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JP4802071B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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JP4802071B2 JP2006249923A JP2006249923A JP4802071B2 JP 4802071 B2 JP4802071 B2 JP 4802071B2 JP 2006249923 A JP2006249923 A JP 2006249923A JP 2006249923 A JP2006249923 A JP 2006249923A JP 4802071 B2 JP4802071 B2 JP 4802071B2
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Description

この発明は、吸引した塵埃を溜める集塵容器が掃除機本体に着脱可能な電気掃除機に関する。
従来から、集塵容器を掃除機本体に着脱自在に設けた電気掃除機が知られている(特許文献1参照)。
かかる電気掃除機は、集塵容器室を内部に形成した掃除機本体と、集塵容器室の上部開口を通して、この集塵容器室に着脱自在に装着される集塵容器と、前記上部開口を開閉する蓋体と、前記集塵容器室の下流側に設けられた電動送風機等とを備えている。
特開2005−296464号公報
上述のような電気掃除機にあっては、集塵容器を掃除機本体から取り外すときには、先ず、ロック部のロックを解除して蓋ケースを開けて集塵容器室を開放させ、この後、集塵容器を固定する固定手段の固定を解除して集塵容器を取り出す。
また、集塵容器に溜まった塵埃を捨てた後には、集塵容器を正規収容位置に配置させて固定手段により固定させ、その後、蓋ケースを閉じてロック部をロックするという操作となる。
以上のように、集塵容器の出し入れの際には、蓋ケースの開閉操作、集塵容器の出入操作、ロック部や固定手段のロック解除および固定解除操作、ロック部や固定手段のロックおよび固定操作を行う必要があり、操作が面倒であった。
さらに、集塵容器を正規収容位置まで移動させないで蓋ケースを閉じた場合、集塵容器が固定手段により固定されず、この場合、その後の使用時に、正しく作動されないおそれがあった。
この発明は、掃除機本体への集塵容器の出し入れ操作性を改善できる電気掃除機を提供することを目的としている。
本発明の電気掃除機は、掃除機本体に設けられた電動送風機により吸い込まれた塵埃を溜める集塵容器と、前記掃除機本体に設けられ、前記集塵容器を開口を通して着脱可能に収容する収納室と、この収納室の開口を開閉する蓋ケースと、この蓋ケースを、前記開口を閉じたケース閉位置で前記掃除機本体にロックするロック部と、前記集塵容器を収納室のあらかじめ設定された正規収納位置に配置したときに固定手段により前記掃除機本体に固定され、解除手段により固定手段の固定を解除したときにポップアップ手段により集塵容器を前記正規収納位置から前記開口に向けてポップアップさせるポップアップ機構と、前記蓋ケースに設けられ、この蓋ケースにより前記開口を閉じる際にポップアップ状態の前記集塵容器を押圧して前記正規収納位置まで移動させる押圧部と、を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、ポップアップ機構の固定手段の固定を解除すると、集塵容器がポップアップ手段により正規収納位置から開口へ向けてポップアップされる。よって、集塵容器の取り出しが容易となる。
また、集塵容器を装置本体の収納室に収納する場合、集塵容器をポップアップ手段によりポップアップされたポップアップ位置に配置した後、蓋ケースにより開口を閉じると、その際に、蓋ケースに設けられた押圧部が集塵容器を押圧し、集塵容器が、正規収納位置まで移動されて、ポップアップ機構の固定手段により固定される。
このように、蓋ケースにより開口を閉じるのに連動して、集塵容器が正規収納位置で固定手段により固定されるため、この集塵容器の固定と蓋ケースのロックとを別々に行うのに比べて、操作が容易になる。
また、使用者が、集塵容器を収納位置まで戻すのを忘れたり、操作力が不十分であったりして、集塵容器がポップアップ位置に配置されている場合であっても、蓋ケースを閉じれば集塵容器が正規収納位置に移動して固定手段により固定される。
このように、集塵容器が確実に正規収納位置に配置されるため、正規収納位置に配置されない装着不良を原因とした作動不良も回避できる。
