JP4220305B2 - 有機エレクトロルミネセンス素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光状態が良好で、かつ発光効率の優れた有機エレクトロルミネセンス素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
有機エレクトロルミネセンス素子(以下、有機EL素子と略す)は、電界を印加させることにより、陽極から注入された正孔と、陰極から注入された電子の再結合エネルギーにより蛍光物質が発光する原理を利用した自発光素子である。この有機EL素子の代表的な研究例としては、C.W.Tangらが報告した積層型素子による低電圧駆動有機EL素子(例えば非特許文献1参照)が挙げられ、この積層型素子の開発により有機EL素子における発光特性が飛躍的に改善した。そして、この高性能な有機EL素子の開発が発端となって、近年、実用化に向けた有機EL素子の研究・開発が活発に行われてきている。
【0003】
Tangらによる2層積層型構造は、発光層にトリス(8-キノリノール)アルミニウム(AlQ)、正孔輸送層にトリフェニルジアミン誘導体(TPD)を用いたものである。この2層構造が優れた特性を示すのは、発光層への正孔の注入効率が高まること、陰極より注入された電子をブロックして再結合により生成する励起子の生成効率が高まること、生成した励起子を発光層内に閉じこめることができることによる。また、更に、この2層構造を発展させた例として、正孔輸送(注入)層、発光層、電子輸送(注入)層の3層積層型構造が報告されており、この3層構造は上記の正孔輸送(注入)層、電子輸送性発光層からなる2層構造とともに有機EL素子の代表的な素子構造としてよく知られている。なお、このような積層型素子における課題の一つとして、正孔と電子の再結合効率を改善することが望まれており、これを解決するために数多くの工夫がなされている。
【0004】
ところで、有機EL素子は高い応答速度を持ち、自発光素子であることから、携帯端末やテレビ用の高精細ディスプレイとしてその実用化が期待されているが、高精細有機ELディスプレイの製品化を実現するには、有機EL発光体の光取出し効率の改善が不可欠と考えられている。そこで、有機EL素子における光取り出し効率の改善の必要性について以下に詳細に説明する。
【0005】
まず、有機EL素子におけるキャリア再結合原理を考えた場合、電極から発光層に注入された電子と正孔はクローン相互作用により電子−正孔対となり、一部は一重項励起子となり、他の一部は三重項励起子を形成し、その生成割合は量子力学的密度によって1:3となってしまう。つまり、3重項状態からの燐光が観察されないとすると、発光の量子収率は最高でも25%となり、このことは有機EL素子では最高でも25%の効率しか得られないことを示している。また、有機EL素子では、発光体の屈折率の影響をうけるため、臨界角以上の出射角の光は全反射を起こし、外部に取り出すことが出来ない問題点もある。すなわち、発光体の屈折率が1.6であるとすると、発光量は全体の20%程度しか有効にならず、更に上述の一重項の生成比率(生成効率:25%)を併せると、全体では5%程度となり、有機EL素子の光取り出し効率はかなりの低効率となってしまう(例えば非特許文献2参照)。このため、有機EL素子では、この致命的な低下をもたらす光取出し効率の改善が不可欠である。
【0006】
そこで、光取り出し効率の改善への施策として、無機ELの技術を発展させる方向でいくつか検討されてきた。その研究例として、基板に集光性を持たせる手法(例えば特許文献1参照)や、素子の側面に反射面を形成させる手法(例えば特許文献2参照)がある。
【0007】
なお、従来構成として、特許文献4に、基板と、カラーフィルター層と、バリア層と、ホール注入電極と、有機発光層と、電子注入電極を順次有する有機EL素子が開示されており、バリア層は通常、酸化ケイ素が用いられる旨の記載がある。また特許文献5には、微小レンズ上全面にSiO2等からなる下地層が形成され、その上にITO膜を形成した有機EL発光素子も開示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開昭63−314795号
【特許文献2】
特開平1−220394号
【特許文献3】
特開昭62−172691号
【特許文献4】
特開2001−60495号
【特許文献5】
特開2002−260845号
【非特許文献1】
C.W.Tang、S.A.VanSlyke、アプライドフィジックスレターズ(Applied Physics Letters)、51巻、913頁、1987年など
【非特許文献2】
筒井哲夫、「有機エレクトロルミネセンスの現状と動向」、月刊ディスプレイ、Vol.1、No.3、p11、1995年9月
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ここに挙げる手法は、大面積基板では有用であるが、微少な画素面積で構成される高精細ディスプレイでは、集光性を持たせるレンズの作製や、側面の反射面の形成等が困難である問題点を持つ。そして、その上に発光層の厚さが数ミクロン以下である有機EL素子において、素子の側面に反射鏡を形成することは超微細加工技術を用いても非常に難しく、反射鏡が形成できたとしても、製造コストが大幅にアップしてしまい、実用化に大きな障害となる。
【0010】
