[go: up one dir, main page]

JP4594695B2 - アダマンタン誘導体の製造方法 - Google Patents

アダマンタン誘導体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4594695B2
JP4594695B2 JP2004296542A JP2004296542A JP4594695B2 JP 4594695 B2 JP4594695 B2 JP 4594695B2 JP 2004296542 A JP2004296542 A JP 2004296542A JP 2004296542 A JP2004296542 A JP 2004296542A JP 4594695 B2 JP4594695 B2 JP 4594695B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
adamantyl
adamantane
polymer
integer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004296542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006104173A (ja
Inventor
保也 岡田
直良 畠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2004296542A priority Critical patent/JP4594695B2/ja
Application filed by Idemitsu Kosan Co Ltd filed Critical Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority to KR1020067015853A priority patent/KR101114585B1/ko
Priority to EP05709550A priority patent/EP1712542A4/en
Priority to PCT/JP2005/001404 priority patent/WO2005075406A1/ja
Priority to US10/588,080 priority patent/US7528279B2/en
Priority to TW094103723A priority patent/TW200535118A/zh
Publication of JP2006104173A publication Critical patent/JP2006104173A/ja
Priority to US12/363,895 priority patent/US20090156854A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4594695B2 publication Critical patent/JP4594695B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

本発明は、アダマンタン誘導体の製造方法に関し、さらに詳しくは、フォトリソグラフィー分野における感光性樹脂などの機能性樹脂のモノマーとして有用なアルキルスルホニルオキシ置換アダマンチル(メタ)アクリレート類を効率よく製造する方法に関する。
アダマンタンは、シクロヘキサン環が4個、カゴ形に縮合した構造を有し、対称性が高く、安定な化合物であり、その誘導体は、特異な機能を示すことから、医薬品原料や高機能性工業材料の原料などとして有用であることが知られている。例えば光学特性や耐熱性などを有することから、光ディスク基板、光ファイバーあるいはレンズなどに用いることが試みられている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
また、アダマンタンエステル類を、その酸感応性、ドライエッチング耐性、紫外線透過性などを利用して、フォトレジスト用樹脂原料として、使用することが試みられている(例えば、特許文献3参照)。
一方、近年、半導体素子の微細化が進むに伴い、その製造におけるリソグラフィー工程において、さらなる微細化が要求されており、したがって、KrF、ArFあるいはF2エキシマレーザー光などの短波長の照射光に対応したフォトレジスト材料を用いて、微細パターンを形成させる方法が種々検討されている。そして、前記エキシマレーザー光などの短波長の照射光に対応できる新しいフォトレジスト材料の出現が望まれている。従来、水酸基を導入したモノマーは知られているが(例えば、特許文献4参照)、これまで知られていない機能性官能基をもったフォトレジスト材料が望まれている。
特開平6−305044号公報 特開平9−302077号公報 特開平4−39665号公報 特開昭63−33350号公報
本発明者らは、このような状況下で、先に、フォトリソグラフィー分野における機能性樹脂(感光性樹脂など)のモノマーおよびそのモノマーの中間体として有用な新規なメタンスルホニルオキシ置換アダマンチル(メタ)アクリレート類を見出した(特願2004−29034号明細書)。