以下、この発明に係る電気掃除機の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
なお、特許請求の範囲に記載のロック部とロック解除部は、それぞれ別体であっても一体であってもよいが、本実施例では、後述するクランプ700により一体のものとした実施例により説明する。
図1に示す電気掃除機10は、掃除機本体11と、この掃除機本体11の接続口11Aに一端が着脱自在に接続されその他端には手元操作管13が設けられている集塵ホース12と、手元操作管13に着脱自在に接続した延長管14と、延長管14の先端部に着脱自在に接続された吸込口体15とを備えている。手元操作管13には操作部13Aが設けられており、この操作部13Aには電動送風機24の駆動を停止する切スイッチ13aや電動送風機24のパワーを設定する強弱スイッチ13bなどが設けられている。
吸込口体15には、その底面に塵埃を吸引する図示しない吸込開口を形成した吸込室(図示せず)が形成されており、この吸込室は延長管14と集塵ホース12と接続口11Aを介して掃除機本体11内に設けた集塵ユニット50(図10参照)の吸込接続口57aに連通している。
掃除機本体11は、本体ケース20と、本体ケース20内に装着された集塵ユニット50(図2参照)と、電動送風機24とを備えている。
本体ケース20の前側には、図2ないし図4に示すように、上部開口22Aを有する集塵ユニット室(収納室)22が形成され、本体ケース20の上部に蓋ケース500(図1参照)が開閉自在に取り付けられている。この蓋ケース500により集塵ユニット室22とともに本体ケース20の上部全体が覆われている。
また、集塵ユニット室22内には、後述する集塵容器410(図11)をポップアップさせるポップアップ機構1000(図7参照)が設けられている。
また、図1に示すように蓋ケース500の両側部の下部には斜め下方に延びた一対の脚部501が形成され、この脚部501の下部501Aが本体ケース20に設けた円筒車軸17(図5参照)に回動可能に装着されるとともに、円筒車軸17に取り付けられた後輪16を覆っている。そして、図5に示すように円筒車軸17内には捩りコイルバネ18が装着され、捩りコイルバネ18の一端は円筒車軸17に固定され、捩りコイルバネ18の他端18Aは脚部501に固定されており、この捩りコイルバネ18は蓋ケース500を円筒車軸17を中心にして図1において時計回りに付勢している。
実際には、円筒車軸17に回転体900(図2参照)を回転自在に装着させ、この回転体900のアーム部901の突起902(図14参照)に捩りコイルバネ18の他端18Aを係止させ、アーム部901を蓋ケース500の脚部501内に係止させて、蓋ケース500を時計回りに付勢するものである。
そして、蓋ケース500は円筒車軸17を中心にして時計回りに回動することにより蓋ケース500が図16の鎖線で示すように開成するようになっている。
蓋ケース500の前側には、図6および図7に示すようにほぼ逆L字形の係合部材510が設けられている。
また、本体ケース20の電動送風機24の前側(図1において左側)に前面開口25B(図14参照)を有する円筒状の接続風路部(図示せず)が形成され、この接続風路部は電動送風機24の吸込開口24Aに連通している。
接続風路部の前面開口25Bには図14に示すように回転自在な格子部材600が設けられており、この格子部材600は図示しないモータにより回転するようになっている。
格子部材600には複数の突起601が設けられており、この突起601は後述するプリーツフィルタ104(図13参照)の谷部に係合して、後述するプリーツフィルタ体100を回転させていくようになっている。このプリーツフィルタ104を回転させることにより、図示しない除塵手段がプリーツフィルタ104に付着した細塵を落としていく。
本体ケース20の接続口11Aの上には、閉成された蓋ケース500をロックするクランプ700が設けられている。
このクランプ700は、図7および図8に示すように、上面が曲面に形成された操作部(ロック解除部)701を有しており、この操作部701の後面701Aの両側には後方(図7において右側)へ突出した支持板部702,702が形成され、この支持板部の外側面に軸部703,703が形成されている。
この軸部703,703は、図3に示すように本体ケース20に設けた軸受部27,27に回動自在に保持されている。そして、クランプ700は図示しないスプリングにより図7において軸部703を中心にして時計回りに付勢されている。クランプ700は図示しない規制部材より図7に示す位置より時計回りに回動しないようになっている。
