JP4392145B2 - アース用防水構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アース用防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のエンジンルーム等においては、電装品にコネクタを介して接続された電線のもう一方の端末にアース用端子金具を接続して、それをボディ等の接地部に固着することでアースを取るようにしている。アース用端子金具は、一般に、ボルト等によって接地部に固着される取付部と、電線の端末部が接続されるバレル部とを備えており、バレル部では電線の被覆部分とそこから剥き出された芯線部分とがかしめ付けられている。
【0003】
このような構成においては、電線に接続されるコネクタは防水構造を取るために内部が気密状態となっており、温度変化等によって内部が負圧になることがある。そのために、電線の端末部に水が付着した場合に、水が各芯線の隙間を通って電線の内側へ吸い込まれてしまうおそれがある。
【0004】
従来、この対策として熱収縮チューブを用いたものが、例えば実開平4−23061号公報等に記載されている。このものは、電線の端末部をかしめたバレル部に熱収縮性を有するチューブを被せ、加熱することでチューブを端末部に密着させて覆うようにしている。また、他の方法として、バレル部全体に半田付けを施して芯線部分を覆う方法もあり、2つの方法が併用されることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、熱収縮チューブは端子金具に対して密着性が十分でなく、また、半田も各芯線の隙間に浸透し難いことから、いずれの方法とも電線の端末部を完全に塞ぐことは難しく、防水機能の信頼性が十分ではなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、防水機能の信頼性を向上することの可能なアース用防水構造を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1の発明に係るアース用防水構造は、被覆電線の端末部に接続される電線接続部と、接地部に固着される取付部とを備えた端子金具と、前記被覆電線の端末部及び前記端子金具の前記電線接続部を収容するとともに、ジェル収容室を有するハウジングと、前記被覆電線に装着されて前記ハウジングとの隙間を塞ぐゴム栓と、前記ジェル収容室に収容されて前記端子金具を前記ハウジングの内外に貫通させると共にこの端子金具と前記ハウジングとの隙間を塞ぐジェル状シール材と、前記ジェル状シール材が収容された前記ジェル収容室を覆蓋し、かつ前記端子金具が挿通される端子挿通孔を有する蓋体と、を備えているところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記端子金具は、前記ジェル状シール材に貫通される部位が平板状に形成されるとともに、前記ジェル状シール材に密着するジェル密着部は、前記ジェル状シール材に貫通された部位のうち最大の幅寸法を有することを特徴とする請求項1に記載のアース用防水構造。ところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記端子金具は、前記電線接続部を備えた電線側端子金具と、前記電線側端子金具に接続可能な複数の接続部と前記取付部とを備えたアース側端子金具との2体から形成されており、前記ハウジングには、前記アース側端子金具の備える各接続部に対応して複数の前記電線側端子金具を収容可能とされると共に、前記電線側と前記アース側との両端子金具のうちいずれか一方の端子金具が前記ジェル状シール材を貫通してもう一方の端子金具に接続されるようにしたところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用および効果】
請求項1の発明によれば、被覆電線の端末部をハウジング内に収容するとともに、ゴム栓によって被覆電線とハウジングとの隙間を閉塞し、端子金具を内外に貫通させるジェル状シール材によって端子金具とハウジングとの隙間を閉塞することで、被覆電線の端末部が水密状態に保たれ、防水機能の信頼性を向上することができる。なお、仮に端子金具をジェル状シール材の代わりに別のゴム栓に貫通させ、そのゴム栓によって端子金具とハウジングとの隙間を塞ぐようにする場合には、端子金具をゴム栓に貫通させる作業の際に、ゴム栓が端子金具のエッジの部分で切断されるおそれがあるが、本発明では、端子金具をジェル状シール材に貫通させるようにしたため、そのような事態が回避される。
【0010】
