JP4708951B2 - インバータモジュールおよびそれを用いたインバータ一体型交流モータ - Google Patents
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Description
また、各相の接続点であるU相出力端子5e、V相出力端子6e、およびW相出力端子7eは、各相ブスライン15〜17および絶縁被覆ケーブル18〜20を通じて走行モータの各相端子に個別に接続され、制御回路8を用いて各相インバータ回路を交互にオン/オフさせて主バッテリ1の直流電力を交流電力に変換して走行モータ3に給電する。
また、フライホイールダイオード5c、5d、6c、6d、7c、7dは、スイッチング素子5a、5b、6a、6b、7a、7bと個別に並列接続されて、誘導性負荷である走行モータ3に還流電流を供給する。
半導体モジュール21の内部には、U、V、Wの各相インバータ回路および配線基板が内蔵され、外部コントローラおよび電流センサ9a、9b、9cに対して接続端子を介して接続される。
図5においては、絶縁基板27の回路パターン30a、30b上にスイッチング素子5a、5bおよびフライホイールダイオード5c、5dが実装されている。
正極導体25および負極導体26は、積層配置されて絶縁基板27の左側に配置されている。出力導体5eは、絶縁基板27の右側に配置されている。ワイヤ31aは、正極導体25と回路パターン30aとを接続する。
ワイヤ31bは、スイッチング素子5aおよびフライホイールダイオード5cと回路パターン30bとを接続する。ワイヤ31cは、回路パターン30bと出力端子5eとを接続する。ワイヤ31dはスイッチング素子5bおよびフライホイールダイオード5dと負極導体26とを接続する。
従って、スイッチング素子をオフする際に、配線インダクタンスによるサージ電圧が発生して、スイッチング素子を破壊するおそれがあるため、回路パターン30aおよびワイヤ31a、31dの配線長を極力短くし、配線インダクタンスを小さく設定する必要がある。
ワイヤ31eは、スイッチング素子5a’およびフライホイールダイオード5c’と回路パターン30bとを接続する。ワイヤ31fはスイッチング素子5b’およびフライホイールダイオード5d’と負極導体26とを接続する。
ワイヤ34a’は、スイッチング素子5a’の信号端子35a’とハウジング29に一体成形された配線端子36a’とを接続する。ワイヤ34b’は、スイッチング素子5b’の信号端子35b’とハウジング29に一体成形された配線端子36b’とを接続する。配線端子36a、36a’、36b、36b’は、配線基板33にはんだ付けされ制御回路と接続されている。その他のワイヤによる接続は、図5と同様の構成を取るため、ここでは説明を省略する。
偏流現象はインバータ回路が短絡した際に顕著にあらわれ、配線抵抗の小さいスイッチング素子側が破壊しやすい状況になる。スイッチング素子を並列接続した際の偏流を防止するためには、スイッチング素子から正極導体あるいは負極導体までの配線長を均一とし、配線抵抗を極力合わせる必要がある。
特に、各相インバータ回路の出力端子から交流モータ入力端子間に配置する電流センサは、半導体モジュールの側面に突出する形で配置される例が多く、その周囲スペースが有効に活用しにくいという実状がある。
これは、従来の交流モータ引き出し線が、モータ周壁に配置される事が常であったために、電流センサをインバータモジュール側面部に配置して、インバータモジュール出力端子と交流モータ引き出し線を最短接続する手法が取られてきたことに起因している。しかし、モータ側の制約(例えば汎用モータを使用する等)でモータ周壁に交流モータ引き出し線が必然的に配置される場合を除いて、交流モータ引き出し線を自由に配置できる場合には、配置位置を最適化して小形化を図っていかなければいけないという課題があった。
また、半導体モジュールの入力端子間に接続される平滑コンデンサは、大形部品であり配置スペースを工夫しないとインバータモジュールが大形化してしまうという問題があった。
さらに、各相インバータ回路を構成する上アーム側および下アーム側スイッチング素子を複数並列接続して使用する場合には、正極導体また負極導体からスイッチング素子までの配線長が均一でない場合に配線抵抗が異なり、片側のスイッチング素子に電流が流れやすくなる偏流現象を発生し、スイッチング素子に温度上昇差が生じるといった問題があった。
また、各相インバータ回路のスイッチング素子と正極端子あるいは負極端子を最短配線可能なインバータ構造にして低インダクタンス化を図るとともに、複数のスイッチング素子を並列接続した際においても均等な配線長が保てる構造を有するインバータモジュールを提供することをその目的としている。
入力直流電力を交流電力に変換して、前記交流モータのステータコイルに給電する多相インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子と、該スイッチング素子を実装して放熱するための素子冷却用金属部材と、前記多相インバータ回路を制御する制御回路と、該制御回路に接続するために、前記スイッチング素子に設けられる複数の信号端子と、前記多相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子の正極側を(+)電源端子に接続するための正極導体と、前記多相インバータ回路の下アーム側スイッチング素子の負極側を(−)電源端子に接続するための負極導体と、前記上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子との接続点に接続した各相毎の出力導体とを備え、
前記スイッチング素子は、交流モータの回転軸に対して所定間隔を隔てて周方向に配置され、前記正極導体と前記負極導体は、リング状または円弧形状を有して互いに近接して、周方向に配置された前記スイッチング素子の内周部側に配置され、前記出力導体は、周方向に配置された前記スイッチング素子の内周部側に配置され、前記スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記出力導体と相対する外周部側に配置して前記制御回路に接続されることを特徴としている。
このようにすれば、配線インダクタンスを低減してスイッチングサージを抑制する効果が得られると共に、スイッチング素子を複数並列接続する場合に、各々スイッチング素子間の配線抵抗にアンバランスが生じなくなり、片側のスイッチング素子に偏流するといった現象が生じなくなる。
さらに、正極導体、負極導体、および出力導体には数十〜数百アンペアの大電流が流れ、外部に電磁波ノイズを放出して制御回路を誤動作させるおそれがあるが、複数の信号端子をスイッチング素子の外周部に配置して制御回路と接続していることから、ノイズ発生源と制御回路との距離を確保することが可能となり、電磁波ノイズの影響を低減することができる。
これにより、冷却ブロックの中空部に電流センサを配置しスペースを有効活用して小形化できるとともに、インバータモジュールと交流モータを接続する出力ブスラインの配線長を短縮することができる。
