることが好ましく、0.2mmを超えることがより好ましく、0.5〜3mmであることが更に好ましく、最も好ましくは1〜2mmである。第一のネジセグメントの幅(容器頸部の長軸に沿って測定した長さ)は、1〜6mmであることが好ましく、2〜4mmであることがより好ましい。このような比較的大きくて高さの高いネジセグメントを使用することにより、先行技術に開示されているような長い、低傾斜角のネジを使用しなくとも、適当なネジ式キャップにより耐圧性の締め付けまたは再締め付けが可能な頸部端部を製造することが可能となる。
すでに記したように、円筒状プラグの外側の第二のネジセグメントは、通常、密閉部材が実質的に完全に外れたところから容器頸部上で実質的に完全に閉まった位置まで、第一のネジセグメントが滑動するための実質的に連続した螺旋状のネジ軌道を規定する。すなわち、第一および第二のネジは、(短いネジセグメントでは一般的な)差込式の密閉部材のように段階的に契合するのではなく、従来からの連続した螺旋状スクリュー方式で契合する。連続したネジ軌道により、特にお年寄りや虚弱者または子供が閉栓することの容易なアセンブリとなる。これに対して差込式のネジは、容器頸部に密閉部材を締め付けるのに比較的複雑な段階的操作を要し、時として密閉部材は容器頸部上への締め付けが不十分となる。更に、差込式の密閉アセンブリの密閉部材のための、信頼性に足り且つ開栓が容易である不正開封防止リングを創案することは極めて困難である。最後に、連続ネジは差込式ネジに比べ、身体的に弱い人々にとって容器内部からの圧力に逆らって捻じ込むことが容易である。
連続したネジ軌道とするためには、第二のネジセグメントは、円筒状プラグ周りに、1つのネジセグメントの頂部が他のネジセグメントの底部に近接するのに十分な距離だけ伸びていることが好ましく、円筒状プラグ周りの限定された角距離で他のネジセグメントと重なり合っていることが好ましい。すなわち、隣接する第二のネジセグメントの各頂部と底部とは、円周上で重なり合っていることが好ましい。第二のネジセグメントのうちの少なくとも1つは、円筒状プラグ周りに少なくとも45°伸びていることが好ましく、円筒状プラグ周りに少なくとも60°伸びていることがより好ましく、少なくとも90°伸びていることが更に好ましい。ネジギャップは上記したネジセグメントの頂部と底部との間隙として定義される。容器頸部に密閉部材を捻じ込みまたは捻って外すとき、第一のネジセグメントのうちの1つはこのネジギャップを通って滑動する。
第二のネジセグメントの円筒状プラグの円筒状表面からの半径方向の最大高さは、約0.1mmを超えることが好ましく、より好ましくは約0.2mmを超えることがより好ましく、約0.5〜約3mmであることが更に好ましく、最も好ましくは約1〜約2mmである。第二のネジセグメントの幅(円筒状プラグの長軸に沿って測定した長さ)は、約1〜約6mmであることが好ましく、約2〜約4mmであることがより好ましい。
第二のネジは、各セグメント中に複数のギャップを有する断続的ないし途切れ途切れのものであってよい。しかし、第二のネジセグメントの機能を損なわないよう、このギャップは円周上で十分に狭いことを要する。すなわち、第二のネジセグメントは依然としてその間隙により連続した螺旋状のネジ軌道を規定する。このためには、第二のネジセグメントのギャップが(第二のネジセグメント間のいかなるギャップも)、円周上で第一のネジセグメントよりも小さいことが必要である。第二のネジセグメント中の狭いギャップの存在により、加圧された容器を開けるときの第二のネジセグメントを通ってのガスの排気を向上することができる。
第二のネジセグメントのうちの少なくとも1つは、回転軸と平行に観察したときに縦方向の断面が輪郭を持つもの(profiled)であることが好ましい。第二のネジの断面は、第一のネジセグメントについて上述した長軸方向の断面と相補的な形状であることが好ましい。このことにより、第一および第二のネジセグメントがよりよく適合することが理解されよう。
本発明は、炭酸飲料容器および非炭酸飲料容器を含む、使い易さが要求される広範な種類の容器に適用できる。本発明は、成型された熱可塑性樹脂の容器密閉アセンブリのほか、ガラスまたは金属製の容器密閉アセンブリおよびこれらの組み合わせからなるアセンブリ(例えばガラスの容器頸部と、金属または熱可塑性樹脂の密閉部材)にも適用できる。
ある実施態様において本発明の容器密閉アセンブリは、例えば炭酸飲料容器の如き(しかしこれに限定されない)加圧容器のためのアセンブリである。容器は更に頸部および密閉部材に、密閉部材が容器頸部から噴出する方向の軸力を受けているときに、密閉部材が中間地点を越えて緩む方向に回転することを防ぎまたは制限するための相互に咬合する部位を有することが好ましい。これはいわゆる圧力安全機構であり、密閉部材が制御不能に緩んだり、加圧下で外れたときにミサイルのように飛ぶのを避けることを企図している。この圧力安全機構の好ましい実施態様は、WO95/05322、WO97/21602およびWO99/19228に記載されている。これら公報の内容のすべては本明細書中に加入され、援用される。
第一および第二のネジ山は、少なくとも密閉部材が前記中間地点にあるとき密閉部材が頸部に対して軸方向に移動しうるように作られ、配置されることが好ましい。そして好ましくは咬合部位が設置され、これらは、密閉部材が例えば加圧容器内部からの軸方向の圧力により頸部から抜ける向きの軸方向に移動したとき咬合する。相互に咬合する部材を、例えば容器頸部に密閉部材を締め付けている最中のように、密閉部材が中間地点にあって頸部の奥側に向かう軸方向に移動したときには咬み合わないように作り、配置することがより好ましい。
好ましくは、相互に咬合する部位は、第二のネジ山のうちの1つの上側表面に形成された第一の接合表面を与える段または凹部からなる。第一の接合表面は、第一のネジ山セグメントのうちの1つが有する第二の接合表面と接し、密閉部材が前記中間地点にあって容器頸部から外部へ出る向きの軸方向に圧力を受けているときには密閉部材を緩める方向への回転を妨げまたは制限する。
