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JP4350331B2 - コラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤及び皮膚化粧料並びに美容用飲食品 - Google Patents

コラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤及び皮膚化粧料並びに美容用飲食品 Download PDF

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洋子 伊藤
直子 岸田
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線維芽細胞によるコラーゲンの産生を活発化する作用を有するコラーゲン産生促進剤、コラーゲンの減少・変性に関与するコラゲナーゼ活性を阻害するコラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞を増殖させる作用を有する線維芽細胞増殖作用剤、及びこれら有効成分を配合してなる皮膚の老化予防・改善作用を有する老化防止用皮膚化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
皮膚の表皮及び真皮は、表皮細胞、線維芽細胞及びこれらの細胞の外にあって皮膚構造を支持するコラーゲン等の細胞外マトリックスにより構成されている。中でも、若い皮膚においては、これら皮膚組織の相互作用が恒常性を保つことにより水分保持、柔軟性、弾力性等が確保され、肌は外見的にも張りや艶があってみずみずしい状態に維持される。
【0003】
ところが、紫外線の照射、空気の著しい乾燥、過度の皮膚洗浄等、ある種の外的因子の影響があったり、加齢が進んだりすると、細胞外マトリックスの主要構成成分であるコラーゲンの産生量が減少すると共に架橋による弾力低下を起こす。その結果、皮膚は保湿機能や弾力性が低下し、角質は異常剥離を始め、肌は張りや艶を失い、荒れ、シワ等の老化症状を呈するようになる。
【0004】
このような皮膚の老化に伴う変化、即ち、シワ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等には、コラーゲン等の真皮マトリックス成分の減少、変性が関与していることが知られてきている。
【0005】
近年、この変化を誘導する因子として、特にマトリックス系プロテアーゼの関与が指摘されている。マトリックス系プロテアーゼの中でも、コラゲナーゼ、即ちMMP−1(マトリックスメタロプロテアーゼ)は、皮膚の真皮マトリックスの主な構成成分であるタイプI,IIIコラーゲンを分解する酵素として知られるが、その発現は紫外線の照射により大きく増加し、紫外線によるコラーゲンの減少・変性の一因となり、皮膚のシワの形成等の大きな要因となることが考えられる。
【0006】
このため、安全性、及び生産性に優れ、かつ安価に提供することができ、優れた皮膚の老化防止・改善効果を有するコラゲナーゼ阻害剤、コラーゲン産生促進作用剤、及び線維芽細胞増殖作用剤の提供が強く望まれているが、未だ十分満足し得るものが提供されていないのが現状である。
【0007】
本発明は、このような状況下、従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。本発明の第一の目的は、真皮層線維芽細胞におけるコラーゲンの産生を促進して皮膚の老化を防止及び/又は改善し得るコラーゲン産生促進物質を有効成分として含有するコラーゲン産生促進剤を提供することにある。また、本発明の第二の目的は、コラゲナーゼ活性を阻害することを通じてコラーゲンの減少・変性を抑制し、皮膚の老化を防止及び/又は改善し得るコラゲナーゼ活性阻害を有効成分として含有するコラゲナーゼ阻害剤を提供することにある。また、本発明の第三の目的は、線維芽細胞増殖作用を通じて線維芽細胞を賦活化し、皮膚の老化を防止及び/又は改善し得る線維芽細胞増殖物質を有効成分として含有する線維芽細胞増殖作用剤を提供することにある。また、本発明の第四の目的は、優れたコラーゲン産生促進作用、コラゲナーゼ阻害作用、及び線維芽細胞増殖作用を有し、皮膚の老化を防止及び/又は改善に有用な老化防止用皮膚化粧料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意研究を重ねた結果、バラ科オニイチゴの根部を、水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いて抽出した抽出物が、線維芽細胞によるコラーゲンの産生を活発化する作用、コラーゲンの減少・変性に関与するコラゲナーゼ活性を阻害する作用、及び線維芽細胞を増殖させる作用を有することを知見し、該抽出物を有効成分として含有する老化防止用皮膚化粧料が、高い安全性と皮膚の老化を防止及び/又は改善し得ることを見出し、本発明をなすに至った。
【0009】
従って、本発明は、前記課題を解決するため、下記のコラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤及び老化防止用皮膚化粧料を提供する。
【0010】