入力直流電力を交流電力に変換して、前記交流モータのステータコイルに給電する多相インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子と、該スイッチング素子を実装して放熱するための素子冷却用金属部材と、前記多相インバータ回路を制御する制御回路と、該制御回路に接続するために、前記スイッチング素子に設けられる複数の信号端子と、前記多相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子の正極側を(+)電源端子に接続するための正極導体と、前記多相インバータ回路の下アーム側スイッチング素子の負極側を(−)電源端子に接続するための負極導体と、前記上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子との接続点に接続した各相毎の出力導体とを備え、
前記スイッチング素子は、交流モータの回転軸に対して所定間隔を隔てて周方向に配置され、前記正極導体と前記負極導体は、リング状または円弧形状を有して互いに近接して、周方向に配置された前記スイッチング素子の外周部側に配置され、前記出力導体は、周方向に配置された前記スイッチング素子の外周部側に配置され、前記スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記出力導体と相対する内周部側に配置して前記制御回路に接続されることを特徴としている。
この発明によれば、第1発明と同じ効果を奏する上、スイッチング素子の内周側に正極導体、負極導体、および出力導体を配置した場合と同様に、配線インダクタンスを低減してスイッチングサージを抑制する効果が得られると共に、スイッチング素子を複数並列接続した場合に、片側のスイッチング素子に偏流するといった現象が生じなくなる。さらに、ノイズ発生源となる正極導体、負極導体、および出力導体と制御回路が接続されるスイッチング素子上の複数の信号端子とを可能な限り離すことが可能となり、電磁波ノイズの影響を低減することができる。
入力直流電力を交流電力に変換して、前記交流モータのステータコイルに給電する多相インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子と、該スイッチング素子を実装して放熱するための素子冷却用金属部材と、前記多相インバータ回路を制御する制御回路と、該制御回路に接続するために、前記スイッチング素子に設けられる複数の信号端子と、前記多相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子の正極側を(+)電源端子に接続するための正極導体と、前記多相インバータ回路の下アーム側スイッチング素子の負極側を(−)電源端子に接続するための負極導体と、前記上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子との接続点に接続した各相毎の出力導体とを備え、
前記スイッチング素子は、交流モータの回転軸に対して、所定間隔を隔てて周方向に配置されるとともに、前記正極導体と前記負極導体は、リング状または円弧形状を有して互いに近接して、周方向に配置された前記スイッチング素子の内周部側に配置され、前記出力導体は、周方向に配置された前記スイッチング素子の外周部側に配置され、前記上アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記出力導体と相対する内周部側に配置して前記制御回路に接続され、前記下アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記負極導体と相対する外周部側に配置して前記制御回路に接続されることを特徴としている。
入力直流電力を交流電力に変換して、前記交流モータのステータコイルに給電する多相インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子と、該スイッチング素子を実装して放熱するための素子冷却用金属部材と、前記多相インバータ回路を制御する制御回路と、該制御回路に接合するために、前記スイッチング素子に設けられる複数の信号端子と、前記多相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子の正極側を(+)電源端子に接続するための正極導体と、前記多相インバータ回路の下アーム側スイッチング素子の負極側を(−)電源端子に接続するための負極導体と、前記上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子との接続点に接続した各相毎の出力導体とを備え、
前記スイッチング素子は、交流モータの回転軸に対して、所定間隔を隔てて周方向に配置され、前記正極導体と前記負極導体は、リング状または円弧形状を有して互いに近接して、周方向に配置された前記スイッチング素子の外周部側に配置され、前記出力導体は、周方向に配置された前記スイッチング素子の内周部側に配置され、前記上アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記出力導体と相対する外周部側に配置して前記制御回路に接続され、前記下アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記負極導体と相対する内周部側に配置して前記制御回路に接続している。
この発明によれば、第1発明と同じ効果を奏する上、出力導体をスイッチング素子の内周側に配置し、正極導体と負極導体をスイッチング素子の外周側に配置することが可能となり、内周側に電流センサを配置して小形化が図れる。
これにより内部スペースを有効活用して小形化が図れるとともに、インバータモジュールと交流モータを接続する出力ブスラインの配線長を短縮することができる。
入力直流電力を交流電力に変換して、前記交流モータのステータコイルに給電する多相インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子と、該スイッチング素子を実装して放熱するための素子冷却用金属部材と、前記多相インバータ回路を制御する制御回路と、該制御回路に接続するために、前記スイッチング素子に設けられる複数の信号端子と、前記多相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子の正極側を(+)電源端子に接続するための正極導体と、前記多相インバータ回路の下アーム側スイッチング素子の負極側を(−)電源端子に接続するための負極導体と、前記上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子との接続点に接続した各相毎の出力導体とを備え、
前記スイッチング素子は、交流モータの回転軸に対して、所定間隔を隔てて周方向に配置されるとともに、前記正極導体と前記負極導体は互いを近接した配置構造をとり、リング状または円弧形状の導体部から、略径方向に延設される複数の枝状導体部を有して、同相インバータ回路を構成する前記上アーム側スイッチング素子と前記下アーム側スイッチング素子を枝状導体部で周方向に挟んで配置され、前記出力導体は、同相インバータ回路を構成する前記上アーム側スイッチング素子と前記下アーム側スイッチング素子に挟まれる形で前記略径方向に延設されて前記中位点に接続されるとともに、前記上アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記出力導体と相対する前記正極導体の枝状導体部側に配置して前記制御回路に接続され、前記下アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記負極導体の枝状導体部側と相対する前記出力導体側に配置して前記制御回路に接続されることを特徴とする。