しかしながら、この新規なメタンスルホニルオキシ置換アダマンチル(メタ)アクリレート類の製造工程において反応中に重合体が生成するので収率が低下し、また、その重合体を除去する工程が必要である上、該(メタ)アクリレート類の精製工程において生じる重合体の析出、装置への付着により、その精製に手間が掛かることなど、ハンドリングなどに問題があった。
本発明は、フォトリソグラフィー分野における感光性樹脂などの機能性樹脂のモノマーとして有用なアダマンタン誘導体であるアルキルスルホニルオキシ置換(メタ)アダマンチルアクリレート類を、ハンドリングなどに問題なしに、かつ収率よく製造する方法を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、該アルキルスルホニルオキシ置換アダマンチル(メタ)アクリレート類の原料となるアダマンタン化合物とスルホニル化合物とを低誘電率の有機溶媒中で反応させることにより、高収率で目的の(メタ)アクリレート類を製造でき、また、重合体の生成も抑制できるのでハンドリングの面においても改善されることを見出した。本発明は、かかる知見に基いて完成したものである。
すなわち、本発明は、一般式(I)
Figure 0004594695
(式中、R1は水素原子、メチル基又はCF3基、Yは炭素数1〜10のアルキル基、ハロゲン原子、水酸基又は2つのYが一緒になって形成された=Oを示す。また、複数のYは同じでもよく、異なっていてもよい。kは0〜14の整数を示し、m、nは独立に、0〜4の整数を示す。)
で表されるアダマンタン化合物と、一般式(II)
Figure 0004594695
(式中、R2は炭素数1〜10のアルキル基、フェニル基、アルキルフェニル基、又はCF3基を示し、Xは水酸基又はハロゲン原子を示す。)
で表されるスルホニル化合物を、20℃における誘電率が8以下の有機溶媒中で反応させることを特徴とする、一般式(III)
Figure 0004594695
(式中、R1は水素原子、メチル基又はCF3基、R2は炭素数1〜10のアルキル基、フェニル基、アルキルフェニル基、又はCF3基、Yは炭素数1〜10のアルキル基、ハロゲン原子、水酸基又は2つのYが一緒になって形成された=Oを示す。また、複数のYは同じでもよく、異なっていてもよい。kは0〜14の整数を示し、m、nは独立に、0〜4の整数を示す。)
で表される構造を有することを特徴とするアダマンタン誘導体の製造方法を提供する。
本発明の方法により製造されるアダマンタン誘導体であるアルキルスルホニルオキシ置換アダマンチル(メタ)アクリレート類は、フォトリソグラフィー分野における感光性樹脂などの機能性樹脂のモノマーとして有用である。また、レジスト剤混合液の一成分であるPAG(光酸発生剤)との相溶性が向上すると考えられ、均質な膜を作ることができ、それにより露光後の表面荒れ(LER:レジストの側面にできる凹凸、LWR:配線を真上から見た場合のうねり)の改善効果が期待できる。
また、本発明の方法により、該アダマンタン誘導体を高収率で製造することができ、重合体の生成が抑制できるのでハンドリングの面においても改善され、効率よく工業的に有利に製造することができる。
本発明の方法により製造されるアダマンタン誘導体は、一般式(III)で表される化合物であり、以下、その化合物及び製造方法について説明する。
まず、本発明の方法により製造されるアダマンタン誘導体は、一般式(III)
Figure 0004594695
で表される構造を有するアルキルスルホニルオキシ置換アダマンチル(メタ)アクリレート類である。
上記一般式(III)において、R1は水素原子、メチル基又はCF3基、R2は炭素数1〜10のアルキル基、フェニル基、アルキルフェニル基、又はCF3基、Yは炭素数1〜10のアルキル基、ハロゲン原子、水酸基又は2つのYが一緒になって形成された=Oを示す。また、複数のYは同じでもよく、異なっていてもよい。kは0〜14の整数を示し、m、nは独立に、0〜4の整数を示す。なお、mが0の場合およびnが0の場合は、アダマンチル基に酸素が直結した構造を示す。
上記において、炭素数1〜10のアルキル基として、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基を挙げることができ、これらは直鎖状、分岐状いずれでもよい。アルキルフェニル基としては、メチルフェニル基、エチルフェニル基、プロピルフェニル基などを挙げることができ、ハロゲン原子として、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を挙げることができる。
前記一般式(III)で表されるアダマンタン誘導体として、例えば、3−メタンスルホニルオキシ−1−アダマンチル メタクリレート、3−メタンスルホニルオキシ−1−アダマンチル アクリレート、3−メタンスルホニルオキシ−1−アダマンチル 2−トリフルオロメチルアクリレート、1−メタンスルホニルオキシ−4−アダマンチル メタクリレート、1−メタンスルホニルオキシ−4−アダマンチル アクリレート、1−メタンスルホニルオキシ−4−アダマンチル 2−トリフルオロメチルアクリレート、3−メタンスルホニルオキシメチル−1−アダマンチルメチル メタクリレート、3−メタンスルホニルオキシメチル−1−アダマンチルメチル アクリレート、3−メタンスルホニルオキシメチル−1−アダマンチルメチル 2−トリフルオロメチルアクリレート、3−メタンスルホニルオキシ−パーフルオロ−1−アダマンチル メタクリレート、3−メタンスルホニルオキシ−パーフルオロ−1−アダマンチル アクリレートなどを挙げることができる。
