JP4299038B2 - 車両用後方確認ミラー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車等の車両のドアに取付けられる車両用後方確認ミラーの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両には、後方確認ミラーをフェンダーやドアに設けることがあるが、これが例えば車両のドアに設けられるドアミラーである場合において、ミラーの姿勢(向き、傾斜状態)の調整が自由にできるようにして、確認範囲を自由に設定できるようにしている。
一方、ドアミラーは、車両の両側部に、左右一対のものが設けられており、これら一対のドアミラーにおいて、運転者席に搭乗した運転者が、車両の両側部から後方を視認できるよう、ミラーは予め設定される所定角度で傾斜する傾斜姿勢となって取付けられており、微調整で運転者が最も視認しやすい傾斜姿勢となるように調整している。因みに、予め設定されるミラーの取付け角度は、運転席側のドアミラーにおいては、例えば車両の進行方向を向く中心線を基準とし、該中心線に直交する方向に対してミラーが17.5度の角度を存する傾斜姿勢、助手席側のドアミラーにおいては、前記中心線に直交する方向に対してミラーが29.0度の角度に設定されている。
ところで、ドアミラーは、ドア側に固定されるステーユニットに形成された回転受け部に対し、ドアミラー側のミラーハウジングに収容されるフレーム体に形成された回転部を回転自在な状態で弾圧状に接触せしめ、ドアミラーを、前記弾圧に抗して強く回転させることにより、ミラーが外方に突出状に配される使用姿勢から、ミラーがドア面に沿う格納姿勢に変姿するように構成している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−190777号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そして、前記特許文献1のものでは、回転部と回転受け部とのあいだに位置決め用の凹部を形成し、該凹部にボールが落ち込むことでミラーハウジングのステーユニットに対する位置決めするようにしている。このように構成されたドアミラーを、車両の一側部が運転席、または、助手席となる二仕様の車両(右ハンドル車と左ハンドル車)に設けようとした場合、各仕様における左右一対のドアミラーは、それぞれ取り付け角度が異なることから使用姿勢から格納姿勢への変姿のための回転ストロークが異なること、そのうえ、互いに左右のものが逆転することから、ミラーハウジングのフレーム体側の回転部と、ステーユニット側の回転受け部とをそれぞれ四種類用意しなければならず、部品点数が多くコストアップになってしまうという問題があるばかりでなく、在庫管理が煩わしいという問題もあって、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、運転席側と助手席側とで取付け角度が異なる後方確認ミラーを、車両側に固定されるステーユニットに対し使用姿勢と格納姿勢とに回転変姿するように設けるにあたり、後方確認ミラー側に設けた回転部とステーユニット側に設けた回転受け部とを弾圧状に接触した状態で相対回転自在に構成するとともに、前記回転部と回転受け部との接触面にそれぞれ形成した第一突部と第二突部とが、前記弾圧に抗して互いに乗り越えることで、所定の回転ストロークで相対回転するよう構成し、第一突部と第二突部との何れか一方の突部の周回り方向一端部には、運転席側と助手席側との回転ストロークの差に相当する調整用突部を形成し、他方の突部については、前記調整用突部に係合する調整用凹部が形成されたものと形成されないものとを用意して、前記一方の突部は、前記調整用凹部が形成された他方の突部との相対回転では助手席側の回転ストロークで回転をし、調整用凹部が形成されない他方の突部との相対回転では運転席側の回転ストロークで回転するように構成されている車両用後方確認ミラーである。
そして、このようにすることにより、車両を左右のハンドル仕様とする場合に、部材の兼用化が計れてコスト低下を図れる。
請求項2の発明は、請求項1において、車両の一側部が運転席あるいは助手席となる二仕様を構成する場合に、該車両一側部における回転部あるいは回転受け部の何れか一方の部材が共通化されている車両用後方確認ミラーである。このようにすることにより、左右ハンドル仕様の車両一側に設けられるドアミラーを安価に製造することができる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、第一突部は、後方確認ミラー側の回転部に形成され、かつ、調整用突起が設けられるものとし、車両の一側部が運転席あるいは助手席となる二仕様を構成する場合に、該車両一側部における後方確認ミラー側の回転部が共通化されている車両用後方確認ミラーである。このようにすることにより、形状の大きい側の部材を兼用化してさらなるコストダウンを図れる。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態の一例を図1〜図8の図面に基づいて説明する。
