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JP4488178B2 - メタン化触媒及びその製造方法、並びに該メタン化触媒を用いた一酸化炭素をメタン化する方法 - Google Patents

メタン化触媒及びその製造方法、並びに該メタン化触媒を用いた一酸化炭素をメタン化する方法 Download PDF

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JP4488178B2
JP4488178B2 JP2004052503A JP2004052503A JP4488178B2 JP 4488178 B2 JP4488178 B2 JP 4488178B2 JP 2004052503 A JP2004052503 A JP 2004052503A JP 2004052503 A JP2004052503 A JP 2004052503A JP 4488178 B2 JP4488178 B2 JP 4488178B2
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Description

本発明は、一酸化炭素と水素とを混合して反応させるメタン化反応において、触媒活性成分である金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子が、触媒粒子の全体又は触媒粒子の表面近傍若しくは触媒成形体の表面近傍のいずれかに担持されていることにより、幅広い温度域において優れた触媒活性を有すると共に、一酸化炭素の他に二酸化炭素を含んだ混合ガスにおいても一酸化炭素を選択的にメタン化することができるメタン化触媒の提供を目的とする。さらに、本発明は、一酸化炭素と水素とを触媒存在下で混合接触反応するメタン化触媒において優れた耐性を兼ね添えるメタン化触媒の提供を目的とする。
一酸化炭素を含有する水素ガスを精製するためにメタン化を利用することはよく知られている。メタン化反応を促進させる触媒材料としては、触媒活性種として貴金属元素では、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、卑金属元素では、鉄、コバルト、ニッケル、等が知られおり、貴金属元素は卑金属元素より触媒作用が極めて大きいことが知られている。
原料ガスの組成にもよるが、卑金属元素を触媒活性種として用いた一酸化炭素のメタン化は300℃以上の温度が必要であることが一般的に知られている(CO+3H→CH+HO)。原料ガス中に二酸化炭素が含まれている場合、300℃でメタン化反応を行うと、二酸化炭素のメタン化も起こってしまう(CO+4H→CH+2HO)。
通常、二酸化炭素のメタン化は250℃から発熱を伴い起こることが一般的に知られている。二酸化炭素のメタン化が起こると、高価な水素が多量に使用されてしまうだけでなく、その発熱反応のため触媒層内の温度が自発的に上昇してしまい、さらに二酸化炭素のメタン化が進行してしまい、また水素を無駄に消費してしまうことになる。よって、一酸化炭素だけを選択的にメタン化するためには250℃以下の温度域で触媒反応を行わければならない。
貴金属系元素を担持させた触媒では250℃で触媒反応することが可能であるが、工業用材料として採用するには触媒が高価になるばかりでなく、省資源の面からも望ましいものではない。
また、ニッケル等の卑金属系元素を担持させた触媒では250℃程度では一酸化炭素のメタン転化率が非常に低いため使用することは困難である。また、ニッケル等の卑金属元素では、触媒反応に際し、触媒表面上に炭素が析出する現象(コーキング)が発生し、触媒活性を劣化しやすい問題がある。
このようなことから、メタン化触媒として、安価な卑金属系であるニッケルや鉄などの触媒金属を用いた触媒を設計し、機能面では、幅広い温度域において一酸化炭素をメタン化できるとともに、二酸化炭素のメタン化を起こすことがなく、炭素析出(コーキング)が抑制された、高活性、高耐性を有する触媒が強く求められている。
従来、α−アルミナや酸化マグネシウム、酸化チタンなどの担体に、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、ニッケル、コバルト、鉄等を担持したメタン化触媒が報告されている(特許文献1至5)。
特許10−176177号公報 特開2000−256003号公報 特開2000−192057号公報 特開平7−291875号公報 特開平5−184925号公報 特開平3−93602
特許文献1では触媒活性種としてニッケルを用いているため安価な触媒になってはいるが、空間速度が非常に緩やかな条件であるため、効率的とは言えない。
特許文献2、3、5、6では、高いメタン化活性得ること、また炭素析出を抑制するためにα―アルミナ等の担体に触媒活性金属種としてルテニウムやパラジウム等を用いているため、非常に高価なものとなってしまう。
特許文献4では、触媒活性金属種としてニッケルを用いているため炭素析出が問題である。さらに320℃でメタン化反応をおこなっているため、二酸化炭素のメタン化が起こり好ましいものではない。
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって達成できる。
即ち、本発明は、マグネシウム及びアルミニウムとともに金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子を含有するメタン化触媒であって、金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の平均粒子径が1〜20nmであって金属ニッケル及び/又は金属鉄の含有量がメタン化触媒に対して0.15〜40wt%であり、かつ、ニッケル及び/又は鉄の含有量がマグネシウム、アルミニウム、ニッケル及び/又は鉄の合計モル数に対して、0.001〜0.52であることを特徴とする一酸化炭素をメタン化するメタン化触媒である。

