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JP4518641B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP4518641B2 JP2000217669A JP2000217669A JP4518641B2 JP 4518641 B2 JP4518641 B2 JP 4518641B2 JP 2000217669 A JP2000217669 A JP 2000217669A JP 2000217669 A JP2000217669 A JP 2000217669A JP 4518641 B2 JP4518641 B2 JP 4518641B2
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Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気入りタイヤに係り、特にオフロード性能、雪上性能及びオンロードでの走行性を両立させることのできるブロックパターンを有する空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用及び4輪駆動車用のタイヤにおいては、オフロードでの走行性向上のため、図5に示すように、トレッド100には縦、横共にエッジ成分を稼ぐため周方向へジグザグ状に延びる周方向溝102を基本的に有し、それらのジグザグの頂点または辺よりタイヤ軸方向に延びる横溝104を有したブロックパターン構成が一般的に採用されている。
【0003】
さらにこのトレッドパターンを詳細に説明すると、トレッド100には、一対の周方向溝102の間に、タイヤ赤道面CLに対して平行とされ、一定幅で直線状に形成された周方向溝106を一対備えている。
【0004】
一対の周方向溝106で挟まれる区域には、タイヤ周方向に対して傾斜する横溝108がタイヤ周方向に多数形成されて、複数のセンターブロック110を区画している。
【0005】
このセンターブロック110には、横溝108とは反対方向に傾斜する幅狭の副溝112が形成され、2つのサブブロックを形成している。なお、センターブロック110には、サイプ113が複数形成されている。
【0006】
周方向溝102と周方向溝106で挟まれる区域には、セカンドブロック114が多数形成されており、このセカンドブロック114には横溝104と同方向に傾斜する幅狭の副溝116が形成され、2つのサブブロックを形成している。なお、セカンドブロック114には、サイプ118が複数形成されている。
【0007】
周方向溝102のタイヤ幅方向外側には、ショルダーブロック120が多数形成されている。ショルダーブロック120には、横溝104と同方向に傾斜する副溝122及び複数のサイプ124が形成されている。
【0008】
なお、横溝108及び左右両側の横溝104は、共に右上がりに傾斜している。また、センターブロック110、セカンドブロック114及びショルダーブロック120は、隣接するブロック同士では互いにタイヤ周方向に位相差を設けて配置されている。
【0009】
なお、図中幅Wは接地幅を示している。
【0010】
この空気入りタイヤでは、オンロードでの走行性能を向上するために、ネガティブ率を45%以下にすることにより接地面を確保すること及びブロックを大きくすることで剛性を大きくし性能を保っていた。
【0011】
なお、トレッド100の踏面部を、周方向溝102のタイヤ赤道面CL側の中央区域と、その両側に位置する両側区域とに分けたとき、中央区域と両側区域のブロックのピッチ個数比は1:1に設定されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
通常、オフロード、スノー性能を確保するために、縦横のエッジ成分(サイプ等を増し)をトレッド内に多数配置する。
【0013】
しかしながら、ブロック内のエッジ成分を増加させると、ブロック剛性の低下を招き、オンロード性の悪化につながる。
【0014】
このため、通常では、剛性の低下を防ぐためブロックを大きく設定するが、踏面両側区域のブロックを大きくすると、パターンノイズが著しく悪化する問題がある。
【0015】
近年、車両がますますハイパワー化してくる中で、さらに高次元で、オンロード、オフロード性能を両立することが必要となってきた。
【0016】
そこで、図5に示すトレッドパターンを有する空気入りタイヤの走行性能を向上するものとして、図6に示すトレッドパターンを有する空気入りタイヤが考えられる。
【0017】
図6に示すトレッドパターンにおいて、符号12はトレッド、符号14L、Rは周方向溝、符号16L、R、24L、R、28は横溝、18L、Rはショルダーブロック、34L、R、36L、R、38L、R、41、42は副溝、30L、Rはセカンドブロック、32はセンターブロック、22L、R、40L、R、44はサイプ、Wは接地幅を示している。
【0018】
図6に示すパターンの特徴としては、図5に示すパターンよりも横溝成分が多いことが上げられる。また、センターブロック32とセカンドブロック30とは、タイヤ周方向からみてタイヤ軸方向にオーバーラップしていない。
【0019】
図6に示すトレッドパターンの空気入りタイヤは、図5のトレッドパターンを有する空気入りタイヤに対して、性能の向上は認められたが、満足の行くものではなかった。