これらの実施態様において第二のネジセグメントは、長軸方向に第一の断面を有する第一のネジ部と、前記第一の断面よりも狭い第二の断面を有する第二のネジ部とからなることができる。密閉部材が容器頸部から噴き出る方向への軸力を受けているときには、第一のネジ部は第二のネジ部と前記中間地点において接触する。相対的に広い第一の断面は、好ましくは第二のネジ山の2つが円周上で重なり合う領域に近接し、その領域で比較的狭いネジギャップを形成する。
容器頸部および密閉部材上の第一および第二のネジは、好ましくは勾配が途中で変化しているネジであり、例えばWO97/21602に記載された如きである。同公報の内容のすべては本明細書に加入され援用される。第二のネジセグメントの上側表面の勾配は、第一の領域において相対的に緩い勾配であり、第一の領域から緩める方向に移動した第二の領域において相対的に急な勾配であることが好ましい。第一の領域の上側表面の勾配は、実質的に一定であることが好ましい。第一の領域は、通常、密閉部材が容器頸部で密閉位置にあるときに第一のネジセグメントが接する部位を含む。第一の領域は、容器頸部上または密閉部材のスカート上で、円周上で20〜40°に及ぶことが好ましい。第一の領域のネジ上面の勾配は、好ましくは1〜12°の範囲であり、より好ましくは2〜8°である。
第二の領域は、上記第二のネジセグメントの上側表面の第一の領域に隣接していることが好ましい。第二の領域の螺旋状ネジ軌道の勾配は、実質的に一定であることが好ましく、第二の領域は、容器頸部上または密閉部材のスカート上で、円周上で15°〜35°に及ぶことが好ましい。第二の領域のネジ上側表面の勾配は、好ましくは15°〜35°の範囲である。
勾配が途中で変化するネジを使用することにより、老人や子供に使い易い急な平均勾配を有する早く締められるネジと、耐圧安全性とを両立することが容易となる。早く締められるネジは勾配が急なので、容器が加圧下にある場合には、密閉部材が容器頸部上の完全に締まった位置から逆行して外れる傾向があるとの問題を生じうる。この問題は差込式のネジの使用により克服できるが、差込式のネジを使用すると前述のような数々の別の問題が生じる。一方、勾配が途中で変化するネジは、連続的な早く締められるネジの利点を維持しながら、加圧下で密閉部材が逆行して外れる問題を解決する。
第二のネジセグメントの上側表面は、更に第二の領域に隣接した第三の領域を有することが好ましい。この第三の領域は、相対的に小さな勾配を有する。第三の領域は、好ましくは1〜12°、より好ましくは2〜8°の範囲のほぼ一定の勾配を有することが好ましい。第三の領域は、容器頸部上で密閉部材が中間地点にあってガスを排気する位置にあるときに、容器頸部の第一の領域が接する領域を含むことが好ましい。第三の領域の相対的に緩やかな勾配は、ガス排出圧力が高いときにも密閉部材が防止手段に乗り上げる可能性を低くする。
ある実施態様において密閉アセンブリは、ネジを有する円筒状プラグの外表面に凹部を有する。この凹部は、複数の第二のネジセグメントのうちの2つが円周上で重なり合っている位置にあり、第二のネジ山の間からガスを排出するための断面積を増大する。隣接する第二のネジ山間の重なり合う領域におけるネジギャップは、その断面がすべての状況で最適のガス排出をするためには小さすぎることが分かった。前記凹部は、ネジギャップの断面積を増大してネジの隙間を通してのガス排出量を増大することにより、上記の問題を克服するものである。
第二のネジが円周上で重なり合う領域における排気経路の増大された断面積は、容器内部からの圧力を素早く排気することを可能にし、したがって排気が行われている間に密閉部材が中間地点でブロックされている時間を短くし、しかも耐圧安全性を全く損なわない。
上記凹部は、円筒状プラグ周りで第二のネジ山の複数が重なり合う領域においてこれらの間に延びた細長い溝からなることが好ましい。この細長い溝は、螺旋状のネジ軌道に実質的に平行に伸びていることが好ましい。凹部の縦方向の断面積は、第二のネジセグメントの該凹部に隣接する部分の縦方向の断面積の5〜50%であることが好ましい。
容器頸部および円筒状プラグは、更に補完的な係止用部位を有する。この係止用部位は、所定の最小開栓トルクが加えられない限り、密閉部材が容器頸部上の完全に閉まった位置から緩まることを防止しまたは制限する。ある実施態様において、この係止用部位は、容器頸部または円筒状プラグのうちの1つに設けられた長軸方向の係止用リブと、容器頸部または円筒状プラグのうちの他方に設けられた前記リブと相補的な係止用斜面とからなる。この係止用リブは、密閉部材が容器頸部上で完全に締まったときに、係止用斜面の保持縁(retaining edge)に接する。補完的な係止用部位は、ネジと同じ面、すなわち容器頸部の内部表面上および密閉部材の円筒状プラグの外部表面上に設けることが好ましい。
この係止用の構成は、容器内部からの圧力下における密閉部材の外れ防止に資する。これらはまた、密閉部材が頸部上に捻じ込まれて耐圧密封に至ったことを使用者に知らしめる明確なクリック音を発する。
したがって、頸部および/または密閉部材の補完的係止用凸部の少なくとも1つ、好ましくは双方は、ネジセグメントから実質的に離隔しており、頸部上で密閉部材が完全に締め付けられた位置に到達したときにパチッとはまることができ、明確に聞こえるクリック音を発するようネジ軌道とは実質的に独立に撓むことができることが好ましい。一般に、完全に締まった状態に近づいたとき、頸部上の第二の係止用部位の半径方向で最も内側の点は、円筒状プラグ上の第一の係止用部位の半径方向で最も外側の点を乗り越える。そして、密閉部材が締まった位置から外れるとき、例えばアセンブリを開栓するとき、第二の係止用部位は第一の係止用部位を逆方向に乗り越える。
頸部および/または密閉部材の補完的係止用凸部の少なくとも1つ、好ましくは双方は、長軸方向に(すなわち密閉アセンブリの回転軸に沿って)約1〜約6mm、例えば約2〜約4mmの長さを有するものであることが好ましい。頸部および/または密閉部材の補完的係止用凸部の少なくとも1つ、好ましくは双方は、約0.25〜約2mm、例えば約0.5〜1.5mmの高さを有することが好ましい。いかなる場合でも、係止用部位の高さは、通常、対応するネジセグメントの平均高さより低いものである。頸部および/または密閉部材の補完的係止用凸部の少なくとも1つ、好ましくは双方は、約0.5〜約3mm、例えば約1〜約2mmの最大幅(頸部または密閉部材のスカートの円周周り)を有する。頸部および/または密閉部材の補完的係止用凸部の少なくとも1つ、好ましくは双方の最大高さの最大幅に対する比は、少なくとも約0.5であり、より好ましくは少なくとも1であり、例えば約1〜約5である。