そして、クランプ700は、操作部701が上から下方に押されると、図示しないスプリングの付勢力に抗して図7に示す位置から軸部703,703を中心にして反時計回りに回動するようになっている。
操作部701の前端には下方に延びた前壁部704が形成され、この前壁部704の下部には後方へ延びた押圧部705が形成されている。この押圧部705の後部には上方へ延びた支持部706が形成され、この支持部706の上部には係止爪(ロック部)707が形成されている。
この係止爪707は、図6および図7に示すように蓋ケース500の係合部材510の先端部(ロック部)511に係合して、蓋ケース500を本体ケース20にロックするようになっている。
クランプ700が、図9において反時計回りに回動されると、クランプ700の係止爪707は蓋ケース500の係合部材510の先端部511から外れ、蓋ケース500のロックが解除される。
集塵ユニット50は、図10に示すように、塵埃分離ユニット400と、この塵埃分離ユニット400に着脱自在に装着される集塵容器410とを備えている。
塵埃分離ユニット400は、塵埃分離部52と、塵埃分離部52と一体となっているフィルタ部80とを備えている。
塵埃分離部52は、図10および図12に示すように外周壁53によって円筒状に形成された分離室部54と、この分離室部54内に分離室部54の軸線に沿って設けられたほぼ円錐形状の塵埃分離手段55と、分離室部54の右側壁54Aの外側に設けた吸込風路部56と、吸込接続口57aから分離室部54へ空気を案内する案内風路管57とを有している。吸込接続口57aは、塵埃分離ユニット400が掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着されると、掃除機本体11の接続口11Aに連通されるようになっている。
分離室部54の外周壁53の上部には、図12に示すように、空気から分離された塵埃を集塵容器410へ導入する導入開口53Aが形成されている。
また、分離室部54の右側壁54Aには、円形の開口154A(図10参照)と扇状の開口154B(図12参照)とが形成され、開口154Aには塵埃分離手段55が取り付けられており、開口154BにはネットフィルタNF2(図示せず)が取り付けられている。また、右側壁54Aには接続開口54Aaが形成され、この接続開口54Aaには案内風路管57が接続されており、分離室部54と案内風路管57とが連通している。
案内風路管57から接続開口54Aaを介して分離室部54内へ導入される空気は図10において反時計回りに回転させるようになっている。
塵埃分離手段55は、複数の枠55aと、この枠55aの周囲に貼り付けたネットフィルタNF1とから構成されている。そして、吸込風路部56は、右側壁54Aの開口154AおよびネットフィルタNF1(図12参照)を介して分離室部54内に連通し、また右側壁54Aの開口154BのネットフィルタNF2(図示せず)を介して分離室部54内に連通している。
吸込風路部56は、後述するフィルタ部80の収納ケース81内に連通しているとともに、その右側壁部156(図12参照)に形成した接続開口56Aを介して後述する集塵ケース部74の集塵室部73に連通している。
集塵容器410は、図11および図12に示すように、上部に左右方向に延びた連通路71を形成した連通ケース部72と、この連通ケース部72の右端部(図12において)から下方に延びるとともに塵埃を集塵する集塵室部73を形成した集塵ケース部74と、連通ケース部72の上面に一体に形成されたアーチ状の取手部75と、を有している。
連通ケース部72の下面には、図11に示すように連通路71(図12参照)に連通する開口72Aと、フック72Fと、凹部73Aとが形成されている。凹部73A内には上下方向に延びたリブ72Rが形成されている。開口72Aは図12に示すように塵埃分離部52の導入開口53Aに接続されている。
また、集塵ケース部74の左側壁部74Bには接続開口75が形成されており、この接続開口75にはネットフィルタNF3が取り付けられている。
また、集塵ケース部74は開閉可能な蓋部74Aを有しており、図11に示すように蓋部74Aの下部には下方に延びたリブ74Rが形成されている。蓋部74Aは、軸線74J回りに回動可能になっており、この回動によって開閉するものである。
そして、集塵容器410を塵埃分離ユニット400に装着すると、図12に示すように、集塵容器410の開口72Aに塵埃分離部52の導入開口53Aが接続され、集塵容器410の接続開口75が塵埃分離ユニット400の吸込風路部56の接続開口56Aに接続されるようになっている。