【0020】
本発明は、上記事実を考慮して、特にオフロード性能、雪上性能及びオンロードでの走行性を両立させることのできるブロックパターンを有する空気入りタイヤを提供することが目的である。
【0021】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、トレッドの一方のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の10〜40%の領域内とトレッドの他方のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の10〜40%の領域内とに各々タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝を備え、前記一対の周方向溝間を中央区域、前記一対の周方向溝のタイヤ幅方向外側を両側区域としたときに、少なくとも前記中央区域にはタイヤ軸方向に延びる複数本の横溝により少なくとも2つのブロック列が実質上区画された空気入りタイヤであって、前記中央区域において、タイヤ幅方向一方側のブロックのタイヤ幅方向他方側端部と、前記タイヤ幅方向一方側のブロックに隣接するタイヤ幅方向他方側のブロックのタイヤ幅方向一方側端部とに、ブロック踏面端部から前記横溝の底部まで延びる斜面を有する補強部を一体的に設け、前記タイヤ幅方向他方側端部に設けられる前記補強部は、タイヤ周方向から見て前記タイヤ幅方向一方側のブロックに対してオーバーラップしており、前記タイヤ幅方向一方側端部に設けられる前記補強部は、タイヤ周方向から見て前記タイヤ幅方向他方側のブロックに対してオーバーラップしており、前記タイヤ幅方向他方側端部に設けられる前記補強部の補強部開始線と、前記タイヤ幅方向一方側端部に設けられる前記補強部の補強部開始線とが、タイヤ周方向に一直線上に配置されていることを特徴としている。
【0022】
次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0023】
請求項1に記載の空気入りタイヤでは、
(1) トレッドに一対の周方向溝を設けたので、雪上での横すべり性能、直進安定性、及びウエット時でのハイドロプレーニング性能等を確保することができる。
(2) 少なくとも中央区域では、横溝(タイヤ軸方向に対して平行または傾斜していても良い。)で分断されて複数のブロックを形成しているので、四輪駆動用のタイヤとしての基本性能(悪路走行、氷雪上走行等)を確保することができる。
(3) 中央区域に少なくとも2つのブロック列を設けたので、オフロード走行及び雪上走行でのコーナリング性能を確保することができる。
(4) 雪上性能(トラクション等)を向上するには、横溝の数を増加することが良いが、ただ単に横溝の数を増加すると、ブロックの体積が減少し、ブロック剛性の低下を招き、ブロックが倒れ易くなる問題がある。
【0024】
しかしながら、請求項1に記載の発明では、タイヤ周方向にブロックが倒れようとしたときに、倒れようとするブロックに設けられた補強部がブロックの倒れ込みを抑制し、さらに、その倒れようとするブロックがブロック倒れ側に隣接するブロックに設けた補強部に当たって支えられるので、ブロックの倒れ変形を効果的に抑制することができる。
【0025】
したがって、ブロックの変形を抑えつつ従来よりも横溝を増加でき、これにより雪上性能を向上することができる。
(5) ブロックから離れるにしたがって補強部の高さを減少させているので、走行によりブロックが摩耗してくると、ブロックのエッジ成分が徐々に増加し、摩耗による周方向溝及び横溝の溝体積減少に伴う雪上性能、オフロード性能の悪化を抑制し、新品から摩耗末期までの性能変化を小さくすることができる。
(6) ブロックの端部に補強部を設けたので、補強部の設けられていないブロックに比較して新品時のブロック剛性を大きくでき、舗装路での操縦安定性を向上することができる。
【0026】
なお、トレッドのタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の10%未満の領域に周方向溝を設けると、ショルダー側の陸部の幅が狭くなり過ぎ、ショルダー側の陸部の剛性が不足する等の問題が生じる。
【0027】
一方、トレッドのタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の40%を越える領域に周方向溝を設けると、タイヤ赤道面側の陸部の幅が狭くなり過ぎ、タイヤ赤道面側の陸部の剛性が不足する等の問題が生じる。
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記補強部は、前記ブロックから離れるにしたがって一定の比率で高さが減少していることを特徴としている。
【0032】
次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0033】
ブロックから離れるにしたがって補強部の高さを一定の比率で減少させているので、ブロックの摩耗に対して一定の比率でエッジ成分を増加させることができる。
【0034】
ここで、ブロックから離れるにしたがって補強部の高さを一定の比率で減少させる形状としては、平面状の傾斜面(面取り形状)が好ましい。
【0035】
なお、補強部の高さが一定の比率で減少しない場合、特定の摩耗割合のときの性能変化量が大きく(又は小さく)なることがあり好ましくない。