請求項1の発明は、水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてバラ科オニイチゴの根部から抽出されるコラーゲン産生促進物質を有効成分として含有することを特徴とするコラーゲン産生促進剤である。請求項2の発明は、水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてバラ科オニイチゴの根部から抽出されるコラゲナーゼ活性阻害物質を有効成分として含有することを特徴とするコラゲナーゼ阻害剤である。請求項3の発明は、水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてバラ科オニイチゴの根部から抽出される線維芽細胞増殖作用物質を有効成分として含有することを特徴とする線維芽細胞増殖作用剤である。請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の有効成分を配合したことを特徴とする老化防止用皮膚化粧料である。
【0011】
なお、バラ科オニイチゴは、果実が食用にされているが、水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてオニイチゴの根部からの抽出物が優れたコラーゲン産生促進作用、コラゲナーゼ阻害作用、及び線維芽細胞増殖作用を有し、皮膚の老化防止及び/又は改善に有用であることは全く知られておらず、これらのことは本発明者らの新知見である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について更に詳しく説明する。本発明のコラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、及び線維芽細胞増殖作用剤は、水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてオニイチゴの根部から抽出されるコラーゲン産生促進物質、コラゲナーゼ活性阻害物質、及び線維芽細胞増殖作用物質を有効成分として含有する。
【0013】
ここで、オニイチゴ(学名:Rubus ellipticus、中国名:切頭懸鉤子)は、バラ科に属し、新鮮な果実は香りがあり食用にされている。オニイチゴはヒマラヤから東南アジア、中国東南部で自生又は栽培されており、これらの地域から容易に入手することができる。
【0014】
抽出原料として用いるオニイチゴの構成部位は、根部を抽出原料として用いる。
【0015】
抽出原料であるオニイチゴの根部などは、採取後ただちに乾燥し粉砕したものが適当である。乾燥は天日で行ってもよいし、通常使用される乾燥機を用いて行ってもよい。オニイチゴは、ヘキサン、ベンゼン等の非極性溶媒によって脱脂等の前処理を施してから抽出原料として使用してもよい。脱脂等の前処理を行うことにより、オニイチゴの抽出溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。
【0016】
前記抽出溶媒としては、水若しくは親水性有機溶媒又はこれらの混合溶媒を使用するのが好ましい。好適な抽出溶媒の具体例としては、水、低級脂肪族アルコール、含水の低級脂肪族アルコール等を例示でき、これらを単独で、又はこれら2種以上の混合物として使用することができる。好適な低級脂肪族アルコールの具体例としては、メタノール、エタノール、プロパノール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール等を例示することができる。
【0017】
抽出溶媒として使用し得る水には、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水等の他、これらに各種処理を施したものが含まれる。水に施す処理としては、例えば、精製、加熱、殺菌、滅菌、ろ過、イオン交換、浸透圧の調整、緩衝化等が含まれる。従って、本発明において抽出溶媒として使用し得る水には、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等も含まれる。
【0018】
2種以上の親水性有機溶媒の混合溶媒を抽出溶媒として使用する場合、その混合比は適宜調整することができる。例えば、水と低級脂肪族アルコールとの混合液を使用する場合には、水と低級脂肪族アルコールとの混合比を7:3〜2:8(質量比)とすることができる。
【0019】
抽出処理は、オニイチゴの根部に含まれる可溶性成分を抽出溶媒に溶出させ得る限り特に限定されず、常法に従って行うことができる。抽出処理の際には、特殊な抽出方法を採用する必要はなく、室温乃至還流加熱下において任意の装置を使用することができる。
【0020】
例えば、抽出溶媒を満たした処理槽に抽出原料を投入し、ときどき攪拌しながら可溶性成分を溶出させる。この際、抽出条件は抽出原料等に応じて適宜調整し得るが、抽出溶媒量は通常、抽出原料の5〜15倍量(質量比)であり、抽出時間は通常1〜3時間であり、抽出温度は通常常温〜95℃程度である。
【0021】
抽出処理により可溶性成分を溶出させた後、ろ過して抽出残渣を除くことによって、抽出液を得ることができる。得られた抽出液は、該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、該抽出液の乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物を得るために、常法に従って希釈、濃縮、乾燥、精製等の処理を施してもよい。