これにより、平滑コンデンサを各相インバータ回路に近接配置して直流電圧の安定化が図れるとともに、スペースを有効活用してインバータモジュールの小形化が図れる。
これにより、インバータモジュールと交流モータを接続する出力ブスラインの配線長を短縮することができる。
これにより、冷却ブロックの中空部に電流センサを配置しスペースを有効活用して小形化できるとともに、インバータモジュールと交流モータを接続する出力ブスラインの配線長を短縮することができる。
好適な様態において、前記スイッチング素子と、前記素子冷却用金属部材が、絶縁性セラミックスを介して接続されている。絶縁性セラミックスは例えば窒化アルミニウムなどの熱抵抗の低い材料を使用できる。
これにより、高い放熱性能が要求される用途に使用できる。
これにより、スイッチング素子の発熱を熱拡散板で面方向に拡散したのち、熱伝導性のよい絶縁シートを介して素子冷却用金属部材に熱伝達して放熱している。絶縁シートは、先に記載した絶縁性セラミックスと比較して熱抵抗が大きいが、低コストで使用できる。
従って、熱拡散板をスイッチング素子と絶縁シートとの間に挿入し、熱抵抗を低下させて性能保証可能な用途に対して、安価でモジュールを提供できる。
これにより素子冷却用金属部材の直接冷却が可能となり、熱抵抗を大きく低減できる。
これにより、圧力低減を抑えつつ最短距離で冷却管路が構成可能となる。
これにより、冷却媒体の流路液密性を確保できる。
これにより、各相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子および下アーム側スイッチング素子を各相出力端子と近接配置することが可能となり、インバータモジュールの小形化に寄与できる。
これにより、制御基板のU相、V相、W相の下アーム制御回路の相互の絶縁距離を考慮しなくても配置可能となり、制御基板の省スペース化が可能となる。
これにより、電源回路から各相インバータ回路の制御回路群へ、最短、かつ均等配線長で電源供給が可能となり、電源電圧を安定化できる。
これにより、直流電源から入力される直流電圧を所望の電圧値に変換した後、インバータで交流電力に変換してモータに給電できる。とくに高出力のモータを駆動する際に、バッテリ直流電圧を昇圧することで、インバータ出力電流を低減することができ、配線の小形化が可能となる。
これにより、電流センサと配線基板を接続するハーネスが不要になるとともに、組立が簡素化される。
これにより、交流モータの定格出力に応じたインバータモジュール、またはインバータ一体型モータを提供することができる。
例えば、冷却ブロックの両面に半導体モジュールを搭載してインバータモジュール、またインバータ一体型モータを作製することにより、2倍の出力能力を持たせることができる。
このように、既存の構成ユニットを利用して、複数のバリエーションを持った、インバータモジュール、あるいはインバータ一体型モータを提供することで、各ユニットの利用効率が非常に高くなる。
これにより、部品点数の削減と小形化が可能になるとともに、モータとインバータ冷却経路を統合することが可能になり、より冷却効率の高いインバータ一体型モータを提供することが可能となる。
また、各相インバータ回路のスイッチング素子と正極端子または負極端子を、最短配線可能なインバータ構造にして低インダクタンス化を図り、サージ電圧による素子の破壊を防止するとともに、複数のスイッチング素子を並列接続した際においても均等な配線長が保てる構造を有するインバータモジュールとし、配線抵抗が異なるための偏流現象の発生を防止することができた。
コンバータを配置してバッテリ直流電圧を昇圧することで、インバータ出力電流を低減することができ、配線の小形化が可能となり、電流センサも配線基板と一体成形することにより接続するハーネスが不要となり、組立の簡素化も実現できた。
また、素子冷却用金属部材のフィン配置により、素子冷却用金属部材の直接冷却が可能となり、熱抵抗を大きく低減でき、冷却ブロックに冷却媒体の流路を備えることにより冷却効率の高いインバータ一体型モータを提供することが可能となった。
半導体モジュール21は、冷却ブロック22の載置面上に熱伝導性グリスを塗布して実装され、両者の密着性を高め、熱抵抗を低減させている。半導体モジュール21の上面側には、スイッチング素子の制御回路を実装する配線基板33が配置され、半導体モジュール21の外周部に配置された配線導体36a、36a’、36b、36b’、36c、36c’、36d、36d’、36e、36e’、36f、36f’(36f、36f’は図示せず)に接続して一体化されている。配線基板33の略中央部には、電源回路を構成するトランス49、コンデンサ50が配置されるとともに、その周囲部にスイッチング素子の制御回路51a、51b、51c、51d、51e、51fが実装されている。
図15は、図14のZ−Z断面から見た部分斜視図である。例えば、U相インバータ回路上アームは、スイッチング素子5aにフライホイールダイオード5cを逆並列接続して実装した絶縁基板27aと、スイッチング素子5a’にフライホイールダイオード5c’を逆並列接続して実装した絶縁基板27a’とを周方向に並列実装している。
ワイヤ31cは、出力端子5eと絶縁基板27bの回路パターンとを接続する。ワイヤ31dは、スイッチング素子5bのエミッタ端子とフライホイールダイオード5dのアノード端子とを負極導体26に接続する。ワイヤ34bは、配線導体36bとスイッチング素子5bの信号端子35bとを接続する。V相、W相の各インバータ回路についても同様の構成をとるため、ここでは説明を省略する。
また、正極導体および負極導体をリング状または円弧形状を有して近接してスイッチング素子の内周部側に配置し、併せて出力導体をスイッチング素子の内周部側に配置することにより、正極導体および負極導体とスイッチング素子間、あるいは出力導体とスイッチング素子間を最短かつ均一な配線長で接続可能となり、配線インダクタンスを低減してスイッチングサージを抑制できる。
さらに、スイッチング素子と各相インバータ回路の出力導体との間に正極導体および負極導体を配置することにより、スイッチング素子と正極導体および負極導体の配線長を短縮する効果が顕著に現れる。
これにより、正極導体と負極導体を小形化して配線インダクタンスを低減している。なお、絶縁層として、樹脂等の絶縁物を用いてもよい。
また、正極導体25と負極導体26は、スイッチング素子および絶縁基板27との接続に必要な面積部分のみ上面に露出し、残りの導体部を折り曲げてL字形状にすることで、半導体モジュール上面から見た際の正極導体25および負極導体26の占有スペースを極小にすることができる。
出力導体とモータ引き出し線との結線は、モータ端壁の中央部を通して最短配線で結線してもよいし、モータ周壁側に配線を取り出してそこで結線してもよい。