請求項2の発明によれば、端子金具は、ジェル状シール材に貫通される部位が平板状であり、かつジェル密着部はジェル状シール材に貫通された部位のうち最大の幅寸法を有するため、端子金具をジェル状シール材に貫通させたときに、ジェル密着部とジェル状シール材との間に隙間が生じず、防水性を確保することができる。
【0011】
請求項3の発明によれば、ハウジングに複数の電線側端子金具を収容し、一個のアース側端子金具に接続することで、一度に複数の被覆電線を防水状態でアース接続することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
次に本発明の第1実施形態について図1から図5を参照して説明する。
本実施形態のアース用防水構造は、図1に示すように、被覆電線10の端末部に接続される端子金具20と、被覆電線10の端末部を収容するハウジング30と、被覆電線10に装着されるゴム栓50と、ハウジング30内に収容されるジェル状シール材60とを備えて構成されている。なお、以下の説明においては、端子金具20をハウジング30へ挿入する方向(図3の右側)を前方とする。
【0013】
端子金具20は、図1から図3に示すように、導電性の金属板材を所定形状に切断した後、折り曲げ加工を施すことで一体に形成されている。端子金具20の後部には、被覆電線10の端末部が接続されるバレル部21(本発明の「電線接続部」に相当)が設けられており、バレル部21は被覆部分11をかしめ接続するインシュレーションバレル22と、被覆部分11から剥き出された芯線部分12をかしめ接続するワイヤバレル23とから構成されている。また、端子金具20の前部には、前後方向に沿って細長い平板部24が形成されている。平板部24の前端はねじ挿通孔25Aを備えた取付部25が形成されており、このねじ挿通孔25Aにボルト等(図示せず)の軸部を挿通して自動車のボディ等の接地部(図示せず)にねじ止め固定することができるようになっている。また、平板部24の後部には、後述のランス35が係止可能な方形のランス係止孔26が設けられている。平板部24は、取付部25側の端縁がねじ挿通孔25Aに沿った略半円形状をなすと共に、左右両側縁24Aには後方に行くにつれて幅寸法が拡大するような傾斜が付けられている。平板部24の前後方向の略中央は、図2及び図4に示すように、組付け状態においてジェル状シール材60に密着するジェル密着部27とされており、このジェル密着部27から取付部25側の部位が本発明でいう「ジェル状シール材に貫通される部位」に相当し、ジェル密着部27は「ジェル状シール材に貫通される部位」のうち最大の幅寸法(図2に符号Aで示す)を有している(幅寸法Aは例えば取付部25の幅寸法(符号B)よりも大きい)。
【0014】
ハウジング30は、図1,図2及び図4に示すように、合成樹脂材によって前後に開口する略角筒形に形成されており、その内部には、被覆電線10の端末部が収容される収容室31が設けられている。収容室31の後側の開口は、方形状の電線挿通孔32とされている。収容室31の一対の側壁33は、前部が後部よりも内側へ張り出した形状をなしており、収容室31の天井壁34も前部が下側に張り出した形状となっている。また、収容室31の底面の前後方向の略中央には上側に若干張り出した部分があり、そこから片持ち状のランス35が前方へ向けて延設されている。ランス35の先端は上下に撓み変形可能とされると共に、その上面に係止突起35Aが設けられ、この係止突起35Aが前記した端子金具20のランス係止孔26に係止することで端子金具20を抜止めできるようにされている。また、ランス35より前側には左右側壁33から水平板状の一対の支持壁36が突設され、この支持壁36と天井壁34との間に端子金具20の平板部24を挟むようにして端子金具20が上下に位置決めされるようになっている。
【0015】
ハウジング30の前端には、収容室31の前方の開口よりも高さ方向及び幅方向に拡大された直方体形状のジェル収容室38が凹設されており、ここにジェル状シール材60が緊密に収容されることで収容室31の前面を水密状に閉塞可能とされている。また、ハウジング30の前面は、蓋体39によって覆蓋可能とされており、この蓋体39は、ハウジング30の前端部上縁に沿って形成された薄肉状のヒンジ部40を介して一体に回動可能に設けられている。蓋体39の左右両側部からは、撓み変形可能な一対のアーム部41が延設されており、蓋体39は全体として門形状をなしている。一方、ハウジング30の両側面には一対の係止突起43が突設されており、蓋体39はハウジング30を左右に跨ぐようにして閉じられて、各係止突起43を各アーム部41に設けられた係止孔41Aに係止させることで保持される。また、蓋体39の前面中央には、端子金具20の平板部24を挿通可能な端子挿通孔44が形成されている。