【0036】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記中央区域には3つのブロック列が設けられており、タイヤ幅方向両側のブロック列には、タイヤ周方向から見てタイヤ幅方向中央のブロックに対してオーバーラップするようにタイヤ幅方向中央側の端部に補強部を設けたブロックが含まれており、タイヤ幅方向中央のブロック列には、タイヤ周方向から見てタイヤ幅方向外側のブロックに対してオーバーラップするようにタイヤ幅方向外側の端部に補強部を設けたブロックが含まれていることを特徴としている。
【0037】
次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0038】
中央区域を3のブロック列とした場合、タイヤ赤道面上にブロックを配列でき、オンロード走行性能(オンロードのフィーリング、剛性感)が向上する。
【0039】
また、中央区域において、2個のブロック列の場合よりも横溝が増化するので、雪上でのトラクション、ブレーキ性能を高めることができる。
【0040】
また、中央区域の補強部を設けたブロックも、タイヤ周方向に倒れ変形しようとしたときに、補強部の作用により倒れ変形は抑制される。
【0041】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記補強部と前記ブロックとがオーバーラップしている領域の前記横溝は、前記補強部が前記ブロックとオーバーラップしていない領域の横溝よりも幅が狭く形成されていることを特徴としている。
【0042】
次に、請求項4に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0043】
補強部とブロックとがオーバーラップしている領域の横溝を、補強部がブロックとオーバーラップしていない領域の横溝よりも幅狭に形成することで、ブロックの倒れ変形量が小さくても補強部に当接でき、ブロックの倒れ変形量を小さく抑えることができる。
【0044】
例えば、ブレーキ、トラクション時等のタイヤ前後方向に大きな力がかかった際、互いのブロックが支えあう効果があり、トレッドの剛性向上に寄与する。
【0045】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、補強部とブロックとがオーバーラップしている領域の前記横溝は、溝幅が0.5〜4mmの範囲内に設定されていることを特徴としている。
【0046】
次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0047】
補強部とブロックとがオーバーラップしている領域の横溝の溝幅が4mmを越えると、補強部とブロックとが離れすぎ、ブロックの倒れ変形量が大きくなり補強部を設けた効果が不足する。
【0048】
一方、補強部とブロックとがオーバーラップしている領域の横溝の溝幅が0.5mm未満になると、この横溝の排水性能が低下し、タイヤのウエット性能が低下する。
【0049】
したがって、補強部とブロックとがオーバーラップしている領域の横溝は、溝幅を0.5〜4mmの範囲内に設定することが好ましい。
【0050】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記補強部は、前記ブロックの踏面の法線に対する角度が10〜70°の範囲内に設定された斜面を有することを特徴としている。
【0051】
次に、請求項6に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0052】
補強部の斜面の角度が70°を越えると、溝体積に対する補強部の体積割合が大きくなり過ぎてオーバーラップによるエッジ効果のメリットよりも、溝体積減少によるデメリットの方が大きくなり性能向上が望めない。
【0053】
一方、補強部の斜面の角度が10°未満になると、オーバーラップの効果も小さく、また、ブロック剛性の向上も殆ど見込めない。
【0054】
したがって、ブロックの踏面の法線に対する補強部の斜面の角度を10〜70°の範囲内に設定することが好ましい。なお、ブロックの踏面の法線に対する補強部の斜面の角度は15〜65°の範囲内に設定することが更に好ましい。
【0055】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
【0056】
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10(タイヤサイズ:265/70R16)のトレッド12には、タイヤ赤道面CLを挟んで両側に、一対の周方向溝14が設けられている。
【0057】
この周方向溝14は、タイヤ周方向に直線状に延び、タイヤ周方向に対して平行に設けられている。
【0058】
ここで、本実施形態では、以後、トレッド12の周方向溝14Lと周方向溝14Rとの間を中央区域、周方向溝14Lのタイヤ幅方向外側を左側区域、周方向溝14Rのタイヤ幅方向外側を右側区域、左側区域と右側区域とを合わせて両側区域と呼ぶことにする。
【0059】