【0022】
得られた抽出液はそのままでもコラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤として使用することができるが、濃縮液又はその乾燥物としたものの方が利用しやすい。抽出液の乾燥物を得るにあたっては、吸湿性を改善するためにデキストリン、シクロデキストリン等のキャリアーを添加してもよい。
【0023】
また、オニイチゴの根部からの抽出物は特有の匂いと味を有しているため、その生理活性の低下を招かない範囲で脱色、脱臭等を目的とする精製を行うことも可能であるが、老化防止用皮膚化粧料に添加する場合には大量に使用するものではないから、未精製のままでも実用上支障はない。なお、精製は、具体的には活性炭処理、吸着樹脂処理、イオン交換樹脂処理等によって行うことができる。
【0024】
以上のようにして得られるオニイチゴ根部からの抽出物は、コラーゲン産生促進作用、コラゲナーゼ阻害作用及び線維芽細胞増殖作用を有する。オニイチゴ根部から抽出物は、そのままでもコラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤として使用することができるが、常法に従って製剤化して提供することもできる。製剤化する場合、保存や取扱いを容易にするために、デキストリン、シクロデキストリン等の薬学的に許容され得るキャリアー、その他任意の助剤を添加することができる。オニイチゴ根部からの抽出物は、製剤化により粉末状、顆粒状、錠剤状等、任意の剤形とすることができる。
【0025】
老化防止用皮膚化粧料> 本発明のコラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤及び線維芽細胞増殖作用剤は皮膚の老化を防止及び/又は改善することができると共に、皮膚に適用した場合の使用感と安全性に優れているため、老化防止用皮膚化粧料に配合するのに好適である。なお、老化防止用皮膚化粧料には、コラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤及び線維芽細胞増殖作用剤のいずれか1種を配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。この場合、本発明のコラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤及び線維芽細胞増殖作用剤の配合量は、老化防止用皮膚化粧料の種類や抽出物の生理活性等によって適宜調整することができるが、好適な配合率は標準的なオニイチゴの根部からの抽出物に換算して老化防止用皮膚化粧料全体に対し約0.01〜10質量%である。
【0028】
本発明の皮膚化粧料において、前記コラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤及び線維芽細胞増殖作用剤と共に構成成分として利用可能なものとしては、特に制限されないが、収斂剤、殺菌・抗菌剤、紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、消炎・抗アレルギー剤、抗酸化・活性酸素除去剤、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、香料などが用いられる。これらの構成成分は、前記オニイチゴの根部からの抽出物と共に、併用した場合、相乗的に作用して、通常期待される以上の優れた使用効果をもたらすことがある。
【0029】
前記収斂剤としては、例えば、クエン酸又はその塩類、酒石酸又はその塩類、乳酸又はその塩類、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム・カリウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛、硫酸亜鉛、ジユエキス、エイジツエキス、ハマメリスエキス、ゲンノショウコエキス、チャカテキン類、オドリコソウエキス、オトギリソウエキス、ダイオウエキス、ヤグルマソウエキス、キズタエキス、キューカンバーエキス、マロニエエキス、サルビアエキス、メリッサエキスなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0030】
前記殺菌・抗菌剤としては、例えば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、塩化ジステアリルメチルアンモニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジン、感光素101号、感光素201号、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ソルビン酸、ハロカルバン、レゾルシン、パラクロロフェノール、フェノキシエタノール、ビサボロール、ヒノキチオール、メントール、キトサン、キトサン分解物、ジユエキス、クジンエキス、エンメイソウエキス、ビワエキス、ユッカエキス、アロエエキス、ケイヒエキス、ガジュツエキスなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0031】