次に、本発明のアダマンタン誘導体の製造方法について説明する。
即ち、本発明の製造方法では、前記一般式(I)で表されるアダマンタン化合物と、前記一般式(II)で表されるスルホニル化合物を反応させることにより行われる。
原料の一般式(I)で表されるアダマンタン化合物として、例えば、3−ヒドロキシ−1−アダマンチル メタクリレート、3−ヒドロキシ−1−アダマンチル アクリレート、3−ヒドロキシ−1−アダマンチル 2−トリフルオロメチルアクリレート、1−ヒドロキシ−4−アダマンチル メタクリレート、1−ヒドロキシ−4−アダマンチル アクリレート、1−ヒドロキシ−4−アダマンチル 2−トリフルオロメチルアクリレート、3−ヒドロキシメチル−1−アダマンチルメチル メタクリレート、3−ヒドロキシメチル−1−アダマンチルメチル アクリレート、3−ヒドロキシメチル−1−アダマンチルメチル 2−トリフルオロメチルアクリレート、3−ヒドロキシ−パーフルオロ−1−アダマンチル メタクリレート、3−ヒドロキシ−パーフルオロ−1−アダマンチル アクリレートなどのヒドロキシル基含有アダマンチルアクリレート類を挙げることができる。
また、一般式(II)で表されるスルホニル化合物は、反応性の点から、Xが水酸基よりもハロゲン原子のものが好ましく、特に工業的な面で塩素原子であるものが好ましい。該スルホニル化合物としては、例えばメタンスルホニルクロライド、エタンスルホニルクロライド、プロパンスルホニルクロライド、p-トルエンスルホニルクロライド、トリフルオロメタンスルホニルクロライドなどを挙げられるが、これらの中メタンスルホニルクロライドが好ましい。
アダマンタン化合物とスルホニル化合物の仕込み比は、アダマンタン化合物1モルに対してスルホニル化合物が1〜1.5モルの範囲が好ましい。
この反応において、一般に触媒として塩基が使用される。塩基として、ナトリウムアミド、トリエチルアミン、トリブチルアミン、トリオクチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノネン−5(DBN)、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデセン−7(DBU)、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、炭酸カリウム、酸化銀、ナトリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシド等を挙げることができる。これらの触媒は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明においては、上記反応の溶媒として20℃における誘電率が8以下の有機溶媒を使用する。このような低誘電率の溶媒を用いることにより、高収率で目的のアルキルスルホニルオキシ置換アダマンチル(メタ)アクリレート類を製造できると共に、重合体の生成も抑制できるので、ハンドリングの面においても改善される。この溶媒として、原料アダマンタン化合物の溶解度が、反応温度において、0.5質量%以上、望ましくは5質量%以上のものが好適に用いられる。
このような溶媒としては、具体的には、トルエン、n−ヘキサン,n−ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒、酢酸エチルなどのエステル系溶媒および、これらの溶媒と、ジエチルエーテル,テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒との混合溶媒を挙げることができる。これらの溶媒は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を混合して用いてもよい。溶媒量は反応混合物中の原料アダマンタン化合物の濃度が0.5質量%以上、望ましくは5質量%以上となる量が好適である。この際、原料アダマンタン化合物が懸濁状態でもよいが、溶解していることが望ましい。また、使用前に溶媒中の水分を取り除くことが望ましい。
反応温度は、通常、−200〜100℃、好ましくは−50〜50℃の範囲である。この温度範囲であれば、反応速度が低下することもなく、反応時間が長くなり過ぎることもなく、また、重合物の副生が増加することもない。
反応圧力は、通常、絶対圧力で0.01〜10MPa、好ましくは常圧〜1MPaの範囲である。この圧力の範囲であれば、特別な耐圧の装置は必要ではなく、安全上の問題がなく、工業的に有利である。
反応時間は、通常、1分〜24時間、好ましくは5分〜6時間の範囲である。
具体的な製造方法としては、原料のアダマンタン化合物とスルホニル化合物を上記の低誘電率の有機溶媒中、塩基存在下で反応させ、反応後、水洗により塩を除き、その後、晶析により、アルキルスルホニルオキシ置換アダマンチル(メタ)アクリレート類を分離する。
目的とする反応生成物の精製については、蒸留、晶析、カラム分離などが採用可能であり、生成物の性状と不純物の種類により精製方法を選択すればよい。