ある実施態様では、第一および第二の係止用突出部は、密閉部材が容器頸部上で完全に咬合した位置にあるときに、第一または第二のネジセグメントと縦方向の高さにおいて重なり合っている。換言すると、この実施態様では、第一および第二の係止用突出部(ここではサイドキャッチともいう。)は、ネジの完全に上方または下方には位置しておらず(上方および下方という語は、アセンブリの長軸に沿った相対位置をいう。)、少なくともその一部は円周上におけるネジの間隙部に位置する。サイドキャッチはネジの終端部に隣接して位置することが好ましい。このことによりネジアセンブリの全体を長軸(垂直)方向にさらにコンパクトに作ることができ、したがってアセンブリを製造するのに必要な成型材料の総量およびアセンブリが占める空間を減少することができる。
典型的には、第一および第二の係止用部位は、密閉部材が容器上で完全に締まったときにネジの下端部の近くに配置される。第一および/または第二の係止用部位は、密閉部材が容器頸部上で完全に咬合したときに第一および第二のネジセグメントの下方に位置していないことが好ましい。かかるアセンブリにおいて、係止用部位は、実質的に完全にネジセグメントの間に位置し、ネジの上方および下方にはないことが好ましい。
このタイプの好ましい実施態様では、第二の係止用突出部は、第二のネジセグメントの下端部と縦方向における高さ位置では重なり合い且つ円周方向では離隔した場所に位置する。突出部と、対応するネジ山との円周上の離隔距離は、典型的には約1〜約10mm、例えば約1〜約4mmである。これらの実施態様において、円周方向に離隔した係止用突出部は、アセンブリの各部分が捻じ込まれて一緒になったときに、ネジセグメントを導くことができる。すなわち、円周方向に離隔した突出部は、密閉部材または頸部上のネジ軌道の一部をなすものといえる。例えば、容器頸部上の比較的に短いネジ山のためのネジ軌道を規定する円筒状プラグ上の比較的に長いネジ山があるとき、密閉部材のスカート上の係止用突出部は、密閉部材のスカート上の比較的に長いネジ山の下端部から離隔しており、したがって密閉部材が頸部に装着されるときには先ずネジ軌道の開始点においてその延長部分を規定し、次いで頸部上のネジセグメントに沿って進行する。係止用突出部を利用して頸部または密閉部材上のネジ軌道のうちの1つの延長部分を形成する上記方法は、ネジと重なり合う大きな係止用突出部に起因する問題点を解決し、しかもネジの滑動を妨げることがない。係止用突出部は一般に、頸部または密閉部材のうちの1つのネジ軌道のいわば延長線のようにその線上に位置する。
本発明のアセンブリは、容器頸部および密閉部材上に補完的な係止用突出部を一組を超えて有することができる。頸部および円筒状プラグ周りにおいて円周方向に離隔した上記の如き補完的な組を少なくとも二組有することが好ましい。通常、各ネジの開始点ごとに少なくとも1組を持つことができ、頸部および円筒状プラグ周りに例えば4組を持つことができる。
頸部および円筒状プラグ上の係止用突出部は、密閉部材が容器頸部上で完全に締められ密封位置にあるときに互いに接触するような円周上の位置にあることが好ましい。すなわち、円筒状プラグ上の突出部は、上記の完全に締められ密封位置にあるときに、対応する容器頸部の突出部の片面側に乗り上げて、反対側の面と接触して停止する。このことにより、密封位置に締められたときに、密封部分からの漏れを引き起こすキャップの遊びが確実になくなる。密封位置に締められ、突出部が接触しているとき、接触している突出部に弾性力を及ぼすべく、円筒状プラグおよび/または突出部が依然として少し歪んでいることが好ましい。弾性力は接触により増幅され、密閉部材と頸部との間に締栓方向のトルクを生じ、密閉部材を完全に締められた密封位置に押し込む。このことにより、たとえ密閉部材が特に固く締め付けられていないときでも、自動的に容器頸部および密閉部材のそれぞれの密封面が確実に互に押し付けられることとなる。更に、係止用突出部相互の作用および密閉部材のスカートの半径方向への歪みによって円周方向の密封位置のより広い範囲にわたって効果的な密封が達成されるため、係止用突出部はアセンブリ成形の際の相当に悪いレベルの製造誤差でも許容する。
密閉部材を密封位置に押し込むという係止用突出部の利点は、WO93/01098に詳しく述べられている。同公報の内容のすべては、本明細書に加入され援用される。
本発明の補完的な係止用部位は、上記の如く密閉部材を完全に締まった密封位置に押し込むことのほか、数々のその他の重要な利点を与える。第一に、突出部は密閉部材が容器頸部上の完全に咬合した密封位置から、容器内部からの圧力により不意に外れることを防止する。突出部は、密閉部材が自然に緩まる危険を伴わずにより急な勾配のネジや自由滑動(平行)ネジの使用を可能にする。より急な勾配のネジを使用する回転は、密閉部材を外し、再び締めることを容易にする。このシステムはまた、密閉部材が頸部上で完全に締まった位置にあるときに、容器および密閉部材のそれぞれの密閉表面間に正確に正しい程度の圧縮を与えて効果的な機密性を得ることを保障することができる。
本発明の容器密閉アセンブリは、更に、容器頸部および密閉部材のうちの1つに突出した停止面を有していてもよい。この停止面は、容器頸部または密閉部材の他方上の第二の停止部位またはネジセグメントと接することにより、密閉部材を容器頸部上で所定の密封角度位置を越えて締め過ぎることを防止する。係止手段とともに停止手段により、密閉部材は本発明の密閉手段によって耐圧密封を得るのに正確に正しい程度に確実に捻じ込まれることとなる。補完的な停止手段は、容器頸部の内表面および円筒状プラグの外表面に設けることが好ましい。
本発明のアセンブリに適当な係止および停止手段は、WO91/18799およびWO95/05322に詳細に記載されている。これら公報の関係部分は本明細書に明示的に加入され、援用される。