一方、集光性や、側面の反射面を形成する手法と異なる研究例として、基板ガラスと発光体との間に、基板ガラスと発光体における各々の屈折率の中間値を持つ平坦層を導入し、これを反射防止膜に利用する例(例えば特許文献3参照)が報告されているが、この方法では前方への光取り出し効率を改善することは可能であるが、全反射を防止することが出来ないと考えられる。すなわち、この反射防止膜の原理では無機ELのような屈折率が大きな発光体では有効であるが、無機EL素子に比べて屈折率が低い発光体である有機EL素子では光取り出し効率を大きく改善することが出来ない問題点がある。
【0011】
以上、前述で示してきたように有機EL素子での光取り出し効率については数多くの研究例が報告されているが、未だ要求される性能を満たしておらず、新規な概念を持った改善施策の開拓が望まれてきた。
【0012】
そこで、光取出し効率を改善する新しい手法として、回折格子などといった光学要素を基板上に形成するという研究例(例えば上記の特許文献3参照)が報告されており、この手法は有機EL素子の光取出し効率の改善されるに有効であると考えられている。しかしながら、ここで示すような回折格子型有機EL素子については、光取り出し効率を大幅にできるものの、その製造が非常に困難とされ、特に、回折格子を埋め込むための溝加工プロセスや、素子形成前の基板を平坦にさせるための平坦化技術、および、基板への電極形成、更には基板面内で発光特性のバラツキ抑制などは現状の最先端な製造技術を用いても難しいとされている。
【0013】
そこで本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、発光特性が良好で、かつ高い発光効率を有する有機エレクトロルミネセンス素子を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前述の課題を鋭意検討した結果、有機エレクトロルミネセンス素子(以下、有機EL素子と略す)において、回折格子、散乱部、グレーティングまたは偏光フィルターである光学要素を有する基板の上に中間層を介して、陽極と陰極の間に発光層を含む1層以上の有機層を設けることで、良好な発光状態を有し、発光効率の高い有機EL素子を安定的に製造出来ることを見出した。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】
本発明の有機EL素子は、回折格子、散乱部、グレーティングまたは偏光フィルターである光学要素を有する基板の上に中間層を介して、陽極と陰極の間に発光層を含む1層以上の有機層を有することを特徴とする。本発明における光学要素とは、有機EL発光体から発せられた光の回折・散乱・反射・屈折現象に定量的もしく定性的に影響をもたらす光学的な構成要素である。そして、この光学要素の一例としては、回折格子、散乱構造、グレーティング、レンズ、カラーフィルター、偏光フィルターが挙げられる。本発明における回折格子は光の回折を利用してスペクトルを得る素子で、周期的に溝を刻んで、溝の間の滑らかな面で反射される光線の間の干渉で生ずる回折像を利用することからなる光学構造であり、散乱構造は散乱現象、すなわち1方向に進んできた波(光)が障害物に出会った時、光がその障害物を中心にさまざまな方向に拡がっていく現象をもたらす光学構造で、膜内に屈折率が異なる材料の微粒子や突起などをランダム状に散りばめることで作製でき、またレンズは一方の表面が曲面になっている等方均質な透明体で、基板や膜表面を曲面にすることで作製できる。一方、偏光フィルターは、偏光現象すなわち進行方向に垂直な面内で互いに直角方向で振動する成分が合成される現象をもたらす光学構造であり、市販の偏光フィルムなどを用いることが出来る。
【0017】
本発明における有機EL素子では、光学要素が回折格子であることが望ましい。回折格子が有する基板を用いること、さらにこの回折格子において回折ピッチを可視光と同程度に調整することで、更に発光効率の高い有機EL素子を得ることが出来る。
【0018】
また、本発明における有機EL素子では、光学要素からその上に厚さ50nm以内に中間層を設けるのが好ましい。これは光学要素と、有機層を一対の電極間に挟んで構成した有機EL層との距離を縮めることで、中間層上に電極を安定的に作製することが出来るうえに、良好な発光状態を持つ有機EL素子を安定的に製造することが可能となる。
【0019】
本発明において、中間層を形成する材料の屈折率が、その中間層上に形成される電極材料の屈折率よりも小さい場合は、中間層の膜厚が10〜200nmの範囲であることが好ましい。中間層を形成する材料の屈折率がその中間層上に形成される電極材料の屈折率よりも小さい場合において、中間層の膜厚が10nm未満では中間層の上に平坦な電極を形成することが困難で、素子の寿命が大幅に低下してしまう問題点がある。また、中間層の屈折率が電極材料の屈折率よりも小さい場合で、中間層の膜厚を200nmより越える量にした場合、発光体の中間層での全反射を抑制することが出来ず、発光効率が大幅に低下してしまう問題点がある。
【0020】
本発明において、中間層を形成する材料の屈折率が、その中間層上に形成される電極材料の屈折率と同等かもしくはそれ以上の場合、中間層の膜厚が300nm以下であることが望ましい。この条件で中間層の膜厚が300nmを超える量である場合、中間層を含む基板の透過率が大きく低下してしまい、素子の発光効率のかなり低下をもたらしてしまう問題点がある。
