JP4561607B2 - 液晶配向剤及び液晶表示素子 - Google Patents
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Description
んど実用化されていない。
1)液晶配向膜を形成させるための、物性の異なる2以上のポリアミック酸を組み合わせて含むポリアミック酸組成物が知られている(例えば特許文献1及び2参照)。
2)ポリアミック酸とポリアミドを含むポリマー成分と、溶剤とを含有するワニス組成物が知られている(例えば特許文献3参照)。
3)物性の異なる2以上のポリアミック酸及びポリアミド、ならびに溶剤を含有するワニス組成物が知られている。(例えば特許文献4参照)。
4)特定の構造を有するジアミン化合物を用いて合成されるポリアミック酸等を含む高分子材料を含むワニス組成物が知られている(例えば特許文献5参照)。
しかしながら、これらの先行技術によっては、電圧保持率及び残留DCの問題が十分には解決されていない。
その結果、特定のテトラカルボン酸二無水物を含むテトラカルボン酸二無水物化合物とジアミン化合物とを反応させて得られる、1種もしくは2種以上のポリアミック酸又はその誘導体を含有する液晶配向剤を使用して作製された液晶配向膜を具備する液晶表示素子に良好な電圧保持率及び顕著な残留DC低減効果を付与することができることを見出し、本発明を完成させた。
[1] 下記一般式(I)又は(I’)で表されるテトラカルボン酸二無水物を含むテトラカルボン酸二無水物化合物とジアミン化合物とを反応させて得られる、ポリアミック酸又はその誘導体を含有する液晶配向剤。
[13]に記載の液晶配向剤。
A)テトラカルボン酸二無水物化合物A1と下記一般式(II)〜(VIII)で表されるジアミンを含むジアミン化合物A2とを反応させて得られるポリアミック酸又はその誘導体A、ならびに
B)テトラカルボン酸二無水物化合物B1と、側鎖構造を有するジアミンを含むジアミン化合物B2とを反応させて得られるポリアミック酸又はその誘導体Bを含有する液晶配向剤であり、
テトラカルボン酸二無水物化合物A1とテトラカルボン酸二無水物化合物B1の少なくとも一方が、下記一般式(I)又は(I’)で表されるテトラカルボン酸二無水物を含むテトラカルボン酸二無水物化合物であることを特徴とする液晶配向剤。
される少なくとも一つであることを特徴とする[21]に記載の液晶配向剤。
前記ポリアミック酸又はその誘導体Bが、前記式(I−9)の化合物とp−フェニレンジアミン及び前記式(XIII−2)の化合物とを反応させて得られるポリアミック酸又はその誘導体PA2か、又は前記式(I−9)の化合物及び1,2,3,4−シクロブタ
ンテトラカルボン酸二無水物と前記式(IX−6)の化合物とを反応させて得られるポリアミック酸又はその誘導体PA3であることを特徴とする[16]〜[23]のいずれかに記載の液晶配向剤。
2)前記一対の基板それぞれの対向している面の一方又は両方に形成されている電極、
3)前記一対の基板それぞれの対向している面に形成された液晶配向膜、及び
4)前記一対の基板間に形成された液晶層、を有する液晶表示素子であって、
前記液晶配向膜は、[1]〜[26]のいずれかに記載の液晶配向剤を用いて形成された液晶配向膜である液晶表示素子。
本発明の液晶配向剤に含まれるポリアミック酸又はその誘導体のうち、少なくとも1種は、下記一般式(I)又は(I’)で表されるテトラカルボン酸二無水物を含むテトラカルボン酸二無水物化合物とジアミン化合物とを反応させて得られる、ポリアミック酸又はその誘導体である。
てもよい。ここでテトラカルボン酸二無水物に対するジカルボン酸の比率は、10モル%以下にすることが好ましい。
ルが好ましい。また、4つのRはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
く、5〜80%であることがより好ましい。