図面において、1は車両のドアに取付けられるドアミラー(本発明の後方確認ミラー)であって、左右一対のものが車両両側部に配されるドア(図示せず)にそれぞれ設けられている。前記ドアミラー1は、ドア側に一体的に固定されるステーユニット2に対し回動自在に配され、ドア面から外方に突出する使用姿勢と、ドア面に沿って格納される格納姿勢とに変姿するミラーハウジング3を備えて構成されている。前記ミラーハウジング3は、車両後方からの正面視において、背面が膨出し前面に開口部Hが形成された湾曲容器形状に形成されており、ここに、フレーム体4が設けられ、該フレーム体4に、ミラー5と、該ミラー5の姿勢調整をする電動姿勢調整装置(図示せず)とが設けられており、これらの基本構成は従来通りである。
尚、図1に示されるドアミラー1は、右ハンドル仕様の車両の右側である運転席側のドアに取付けられるものとし、該ドアミラー1を基準として以降の説明をする。
【0007】
前記フレーム体4は樹脂材を一体成形することで形成されており、図2〜5に示すように、ミラーハウジング3の開口部Hに対向する部位はミラーフレーム部4aとなっており、該ミラーフレーム部4aは、複数形成された取付け孔片4bを介してミラーハウジング3の膨出する背面部位に螺子止め固定されるように構成されている。そして、前記フレーム体4のミラーフレーム部4aの前側面(ミラー取付け側面)には、電動姿勢調整ユニットが固定支持されるが、該電動姿勢調整ユニットは従来汎用されているものが取付けられており、フレーム体4への取付け構造や基本構成等についての詳細な説明はここでは省略する。
【0008】
さらに、前記フレーム体4のドア側取付け部位は、ドアミラー1を使用姿勢と格納姿勢とに変姿させるための格納ユニットが収容される格納用フレーム部6に構成されているが、該格納用フレーム部6は本発明の回転部を構成しており、該格納用フレーム部6を含むフレーム体4がステーユニット2に対して回転自在となるように構成されている。
前記格納用フレーム部6には底部6aが形成されており、該底部6aに上下方向に貫通して形成された貫通孔6bの孔縁には、上方に延出する細筒部6cが形成されている。さらに、細筒部6cの外径側には、前記底部6aから上方に延出する太筒部6dが形成されており、該太筒部6dの一側の外周部位に、前記ミラーフレーム部4aが延設されている。そして、格納用フレーム底部6aの下側面が、ステーユニット2側(回転受け部側)との接触面に相当しており、該回転部側接触面には、図5に示すように、前記貫通孔6bの孔縁に続く状態で溝深状、かつ、リング状の凹部6eが形成され、ここに、本発明の第一突部6fが、下方に突出し、かつ、周回り方向三箇所に均等間隔を存して形成されている。
【0009】
さらに、隣接する第一突部6fとのあいだには、位置決め突部6gが、第一突部6fと同様の突出量で、周回り方向三箇所に均等間隔を存して形成されている。そして、格納用フレーム部6の格納姿勢側への回転方向を矢印R方向としたとき、第一突部6fを基準として反矢印R方向に隣接する位置決め突部6gとのあいだの溝底は、矢印R方向に隣接する位置決め突部6gとのあいだの溝深さよりも溝浅となる浅溝部6hに形成されている。また、前記第一突部6fは周回り方向が短い長さとなっており、第一突部6fの浅溝部6h側の縁部には、径方向中間部に位置して浅溝部6h側(反矢印R方向であって、周回り方向)に突出する調整用突部6iが形成されている。ここで、調整用突部6iの周回り方向長さは、運転席側と助手席側とで異なるドアミラー1の取付け角度の差に相当する長さであって、略11.5度の回転ストロークに相当する周回り長さを有して形成されている。
さらに、これら第一突部6f、位置決め突部6g、調整用突部6iの周回り方向両端面はそれぞれ傾斜状のガイド面に形成されており、第一突部6fと位置決め突部6gとの周回り方向の各間隔は、それぞれが略同様となるように設定されている。
そして、格納用フレーム部底部6aに形成される凹部6eの外径側部位にはリング状のリブ6jが突出形成されており、該リブ6jの外径側の前方部位に位置して、リブ6jに沿うようにしてガイド溝6kが凹設されている。