【0021】
本発明の有機EL素子において、中間層を形成する材料が光学要素を構成する材料と同一、もしくは異なる材料でもよいが、中間層を形成する材料の透過率が70%以上であることが好ましい。すなわち、中間層の材料は基板の材質に関わらず、透過率が上記で規定した透過率条件を満たすものであれば、すべての材料を選択できる。なお、この透過率は、中間層材料を200nm厚で形成させた石英ガラスにおける波長630nmでの透過率であり、中間層材料の成膜はスパッタリング法、真空蒸着法、スピンコート法、CVD法などで可能である。また、透過率の測定には、市販の分光光度計(Shimazu UV4000など)を使用することが出来る。
【0022】
本発明において、中間層を形成する材料が酸化シリコン(SiO2)、酸化チタン(TiO2)、インジウム錫酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、酸化亜鉛(ZnO2)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、5酸化2タンタル(Ta2O5)、アルミナ(Al2O3)、薄膜ダイアモンドのいずれかであることが望ましい。ここで挙げられる材料は透過率も高いうえに、基板上に安定的に均質な膜を形成することが可能である。従って、中間層材料に上記の材料を用いることで有機EL素子の製造が容易になる。
【0023】
本発明において、中間層を形成するプロセスとして、スピンコート法を用いるのが好ましい。ここで示すスピンコート法により中間層を成膜することによって、平坦性の高く、均質な薄膜を容易に作製することが出来できる。均質な中間層を用いることにより、有機EL素子の寿命などの信頼性が向上し、さらには、製造容易性が向上し、量産化の観点から非常に有利となる。なお、本発明におけるスピンコート法とは、中間層材料を溶剤中に分散させたいわゆるゾルゲル塗布液を基板上でスピンコートし、焼成工程により硬質な膜を形成する手法であるが、塗布液を用いる成膜方法であれば、いかなる方法でも構わず、特にこれに限定されるものでない。なお、このスピンコート法の代表的なものとして、ゾルゲルガラスを塗布材料として用いたスピン・オン・グラス法(SOG法)が挙げられる。
【0024】
本発明の有機EL素子では、中間層を付着させる基板表面に平坦化工程が施すことが望ましい。すなわち、中間層を付着する表面平坦化工程を施すことで、基板面内で膜厚や膜質のバラツキがない中間層を形成することが可能となり、これによって中間層上に良好な特性を持つ有機EL層を積層させることが可能となる。
【0025】
また、本発明の有機EL素子では、中間層を付着させる基板表面への平坦化工程が、研磨プロセスまたは、リアクテイブ・イオン・エッチング(以下、RIEと略す)のいずれかであることが望ましい。平坦化工程に、研磨プロセス、RIE工程を用いることによって基板面内の平坦性のバラツキや膜厚のバラツキを抑制することが可能となり、大面積基板においても全面に均一な発光特性を有する有機EL素子を容易に製造することが可能となる。なお、本明細書での研磨工程には、通常、半導体製造プロセスで用いられるケミカル・メカニカル・ポリッシング(CMP)法などが使用できる。このCMP法は、機械的な研磨と化学的なエッチングを同時に進行させる研磨方式で、研磨スラリーとしてシリカ等の微粒子をアルカリ溶液に懸濁させたもの用いる。そして、この研磨プロセスでは、研磨パッドを貼り付けた研磨定盤と基板との摺り合わせを研磨スラリー滴下条件で促進させることで研磨が可能となり、微粒子が機械的な研磨、アルカリ液がエッチング過程を受け持っている。なお、研磨機としては市販の装置が使用できるが、代表的な装置として、NF300(ナノファクター社製)がある。また、研磨パッドは市販の研磨パッドを使用することが可能で、一例としてIC1000、Suba400などがあるが、特にこれに限定されるものではない。さらに、研磨スラリーには微粒子成分としてシリカ粉末、ダイアモンド粉末を使用し、アルカリ金属系やアンモニア系、アミン系などの化学物質の溶液に懸濁させた溶液などを用いることが出来る。一方、RIE工程(反応性イオンエッチング工程)はハロゲン化合物を含むフロンガスなどを用いるエッチング手法で、通常のアルゴンガスを用いるスパッタエッチングに比べ数十倍のエッチング速度を再現することが出来る。これは、プラズマ中に出来たイオンと励起活性種が共存することで、これらが試料に作用することによって、物理的かつ化学的にエッチングを行うことができるためであると考えられている。本発明では、一般的な製造ラインで使用されているRIE装置を用いることが可能で、エッチング対象となる材料、すなわち中間層を形成する材料の種類によって最適な材料ガスを用いることが出来る。材料ガスの代表例として、CF4、CHF3などの含ハロゲン原子ガスが挙げられるが、特に限定されるものではない。
【0026】
本発明の有機EL素子では、光学要素が屈折率の異なる2種類の材料から形成され、その2種材料での屈折率差が0.3以上であることが好ましい。光学要素を構成する材料の屈折率差を利用することで、低屈折率、高屈折率の材料の組み合わせによる光学要素の作製が可能となり、光学特性効率を大幅な向上ができる。例えば、回折格子では、2種材料の屈折率差を拡大することで回折効率の大幅な向上が期待できる。このように、光学要素の光学特性効率を向上させることで、有機EL素子の発光効率の著しい改善が可能となる。