また、本発明は、マグネシウムとアルミニウムとニッケル及び/又は鉄からなる層状複水水酸化物粒子を、加熱焼成して酸化物粒子粉末を得、次いで、該酸化物粒子粉末を加熱還元して酸化物粒子粉末中のニッケル及び/又は鉄を金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子にして得られることを特徴とする一酸化炭素をメタン化するメタン化触媒である。
また、本発明は、マグネシウム及びアルミニウムからなる層状複水水酸化物芯粒子と、該層状複水水酸化物芯粒子の表面にマグネシウムとアルミニウムとニッケル及び/又は鉄からなる層状複水水酸化物層を形成した層状複水水酸化物型粒子粉末を、加熱焼成して酸化物粒子粉末を得、次いで、該酸化物粒子粉末を加熱還元して酸化物粒子粉末中のニッケル及び/又は鉄を金属のニッケル微粒子及び/又は金属の鉄微粒子にして得られることを特徴とする一酸化炭素をメタン化するメタン化触媒である。
また、本発明は、アニオンを含有したアルカリ性水溶液とマグネシウム原料とアルミニウム塩水溶液とニッケル塩水溶液及び/又は鉄塩水溶液とを混合し、pH値が7.0〜14.0の範囲の混合溶液とした後、該混合溶液を50℃〜300℃の温度範囲で熟成してマグネシウムとアルミニウムとニッケル及び/又は鉄とからなる層状複水水酸化物粒子を生成後、濾別、水洗後、得られた層状複水水酸化物粒子粉末を400℃〜1500℃の温度範囲で加熱焼成し酸化物粒子粉末を得、次いで、該酸化物粒子粉末を還元雰囲気下、650℃〜1100℃の温度範囲で加熱還元することを特徴とする前記一酸化炭素をメタン化するメタン化触媒の製造方法である。
また、本発明は、アニオンを含有したアルカリ性水溶液とマグネシウム原料とアルミニウム塩水溶液とを混合し、pH値が7.0〜14.0の範囲の混合溶液とした後、該混合溶液を50℃〜300℃の温度範囲で熟成してマグネシウムとアルミニウムとからなる層状複水水酸化物芯粒子を生成させ、次いで、該芯粒子を含む水性懸濁液に、該芯粒子の生成時に添加した前記マグネシウムと前記アルミニウムとの合計モル数に対して、合計モル数が0.04〜0.5となる割合のマグネシウムとアルミニウムとニッケル及び/又は鉄を含有するマグネシウム原料とアルミニウム塩水溶液とニッケル塩水溶液及び/又は鉄塩水溶液を添加した後、pH値が9.0〜14.0の範囲、温度が40℃〜300℃の範囲で熟成して、前記芯粒子表面に層状複水水酸化物層を被覆形成させる成長反応を行った後、濾別、水洗後、得られた層状複水水酸化物粒子粉末を400℃〜1500℃の温度範囲で加熱焼成し酸化物粒子粉末を得、次いで、該酸化物粒子粉末を還元雰囲気下、650℃〜1100℃の温度範囲で加熱還元することを特徴とする前記一酸化炭素をメタン化するメタン化触媒の製造方法である。
また、本発明は、一酸化炭素と水素との混合ガスを触媒存在下において混合接触反応してメタンを製造するメタン化反応において、前記触媒として前記いずれかのメタン化触媒を用いることを特徴とする一酸化炭素をメタン化する方法である。
また、本発明は、二酸化炭素及び水素の混合ガスを触媒存在下において混合接触反応して一酸化炭素をメタン化する反応において、前記触媒として前記いずれかのメタン化触媒を用いることを特徴とする一酸化炭素をメタン化する方法である。
本発明に係るメタン化触媒は、Ni金属またはFe金属が従来に無いほど非常に細かな微粒子で触媒粒子の全体又は触媒粒子の表面近傍若しくは触媒成形体の表面近傍に高分散して存在していることにより、幅広い温度域で一酸化炭素をメタン化することができる。さらに従来の卑金属元素の活性温度が300℃に対し、250℃で触媒活性を有することから二酸化炭素のメタン化を抑制することができ、一酸化炭素中に二酸化炭素が含まれていても選択的に一酸化炭素をメタン化することが可能である。
また、Ni金属又はFe金属が非常に細かな微粒子で触媒粒子の全体又は触媒粒子の表面近傍若しくは触媒成形体の表面近傍に高分散して存在していることにより、メタン化反応を行っても炭素析出(コーキング)を起こししにくい。また、マグネシウムを多量に多孔質担体が含んでいるため耐硫黄被毒性に極めて優れているので耐久性の面でも優れた触媒活性を有する。さらに、本発明にかかるメタン化触媒は、メタンなどの低級炭化水素ガスを水蒸気改質(SR)、部分酸化(POX)などの炭化水素分解用触媒、また二酸化炭素改質触媒として用いることもできる。
本発明の構成をより詳しく説明すれば次の通りである。
先ず、本発明に係るメタン化触媒について述べる。
本発明に係るメタン化触媒の金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の平均粒子径は1〜20nmであり、幅広い温度域で一酸化炭素をメタン化することができる。さらに250℃以下で一酸化炭素をメタン化できるため、一酸化炭素の他に二酸化炭素を含んだ混合ガスにおいても選択的に一酸化炭素をメタン化できる。平均粒子径が20nmを超える金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子を有する触媒では、一酸化炭素をメタン化するため250℃以上の温度が必要となってしまう。さらに、20nmを超える金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子を有する触媒では触媒体の耐コーキング性が著しく低下する。好ましくは1〜18nm、より好ましくは3〜15nmである。
本発明に係るメタン化触媒の金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の含有量は、該触媒体に対して0.15〜60wt%である。金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の含有量が0.15wt%未満の場合には低級炭化水素の転化率が低下する。60wt%を超える場合には、金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の粒子サイズが20nmを超え、一酸化炭素をメタン化するため250℃以上の温度が必要となるだけでなく、耐コーキング性が低下してしまう。好ましくは0.18〜40wt%である。