【0016】
ゴム栓50は、適度な弾力性を有するゴム材によって略直方体状に形成されており、前後に貫通して設けられた貫通孔51に被覆電線10を緊密に挿通させることで、端子金具20の後側に装着されている。ゴム栓50は、電線挿通孔32の内側に嵌入可能とされ、その外周に形成された複数条のリップ52が収容室31の内周面に撓み変形を伴いつつ密着することで収容室31の後側が水密状に閉塞されるようになっている。
【0017】
本実施形態は以上の構成であり、次にその作用を説明する。
組付けに際しては、まず、ジェル収容室38に対してその大きさよりもやや容積の大きなジェル状シール材60を装着し、蓋体39をヒンジ部40を中心に回動させてハウジング30の前面を覆蓋する。すると、ジェル状シール材60がジェル収容室38回りの側壁33や天井壁34等に押し付けられて若干変形しつつ密着し、収容室31の前面が水密状に閉塞される。
【0018】
次に、端子金具20を電線挿通孔32より収容室31内へ挿入する。端子金具20の先端がランス35の係止突起35Aに突き当たると、ランス35が下側へ押圧されて撓み変形する。続いて、端子金具20の先端をジェル状シール材60に押し当てて貫通させ、取付部25を端子挿通孔44に通過させてハウジング30の外部に露出させる。このとき、平板部24は、後方に行くにつれて幅寸法が大きくなる形状であるため、端子金具20を前進させるにつれ、平板部24の両側縁24Aがジェル状シール材60を徐々に切り裂いていく。
【0019】
端子金具20がハウジング30に対して正規の位置まで差し込まれると、ランス35が復帰変形すると共に、係止突起35Aがランス係止孔26内に係止し、端子金具20が抜止め状態となる。収容室31の後側では、ゴム栓50が電線挿通孔32の内側に進入して、各リップ52が撓み変形を伴いつつ収容室31の内周面に密着する。また、収容室31の前側では、平板部24のジェル密着部27の外周がジェル状シール材60に密着する。これにより、収容室31内が水密状態となり、被覆電線10の端末部からの浸水を防止することができる。
最後に、ボルト等によって、取付部25を接地部にねじ止め固定することで、被覆電線10のアース接続作業が完了する。
【0020】
以上のように、本実施形態によれば、被覆電線10の端末部をハウジング30内に収容するとともに、ゴム栓50によって被覆電線10とハウジング30との隙間を閉塞し、端子金具20を内外に貫通させるジェル状シール材60によって端子金具20とハウジング30との隙間を閉塞することで、被覆電線10の端末部が水密状態に保たれ、防水機能の信頼性を向上することができる。なお、仮に端子金具をジェル状シール材の代わりに別のゴム栓に貫通させ、そのゴム栓によって端子金具とハウジングとの隙間を塞ぐようにする場合には、端子金具をゴム栓に貫通させる作業の際に、ゴム栓が端子金具のエッジの部分で切断されるおそれがあるが、本発明では、端子金具20をジェル状シール材60に貫通させるようにしたため、そのような事態が回避される。
【0021】
また、端子金具20は、ジェル状シール材に貫通される部位(平板部24におけるジェル密着部27から取付部25側の部位)が平板状であり、かつジェル密着部27はジェル状シール材60に貫通された部位のうち最大の幅寸法を有するため、端子金具20をジェル状シール材60に貫通させたときに、ジェル密着部27とジェル状シール材60との間に隙間が生じず、防水性を確保することができる。
また、端子金具20は、バレル部21と取付部25とを一体に備えているため両部位を別々の部品に設ける場合と比較して、部品点数の増加を抑えることができる。
【0022】
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態について図6から図8を参照して説明する。
本実施形態のアース用防水構造は、図6に示すように、被覆電線10の端末部に接続される電線側端子金具70と、接地部(図示せず)に固着されるアース側端子金具80と、被覆電線10の端末部を収容するハウジング90と、被覆電線10に装着されるゴム栓100と、ハウジング90内に収容されるジェル状シール材60とを備えて構成されている。なお、本実施形態では、本発明の「端子金具」に相当する部材が、電線側端子金具70とアース側端子金具80との2体から構成されている。また、以下の説明においては、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付して重複する説明を一部省略する。
【0023】
電線側端子金具70は、図6及び図7に示すように、導電性の金属板材を所定形状に切断した後、折り曲げ加工を施すことで一体に形成されている。電線側端子金具70の後部には、被覆電線10の端末部が接続されるバレル部71(本発明の「電線接続部」に相当)が設けられており、バレル部71は、被覆部分11とそこに嵌着されたゴム栓100の一端をかしめ接続するインシュレーションバレル72と、被覆部分11から剥き出された芯線部分12をかしめ接続するワイヤバレル73とから構成されている。電線側端子金具70の前部には、前方に開口する角筒部74が設けられており、その前方の開口から後述するアース側端子金具80のタブ部82が挿入されたときに、タブ部82に対して弾性的に接触可能な弾性接触片75が形成されている。また、角筒部74の底面には、後述のランス93に係止可能なランス係止孔76が開口されている。
【0024】
アース側端子金具80は、導電性の金属板材を所定形状に切断した後、折り曲げ加工を施すことで一体に形成されている。アース側端子金具80の一端には、ねじ挿通孔81Aを備えた取付部81が形成され、このねじ挿通孔81Aにボルト等(図示せず)の軸部を挿通して接地部にねじ止め固定することができるようになっている。また、アース側端子金具80の他方の端部は、取付部81に対して段差状に高くされており、そこに一対のタブ部82(本発明の「接続部」に相当)が左右に並んで突設されている。タブ部82は、平板状で全体に等幅に形成され、中央からやや基端寄りの部分がジェル状シール材60に密着するジェル密着部83とされている。本実施形態においては、タブ部82のうちジェル密着部83から先端側の部分が本発明の「ジェル状シール材に貫通される部位」に相当し、このうちジェル密着部83はやはり最大の幅寸法を有している。
【0025】
ハウジング90は、合成樹脂材によって外形直方体状に形成され、その内部には、前記のアース側端子金具80の一対のタブ部82に対応して、一対の被覆電線10の端末部とそこに接続された電線側端子金具70とが収容される一対の収容室91が左右に並んで設けられている。収容室91の後側の開口は、円形状の電線挿通孔92となっている。また、収容室91の底面中央からは、片持ち状のランス93が前方へ延設されている。ランス93の先端は上下に撓み変形可能とされると共に、上面に係止突起93Aが設けられ、この係止突起93Aが前記した角筒部74のランス係止孔76に係止することで電線側端子金具70を抜止めできるようにされている。
【0026】
ハウジング90の前端には、各収容室91に連通する直方体形状のジェル収容室94が凹設され、ここにジェル状シール材60を緊密に収容することで両収容室91の前面を水密状に閉塞可能とされている。また、ハウジング90の前面は、蓋体96によって覆蓋可能とされており、この蓋体96には、アース側端子金具80のタブ部82を挿通可能な一対の端子挿通孔97が並んで形成されている。
【0027】
ゴム栓100は、適度な弾力性を有するゴム材によって全体として円筒形状に形成されており、前後に貫通する貫通孔101に被覆電線10の被覆部分11を緊密に挿通させるとともに、一端部が前記したインシュレーションバレル72にかしめ付けられることで電線側端子金具70の後側に装着されている。また、その外周には形成された複数条のリップ102が形成され、これらが収容室91の内周面に撓み変形を伴いつつ密着することで収容室91の後側が水密状に閉塞されるようになっている。
【0028】
本実施形態は以上の構成であり、次にその作用を説明する。
組付けに際しては、まず、ジェル収容室94にジェル状シール材60を装着して、蓋体96を閉じてハウジング90の前面を覆蓋する。これにより、ジェル状シール材60がジェル収容室94回りの壁面に押し付けられて若干変形しつつ密着し、両収容室91の前面が水密状に閉塞される。
次に、一対の電線側端子金具70をそれぞれ電線挿通孔92より各収容室91へ挿入する。電線側端子金具70が正規の位置まで挿入されると、ランス93の係止突起93Aが角筒部74のランス係止孔76に係止し、電線側端子金具70が抜止め状態となる。また、ゴム栓100のリップ102が収容室91の内周面に密着して収容室91の後面が水密状に閉塞される。
【0029】
続いて、アース側端子金具80のねじ挿通孔81Aにボルト等の軸部を挿通して、取付部81を接地部にねじ止め固定する。そして、ハウジング90をアース側端子金具80に向けて前進させ、各タブ部82をそれぞれ端子挿通孔97に差し入れる。そして、タブ部82の先端をジェル状シール材60に突き当てて貫通させ、収容室91内の電線側端子金具70の角筒部74内に挿入させる。すると、角筒部74内の弾性接触片75がタブ部82に弾性的に接触して両端子金具70,80が電気的に接続される。以上により、一対の被覆電線10のアース接続作業が完了する。