前記紫外線吸収剤としては、例えば、β−イソプロピルフラノン誘導体、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、オキシベンゾン、オキシベンゾンスルホン酸、テトラヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシベンゾフェノン、シノキサート、ジイソプロピルケイヒ酸メチル、メトキシケイヒ酸オクチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチル安息香酸オクチル、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、酸化チタン、β−カロチン、γ−オリザノール、コメヌカエキス、アロエエキス、カバノキエキス、シラカンバエキス、カミツレエキス、ヘンナエキス、チョウチグルミエキス、イチョウ葉エキス、カミツレエキス、セイヨウサンザシエキス、油溶性カンゾウエキスなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0032】
前記保湿剤としては、例えば、セリン、グリシン、スレオニン、アラニン、コラーゲン、加水分解コラーゲン、ヒドロネクチン、フィブロネクチン、ケラチン、エラスチン、ローヤルゼリー、コンドロイチン硫酸ヘパリン、グリセロリン脂質、グリセロ糖脂質、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質、リノール酸又はそのエステル類、エイコサペンタエン酸又はそのエステル類、ペクチン、ビフィズス菌発酵物、乳酸発酵物、酵母抽出物、レイシ菌糸体培養物又はその抽出物、小麦胚芽油、アボガド油、米胚芽油、ホホバ油、ダイズリン脂質、γ-オリザノール、ビロウドアオイエキス、ヨクイニンエキス、ジオウエキス、タイソウエキス、カイソウエキス、キダチアロエエキス、ゴボウエキス、マンネンロウエキス、アルニカエキス、小麦フスマなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0033】
前記細胞賦活剤としては、例えば、リボフラビン又はその誘導体、ピリドキシン又はその誘導体、ニコチン酸又はその誘導体、パントテン酸又はその誘導体、α−トコフェロール又はその誘導体、アルニカエキス、ニンジンエキス、ナタネニンジンエキス、ヘチマエキス(サポニン)、シコンエキス、オウバクエキス、ボタンピエキス、シャクヤクエキス、ムクロジエキス、ベニバナエキス、アシタバエキス、ビワ葉エキス、ヒキオコシエキス、ユキノシタエキス、黄杞エキス、サルビアエキス、ニンニクエキス、マンネンロウエキスなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0034】
前記消炎・抗アレルギー剤としては、例えば、アズレン、アラントイン、アミノカプロン酸、インドメタシン、塩化リゾチーム、イプシロンアミノカプロン酸、オキシベンゾン、グリチルリチン酸又はその誘導体、グリチルレチン酸又はその誘導体、感光素301号、感光素401号、塩酸ジフェンヒドラミン、トラネキサム酸又はその誘導体、アデノシンリン酸、エストラジオール、エスロン、エチニルエストラジオール、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン、プロゲステロン、コルチコステロン、アルニカエキス、インチンコウエキス、サンシシエキス、ジュウヤクエキス、カンゾウエキス、トウキエキス、ヨモギエキス、ワレモコウエキス、リンドウエキス、サイコエキス、センキュウエキス、セイヨウノコギリソウエキス、オウレンエキス、シソエキスなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0035】
前記抗酸化・活性酸素消去剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没子食酸プロピル、バイカリン、バイカレイン、スーパーオキサイドディスムターゼ、カタラーゼ、ローズマリーエキス、メリッサエキス、オウゴンエキス、エイジツエキス、ビワ葉エキス、ホップエキス、ハマメリスエキス、シャクヤクエキス、セージエキス、キナエキス、カミツレエキス、ユーカリエキス、シソエキス、イチョウ葉エキス、タイムエキス、カルダモンエキス、キャラウェイエキス、ナツメグエキス、メースエキス、ローレルエキス、クローブエキス、ターメリックエキス、ヤナギタデエキスなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0036】
前記油脂類としては、例えば、大豆油、アマニ油、ゴマ油、ヌカ油、綿実油、ナタネ油、サフラワー油、トウモロコシ油、オリーブ油、ツバキ油、アーモンド油、ヒマシ油、落花生油、カカオ油、パーム核油、牛脂、ミンク油、ホホバ油、月見草油、馬油などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0037】