本発明に係るメタン化触媒のニッケル金属及び/又は鉄金属の含有量のモル数は、触媒に含まれるマグネシウム、アルミニウム、ニッケル及び/又は鉄の合計モル数に対する比率(Ni及び/又はFe)/(Mg+Al+Ni及び/又はFe)で示した場合、0.001〜0.52である。前記モル比が0.52を越える場合には、金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の平均粒子径が20nmを超えるため、また耐コーキング性が低下する。好ましくは0.001〜0.50、より好ましくは0.0012〜0.45である。
本発明に係るメタン化触媒のマグネシウムとアルミニウムとの比率は特に限定されないが、アルミニウムに対してマグネシウムが多い方が好ましく、マグネシウムとアルミニウムのモル比はMg:Al=5:1〜1:1が好ましい。マグネシウムが前記範囲を越える場合には十分な強度を有する成形体を容易に得ることが困難となり、前記範囲未満の場合には多孔質担体としての特性が得られ難くなる。
本発明に係るメタン化触媒の比表面積値は7〜320m/gが好ましい。7m/g未満の場合には高い空間速度において転化率が低下してしまう。320m/gを超える場合には触媒前駆体である複合水酸化物粒子粉末の工業的な生産が困難となる。より好ましくは20〜280m/gである。
次に、本発明に係るメタン化触媒の製造方法について述べる。
本発明に係るメタン化触媒は、前駆体である層状複水水酸化物粒子粉末を製造した後、400〜1500℃の温度範囲で加熱焼成して多孔質酸化物粒子粉末とし、必要により250℃〜650℃の温度範囲で加熱焼成し、次いで、650〜1100℃の温度範囲で加熱還元して得ることができる。
本発明における層状複水水酸化物粒子粉末は、アニオンを含有したアルカリ性水溶液とマグネシウム原料、アルミニウム塩水溶液、ニッケル塩水溶液及び/又は鉄水溶液を混合し、pH値が7.0〜14.0の範囲の混合溶液とした後、該混合溶液を50〜300℃の温度範囲で熟成して層状複水水酸化物を行うことで得られる。
マグネシウム原料としては、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、シュウ酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、亜硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、塩化マグネシウム、クエン酸マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、安息香酸マグネシウム等を用いることができる。
アルミニウム原料としては、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、酢酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム、シュウ酸アルミニウム、塩基性アンモニウムアルミニウム等を用いることができる。
ニッケル塩原料としては、酸化ニッケル、水酸化ニッケル、硫酸ニッケル、炭酸ニッケル、硝酸ニッケル、塩化ニッケル、安息香酸ニッケル、塩基性炭酸ニッケル、ギ酸ニッケル、クエン酸ニッケル、硫酸ニッケル二アンモニウム等を用いることができる。
鉄塩原料としては酸化鉄、水酸化鉄、硫酸鉄、硝酸鉄、塩化鉄、クエン酸鉄アンモニウム、シュウ酸鉄アンモニウム、塩基性酢酸鉄等を用いることができる。
pHが7.0未満では所望の層状複水水酸化物粒子が生成しない。好ましくはpH8.0〜14.0である。
熟成温度が50℃未満では層状複水水酸化物粒子が320m/gを超え、工業的な生産が困難となる。300℃を超えた場合、層状複水水酸化物粒子以外に大きな水酸化アルミニウム粒子や水酸化酸化アルミニウム粒子が混在するようになり、触媒活性金属微粒子のシンタリングが促進され、所望の特性を持った触媒体が得られない。好ましくは60〜250℃である。
熟成時間は特に限定されるものではないが、層状複水水酸化物粒子として十分に粒成長する時間は必要である。具体的には1〜80時間、好ましくは、1〜24時間、より好ましくは、2〜18時間である。1時間未満では層状複水水酸化物粒子としての粒成長が不十分である。80時間を超えると工業的ではない。
また、本発明における層状複水水酸化物粒子粉末は、アニオンを含有したアルカリ性水溶液とマグネシウム原料とアルミニウム塩水溶液を混合し、pH値が7.0〜14.0の範囲の混合溶液とした後、該混合溶液を50〜300℃の温度範囲で熟成して層状複水水酸化物芯粒子を生成し、次いで、該層状複水水酸化物芯粒子を含む水懸濁液に、前記層状複水水酸化物芯粒子の生成時に添加した前記マグネシウムと前記アルミニウムとの合計モル数に対して、合計モル数が0.04〜0.5となる割合のマグネシウム、アルミニウム、ニッケル金属及び/又は鉄金属を含有するマグネシウム塩水溶液、アルミニウム塩水溶液及びニッケル塩水溶液あるいは鉄水溶液を添加した後、pH値が9.0〜14.0の範囲、温度が40〜300℃の範囲で熟成して、前記層状複水水酸化物芯粒子の粒子表面に新たに添加したマグネシウム、アルミニウム、ニッケル及び/又は鉄をトポタクティックに被覆形成する成長反応を行うことで得られる。
前記製造法によって製造された層状複水水酸化物粒子粉末を用いてメタン化触媒を製造することによって、金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子をメタン化触媒を構成する粒子の表面近傍に存在させることができる。
マグネシウム原料、アルミニウム塩原料、ニッケル塩原料、鉄塩原料としては前記各原料を用いることができる。
芯粒子に対する成長反応分のモル数が0.04未満の場合には、低級炭化水素の転化率が低くなり本発明の効果が得られない。0.52を超える場合には、金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の平均粒子径が20nmを超えてしまい本発明の目的とする効果を得ることができず、さらには耐コーキング性が低下する。好ましくは0.1〜0.45、より好ましくは0.12〜0.4である。