図22と比較して、インバータモジュール直下で出力端子をモータ引き出し線と結線する最短配線は取れないが、モータ周壁側にモータ引き出し線が配置されている場合に、インバータモジュールとモータの接続が容易な構造となる。
図24の破線で示されるように、冷却ブロック22に内蔵される放熱フィン56は同心円状に配置し、冷却液を循環させてスイッチング素子が実装された絶縁基板の直下を冷却している。
図24の例では、放熱フィン56にストレートフィンを用いているが、オフセットフィン、あるいはピンフィン、波状フィンなども用いることができる。
Oリングによる液密性の確保は、図25に示す様に2本のOリング57を冷却媒体の流路の内周側と外周側にそれぞれ一本ずつ配置してもよいし、図26に示すように1本のOリング57を凹状に配置して冷却媒体の流路の内周側と外周側の液密性を同時に確保することも可能である。
図27は、平滑コンデンサ4、半導体モジュール21、冷却ブロック22の順に組み合わせて一体化した例であり、半導体モジュール21の外周部に正極導体と負極導体を配置して平滑コンデンサ4と接続してもよいし、平滑コンデンサ4の略中央部直下に接続用のブスラインを引き出し、半導体モジュール21に接続してもよい。
図28は、冷却ブロック22の上部に半導体モジュール21、下部に平滑コンデンサ4を配置して一体化した例であり、半導体モジュール21から正極導体、負極導体を下方向に引き出し、冷却ブロック22の中空口を介して平滑コンデンサ4に最短配線で接続することが可能となる。
図29は、図28で記載したインバータモジュール2をモータ3と一体化したものの断面図を示す。冷却ブロック22の上面側には半導体モジュール21が配置され、冷却ブロック22の下面側には平滑コンデンサ4が配置されて一体化している。インバータモジュール2からモータ3への給電は、半導体モジュール21の中央部に配置された出力導体を、冷却ブロック中空部に配置された電流センサ9a、9cを介してモータ引き出し線46にて引き出し、ステータ42に巻回されたコイル43に接続してモータを駆動する構造を取る。
平滑コンデンサ4は、例えば複数個のフィルムコンデンサエレメントをケースに格納し、モジュール化して略リング形状としている。また、平滑コンデンサ4と半導体モジュール21は、冷却ブロック中空口の内壁に沿って延伸して配置される(+)ブスライン13および、(−)ブスライン14(図示せず)によって正極導体25、負極導体26(ともに図示せず)に接続している。
図30は、平滑コンデンサ4を半導体モジュール21の外周部に配置し、素子冷却用金属部材22に載置して一体化した例である。図27、図28の例では、平滑コンデンサを低背円筒形状としたが、直方体形状等でも構わない。
例えば、U相インバータ回路上アームは、スイッチング素子5aにフライホイールダイオード5cを逆並列接続して実装した絶縁基板27aであり、U相インバータ回路下アームは、スイッチング素子5bにフライホイールダイオード5dを逆並列接続して実装した絶縁基板27bであり、これら上アーム、下アームを周方向に交互に実装している。
図31の例は、図13、14と比較して、三相インバータ回路を構成するスイッチング素子を一並列で構成しており、使用するスイッチング素子数が半分で済むため、半導体モジュール21を約半分の面積で構成することが可能である。
平滑コンデンサ4は、冷却ブロック22上に載置され、半導体モジュール21と組み合わせることで、略円形になるように扇形形状を有している。平滑コンデンサ4は、例えば複数個のフィルムコンデンサエレメントをケースに格納し、モジュール化して略半円形状としている。
このように、平滑コンデンサ4と半導体モジュール21を組み合わせた形状を、冷却ブロック22の載置面と略同一形状とし、かつ高さ寸法を合わせることで、デッドスペースを発生することなく小形のインバータモジュールを製作することができる。また、図27、図28、図30と同様に、半導体モジュール21の上側、もしくは下側あるいは周囲部に、平滑コンデンサ4を配置することも可能である。
そして、冷却ブロック22と半導体モジュール21を組み合わせた扇形ユニットに嵌合する形で、扇形形状の平滑コンデンサ4を組み合わせて、略円筒形のインバータモジュールを構成することで、略円形を有するモータ端壁にインバータモジュールを配置して、スペース効率良くインバータモジュールをモータに一体化できる。
スイッチング素子59a、59bは、フライホイールダイオード59c、59dを各々逆並列接続されて、電源ラインとGNDライン間にブリッジ接続される。リアクトル60の一方の端子は、スイッチング素子59aとスイッチング素子59bとの中間点に接続される。なおリアクトル60の他方の端子は、直流電源1の(+)電源端子に接続される。
このようにコンバータは直流電源とインバータとの間で直流電圧を任意のレベルに変換する。
したがって、半導体モジュールは、直流電源とインバータとの間で直流電圧を変換するコンバータとコンバータによって昇圧された直流電圧を交流電圧に変換してモータを駆動するインバータとを含む。
U相インバータ回路下アーム、V相、W相インバータ回路についても同様の構成を取るため、ここでは説明を省略する。
図38において、素子冷却用金属部材28の載置面上に絶縁シート64と導体板65a、65bを配置し、スイッチング素子が実装された熱拡散板66a、66a’をはんだ付け接続している。
出力導体は、スイッチング素子とワイヤで接合される導体部67aと半導体モジュール中空部に取り出してL字形状に折り曲げ、モータ引き出し線に接続される導体部67bに分割されており、導体67aと67bをシャント抵抗68aで接続している。
シャント抵抗68aの接続方法は、はんだ付け、溶接、あるいはシャント抵抗両端に丸端子をあらかじめ構成しておき、ネジ止め接続することもできる。また、シャント抵抗68aで検出された信号は、導体67aと67bに接続されたハーネス(図示せず)によって配線基板33に接続され、配線基板上の信号処理回路に入力される。
また、図示していないが、シャント抵抗を配線導体に置き換え、配線導体の直上にホール素子を配置して電流検出する方法も適用できる。
配線導体とスイッチング素子であるIGBTの信号端子は、実施例6と同様にワイヤで接続する。ワイヤ34aは、配線導体36aとスイッチング素子5aの信号端子35aとを接続する。ワイヤ34a’は、配線導体36a’とスイッチング素子5a’の信号端子35a’とを接続する。U相インバータ回路下アーム、V相およびW相インバータ回路についても同様の構成を取るため、ここでは説明を省略する。
スイッチング素子と正極導体、負極導体、出力導体との接続をワイヤに変えて接続導体板とした場合、スイッチング素子上面から接続導体を通じての放熱効果が期待できるため、スイッチング素子下面からの放熱との相乗効果で温度上昇の低減が期待できる。併せて、接続導体板とスイッチング素子との接合面積はワイヤを用いた場合と比較して大きくなるため、接合部の温度上昇を低減でき、信頼性を向上できる。
さらに、インバータモジュール中空部に平滑コンデンサを配置することで、インバータモジュール上部もしくは下部のスペースに実装する必要がなくなり、インバータモジュールの小形化が可能となる。