なお、得られた化合物の同定は、ガスクロマトグラフィー(GC)、液体クロマトグラフィー(LC)、ガスクロマトグラフィー質量分析(GC−MS)、核磁気共鳴分光法(NMR),赤外分光法(IR),融点測定装置などを用いて行うことができる。
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
なお、溶媒の誘電率の値については、有機合成化学協会編 新版 溶剤ポケットブック(オーム社)および浅原照三ら 溶剤ハンドブック(講談社サイエンティフィク)よりの数値、混合溶媒(実施例5)の誘電率については加成則により算出した数値である。
実施例1
200mLのガラス反応器に撹拌装置、滴下漏斗および温度計を取り付け、ここにアダマンテートHM(出光興産製:3-ヒドロキシ-1-アダマンチルメタクリレート)10.0g(42ミリモル)、トリエチルアミン8.8mL(63ミリモル)およびトルエン84.0mLを加え、25℃の水浴に漬け攪拌した。ここにメタンスルホニルクロライド4.0mL(50ミリモル)を35分かけて滴下した。その後さらに25分間撹拌した。そこに水10mLを加え、未反応のメタンスルホニルクロライドを失活させた。反応液の一部をとりGPC測定を行い目的物と重合体の生成割合を測定した。残りの反応液を200mLの分液漏斗に移し、水40mLを加えて水洗し、その後有機層を1ミルモル/mL塩酸50mLで洗浄し、次いで水50mLで洗浄した。この分液操作の過程でポリマーが析出することはなかった。無水硫酸マグネシウム6.0g(50ミリモル)を加え、脱水した後、濾過により硫酸マグネシウムを除去した。濾液をエバポレーターに付し、トルエンを留去した後、得られた粘ちょう物を0℃に冷却し、結晶化させた。これを少量のn−ヘキサンで洗浄した後、結晶を濾過により分け、恒量になるまで減圧乾燥させ目的物のアダマンタン誘導体(3−メタンスルホニルオキシ−1−アダマンチル メタクリレート)を得た。原料のアダマンタン化合物に対する目的物の収率(モル%)およびガスクロマトグラフィーによる純度(質量%)、GPC測定による重合体生成割合(質量%)の結果を第1表に示す。
比較例1
200mLのガラス反応器に撹拌装置、滴下漏斗および温度計を取り付け、ここにアダマンテートHM(出光興産製:3-ヒドロキシ-1-アダマンチルメタクリレート)10.0g(42ミリモル)、トリエチルアミン8.8mL(63ミリモル)およびテトラヒドロフラン84mLを加え、25℃の水浴に漬け攪拌した。ここにメタンスルホニルクロライド4.0mL(50ミリモル)を35分かけて滴下した。その後さらに25分間撹拌した。そこに水10mLを加え、未反応のメタンスルホニルクロライドを失活させた。反応液の一部をとりGPC測定を行い目的物と重合体の生成割合を測定した。残りの反応液を300mLの分液漏斗に移し、ジエチルエーテル100mL、水40mLを加えて水洗した。その時、ポリマーが析出し分液漏斗に付着、また有機層と水層の分離の際に分液漏斗のコックがポリマーにより詰まり、分液に手間がかかった。その後有機層を1ミルモル/mL塩酸50mLで洗浄し、次いで水50mLで洗浄した。無水硫酸マグネシウム6.0g(50ミリモル)を加え,脱水した後、濾過により硫酸マグネシウムを除去した。濾液をエバポレーターに付し、溶媒を留去した後、得られた粘ちょう物を0℃に冷却し、結晶化させた。これを少量のn−ヘキサンで洗浄した後、結晶を濾過により分け、恒量になるまで減圧乾燥させ目的物を得た。目的物の収率およびガスクロマトグラフィーによる純度、GPC測定による重合体生成割合の結果を第1表に示す。
実施例2
200mLのガラス反応器に撹拌装置、滴下漏斗および温度計を取り付け、ここにアダマンテートHM(出光興産製:3-ヒドロキシ-1-アダマンチルメタクリレート)10.0g(42ミリモル)、トリエチルアミン8.8mL(63ミリモル)およびトルエン42mLを加え、攪拌しながら氷浴で5℃に冷却した。ここにメタンスルホニルクロライド4.0mL(50ミリモル)を3分かけて滴下した。その後さらに5分間撹拌した。そこに水10mLを加え、未反応のメタンスルホニルクロライドを失活させた。反応液の一部をとりGPC測定を行い目的物と重合体の生成割合を測定した。残りの反応液を200mLの分液漏斗に移し、水40mLを加えて水洗し、その後有機層を1ミリモル/mL塩酸50mLで洗浄し、次いで水50mLで洗浄した。この分液操作の過程でポリマーが析出することはなかった。無水硫酸マグネシウム6.0g(50ミリモル)を加え,脱水した後、濾過により硫酸マグネシウムを除去した。濾液をエバポレーターに付し、トルエンを留去した後、得られた粘ちょう物を0℃に冷却し、結晶化させた。これを少量のn−ヘキサンで洗浄した後、結晶を濾過により分け、恒量になるまで減圧乾燥させ目的物を得た。目的物の収率およびガスクロマトグラフィーによる純度、GPC測定による重合体生成割合の結果を第1表に示す。
実施例3
実施例2においてトルエン42mLを84mLに変えた以外は実施例2と同様にして目的物を得た。分液の過程でポリマーが析出することはなかった。目的物の収率およびガスクロマトグラフィーによる純度、GPC測定による重合体生成割合の結果を第1表に示す。
実施例4
実施例2においてトルエンを酢酸エチルに変えた以外は実施例2と同様にして目的物を得た。分液の過程でポリマーが析出することはなかった。目的物の収率およびガスクロマトグラフィーによる純度、GPC測定による重合体生成割合の結果を第1表に示す。