成長反応におけるpH値が9.0未満の場合には、成長反応時に添加したマグネシウム、アルミニウム、ニッケル及び/又は鉄が被覆層を形成せず分離して混在するようになり、本発明の目的とする触媒が得られない。pH値が14.0を超える場合には、アルミニウムの溶出が多過ぎて目的とする組成物が得られ難くなる。好ましくは9.0〜12.5、より好ましくは9.5〜12.0である。
成長反応における反応温度が40℃未満の場合には、成長反応時に添加したマグネシウム、アルミニウム、ニッケル及び/又は鉄が被覆層を形成せず分離して混在するようになり、本発明の目的とする触媒が得られない。300℃を超えた場合、層状複水水酸化物粒子以外に大きな水酸化アルミニウム粒子や水酸化酸化アルミニウム粒子が混在するようになり、触媒活性金属微粒子のシンタリングが促進され、所望の特性を持った触媒体が得られない。好ましくは60〜250℃である。
成長反応における熟成時間は特に限定されるものではないが、1〜80時間、好ましくは3〜24時間、より好ましくは5〜18時間である。1時間未満では成長反応時に添加したマグネシウム、アルミニウム、ニッケル及び/又は鉄が層状複水水酸化物芯粒子表面に十分な被覆層を形成しない。80時間を超える成長反応は工業的ではない。
本発明におけるメタン化触媒の前駆体である層状複水水酸化物粒子粉末の平均板面径は0.05〜0.4μmが好ましい。平均板面径が0.05μm未満の場合には、濾別・水洗に困難となり工業的な生産が困難であり、0.4μmを超える場合には、触媒成形体を作製することが困難である。
本発明におけるメタン化触媒の前駆体である層状複水水酸化物粒子粉末の結晶子サイズD006(粒子の厚み)は0.002〜0.07μmが好ましい。結晶子サイズD006が0.002μm未満の場合には、水性懸濁液の粘度が非常に高く工業的な生産が難しく、0.07μmを超える場合には、触媒成形体を作製するのが困難である。
本発明におけるメタン化触媒の前駆体である層状複水水酸化物粒子粉末の比表面積値は5.0〜250m/gが好ましい。比表面積値が5.0m/g未満の場合には、触媒成形体を作製するのが困難であり、250m/gを超える場合には、水性懸濁液の粘度が非常に高く、また濾別水洗に難があり工業的に生産が困難である。
本発明における層状複水水酸化物粒子粉末の金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の含有量は、層状複水水酸化物粒子粉末全体に対して0.15〜30wt%が好ましく、より好ましくは0.15〜25wt%である。また、層状複水水酸化物粒子粉末のニッケル含有量及び/又は鉄含有量のモル数は、層状複水水酸化物粒子粉末に含まれるマグネシウム、アルミニウム、ニッケル及び/又は鉄の合計モル数に対する比(NiまたはFe)/(Mg+Al+NiまたはFe)で示した場合、0.001〜0.25が好ましく、より好ましくは0.0012〜0.15であり、更により好ましくは0.005〜0.08である。
本発明における層状複水水酸化物粒子粉末のマグネシウムとアルミニウムとの比率は特に限定されないが、マグネシウムとアルミニウムのモル比はMg:Al=5:1〜1:1がより好ましい。
なお、ニッケル原料に微量含まれる不純物としてのコバルトが本発明に係る触媒に含有されても何ら問題はない。
また、本発明においては、層状複水水酸化物粒子を成形体とした後、ニッケル塩水溶液及び/又は鉄塩水溶液に浸漬した後、濾別、水洗、乾燥することによって、ニッケル及び/又は鉄を層状複水水酸化物粒子に担持させてもよい。
本発明における多孔質酸化物粒子粉末は、前記層状複水水酸化物粒子を400℃〜1500℃で焼成することにより得られる。層状複水水酸化物粒子粉末の焼成温度が400℃未満の場合には、多孔質体酸化物粒子を得ることができない。1500℃を超える場合には、多孔質体担体としての特性が低下する。好ましくは450〜1500℃、より好ましくは500〜1500℃である。焼成雰囲気は酸素、空気、また窒素、アルゴンなどの不活性ガスでも良い。
本発明における多孔質酸化物粒子粉末の焼成時間は特に限定しないが0.5〜24時間が望ましい。24時間を越えると工業的にメリットが見出せない。好ましくは1〜10時間である。
本発明における層状複水水酸化物粒子粉末を焼成後に得られる多孔質酸化物粒子粉末のニッケル金属及び/又は鉄金属の含有量は、多孔質酸化物粒子粉末全体に対して0.15〜60wt%が好ましく、より好ましくは0.18〜40wt%である。また、多孔質酸化物粒子粉末のニッケル含有量のモル数及びマグネシウムとアルミニウムとの比率は、層状複水水酸化物粒子粉末のモル数及び比率とほぼ同程度である。
本発明における多孔質酸化物粒子粉末の平均板面径は0.05〜0.4μmが好ましく、比表面積値は7.0〜320m/gが好ましい。
本発明におけるメタン化触媒は前記多孔質酸化物粒子粉末を650℃〜1100℃の範囲で還元処理することにより得られる。多孔質酸化物粒子粉末の還元温度が650℃未満の場合には、ニッケル及び/又は鉄が金属化しないので本発明の目的とする触媒活性が得られない。1100℃を超える場合にはニッケル及び/又は鉄のシンタリングが進み金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の粒子サイズが大きくなるため、一酸化炭素をメタン化するため250℃以上の温度が必要となるだけでなく、耐コーキング性が低下してしまう。好ましくは700〜950℃である。
還元時の雰囲気は、水素を含んだガスなど還元雰囲気であれば特に限定されない。熱処理の時間は特に限定しないが0.5〜24時間が望ましい。24時間を越えると工業的にメリットが見出せない。好ましくは、1〜10時間である。
上記のようにして得られた粉末状の触媒は、使用する各用途に合わせて成形しても良い。形状やサイズは特に限定しないが、例えば球状や円柱状、管状、ハニカム体への塗布などの形状でも良い。通常、球状や円柱状、管状の形状を持つ触媒体の場合のサイズは0.1〜30mm程度が適する。条件によっては有機物や無機物などの各種バインダーを添加することで成形体の強度や細孔分布密度を調整しても良い。なお、本発明においては熱処理前に造粒・成形してもよい。
次に、本発明に係るメタン化触媒を用いた一酸化炭素のメタン化方法について述べる。