平滑コンデンサの役割には、バスライン電圧の安定化とリプル電流吸収の二つがある。バスライン電圧の安定化は静電容量、リプル電流吸収はリプル電流容量のパラメータで各々表される。電気自動車用途のモータ制御にはベクトル制御方式が用いられるため、バスライン電圧の変動が多少大きくともモータ制御に破綻を及ぼすことはない。従って、平滑コンデンサの静電容量は小さくとも問題はない。
一方、交流モータにはその極対数に応じた周波数の脈流成分が発生するため、これを平滑コンデンサで吸収する必要があり、比較的大きなリプル電流容量が求められる。平滑コンデンサとして利用されるものの代表例としてアルミニウム電解コンデンサとフィルムコンデンサの2種類があり、アルミニウム電解コンデンサは静電容量が大きくとれるが、内部損失(tanδ)が大きいことからリプル電流容量は小さくなる。
フィルムコンデンサは静電容量こそ小さいが内部損失(tanδ)が小さいことからリプル電流容量は大きくなる。またコストはアルミニウム電解コンデンサのほうが若干安く設定できる。
図40の実施例では直径約25cmの小径モータ(約40kW出力未満)を記載したためインバータモジュール中空部のスペースはわずかしか確保できていない(実施例では直径約7cm)。このような場合には、コストが若干高くとも小形で大きなリプル電流容量を確保できるフィルムコンデンサユニットを使用した方が小形化のメリットがでてくる。
一方、直径30cm以上の大径モータ(約50kW出力以上)を使用した場合、半導体スイッチング素子の配置スペースは、直径が大きくなるほど略周方向に充分なスペース確保できるためインバータモジュール中空部のスペースが確保しやすい(図示しないが直径10cm以上確保可能となる)。
従って、小径モータで図40のインバータモジュールを実現する場合には、平滑コンデンサにフィルムコンデンサユニットを使用し、大径モータを使用する場合には、フィルムコンデンサユニットあるいはアルミニウム電解コンデンサを使用してこれを実現する。
半導体スイッチング素子の信号端子(例えばU相スイッチング素子でいえば35a、35a’、35b、35b’)は、出力導体と相対する内周部側に配置されて、配線導体36a、36a’、36b、36b’、36c、36c’、36d、36d’、36e、36e’、36f、36f’と接続される。各相インバータ回路の出力導体5e、6e、7eは、インバータモジュール外周部に配置された電流センサ9a、9b、9cの中空穴を通して、モータ引き出し線(図示せず)に接続している。
また、スイッチング素子の外周部側に出力導体を配置することで、インバータモジュール外周部に配置した電流センサ中空穴を通してモータと接続することが可能となる。従って、モータ周壁側にモータ引き出し線が必然的に配置されるモータを使用しなければならない場合図43の配置例は好適となる。
図43の実施例には記載していないが、図40の実施例と同様、インバータモジュール中空部に、低背円筒形の平滑コンデンサ4を配置し、正極導体25、負極導体26に接続して、インバータモジュール入力電圧を平滑している。
また、実施例1〜9で記載した内容のうち、図20記載の正極端子25、負極端子26の積層配置構造、図24〜26記載の冷却ブロック構造、図27、図28、図30記載のインバータ構造、図31に記載のスイッチング素子1並列仕様、図35、図36記載の昇圧コンバータ一体化構造、図37記載の絶縁シート構造、図38記載のシャント抵抗による電流検出構造、および図39記載の接続導体板によるダイレクト接合方法などの各構造を取ることができるが、同様の構造となるため、ここでは説明を省略する。
インバータモジュール2は、モータ3の端面に配置される。中空円筒形状を有する冷却ブロック22は、モータ回転軸に対し周方向に循環する冷却液路を構成し、冷却ブロック22に載置された半導体モジュール21を冷却する。
平滑コンデンサ4は、例えば複数個のフィルムコンデンサエレメントをケースに格納し、モジュール化して略円筒形状としている。また、平滑コンデンサ4と半導体モジュール21は、冷却ブロック22の内周壁に沿って延伸して配置される(+)ブスライン13および、(−)ブスライン14(図示せず)によって正極導体25、負極導体26(ともに図示せず)に接続している。
上アームスイッチング素子の配線導体36a、36a’、36c、36c ’、36e、36e’は、絶縁基板を挟んで出力導体と相対する内周部側に配置している。上アーム側スイッチング素子の信号端子(例えばU相スイッチング素子でいえば35a、35a’)は、スイッチング素子を挟んで出力導体と相対する内周部側に配置されて、配線導体36a、36a’、36c、36c’、36e、36e’と接続される。
下アームスイッチング素子の配線導体36b、36b’、36d、36d’、36f、36f’は、絶縁基板を挟んで負極導体26と相対する外周部側に配置している。
下アーム側スイッチング素子の信号端子(例えばU相スイッチング素子でいえば35b、35b’)は、スイッチング素子を挟んで負極導体と相対する外周部側に配置されて、配線導体36b、36b’、36d、36d’、36f、36f’と接続される。
このように、正極導体と負極導体をスイッチング素子の内周部側に配置し、出力導体をスイッチング素子の外周部側に配置することが可能となり、中空部に平滑コンデンサ、外周部に電流センサを配置した場合に、さらなる小形化が図れる。
上アームスイッチング素子の配線導体36a、36a’、36c、36c’、36e、36e’は、絶縁基板を挟んで出力導体と相対する外周部側に配置している。上アーム側スイッチング素子の信号端子(例えばU相スイッチング素子でいえば35a、35a’)は、スイッチング素子を挟んで出力導体と相対する外周部側に配置されて、配線導体36a、36a’、36c、36c’、36e、36e’と接続される。
下アームスイッチング素子の配線導体36b、36b’、36d、36d’、36f、36f’は、絶縁基板を挟んで負極導体26と相対する内周部側に配置している。
下アーム側スイッチング素子の信号端子(例えばU相スイッチング素子でいえば35b、35b’)は、スイッチング素子を挟んで負極導体と相対する内周部側に配置されて、配線導体36b、36b’、36d、36d’、36f、36f’と接続される。
その他、各スイッチング素子と各導体、および各スイッチング素子の信号端子と各配線導体は、先の実施例と同様のため、その説明を省略する。
また、実施例1〜9で記載した内容のうち、図20記載の正極端子25、負極端子26の積層配置構造、図24〜25記載の冷却ブロック構造、図27、図28、図30記載のインバータ構造、図31に記載のスイッチング素子1並列仕様、図35、図36記載の昇圧コンバータ一体化構造、図37記載の絶縁シート構造、図38記載のシャント抵抗による電流検出構造、および図39記載の接続導体板によるダイレクト接合方法などの各構造を取ることができるが、同様の構造となるため、ここでは説明を省略する。
インバータモジュール2は、直流電圧を交流電圧に変換してモータに給電する半導体モジュール21と、半導体モジュール21の入力電圧側に配置されて、直流電圧を平滑する平滑コンデンサユニット4と、半導体モジュールを冷却する冷却ブロック22を単数、あるいは複数、積層配置してモータ3と一体化されている。