フィルタ部80は、図13に示すように後面が開口されるとともに円筒状の収納ケース81と、この収納ケース81内に回転自在に取り付けられたプリーツフィルタ体(二次フィルタ)100とを有している。収納ケース81の前壁部84の前面には塵埃分離部52(図10参照)が一体に形成されている。
収納ケース81の前壁部84には、図12および図13に示すように接続開口84Aが形成され、この接続開口84Aが吸込風路部56に接続されている。そして、その接続開口84Aを介して収納ケース81内と吸込風路部56とが連通している。
プリーツフィルタ体100は、図13に示すように、収納ケース81の中心位置に設けた軸部101Aから放射状にプリーツを形成したプリーツフィルタ104を有している。
そして、本体ケース20の集塵ユニット室22に集塵ユニット50を装着すると、収納ケース81の後面開口81Bが本体ケース20の接続風路部の前面開口25B(図14参照)に接合される。
ポップアップ機構1000は、図7に示すように、集塵容器410を上部開口22Aに向けてポップアップ(集塵容器410をスプリングにより上に持ち上げること)させる一対のポップアップ手段1100,1110(図3参照)と、集塵容器410を塵埃分離ユニット400の正規収納位置に固定するロック手段(固定手段)1200と、このロック手段1200のロックを解除させる解除手段1300とを備えている。
ポップアップ手段1100は、塵埃分離ユニット400の塵埃分離部52の外周壁53の上面に設けられ且つ上方に延びるとともに断面が方形の筒状のガイドケース1101と、このガイドケース1101内に配置されたスプリング1102(図3において省略)とを有している。ガイドケース1101には上下方向に延びる一対のスリット1103(図3参照)が形成されている。
ポップアップ手段1110は、同様にして集塵ユニット室22に設けられた筒状のガイドケース1111(図3参照)と、このガイドケース1111内に配置されたスプリング1112(図7参照)とを有している。ガイドケース1111には上下方向に延びる一対のスリット1113が形成されている。
そして、集塵容器410を塵埃分離ユニット400に装着すると、集塵容器410のリブ72R,74R(図11参照)がガイドケース1101,1111のスリット1103,1113に入り込んでスプリング1102,1112(図7参照)を付勢力に抗して圧縮させる。このスプリング1102,1112の付勢力によって集塵容器410を上方に付勢するものである。
ロック手段1200は、案内風路管57の上部に前後方向(図7において左右方向)に移動可能に設けられるとともに前後方向に延びたスライド部材1201と、このスライド部材1201を前後方向へ覆うとともにこれをガイドするガイドカバー1202(図4参照)と、スライド部材1201を左方向(図7において)へ付勢するスプリング(図示せず)とを備えている。
スライド部材1201の後部側には、上方に突出した断面が矩形の筒部1203が形成され、この筒部1203がガイドカバー1202の開口1202A(図3参照)から突出されている。筒部1203の前後方向の長さは、その開口1202Aの前後方向の幅より短く設定され、スライド部材1201の前後方向の移動に支障を来さないようになっている。
そして、筒部1203の上面には開口1204が形成され、集塵容器410を塵埃分離ユニット400に装着すると、集塵容器410のフック72Fがその開口1204に入り込んでその縁部(固定手段)1204aに係合され、この係合により集塵容器410が図7に示す正規収納位置にロックされるようになっている。
解除手段1300は、スライド部材1201と、このスライド部材1201を、図7において右方向である電気掃除機後方へ移動させるクランプ700の押圧部705等とから構成される。そして、クランプ700は、操作部701が上から押されて図9に示すように回動すると、クランプ700の押圧部705が図示しないスプリングの付勢力に抗してスライド部材1201の先端部1201aに当接してスライド部材1201を図9において右方へ移動させる。この移動により、集塵容器410のフック72Fがスライド部材1201の筒部1203の開口1204の縁部1204aから外れ、集塵容器410のロックが解除される。
クランプ700の操作部701が押されていないときには、クランプ700の押圧部705とスライド部材1201の先端部1201aとの間に所定の隙間が形成されている。
したがって、ポップアップ機構1000は、解除手段1300によりロック手段1200による集塵容器410の固定を解除すると、集塵容器410は、ポップアップ手段1100,1110の付勢力で、正規収納位置から上方にポップアップされる。なお、集塵容器410が、ポップアップ手段1100,1110により上方に持ち上げられた位置のことを、本明細書では、ポップアップ位置と称する。