本発明に係るメタン化触媒を用いた一酸化炭素をメタン化する方法は、反応温度が200〜400℃であり、水素と一酸化炭素のモル比(H/CO)が1〜5であり、空間速度(GHSV)が200〜100,000h−1である条件下で、水素と一酸化炭素を本発明に係るメタン化触媒を接触させる。
反応温度が200℃未満の場合には一酸化炭素の転化率が低く、長時間に渡り反応を行うとコーキングが起こりやすくなり終には触媒特性が失活することもある。400℃を越える場合では一酸化炭素を完全メタン化できているので高温にしてもあまり意味が無くエネルギーの無駄である。好ましくは160〜3800℃、より好ましくは1800〜350℃である。
/COが1.0未満の場合には耐コーキング性が低下する。またH/COが5を超える場合には高価な水素を多量に使用するためしコストがかさみ現実的ではない。好ましくは1〜4、より好ましくは1.5〜3.5である。好ましいGHSVは300〜80,000h−1であり、より好ましくは500〜50,000h−1である。
<作用>
本発明に係るメタン化触媒がメタン化反応時に幅広い温度域で一酸化炭素をメタン化することができ、かつ一酸化炭素の他に二酸化炭素を含んだ混合ガスにおいても一酸化炭素を選択的にメタン化することができることについて、本発明者は次のように推定している。
本発明のメタン化触媒の金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子が従来にないほど微細な、殊に、1〜20nmという微粒子で、触媒粒子の全体又は触媒粒子の表面近傍若しくは触媒成形体の表面近傍に存在しているため、一酸化炭素及び水素に接する金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の表面積が大きくなり、幅広い温度域で優れた触媒活性を有するものと推定している。さらに、二酸化炭素のメタン化が起こる250℃以下で一酸化炭素をメタン化できるため、一酸化炭素の他に二酸化炭素を含んだ混合ガスにおいても一酸化炭素を選択的にメタン化できるのもと推定している。また、従来のメタン化触媒より低温で稼動させることが可能であるため、省電力にも繋がる。
さらにマグネシウムを多量に多孔質担体が含んでいるため耐硫黄被毒性に極めて優れているので耐久性の面でも優れた触媒活性を有する。
本発明の代表的な実施の形態は次の通りである。
層状複水水酸化物粒子粉末の板面径は、「電子顕微鏡写真TEM1200EX(日本電子株式会社製)」(加速電圧:100kV)を使用し、測定した数値の平均値で示したものである。
層状複水水酸化物粒子粉末の粒子の厚みは、「X線回折装置RINT−2500(理学電機(株)製)」(管球:Cu、管電圧:40kV、管電流:300mA、ゴニオメーター:広角ゴニオメーター、サンプリング幅:0.020°、走査速度:2°/min、発散スリット:1°、散乱スリット:1°、受光スリット:0.50mm)を使用し、層状複水水酸化物粒子のD006結晶面の回折ピーク曲線から、シェラーの式を用いて計算した値で示したものである。
層状複水水酸化物粒子粉末の同定はX線回折測定で行った。X線回折測定は、前記X線回折装置を使用し、回折角2θが3〜80°で測定した。
金属ニッケル微粒子や金属鉄微粒子の大きさは、電子顕微鏡写真から測定した数値の平均値で示したものである。また10nmを超える金属微粒子の大きさは、「X線回折装置RINT−2500(理学電機(株)製)」(管球:Cu、管電圧:40kV、管電流:300mA、ゴニオメーター:広角ゴニオメーター、サンプリング幅:0.020°、走査速度:2°/min、発散スリット:1°、散乱スリット:1°、受光スリット:0.50mm)を使用し、シェラーの式を用いて微粒子の大きさを計算で求めた。このX線回折装置より求めた金属ニッケル微粒子や金属鉄微粒子の粒子サイズは、電子顕微鏡写真より求めたものと同じであった。
触媒を構成するマグネシウム、アルミニウム、ニッケル、鉄の含有量は、該触媒を酸で溶解し、「プラズマ発光分光分析装置 SPS4000(セイコー電子工業(株))」で測定して求めた。
BET比表面積値は、窒素によるB.E.T.法により測定した。
メタン化反応時に析出した炭素の量は、触媒反応前後の触媒体の炭素量をカーボン・サルファー測定装置で測定し求めた。
実施例1 <メタン化触媒の調整>
MgSO・7HO 261.99gとAl(SO・8HO 86.16gとを水で溶解させ1000mlとした。別にNaOH 235.4ml(14mol/L濃度)に、Na CO 100.49gを溶解させた1000ml溶液を加えて全量2000mlのアルカリ混合溶液を用意した。このアルカリ混合溶液に前記マグネシウム塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、95℃で8時間熟成を行って層状複水水酸化物芯粒子を得た。このときの反応溶液のpH12.8であった。
次いで、このアルカリ性懸濁液に、MgSO・7HO 52.15gとNiSO・6HO 4.99gとAl(SO・8HO 20.98gとを溶かした500mlのマグネシウム塩とニッケル塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、反応溶液のpH11.4をにし、さらに120℃で4時間熟成し、前記層状複水水酸化物芯粒子表面にトポタクティックに成長させ、層状複水水酸化物粒子を得た。なお、成長反応時に添加したマグネシウム、アルミニウム及びニッケルの合計モル数は、芯粒子の生成時に添加した前記マグネシウムと前記アルミニウムとの合計モル数に対して、0.324であった。ここに得た層状複水水酸化物粒子の平均板面径は0.285μmであり、結晶子サイズD006は0.034μmであり、BETは35.4m/gであった。
ここに得た層状複水水酸化物粒子粉末を成形して、直径3mmの球形体ビーズとした。800℃、4時間空気中にて焼成し、800℃にて水素/アルゴン体積比が20/80のガス気流中において1時間還元処理を行い、メタン化触媒を得た。得られた触媒中のニッケルの含有量は10.12wt%(Ni/(Mg+Al+Ni)=0.083(モル比))であり、金属ニッケル微粒子の大きさは4nmであった。なお、金属ニッケル粒子は、粒子表面近傍にのみ存在するものと推定された。
<メタン化触媒を用いた水素製造反応>
メタン化触媒の評価は、触媒を直径20mmのステンレス製反応管に20〜50g充填して触媒管を作った。
この触媒管(反応器)に対して、原料ガスとして水素と一酸化炭素を用い水素/一酸化炭素の比(H /CO)を種々変化させ、反応圧力0.5MPa、反応温度200℃〜500℃、空間速度を10000h−1として流通させた
なお、表中に示した一酸化炭素転化率は、下記式より算出されたものである。
一酸化炭素転化率(%)=(1−出口一酸化炭素濃度/入口一酸化炭素濃度)×100
前記反応結果を表1乃至4に示す。
表1には、水素/一酸化炭素(H/CO)が1.5又は3.5における反応温度と一酸化炭素転化率の関係を示す。
表2は反応温度250℃、水素/一酸化炭素(H/CO)が1.5又は3.5における空間速度と一酸化炭素転化率の関係を示す。
表3はGHSVが10000h−1、反応温度が250℃であり、水素/一酸化炭素(H/CO)は3.5における反応時間と一酸化炭素転化率及び触媒活性測定前後の炭素析出量の関係を示す。
表4は混合ガス中の微量一酸化炭素における一酸化炭素転化率とメタン生成量の関係を示す。反応条件は反応温度が250℃、GHSVが10000h−1、混合ガス組成はCO(0.4%)、CO(16.6%)、HO(18.0%)、H(65.0%)である。
<実施例
Mg(NO・6HO 102.7gとAl(NO・8HO 37.46gとFe(SO・9HO 0.449gとを純水で溶解させ1500mlとした。別にNaOH 671.0ml(14mol/L濃度)に、Na CO 14.82gを溶解させた500ml溶液を加えて全量2000mlのアルカリ混合溶液を用意した。このアルカリ混合溶液に前記マグネシウム塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、150℃で12時間熟成を行って層状複水水酸化物粒子を得た。このときの反応溶液のpH13.8であった。ここに得た層状複水水酸化物粒子粉末の平均板面径は0.382μmであり、結晶子サイズD006は0.068μmであり、BETは7.1m/gであった。
ここで得た層状複水水酸化物粒子粉末を直径3mmの球形状ビーズとした。420℃、22時間空気中にて焼成して多孔質酸化物粉末を得、次いで、1080℃にて水素/アルゴン体積比が20/80のガス気流中において4.0時間還元処理を行い、メタン化触媒を得た。得られた触媒中の鉄の含有量は0.18wt%(Fe/(Mg+Al+Fe)=0.001(モル比))であり、金属鉄微粒子の大きさは1nmであった。
<実施例
Mg(NO・6HO 241.09gとAl(NO・8HO 59.47gとFe(SO・9HO 7.985gとNi(NO・6HO 3.349gを純水で溶解させ1500mlとした。別にNaOH 375.0ml(14mol/L濃度)に、Na CO 18.15gを溶解させた500ml溶液を加えて全量2000mlのアルカリ混合溶液を用意した。このアルカリ混合溶液に前記マグネシウム塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、80℃で6時間熟成を行って層状複水水酸化物粒子を得た。このときの反応溶液のpH10.2であった。ここに得た層状複水水酸化物粒子粉末の平均板面径は0.154μmであり、結晶子サイズD006は0.015μmであり、BETは125.2m/gであった。
ここで得た層状複水水酸化物粒子粉末を成型し直径3mmの球形状ビーズとした。1300℃、4時間空気中にて焼成して多孔質酸化物粉末とし、次いで、800℃にて水素/アルゴン体積比が20/80のガス気流中において10時間還元処理を行い、メタン化触媒を得た。得られた触媒中のニッケルの含有量は1.21wt%(Ni/(Mg+Al+Ni+Fe)=0.009(モル比))であり、触媒中の鉄の含有量は1.62wt%(Fe/(Mg+Al+Ni+Fe)=0.013(モル比))であった。金属ニッケル微粒子の大きさは2nmであり、金属鉄微粒子の大きさは3nmであった。
<実施例
Mg(NO・6HO 172.3gとAl(NO・9HO 63.03gとを水で溶解させ1000mlとした。別にNaOH 282ml(14mol/L濃度)に、Na CO 99.14gを溶解させた1000ml溶液を加えて全量2000mlのアルカリ混合溶液を用意した。このアルカリ混合溶液に前記マグネシウム塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、75℃で5時間熟成を行って層状複水水酸化物芯粒子を得た。このときの反応溶液のpH10.5であった。
次いで、このアルカリ性懸濁液に、Mg(NO・6HO 17.04gとNi(NO・6HO 51.48gとFe(SO・9HO 124.6gとAl(NO・9HO 4.986gとを溶かした500mlのマグネシウム塩とニッケル塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、反応溶液のpHを9.8にし、さらに110℃で2時間熟成し、前記層状複水水酸化物芯粒子表面にトポタクティックに成長させ、層状複水水酸化物粒子を得た。なお、成長反応時に添加したマグネシウム、アルミニウム、ニッケル及び鉄の合計モル数は、芯粒子の生成時に添加した前記マグネシウムと前記アルミニウムとの合計モル数に対して、0.0482であった。ここに得た層状複水水酸化物粒子の平均板面径は0.212μmであり、結晶子サイズD006は0.021μmであり、BETは88.8m/gであった。
ここに得た層状複水水酸化物粒子を成形して、直径3mmの球形体ビーズとした。この成形体を1480℃、1時間空気中にて焼成し、750℃にて水素/アルゴン体積比が20/80のガス気流中において6.5時間還元処理を行い、メタン化触媒を得た。得られた触媒中のニッケルの含有量は14.21wt%(Ni/(Mg+Al+Ni+Fe)=0.118(モル比))であり、鉄の含有量は18.32wt%(Fe/(Mg+Al+Ni+Fe)=0.148(モル比))であり、金属ニッケル微粒子の大きさは6nmであり、金属鉄微粒子の大きさは8nmであった。
<実施例