半導体モジュール単体からの供給可能な交流電力が制約されていても、複数配置することで、モータ出力容量に応じた交流電力をインバータモジュールから供給することが可能となる。
さらに、高出力容量のインバータモジュールを新規設計する必要がなく、出力容量のバリエーションを持たせて、小形のインバータ一体型モータを製作することができる。冷却ブロックは、単一の半導体モジュールを冷却するのに使用されても良いし、図51の冷却ブロック22に示される様に、複数の半導体モジュールを冷却ブロック両面に載置して両面から冷却する能力を持たせても良い。
2 インバータモジュール
3 走行モータ
4 平滑コンデンサ
5 U相インバータ回路
5a、5b U相スイッチング素子
5e、6e、7e 出力端子
6 V相インバータ回路
6a、6b V相スイッチング素子
7 W相インバータ回路
7a、7b W相スイッチング素子
8 制御ユニット回路
9、9a、9b、9c 電流センサ
10a、10b 外部コントローラ信号
11 絶縁被覆ケーブル
12 絶縁被覆ケーブル
13 (+)ブスライン(接続導体)
14 (−)ブスライン(接続導体)
15 U相ブスライン
16 V相ブスライン
17 W相ブスライン
18 絶縁被覆ケーブル
19 絶縁被覆ケーブル
20 絶縁被覆ケーブル
21 半導体モジュール
22 冷却ブロック
23 冷却ブロック載置面
24a、24b 冷液管
25 正極導体
26 負極導体
27 絶縁基板
27a、27b U相絶縁基板
28 素子冷却用金属部材
29 ハウジング
30a、30b 回路パターン
31a〜31f ワイヤ(太線)
32 シールド板
33 配線基板
34a〜34d ワイヤ(細線)
35a〜35d 信号端子
36a〜36f 配線導体
37 温度検知ダイオード
38 インバータ一体型モータ
39 インバータケース
40 シャフト
41 ロータ
42 ステータ
43 ステータコイル
44a、44b ベアリング
45 モータハウジング
46 モータ引き出し線
47 外周壁
48 内周壁
49 トランス
50 コンデンサ
51a〜51f 制御回路
52a〜52f 各相アーム
53 ボルト
54 接続端子
55 接続ケーブル
56 放熱フィン
57 Oリング
58 絶縁基板
59 昇圧コンバータ回路
60 リアクトル
61a〜61f ワイヤ(太線)
62 リアクトル接続導体
63a〜63d ワイヤ(細線)
64 絶縁シート
65 導体板
66 熱拡散板
67a、67b 出力導体
68a〜68c シャント抵抗
69 接続導体
Claims (32)
- 上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子とを直列接続してなる単相インバータ回路が、互いに複数個並列接続されて、多相インバータ回路を構成し、交流モータの端面に配置されるインバータモジュールであって、
入力直流電力を交流電力に変換して、前記交流モータのステータコイルに給電する多相インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子と、該スイッチング素子を実装して放熱するための素子冷却用金属部材と、前記多相インバータ回路を制御する制御回路と、該制御回路に接続するために、前記スイッチング素子に設けられる複数の信号端子と、前記多相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子の正極側を(+)電源端子に接続するための正極導体と、前記多相インバータ回路の下アーム側スイッチング素子の負極側を(−)電源端子に接続するための負極導体と、前記上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子との接続点に接続した各相毎の出力導体とを備え、
前記スイッチング素子は、交流モータの回転軸に対して所定間隔を隔てて周方向に配置され、前記正極導体と前記負極導体は、リング状または円弧形状を有して互いに近接して、周方向に配置された前記スイッチング素子の内周部側に配置され、前記出力導体は、周方向に配置された前記スイッチング素子の内周部側に配置され、前記スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記出力導体と相対する外周部側に配置して前記制御回路に接続されることを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1記載のインバータモジュールにおいて、
前記素子冷却用金属部材が輪板形状を有するとともに、前記素子冷却用金属部材を載置して強制冷却する中空円筒形状を有する冷却ブロックと、該冷却ブロックの中空部に配置される電流センサとを備え、前記出力導体から延設される出力ブスラインが前記電流センサを介して、前記交流モータに接続されることを特徴とするインバータモジュール。 - 上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子とを直列接続してなる単相インバータ回路が、互いに複数個並列接続されて、多相インバータ回路を構成し、交流モータの端面に配置されるインバータモジュールであって、
入力直流電力を交流電力に変換して、前記交流モータのステータコイルに給電する多相インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子と、該スイッチング素子を実装して放熱するための素子冷却用金属部材と、前記多相インバータ回路を制御する制御回路と、該制御回路に接続するために、前記スイッチング素子に設けられる複数の信号端子と、前記多相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子の正極側を(+)電源端子に接続するための正極導体と、前記多相インバータ回路の下アーム側スイッチング素子の負極側を(−)電源端子に接続するための負極導体と、前記上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子との接続点に接続した各相毎の出力導体とを備え、
前記スイッチング素子は、交流モータの回転軸に対して所定間隔を隔てて周方向に配置され、前記正極導体と前記負極導体は、リング状または円弧形状を有して互いに近接して、周方向に配置された前記スイッチング素子の外周部側に配置され、前記出力導体は、周方向に配置された前記スイッチング素子の外周部側に配置され、前記スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記出力導体と相対する内周部側に配置して前記制御回路に接続されることを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
周方向に配置される前記スイッチング素子と、前記出力導体との間に、前記正極導体と前記負極導体を配置したことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記正極導体と前記負極導体は、ともに断面L字形状を有して、互いを近接した積層配置構造をとることを特徴とするインバータモジュール。 - 上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子とを直接接続してなる単相インバータ回路が、互いに複数個並列接続されて、多相インバータ回路を構成し、交流モータの端面に配置されるインバータモジュールであって、