尚、6mは、格納用フレーム部6の底部6aのドア側部位から延設された取付け片であって、該取付け片6mには、ミラーハウジング3に固定するために螺合する螺子が嵌入するための貫通孔6nが開設されている。
【0010】
一方、図6、7はステーユニット2(ドア)側に固定される支軸体であって、該支軸体7は、本発明の回転受け部に相当しており、格納用フレーム部6に形成された貫通孔6bに内嵌される上下方向に伸長する軸部7aと、該軸部7aの基端部に鍔状に形成されたプレート部7bとを備えて構成されている。そして、支軸体7は、プレート部7bに刻設された螺子孔7cに、ステーユニット2の下方から挿入された螺子7hを螺合することでステーユニット2に一体化されるように設定されている。尚、軸部7aは中空状に形成されており、該中空部は、ミラーフレーム部側に取付けられた電動姿勢調整装置から引出されるリード線の配線スペースとなっている。
前記支軸体7は、軸部7aの先端を格納用フレーム部貫通孔6bの下側から挿入させることで、ステーユニット2に対しミラーブラケット3(ドアミラー1)が回転自在な状態で取付けられており、この状態において、プレート部7bの上面と、格納用ブラケット底部6aの下面とが接触しており、プレート部7b上面が本発明の回転受け部側の接触面に相当している。
【0011】
さて、前記プレート部7bの上側面(回転受け部側接触面)には、軸部7aの外径側に位置して本発明の第二突部7d(図7(A)の実線で示される突部)が周回り方向均等間隔を存して三箇所に形成されている。前記第二突部7dは、周回り方向両端面が前記第一突部6f等と同様に傾斜状のガイド面に形成されており、第一突部6fが第二突部7dに対して回転した場合に、第一突部6fを突出方向(上方)に変位させるガイドを行うように設定されている。さらに、第二突部7dの上下方向突出量は、格納用フレーム部6側の凹部6eの溝深さに略相当して形成されている。また、第二突部7dの周回り方向長さについては、格納用フレーム部6側の第一突部6fと調整用突部6iとの周回り長さを加えたときに、運転席側に設けたドアミラー1を使用姿勢から格納姿勢に変姿させるために必要な回転ストローク(本実施の形態では略60度)に相当する周回り長さに設定されている。尚、回転部接触面(格納用フレーム部6側)の第一突部6fと位置決め突部6gとのあいだの周回り方向の長さは、第二突部7dが丁度嵌合される長さとなるように寸法設定されている。
ここで、7eは、格納用フレーム部6側の底部6aに形成されたガイド溝6kに移動自在に嵌合する回転規制片であって、該回転規制片7eは、支軸体7に対しドアミラー1が格納姿勢に変姿することに伴い、ガイド溝6kの側片に当接するように設定されており、これによって、ドアミラー1が格納姿勢を越えて変姿することがないように設定されている。
【0012】
そして、ドアミラー1は、予め取付け角度を設定して車両右側に設けられたステーユニット2の支軸体7に取付けることで車両への固定がなされるが、この場合に、支軸体7に対しドアミラー1を使用姿勢としたとき、ミラー5の取付け角度は運転席側において必要な取付け角度である17.5度の角度を存する状態で取付けられている。この状態において、第二突部7dは、回転部側接触面の第一突部6fと位置決め突部6gとのあいだであって、溝浅部6gよりも溝深の凹部(以降、溝深部)6e部位に嵌合しており、第一突部6fの調整用突部6iが形成されない側の周回り端面に隣接している。
ここで、支軸体7にドアミラー1を組込んだ状態において、格納用フレーム部6の細筒部6cと太筒部6dとのあいだのリング状の空隙部にはコイル弾機8が収容され、該コイル弾機8の先端部が、支軸体軸部7a外周のワッシャ溝7fに固定されたワッシャ8aにより付勢力を蓄勢した状態で抜け止め状に支持される構成となっている。これによって、格納用フレーム部6と支軸体7とは、コイル弾機8の蓄勢力を受けて、回転部側接触面である底部6aが回転受け部側接触面である支軸体プレート部7bに向けて押圧(弾圧)されており、もって、前記使用姿勢の状態(第二突部7dが溝深部6eに嵌合する状態)が保持されるように設定されている。
【0013】
前記状態から、ドアミラー1を格納姿勢側に向けて矢印R方向に回転操作した場合、回転部側接触面の第一突部6fは、第二突部7dとのあいだのガイド面によるガイドを受けてコイル弾機8の付勢力に抗して上動し、回転受け部側接触面の第二突部7dを乗り越えることで、ドアミラー1が回転して格納姿勢となるように設定されている。このとき、第一突部6fに調整用突部6iが形成されており、前記調整用突部6iが第二突部7dを乗り越えて、第二突部7dが回転体側接触面の溝浅部6hに落ち込んだ状態となっており、この状態において、回転部側接触面と回転受け部側接触面とがコイル弾機8の付勢力を受け、格納姿勢を保持(維持)するように設定されている。