実施例5
実施例2においてトルエンをシクロヘキサン22mLとテトラヒドロフラン22mLの混合溶媒に変えた以外は実施例2と同様にして目的物を得た。分液の過程でポリマーが析出することはなかった。目的物の収率およびガスクロマトグラフィーによる純度、GPC測定による重合体生成割合の結果を第1表に示す。
比較例2
200mLのガラス反応器に撹拌装置、滴下漏斗および温度計を取り付け、ここにアダマンテートHM(出光興産製:3-ヒドロキシ-1-アダマンチルメタクリレート)10.0g(42ミリモル)、トリエチルアミン8.8mL(63ミリモル)およびテトラヒドロフラン42mLを加え、攪拌しながら氷浴で5℃に冷却した。ここにメタンスルホニルクロライド4.0mL(50ミリモル)を3分かけて滴下した。その後さらに5分間撹拌した。そこに水10mLを加え、未反応のメタンスルホニルクロライドを失活させた。反応液の一部をとりGPC測定を行い目的物と重合体の生成割合を測定した。残りの反応液を300mLの分液漏斗に移し、ジエチルエーテル100mL、水40mLを加えて水洗した。その時、ポリマーが析出し分液漏斗に付着した。その後有機層を1ミリモル/mL塩酸50mLで洗浄し、次いで水50mLで洗浄した。無水硫酸マグネシウム6.0g(50ミリモル)を加え,脱水した後、濾過により硫酸マグネシウムを除去した。濾液をエバポレーターに付し、溶媒を留去した後、得られた粘ちょう物を0℃に冷却し、結晶化させた。これを少量のn−ヘキサンで洗浄した後、結晶を濾過により分け、恒量になるまで減圧乾燥させ目的物を得た。目的物の収率およびガスクロマトグラフィーによる純度、GPC測定による重合体生成割合の結果を第1表に示す。
比較例3
実施例2においてトルエンを塩化メチレンに変えた以外は実施例2と同様にして目的物を得た。分液の過程でポリマーが析出した。目的物の収率およびガスクロマトグラフィーによる純度、GPC測定による重合体生成割合の結果を第1表に示す。
Figure 0004594695

Claims (3)

  1. 一般式(I)
    Figure 0004594695
    (式中、R1は水素原子、メチル基又はCF3基、Yは炭素数1〜10のアルキル基、ハロゲン原子、水酸基又は2つのYが一緒になって形成された=Oを示す。また、複数のYは同じでもよく、異なっていてもよい。kは0〜14の整数を示し、m、nは独立に、0〜4の整数を示す。)
    で表されるアダマンタン化合物と、一般式(II)
    Figure 0004594695
    (式中、R2は炭素数1〜10のアルキル基、フェニル基、アルキルフェニル基、又はCF3基を示し、Xは水酸基又はハロゲン原子を示す。)
    で表されるスルホニル化合物を、20℃における誘電率が8以下の有機溶媒中で反応させることを特徴とする、一般式(III)
    Figure 0004594695
    (式中、R1は水素原子、メチル基又はCF3基、R2は炭素数1〜10のアルキル基、フェニル基、アルキルフェニル基、又はCF3基、Yは炭素数1〜10のアルキル基、ハロゲン原子、水酸基又は2つのYが一緒になって形成された=Oを示す。また、複数のYは同じでもよく、異なっていてもよい。kは0〜14の整数を示し、m、nは独立に、0〜4の整数を示す。)
    で表される構造を有することを特徴とするアダマンタン誘導体の製造方法。
  2. 前記有機溶媒が、炭化水素系溶媒、エステル系溶媒、及び、炭化水素系溶媒及び/又はエステル系溶媒とエーテル系溶媒との混合溶媒から選択される少なくとも1種の有機溶媒である請求項1に記載のアダマンタン誘導体の製造方法。
  3. 前記有機溶媒中での反応温度が、−200〜100℃である請求項1又は2に記載のアダマンタン誘導体の製造方法。
JP2004296542A 2004-02-05 2004-10-08 アダマンタン誘導体の製造方法 Expired - Fee Related JP4594695B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004296542A JP4594695B2 (ja) 2004-10-08 2004-10-08 アダマンタン誘導体の製造方法
EP05709550A EP1712542A4 (en) 2004-02-05 2005-02-01 ADAMANTANE DERIVATIVES AND METHOD OF PRODUCTION
PCT/JP2005/001404 WO2005075406A1 (ja) 2004-02-05 2005-02-01 アダマンタン誘導体及びその製造方法
US10/588,080 US7528279B2 (en) 2004-02-05 2005-02-01 Adamantane derivatives and process for producing the same
KR1020067015853A KR101114585B1 (ko) 2004-02-05 2005-02-01 아다만테인 유도체 및 그의 제조방법
TW094103723A TW200535118A (en) 2004-02-05 2005-02-04 Adamantane derivatives and process for producing the same