なお、図中の符号Wは、接地幅を示している。ここで、接地幅とは、2000年度JATMA YEAR BOOKに従い、該空気入りタイヤ10を標準リムに装着し、適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力およびこれに対応する空気圧(最大空気圧)を基準としたときの路面と接地する部分のタイヤ幅方向の最大幅である。使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合は各々の規格に従う。
(両側区域)
左側区域12Lには、周方向溝14Lからタイヤ幅方向外側へ延び、タイヤ周方向に対して比較的大きな角度で傾斜(本実施形態では右上がり)する横溝16Lがタイヤ周方向に沿って複数設けられることにより、多数のショルダーブロック18Lが区画されている。
【0060】
ショルダーブロック18Lには、副溝20L及びサイプ22Lが形成されている。副溝20Lは、隣接する横溝16Lよりも幅狭(ショルダーブロック18Lが接地して圧縮された場合でも、溝幅を有して排水性を維持可能な幅)であり、周方向溝14Lからタイヤ幅方向外側へ延びている。なお、この副溝20Lは、ショルダーブロック18L内で終端している。
【0061】
一方、右側区域12Rには、周方向溝14Rからタイヤ幅方向外側へ延び、タイヤ周方向に対して比較的大きな角度で傾斜(本実施形態では右上がり)する横溝16Rがタイヤ周方向に沿って複数設けられることにより、多数のショルダーブロック18Rが区画されている。また、ショルダーブロック18Rには、副溝20R及びサイプ22Rが形成されている。副溝20Rは、隣接する横溝16Rよりも幅狭(ショルダーブロック18Rが接地して圧縮された場合でも、溝幅を有して排水性を維持可能な幅)であり、周方向溝14Rからタイヤ幅方向外側へ延びている。なお、この副溝20Rは、ショルダーブロック内で終端している。
(中央区域)
次に、中央区域には、周方向溝14Rからタイヤ赤道面CL側へ湾曲して延びる右下がりの横溝24L、横溝24Lと横溝24Lとの間に配置され同じく周方向溝14Rからタイヤ赤道面CL側へ略直線状に延びて前記横溝24Lと連結する右下がりの横溝26L、周方向溝14Rからタイヤ赤道面CL側へ延びる左上がりの横溝24R、横溝24Rと横溝24Rとの間に配置され同じく周方向溝14Rからタイヤ赤道面CL側へ略直線状に延びて前記横溝24Rと連結する左上がりの横溝26R、及び横溝24Lと横溝24Rとを連結する右上がりの横溝28が複数設けられている。
【0062】
中央区域は、これらの横溝24L、横溝24R、横溝26L、横溝26R及横溝28により、周方向溝14L側には複数のセカンドブロック30Lが、周方向溝14R側には複数のセカンドブロック30Rが、タイヤ赤道面CL上には複数のセンターブロック32が区画されている。
【0063】
横溝24L及び横溝24Rはタイヤ周方向に対する角度がタイヤ赤道面CL側からタイヤ幅方向外側へむけて徐々に大きくなるタイヤ赤道面CL側が凸となる略円弧状に湾曲しており、横溝24Lと横溝24Rとはタイヤ周方向に位相差を有して配置されている。これにより、セカンドブロック30Lとセカンドブロック30Rとは、タイヤ赤道面CL上の1点を対称点とした点対称形状となっている。
【0064】
本実施形態のセカンドブロック30L、30Rは、略扇状を呈している。
【0065】
セカンドブロック30Lには、隣接する横溝24Lよりも幅狭(セカンドブロック30Lが接地して圧縮された場合でも、溝幅を有して排水性を維持可能な幅)の副溝34L、副溝36L、副溝38Lが形成されている。
【0066】
副溝34Lは、周方向溝14Lからタイヤ赤道面CL側へ延び、隣接する横溝24L、26Lと同方向に傾斜している。なお、この副溝34Lは、ブロック内で終端している。
【0067】
また、副溝36L及び副溝38Lは、副溝34Lとは反対方向に傾斜すると共に副溝20Lと横溝24Lとを連結しており、これら副溝34L、副溝36L及び副溝38Lよりセカンドブロック30Lが3つのサブブロックに分割されている。
【0068】
なお、セカンドブロック30Lの各サブブロックには、各々サイプ40Lがされている。
【0069】
セカンドブロック30Rには、隣接する横溝24Rよりも幅狭(セカンドブロック30Rが接地して圧縮された場合でも、溝幅を有して排水性を維持可能な幅)の副溝34R、副溝36R、副溝38Rが形成されている。
【0070】
副溝34Rは、周方向溝14Rからタイヤ赤道面CL側へ延び、隣接する横溝24R、26Rと同方向に傾斜している。なお、この副溝34Rは、ブロック内で終端している。
【0071】
また、副溝36R及び副溝38Rは、副溝34Rとは反対方向に傾斜すると共に副溝20Rと横溝24Rとを連結しており、これら副溝34R、副溝36R及び副溝38Rによりセカンドブロック30Rが3つのサブブロックに分割されている。
【0072】
なお、セカンドブロック30Rの各サブブロックには、各々サイプ40Rが形成されている。
【0073】
センターブロック32は、2つの横溝24L、2つの横溝24R、2つの横溝28、横溝26L、横溝26Rにより区画されており、横溝24Lと横溝26Lとに挟まれる部分及び横溝24Rと横溝26Rとに挟まれる部分が、タイヤ幅方向外側へ向けて幅狭に形成されている。
【0074】
センターブロック32は、隣接する横溝28と同方向に傾斜し、かつ幅狭(センターブロック32が接地して圧縮された場合でも、溝幅を有して排水性を維持可能な幅)とされた副溝41が周方向中央部分に、その両側に同じく隣接する横溝28と同方向に傾斜し更に幅狭に設定された副溝42が形成されることにより、タイヤ周方向に3分割されている。また、センターブロック32の中央部分には、副溝41と反対方向に傾斜するサイプ44が形成されている。