【0027】
続いて、本発明における有機EL素子における有機EL層について説明する。本発明の有機EL素子の構造は、陽極と陰極との間に有機層を1層、もしくは2層以上積層した構造であり、その基本構造として、陽極、発光層、陰極という順で積層した構造や、陽極、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、陰極という順で積層した構造や、陽極、正孔輸送層、発光層、陰極という順で積層した構造、さらには、陽極、発光層、電子輸送層、陰極という順で積層した構造が挙げられる。
【0028】
まず、本発明における正孔輸送剤は通常の正孔輸送材料として使用されている材料であれば構わず、その代表例として、ビス(ジ(P−トリル)アミノフェニル)−1,1−シクロヘキサン(1)、N−N’−ジフェニル−N−N’−ビス(3−メチルフェニル)−1−1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン(2)、N−N’−ジフェニル−N−N−ビス(1−ナフチル−1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン(3)等のトリフェニルジアミン類や、スターバースト型分子((04)〜(06))などが挙げられるが、特にこれに限定されるものではない。
【0029】
本発明における電荷輸送材料は通常使用されている電荷輸送材料であれば構わず、その代表例として、2−(4−ビフェニリル)−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール(07)、ビス{2−84−t−ブチルフェニル}−1,3,4−オキサジアゾール}−m−フェニレン(08)などのオキサジアゾール誘導体((09)、(10))、トリアゾール誘導体、キノリノール金属錯体((11)〜(14))などが挙げられるが、特にこれに限定されるものではない。
【0030】
本発明の有機EL素子に用いられる有機EL発光物質は、通常に使用されている発光材料であれば構わず、その代表例として、ジスチリルアリーレン誘導体、クマリン誘導体、ジシアノメチレンピラン誘導体、ペリレン誘導体、及び特開平8−298186号公報や特開平9−268284号公報で開示される芳香族系材料、特開平9−157643号公報や特開平9−268283号公報で開示されるアントラセン系材料、特開平5−70773号公報で開示されるキナクリドン誘導体などが挙げられるが、特にこれに限定されるものではない。
【0031】
本発明の有機EL素子で使用される陽極は、正孔輸送材料または発光材料に正孔を注入する機能を持つものであり、その仕事関数が4.5eV以上であることが好ましい。仕事関数が4.5eV未満の陽極を有機EL素子に使用した場合、十分な正孔注入特性が得られず、充分な発光効率が得られない問題点がある。なお、代表的な陽極材料としては、酸化インジウム錫合金(ITO)、酸化インジウム亜鉛合金(IZO)、酸化錫、金、銀、白金、銅などが挙げられるが、特にこれに限定されるものではない。
【0032】
本発明の有機EL素子で使用される陰極は、電荷輸送体または発光材料に電子を注入することを目的とするもので、仕事関数が小さい材料が好ましい。仕事関数の大きな材料を陰極に使用した場合、良好な発光特性を再現することが困難になる。なお、代表的な陰極材料としては、インジウム、アルミニウム、マグネシウム、マグネシウム−インジウム合金、マグネシウム−アルミニウム合金、アルミニウム−リチウム合金、アルミニウム−スカンジウム−リチウム合金、マグネシウム−銀合金などが挙げられるが、特にこれに限定されるものではない。
【0033】
本発明の有機EL素子における各層は、公知の方法により形成することが出来る。その代表的な手法として、真空蒸着法、分子線蒸着法(MBE法)や、層を構成する材料を溶剤に溶かし、その溶液を用いて塗布する手法であるディッピング法、スピンコート法、キャスティング法、バーコート法、ロールコート法などが挙げられるが、特にこれに限定されるものではない。
【0034】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されない。
【0035】
(実施例1)
実施例1の構造は図1の通りである。50mm×50mmのガラス基板(HOYA製 NA45、1.1mm厚)の上に図2に示す回折格子を作製した。まず、上記ガラスの基板1上にi線レジスト(東京応化製 THMR−iP1700)をスピンコートにより2μm厚に形成し、i線ステッパーを用いて幅0.1μm、間隔0.1μmのパターンを形成した。次に、パターン形成した基板1をフッ化水素酸溶液に浸漬し、深さ100nmの溝を形成した後、残存レジストを専用の剥離液で除去し、回折格子2を得た。続いて、窒化シリコン(Si3N4)をターゲットとして用いるスパッタリング法により行い、300nm厚のSi3N4膜を形成した。更に、Si3N4膜上に、中間層3として酸化シリコン(SiO2)を50nm厚でスパッタリング法により形成した後、中間層3上に陽極4、有機EL層5、陰極6という順で積層し、有機EL素子を作製した。
【0036】
