JP4712311B2 - ポリプロピレン系樹脂組成物 - Google Patents
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Description
[1] ポリプロピレン系樹脂(A1)10〜99重量部、エラストマーマスターバッチ(B)1〜50重量部、フィラー(C)0〜40重量部からなる樹脂組成物であって、エラストマーマスターバッチ(B)が、135℃デカリン中での極限粘度[η]が6〜12dl/gの超高分子量ポリプロピレン(A2)35〜70重量部およびエラストマー(D)30〜65重量部からなることを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物(I)。
135℃デカリン中での極限粘度[η]が6〜12dl/gの超高分子量ポリプロピレン(A2)35〜70重量部、およびエチレン・α−オレフィンランダム共重合体(D−1)、エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体(D−2)および水素添加ブロック共重合体(D−3)からなる群から選ばれる1種あるいは2種以上のエラストマー(D)30〜65重量部(ただし、(A2)+(D)=100重量部)からなるエラストマーマスターバッチ(B)を製造する工程と、ASTM D1238(230℃、2.16kg荷重)に従って測定したメルトフローレートが0.3〜200g/10分であるポリプロピレン系樹脂(A1)10〜99重量部、該エラストマーマスターバッチ(B)1〜50重量部、およびフィラー(C)0〜40重量部(ただし、(A1)+(B)+(C)=100重量部)を含む樹脂組成物を製造する工程とを含むことを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物の製造方法。
[2] 上記のポリプロピレン系樹脂組成物(I)において、エラストマー(D)が水素添加物ブロック共重合体であるポリプロピレン系樹脂組成物(II)。
[3] 上記のポリプロピレン系樹脂組成物(I)または(II)において、エラストマー(D)が、エチレン−α-オレフィン共重合体であるポリプロピレン系樹脂組成物(III)。
[4] 上記のポリプロピレン系樹脂組成物(I)〜(III)において、クロス分別クロマトグラフ(CFC)における、オルトジクロルベンゼン(ODCB)80℃以下の溶出成分量が1〜32重量%、80〜135℃の溶出成分量が28〜99重量%、135℃不溶成分量が0〜40重量%であり、80〜135℃の溶出成分のMw/Mnが10以上であるポリプロピレン系樹脂組成物(IV)。
[5] 上記のポリプロピレン系樹脂組成物(I)〜(IV)において、220℃溶融動的粘弾性より測定された貯蔵弾性率G'と損失弾性率G"の交点(GNO)における周波数FGNOが1×10-1(Hz)以上であるポリプロピレン系樹脂組成物(V)。
[6] 上記ポリプロピレン系樹脂組成物(I)〜(V)のいずれかの樹脂組成物を成形して得られる成形品(VI)、好ましくは自動車外装部品。
本発明におけるポリプロピレン系樹脂(A1)とは、プロピレンの単独重合体、プロピレンとα-オレフィンの共重合体、プロピレンとα-オレフィンのブロック共重合体である。前述のα−オレフィンの具体例としては、1−ブテン、2−メチル−1−プロペン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、2−エチル−1−ブテン、2,3−ジメチル−1−ブテン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、3,3−ジメチル−1−ブテン、1−ヘプテン、メチル−1−ヘキセン、ジメチル−1−ペンテン、エチル−1−ペンテン、トリメチル−1−ブテン、メチルエチル−1−ブテン、1−オクテン、メチル−1−ペンテン、エチル−1−ヘキセン、ジメチル−1−ヘキセン、プロピル−1−ヘプテン、メチルエチル−1−ヘプテン、トリメチル−1−ペンテン、プロピル−1−ペンテン、ジエチル−1−ブテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン等をあげることができる。この中でも1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンのα−オレフィンを好ましく用いることができる。