US12/363,895 US20090156854A1 (en) 2004-02-05 2009-02-02 Adamantane derivatives and process for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004296542A JP4594695B2 (ja) 2004-10-08 2004-10-08 アダマンタン誘導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006104173A JP2006104173A (ja) 2006-04-20
JP4594695B2 true JP4594695B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=36374300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004296542A Expired - Fee Related JP4594695B2 (ja) 2004-02-05 2004-10-08 アダマンタン誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4594695B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4434358B2 (ja) * 1998-05-25 2010-03-17 ダイセル化学工業株式会社 フォトレジスト用化合物およびフォトレジスト用樹脂組成物
JP3390702B2 (ja) * 1999-08-05 2003-03-31 ダイセル化学工業株式会社 フォトレジスト用高分子化合物及びフォトレジスト用樹脂組成物
JP4275284B2 (ja) * 2000-02-25 2009-06-10 株式会社東芝 フォトレジスト用高分子化合物及びフォトレジスト用樹脂組成物
JP4429754B2 (ja) * 2004-02-05 2010-03-10 出光興産株式会社 アダマンタン誘導体及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006104173A (ja) 2006-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090156854A1 (en) Adamantane derivatives and process for producing the same
JP4866237B2 (ja) アダマンタン誘導体、その製造方法及びフォトレジスト用感光材料
JP4429754B2 (ja) アダマンタン誘導体及びその製造方法
WO2006033359A1 (ja) アダマンタン誘導体、その製造方法及びフォトレジスト用感光材料
JP2002308866A (ja) ラクトン構造を有する多環式化合物
JP5137982B2 (ja) アダマンタン誘導体及びその製造方法
WO2007020901A1 (ja) 含フッ素アダマンタン誘導体、重合性基含有含フッ素アダマンタン誘導体及びそれを含有する樹脂組成物
JP4594695B2 (ja) アダマンタン誘導体の製造方法
JP4827168B2 (ja) (メタ)アクリル酸エステルを製造する方法
KR100857957B1 (ko) (메트)아크릴산 무수물의 제조방법 및 (메트)아크릴산에스테르의 제조방법
US7312354B2 (en) Adamantane derivative and production process for the same
JP4220888B2 (ja) アダマンタン誘導体及びその製造方法
JP4790290B2 (ja) アダマンタン誘導体及びその製造方法
JP4580165B2 (ja) アダマンタン誘導体及びその製造方法
JPWO2005108343A1 (ja) アダマンタン誘導体、その製造方法及びフォトレジスト用感光材料
JP4112912B2 (ja) 新規なアダマンタンカルボン酸エステル及びその製造方法
KR100676812B1 (ko) 노보넨 락톤 에스테르 화합물의 제조방법
JP4275456B2 (ja) アダマンタン誘導体及びその製造方法
JP2008063309A (ja) 重合性化合物の製造方法
JP2004115454A (ja) 含フッ素アリルエーテル化合物
JP2001097927A (ja) アダマンタン誘導体及びその製造法
JP2006028172A (ja) 2−トリフルオロメチルアクリル酸−3−ヒドロキシプロピルエステル及びその製造方法
JP2004026718A (ja) 新規なヒドロキシアルキル基置換架橋環式炭化水素モノ(メタ)アクリレートとその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20100413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20100629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4594695

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees