JP4552661B2 - 積層体の製造方法 - Google Patents
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Description
(B)下式(1)にて表される離型性樹脂組成物がダイより押出され冷却ロールにより
冷却されるまでの時間(エアギャップ通過時間)が、0.04秒〜0.50秒
エアギャップ通過時間(秒)=エアギャップ長さ(m)/ライン速度(m/秒) (1)
さらに、本発明は、上記方法により得られた積層体の離型性樹脂組成物を用いてなる層の表面を、コロナ放電処理、フレーム処理、プラズマ処理からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の処理方法により酸化することを特徴とする積層体の製造方法に関するものである。
本発明に用いられるポリジメチルシロキサンは、エポキシ基及び/又はアミノ基当量が500g/mol以上50000g/mol以下を示すものである。エポキシ基及び/又はアミノ基当量が500g/mol未満の場合、離型フィルムの離型性が劣り好ましくなく、エポキシ基及び/又はアミノ基当量が50000g/molを超える場合、ポリジメチルシロキサンとオレフィン系重合体の密着が不十分となり、剥離層のラブ・オフ(Rub off)が生じるため好ましくない。
本発明に用いる離型性樹脂組成物は、通常用いられる樹脂の混合装置により製造することができる。例えば、単軸押出機、二軸押出機、バンバリ−ミキサー、加圧ニーダ−、回転ロールなどの溶融混練装置、ヘンシェルミキサー、Vブレンダー、リボンブレンダー、タンブラーなどが挙げられる。溶融混練装置を用いる場合、溶融温度はオレフィン系重合体の融点〜350℃程度が好ましい。
エアギャップ長さとは、押出ラミネート成形機に設備されているダイの先端から2本の冷却ロールが圧着した点までの距離のことを指す。また、ライン速度とは押出ラミネート成形に供する際における基材の引取速度のことを指す。
JIS K6922−1(1997年)に準拠して測定した。
JIS K6922−1(1997年)に準拠して測定した。
実施例により得られた積層体の離型フィルム側表面に巾50mm、長さ150mmの布粘着テープ(スリオンテック社製 商品名布粘着テープNo.3310)を貼付し、線圧5kg/cm、速度5m/分の条件でゴムロール間を通過させた後、40℃の雰囲気で7日間放置し、離型性測定用試料を得た。その後、試料を巾15mmに裁断し、布粘着テープと離型フィルムとの接着強度を引張試験機(島津製作所製 オートグラフDCS−100)にて測定した。剥離速度は300mm/分である。
上記離型性試験により離型フィルム表面から剥離した巾15mmの布粘着テープを、アルミニウム板(東洋アルミニウム(株)製 商品名A1N30H−H18、厚み0.1mm)に5kg/cmの線圧で貼付した。23℃の雰囲気にて1日放置した後、布粘着テープとアルミニウム板の接着強度を引張試験機(島津製作所製 オートグラフDCS−100)にて測定した。剥離速度は300mm/分である。粘着テープの粘着剤表面が離型フィルムにより汚染された場合、粘着テープの再粘着性が低下し、粘着テープとしての性能を損なう。すなわち、再粘着強度は高い方が好ましい。
実施例により得られた積層体の紙/(A)層間の接着強度を引張試験機(島津製作所製 オートグラフDCS−100)にて測定した。剥離速度は300mm/分、試験片の巾は15mmである。基材である紙の材質破壊が起こる程度に接着していれば、基材との接着性が良好であると言える。
オレフィン系重合体として、MFRが8g/10分、密度が918kg/m3である低密度ポリエチレン(東ソー(株)製 商品名ペトロセン213、以下LDPEと記す場合がある)99重量%、エポキシ基及び/又はアミノ基当量が500g/mol以上50000g/mol以下であるポリジメチルシロキサンとして、エポキシ当量3500g/mol、粘度17000cStであるエポキシ変性ポリジメチルシロキサン(信越化学工業(株)製 商品名信越シリコーンKF−1001、以下、A−1と記す場合がある)を1重量%になるよう配合し、単軸押出機(プラコー社製 押出機口径50mm)にて溶融混練(混練温度150℃)し離型性樹脂組成物のペレットを得た。
ライン速度を3.3m/秒とした以外は実施例1と同様にして積層体を得た。エアギャップ通過時間0.045秒である。評価結果を表1に示した。
押出ラミネート成形における押出樹脂温度を310℃とした以外は実施例1と同様にして積層体を得た。評価結果を表1に示した。
押出ラミネート成形における押出樹脂温度を330℃とした以外は実施例1と同様にして積層体を得た。評価結果を表1に示した。
押出ラミネート成形における押出樹脂温度を340℃とした以外は実施例1と同様にして積層体を得た。評価結果を表2に示した。
オレフィン系重合体として、LDPEを99重量%、エポキシ変性ポリジメチルシロキサン(A−1)を1重量部とした代わりに、LDPEを98重量%、エポキシ変性ポリジメチルシロキサン(A−1)を2重量%とした以外は実施例1と同様にして積層体を得た。評価結果は表2に示した。
オレフィン系重合体として、LDPEを99重量%、エポキシ変性ポリジメチルシロキサン(A−1)を1重量%とした代わりに、LDPEを99重量%、エポキシ基及び/又はアミノ基当量が500g/mol以上50000g/mol以下であるポリジメチルシロキサンとして、アミノ基当量1800g/mol、粘度1200cStであるアミノ変性ポリジメチルシロキサン(東レ・ダウ・コーニング・シリコーン(株)製 商品名SF8417、以下、A−2と記す場合がある)を1重量%とした以外は実施例1と同様にして積層体を得た。評価結果は表2に示した。
オレフィン重合体として、LDPEの代わりに、MFRが7.5g/10分、密度が902kg/m3であるエチレン・1−オクテン共重合体(ダウケミカル製 商品名アフィニティPT1450、以下C8LLと記す場合がある)とした以外は、実施例1と同様にして積層体を得た。評価結果は表2に示した。
オレフィン重合体として、LDPEの代わりに、MFRが6.5g/10分、密度が940kg/m3である中密度ポリエチレン(東ソー(株)製 商品名ペトロセンLW04−1、以下MDPEと記す場合がある)とした以外は、実施例1と同様にして積層体を得た。評価結果は表2に示した。
押出ラミネート成形における押出樹脂温度を280℃とした以外は実施例1と同様にして積層体を得た。評価結果を表3に示したが、離型性が劣っていた。
エアギャップ長さを0.10m、ライン速度を3.33m/秒(エアギャップ通過時間0.03秒)とした以外は実施例1と同様にして積層体を得た。評価結果を表3に示したが、離型性が劣っていた。
エアギャップ長さを0.15m、ライン速度を0.25m/秒(エアギャップ通過時間0.6秒)とした以外は実施例1と同様にして積層体の製造を試みたが、ネックインが大きく成形性が不良であり、積層体を得ることができなかった。
Claims (4)
- 押出ラミネート法により、基材の少なくとも片面に、オレフィン系重合体95〜99.99重量%、及び官能基当量が500g/mol以上50000g/mol以下であるエポキシ基及び/又はアミノ基を有するポリジメチルシロキサン0.01〜5重量%からなる離型性樹脂組成物を用いてなる層を積層する方法において、以下に示す(A)および(B)の要件を満足することを特徴とする積層体の製造方法。
(A)離型性樹脂組成物の押出樹脂温度が300℃以上350℃以下
(B)下式(1)にて表される離型性樹脂組成物がダイより押出され冷却ロールにより冷却されるまでの時間(エアギャップ通過時間)が、0.04秒〜0.09秒
エアギャップ通過時間(秒)=エアギャップ長さ(m)/ライン速度(m/秒) (1) - 離型性樹脂組成物を用いてなる層の表面を、コロナ放電処理、フレーム処理、プラズマ処理からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の処理方法により酸化することを特徴とする請求項1に記載の積層体の製造方法。
- 基材が紙、布、合成樹脂からなる織布又は不織布から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の積層体の製造方法。
- (A)離型性樹脂組成物の押出樹脂温度が310℃以上350℃以下
であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の積層体の製造方法。
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