本発明で使用するエラストマーマスターバッチ(B)の構成成分である超高分子量ポリプロピレン(A2)は、プロピレンの単独重合体であってもよいし、少量の他のモノマーとの共重合体であってもよいが、プロピレン単独重合体が好ましい。共重合体の場合、ランダム共重合体であってもよいし、ブロック共重合体であってもよい。
(式(1)中、Rは炭化水素基、Xはハロゲン原子、0≦g≦4である。)
具体的にはTiCl4、TiBr4、TiI4などのテトラハロゲン化チタン;Ti(OCH3)Cl3、Ti(OC2H5)Cl3、Ti(O−n−C4H9)Cl3、Ti(OC2H5)Br3、Ti(O−iso−C4H9)Br3などのトリハロゲン化アルコキシチタン;Ti(OCH3)2Cl2、Ti(OC2H5)2Cl2、Ti(O−n−C4H9)2Cl2、Ti(OC2H5)2Br2などのジハロゲン化ジアルコキシチタン;Ti(OCH3)3Cl、Ti(OC2H5)3Cl、Ti(O−n−C4H9)3Cl、Ti(OC2H5)3Brなどのモノハロゲン化トリアルコキシチタン;Ti(OCH3)4、Ti(OC2H5)4、Ti(O−n−C4H9)4、Ti(O−iso−C4H9)4、Ti(O−2−エチルヘキシル)4などのテトラアルコキシチタン等があげられる。これらの中ではハロゲン含有チタン化合物が好ましく、さらにテトラハロゲン化チタンが好ましく、特に四塩化チタンが好ましい。チタン化合物(a−2)は2種以上組み合せて用いることもできる。またチタン化合物(a−2)は、炭化水素化合物、ハロゲン化炭化水素化合物などに希釈して用いることもできる。
R4とは互いに連結されて環状構造を形成していてもよい。炭化水素基R1〜R6が置換さ
れている場合の置換基は、N、O、Sなどの異原子を含み、たとえばCH 2 −O−CH 2 、COOR、COOH、OH、SO3H、CH 2 −NH−CH 2 、NH2などの基を有する。
[1] 電子供与体(液状化剤)(a−3)を含むマグネシウム化合物(a−1)の炭化水素溶液を、有機金属化合物と接触反応させて固体を析出させた後、または析出させながらチタン化合物(a−2)と接触反応させる方法。
[2] マグネシウム化合物(a−1)と電子供与体(a−3)からなる錯体を有機金属化合物と接触、反応させた後、チタン化合物(a−2)を接触反応させる方法。
[3] 無機担体と有機マグネシウム化合物(a−1)との接触物に、チタン化合物(a−2)および電子供与体(a−3)を接触反応させる方法。この際予め接触物をハロゲン含有化合物および/または有機金属化合物と接触反応させてもよい。
[4] 液状化剤および場合によっては炭化水素溶媒を含むマグネシウム化合物(a−1)溶液、電子供与体(a−3)および担体の混合物から、マグネシウム化合物(a−1)の担持された担体を得た後、次いでチタン化合物(a−2)を接触させる方法。
[5] マグネシウム化合物(a−1)、チタン化合物(a−2)、電子供与体(a−3)、場合によってはさらに炭化水素溶媒を含む溶液と、担体とを接触させる方法。
[6] 液状の有機マグネシウム化合物(a−1)と、ハロゲン含有チタン化合物(a−2)とを接触させる方法。このとき電子供与体(a−3)を少なくとも1回は用いる。
[7] 液状の有機マグネシウム化合物(a−1)とハロゲン含有化合物とを接触させた後、チタン化合物(a−2)を接触させる方法。この過程において電子供与体(a−3)を少なくとも1回は用いる。
[8] アルコキシ基含有マグネシウム化合物(a−1)と、ハロゲン含有チタン化合物(a−2)とを接触させる方法。このとき電子供与体(a−3)を少なくとも1回は用いる。
[9] アルコキシ基含有マグネシウム化合物(a−1)および電子供与体(a−3)からなる錯体と、チタン化合物(a−2)とを接触させる方法。
[10]アルコキシ基含有マグネシウム化合物(a−1)および電子供与体(a−3)からなる錯体を、有機金属化合物と接触させた後、チタン化合物(a−2)と接触反応させる方法。
[11]マグネシウム化合物(a−1)と、電子供与体(a−3)と、チタン化合物(a−2)とを任意の順序で接触、反応させる方法。この反応に先立って、各成分を、電子供与体(a−3)、有機金属化合物、ハロゲン含有ケイ素化合物などの反応助剤で予備処理してもよい。
[12]還元能を有さない液状のマグネシウム化合物(a−1)と、液状チタン化合物(a−2)とを、電子供与体(a−3)の存在下で反応させて固体状のマグネシウム・チタン複合体を析出させる方法。
[13]前記[12]で得られた反応生成物に、チタン化合物(a−2)をさらに反応させる方法。