(補強部)
図1乃至図3に示すように、セカンドブロック30Lのタイヤ赤道面CL側の端部には、タイヤ周方向から見てセンター部32とオーバーラップする補強部48L(図3の2点鎖線で囲まれる部分)が、センターブロック32のタイヤ幅方向左側の端部にはタイヤ周方向から見てセカンドブロック30Lとオーバーラップする補強部52L(図3の2点鎖線で囲まれる部分)が設けられており、同様にセンターブロック32のタイヤ幅方向右側の端部にはタイヤ周方向から見てセカンドブロック30Rとオーバーラップする補強部52Rが、また、セカンドブロック30Rのタイヤ赤道面CL側の端部にはタイヤ周方向から見てセンターブロック32とオーバーラップする補強部48Rが設けられている。
【0075】
なお、本実施形態では、タイヤ周方向から見て、セカンドブロック30Lの補強部48L及びセカンドブロック30Rの補強部48Rは全ての部分がセンター部32とオーバーラップしており、センターブロック32のセカンドブロック30L側の補強部52Lは全ての部分がセカンドブロック30Lとオーバーラップしており、センターブロック32のセカンドブロック30R側の補強部52Rは全ての部分がセカンドブロック30Rとオーバーラップしている。
【0076】
セカンドブロック30Lの補強部48L及びセカンドブロック30Rの補強部48Rは、このタイヤ赤道面CLに対して平行に設けられた補強部開始線46からタイヤ赤道面CL側の部分に形成されている。
【0077】
図3に示すように、補強部48Lは、補強部開始線46からタイヤ赤道面CL側へ向けて下がるように、本実施形態では踏面に立てた法線に対して一定角度θ1で傾斜している斜面を有する(なお、補強部48Rも同様。)。
【0078】
この角度θ1は、10〜70°の範囲内、好ましくは15〜65°の範囲内である。本実施形態では、角度θ1が27°である。
【0079】
また、本実施形態の横溝26L、R(及びその他の横溝及び周方向溝)の溝深さD(図2参照)は10.5mmであり、補強部48L、Rのタイヤ軸方向の長さL1は5.5mmである。
【0080】
また、横溝24L、R及び横溝28の溝幅は7mm(平均)であり、横溝26L、Rの溝幅は2mm(平均)である。
【0081】
一方センターブロック32の補強部52L、Rは、タイヤ赤道面CLからのタイヤ幅方向距離を前述した補強部開始線46と同一距離に設定された補強部開始線50からタイヤ幅方向外側の部分に形成されている。
【0082】
図4に示すように、補強部52Lは、補強部開始線50からタイヤ幅方向外側へ向けて下がるように、本実施形態では一定角度θ2で傾斜している斜面を有する(補強部52Rも同様。)。
【0083】
この角度θ2は、角度θ1と同様に10〜70°の範囲内、好ましくは15〜65°の範囲内である。本実施形態では、角度θ2が56°である。また、本実施形態の補強部52L、Rのタイヤ軸方向の長さL2は16mmである。
【0084】
なお、角度θ1と角度θ2とは異なっていても良く、同一であっても良い。
【0085】
また、補強部とブロックとのオーバーラップ部分に配置される横溝26L及び横溝26Rは、オーバーラップ部分とは異なる位置の横溝24L及び横溝24Rよりも極めて幅狭に形成されている。この横溝26Lの溝幅及び横溝26Rの溝幅は、0.5〜4mmの範囲内が好ましい。
【0086】
ちなみに、本実施形態のトレッド12のネガティブ率は41%である。
【0087】
また、本実施形態では、中央区域のブロックと両側区域のブロックのピッチ個数比は2:3であるが、5:9〜5:6の範囲内に設定されていれば良い。
【0088】
また、本実施形態の周方向溝14Lは、ショルダーブロック18Lの周方向1ピッチ内で、幅広部分と幅狭部分とを有し、幅広部分と幅狭部分との境界部分に段部(タイヤ幅方向に延びるエッジ成分)を設けている。
【0089】
同様に、本実施形態の周方向溝14Rは、ショルダーブロック18Rの周方向1ピッチ内で、幅広部分と幅狭部分とを有し、幅広部分と幅狭部分との境界部分に段部(タイヤ幅方向に延びるエッジ成分)を設けている。
【0090】
なお、本実施形態では、周方向溝14L(幅方向中心線位置)は、トレッド12の図面左側のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの10%の領域内に設けられ、周方向溝14R(幅方向中心線位置)は、トレッド12の図面右側のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの40%の領域内に設けられているが、周方向溝14L及び周方向溝Rのタイヤ幅方向位置は、上記位置に限定されない。
【0091】
但し、周方向溝14Lは、トレッド12の図面左側のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの10〜40%の領域内に設け、周方向溝14Rは、トレッド12の図面右側のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの10〜40%の領域内に設けることが好ましい。
【0092】