1)置換基を有していてもよいフェニル、置換基を有していてもよいシクロヘキシルフェニレン、置換基を有していてもよいビス(シクロヘキシル)フェニレン、又は炭素数3以上のアルキル、アルケニルもしくはアルキニル、
2)置換基を有していてもよいフェニルオキシ、置換基を有していてもよいシクロヘキシルオキシ、置換基を有していてもよいビス(シクロヘキシル)オキシ、置換基を有していてもよいフェニルシクロヘキシルオキシ、置換基を有していてもよいシクロヘキシルフェニルオキシ、又は炭素数3以上のアルキルオキシ、アルケニルオキシもしくはアルキニルオキシ、
3)フェニルカルボニル、又は炭素数3以上のアルキルカルボニル、アルケニルカルボニルもしくはアルキニルカルボニル、
4)フェニルカルボニルオキシ、又は炭素数3以上のアルキルカルボニルオキシ、アルケニルカルボニルオキシもしくはアルキニルカルボニルオキシ、
5)置換基を有していてもよいフェニルオキシカルボニル、置換基を有していてもよいシクロヘキシルオキシカルボニル、置換基を有していてもよいビス(シクロヘキシル)オキシカルボニル、置換基を有していてもよいビス(シクロヘキシル)フェニルオキシカルボニル、置換基を有していてもよいシクロヘキシルビス(フェニル)オキシカルボニル、又は炭素数3以上のアルキルオキシカルボニル、アルケニルオキシカルボニルもしくはアルキニルオキシカルボニル、
6)フェニルアミノカルボニル、又は炭素数3以上のアルキルアミノカルボニル、アルケニルアミノカルボニルもしくはアルキニルアミノカルボニル、
7)炭素数3以上の環状アルキレン、
8)置換基を有していてもよいシクロヘキシルアルキレン、置換基を有していてもよいフェニルアルキレン、置換基を有していてもよいビス(シクロヘキシル)アルキレン、置換基を有していてもよいシクロヘキシルフェニルアルキレン、置換基を有していてもよいビス(シクロヘキシル)フェニルアルキレン、置換基を有していてもよいフェニルアルキルオキシ、アルキルフェニルオキシカルボニル、又はアルキルビフェニリルオキシカルボニル、
9)アルキル、フッ素置換アルキル、又はアルコキシによって置換されたフェニル又はシクロヘキシル、及び、
10)2個以上のベンゼン環又はシクロヘキサン環が単結合し、又は、−O−、−COO−、−OCO−、−CONH−若しくは炭素数1〜3のアルキレンを介して結合した、
アルキル、フッ素置換アルキル、又はアルコキシによって置換された環集合基、あるいはステロイド骨格を有する基等が挙げられるが、これに限定されない。
さらに好ましい。
数1〜20のアルコキシが好ましく、炭素数3〜20のアルキル又は炭素数3〜20のアルコキシがさらに好ましい。R17は−H、−F、炭素数1〜20のアルキル、炭素数1〜20のアルコキシ、−CN、−OCH2F、−OCHF2又は−OCF3が好ましく、炭素数3〜20のアルキル又は炭素数3〜20のアルコキシがさらに好ましい。A9は炭素数1〜20のアルキレンである。
R21は−H、炭素数1〜10のアルキルがさらに好ましい。
VA型液晶表示素子に好適な大きなプレチルト角を付与するためには、側鎖構造を有するジアミンとして、フェニレンジアミン構造と側鎖構造を共に有するジアミン、例えば前
記式(IX−1)〜(IX−48)で表されるジアミンを特に好ましく用いることができる。
OCB型液晶表示素子、TN型液晶表示素子、STN型液晶表示素子等の液晶表示素子に好適なプレチルト角を付与するためには、前記一般式(IX)、(XI)〜(XIV)で表される側鎖構造を有するジアミンを好ましく用いることができる。さらに好ましくは、側鎖構造を有するジアミンを、前記一般式(II)〜(VIII)で表されるジアミン、或いはフルオレン系ジアミン、シロキサン系ジアミン等と組み合わせて用いることができる。本発明におけるジアミン化合物は、ジアミンの種類及びその組み合わせを適宜選択することにより、前記液晶表示素子に好適なプレチルト角を付与することができる。