[14]前記[11]または[12]で得られる反応生成物に、電子供与体(a−3)およびチタン化合物(a−2)をさらに反応させる方法。
[15]マグネシウム化合物(a−1)と、電子供与体(a−3)と、チタン化合物(a−2)とを粉砕して得られた固体状物を、ハロゲン、ハロゲン化合物または芳香族炭化水素のいずれかで処理する方法。なおこの方法においては、マグネシウム化合物(a−1)のみを、あるいはマグネシウム化合物(a−1)と電子供与体(a−3)とからなる錯化合物を、あるいはマグネシウム化合物(a−1)とチタン化合物(a−2)を粉砕する工程を含んでもよい。また粉砕後に反応助剤で予備処理し、次いでハロゲンなどで処理してもよい。反応助剤としては、有機金属化合物あるいはハロゲン含有ケイ素化合物などが用いられる。
[16]マグネシウム化合物(a−1)を粉砕した後、チタン化合物(a−2)を接触させる方法。マグネシウム化合物(a−1)の粉砕時および/または接触時には、電子供与体(a−3)を必要に応じて反応助剤とともに用いる。
[17]上記(11)〜(16)で得られる化合物をハロゲンまたはハロゲン化合物または芳香族炭化水素で処理する方法。
[18]金属酸化物、有機マグネシウム(a−1)およびハロゲン含有化合物との接触反応物を、電子供与体(a−3)および好ましくはチタン化合物(a−2)と接触させる方法。
[19]有機酸のマグネシウム塩、アルコキシマグネシウム、アリーロキシマグネシウムなどのマグネシウム化合物(a−1)を、チタン化合物(a−2)、電子供与体(a−3)、必要に応じてハロゲン含有炭化水素と接触させる方法。
[20]マグネシウム化合物(a−1)とアルコキシチタンとを含む炭化水素溶液と、電子供与体(a−3)および必要に応じてチタン化合物(a−2)と接触させる方法。この際ハロゲン含有ケイ素化合物などのハロゲン含有化合物を共存させることが好ましい。
[21]還元能を有さない液状のマグネシウム化合物(a−1)と、有機金属化合物とを反応させて固体状のマグネシウム・金属(アルミニウム)複合体を析出させ、次いで、電子供与体(a−3)およびチタン化合物(a−2)を反応させる方法。
R1 mAl(OR2)3-m(R1、R2は前記と同様であり、mは好ましくは1.5≦m≦3の数である。)で示される化合物、
R1 mAlX3-m(R1は前記と同様であり、Xはハロゲンであり、mは好ましくは0<m<3である。)で示される化合物、
R1 mAlH3-m(R1は前記と同様であり、mは好ましくは2≦m<3である。)で示される化合物、
R1 mAl(OR2)nXq(R1、R2は前記と同様であり、Xはハロゲン、0<m<3、0<n<3、0<q<3であり、かつm+n+q=3である。)で示される化合物などをあげることができる。
(式(3)中、nは1、2または3であり、nが1のときR1は2級または3級の炭化水素基であり、nが2または3のときR1の少なくとも1つは2級または3級の炭化水素基であり、R1は同一であっても異なっていてもよく、R2は炭素数1〜4の炭化水素基であって、4−nが2または3であるときR2は同一であっても異なっていてもよい。)
前記式(3)で示される有機ケイ素化合物(c−1)において、2級または3級の炭化水素基としては、シクロペンチル基、シクロペンテニル基、シクロペンタジエニル基、置換基を有するこれらの基あるいはSiに隣接する炭素が2級または3級である炭化水素基等があげられる。より具体的に、置換シクロペンチル基としては、2−メチルシクロペンチル基、3−メチルシクロペンチル基、2−エチルシクロペンチル基、2−n−ブチルシクロペンチル基、2,3−ジメチルシクロペンチル基、2,4−ジメチルシクロペンチル基、2,5−ジメチルシクロペンチル基、2,3−ジエチルシクロペンチル基、2,3,4−トリメチルシクロペンチル基、2,3,5−トリメチルシクロペンチル基、2,3,4−トリエチルシクロペンチル基、テトラメチルシクロペンチル基、テトラエチルシクロペンチル基などのアルキル基を有するシクロペンチル基等があげられる。
(式(6)中、RおよびR2は炭化水素基であり、0<n<4であり、この式で示される有機ケイ素化合物中には、前記式(3)で示される有機ケイ素化合物(c−1)は含まれない。)