例えば、周方向溝14L、14Rが、それぞれトレッド12のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの10%未満の領域に設けられていると、ショルダーブロック18Lの幅が狭くなり過ぎ、ショルダーブロック18Lのブロック剛性が不足する。一方、周方向溝14L、14Rが、トレッド12のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの40%を越える領域に設けられると、センターブロック32の幅が狭くなり過ぎ、センターブロック32の剛性が不足する。
(作用)
次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用を説明する。
(1) トレッド12に周方向溝14L及び周方向溝14Rを設けたので、ウエット時でのハイドロプレーニング性能、雪上での横すべり性能、及び直進安定性等を確保することができる。
(2) 少なくとも中央区域では、横溝26L、横溝26R、横溝28、横溝30L及び横溝30Rで分断されてセンターブロック32、セカンドブロック30L及びセカンドブロック30Rの複数のブロックを形成しているので、四輪駆動用のタイヤとしての基本性能(悪路走行、氷雪上走行等)を確保することができる。
(3) 中央区域に3つのブロック列を設けたので、オフロード走行及び雪上走行でのコーナリング性能を確保することができる。
【0093】
また、タイヤ赤道面CL上にセンターブロック32を配列したので、オンロード走行性能(オンロードのフィーリング、剛性感)が向上する。
(4) 本実施形態では、中央区域においては、いずれかのブロック(例えばセンターブロック32(中でも、剛性が比較的低いタイヤ幅方向の端部付近))がタイヤ周方向に倒れようとしたときに、倒れようとするブロックに設けられた補強部(例えば補強部52L)がブロックの倒れ込みを抑制し、さらに、その倒れようとするブロックがブロック倒れ側に隣接するブロック(例えば、セカンドブロック30L)に設けた補強部(例えば48L)に当たって支えられるので、ブロック(例えばセンターブロック32(中でも、剛性が比較的低いタイヤ幅方向の端部付近))の倒れ変形を効果的に抑制することができる。
【0094】
したがって、中央区域においては、従来よりも横溝数が多いにもかかわらず、センターブロック32、セカンドブロックL及びセカンドブロック30Rの倒れ変形が抑えられており、高い雪上性能が得られる。
(5) 補強部48L、R及び補強部52L、Rの高さをブロックから離れるにしたがって減少させているので、走行によりブロックが摩耗してくると、ブロックのエッジ成分が徐々に増加し、摩耗による周方向溝14L、R、横溝24L、R、横溝26L、R、横溝28の溝体積減少に伴う雪上性能、オフロード性能の悪化を抑制し、新品から摩耗末期までの性能変化を小さくすることができる。
(6) 中央区域の各ブロックを補強部により補強しているので、補強部の設けられていないブロックに比較して新品時のブロック剛性を大きくでき、舗装路での操縦安定性を向上することができる。
(7) 補強部48L、R及び補強部52L、Rの高さを、ブロックから離れるにしたがって一定の比率で減少させているので、ブロックの摩耗に対して一定の比率でブロックエッジ成分を増加させることができる。
(8) 横溝26L、Rの溝幅を2mmと狭く形成したので、中央区域では、ブロックの倒れ変形量が小さくても隣接する補強部に当接でき、ブロックの倒れ変形量を小さく抑えることができる。したがって、ブレーキ、トラクション時等のタイヤ前後方向に大きな力がかかった際、互いのブロックが支えあう効果があり、トレッド12の剛性向上に寄与する。
【0095】
(9)なお、横溝26L、Rの溝幅が4mmを越えると、補強部とブロックとが離れすぎ、ブロックの倒れ変形量が大きくなり補強部を設けた効果が不足する。
【0096】
一方、横溝26L、Rの溝幅が0.5mm未満になると、排水性能が低下し、タイヤのウエット性能が低下する。
(10) 補強部48L、Rの斜面の角度θ1を27°、補強部52L、Rの斜面の角度θ2を56°としたので、溝体積(横溝)の減少を最小限に抑えつつ、補強部48L、R及び補強部52L、Rによる補強効果を確実に得ることができる。
【0097】
角度θ1、θ2が70°を越えると、溝体積に対する補強部48L、R及び補強部52L、Rの体積割合が大きくなり過ぎてオーバーラップによるエッジ効果のメリットよりも、溝体積減少によるデメリットの方が大きくなり性能向上が望めない。
【0098】
一方、角度θ1、θ2が10°未満になると、オーバーラップの効果も小さく、また、ブロック剛性の向上も殆ど見込めない。
(11) 中央区域と両側区域のブロック個数比を2:3に設定し中央区域のセンターブロック32及びセカンドブロック30L、30Rのタイヤ周方向長さを、両側区域のショルダーブロック18L、18Rのタイヤ周方向長さに比較して長く設定したので、サイプ40,44を設けたにもかかわらず、オンロード(ドライ及びウエット)路面で必要な、ブロック中央区域の剛性を確保することができる。
(12) 中央区域と両側区域のブロック個数比を2:3に設定したので、両側区域のショルダーブロック18L、18Rは、従来と同等またはそれ以下の周方向寸法に設定することができ、ピッチノイズの向上につながり、また、乗り心地、偏摩耗にも効果がある。
(13) 中央区域のブロックと両側区域のブロックとは、タイヤ周方向に位相差が設けられているので、パターンノイズ性を向上することができる。また、中央区域と両側区域では、タイヤ周方向のブロック数の違いもあるので、位相ずらしの効果が更に大きくなる。
(14) 両側区域の横溝16L,16Rのタイヤ周方向に対する角度を中央区域の横溝24L、24R及び横溝26L、26Rのタイヤ周方向に対する角度よりも大きく設定したので、両側区域に形成されたショルダーブロック18L、18Rのブロック端(鋭角側部分)の剛性が確保され、偏摩耗性の低下が防止される。
(15) センターブロック32はタイヤ赤道面CL上の点を境に点対称形状であり、セカンドブロック30Lとセカンドブロック30Rは互いにタイヤ赤道面CL上の点を境に点対称形状であり、さらに、ショルダーブロック18Lとショルダーブロック18Rとは互いにタイヤ赤道面CL上の1点を対称点に点対称形状であるので、タイヤの装着方向に対しての制限を無くすことができ、例えば、偏摩耗防止のためのタイヤローテーションが行い易くなる。
(16) セカンドブロック30Lとセカンドブロック30Rは共に略三角形であるが、互いに対向する辺の形状をタイヤ赤道面CL側へ向けて凸となる略円弧形状としたので、セカンドブロック30Lの体積及びセカンドブロック30Rの体積が各々確保され、セカンドブロック30Lのブロック剛性及びセカンドブロック30Rのブロック剛性を確保することができる。
(17) 中央区域のセンターブロック32と、左側のセカンドブロック30Lと右側のセカンドブロック30Rとは隣接するブロック間でタイヤ周方向に位相差が設けられているので、ピッチノイズに対して更に効果的となる。
(18) 中央区域に形成されるセンターブロック32、セカンドブロック30L、セカンドブロック30Rを各々3個のサブブロックに分割したので、ブロック個数を少なくする(両側区域対比で)ことで剛性が高くなった中央区域のブロック剛性を適正化でき、オンロード性能とオフロード性能をバランスさせることができる。
(19) 一対の周方向溝14をタイヤ周方向に対して平行に延びる直線溝で構成したので、ジグザグ状の溝に比較して排水性に優れ、ハイドロプレーニング性に対して有利となる。
(20) 周方向溝14Lの溝幅をショルダーブロック18Lの周方向ピッチ長さ内で異ならせて段部を設け、同様に周方向溝14Rの溝幅をショルダーブロック18Rの周方向ピッチ長さ内で異ならせて段部を設けたので、タイヤ軸方向エッジ成分が増加し、雪上、オフロード性能を高めることができる。
(その他の実施形態)
本発明では、上記実施形態のようにトレッド12に設ける周方向溝の数が4本に限定されないが、タイヤ赤道面CL上にブロック列を設けることが好ましい。
【0099】
また、各ブロックは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内でその形状は適宜変更可能である。
【0100】
また、上記実施形態では、セカンドブロック30の補強部開始線46とセンターブロック32の補強部開始線50とが、タイヤ周方向に一直線上に配置されていた。
(試験例)
本発明の空気入りタイヤの効果を確かめるために、比較例に係る空気入りタイヤと、本発明の適用された実施例の空気入りタイヤとを試作し、雪上フィーリング(新品時、及び摩耗中期)、オフロードフィーリング(新品時及び摩耗末期)、舗装路(乾燥)フィーリング、雪上ブレーキ性について試験を行った。
【0101】
実施例のタイヤ:前述した実施形態のタイヤ。
【0102】
比較例のタイヤ:実施例のタイヤからブロックの補強部を取り除いたタイヤ(図5のトレッドパターン)
雪上フィーリング:供試タイヤを装着した実車をテストドライバーが運転し、圧雪路面のテストコースにおける制動性、発進性、コーナリング性の総合評価(フィーリング評価)を行った。評価は比較例のタイヤを100とする指数で表しており、数値が大きい程性能に優れていることを表している。
【0103】
オフロードフィーリング:非舗装路のテストコースにおける制動性、発進性、直進性、コーナリング性の総合評価(フィーリング評価)を行った。評価は比較例のタイヤを100とする指数で表しており、数値が大きい程性能に優れていることを表している。
【0104】
舗装路(乾燥)フィーリング:舗装路のテストコースにおける制動性、発進性、直進性、コーナリング性の総合評価(フィーリング評価)を行った。評価は比較例のタイヤを100とする指数で表しており、数値が大きい程性能に優れていることを表している。
【0105】
雪上ブレーキ性:圧雪上を速度40km/hからフル制動したときの制動距離を計測した。評価は、比較例のタイヤの制動距離の逆数を100とする指数で表しており、数値が大きいほど制動距離が短く、雪上ブレーキ性に優れていることを表している。
【0106】
【表1】
【0107】
試験の結果、本発明の適用された実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比較して全ての項目において性能が向上していることが分かった。
【0108】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、特にオフロード性能、雪上性能及びオンロードでの走行性を両立させることができる、という優れた効果を有する。
【0109】
【0110】
請求項2に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、ブロックの摩耗に対して一定の比率でエッジ成分を増加させることができ、摩耗による性能の変化を一定にできる。