なお、有機EL層5(図3に示すように陽極4、正孔注入層8、発光層9、陰極6という順で積層した層)の作製方法は以下の通りである。基板1上に酸化インジウム錫合金(ITO)をスパッタリング法により成膜し、これを陽極4とした。ここでのITOの膜厚は100nmで、シート抵抗は20Ω/□であった。そして、形成したITOを2mm×50mmの帯になるように、メタルマスクを用いてパターンニングした。なお、2mm×50mmの帯は図4中のITOパターン部11で示すように基板1上に5本作製した。
【0037】
続いて、陽極4であるITO層上に、正孔注入層8、発光層9、陰極6の順で各層を抵抗加熱式真空蒸着法により成膜した。この有機EL層5の作製で使用した真空蒸着装置(不図示)は、真空槽上部に設置した基板に対し、この下方250mmの距離に、蒸着する材料を充填したモリブテン製のボートを設置し、基板への入射角が38度になるように配置した。基板回転数は毎分30回転とした。また、本実施例における成膜(蒸着)条件は、圧力が5×10-7Torrに到達した時点で蒸着を開始させ、基板横に装着した水晶振動子式膜厚制御装置により蒸着速度を制御させたものである。なお、蒸着速度を毎秒0.15nmとし、正孔注入層としてN,N’−ジフェニル−N−N−ビス(1−ナフチル)−1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン(以下、α−NMPと略す)を50nm、発光材料としてトリス(8−キノリノール)アルミニウム(以下、AlQと略す)を70nm、そして、陰極としてマグネシウム銀合金を蒸着速度比10:1で共蒸着により150nmと、順次形成して、有機EL素子を作製した。なお、陰極はメタルマスクを用いて、図5で示されるパターン(陰極パターン12)を形成した。従って、陰極4と陽極6のパターン形状から、本実施例の有機EL素子では、図6で示すように基板1内に2mm×2mmサイズの有機EL発光部13が5個形成されることになる。
【0038】
(実施例2)
実施例2は、実施例1の構造、作製プロセスの中で、回折格子2のピッチのみ変更したもので、ピッチを幅0.05μm、間隔0.05μm、深さ100nmとした。
【0039】
(実施例3)
実施例3は、実施例1の構造、作製プロセスの中で、50mm×50mmのガラス基板(HOYA製 NA45、1.1mm厚)を、フッ化水素酸標準液に浸漬し、基板表面を荒らすことで、散乱部の形成を行った。
【0040】
続いて、この散乱部の埋め込み、中間層3の作製、有機EL層5の作製を実施例1と同じ条件で行い、有機EL素子を作製した。
【0041】
(実施例4)
実施例4は、実施例1の構造、作製プロセスの中で、50mm×50mmのガラス基板(HOYA製 NA45、1.1mm厚)の表面を紙ヤスリ#300で擦ることによって、基板表面を荒らして、散乱部の形成を行った。
【0042】
続いて、この散乱部の埋め込み、中間層3の作製、有機EL層5の作製を実施例1と同じ条件で行い、有機EL素子を作製した。
【0043】
(実施例5)
実施例5の有機EL素子の構造を図7に示す。
【0044】
実施例1と同じ条件で回折格子を作製し、回折格子の埋め込みを行った。そして、Si3N4膜の平坦化を行った。この平坦化工程は機械研磨によるもので、Si3N4膜の回折格子2直上から残膜量が10nm以内になるようにSi3N4膜を削り落とした。この後、実施例1と同じ条件で、Si3N4膜上に中間層3としてSiO2膜を厚さ50nmになるように形成し、このSiO2膜上に、図7に示すように陽極4、有機層5、陰極6という順で形成し、有機EL素子を作製した。有機層5は陽極4の上に正孔注入層8、発光層9、陰極6という順で積層した層である。
【0045】
(実施例6)
実施例6は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層3であるSiO2膜の膜厚を20nmに変更したものである。
【0046】
(実施例7)
実施例7は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層3であるSiO2膜の膜厚を200nmに変更したものである。
【0047】
(実施例8)
実施例8は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層3の材料を窒化シリコン(Si3N4)膜にしたものである。なお、Si3N4膜の膜厚は50nmとした。
【0048】
(実施例9)
実施例9は、実施例8の構造、作製プロセスの中で、中間層3であるSi3N4膜の膜厚を100nmに変更したものである。
【0049】
(実施例10)
実施例10は、実施例8の構造、作製プロセスの中で、中間層3であるSi3N4膜の膜厚を300nmに変更したものである。
【0050】
(実施例11)
実施例11は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層3の材料を酸化チタン(TiO2)膜にしたものである。なお、TiO2膜の膜厚は50nmとした。
【0051】
(実施例12)
実施例12は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層3の材料を酸化ジルコニウム(ZrO2)膜にしたものである。なお、ZrO2膜の膜厚は50nmとした。
【0052】
(実施例13)
実施例13は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層3の材料を5酸化2タンタル(Ta2O5)膜にしたものである。なお、Ta2O5膜の膜厚は50nmとした。
【0053】