本発明のアセンブリは、容器頸部および/または密閉部材上に、密閉部材が容器頸部に締められたときに容器を密封するための密封用部位を有することが好ましい。この密封用部位は、密閉部材のキャップの内側の密封ライナー、例えば弾性材料からなるライナーからなることができる。ライナーは、容器頸部のリップに押し付けられ、密封状態を形成する。しかし、密封用部位は、容器頸部および/または密封部材の内側に形成された1つまたはそれ以上の環状の密封用突出部であることが好ましい。密封用突出部は、頸部表面を滑らかにしておき、使い易さを向上するため、密閉部材上にのみ形成することが好ましい。密封用突出部は、容器頸部の内側もしくは外側表面またはリップに対して密封する環状の密封スカートおよび/または1つもしくはそれ以上の環状の密封リブおよび/または密封フィンからなることができる。
ある実施対応では、円筒状の密封プラグが密閉部材の基部から容器頸部中に伸び、リップ近傍、第一のネジセグメントの上方の頸部内表面と接して密封する。円筒状密封プラグは、容器頸部上に密閉部材が締められたときに容器頸部内表面のリップ近傍に接するよう、密封プラグの外表面上に少なくとも1つの環状密封リブを有していてもよい。密封手段は、上記に代えてまたは上記に加えて、密閉部材が容器頸部に締められたときに容器のリップと接する、密閉部材の基部から伸びる可撓性密封フィンを少なくとも1つ有していてもよい。密封手段は、上記に代えてまたは上記に加えて、容器頸部のリップまたは外表面と接する、密閉部材の周りに伸びる環状の密封スカートを有していてもよい。これらの実施態様では、更に密閉部材が容器頸部上に締められたときに容器頸部の外表面と接する少なくとも1つの環状密封フィンがスカート上に形成されていてもよい。
もし存在するならば、少なくとも1つの密封リブは、実質的に三角形、例えば実質的に正三角形の断面を持つことが好ましい。このことにより、密封力が密封リブの縁に集中し、密封効率を最大化する。密封リブのうちの少なくとも1つは、高さが10〜500μmの範囲であることが好ましく、より好ましくは50〜250μmである。かかる微細な密封リブは、密封力を集中することに特に効果的であり、容器頸部の実質的に滑らかな面とともに効果的な密封状態を実現する。更に、かかる微細な密封リブは、高速のキャップ成型装置による成型が特に容易であり、成型後に装置の成型マンドレルから外れやすい。2つの密封リブが密閉部材の基部上に実質的に同じ高さで向かい合う関係で配置されることが好ましい。このことにより、密閉部材を使用する際に2つの密封リブが容器のリップの両面に対称的に接し、密封のための対称的な挟み付けを得ることができる。
密封フィンはその基部を、密閉部材の基部上のスカートと密封プラグの間に有していてもいいし、スカートまたは密封プラグの基部から内側または外側方向で下方に向かって伸びていてもよい。少なくとも1つの密封フィンは、密閉部材の基部上の密封プラグと密封スカートとの間から下方且つ外側方向を向いて伸びていることが好ましい。密閉部材は、同心円状に密閉部材周りに伸びる2または4個の密封フィンを有することが好ましい。容器リップ部においてバランスのとれた密封締め付けをすることができるよう、2個のフィンが実質的にリップ部の双方の面に実質的に対称となる位置に配置されることが好ましい。
容器密閉アセンブリは、密閉部材の基部上の密封プラグと密封スカートとの間から下方且つ内側方向を向いて伸びる第二の密封フィンを有することが好ましい。第一および第二の密封フィンは、容器のリップの両面に、好ましくは実質的に対称にバランスの取れた状態で接して密封する。第一および第二の密封フィンは、密閉部材が容器頸部に締められたときに反対方向に撓む。この二元的な動きにより、密封フィンの少なくとも1つ、通常は双方がリップに対して耐圧密封を形成する。
密封フィンの高さはフィンの基部における幅よりも大きいことが好ましい。密封フィンの断面は、実質的に二等辺三角形の形状であることが好ましい。少なくとも1つの密封フィンは、1〜4mmの高さであることが好ましい。
密封フィンだけでは容器リップの頂部に対して耐圧密封を形成するに有効な弾力に不足することがある。したがって、密閉部材の基部の近傍に少なくとも1つの係止面を有することが好ましい。該係止面は、容器頸部上で密閉部材が締まったときに、少なくとも1つの密封フィンが該係止面に密着するように位置され、配置される。上記の如く2個のフィンが容器口部の双方の面上で密封するように形成され、更に、完全に締まった耐圧位置で各密封フィンに密着するように2個の係止面が密封プラグおよび密閉部材のスカートの基部に形成されることが好ましい。
対称的に配置された密封リブおよびフィンを有するこのタイプの密封手段は、WO02/42171により詳しく記載されている。同公報の内容のすべては本明細書に加入され、援用される。
本発明においては、密閉部材の円筒状プラグは、密閉部材が容器頸部上に完全に締め付けられたときに、ネジの下方において容器頸部の内側と一緒に防御密封接触面を形成する。円筒状プラグのネジ下方の最下部分は、内側に傾斜しており、防御密封の形成を促進する。そして頸部の内表面はこれと相補的な傾斜を有する。この構造により容器の密封性を向上するとともに、輸送中および保存中に容器内容物がネジ部に混入することを抑制することに資する。
容器頸部上に密閉部材を密封位置に締め付けるに要するトルクは、好ましくは1.2Nm未満であることが好ましく、より好ましくは1Nm未満であり、最も好ましくは約0.7〜約0.9Nmである。このトルクは、(もし存在するならば)相補的な係止手段を密封位置で咬合させるために必要であるか、あるいはそうでなければ通常の炭酸飲料の圧力差においてガス漏れを実質的に除去するに要する力である。