前記ロウ類としては、例えば、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、蜜ロウ、サラシ蜜ロウ、鯨ロウ、セラックス、ラノリン類などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0038】
前記炭化水素類としては、例えば、流動パラフィン、ワセリン、マイクロスリスタリンワックス、セレシン、スクワラン、ポリエチレン末などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0039】
前記脂肪酸類としては、例えば、ステアリン酸、リノール酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ヘベニン酸、ラノリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、イソステアリン酸などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0040】
前記アルコール類としては、例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラノリンアルコール、水添ラノリンアルコール、オレイルアルコール、ヘキサデシルアルコール、2−オクチルドデカノール、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール又はその重合体、ブドウ糖、白糖、コレステロール、フィトステロール、セトステアリルアルコールなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0041】
前記エステル類としては、例えば、オレイン酸デシル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ジオレイン酸プロピレングリコール、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸グリセリン、トリミリスチン酸グリセリン、乳酸セチルなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0042】
前記界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤などを使用することができるが、中でも皮膚疾患の発生のない、又は軽微な化粧品原料基準に収載された界面活性剤が好ましい。例えば、大豆レシチン、卵黄レシチン、サポニン、オリゴ配糖体、リン脂質系バイオサーファクタント、アシルペプチド系バイオサーファクタント、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリリン酸ナトリウム、モノオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸プロピレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドなどの界面活性剤が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0043】
前記香料としては、例えば、メントール、カルボン、オイゲノール、アネトール、ハッカ油、スペアミント油、ペパーミント油、ユーカリ油、アニス油などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0044】
なお、本発明の老化防止用皮膚化粧料は、優れた皮膚の老化を防止及び/又は改善効果を有しており、例えば、軟膏、クリーム、乳液、化粧水、ローション、パック、口紅、リップクリーム、入浴剤等に幅広く用いることができる。
【0050】
なお、本発明のコラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤、老化防止用皮膚化粧料は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、それぞれの作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物に対して適用することもできる。
【0051】
【実施例】
以下、製造例、実施例及び比較例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0052】
〔製造例1〕
オニイチゴの根部の粗粉砕物300gを表1に示した4種類の抽出溶媒2000mLに投入し、穏やかに攪拌しながら3時間、70℃に保った後、ろ過し、ろ液を40℃で減圧下にて濃縮し、更に、減圧乾燥機で乾燥してオニイチゴ根抽出物を得た。抽出物の収率は表1に示したとおりであった。なお、抽出溶媒が混合物の場合、以下に示す混合比は質量基準によるものである。
【0053】
【表1】
Figure 0004350331
【0054】
〔製造例2〕
製造例1で用いたものと同じオニイチゴ根の粗粉砕物300gを表2に示した3種類の抽出溶媒2000mLに投入し、攪拌しながら80℃で3時間保持した後、ろ過して、表2に示した固形分濃度の抽出液約1500mLを得た。なお、抽出溶媒が混合物の場合、以下に示す混合比は質量基準によるものである。
【0055】
【表2】
Figure 0004350331
【0056】
〔実施例1〕 コラーゲン産生促進作用の試験