IPS型液晶表示素子に好適な小さなプレチルト角を付与するためには、好ましくは前記一般式(II)〜(VIII)で表されるジアミン、或いはフルオレン系ジアミン、シロキサン系ジアミン等を組み合わせて用いることができる。さらに、IPS型液晶表示素子に好適な小さなプレチルト角が得られる限り、側鎖構造を有するジアミンについても組み合わせて用いることができる。
クロマトパックC−R7A(島津製作所製)を用いて、DMFを展開剤としてゲル浸透クロマトグラフ分析(GPC)法により測定し、ポリスチレン換算することにより求める。さらに、ポリアミック酸やポリアクリル酸等のGPC測定を精度良く行うために、リン酸、塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸で展開剤及び希釈液のpH値を2〜6に調整することがある(特開昭60−73456号公報参照)。
誘導体であるが、テトラカルボン酸二無水物化合物A1とテトラカルボン酸二無水物化合物B1の少なくとも一方が、前記一般式(I)又は(I’)で表されるテトラカルボン酸二無水物を含むテトラカルボン酸二無水物化合物である。
本発明の液晶配向剤は、前述した本発明におけるポリアミック酸又はその誘導体、又は前述したポリアミック酸A及びポリアミック酸Bの組成物、ならびに溶剤を含み、通常の液晶配向剤に含有される各種添加剤を必要に応じてさらに含んでいてもよい。
1)ポリアミック酸や可溶性ポリイミドに対し親溶剤である非プロトン性極性有機溶剤(以下、非プロトン性極性有機溶剤):例えば、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルイミダゾリジノン、N−メチルカプロラクタム、N−メチルプロピオンアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、ジエチルアセトアミド、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラク
トンである。これらのうち、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルイミダゾリジノン、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン等がさらに好ましく例示される。
本発明の液晶表示素子は、1)対向配置された一対の基板、2)前記一対の基板それぞれの対向している面の一方又は両方に形成されている電極、3)前記一対の基板それぞれの対向している面に形成された液晶配向膜、及び4)前記一対の基板間に挟持された液晶層を含む。
6993号公報、特開平10−236994号公報、特開平10−237000号公報、特開平10−237004号公報、特開平10−237024号公報、特開平10−237035号公報、特開平10−237075号公報、特開平10−237076号公報、特開平10−237448号公報(EP967261A1)、特開平10−287874号公報、特開平10−287875号公報、特開平10−291945号公報、特開平11−029581号公報、特開平11−080049号公報、特開2000−256307号公報、特開2001−019965号公報、特開2001−072626号公報、特開2001−192657号公報等に開示されている。
例えば、薄膜トランジスタを使用したカラー表示のTFT型液晶素子においては、第1の透明基板上に薄膜トランジスタ、絶縁膜、保護膜、信号電極及び画素電極等が形成されており、第2の透明基板上に画素領域以外の光を遮断するブラックマトリクス、カラーフィルター、平坦化膜及び画素電極等を有しうる。
3,3’−(1,2−エタン−ジイル)ビス(1,2−ジメチルシクロブタン−1,2−ジカルボン酸無水物){式(I−9)}:2DMCB
ピロメリット酸二無水物{(1)}:PMDA
1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物{(14)}:CBDA
4,4’−ジアミノジフェニルメタン{式(VI−1)}:DDM
p−フェニレンジアミン{式(V−1)}:PDA
1,1−ビス{4−[(4−アミノフェニル)メチル]フェニル}−4−n−ブチルシクロヘキサン{式(XIII−2)/R18=C4H9}:4Ch
5−{4−[2−(4−n−ヘプチルシクロヘキシル)エチル]シクロヘキシル}フェニルメチル−1,3−ジアミノベンゼン{式(IX−6)/R13=C7H15}:7Ch2Ch
N−メチル−2−ピロリドン:NMP
γ−ブチロラクトン:GBL
ブチルセロソルブ(エチレングリコールモノブチルエーテル):BC
[ポリアミック酸の合成]
合成例1
温度計、攪拌機、原料投入仕込み口及び窒素ガス導入口を備えた100mLの四つ口フラスコに、DDMを2.0892g(10.54mmol)及び脱水NMP30gを入れ
、乾燥窒素気流下攪拌溶解した。次いでPMDA1.1492g(5.27mmol)及び2DMCB1.7616g(5.27mmol)を添加し、室温環境下で30時間反応させた。反応中に反応温度が上昇する場合は、反応温度を約70℃以下に抑えて反応させた。
表1に示した割合にテトラカルボン酸二無水物、ジアミン及び溶剤の組成を変更した以外は、合成例1に準拠してポリアミック酸溶液(PA2、PA3)を合成した。得られたPA2の粘度は19mPa・sであった。また得られたPA3の粘度は12mPa・sであった。合成例1を含めて、結果を表1にまとめた。
[実施例1]
合成例1で合成した濃度5重量%のポリアミック酸溶液(PA1)を、NMP/BC=1/1(重量比)の混合溶剤で、3重量%に希釈して液晶配向剤とした。得られた液晶配向剤を用いて、下記の通りIPS型液晶表示素子を作製した。
図1に示すIPS用櫛歯状電極付きガラス基板及び電極のないガラス基板の2枚のガラス基板を使用した。液晶配向剤を、IPS用櫛歯状電極付きガラス基板上及び電極のないガラス基板上にスピンナーにて塗布し、膜厚100nmの膜を形成させた。塗膜後、80℃にて約5分間加熱乾燥した後、220℃にて30分間加熱処理を行い、液晶配向膜を形成した。
件で、櫛歯状に延出する電極の延出方向に対して15°の傾きになるようにラビング処理した。
合成例1で合成した濃度5重量%のポリアミック酸溶液(PA1)と合成例2で合成したポリアミック酸溶液(PA2)とを重量比9/1で混合した。得られた混合物を、NMP/BC=1/1(重量比)の混合溶剤で4重量%に希釈して液晶配向剤とした。得られた液晶配向剤を用いて、下記の通りTN型液晶表示素子を作製した。
液晶配向剤を、2枚のITO電極付きガラス基板にスピンナーにて塗布し、膜厚70nmの膜を形成した。塗膜後80℃にて約5分間加熱乾燥した後、220℃にて30分間加熱処理を行い、液晶配向膜を形成した。
処理装置を用いて、ラビング布(毛足長1.9mm:レーヨン)の毛足押し込み量0.40mm、ステージ移動速度を60mm/sec、ローラー回転速度を1,000rpmの条件で、ラビング処理した。もう一方のガラス基板は、他方のガラス基板におけるラビング方向と直交するようにラビング方向を90°変えて同様にラビング処理した。該基板を、超純水中で5分間超音波洗浄してからオーブン中120℃で30分間乾燥した。一方のガラス基板に7μmのギャップ材を散布した。
合成例1で合成した濃度5重量%のポリアミック酸溶液(PA1)と合成例3で合成したポリアミック酸溶液(PA3)とを重量比9/1で混合した。得られた混合液を、NMP/BC=1/1(重量比)の混合溶剤で4重量%に希釈して液晶配向剤とした。得られた液晶配向剤を用いて、下記の通りVA型液晶表示素子を作製した。
液晶配向剤を、2枚のITO電極付きガラス基板にスピンナーにて塗布し、膜厚70nmの膜を形成した。塗膜後80℃にて約5分間加熱乾燥した後、220℃にて30分間加熱処理を行い、液晶配向膜を形成した。
[試験例1〜3]
実施例1〜3で作製した液晶表示素子について、電気特性及びプレチルト角の評価を行った。電気特性とは具体的には、1)電圧保持率、2)フリッカーフリー法による残留DC、3)誘電吸収法による残留DCを測定した。各測定は以下のようにして行った。
東陽テクニカ製液晶物性評価装置6254型を用いて電圧保持率の測定を行った。測定条件は、ゲート幅60μs、周波数0.3Hz、波高±5Vであり、測定温度は60℃とした。この値が大きいほど電気特性は良好といえる。
2−1)IPS型液晶表示素子の場合(試験例1)
横河電機(株)製FG−110を用いて、30Hz、2Vの矩形波に、1Vの直流電圧を重畳し、30分間印加した。印加終了直後から30分間フリッカー消去電圧を測定した。
が良好といえる。
横河電機(株)製FG−110を用いて、30Hz、2Vの矩形波に、3Vの直流電圧を重畳し、30分間印加した。印加終了直後から30分間フリッカー消去電圧を測定した。
横河電機(株)製FG−110を用いて、30Hz、5.5Vの矩形波に、1Vの直流電圧を重畳し、30分間印加した。印加終了直後から30分間フリッカー消去電圧を測定した。
東陽テクニカ製液晶物性評価装置6254型を用いて誘電吸収法による残留DCの測定を行った。測定条件は、セルに直流5Vを1時間印加の後、電極間を1秒ショートし、その後30分間電極間の電位差を観察した。表には最大の残留DCと最小の残留DCを記載した。なお測定温度は60℃である。この値が小さいほど電気特性が良好といえる。
実施例1〜3におけるプレチルト角は、Journal of Applied Physics, Vol.48, No.5, p.1783−1792 (1977)に記載されているクリスタルローテーション法に基づいて測定した。
一方、残留DCは、いずれの測定方法によっても顕著に抑制されていることがわかる。プレチルト角については、実施例1についてはIPS型液晶表示素子、実施例2についてはTN型液晶表示素子、実施例3についてはVA型液晶表示素子にそれぞれ好適な値を示していることがわかる。
Claims (27)
- 前記一般式(I)で表されるテトラカルボン酸二無水物が、前記式(I−9)の化合物であることを特徴とする請求項2に記載の液晶配向剤。
- 前記テトラカルボン酸二無水物化合物が、芳香族テトラカルボン酸二無水物をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の液晶配向剤。
- 前記芳香族テトラカルボン酸二無水物が、ピロメリット酸二無水物であることを特徴とする請求項4に記載の液晶配向剤。
- 前記テトラカルボン酸二無水物化合物が、脂環式テトラカルボン酸二無水物をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の液晶配向剤。
- 前記脂環式テトラカルボン酸二無水物が、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物であることを特徴とする請求項6に記載の液晶配向剤。
- 前記ジアミン化合物が、下記一般式(II)〜(VIII)で表されるジアミンを含むことを特徴とする、請求項1に記載の液晶配向剤。
[式(II)中、
A1は、−(CH2)m−であり、ここでmは1〜12の整数であり、
式(IV)、(VI)、(VIII)中、
A1は、単結合、−O−、−S−、−S−S−、−SO2−、−CO−、−CONH−、−NHCO−、−C(CH3)2−、−C(CF3)2−、−(CH2)m−、−O−(CH2)m−O−又は−S−(CH2)m−S−であり、ここでmは1〜12の整数であり、
式(VII)及び(VIII)中、
A2は、独立して単結合、−O−、−S−、−CO−、−C(CH3)2−、−C(CF3)2−又は炭素数1〜3のアルキレンであり、