MgCl・6HO 143.3gとAlCl・6HO 30.39gとを水で溶解させ1000mlとした。別にNaOH 326ml(14mol/L濃度)に、Na CO 92.88gを溶解させた1000ml溶液を加えて全量2000mlのアルカリ混合溶液を用意した。このアルカリ混合溶液に前記マグネシウム塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、60℃で10時間熟成を行って層状複水水酸化物芯粒子を得た。このときの反応溶液のpH9.2であった。
次いで、このアルカリ性懸濁液に、MgCl・6HO 6.071gとNiCl・6HO 0.813gとAlCl・6HO 1.442gとを溶かした500mlのマグネシウム塩とニッケル塩とアルミニウム塩とマンガン塩との混合溶液を加え、反応溶液のpHを8.1にし、さらに80℃で4時間熟成し、前記層状複水水酸化物芯粒子表面にトポタクティックに成長させ、層状複水水酸化物粒子を得た。なお、成長反応時に添加したマグネシウム、アルミニウム及びニッケルの合計モル数は、芯粒子の生成時に添加した前記マグネシウムと前記アルミニウムとの合計モル数に対して、0.042であった。ここに得た層状複水水酸化物粒子の平均板面径は0.085μmであり、結晶子サイズD006は0.012μmであり、BETは176.2m/gであった。
ここに得た層状複水水酸化物粒子を成形して、直径3mmの球形体ビーズとした。650℃、8時間空気中にて焼成し、680℃にて水素/アルゴン体積比が20/80のガス気流中において4時間還元処理を行い、メタン化触媒を得た。得られた触媒中のニッケルの含有量は0.211wt%(Ni/(Mg+Al+Ni)=0.002(モル比))であり、金属ニッケル微粒子の大きさは1nmであった。
<実施例
MgCl・6HO 197.0gとAlCl・9HO 27.86gとを水で溶解させ1000mlとした。別にNaOH 759.0ml(14mol/L濃度)に、Na CO 91.33gを溶解させた1000ml溶液を加えて全量2000mlのアルカリ混合溶液を用意した。このアルカリ混合溶液に前記マグネシウム塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、90℃で8時間熟成を行って層状複水水酸化物芯粒子を得た。このときの反応溶液のpH12.8であった。
次いで、このアルカリ性懸濁液に、MgCl・6HO 13.26gとFe(SO・9HO 117.2gとAlCl・9HO 3.149gとを溶かした500mlのマグネシウム塩と鉄塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、反応溶液のpHを11.2にし、さらに180℃で8時間熟成し、前記層状複水水酸化物芯粒子表面にトポタクティックに成長させ、層状複水水酸化物粒子を得た。なお、成長反応時に添加したマグネシウム、アルミニウム及び鉄の合計モル数は、芯粒子の生成時に添加した前記マグネシウムと前記アルミニウムとの合計モル数に対して、0.251であった。ここに得た層状複水水酸化物粒子の平均板面径は0.345μmであり、結晶子サイズD006は0.054μmであり、BETは11.5m/gであった。
ここに得た層状複水水酸化物粒子を成形して、直径3mmの球形体ビーズとした。540℃、8時間空気中にて焼成し、900℃にて水素/アルゴン体積比が20/80のガス気流中において1時間還元処理を行い、メタン化触媒を得た。得られた触媒中の鉄の含有量は18.92wt%(Fe/(Mg+Al+Fe)=0.139(モル比))であり、金属鉄微粒子の大きさは6nmであった。
<実施例
MgSO・7HO 197.1gとAl(SO・8HO 97.24gとを水で溶解させ1000mlとした。別にNaOH 343ml(14mol/L濃度)に、Na CO 103.9gを溶解させた1000ml溶液を加えて全量2000mlのアルカリ混合溶液を用意した。このアルカリ混合溶液に前記マグネシウム塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、85℃で6時間熟成を行って層状複水水酸化物芯粒子を得た。このときの反応溶液のpH11.8であった。
次いで、このアルカリ性懸濁液に、MgSO・7HO 42.97gとNiSO・6HO 33.08gとAl(SO・8HO 14.62gとを溶かした500mlのマグネシウム塩とニッケル塩とアルミニウム塩との混合溶液を加え、反応溶液のpHを10.4にし、さらに150℃で4時間熟成し、前記層状複水水酸化物芯粒子表面にトポタクティックに成長させ、層状複水水酸化物粒子を得た。なお、成長反応時に添加したマグネシウム、アルミニウム及びニッケルの合計モル数は、芯粒子の生成時に添加した前記マグネシウムと前記アルミニウムとの合計モル数に対して、0.098であった。ここに得た層状複水水酸化物粒子の平均板面径は0.312μmであり、結晶子サイズD006は0.052μmであり、BETは24.5m/gであった。

ここに得た層状複水水酸化物粒子を成形して、直径3mmの球形体ビーズとした。720℃、4時間空気中にて焼成し、700℃にて水素/アルゴン体積比が20/80のガス気流中において5時間還元処理を行い、メタン化触媒を得た。得られた触媒中のニッケルの含有量は4.612wt%(Ni/(Mg+Al+Ni)=0.037(モル比))であり、金属ニッケル微粒子の大きさは3nmであった。
<比較例1>
α−アルミナ粉末を2.5mmの球形状ビーズとして、880℃で10時間空気中にて焼成した。これにNi(NO・6HO 318.4gを純水に溶解させた1000mlの溶液をスプレーで塗布し、乾燥後、660℃で6時間空気中にて焼成した。さらに水素/アルゴン体積比が20/80のガス気流中において800℃で6時間還元処理を行った。得られた触媒中のニッケルの含有量は15.4wt%(Ni/α−Al+Ni=0.366)であり、金属ニッケル微粒子の大きさは64nmであった。
<比較例2>