さらに、図7に示すように、蓋ケース500の裏面には、ポップアップ位置に配置された集塵容器410を、正規収容位置へ押し下げる押圧部521が形成されている。この押圧部521は、蓋ケース500の裏面に剛性向上のために設けられたリブ522の一部を下方へ突出させて形成されており、図示の正規収納位置に配置された集塵容器410の取手部75の上面に当接する位置および突出量に形成されている。
また、押圧部521は、取手部75の前後方向の長さよりも長く形成されている。これは、図9に示すように集塵容器410をポップアップ位置に配置した場合でも、押圧部521を取手部75の上面に当接させるためである。
すなわち、蓋ケース500は、前述したように、電気掃除機10の下部の円筒車軸17を中心に回動可能に支持されており、押圧部521は、円筒車軸17を中心とした回動軌跡で移動する。それに対して、集塵容器410は、上下方向に移動する。
このため、蓋ケース500の回動軌跡上において、正規収納位置に配置された集塵容器410の取手部75の上面に重なる位置と、ポップアップ位置に配置された集塵容器410の取手部75の上面に重なる位置とが、電気掃除機10の前後方向で異なる。そこで、押圧部521は、正規収納位置とポップアップ位置のいずれでも、取手部75の上面に確実に当接する前後方向長さを有している。
[動 作]
次に、上記のように構成される電気掃除機の動作について説明する。
先ず、図2に示すように、集塵ユニット50を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着し、図1に示すように集塵ホース12を掃除機本体11の接続口11Aに接続するとともに手元操作管13に延長管14を介して吸込口体15を接続する。
手元操作管13の操作部13Aの強弱スイッチ13bが操作されると、電動送風機24が駆動される。この電動送風機24の駆動により、電動送風機24の吸込開口24Aから空気が吸い込まれて、図示しない接続風路部を介して集塵ユニット50の収納ケース81内に負圧が作用し、さらに吸込風路部56を介して集塵ケース部74内や塵埃分離部52の分離室部54に作用する。そして、その負圧が案内風路管57を介して集塵ホース12,延長管14および吸込口体15に作用し、吸込口体15から空気とともに塵埃が吸引されていく。
この吸引された塵埃および空気が延長管14および集塵ホース12を介して集塵ユニット50の吸込接続口57aへ吸引されていく。この吸込接続口57aへ吸引された塵埃および空気は案内風路管57を通って塵埃分離部52の分離室部54内へ導入され、この分離室部54内では図10において反時計回りに回転していく。
そして、この回転により塵埃と空気が慣性により分離され、空気が塵埃分離手段55のネットフィルタNF1(図12参照)や開口154BのネットフィルタNF2(図示せず)を通り、さらに吸込風路部56を通ってフィルタ部80の収納ケース81内へ吸引されていく。
他方、分離された塵埃は、慣性力によって分離室部54の導入開口53Aから集塵容器410の連通ケース部72内へ一部の空気とともに導入される。この導入された塵埃および空気は連通ケース部72の連通路71を通って集塵室部73へ吸引されていき、塵埃は集塵室部73に集塵されていく。
集塵室部73へ吸引された空気は、細塵とともにネットフィルタNF3を通って吸込風路部56に吸引され、さらにフィルタ部80の収納ケース81内へ吸引されていく。この際、前記細塵はプリーツフィルタ104によって捕捉される。
収納ケース81内へ吸引された空気は、プリーツフィルタ体100のプリーツフィルタ104を通って掃除機本体11の接続風路部(図示せず)へ吸引され、さらに電動送風機24の吸込開口24Aへ吸引されていく。
電動送風機24の吸込開口24Aへ吸引された空気は電動送風機24内を通って図2に示す掃除機本体11の排気口(図示せず)から排気されていく。
手元操作管13の操作部13Aの切スイッチ13aが操作されると、格子部材600が図示しないモータにより所定時間だけ回転され、これによりプリーツフィルタ体100が回転されて、図示しない除塵手段によりプリーツフィルタ104に付着した細塵が落されていく。
そして、掃除の終了後、集塵容器410に溜まった塵埃を捨てる場合、クランプ700の操作部701を上から押圧する。この押圧により、クランプ700は図示しないスプリングの付勢力に抗して図7に示す位置から軸部703を中心にして反時計回りに回動する。