製造例1及び2で得られた試料No.1〜7の抽出物について、コラーゲン産生促進作用の試験を行った。具体的には、以下のようにして試験を行った。
【0057】
まず、ヒトの線維芽細胞を96well plateに播種し、37℃、5%CO−95%airの下にて、各試料添加培地(試料濃度:25ppm又は12.5ppm)で数日間培養した後、上清90μLをELISA plateに移し換え、4℃、over nightでplateに吸着させた後、溶液を捨て、0.05% Tween−20を含むリン酸生理緩衝液(PBS−T)にて、洗浄を行った。
その後、1%ウシ血清アルブミンを含むリン酸生理緩衝液で、ブロッキング操作を行った。溶液を捨て、0.05% Tween−20を含むリン酸生理緩衝液(PBS−T)にて、洗浄を行い、抗ヒトコラーゲンタイプI抗体(ウサギIgG;ケミコン社製)を反応させた。溶液を捨て、0.05% Tween−20を含むリン酸生理緩衝液(PBS−T)にて、洗浄を行い、HRP標識抗ウサギIgG抗体と反応させた後、同様の洗浄操作を行い、発色反応を行った。
コラーゲン産生促進率は、標準品を用いて上記ELISAを行い、検量線を作成し、試料無添加時のコラーゲン産生量を100%として算出した。各試料のコラーゲン産生促進率(%)を表3に示す。なお、試料が製造例2による抽出液の場合、「試料濃度」は固形分換算濃度である。
【0058】
【表3】
Figure 0004350331
表3の結果より、オニイチゴ根からの抽出物が線維芽細胞のコラーゲン産生を促進する作用を有することが確認された。また、かかるオニイチゴ根抽出物のコラーゲン産生促進作用の強さは、オニイチゴ根抽出物の濃度に依存して変化し、オニイチゴ根抽出物の濃度を調節することによりコラーゲン産生促進作用の強さを調節できることが確認された。
【0059】
〔実施例2〕 コラゲナーゼ阻害作用の試験
製造例1及び2で得られた試料No.1〜7の抽出物について、コラゲナーゼ阻害作用を試験した。具体的には、以下のようにして試験を行った。
【0060】
まず、各試料溶液(溶媒:20mmol/Lの塩化カルシウムを含有する0.1mol/Lトリス塩酸緩衝液(pH7.1))50μL、コラゲナーゼ溶液50μL及び基質溶液400μLを混合し、37℃で30分間インキュベーションした。
次いで、25mmol/Lクエン酸溶液1mLで反応を停止し、酢酸エチル5mLで抽出した。
得られた抽出液について、波長320nmの吸光度(対照液:酢酸エチル)を測定した。上記と同様の酵素反応と吸光度測定を、試料溶液の代わりに試料溶液と等量の前記緩衝液を添加して行った。更に、それぞれの場合について、コラゲナーゼ溶液の代わりに前記緩衝液を添加して同じ操作と測定を行った。
なお、コラゲナーゼ溶液はシグマ社のコラゲナーゼType IV 5mgを前記緩衝液1mLに溶解させ、使用時に50倍に希釈したものを使用した。基質溶液には、前記緩衝液にBACHEM Fenichemikalien AG社Pz−ペプチドを濃度が0.5mol/Lになるように溶解して使用した。
【0061】
測定結果より、次式によりコラゲナーゼ阻害率を算出した。
<数式1>
コラゲナーゼ阻害率(%)=〔1−(A−B)/(C−D)〕×100
但し、A:試料溶液添加,酵素添加時の吸光度
B:試料溶液添加,酵素無添加時の吸光度
C:試料無添加,酵素添加時の吸光度
D:試料無添加,酵素無添加時の吸光度
【0062】
試料濃度を段階的に減少させて上記阻害率の測定を行い、コラゲナーゼの活性を50%阻害する試料溶液濃度を内挿法により求めた。結果を表4に示す。なお、コラゲナーゼの50%阻害濃度が400ppm以下であるとコラゲナーゼ阻害活性が充分であると判断できる。
【0063】
【表4】
Figure 0004350331
表4に示される結果より、オニイチゴ根からの抽出物がコラゲナーゼ阻害作用を有することが確認された。また、かかるオニイチゴ根抽出物のコラゲナーゼ阻害作用の強さは、オニイチゴ根抽出物の濃度に依存して変化し、オニイチゴ根抽出物の濃度を調節することによりコラゲナーゼ阻害作用の強さを調節できることが確認された。
【0064】
〔実施例3〕 線維芽細胞増殖作用の試験
製造例1及び2で得られた試料No.1〜7の抽出物について、線維芽細胞増殖作用をMTT法(J.Immunol.Method 93,157,1986)に準拠して試験した。具体的には、以下のようにして試験を行った。
【0065】
まず、25cmの培養フラスコに入れた10%FBS含有培地(α−MEM培地:GIBCO BLR社製品,pH7.2)にヒト正常新生児皮膚線維芽細胞(NB1RGB)1×10個を播種し、37℃、5%CO−95%airの下で4日間培養した。
次いで、トリプシン処理し、遠心分離して細胞を集めた。沈澱として得られた細胞を5%FBS含有培地(α−MEM培地:GIBCO BLR社製品,pH7.2)に懸濁し、96well plate1穴につき7×10個ずつ分注した。24時間培養後、試料を溶解した5%FBS含有培地を1穴につき100μLずつ加え、37℃、5%CO−95%airの下で3日間培養した。