式(III)〜(VIII)中のシクロヘキサン環又はベンゼン環に結合している水素は、独立して−F、−CH3と置き換えられていてもよい。] - 前記ジアミン化合物が、p−フェニレンジアミン又は前記式(VI−1)の化合物であることを特徴とする請求項9に記載の液晶配向剤。
- 前記ジアミン化合物が、側鎖構造を有するジアミンを含むことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の液晶配向剤。
- 前記側鎖構造を有するジアミンが、下記一般式(IX)、(XI)〜(XIV)で表されるジアミンであることを特徴とする、請求項11に記載の液晶配向剤。
[式(IX)中、
A3は、単結合、−O−、−COO−、−OCO−、−CO−、−CONH−又は−(CH2)m−であり、ここでmは1〜6の整数であり、
R1は、ステロイド骨格を有する基、下記式(X)で表される基、又はベンゼン環に結合している2つのアミノ基の位置関係がパラのときは炭素数1〜20のアルキル、もしくは該位置関係がメタのときは炭素数1〜10のアルキル又はフェニルであり、
該アルキルにおいては、独立して、任意の−CH2−が−CF2−、−CHF−、−O−、−CH=CH−又は−C≡C−で置き換えられていてもよく、−CH3が−CH2F、−CHF2又は−CF3で置き換えられていてもよく、
該フェニルの環形成炭素に結合している水素は、独立して−F、−CH3、−OCH3、−OCH2F、−OCHF2又は−OCF3と置き換えられていてもよい。]
[式(X)において、
A4及びA5はそれぞれ独立して、単結合、−O−、−COO−、−OCO−、−CONH−、−CH=CH−又は炭素数1〜20のアルキレンであり、
R2及びR3はそれぞれ独立して、−F又は−CH3であり、
環Sは1,4−フェニレン、1,4−シクロヘキシレン、1,3−ジオキサン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジイル、ピリジン−2,5−ジイル、ナフタレン−1,5−ジイル、ナフタレン−2,7−ジイル又はアントラセン−9,10−ジイルであり、
R4は−H、−F、炭素数1〜20のアルキル、炭素数1〜20のフッ素置換アルキル、炭素数1〜20のアルコキシ、−CN、−OCH2F、−OCHF2又は−OCF3であり、
a及びbはそれぞれ独立して0〜4の整数を表し、a又はbが2〜4であるとき隣り合うA4又はA5は異なる基であり、
c、d及びeはそれぞれ独立して0〜3の整数を表し、eが2又は3であるとき複数の環Sは同一の基であっても異なる基であってもよく、
f及びgはそれぞれ独立して0〜2の整数を表し、かつ
c+d+e≧1である。]
[式(XI)中、ステロイド骨格を形成する炭素に結合している水素は、独立して−CH3と置き換えられていても良く、
式(XI)及び(XII)中、
R5はそれぞれ独立して、−H又は−CH3であり、
R6はそれぞれ独立して、−H又は炭素数1〜20のアルキルもしくはアルケニルであり、
A6はそれぞれ独立して、単結合、−C(=O)−又は−CH2−であり、
式(XII)中、
R7及びR8はそれぞれ独立して、−H、炭素数1〜20のアルキル又はフェニルである。]
[式(XIII)中、
R9は−H又は炭素数1〜20のアルキルであり、該アルキルのうち炭素数2〜20のアルキルの任意の−CH2−は、独立して−O−、−CH=CH−又は−C≡C−で置き換えられてもよく、
式(XIII)及び(XIV)中、
A7は独立して−O−又は炭素数1〜6のアルキレンであり、
式(XIII)中、
A8は単結合又は炭素数1〜3のアルキレンであり、
環Tは1,4−フェニレン又は1,4−シクロヘキシレンであり、
hは0又は1であり、
式(XIV)中、
R10は炭素数6〜22のアルキルであり、