より具体的には、トリメチルメトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジイソプロピルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、フェニルメチルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、ビスo−トリルジメトキシシラン、ビスm−トリルジメトキシシラン、ビスp−トリルジメトキシシラン、ビスp−トリルジエトキシシラン、ビスエチルフェニルジメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、デシルトリメトキシシラン、デシルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、γ−クロルプロピルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、n−ブチルトリエトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、クロルトリエトキシシラン、エチルトリイソプロポキシシラン、ビニルトリブトキシシラン、トリメチルフェノキシシラン、メチルトリアリロキシ(allyloxy)シラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシシラン)、ビニルトリアセトキシシランなどがあげられる。さらに類似化合物として、ケイ酸エチル、ケイ酸ブチル、ジメチルテトラエトキシジシクロキサンなどを用いることもできる。
エラストマー(D)としては、エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(D−1)、エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体(D−2)、水素添加ブロック共重合体(D−3)、その他弾性重合体、およびこれらの混合物などがあげられる。
エラストマーマスターバッチ(B)は、超高分子量ポリプロピレン(A2)とエラストマー(D)からなる。両者の合計100重量部中、超高分子量ポリプロピレン(A2)の構成比は30〜70重量部、好ましくは35〜65重量部、さらに好ましくは40〜60重量部である。エラストマー(D)の構成比は、超高分子量ポリプロピレン(A2)とエラストマー(D)の合計100重量部中、30〜70重量部、好ましくは35〜65重量部、さらに好ましくは40〜60重量部である。
本発明で用いられるフィラー(C)としては、具体的には、タルク、クレー、炭酸カルシウム、マイカ、けい酸塩類、炭酸塩類、ガラス繊維などが挙げられる。これらの中では、タルク、炭酸カルシウムが好ましく、特にタルクが好ましい。タルクの平均粒径は、1〜5μm、好ましくは1〜3μmの範囲内にあることが望ましい。フィラー(C)は、1種単独で使用することもできるし、2種以上を組み合せて使用することもできる。
本発明の樹脂組成物中には、その目的、効果を大きく阻害しない範囲で、用途に応じて各種の添加剤、例えば、分散剤、滑剤、可塑剤、難燃剤、酸化防止剤、帯電防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、結晶化促進剤(増核剤)等の改質用添加剤、顔料、染料等の着色剤、カーボンブラック、酸化チタン等、公知の添加剤を添加することができる。
本発明におけるポリプロピレン系樹脂組成物の調製の方法は、溶融法、溶液法等、特に限定されないが、実用的には溶融混練方法が好ましい。溶融混練の方法としては、熱可塑性樹脂について一般に実用されている混練方法が適用できる。例えば、粉状又は粒状の各成分を、必要であれば付加的成分の項に記載の添加物等と共に、ヘンシェルミキサー、リボンブレンダー、V型ブレンダー等により均一に混合した後、一軸又は多軸混練押出機、
混練ロール、バッチ混練機、ニーダー、バンバリーミキサー等で混練することができる。
本発明のポリプロピレン系樹脂組成物は、クロス分別クロマトグラフ(CFC)および動的溶融粘弾性測定より確認できる。
本発明のポリプロピレン系樹脂組成物は、クロス分別クロマトグラフより分別されるオルトジクロルベンゼン(ODCB)80℃以下の溶出成分量が1〜32重量%、80〜135℃の溶出成分量が28〜99重量%、135℃不溶成分量が0〜40重量%である。ここで、80〜135℃の溶出成分のMw/Mnは10以上であり、好ましくはMw/Mnは12以上である。
測定装置 : CFC T−150A型、三菱油化(株)製、商標
カラム : Shodex AT−806MS(x3本)
溶解液 : o−ジクロロベンゼン
流速 : 1.0ml/min
試料濃度 : 0.3wt%/vol%(0.1%BHT入り)
注入量 : 0.5ml
溶解性 : 完全溶解
検出器 : 赤外吸光検出法、3.42μ(2924cm−1)、NaCl板
溶出温度 : 0〜135℃、28フラクション
0、 10、 20、 30、 40、 45、 50、
55、 60、 65、 70、 75、 80、 85、
90、 94、 97、100、103、106、109、
112、115、118、121、124、127、135 (℃)
測定装置 : DAR−100(ジャスコインターナショナル(株)(レオロジカ)
製)
測定系 : パラレルプレート(直径1インチφ)、ギャップ1mm
測定温度 : 220℃
測定周波数 : 0.0016〜16Hz
歪み : 0.1%
(1)予備重合
内容量6 literの撹拌機付のリアクターにn−ヘプタン3 literを投入し、プロピレン重合用固体状チタン触媒成分30g、トリメチルアルミニウムを固体状チタン触媒成分中のチタン原子に対して10倍モル、および2,6−ジメチル−3,3−ビス(メトキシメチル)ヘプタンを固体状チタン触媒成分中のチタン原子に対して2倍モルの割合で供給した。次に、プロピレン48N literを装入し、槽内温度を15℃以下に保持してプロピレンを完全に反応させ、予備重合体を得た。これにイソブタンを加えて予備重合固体1.6g/literとなるまで希釈し、予備重合体スラリーとした。
内容量600 literの撹拌機付き第1段リアクターに液化プロピレンモノマー110kg、上記(1)で得た予備重合体スラリー5 liter、トリエチルアルミニウム0.14モル、ジシクロペンチルジメトキシシラン0.14モルおよび水素5N literを装入し、温度70℃で1時間重合を行い、超高分子量結晶性ポリプロピレン(A2−1)パウダー37kg([η]=10.2dl/g、融点163℃)を得た。
WO99/07752実施例1−13に記載された製造法に従いポリプロピレン系樹脂(A1−1)を製造した。ポリプロピレン系樹脂(A1−1)中の高分子量PPの極限粘度は9.4dl/g、高分子量PPの含有量は25wt%であった。また、ポリプロピレン系樹脂(A1−1)のメルトフロレートは4.0g/10min、mmmm分率は98.2%であった。
超高分子量ポリプロピレン(A2−1)40重量部、水添スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム(D3−1)(G1652:クレイトンジャパン(株)製、商標)60重量部をタンブラーにて混合後、二軸押出機にて溶融混練してペレット状のエラストマーマスターバッチ(B−1)を調製した。
<溶融混練条件>
二軸押出機 : 品番 NR2−36、ナカタニ機械(株)製
混練温度 : 280℃
スクリュー回転数 : 200rpm
フィーダー回転数 : 500rpm
超高分子量ポリプロピレン(A2−1)を50重量部、水添スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム(D3−1)を50重量部にした以外は製造例3と同様にエラストマーマスターバッチ(B−2)を調製した。
超高分子量ポリプロピレン(A2−1)を60重量部、水添スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム(D3−1)を40重量部にした以外は製造例3と同様にエラストマーマスターバッチ(B−3)を調製した。
超高分子量ポリプロピレン(A2−1)を70重量部、水添スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム(D3−1)を30重量部にした以外は製造例3と同様にエラストマーマスターバッチ(B−4)を調製した。
超高分子量ポリプロピレン(A2−1)を50重量部、エチレン−オクテン共重合体ゴム(D1−1)を50重量部にした以外は製造例3と同様にエラストマーマスターバッチ(B−5)を調製した。
超高分子量ポリプロピレン(A2−1)を30重量部、水添スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム(D3−1)を70重量部にした以外は製造例3と同様にエラストマーマスターバッチ(B−6)を調製した。
(1)MFR
MFRは、ASTM D 1238(230℃、荷重2.16kg)に従って測定した。
(2)比重
比重は、ASTM D 792に従って測定した。
(3)曲げ強度
曲げ強度は、ASTM D790に従って、下記の条件で測定した。
<測定条件>
試験片 :12.7mm(幅)×6.4mm(厚さ)×127mm(長さ)
曲げ速度:2.8mm/分
曲げスパン:100mm
試験片の厚み:1/4インチ
(4)アイゾット衝撃強度(IZ)
アイゾット衝撃強度(IZ)は、ASTM D256に準拠して下記の条件で測定した。
<試験条件>
温 度:23℃、−30℃
試験片:12.7mm(幅)×6.4mm(厚さ)×64mm(長さ)
ノッチは機械加工
<溶融混練条件>
同方向二軸混練機 : 品番 NR2−36、ナカタニ機械(株)製
混練温度 : 230℃
スクリュー回転数 : 200rpm
フィーダー回転数 : 500rpm
<射出成形条件>
射出成形機 : 品番 IS100、東芝機械(株)製
シリンダー温度 : 230℃
金型温度 : 40℃
ポリプロピレン系樹脂(A1−1)75重量部、水添スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム(D3−1)(G1652:クレイトンジャパン(株)製、商標)15重量部、タルク(C−1)(ホワイトフィラー5000PJ、松村産業(株)製、商標)10量部、結晶核剤アデカスタブNA−11(旭電化工業(株)製、商標)0.5重量部をタンブラーにて混合後、二軸押出機にて溶融混練してペレット状のポリプロピレン系樹脂組成物を調製し、射出成形機[品番 IS100、東芝機械(株)製]にてASTM試験片を成形した。成形品の物性を表2に示す。
水添スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム(D3−1)のかわりにエチレン
−オクテン共重合体ゴム(D1−1、エンゲージ8150:デュポンダウエラストマー(株)製、商標)15重量部を使用した以外は比較例1と同様にポリプロピレン系樹脂組成物を調製、ASTM試験片を成形した。成形品の物性を表2に示す。
ポリプロピレン系樹脂(A1−2)を69重量部、エラストマーマスターバッチ(B−6)を21重量部にした以外は実施例1と同様にポリプロピレン系樹脂組成物を調製、ASTM試験片を成形した。成形品の物性を表2に示す。
ポリプロピレン系樹脂(A1−2)60重量部、超高分子量ポリプロピレン(A2−1)15重量部、水添スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンゴム(D3−1)(G1652:クレイトンジャパン(株)製、商標)15重量部、タルク(C−1)(ホワイトフィラー5000PJ、松村産業(株)製、商標)10量部、結晶核剤アデカスタブNA−11(旭電化工業(株)製、商標)0.5重量部をタンブラーにて混合後、二軸押出機にて溶融混練(混練温度280℃)してペレット状のポリプロピレン系樹脂組成物を調製し、射出成形機[品番 IS100、東芝機械(株)製]にてASTM試験片を成形した。成形品の物性を表2に示す。
Claims (3)
- 135℃デカリン中での極限粘度[η]が6〜12dl/gの超高分子量ポリプロピレン(A2)35〜70重量部、およびエチレン・α−オレフィンランダム共重合体(D−1)、エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体(D−2)および水素添加ブロック共重合体(D−3)からなる群から選ばれる1種あるいは2種以上のエラストマー(D)30〜65重量部(ただし、(A2)+(D)=100重量部)からなるエラストマーマスターバッチ(B)を製造する工程と、
ASTM D1238(230℃、2.16kg荷重)に従って測定したメルトフローレートが0.3〜200g/10分であるポリプロピレン系樹脂(A1)10〜99重量部、該エラストマーマスターバッチ(B)1〜50重量部、およびフィラー(C)0〜40重量部(ただし、(A1)+(B)+(C)=100重量部)を含む樹脂組成物を製造する工程とを含むことを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物の製造方法。 - 請求項1に記載のポリプロピレン系樹脂組成物の製造方法により得られるポリプロピレン系樹脂組成物を成形して得られる成形品。
- 自動車外装部品であることを特徴とする請求項2に記載の成形品。
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