(実施例14)
実施例14は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層3の材料をインジウム錫酸化物(ITO)膜にしたものである。なお、ITO膜の膜厚は50nmとした。
【0054】
(実施例15)
実施例16は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層の製膜方法のみ変更したものである。中間層(SiO2)の成膜はSiO2膜の成膜用ゾルゲル法塗布液(Si−05S 高純度化学研究所製)を用いてスピンコート法により行った。なお、スピンコートは回転数を2000〜5000rpmで行い、ゾルゲル塗布液の焼成は500℃、4時間で行った。また、SiO2膜厚は50nmであった。
【0055】
(実施例16)
実施例16は、実施例11の構造、作製プロセスの中で、中間層3の製膜方法のみ変更したものである。中間層(TiO2)の成膜はTiO2膜の成膜用有機金属分解法塗布液(Ti−05 高純度化学研究所製)を用いてスピンコート法により行った。なお、スピンコートは回転数を2000〜5000rpmで行い、塗布液の焼成は400℃、2時間で行った。また、TiO2膜厚は50nmであった。
【0056】
(実施例17)
実施例17は、実施例12の構造、作製プロセスの中で、中間層の製膜方法のみ変更したものである。中間層(ZrO2)の成膜はZrO2膜の成膜用有機金属分解法塗布液(Zr−05−P 高純度化学研究所製)を用いてスピンコート法により行った。なお、スピンコートは回転数を2000〜5000rpmで行い、塗布液の焼成は400℃、2時間で行った。また、ZrO2膜厚は50nmであった。
【0057】
(実施例18)
実施例18は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層3の平坦化プロセスのみ変更したもので、溝加工膜(Si3N4)の平坦化にCMP(Chemical Mechanical Polishing)プロセスを用いた。このCMPプロセスでは、研磨パッドにSuba400、研磨スラリーに、粒径200nmのコロイダルシリカ研磨液を使用した。また、研磨機は市販のCMP装置を使用した。
【0058】
(実施例19)
実施例19は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層3の平坦化プロセスのみ変更したもので、リアクティブ・イオン・エッチング(Reactive Ion Etching)プロセス(以下、RIEプロセスと略す)を用いた。このRIEプロセスは、材料ガスにテトラフルオロメタン(CF4)ガスを用いて、市販のRIE装置を用いて行った。
【0059】
(実施例20)
実施例20は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、回折格子2の溝加工膜の材料のみ変更したもので、溝加工膜として、インジウム錫酸化物(ITO)膜を用いた。なお、ITO膜の成膜はスパッタリング法で行い、膜厚は200nmで屈折率は1.83であった。
【0060】
(実施例21)
実施例21は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、回折格子の溝加工膜の材料のみ変更したもので、埋め込み膜として、酸化チタン(TiO2)膜を用いた。なお、TiO2膜の成膜はスパッタリング法で行い、膜厚は200nmで屈折率は2.1であった。
【0061】
(実施例22)
実施例22は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、回折格子の溝加工膜の材料のみ変更したもので、埋め込み膜として、酸化ジルコニウム(ZrO2)膜を用いた。なお、ZrO2膜の成膜はスパッタリング法で行い、膜厚は200nmで屈折率は2.04であった。
【0062】
(比較例1)
比較例1に用いる有機薄膜エレクトロルミセント素子の作製手順を示す。図8に比較例1の構造図である。
【0063】
図8において素子構成は、ガラス基板31、陽極(ITO)32、正孔注入層(α−NMP)33、発光層(AlQ)34、陰極(MgAg)35という順で積層したものである。
【0064】
50mm×25mmのガラス基板31(HOYA製 NA45、1.1mm厚)上に酸化インジウム錫合金(ITO)をスパッタリング法により成膜し、これを陽極32とした。ITOの膜厚は100nm、シート抵抗は20Ω/□であった。そして、形成したITOを2mm×50mmの帯になるように、メタルマスクを用いてパターンニングした。
【0065】
続いて、陽極32のITO層上に、正孔注入層33、発光層34、陰極35の順で各層を積層した。なお、有機層(正孔注入層33、発光層34)と陰極35との成膜は抵抗加熱式真空蒸着法を用いて行った。
【0066】
以下に、真空蒸着法による成膜手順について詳しく説明する。使用した真空蒸着装置は、真空槽上部に設置した基板に対し、この基板の下方250mmの距離に、蒸着する材料を充填したモリブテン製のボートを設置し、基板への入射角が38度になるように配置されている。基板回転数は毎分30回転とした。比較例1における成膜(蒸着)では、圧力が5×10-7Torrに到達した時点で蒸着を開始させ、基板横に装着した水晶振動子式膜厚制御装置により蒸着速度を制御した。なお、蒸着速度を毎秒0.15nmとし、正孔注入層としてN,N’−ジフェニル−N−N−ビス(1−ナフチル)−1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン(以下、α−NMPと略す)を50nm、発光材料としてトリス(8−キノリノール)アルミニウム(以下、AlQと略す)を70nm、そして、陰極としてマグネシウム銀合金を蒸着速度比10:1で共蒸着により150nmと、順次積層して、有機EL素子を作製した。