容器密閉アセンブリは、不正開封防止機構を備えることができる。これは、当初は容器密閉部材のスカートと一体に成型されている不正開封防止リングおよびこれと連結された破壊可能なブリッジ部からなることができる。不正開封防止リングの環状の残存リップは、容器頸部上に形成される。不正開封防止リングは、我々の国際特許出願WO94/11267に記載され、特許請求された如き、一体に成形された柔軟な、半径方向内側を向いた複数の残存タブを有していてもよい。同公報の内容のすべては、本明細書に明示的に加入され、援用される。ラチェット式の突出部が容器頸部上、環状の残存リップの下方に設置されていてもよい。ラチェット式突出部は容器頸部周りの円周上に間隔を開けて配置され、容器頸部上の不正開封防止リングを緩める方向に回すことを防止する。しかし、仕上げ状態の頸部の使い易さを向上するためには、これを滑らかにする、すなわちラチェット式突出部を省略することが好ましい。
ある実施態様では、密閉部材のキャップは、キャップの基部に開口部を有する格納用隔室を有していてもよい。これにより、容器内容物との同時的に、連続的にまたは一緒に使用するために、第二の構成要素、例えば濃縮香料またはスナック食品をキャップに格納することができる。格納用隔室は、例えば前述したネジを有する円筒状プラグを中空とし、底部が閉じていてプラグと反対側の密閉部材の底に開口部を有する密閉部材とすることにより形成することができる。開口部は、例えばキャップの隔室中の内容物を取り出すために剥がすことのできる膜により密封されていてもよい。
本発明は第二の見地において、容器本体および上述した本発明の容器密閉アセンブリによって密閉された頸部を有する容器を提供する。容器は、飲料の如き液体を含有することができる。液体は炭酸飲料であり、容器密閉アセンブリは耐圧的に密封および再密封されることが好ましい。容器本体は、例えば約250mL〜約5Lの容量を持つことができ、典型的には約0.5〜約2.5Lである。容器頸部は、容器本体から少なくとも約1cm、例えば約2〜4cm突出していることが好ましく、容器頸部は最適の使い易さのために実質的に滑らかな外表面を有することが好ましい。
本発明につき、主として好ましい実施態様について上記に説明してきた。本発明の実施態様は、容器頸部上に相対的に短いネジセグメントおよび密閉部材の円筒状プラグ上に相対的に長いネジセグメントを有する
本発明の容器密閉アセンブリの具体的態様につき、実施例として図を参照しつつ以下に更に説明する。
図1および2を参照すると、この実施態様は、飲料容器の如き広口の容器に特に適した容器密閉アセンブリである。このアセンブリは、炭酸飲料用容器の容器頸部10および密閉部材12を有する。容器頸部および密閉部材の双方は、プラスチック材料で形成されている。容器10は、ポリエチレンテレフタレートのインジェクション成型およびブロー成型により成型されていることが好ましい。密閉部材12は好ましくはポリプロピレンのインジェクション成型により形成されている。
容器頸部および密閉部材上のネジの主たる特徴は、我々の国際特許出願WO95/05322、WO97/21602、WO99/19228、WO03/045805およびWO03/045806に記載されたアセンブリと類似している。これら公報の内容のすべては、本明細書に加入され援用される。しかしながら、密閉部材および頸部のネジは、本発明においてはこれらの公報に記載された密閉アセンブリと逆である点が重要である。すなわち、先行特許文献は、頸部の外側のネジセグメントと咬合する密閉部材スカート内側のネジセグメントを有するアセンブリのみが記載されているのに対して、本発明では円筒状プラグ外側のネジセグメントと咬合する頸部内側のネジセグメントを提供する。
図1および2を見ると、容器頸部10は丸まったリップ20および実質的に滑らかな外表面22を有し、頸部の使い易さが増大されている。容器頸部10の内表面は、6つの第一ネジセグメント14により形成される6開始点のスクリューネジを有する。第一のネジセグメント14は、頸部周りの広がりが約20°と比較的短く、約6゜の比較的緩い勾配の下側表面16および約13.5゜の中程度の勾配の上側表面18を有するネジセグメントである。第一のネジセグメント14の頸部軸に沿った断面は、実質的に台形状である。
密閉部材12は、基部30、円筒状密封プラグ32および外側の密封スカート部34を有する。円筒状プラグ32は6つの第二のネジセグメントにより形成される第二のネジ山を有する。第二のネジセグメントは、部36および部37を有し、両者はガス排気用ギャップ51によって隔てられている。(この文脈中の「上部」という語は、密閉部材の基部に近い方、すなわち、密閉部材の開口端から遠い方を意味する。)第二のネジの各部は、側表面38および側表面40を有する。第二のネジの側および側表面40、38は、第二のネジの各部36、37の長軸方向の断面が実質的に第一のネジセグメント14の断面形状と相補的な形状である台形状となるような輪郭を持つ。ネジ停止部52は、第二ネジの部37のガス排気用ギャップ51の隣接部から上方向に突出しており、更に下記するように頸部上における密閉部材の締めすぎを防止する。
実質的に連続的なほぼ螺旋状のネジ間隙は、第二ネジの部および部36、37が重なり合った領域における両者の間隙により規定される。隣接する第二ネジセグメントの部および部36、37は、その長さの一部が円周上で重なり合っている。
このアセンブリの重要な特徴は、第二ネジの下部36の上側表面38の勾配が変化していることである。このことは、我々の国際特許出願WO97/21602により詳しく記載されている。ネジの上側表面38において、第一の上部領域42はわずか約6°の実質的に一定の勾配を有する。上部領域42は、約25°とより急な実質的に一定勾配の中間領域44に接続している。第一のネジセグメントが滑動する、第二のネジセグメントの間隙の螺旋状ネジ軌道の平均勾配は13.5゜である。
容器頸部および円筒状密封プラグ上のネジは、我々の国際特許出願WO95/05322に記載され、特許請求されたのと類似の圧力安全機構も有する。簡単にいえば、第二のネジセグメント36の最下部が上方向に突出してステップ48を形成し、これが第一のネジセグメント14の端部と接することにより、前記第一のネジセグメント14がより下方にある第二のネジ部の上面と接しているとき、すなわち密閉部材が容器頸部から噴出す軸方向の正味の圧力を受けているときに密閉部材12が頸部10から緩まる方向に回るのを防止する。ステップ48に隣接する第二のネジ部36の上部表面38の第三領域46も、約6゜の緩い勾配を有する。領域48のこの緩い勾配は、密閉部材が中間地点にあるときに容器内部からの軸力により密閉部材に加わる緩まる方向への力を最小化する。
この容器および密閉アセンブリはまた、密閉部材が容器頸部上で完全に咬合した位置にあるときに、最小の開栓トルクが加えられない限り密閉部材が緩まることを防止するための補完的な係止用部位を容器頸部および密閉部材上に有する。これらの係止用部位は、容器頸部の内側の円周上に等間隔で配置された6つの係止用リブ24、および図2に示したように密閉部材が容器頸部上で完全に咬合したときにこれらと接する円筒状プラグ32の外側円周上に等間隔で配置された8つの残存リブ50からなる。この補完的な係止手段は、我々の国際特許出願WO91/18799に記載されているものの如きものであることができる。同公報の内容のすべては本明細書中に明示的に加入され、援用される。しかしながら、この実施態様において係止用リブは容器頸部の内側にあり、仕上げ状態の容器頸部の使い易さが向上する。
円筒状プラグの係止用突出部50は、円筒状プラグ上の第二のネジ部36の底端部と同じ高さで、円周上約2mm離間して位置する。円筒状プラグ上の係止用突出部は、第二のネジ部36と連続的に形成されており、キャップが頸部上に締め付けられたときに頸部10上のネジセグメント14が円筒状プラグ上の係止用突出部50を滑らかに通過できるようになっている。
各係止用突出部24、50は、実質的に、その長軸が密閉アセンブリの軸に沿った三角プリズム形状をしている。各係止用突出部の高さは約1.5mmであり、基部の幅は約1.5mmである。このことにより、突出部は確実に、永久的な変形を生ぜずに互いにパチッと乗り越え合うのに十分な強度を持つこととなる。
密閉部材12上の円筒状プラグ32は、第二のネジよりも下方まで延びており、テーパ状の外表面56を有する円筒状の密封プラグ54を形成している。このテーパ状外表面56は、密閉部材が頸部上で完全に締まったときに容器頸部の第一のネジの下方にある相補的なテーパ状内表面28と防御密封接触面を形成する。
使用の際、密閉部材12は容器頸部10に従来どおりの方法で捻じ込むことにより締め付けられる。密閉部材12は、完全に外れた位置から容器頸部10上の完全に咬合した位置まで約30゜の回転により移動することができる。密閉部材が捻じ込まれている最中には、ユーザによって密閉部材に対して容器頸部に向かう方向の正味の軸力が加えられるのが通常であり、これにより第一のネジセグメント14は、円筒状プラグ上の第二のネジ部36の下部突出部の下方表面40と接触し、これに沿って乗り上げる。第一のネジセグメント14は、係止用部位50およびネジ36の下部との間を滑動し、その後ネジの上部37の下方表面上を滑らかに滑動する。第一のネジセグメント14は、約13.5゜の平均勾配を有する実質的に連続した螺旋軌道を辿って行く。
ネジは、自由滑動する。すなわち、完全に咬合した位置に近づくまでネジセグメント間には実質的に摩擦トルクがない。複数の開始点を持つネジ、密閉部材の回転が30゜であること、実質的に連続したネジ軌道および自由滑動ネジといった特徴のすべてにより、特にお年寄りやリウマチ患者、子供がこの密閉部材を容器頸部に締め付けることを極めて容易としている。
密閉部材12が容器頸部10上で完全に咬合する位置に近づいたとき、容器密封プラグ56と容器頸部との最初の接触により、密閉部材に対して容器頸部から外方向への正味の軸力が加わる。この力はネジセグメント14を、第二のネジセグメントの上部突出部37の下側表面40との接触を外す方向、第二のネジの下側の突出部36の上側表面38と接触する方向へと働く。更に詳しくは、この軸力は、第一のネジセグメント14を、ネジの上側表面38の上部領域42と接触する方向へと働く。密閉部材を捻じ込む方向に続けて回転すると、第一のネジセグメント14は、上部領域42に沿って移動し、最終的に図2に示した完全に咬合した位置に到達する。上部領域42の緩い勾配は、効果的な密封を達成するために、この更なる回転が力強い増幅力(動力伝達)となり、密閉部材上の密封スカート34を容器頸部のリップ20に押し付け、密封プラグ56を容器頸部に押し入れることを意味している。
密閉部材12が容器頸部10上で完全に咬合する位置に近づいたとき、密閉部材上の係止用リブ50は容器頸部の内側の係止用リブ24に乗り上げ、乗り越えて聞こえるクリック音を発する。同じ位置において、第一のネジセグメント14の第二端26は、第二のネジセグメントの係止用肩部52と接触し、ネジの損傷および/または密封スカート34の過度の圧縮を結果する密閉部材の更なる捻じ込みを防止する。
密閉部材12が容器頸部10上で完全に咬合した位置にあるとき、図2に示したように第一のネジセグメント16の下側表面16は第二ネジの下側部分36の上側ネジ表面38の上部領域42と接触する。第一のネジセグメント14の下側表面16は上部領域42の勾配と適合する緩い勾配を持ち、領域42における第二ネジ部36の接触面積を増大し、軸力を容器頸部周りにでき得る限り均等に分散する。領域42の緩い勾配のため、この位置におけるネジ表面間の接触により、容器内部の圧力に起因して容器頸部から出て来る軸力のうち栓を緩める方向の回転力に変換されるのは比較的少しにしかすぎない。このことにより、密閉部材が圧力下で自然に緩まる傾向が大きく抑制される。自然に緩まることは、係止用リブ24、50によっても抑制される。本アセンブリの特徴は、下部領域42におけるネジの勾配が緩いことにより自然に栓が緩まる傾向を抑制したことにあり、このことは密閉部材が自然に噴き飛ぶおそれなしに係止用部位24,50の最小開栓トルクを減少しうることを意味する。このことにより本密閉部材は、密閉部材の安全性を減じることなく、お年寄りやリウマチ患者、子供にとって開けやすいものとなる。
更に、密閉部材12が容器頸部10上で完全に咬合した位置にあるとき、円筒状プラグ32の底部領域54の外表面56は、容器頸部のネジより下の内側表面28とともに、防御密封接触面を形成する。このことにより、ネジに容器の内容物が混入することがなくなり、アセンブリ全体としての密封効率を向上する。