培養後、培地を1穴につき100μLずつ除去し、MTT試薬(3−(4,5−dimethyl−2−thiazolyl)−2,5−diphenyl−2H tetrazolium bromide,5mg/mL PBS(−)溶液)20μLを添加し、4.5時間インキュベーションした(増殖した細胞中のミトコンドリア由来の活性酸素がMTT試薬と反応し、黄色であった試薬の色が570nmに吸収のピークを有する青黄色に変わる。)。
その後、各穴に10質量%ドデシル硫酸ナトリウム−0.01mol/L硫酸溶液を100μLずつ分注し、18時間インキュベーションした。インキュベーション終了後、マイクロプレートリーダーを用いて570nmの吸光度を測定した。別に、試料だけでもブランクをとり、同様の操作を行い吸光度の測定を行った。なお、各吸光度測定値は、同時に測定した650nmの吸光度を差し引いて、増殖した細胞による濁度の影響を補正した。補正後の各吸光度より次式により細胞増殖促進率を求めた。
【0066】
<数式2>
細胞増殖促進率(%)=〔(A−C)−(B−D)〕/(B−D)×100
但し、A:試料添加時の吸光度
B:試料無添加時の吸光度
C:試料添加、細胞無添加時の吸光度
D:試料無添加、細胞無添加時の吸光度
【0067】
次に、試料濃度を400ppm、200ppm及び100ppm段階的に減少させて上記細胞増殖促進率の測定を行い線維芽細胞増殖作用を試験した。結果を表5に示す。
【0068】
【表5】
Figure 0004350331
表5の結果から、オニイチゴ根からの抽出物が線維芽細胞増殖作用を有することが確認できた。また、かかるオニイチゴ根抽出物の線維芽細胞増殖作用の強さは、オニイチゴ根抽出物の濃度に依存して変化し、オニイチゴ根抽出物の濃度を調節することにより線維芽細胞増殖作用の強さを調節できることが確認された。
【0069】
〔実施例4〕 シワ改善作用(皮膚の老化防止・改善作用)の試験
製造例1の試料No.2のオニイチゴ根50%エタノール抽出物を配合した下記組成の乳液(以下、「本発明乳液」という。)を常法に従って調製した。
オニイチゴ根抽出物(製造例1の試料No.2) 0.1g
セチルアルコール 0.5g
ミツロウ 2.0g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(10E.O) 1.0g
モノステアリン酸グリセリル 1.0g
ヒアルロン酸 0.1g
プロピレングリコール 5.0g
エタノール 3.0g
パラオキシ安息香酸メチル 0.3g
香料 0.03g
精製水 残部(全量を100mLとする)
【0070】
本発明乳液と、オニイチゴ根抽出物を含まない以外は本発明乳液と同じ組成からなる比較乳液とを用いて、下記の評価試験を行った。
<評価試験>
22〜51歳の女性多数の中から、皮溝・皮丘が消え、広範囲の角質がめくれている、又は皮溝・皮丘が不鮮明で、角質が部分的にめくれているなど肌荒れと判定された20名を選抜して被験者とした。
各被験者に、顔の右半分には本発明乳液を、左半分には比較乳液を、朝夕各1回、30日間塗布し、下記判定1及び判定2を行った。
【0071】
[判定1:シワ改善効果]
塗布試験終了後、シルフロ(FLEXICL DEVELOPMENTS LTD製)によるレプリカ法を用いて顔のレプリカをとり、各レプリカの写真を撮影し、スキャナにより画像を取り込み、画像処理ソフト(Adobe Photoshop(R) 5.0)を用いて処理し、各レプリカのヒストグラムを作成した。皮膚のシワの状態を観察し、表6に示す評価基準で判定した。判定結果を表7に示す。
【0072】
【表6】
Figure 0004350331
【0073】
【表7】
Figure 0004350331
表7の結果から、本発明乳液を塗布した領域は、比較乳液を塗布した領域に比べて顕著にシワが改善された。
【0074】
[判定2・官能評価]
使用感と肌への効果について、本発明乳液と比較乳液とを比較した場合の優劣を被験者全員に質問した。回答の集計結果を表8に示す。
【0075】
【表8】
Figure 0004350331
表8の結果より、官能評価によっても、上記判定1と同様の効果と、優れた使用感を有することが確認された。
【0076】
従って、判定1及び2の結果より、オニイチゴ根抽出物を配合した皮膚化粧料が皮膚の老化防止・改善作用(肌荒れ改善作用)を有すると共に、皮膚に適用した場合の使用感と安全性に優れていることが確認された。
【0077】
〔実施例5〕 乳液
下記の組成の乳液を常法により製造した。
ホホバオイル 4g
オリーブオイル 2g
スクワラン 2g
セタノール 2g
モノステアリン酸グリセリル 2g
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O) 2.5g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O) 2g
1,3−ブチレングリコール 3g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
アスコルビン酸リン酸マグネシウム 0.1g
黄杞エキス 0.1g
イチョウ葉エキス 0.1g
コンキオリン 0.1g
オウバクエキス 0.1g
カミツレエキス 0.1g
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
香料 0.05g
オニイチゴ根抽出物(製造例1の試料No.3) 0.1g