クランプ700が、図9において反時計回りに回動されると、クランプ700の係止爪707は蓋ケース500の係合部材510の先端部511から外れ、蓋ケース500のロックが解除される。このロックが解除されると、蓋ケース500は捩りコイルバネ18(図5参照)によって図16の鎖線で示すように開成する。
他方、クランプ700が図9に示すように回動すると、クランプ700の押圧部705がスライド部材1201を右方へ移動させ、この移動によりロック手段1200にあっては、集塵容器410のフック72Fが、スライド部材1201の開口1204の縁部1204aから外れ、集塵容器410の固定が解除される。
これにより、集塵容器410のリブ72R,74Rが、図15に示すようにガイドケース1101,1111のスプリング1102,1112の付勢力によって、上方へ押し上げられる。すなわち、集塵容器410がスプリング1102,1112の付勢力によって図15および図17に示すようにポップアップされてポップアップ位置に配置される。
ところで、クランプ700の押圧部705とスライド部材1201の先端部1201aとの間に隙間があることにより、クランプ700の操作部701を押圧したときには、まず、ロック部としての係止爪707と先端部511との係合が外れて蓋ケース500が開成され、これに遅れてロック手段1200の係合が外れる。したがって、集塵容器410のポップアップが確実に行われる。
このように、クランプ700の操作部701を押圧するだけで、蓋ケース500が開成されて集塵容器410がポップアップされるので、掃除機本体11からの集塵容器410の取り外しが容易になる。
次に、この集塵容器410に溜まった塵埃を捨てた後に、これを掃除機本体11に装着する場合、使用者は、集塵容器410のリブ72R,74Rをそれぞれ、各ポップアップ手段1100,1110のスリット1103,1113に差し込む。ここで、さらに集塵容器410を下方に押して正規収納位置に配置させてロック手段1200をロックさせてもよいが、図15に示すポップアップ位置のままにしてもよい。
このように集塵容器410をポップアップ位置に配置させた場合であっても、蓋ケース500を、ロック部としての係止爪707と先端部511とが係合して上部開口22Aを完全に閉じる全閉位置まで回動させると、集塵容器410は、正規収納位置まで押し下げられて、ロック手段1200がロック状態となって固定される。
すなわち、集塵容器410をポップアップ位置に配置して蓋ケース500を閉じると、蓋ケース500の回動途中で、図15に示すように、蓋ケース500の裏面のリブ522に形成した押圧部521が集塵容器410の取手部75の上面に当接する。そして、蓋ケース500がさらに閉方向に回動されると、集塵容器410が下方に押されてスプリング1102,1112の付勢力に抗して押し下げられ、正規収納位置に達した時点で、集塵容器410の下面のフック72Fと筒部1203の縁部1204aとが係合してロック手段1200がロック状態となる。
なお、本実施例1では、図15に示すように、蓋ケース500の押圧部521が取手部75に当接するのは、蓋ケース500の全回動軌跡中において回動中心から最も前方に離された位置の近傍であり、この位置からの閉方向への回動軌跡がほぼ下方を向くことになり、集塵容器410は効率的に下方に押されるようになっている。
以上説明したように、本実施例1では、集塵容器410に溜まった塵埃を捨てる場合、蓋ケース500のロックを解除する操作、すなわちクランプ700を押して回動させると、蓋ケース500が上方に回動するとともに、これに遅れて集塵容器410の固定が解除されて正規収納位置から上方へ持ち上げられる。
このように、集塵容器410の固定が解除されてポップアップされるから、ポップアップされない場合に比べ、取り出しが容易であり、かつ、クランプ700の操作に加えて集塵容器410の固定解除操作を行うものに比べても、操作数が少なく、取り出しが容易である。
また、集塵容器410を正規収納位置に収納する場合、集塵容器410をポップアップ位置に配置した後、蓋ケース500を、ロック部としての係止爪707によりロックされて上部開口22Aを完全に閉じる全閉位置まで回動させると、同時に、集塵容器410が正規収納位置まで押し下げられて、固定手段としてのロック手段1200により固定されるようにした。
このため、集塵容器410の正規収納位置への装着と、蓋ケース500の全閉操作とを、それぞれ行うのに比べ、操作数が少なく、操作が容易である。
また、使用者が集塵容器410をポップアップ位置に配置した後、正規収納位置まで押し込むのを忘れたり、押し込み操作力が不十分であったりして、集塵容器410が正規収納位置に固定されること無く、ポップアップ位置に配置されている場合であっても、蓋ケース500を閉じれば正規収納位置に移動して固定される。このように、確実に集塵容器が正規収納位置に配置される。