使用の際、密閉部材には単純なネジ開け動作により容器頸部10から外すことができる。最初に、係止用突出部24,50の抵抗に打ち勝つために最小の開栓トルクが必要である。一度この抵抗を打ち破れば、使用者は密閉部材を緩めるために実質的にはトルクを加える必要がない。容器内の内部圧力は、密閉部材に対して容器の口から噴出する方向に軸力を及ぼす。そして密閉部材が緩められると、第一のネジセグメント14は第二ネジの下部突出部36の上側表面38に沿って移動する。第一のネジセグメントは、はじめは第二のネジセグメント36の上側表面の上部領域42に沿って移動し、次いで急な勾配の中部領域44に沿って移動する。そして、第一のネジセグメント14は、第二のネジ部36の下部突出停止面48と接触する。この位置において、ネジ軌道に沿ったガスの排気およびガス排気用ギャップ51を通ってのガスの排気が行われている間、密閉部材を更に緩めることが妨げられる。この中間のガス排気位置において、第一のネジセグメント14の下側表面16は、主として第二のネジ部36の上側表面の領域46に接触していることに注意すべきである。この領域46の緩やかな勾配のため、密閉部材上の軸力のうち開栓方向の回転トルクに変換されるのは比較的少しにすぎず、密閉部材が耐圧安全機構に乗り上げ、噴き外れる危険が減少する。
ひとたび容器頸部内からのガス排出が終わったら、密閉部材にはもはや上方向への軸力はかかっていないので、密閉部材は下方に落ち、ネジセグメント14は第二ネジの上部37の下側表面と接触する。この位置で、密閉部材を容器頸部から完全に外すべくネジ開けを継続することができる。
図3では、容器および密閉アセンブリは、約1〜約3cmの内直径を有する伝統的な容器頸部に適用されている。この実施態様におけるアセンブリの構成は、図1および2との関係で上述したものと実質的に同一である。ただし、頸部および密封プラグ周りの過度の混雑を避けるため、容器および密閉部材にはそれぞれ4つのネジおよび4つのネジ開始点しかない。
図4の実施態様において容器および密閉アセンブリは、実質的に同時係属中の出願WO02/42171(本公報のすべての内容は本明細書に加入され、援用される)に記載されたと類似の気密手段を有する。この手段は、密閉部材が頸部に完全に締め付けられたときに、密閉部材60と容器頸部62との間に気密密封を形成するものである。この気密の構成は、密封プラグ68、密封スカート69および容器頸部のリップに接触する密封フィンからなる。下記の図5の態様の詳細な説明において、この気密の構成について更なる説明がなされる。
図5では、本実施態様による容器および密閉アセンブリもまた、我々の国際特許出願WO94/11267に記載され特許請求された如き不正開封防止機構を有する。この不正開封防止機構は、容器密閉部材の外側スカート72と一体に成型され、破壊可能なブリッジ部(図示せず)によりこれと連結した不正開封防止リング73の形をとる。不正開封防止リングは、一体に成型された複数の屈曲できる、半径内側を向いた残存タブ74を有する。この残存タブは、容器頸部上の環状のリップの下に残存する。これら内側に突出したタブの使用により、頸部にリングを押し込む際にこれらのタブが外側に撓むこととなるため、最初に不正開封防止リングを損傷することなくキャップおよび不正開封防止リングを容器頸部上にパチッと嵌めることが容易となる。
図5の態様の容器および密閉アセンブリは、同時係属中の特許出願WO02/42171(本公報のすべての内容は本明細書に加入され、援用される)に記載されたのと実質的に同様の、頸部上に密閉部材が完全に締められたときに密閉部材と容器頸部との間に気密密封を形成するための手段を有する。密封の構成は、容器頸部のリップ66近傍の、内側にテーパ状になった容器頸部内表面を有する。典型的には、テーパーの角度は約1〜約10゜である。円筒状の密封プラグ75(半径方向においてネジ式プラグの外側に位置する。)は、密閉部材のキャップ71の基部から下方に突出しており、それ自体頸部の内表面と実質的に平行にテーパー形状をしている。しかし、密封プラグと容器頸部との間の単純な防御接触面の代わりに、密封プラグ75の外表面上に実質的に環状に連続した密封リブ71が形成される。環状密封リブ71は、ストレスのかかっていない状態で実質的に正三角形の断面、約150μmの高さを有する。しかし、容器頸部の、通常は硬質の材料(ガラスまたはPET)と気密密封を形成するために押し付けられるとリブは変形する。密封リブの小さな寸法は、密封プラグが密封状態となるためにかなりの力をかけなくとも密封状態を得ることが可能となる。
2つの屈曲可能な密封フィン76、77は、密閉部材の基部71から密封スカート72および密封プラグ75の間に、下方向に約2mm伸びている。これら密封フィンは、密封位置に達したときに互いに反対方向に撓み、容器リップの丸まった頂部の両側に実質的に対称的な密封部を形成する。密封フィン76、77が密封キャップの内側においてそれぞれの閉止面と接触することにより、しっかりした密封が保障される。
最後に、密閉部材のスカートの内表面78上に、更なる環状の密封リブ79が形成され、容器頸部のリップに近い外表面と咬合する。密封スカート上の密封リブ79のストレスがかかっていない状態における形状および寸法は、好ましくは密封プラグ上の密封リブの好ましい範囲と同様である。使用下において、密封リブ71および79は共働して容器のリップを挟み、広い範囲の温度および圧力にわたって高度に効果的な密封部を形成する。
図6および7の実施態様において、容器および密閉部材は図1および2の実施態様として記載した如き寸法および構成である。しかし、図6および7の実施態様における密閉部材80は、図1および2における基部30の代わりに床84を有するネジ付き密封プラグ82を備えている。その結果生ずる密閉部材内部の隔室80には脱水された飲料添加物またはスナック食品88が入れられ、密閉部材80の頂部上にヒートシールできるフィルムが熱接着され、密封されている。容器頸部から密閉部材を外す前後を問わず、内容物88を取り出すためにフィルム86を剥ぎ取ることができる。
上記の実施態様は例としてのみ記載した。当業者には、添付した特許請求の範囲の射程内の本発明の他の多くの実施態様が明らかであろう。特に、本発明は炭酸飲料用容器または熱可塑性樹脂から成型された容器に限られるものではない。