α−アルミナ粉末を蒸発皿に入れ、純水に溶解したRuCl・nHOを滴下し、100℃のホットプレート上にて水分を蒸発させた。ここで得たルテニウムを担持したα−アルミナ粉末を直径3mmの球形状ビーズに成形後、320℃、7時間空気中にて焼成し、580℃にて水素/アルゴン体積比が20/80のガス気流中において0.5時間還元処理を行った。得られた触媒中のルテニウムの含有量は4.8wt%(Ru/(α−Al+Ru)=0.072(モル比))であり、金属ルテニウム微粒子の大きさは41nmであった。
<比較例3>
α−アルミナ粉末を蒸発皿に入れ、純水に溶解したFe(SO・9HO滴下し、100℃のホットプレート上にて水分を蒸発させた。ここで得た鉄を担持したα−アルミナ粉末を直径3mmの球場ビーズに成形後、440℃、4時間空気中にて焼成し、680℃にて水素/アルゴン体積比が20/80のガス気流中において3.2時間還元処理を行った。得られた触媒中の鉄の含有量は31.2wt%(Fe/α−Al+Fe)=0.445(モル比)であり、金属鉄微粒子の大きさは91nmであった。
Figure 0004488178

Figure 0004488178
Figure 0004488178
Figure 0004488178

上記実施例から明らかな通り、本発明に係るメタン化触媒は、幅広い温度範囲で一酸化炭素をメタン化することができ、殊に、H/CO比が3.5の場合250℃であっても90%以上のCO転化率を有するものである。また、長時間の反応であっても高いCO転化率を維持し、しかも、炭素析出量が0.23wt%以下と抑制されたものである。さらに、二酸化炭素が存在する雰囲気であっても、高いCO転化率、殊に90%以上の転化率を有するものである。
本発明は、一酸化炭素と水素を混合反応させるメタン化反応において、触媒活性成分であるニッケル金属及び/又は鉄金属が従来にない微粒子でメタン化触媒の触媒粒子全体、あるいは、触媒粒子の表面近傍、あるいは、触媒成形体の表面近傍いずれかに担持されていることにより、一酸化炭素及び水素に接するニッケル金属及び/又は鉄金属の表面積が大きくなり幅広い温度域で優れた触媒活性を有する。
さらに、二酸化炭素のメタン化が起こる250℃以下で一酸化炭素をメタン化できるため、一酸化炭素の他に二酸化炭素を含んだ混合ガスにおいても一酸化炭素を選択的にメタン化できる。また、従来のメタン化触媒より低温で稼動させることが可能であるため、省電力にも繋がる。

Claims (7)

  1. マグネシウム及びアルミニウムとともに金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子を含有するメタン化触媒であって、金属ニッケル微粒子及び/又は金属鉄微粒子の平均粒子径が1〜20nmであって金属ニッケル及び/又は金属鉄の含有量がメタン化触媒に対して0.15〜40wt%であり、かつ、ニッケル及び/又は鉄の含有量がマグネシウム、アルミニウム、ニッケル及び/又は鉄の合計モル数に対して、0.001〜0.52であることを特徴とする一酸化炭素をメタン化するメタン化触媒。
  2. マグネシウムとアルミニウムとニッケル及び/又は鉄からなる層状複水水酸化物粒子を、加熱焼成して酸化物粒子粉末を得、次いで、該酸化物粒子粉末を加熱還元して酸化物粒子粉末中のニッケル及び/又は鉄を金属のニッケル微粒子及び/又は金属の鉄微粒子にして得られることを特徴とする請求項1記載の一酸化炭素をメタン化するメタン化触媒。
  3. マグネシウム及びアルミニウムからなる層状複水水酸化物芯粒子と、該層状複水水酸化物芯粒子の表面にマグネシウムとアルミニウムとニッケル及び/又は鉄からなる層状複水水酸化物層を形成した層状複水水酸化物型粒子粉末を、加熱焼成して酸化物粒子粉末を得、次いで、該酸化物粒子粉末を加熱還元して酸化物粒子粉末中のニッケル及び/又は鉄を金属のニッケル微粒子及び/又は金属の鉄微粒子にして得られることを特徴とする請求項1記載の一酸化炭素をメタン化するメタン化触媒。
  4. アニオンを含有したアルカリ性水溶液とマグネシウム原料とアルミニウム塩水溶液とニッケル塩水溶液及び/又は鉄塩水溶液とを混合し、pH値が7.0〜14.0の範囲の混合溶液とした後、該混合溶液を50℃〜300℃の温度範囲で熟成してマグネシウムとアルミニウムとニッケル及び/又は鉄とからなる層状複水水酸化物粒子を生成後、濾別、水洗後、得られた層状複水水酸化物粒子粉末を400℃〜1500℃の温度範囲で加熱焼成し酸化物粒子粉末を得、次いで、該酸化物粒子粉末を還元雰囲気下、650℃〜1100℃の温度範囲で加熱還元することを特徴とする請求項1又は2記載の一酸化炭素をメタン化するメタン化触媒の製造方法。
  5. アニオンを含有したアルカリ性水溶液とマグネシウム原料とアルミニウム塩水溶液とを混合し、pH値が7.0〜14.0の範囲の混合溶液とした後、該混合溶液を50℃〜300℃の温度範囲で熟成してマグネシウムとアルミニウムとからなる層状複水水酸化物芯粒子を生成させ、次いで、該芯粒子を含む水性懸濁液に、該芯粒子の生成時に添加した前記マグネシウムと前記アルミニウムとの合計モル数に対して、合計モル数が0.04〜0.5となる割合のマグネシウムとアルミニウムとニッケル及び/又は鉄を含有するマグネシウム原料とアルミニウム塩水溶液とニッケル塩水溶液及び/又は鉄塩水溶液を添加した後、pH値が9.0〜14.0の範囲、温度が40℃〜300℃の範囲で熟成して、前記芯粒子表面に層状複水水酸化物層を被覆形成させる成長反応を行った後、濾別、水洗後、得られた層状複水水酸化物粒子粉末を400℃〜1500℃の温度範囲で加熱焼成し酸化物粒子粉末を得、次いで、該酸化物粒子粉末を還元雰囲気下、650℃〜1100℃の温度範囲で加熱還元することを特徴とする請求項3記載の一酸化炭素をメタン化するメタン化触媒の製造方法。
  6. 一酸化炭素と水素との混合ガスを触媒存在下において混合接触反応してメタンを製造するメタン化反応において、前記触媒として請求項1乃至3のいずれかに記載のメタン化触媒を用いることを特徴とする一酸化炭素をメタン化する方法。
  7. 一酸化炭素、二酸化炭素及び水素の混合ガスを触媒存在下において混合接触反応して一酸化炭素をメタン化する反応において、前記触媒として請求項1乃至3のいずれかに記載のメタン化触媒を用いることを特徴とする一酸化炭素をメタン化する方法。
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