R11は−H又は炭素数1〜22のアルキルである。] - 前記側鎖構造を有するジアミンが、前記式(IX−6)でR13がC7H15である化合物、又は(XIII−2)でR18がC4H9である化合物であることを特徴とする請求項13に記載の液晶配向剤。
- 前記式(I−9)の化合物及びピロメリット酸二無水物と、前記式(VI−1)の化合物とを反応させて得られる、ポリアミック酸又はその誘導体を含有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の液晶配向剤。
- 2種以上のポリアミック酸又はその誘導体を含有する液晶配向剤であって、
A)テトラカルボン酸二無水物化合物A1と下記一般式(II)〜(VIII)で表されるジアミンを含むジアミン化合物A2とを反応させて得られるポリアミック酸又はその誘導体A、ならびに
B)テトラカルボン酸二無水物化合物B1と、側鎖構造を有するジアミンを含むジアミン化合物B2とを反応させて得られるポリアミック酸又はその誘導体Bを含有する液晶配向剤であり、
テトラカルボン酸二無水物化合物A1とテトラカルボン酸二無水物化合物B1の少なくとも一方が、下記一般式(I)又は(I’)で表されるテトラカルボン酸二無水物を含むテトラカルボン酸二無水物化合物であることを特徴とする液晶配向剤。
[式(I)、(I’)中、Rは、独立して−H又は炭素数1〜10のアルキルであり、X及びYは独立して単結合、−(CH2)n−であり、ここでnは1〜10の整数である。]
[式(II)中、
A1は、−(CH2)m−であり、ここでmは1〜12の整数であり、
式(IV)、(VI)、(VIII)中、
A1は、単結合、−O−、−S−、−S−S−、−SO2−、−CO−、−CONH−、−NHCO−、−C(CH3)2−、−C(CF3)2−、−(CH2)m−、−O−(CH2)m−O−、−S−(CH2)m−S−であり、ここでmは1〜12の整数であり、
式(VII)及び(VIII)中、
A2は、独立して単結合、−O−、−S−、−CO−、−C(CH3)2−、−C(CF3)2−又は炭素数1〜3のアルキレンであり、
式(III)〜(VIII)中のシクロヘキサン環又はベンゼン環に結合している水素は、独立して−F、−CH3と置き換えられていてもよい。] - 前記テトラカルボン酸二無水物化合物A1及びB1の少なくともいずれかに前記式(I−9)の化合物を含むことを特徴とする請求項17に記載の液晶配向剤。
- 前記芳香族テトラカルボン酸二無水物が、ピロメリット酸二無水物であることを特徴とする請求項17に記載の液晶配向剤。
- 前記脂環式テトラカルボン酸二無水物が、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物であることを特徴とする請求項17に記載の液晶配向剤。
- 前記側鎖構造を有するジアミンが、下記一般式(IX)、(XI)〜(XIV)で表されるジアミンであることを特徴とする、請求項16に記載の液晶配向剤。
[式(IX)中、
A3は、単結合、−O−、−COO−、−OCO−、−CO−、−CONH−又は−(CH2)m−であり、ここでmは1〜6の整数であり、
R1は、ステロイド骨格を有する基、下記式(X)で表される基、又はベンゼン環に結合している2つのアミノ基の位置関係がパラのときは炭素数1〜20のアルキル、もしくは該位置関係がメタのときは炭素数1〜10のアルキル又はフェニルであり、
該アルキルにおいては、独立して、任意の−CH2−が−CF2−、−CHF−、−O−、−CH=CH−又は−C≡C−で置き換えられていてもよく、−CH3が−CH2F、−CHF2又は−CF3で置き換えられていてもよく、
該フェニルの環形成炭素に結合している水素は、独立して−F、−CH3、−OCH3、−OCH2F、−OCHF2又は−OCF3と置き換えられていてもよい。]
[式(X)において、
A4及びA5はそれぞれ独立して、単結合、−O−、−COO−、−OCO−、−CONH−、−CH=CH−又は炭素数1〜20のアルキレンであり、