本発明による広口の容器および密閉部材の図である。密閉部材は容器頸部から完全に外れた位置にある。頸部は一部を切断した立面図であり、密閉部材は縦方向の断面図であり、隠れたネジは破線で示した。 密閉部材が容器頸部上に完全に締められた図1のアセンブリの縦方向の断面図を示す。 密閉部材が容器頸部上に完全に締められた本発明の容器および密閉アセンブリの第二の態様の縦方向の断面図を示す。 密閉部材が容器頸部上に完全に締められた本発明の容器および密閉アセンブリの第三の態様の縦方向の断面図を示す。 密閉部材が容器頸部上に完全に締められた本発明の容器および密閉アセンブリの第四の態様の縦方向の断面図を示す。 密閉部材が容器頸部上に完全に締められた本発明の容器および密閉アセンブリの第五の態様の縦方向の断面図を示す。密閉部材は、食品または飲料添加物のための隔室を有する。 図6の実施態様の縦方向の断面図を示す。隔室は食品または飲料添加物を取り出すために開放されている。

Claims (13)

  1. 容器頸部および密閉部材のアセンブリであって、
    前記容器頸部はその内表面上に熱可塑性樹脂材料の成型によって該容器頸部と一体として形成された第一のネジ山を有し、
    前記密閉部材は上記容器頸部に挿入される円筒状プラグを有し、このプラグはその外表面上に前記第一のネジ山と咬合するための第二のネジ山を有し、ただし、
    前記密閉部材は360°以下の滑らかな単一の回転によって容器頸部上に締め付けおよび再締め付けすることができ、
    前記第一のネジ山は第一のネジセグメントを少なくとも4つ有し、これら第一のネジセグメントは容器頸部上で軸方向において重なり合っておらず、
    前記第二のネジ山は、前記第一のネジセグメントよりも長く、前記密閉部材が完全に外れたところから容器頸部上で完全に閉まった位置まで前記第一のネジセグメントが滑動するための連続した螺旋状のネジ軌道を規定する第二のネジセグメントの複数を有し、
    前記第一および第二のネジ山は、ネジの開始点数が前記第一のネジセグメントの数と等しい、複数の開始点を持つネジであり、
    前記密閉部材が容器頸部に完全に締め付けられたときに前記円筒状プラグがネジの下方において頸部とともに密封防御接触面を形成し、密閉部材上の円筒状プラグおよび容器頸部がネジの下方に補完的な環状の密封表面を有するものであり、そして
    容器および密閉部材が更に、容器頸部の内表面上および密閉部材の外表面上に、所定の最小開栓トルクがかからない限り密閉部材が容器頸部上で完全に締まった位置から緩むことを防止しまたは制限する補完的な係止用部位を有するものであることを特徴とする、前記アセンブリ。
  2. 密閉部材が、容器頸部上に180°またはそれ未満の滑らかな単一の回転により容器頸部上に締め付けおよび再締め付けすることができる、請求項1に記載の容器頸部および密閉部材のアセンブリ。
  3. 更に密閉部材上に、密閉部材が容器頸部上に締められたときに容器頸部に対して密閉部を形成するための1つ以上の環状の密封部位を有する、請求項1または2に記載の容器頸部および密閉部材のアセンブリ。
  4. 容器頸部の外表面が実質的に滑らかである、請求項1〜のいずれか一項に記載の容器頸部および密閉部材のアセンブリ。
  5. 補完的係止用部位が、密閉部材が容器頸部上で完全にしまったときに第一または第二のネジセグメントと高さ位置で重なり合う、請求項に記載の容器頸部および密閉部材のアセンブリ。
  6. 更に、容器頸部の内表面上または密閉部材のスカートの外表面上のうちの1つに、容器頸部または密閉部材の他方にある第二の停止面またはネジと接触し、容器頸部上の所定の密閉部材の角度位置を越えて密閉部材を締めすぎることを防止するための突出した停止面を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の容器頸部および密閉部材のアセンブリ。
  7. 更に、頸部の内表面上および密閉部材の外表面上に、密閉部材が容器頸部から噴出す方向の軸力を受けているときに密閉部材が緩まることを防止しまたは制限するための相互に咬合する部位を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の容器頸部および密閉部材のアセンブリ。
  8. 第一および第二のネジ山が少なくとも密閉部材が前記中間地点にあるときには密閉部材が容器頸部に対して相対的に軸方向に移動しうるように構成され配置されており、前記咬合可能部位が密閉部材が前記中間地点において容器頸部から噴出す方に向かう軸方向に移動したときに互いに咬合し、
    前記相互に咬合可能な部位が密閉部材が前記中間地点において容器頸部に入る方に向かう軸方向に移動したときに互いに咬合しないように構成され配置されている、請求項に記載の容器頸部および密閉部材のアセンブリ。
  9. 第一および第二のネジ山が、それぞれ少なくとも1つのネジセグメントを有し、前記相互に咬合可能な部位が第一または第二のネジセグメントに形成された第一の接触面を有するステップまたは凹部であり、この第一の接触面は前記第二または第一のネジセグメントの他の1つの第二の接触面に接触して密閉部材が容器頸部から噴出す方向への軸力を受けているときに密閉部材が緩まる方向へ回転することを防止しまたは制限する、請求項に記載の容器頸部および密閉部材のアセンブリ。
  10. 円筒状プラグが中空であり底部で閉鎖されることにより密閉キャップの内部に隔室を規定しており、隔室の開口部は密閉部材のプラグとは反対側の基部にある、請求項1〜のいずれか一項に記載の容器頸部および密閉部材のアセンブリ。
  11. 容器本体および請求項1〜10のいずれか一項に記載の容器頸部および密閉部材のアセンブリにより密封されている頸部を有することを特徴とする、容器。
  12. 炭酸飲料を内容し、そして容器密閉アセンブリが耐圧状態に密封されている、請求項11に記載の容器。
  13. 容器頸部が容器本体から少なくとも約1cm突出しており、容器頸部は容器頸部のリップから少なくとも1cm下までの領域において実質的に滑らかな外表面を有する、請求項11または12に記載の容器。
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