入力直流電力を交流電力に変換して、前記交流モータのステータコイルに給電する多相インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子と、該スイッチング素子を実装して放熱するための素子冷却用金属部材と、前記多相インバータ回路を制御する制御回路と、該制御回路に接合するために、前記スイッチング素子に設けられる複数の信号端子と、前記多相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子の正極側を(+)電源端子に接続するための正極導体と、前記多相インバータ回路の下アーム側スイッチング素子の負極側を(−)電源端子に接続するための負極導体と、前記上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子との接続点に接続した各相毎の出力導体とを備え、
前記スイッチング素子は、交流モータの回転軸に対して、所定間隔を隔てて周方向に配置され、前記正極導体と前記負極導体は、リング状または円弧形状を有して互いに近接して、周方向に配置された前記スイッチング素子の内周部側に配置され、前記出力導体は、周方向に配置された前記スイッチング素子の外周部側に配置され、前記上アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記出力導体と相対する内周部側に配置して前記制御回路に接続され、前記下アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記負極導体と相対する外周部側に配置して前記制御回路に接続されることを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6のいずれかに記載のインバータモジュールにおいて、
前記素子冷却用金属部材が輪板形状を有するとともに、前記素子冷却用金属部材を載置して強制冷却する中空円筒形状を有する冷却ブロックと、前記冷却ブロックの中空部に配置される平滑コンデンサとを備え、前記正極導体と前記負極導体を前記平滑コンデンサに接続することを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項3、6のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記インバータモジュールの外周部に電流センサを配置するとともに、前記出力導体から延設される出力ブスラインが前記電流センサを介して、前記交流モータに接続されることを特徴とするインバータモジュール。 - 上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子とを直接接続してなる単相インバータ回路が、互いに複数個並列接続されて、多相インバータ回路を構成し、交流モータの端面に配置されるインバータモジュールであって、
入力直流電力を交流電力に変換して、前記交流モータのステータコイルに給電する多相インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子と、該スイッチング素子を実装して放熱するための素子冷却用金属部材と、前記多相インバータ回路を制御する制御回路と、該制御回路に接続するために、前記スイッチング素子に設けられる複数の信号端子と、前記多相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子の正極側を(+)電源端子に接続するための正極導体と、前記多相インバータ回路の下アーム側スイッチング素子の負極側を(−)電源端子に接続するための負極導体と、前記上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子との接続点に接続した各相毎の出力導体とを備え、
前記スイッチング素子は、交流モータの回転軸に対して、所定間隔を隔てて周方向に配置され、前記正極導体と前記負極導体は、リング状または円弧形状を有して互いに近接して、周方向に配置された前記スイッチング素子の外周部側に配置され、前記出力導体は、周方向に配置された前記スイッチング素子の内周部側に配置され、前記上アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記出力導体と相対する外周部側に配置して前記制御回路に接続され、前記下アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記負極導体と相対する内周部側に配置して前記制御回路に接続されることを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項9記載のインバータモジュールにおいて、
前記素子冷却用金属部材が輪板形状を有するとともに、前記素子冷却用金属部材を載置して強制冷却する中空円筒形状を有する冷却ブロックと、該冷却ブロックの中空部に配置される電流センサとを備え、前記出力導体から延設される出力ブスラインを前記電流センサを介して、前記交流モータに接続されることを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項6、9にいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記正極導体と前記負極導体は、ともに断面L字形状を有して、互いを近接した積層配置構造をとることを特徴とするインバータモジュール。 - 上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子とを直接接続してなる単相インバータ回路が、互いに複数個並列接続されて、多相インバータ回路を構成して、交流モータの端面に配置されるインバータモジュールであって、
入力直流電力を交流電力に変換して、前記交流モータのステータコイルに給電する多相インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子と、該スイッチング素子を実装して放熱するための素子冷却用金属部材と、前記多相インバータ回路を制御する制御回路と、該制御回路に接続するために、前記スイッチング素子に設けられる複数の信号端子と、前記多相インバータ回路の上アーム側スイッチング素子の正極側を(+)電源端子に接続するための正極導体と、前記多相インバータ回路の下アーム側スイッチング素子の負極側を(−)電源端子に接続するための負極導体と、前記上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッチング素子との接続点に接続した各相毎の出力導体とを備え、