【0111】
請求項3に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、タイヤ赤道面上にブロックを配列でき、オンロード走行性能を向上できる。また、中央区域において、2個のブロック列の場合よりも横溝が増化するので、雪上でのトラクション、ブレーキ性能を高めることができる。
【0112】
請求項4に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、ブロックの倒れ変形量を小さく抑えることができる。
【0113】
請求項5に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、ウエット性能の低下を抑えつつ、補強部を設けた効果を得ることができる。
【0114】
請求項6に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、溝体積減少によるデメリットを抑えつつ、補強部を設けた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【図2】 タイヤ周方向から見たセンターブロック及びセカンドブロックの側面図である。
【図3】 セカンドブロックのタイヤ回転軸に沿った断面図(図1のB−B線断面図)である。
【図4】 センターブロックのタイヤ回転軸に沿った断面図(図1のA−A線断面図)である。
【図5】 従来の空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【図6】 比較例に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ
12 トレッド
14L 周方向溝
14R 周方向溝
18L ショルダーブロック
18R ショルダーブロック
24L 横溝
24R 横溝
28 横溝
30L セカンドブロック
30R セカンドロック
32 センターブロック
48 補強部
52 補強部

Claims (6)

  1. トレッドの一方のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の10〜40%の領域内とトレッドの他方のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の10〜40%の領域内とに各々タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝を備え、前記一対の周方向溝間を中央区域、前記一対の周方向溝のタイヤ幅方向外側を両側区域としたときに、少なくとも前記中央区域にはタイヤ軸方向に延びる複数本の横溝により少なくとも2つのブロック列が実質上区画された空気入りタイヤであって、
    前記中央区域において、タイヤ幅方向一方側のブロックのタイヤ幅方向他方側端部と、前記タイヤ幅方向一方側のブロックに隣接するタイヤ幅方向他方側のブロックのタイヤ幅方向一方側端部とに、ブロック踏面端部から前記横溝の底部まで延びる斜面を有する補強部を一体的に設け、
    前記タイヤ幅方向他方側端部に設けられる前記補強部は、タイヤ周方向から見て前記タイヤ幅方向一方側のブロックに対してオーバーラップしており、
    前記タイヤ幅方向一方側端部に設けられる前記補強部は、タイヤ周方向から見て前記タイヤ幅方向他方側のブロックに対してオーバーラップしており、
    前記タイヤ幅方向他方側端部に設けられる前記補強部の補強部開始線と、前記タイヤ幅方向一方側端部に設けられる前記補強部の補強部開始線とが、タイヤ周方向に一直線上に配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記補強部は、前記ブロックから離れるにしたがって一定の比率で高さが減少していることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記中央区域には3つのブロック列が設けられており、
    タイヤ幅方向両側のブロック列には、タイヤ周方向から見てタイヤ幅方向中央のブロックに対してオーバーラップするようにタイヤ幅方向中央側の端部に補強部を設けたブロックが含まれており、
    タイヤ幅方向中央のブロック列には、タイヤ周方向から見てタイヤ幅方向外側のブロックに対してオーバーラップするようにタイヤ幅方向外側の端部に補強部を設けたブロックが含まれていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記補強部と前記ブロックとがオーバーラップしている領域の前記横溝は、前記補強部が前記ブロックとオーバーラップしていない領域の横溝よりも幅が狭く形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 補強部とブロックとがオーバーラップしている領域の前記横溝は、溝幅が0.5〜4mmの範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記傾斜面は、前記ブロックの踏面の法線に対する角度が10〜70°の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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