【0067】
(比較例2)
石英ガラス(1.1mm厚)上に陽極、正孔注入層、発光層、陰極を順次積層し、有機EL素子の作製を行った。なお、陽極以降の工程は、比較例1と同じ条件で行った。
【0068】
(比較例3)
比較例3は、実施例1の構造、作製プロセスの中で、中間層のみ取り除いたものである。
【0069】
(比較例4)
比較例4は、実施例2の構造、作製プロセスの中で、中間層のみ取り除いたものである。
【0070】
(比較例5)
比較例5は、実施例3の構造、作製プロセスの中で、中間層のみ取り除いたものである。
【0071】
(比較例6)
比較例6は、実施例4の構造、作製プロセスの中で、中間層のみ取り除いたものである。
【0072】
(比較例7)
比較例7は、実施例5の構造、作製プロセスの中で、中間層のみ取り除いたものである。
【0073】
(比較例8)
比較例8は、実施例18の構造、作製プロセスの中で、中間層のみ取り除いたものである。
【0074】
(比較例9)
比較例9は、実施例19の構造、作製プロセスの中で、中間層のみ取り除いたものである。
【0075】
(比較例10)
比較例10は、実施例20の構造、作製プロセスの中で、中間層のみ取り除いたものである。
【0076】
(比較例11)
比較例11は、実施例21の構造、作製プロセスの中で、中間層のみ取り除いたものである。
【0077】
(比較例12)
比較例12は、実施例22の構造、作製プロセスの中で、中間層のみ取り除いたものである。
【0078】
(評価)
実施例1〜22、比較例1〜12の有機EL素子について評価1〜評価6の特性評価を行った。なお、実施例、比較例の基板では、図9で示すように基板1上に2mm×2mmサイズの5つの発光部(位置A、位置B、位置C、位置D、位置E)を有している。
【0079】
「評価1」発光効率
有機EL素子に10Vの電圧を印加して電流密度(mA/cm2)と輝度(cd)を測定し、輝度/電流密度から発光効率(cd/m2)を算出した。なお、測定は輝度計を用いて測定位置は基板の中心部とした。また、この発光効率の評価は、各基板上の4つの発光部(図9中の位置A、位置B、位置C、位置D)について行った。
【0080】
「評価2」発光特性
有機EL素子に10Vの電圧印加して、発光部の発光状態を観察した。この観察は目視で行い、下記の指標により発光特性を判断した。また、この評価は、各基板上の4つの発光部(位置A、位置B、位置C、位置D)にて行った。
○:すべての発光部全面で良好な発光を示す。
△:局部的な非発光部が観察される。
×:発光しない発光部が観察される。
【0081】
「評価3」寿命評価
有機EL素子に5mA/cm2の直流電流を100時間印加し、寿命を測定した。この評価は、印加後100時間の時の発光効率(Ea)と電流印加後2分以内の発光効率(Eb)との間の変化率(Ea/Eb)を算出し、下記の指標により寿命性能を判断した。なお、この寿命測定は、発光部Eにて測定した。
○ :La/Lbが0.90以上
△ :La/Lbが0.80以上0.90未満
× :La/Lbが0.80未満
「評価4」基板内での特性バラツキの評価
各実施例、各比較例における基板面内の発光効率のバラツキを評価した。この評価は、各基板での4つ発光部位(位置A、位置B、位置C、位置D)のおける発光効率を測定して、4つの発光部の中で最大の値を示すものをEmax、最小の値を示すものをEminとして、下記に示す判断指標を用いてのバラツキを判断した。なお、発光効率の評価は上記評価1と同様に10Vの電圧印加時の発光効率を測定したものである。
○ :Emin/Emaxが0.90以上
△ :Emin/Emaxが0.80以上0.90未満
× :Emin/Emaxが0.80未満
「評価5」製造安定性1(良好な発光の再現性確認)
各実施例、各比較例で示す基板について同じ製造条件で各々3枚づつ作製し、製造安定性(良好な発光の再現性確認)を評価した。この評価は、製造再現性確認のために作製した3枚の基板における素子の発光状態を目視で観察し、下記の指標で評価した。また、この評価は、3枚の基板各々で4つの発光部(位置A、位置B、位置C、位置D)を観察しており、合計12個の発光部で観察している。
○:すべての発光部で良好な発光を示す。
△:局部的な非発光部が観察される。
×:発光しない発光部が観察される。
【0082】
「評価6」製造安定性2(発光効率の再現確認)
各実施例、各比較例で示す基板について同じ製造条件で各々3枚ずつ作製し、製造安定性(発光効率の再現確認)を評価した。この評価は、製造安定性評価で作製した3枚の基板で4つの発光部位(位置A、位置B、位置C、位置D)(合計12個 4個の発光部×3個の基板)で効率を測定した。再現性の判断は、12個の発光部での測定値の中で、最大の値を示すものをEmax、最小の値を示すものをEminとして、下記に示す指標を用いて行った。なお、発光効率の評価は上記評価1と同様に10Vの電圧印加時の発光効率を測定したものである。