【0030】
以上のように、本実施形態によれば、一対の被覆電線10の端末部をハウジング90内に収容するとともに、ゴム栓100によって被覆電線10とハウジング90との隙間を閉塞し、アース側端子金具80を内外に貫通させるジェル状シール材60によってアース側端子金具80とハウジング90との隙間を閉塞することで、被覆電線10の端末部が水密状態に保たれ、防水機能の信頼性を向上することができる。
【0031】
また、一対の端子金具70,80のうちのアース側端子金具80は、ジェル状シール材60に貫通される部位(タブ部82におけるジェル密着部83から先端側の部位)が平板状であり、かつジェル密着部83はジェル状シール材60に貫通された部位のうち最大の幅寸法を有するため、アース側端子金具80をジェル状シール材60に貫通させたときに、ジェル密着部83とジェル状シール材60との間に隙間が生じず、防水性を確保することができる。
【0032】
さらに、ハウジング90に一対の電線側端子金具70を収容し、一個のアース側端子金具80に接続することで、一度に一対の被覆電線10を防水状態でアース接続することができる。
【0033】
本発明の技術的範囲は、上記した実施形態によって限定されるものではなく、例えば、次に記載するようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記第2実施形態では、アース側端子金具が一対の接続部(タブ部)を備えているものを示したが、本発明によれば、アース用端子金具の備える接続部の数は1つ又は3つ以上でも良い。
(2)上記第2実施形態では、アース側端子金具がジェル状シール材を貫通し、ハウジング内で電線側端子金具と接続されるようにしたが、本発明によれば、電線側端子金具がジェル状シール材を貫通し、ハウジングの外部でアース側端子金具と接続されるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のアース用防水構造を示す分解斜視図
【図2】端子金具を示す平面図
【図3】端子金具をハウジングに組み付ける前の状態を示す側断面図
【図4】端子金具をハウジングに組み付けた状態を示す平断面図
【図5】その側断面図
【図6】第2実施形態のアース用防水構造を示す分解斜視図
【図7】組み付け前の状態を示す側断面図
【図8】組付け後の状態を示す側断面図
【符号の説明】
10…被覆電線
20…端子金具
21,71…バレル部(電線接続部)
25,81…取付部
27,83…ジェル密着部
30,90…ハウジング
50,100…ゴム栓
60…ジェル状シール材
70…電線側端子金具
80…アース側端子金具
82…タブ部(接続部)
Claims (3)
- 被覆電線の端末部に接続される電線接続部と、接地部に固着される取付部とを備えた端子金具と、
前記被覆電線の端末部及び前記端子金具の前記電線接続部を収容するとともに、ジェル収容室を有するハウジングと、
前記被覆電線に装着されて前記ハウジングとの隙間を塞ぐゴム栓と、
前記ジェル収容室に収容されて前記端子金具を前記ハウジングの内外に貫通させると共にこの端子金具と前記ハウジングとの隙間を塞ぐジェル状シール材と、
前記ジェル状シール材が収容された前記ジェル収容室を覆蓋し、かつ前記端子金具が挿通される端子挿通孔を有する蓋体と、
を備えていることを特徴とするアース用防水構造。 - 前記端子金具は、前記ジェル状シール材に貫通される部位が平板状に形成されるとともに、前記ジェル状シール材に密着するジェル密着部は、前記ジェル状シール材に貫通された部位のうち最大の幅寸法を有することを特徴とする請求項1に記載のアース用防水構造。
- 前記端子金具は、前記電線接続部を備えた電線側端子金具と、前記電線側端子金具に接続可能な複数の接続部と前記取付部とを備えたアース側端子金具との2体から形成されており、前記ハウジングには、前記アース側端子金具の備える各接続部に対応して複数の前記電線側端子金具を収容可能とされると共に、前記電線側と前記アース側との両端子金具のうちいずれか一方の端子金具が前記ジェル状シール材を貫通してもう一方の端子金具に接続されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のアース用防水構造。
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