前記スイッチング素子は、交流モータの回転軸に対して、所定間隔を隔てて周方向に配置され、前記正極導体と前記負極導体は互いを近接して、リング状または円弧形状の導体部から、略径方向に延設される複数の枝状導体部を有して、同相インバータ回路を構成する前記上アーム側スイッチング素子と前記下アーム側スイッチング素子を枝状導体部で周方向に挟んで配置され、前記出力導体は、同相インバータ回路を構成する前記上アーム側スイッチング素子と前記下アーム側スイッチング素子に挟まれる形で前記略径方向に延設され、前記上アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記出力導体と相対する前記正極導体の枝状導体部側に配置して前記制御回路に接続され、前記下アーム側スイッチング素子の信号端子は、前記スイッチング素子を挟んで前記負極導体の枝状導体部側と相対する前記出力導体側に配置して前記制御回路に接続されることを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項12記載のインバータモジュールにおいて、
前記正極導体と前記負極導体のリング状または円弧形状の導体部位が、周方向に配置された前記スイッチング素子の外周部側または内周部側に配置されたことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項12記載のインバータモジュールにおいて、
前記素子冷却用金属部材が輪板形状を有するとともに、前記素子冷却用金属部材を載置して強制冷却する中空円筒形状を有する冷却ブロックと、前記冷却ブロックの中空部に配置される平滑コンデンサとを備え、前記正極導体と前記負極導体を前記平滑コンデンサに接続することを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項12記載のインバータモジュールにおいて、
前記インバータモジュールの外周部に電流センサを配置するとともに、前記出力導体から延設される出力ブスラインが前記電流センサを介して、前記交流モータに接続されることを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項12記載のインバータモジュールにおいて、
前記素子冷却用金属部材が輪板形状を有するとともに、前記素子冷却用金属部材を載置して強制冷却する中空円筒形状を有する冷却ブロックと、該冷却ブロックの中空部に配置される電流センサとを備えて、前記出力導体から延設される出力ブスラインが前記電流センサを介して、前記交流モータに接続されることを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記スイッチング素子と前記素子冷却用金属部材が、絶縁性セラミックスを介して接続されたことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記素子冷却用金属部材の載置面上に配置される絶縁シートと、該絶縁シートにパターンニングして配置される導体板と、該導体板に配置される熱拡散板とを備えて、前記スイッチング素子が前記熱拡散板の一主面上に配置されたことを特徴するインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記冷却ブロックが、略U字形状の載置面を有したことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記素子冷却用金属部材が、前記スイッチング素子の実装面と相対する一主面にフィンを有することを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項20記載のインバータモジュールにおいて、
前記フィンが、前記交流モータに含まれる回転軸に対して、略同心円状に配置されたことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記冷却ブロックが冷却媒体の流路を備え、前記スイッチング素子が実装された素子冷却用金属部材の一主面と相対向する裏面に接合する開口部を有し、該開口部に前記素子冷却用金属部材を嵌合させて一体化し、前記素子冷却用金属部材の面の一部を上記流路内に露出させて、冷却媒体で直接冷却することを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記各相インバータ回路の各アームを構成する単数あるいは複数並列接続されたスイッチング素子が、上アーム、下アームと交互にし、周方向に配置されたことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記単相インバータ回路の各アームを構成する単数あるいは複数並列接続されたスイッチング素子が、上アームのグループと下アームのグループに分けて、周方向に配置されたことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記素子冷却用金属部材の載置面と略平行に配置して前記制御回路を実装する配線基板を備え、前記配線基板の中央部に前記制御回路を駆動するための電源回路を配置し、前記制御回路が前記電源回路を中心軸として所定間隔を隔てて周方向に配置されたことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記素子冷却用金属部材の前記スイッチング素子配置面に、電圧変換を行うコンバータをあわせて実装したことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項2、10、16のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記電流センサのハウジングに一体成形された前記電流センサの配線導体を前記配線基板に直接挿入してはんだ付け接合したことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記素子冷却用金属部材に実装された前記スイッチング素子と、前記制御回路と、前記スイッチング素子および制御回路を囲覆して収容するハウジングとを備えて半導体モジュールとし、該半導体モジュールが前記冷却ブロック上に載置されるとともに、前記半導体モジュールの上部に平滑コンデンサを配置して一体化されたことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記インバータモジュールの直径をモータ直径と略同一にして一体化したことを特徴とするインバータ一体型モータ。 - 請求項1、3、6、9、12のいずれか1項に記載のインバータモジュールにおいて、
前記半導体モジュール、平滑コンデンサおよび冷却ブロックを複数、積層して一体化したことを特徴とするインバータモジュール。 - 請求項30に記載のインバータモジュールをモータに一体化したことを特徴とするインバータ一体型モータ。
- 請求項29記載のインバータ一体型交流モータにおいて、
前記モータを囲覆するモータハウジングに、その一端面から突出する大径筒状の外周壁と小径筒状の内周壁を有して形成した冷却媒体の流路を備え、前記スイッチング素子が実装された素子冷却用金属部材の一主面と相対向する裏面に接合する開口部を有し、該開口部に前記素子冷却用金属部材を嵌合させて一体化し、前記素子冷却用金属部材の面の一部を上記流路内に露出させて、冷却媒体で直接冷却することを特徴とするインバータ一体型交流モータ。
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