さらにこのとき、右ハンドル車の右側(運転席側)に取付けられたドアミラー1は、調整用突部6iが形成された第一突部6fが第二突部7dを乗り越えることで、略60度の回転ストロークで回転し格納姿勢に変姿するが、該格納姿勢への変姿に伴い、回転規制片7eはガイド溝6kによる回転規制を受けるように設定されている。
尚、この状態では、第二突部7dは溝浅部6hに嵌合しており、このため、格納姿勢から使用姿勢に変姿させる場合の操作力は、格納姿勢への操作力よりも小さいものになるように設定されている。
【0014】
つぎに、車両の左側(助手席側)に取付けられるドアミラー1について説明するが、該側のドアミラー1の回転部側となるフレーム体(格納用フレーム部6)は、前記運転席側のものと左右対称状のものが用いられ(図示せず)、回転受け部側となる支軸体9については図8に示すものが用いられている。
つまり、支軸体9は運転席側の支軸体7と同様に、軸部9a、プレート部9b、螺子孔9c、第二突部9d、回転規制片9eとを備えて構成されており、軸部9a、プレート部9b、螺子孔9c、第二突部9dついて左右対称状に形成されている。さらに、助手席側の支軸体9は、図8(A)の実線で示すように、第二突部9dの周回り方向一端縁部に、周回り方向に凹設された調整用凹部9gが形成されている。さらに、回転規制片9eは、ドアミラー1の回転量に合わせ、ドアミラー1の回転方向である矢印L方向を基準として反矢印L方向側に向けて長く形成されている。そして、ドアミラー1の使用姿勢から格納姿勢に回転する場合に、回転終端において、回転部側接触面の第一突部6fに形成された調整用突部6iが、第二突部9dの周回り方向端縁に達する以前の段階で調整用凹部9gに係合して(溝浅部に落ち込んで)、コイル弾機8の付勢力を受けて回転作動が規制される状態(姿勢保持状態)となるように設定されている。これによって、ドアミラー1の回転ストロークは、運転席側の場合に比して、調整用突部6iの回転ストローク分(運転席側と助手席側とにおける取付け角度の差分)だけ小さくなり、助手席側に設けたドアミラー1を使用姿勢から格納姿勢に変姿させるために必要な回転ストローク(本実施の形態では略50度)に相当するように設定されている。
【0015】
これに対し、前記車両を左ハンドル仕様にした場合について説明する。
この場合、車両の右側は助手席となり、ドアミラー1を支持するためのステーユニット2の車両への取付けは、支軸体7に対しミラーハウジング3を使用姿勢としたとき、ミラーハウジング3のミラー5の取付け角度が助手席側において必要な取付け角度である29度の角度を存する状態で取付けられる。従って、ドアミラー1を格納姿勢とするために必要な回転ストロークは、前記右ハンドル仕様の場合よりも11.5度小さくしなければならない。そして、この場合に、ミラーハウジング3については、前記右ハンドル仕様のものが共通して用いられている一方、ステーユニット2側に設けられる支軸体7については、図7の仮想線で示す調整用凹部7gが形成されているとともに、回転規制片7eがミラーハウジング3の回転方向である矢印R方向を基準として、矢印R方向側に長く設けられたものになっている。そして、ドアミラー1が矢印R方向に回転したとき、回転終端で、第一突部6fの調整用突部6iが、第二突部7dの周回り端縁から凹設された調整用凹部7gに落ち込んで該姿勢が保持されることにより、もって、回転ストロークが小さくなるように設定されている。
【0016】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、ドアミラー1の使用姿勢と格納姿勢との変姿は、格納用フレーム部6に相当する回転部とステーユニット2側の回転受け部とのあいだの接触面が相対回転することに基づいてなされるものであり、そして、回転部側接触面に形成した第一突部6fが回転受け部側接触面に形成した第二突部7dをコイル弾機8に抗して乗り越えることで各姿勢への変姿がなされる構成となっている。そして、本発明が実施されたものでは、例えば車両の右側に設けられるドアミラー1を構成する場合に、回転部側接触面の第一突部6fには、ドアミラー1の運転席側と助手席側との取付け角度の差に相当する周回り長さを有した調整用突部6iが設けられている。そして、このような回転部に対し、回転受け部側接触面の第二突部7dに調整用突部6iが係合する調整用凹部7gを形成した回転受け部を相対回転させた場合では、助手席側のドアミラー1を格納姿勢とする回転ストロークに相当する回転となり、また、第二突部7dに調整用凹部7gが形成されない回転受け部を相対回転させた場合では、運転席側のドアミラー1を格納姿勢とする回転ストロークに相当する回転となるように構成されている。