このため、蓋ケース500を閉じた後に、電気掃除機10を使用したときに、集塵容器410の装着が不適切で、作動不良が生じることが無くなり、操作性に優れる。
さらに、本実施例1では、押圧部521を、蓋ケース500の補強用のリブ522を利用して、その一部に形成したため、リブ522とは別に押圧部521を形成するのに比べて、同じ高さであれば、材料の使用量を削減でき、コスト的に有利である。
図18ないし図21は第2実施例を示したものであり、この第2実施例では集塵容器410の集塵ケース部74の集塵室部73(図12参照)に所定量の塵埃が溜まったとき、電動送風機24の駆動が停止した後に自動的に蓋ケース500の開成と集塵容器410のポップアップを行うようにしたものである。
集塵容器410の集塵室部73の所定量の塵埃の検出は、図18に示すように、発光ダイオードD1から集塵容器410の透明な集塵ケース部74の所定位置に向けて赤外光を発光させ、この集塵ケース部74の所定位置を通過してきた赤外光を受光ダイオードD2が受光する受光量に基づいて検出する。すなわち、集塵ケース部74の集塵室部73に塵埃が所定量溜まると、この溜まった塵埃が赤外光を遮光し、受光ダイオードD2が赤外光を受光しなくなることを利用して塵埃が所定量溜まったか否かを検出する。
発光ダイオードD1および受光ダイオードD2は掃除機本体11の集塵ユニット室22に設ける。そして、発光ダイオードD1と受光ダイオードD2とで塵埃量検出手段が構成される。
図19ないし図21において、800はクランプ700の下方位置に設けられるとともに左右方向(図19および図21において)に移動する移動部材であり、この移動部材800の一端には前方(図21において下方)に延びたアーム部801が設けられている。このアーム部801には長孔802が形成され、この長孔802内にはこの長孔802に沿って移動可能なピン803が挿入されている。
ピン803は円板805に偏芯した位置に設けられており、この円板805の中心部にはモータM2の駆動軸M2aが装着されている。そして、モータM2の駆動により円板805が回転すると、移動部材800は左右に往復移動することになる。
移動部材800の後面(図21において上面)には突出部810が形成され、この突出部810には傾斜面811が形成されている。そして、クランプ700の支持部706の下部706Tと、スライド部材1201の先端部1201aとが上記傾斜面811に対向し、スライド部材1201の先端部1201aがクランプ700の支持部706の下部706Tより引き込んでいる。
移動部材800が左方向(図21において)へ移動すると、突出部810の傾斜面811がクランプ700の支持部706の下部706Tとスライド部材1201の先端部1201aとに当接して、クランプ700を図20において軸部703を中心にして反時計回りに回動させ、スライド部材1201を右方向(図20において)に移動させる。
そして、モータM2と移動部材800と突出部810とで蓋ケース500のロックと集塵容器410のロックを解除するロック解除手段が構成される。
クランプ700の反時計回りの回動により蓋ケース500が開成し、スライド部材1201を右方向への移動により集塵容器410がポップアップされる。
この第2実施例では、クランプ700の操作部701を手で押圧した場合、支持部706の下部706Tがスライド部材1201の先端部の段部1201dに当接してスライド部材1201を右方向へ移動させて、第1実施例と同様に蓋ケース500の開成と集塵容器410のポップアップが行われるようになっている。
図22は第2実施例の制御系の構成を示したブロック図である。図22において、M1は格子部材600(図14参照)を回転させるモータであり、200は電動送風機24やモータM1,M2を制御する制御装置である。
[動 作]
次に、第2実施例の動作を簡単に説明する。
手元操作管13の操作部13Aの切スイッチ13aが操作されると、発光ダイオードD1から赤外光が発光され、集塵容器410の集塵ケース部74を通過した赤外光を受光ダイオードD2が受光し、この受光ダイオードD2の受光量に基づいて制御装置200が集塵ケース部74の集塵室部73に所定量の塵埃が溜まったか否かを判断する。制御装置200が集塵室部73に所定量の塵埃が溜まったと判断した場合、電動送風機24およびモータM1の駆動が停止されていることを条件にモータM2を駆動させる。
このモータM2の駆動により移動部材800が左方向(図21において)に移動され、クランプ700が図20において軸部703を中心にして反時計回りに回動されて、蓋ケース500が開成される。