R2及びR3はそれぞれ独立して、−F又は−CH3であり、
環Sは1,4−フェニレン、1,4−シクロヘキシレン、1,3−ジオキサン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジイル、ピリジン−2,5−ジイル、ナフタレン−1,5−ジイル、ナフタレン−2,7−ジイル又はアントラセン−9,10−ジイルであり、
R4は−H、−F、炭素数1〜20のアルキル、炭素数1〜20のフッ素置換アルキル、炭素数1〜20のアルコキシ、−CN、−OCH2F、−OCHF2又は−OCF3であり、
a及びbはそれぞれ独立して0〜4の整数を表し、a又はbが2〜4であるとき隣り合うA4又はA5は異なる基であり、
c、d及びeはそれぞれ独立して0〜3の整数を表し、eが2又は3であるとき複数の環Sは同一の基であっても異なる基であってもよく、
f及びgはそれぞれ独立して0〜2の整数を表し、かつ
c+d+e≧1である。]
[式(XI)中、ステロイド骨格を形成する炭素に結合している水素は、独立して−CH3と置き換えられていても良く、
式(XI)及び(XII)中、
R5はそれぞれ独立して、−H又は−CH3であり、
R6はそれぞれ独立して、−H又は炭素数1〜20のアルキルもしくはアルケニルであ
り、
A6はそれぞれ独立して、単結合、−C(=O)−又は−CH2−であり、
式(XII)中、
R7及びR8はそれぞれ独立して、−H、炭素数1〜20のアルキル又はフェニルである。]
[式(XIII)中、
R9は−H又は炭素数1〜20のアルキルであり、該アルキルのうち炭素数2〜20のアルキルの任意の−CH2−は、独立して−O−、−CH=CH−又は−C≡C−で置き換えられてもよく、
式(XIII)及び(XIV)中、
A7は独立して−O−又は炭素数1〜6のアルキレンであり、
式(XIII)中、
A8は単結合又は炭素数1〜3のアルキレンであり、
環Tは1,4−フェニレン又は1,4−シクロヘキシレンであり、
hは0又は1であり、
式(XIV)中、
R10は炭素数6〜22のアルキルであり、
R11は−H又は炭素数1〜22のアルキルである。] - 前記式(IX−6)が、R13がC7H15である化合物であるか、又は前記式(XIII−2)が、R18がC4H9である化合物であることを特徴とする請求項22に記載の液晶配向剤。
- 前記ポリアミック酸又はその誘導体Aが、前記式(I−9)の化合物及びピロメリット酸二無水物と前記式(VI−1)の化合物とを反応させて得られるポリアミック酸又はその誘導体PA1であり、
前記ポリアミック酸又はその誘導体Bが、前記式(I−9)の化合物とp−フェニレンジアミン及び前記式(XIII−2)の化合物とを反応させて得られるポリアミック酸又はその誘導体PA2か、又は前記式(I−9)の化合物及び1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物と前記式(IX−6)の化合物とを反応させて得られるポリアミック酸又はその誘導体PA3であることを特徴とする請求項16〜23のいずれか一項に記載の液晶配向剤。 - 前記ポリアミック酸又はその誘導体PA1及びPA2を含有することを特徴とする請求項24に記載の液晶配向剤。
- 前記ポリアミック酸又はその誘導体PA1及びPA3を含有することを特徴とする請求項24に記載の液晶配向剤。
- 1)対向配置されている一対の基板、
2)前記一対の基板それぞれの対向している面の一方又は両方に形成されている電極、
3)前記一対の基板それぞれの対向している面に形成された液晶配向膜、及び
4)前記一対の基板間に形成された液晶層、を有する液晶表示素子であって、
前記液晶配向膜は、請求項1〜26のいずれか一項に記載の液晶配向剤を用いて形成された液晶配向膜である液晶表示素子。
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