従って、車両を右ハンドル仕様、左ハンドル仕様の両者とする場合に、回転受け部(支軸体7、9)側としては各仕様ごとに左右一対のものの都合四種類を用意する一方、回転部(格納用フレーム部6)側としては左右一対のものの都合二種類のものを用意することで対応することができ、部材の兼用化が果せて、在庫管理が用意になる。さらには、支軸体7、9と格納用フレーム部6とは、ともに金型を用いて一体型成形するものであり、それぞれを型成形するためにはそれぞれ別個の金型を用意する必要があることから、金型数を削減することができてコストダウンにも寄与できる。
【0017】
しかも、本発明が実施されたものにおいて、第一突部6fを格納用フレーム部6(フレーム体4であって回転部)側に設ける一方、第二突部7dを支軸体7(ステーユニット2であって回転受け部)側に設けたので、右ハンドル、左ハンドルの両仕様を構成する場合に、四種類用意する部材は、外形の小さい支軸体7側を用意すればよく、コストの高い外形の大きいフレーム体4用の金型についてはニ種類だけ用意すればよいことになって、さらなるコスト低下を図ることができる。
【0018】
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、調整用突部と調整用凹部とは、第一、第二突部のいずれに形成されてもよく、また、第一、第二突部は回転部側、回転受け部側の何れの側に設けられていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアミラーの一部断面正面図である。
【図2】図2(A)、(B)はそれぞれフレーム体の正面図、背面図である。
【図3】図3(A)、(B)はそれぞれフレーム体の一方の側面図、他方の側面図である。
【図4】図4(A)、(B)はそれぞれフレーム体の一部断面平面図、平面図である。
【図5】図5(A)、(B)、(C)はそれぞれフレーム体の底面図、図5(A)のX−X断面図、図5(A)のY−Y断面図である。
【図6】図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ車両の右側に設けられる支軸体の正面図、背面図、正面断面図である。
【図7】図7(A)、(B)はそれぞれ車両の右側に設けられる支軸体の平面図、底面である。
【図8】図8(A)、(B)はそれぞれ車両の左側に設けられる支軸体の平面図、正面図である。
【符号の説明】
1 ドアミラー
2 ステーユニット
3 ミラーハウジング
4 フレーム体
5 ミラー
6 格納用フレーム部
6f 第一突部
6g 位置決め突部
6h 浅溝部
6i 調整用突部
7 支軸体
7a 軸部
7b プレート
7d 第二突部
7g 調整用凹部
Claims (3)
- 運転席側と助手席側とで取付け角度が異なる後方確認ミラーを、車両側に固定されるステーユニットに対し使用姿勢と格納姿勢とに回転変姿するように設けるにあたり、後方確認ミラー側に設けた回転部とステーユニット側に設けた回転受け部とを弾圧状に接触した状態で相対回転自在に構成するとともに、前記回転部と回転受け部との接触面にそれぞれ形成した第一突部と第二突部とが、前記弾圧に抗して互いに乗り越えることで、所定の回転ストロークで相対回転するよう構成し、第一突部と第二突部との何れか一方の突部の周回り方向一端部には、運転席側と助手席側との回転ストロークの差に相当する調整用突部を形成し、他方の突部については、前記調整用突部に係合する調整用凹部が形成されたものと形成されないものとを用意して、前記一方の突部は、前記調整用凹部が形成された他方の突部との相対回転では助手席側の回転ストロークで回転をし、調整用凹部が形成されない他方の突部との相対回転では運転席側の回転ストロークで回転するように構成されている車両用後方確認ミラー。
- 請求項1において、車両の一側部が運転席あるいは助手席となる二仕様を構成する場合に、該車両一側部における回転部あるいは回転受け部の何れか一方の部材が共通化されている車両用後方確認ミラー。
- 請求項1または2において、第一突部は、後方確認ミラー側の回転部に形成され、かつ、調整用突起が設けられるものとし、車両の一側部が運転席あるいは助手席となる二仕様を構成する場合に、該車両一側部における後方確認ミラー側の回転部が共通化されている車両用後方確認ミラー。
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