オニイチゴ根抽出物(製造例2の試料No.5) 1g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0078】
〔実施例6〕 化粧水
下記の組成の化粧水を常法により製造した。
グリセリン 3g
1,3−ブチレングリコール 3g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O) 0.5g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
クエン酸 0.1g
クエン酸ソーダ 0.1g
油溶性甘草エキス 0.1g
海藻エキス 0.1g
キシロビオースミクスチャー 0.5g
クジンエキス 0.1g
香料 0.05g
オニイチゴ根抽出物(製造例1の試料No.1) 0.2g
オニイチゴ根抽出物(製造例2の試料No.5) 2g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0079】
〔実施例7〕 クリーム
下記の組成のクリームを常法により製造した。
流動パラフィン 5g
サラシミツロウ 4g
セタノール 3g
スクワラン 10g
ラノリン 2g
ステアリン酸 1g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O) 1.5g
モノステアリン酸グリセリル 3g
1,3−ブチレングリコール 6g
パラオキシ安息香酸メチル 1.5g
レチノイン酸 0.1g
酵母抽出液 0.1g
シソ抽出液 0.1g
シナノキ抽出液 0.1g
ジユ抽出液 0.1g
香料 0.1g
オニイチゴ根抽出物(製造例1の試料No.3) 0.1g
オニイチゴ根抽出物(製造例2の試料No.5) 1g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0080】
〔実施例8〕 パック
下記の組成のパックを常法により製造した。
ポリビニルアルコール 15g
ポリエチレングリコール 3g
プロピレングリコール 7g
エタノール 10g
パラオキシ安息香酸エチル 0.05g
酢酸トコフェロール 0.1g
セージ抽出液 0.1g
トウキ抽出液 0.1g
ニンジン抽出液 0.1g
香料 0.05g
オニイチゴ根抽出物(製造例2の試料No.5) 5g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0083】
実施例5〜老化防止用皮膚化粧料は、いずれも優れたコラーゲン産生促進作用、コラゲナーゼ阻害作用、及び線維芽細胞増殖作用を発揮し得、皮膚の老化防止及び/又は改善に有用なものであった。
【0084】
以上説明したように、本発明によれば、水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてバラ科オニイチゴから抽出されるコラーゲン産生促進物質であって、真皮層線維芽細胞におけるコラーゲンの産生を促進して皮膚の老化防止及び/又は改善し得るコラーゲン産生促進物質を有効成分として含有するコラーゲン産生促進剤を提供することができる。また、本発明によれば、水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてバラ科オニイチゴから抽出されるコラゲナーゼ阻害物質であって、コラゲナーゼ活性を阻害することを通じてコラーゲンの減少・変性を抑制し、皮膚の老化を防止及び/又は改善し得るコラゲナーゼ活性阻害を有効成分として含有するコラゲナーゼ阻害剤を提供することができる。また、本発明によれば、水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてバラ科オニイチゴから抽出される線維芽細胞増殖物質であって、線維芽細胞増殖作用を通じて線維芽細胞を賦活化し、皮膚の老化を防止及び/又は改善し得る線維芽細胞増殖物質を有効成分として含有する線維芽細胞増殖作用剤を提供することができる。また、本発明によれば、優れたコラーゲン産生促進作用、コラゲナーゼ阻害作用、及び線維芽細胞増殖作用を有し、皮膚の老化を防止及び/又は改善に有用な老化防止用皮膚化粧料を提供することができる。

Claims (4)

  1. 水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてバラ科オニイチゴの根部から抽出されるコラーゲン産生促進物質を有効成分として含有することを特徴とするコラーゲン産生促進剤。
  2. 水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてバラ科オニイチゴの根部から抽出されるコラゲナーゼ活性阻害物質を有効成分として含有することを特徴とするコラゲナーゼ阻害剤。
  3. 水、メタノール、及びエタノールの少なくともいずれかを用いてバラ科オニイチゴの根部から抽出される線維芽細胞増殖作用物質を有効成分として含有することを特徴とする線維芽細胞増殖作用剤。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の有効成分を配合したことを特徴とする老化防止用皮膚化粧料。
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