他方、移動部材800の移動によりスライド部材1201が右方向(図20において)に移動され、これにより集塵容器410のフック72Fがスライド部材1201の開口1204の縁部1204aから外れ、集塵容器410がポップアップされる。
スライド部材1201の先端部1201aがクランプ700の支持部706の下部706Tより引き込んでいることにより、クランプ700の操作部701を押圧すると、蓋ケース500が開成した後に集塵容器410のポップアップが行われる。
なお、モータM2の駆動によって移動部材800は円板805が1回転されて1往復移動されるものであり、蓋ケース500の開成や集塵容器410のポップアップが行われた後、クランプ700やスライド部材1201は初期位置(図20に示す位置)に戻る。
なお、本実施例1,2のポップアップ手段は、集塵容器410を上方に付勢する構成としたが、これに限るものではない。すなわち、集塵容器410を上部開口22Aに近づく方向に移動させるものであれば、上方以外の方向に付勢する構成としてもよい。また、掃除機本体11に対する集塵容器410とポップアップ手段の配置などに応じて突出量は適宜設定し得るものである。
また、塵埃量検出手段は、本実施例のように集塵量を直接量るものに限るものではなく、例えば、フィルタの目詰まりを検知することで塵埃量を検出するなどの種々の方法を用いることができる。
また、実施例1,2では、集塵ユニット50を掃除機本体11に着脱可能なものを示したが、掃除機本体11に固定されるものに適用してもよい。
この発明に係る電機掃除機の外観を示した斜視図である。 蓋ケースを外した図1の掃除機本体の外観を示した斜視図である。 図2に示す掃除機本体の平面図である。 集塵容器を外した図2の掃除機本体の一部を拡大した斜視図である。 掃除機本体の円筒車軸に装着した捩りコイルバネ18を示した説明図である。 クランプの係止爪と蓋ケースの係合部材との係合関係を示した説明図である。 集塵容器のポップアップ機構を示した説明図である。 クランプを示した平面図である。 蓋ケースのロックの解除と集塵ケースのロックの解除とを示した説明図である。 集塵ユニットの外観を示した斜視図である。 集塵容器の外観を示した斜視図である。 集塵ユニットの構成を示した横断面図である。 塵埃分離部の外観を示した斜視図である。 掃除機本体の横断面図である。 集塵容器がポップアップされた状態を示した説明図である。 蓋ケースの開成を説明するための掃除機本体の側面図である。 集塵容器がポップアップされた状態を示した説明図である。 集塵容器に対する発光ダイオードと受光ダイオードの位置関係を示した説明図である 移動部材の配置位置を示した斜視図である。 移動部材とスライド部材との位置関係を示した説明図である。 移動部材を移動させる構成を示した説明図である。 第2実施例の電気掃除機の制御系の構成を示したブロック図である。
符号の説明
10 電気掃除機
11 掃除機本体
22 集塵ユニット室(収納室)
24 電動送風機
410 集塵容器
500 蓋ケース
510 係合部材(ロック部)
521 押圧部
701 操作部(ロック解除部)
707 係止爪(ロック部)
800 移動部材(ロック解除手段)
810 突出部(ロック解除手段)
1000 ポップアップ機構
1100 ポップアップ手段
1110 ポップアップ手段
1200 ロック手段(固定手段)
1300 解除手段
D1 発光ダイオード(塵埃量検出手段)
D2 受光ダイオード(塵埃量検出手段)
M2 モータ(ロック解除手段)

Claims (1)

  1. 掃除機本体に設けられた電動送風機により吸い込まれた塵埃を溜める集塵容器と、
    前記掃除機本体に設けられ、前記集塵容器を開口を通して着脱可能に収容する収納室と、
    この収納室の開口を開閉する蓋ケースと、
    この蓋ケースを、前記開口を閉じたケース閉位置で前記掃除機本体にロックするロック部と、
    前記集塵容器を収納室のあらかじめ設定された正規収納位置に配置したときに固定手段により前記掃除機本体に固定され、解除手段により固定手段の固定を解除したときにポップアップ手段により集塵容器を前記正規収納位置から前記開口に向けてポップアップさせるポップアップ機構と、
    前記蓋ケースに設けられ、この蓋ケースにより前記開口を閉じる際にポップアップ状態の前記集塵容器を押圧して前記正規収納位置まで移動させる押圧部と、
    を備えていることを特徴とする電気掃除機。
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