○ :Emin/Emaxが0.90以上
△ :Emin/Emaxが0.80以上0.90未満
× :Emin/Emaxが0.80未満
「評価7」製造安定性3(素子寿命の再現確認)
各実施例、各比較例で示す基板について同じ製造条件で各々3枚ずつ作製し、製造安定性(素子寿命の再現確認)を評価した。この寿命評価は、有機EL素子に5mA/cm2の直流電流を100時間印加し、この時の発光効率を測定するもので、各基板の発光部Eにて評価した。なお、寿命再現性の判断は、各3枚の基板における評価値の中で、最大の値を示すものをLmax、最小の値を示すものをLminとして、下記に示す指標により判断した。
○ :Lmin/Lmaxが0.90以上
△ :Lmin/Lmaxが0.80以上0.90未満
× :Lmin/Lmaxが0.80未満
【0083】
【表1】
【0084】
【表2】
【0085】
【表3】
【0086】
【表4】
【0087】
以上の実施例、比較例の結果の通り、本発明の有機エレクトロルミネセンス素子は、発光状態が良好で、かつ高い発光効率を有する。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、有機エレクトロルミネセンス素子において、回折格子、散乱部、グレーティングまたは偏光フィルターである光学要素を有する基板の上に中間層を介して、陽極と陰極の間に発光層を含む1層以上の有機層を設けることにより、良好な発光特性を持ち、高い発光効率を有する有機エレクトロルミネセンス素子を安定的に作製することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機エレクトロルミネセンス素子の構成図である。
【図2】回折格子の断面図である。
【図3】本発明に関わる有機エレクトロルミネセンス層の概略図である。
【図4】本発明の有機エレクトロルミネセンス素子で用いたITOパターンの概略図である。
【図5】本発明の有機エレクトロルミネセンス素子での陽極形成マスクの概略図である。
【図6】本発明の有機エレクトロルミネセンス素子の発光部の概略図である。
【図7】実施例5の構造図である。
【図8】比較例1の構造図である。
【図9】評価で使用した発光部位置の概略図
【符号の説明】
1 基板
2 回折格子
3 中間層
4 陽極(MgAg)
5 有機EL層
6 陰極(ITO)
8 正孔注入層(α-NMP)
9 発光層(AlQ)
11 ITOパターン部
12 陰極パターン
13 有機EL発光部
31 ガラス基板
32 陽極(ITO)
33 正孔注入層(α-NMP)
34 発光層(AlQ)
35 陰極(MgAg)
Claims (8)
- 基板と、
前記基板上に位置する回折格子、散乱部、グレーティングまたは偏光フィルターである光学要素と、
前記光学要素上に位置する溝加工膜と、
前記溝加工膜上に位置し、前記溝加工膜とは異なる材料からなる中間層と、
前記中間層上に位置する陽極と、
前記陽極上に位置する発光層を含む有機層と、
前記有機層上に位置する陰極と、を含み、
前記中間層を構成する材料の屈折率が前記陽極を構成する材料の屈折率よりも小さく、かつ前記中間層の膜厚が10〜200nmであることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。 - 基板と、
前記基板上に位置する回折格子、散乱部、グレーティングまたは偏光フィルターである光学要素と、
前記光学要素上に位置する溝加工膜と、
前記溝加工膜上に位置し、前記溝加工膜とは異なる材料からなる中間層と、
前記中間層上に位置する陽極と、
前記陽極上に位置する発光層を含む有機層と、
前記有機層上に位置する陰極と、を含み、
前記中間層を構成する材料の屈折率が前記陽極を構成する材料の屈折率よりも大きく、かつ前記中間層の膜厚が10〜300nmであることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。 - 前記中間層は前記光学要素からその上に厚さ50nm以内にある、請求項1または2のいずれかに記載の有機エレクトロルミネセンス素子。
- 前記中間層を形成する材料が、前記光学要素を構成する材料と同一材料、もしくは異なる材料であり、前記中間層の透過率が70%以上である、請求項1から3のいずれかに記載の有機エレクトロルミネセンス素子。
- 前記中間層を形成する材料が酸化シリコン(SiO2)、酸化チタン(TiO2)、酸化亜鉛(ZnO2)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、5酸化2タンタル(Ta2O5)、アルミナ(Al2O3)、薄膜ダイアモンドのいずれかである、請求項1から4のいずれかに記載の有機エレクトロルミネセンス素子。
- 前記中間層の形成方法がスピンコート法である、請求項1から5のいずれかに記載の有機エレクトロルミネセンス素子。
- 前記中間層を付着させる基板の表面に平坦化工程を施し、その平坦化工程が研磨プロセス、またはリアクテイブ・イオン・エッチングのいずれかである、請求項1から6のいずれかに記載の有機エレクトロルミネセンス素子。
- 前記光学要素が2種の屈折率が異なる材料から形成され、これら2種の材料における屈折率差が0.3以上である、請求項1から7のいずれかに記載の有機エレクトロルミネセンス素子。
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