JP4288851B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば空調機器、燃焼用ファンモータを搭載した給湯機、空気清浄機並びに複写機、プリンタ等の情報機器に使用されるブラシレスDCモータなどを駆動するのに好適なモータ駆動装置に関する。特に、モータ駆動コイルに連続的に変化する交番電流、より好ましくは正弦波状の電流を流すことにより、モータ駆動時のトルクリップル、振動、騒音を低減できるばかりでなく、効率の優れたモータ駆動装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、空調機器、並びに複写機、プリンタ等の情報機器などに用いられる各種駆動用モータは、長寿命、高信頼性、速度制御の容易さなどの長所を活かして、ブラシレスDCモータ(Brushless DC Motor)が用いられることが多い。
【0003】
図20は、上記従来のモータ駆動装置の回路構成図であり、図21は、図20に示す同装置におけるモータ駆動コイルへの印加電圧が矩形波の場合のモータ回転角(電気角)に対する各部の信号波形図である。
【0004】
図20に示すように、一般的に、ブラシレスDCモータ(以下、単にモータと言う)の駆動装置においては、ロータ位置をホール素子などからなる複数個の位置検出素子901、903及び905にて検出する。3相分配器890は、位置信号Hu、Hv及びHwを入力し、3相分配信号U0、V0及びW0をパルス幅変調(PWM)コンパレータ840に対して出力する。この時、それら信号U0、V0、W0は、図21に示すような互いに電気角で120度位相の異なる、1ステップ状の信号である。コンパレータ840の出力は、ゲートドライバ830を介して給電器820を構成する6個のスイッチを順次オン又はオフするように制御する。こうして、ステータに備えられた3相コイル811、813及び815への給電を、ロータ位置に応じて順次切り換えることによりモータは回転する。
【0005】
この場合、U相コイル端と中性点Nとの間に印加される電圧は、図2に示すU−Nのような矩形波状信号である。V相及びW相コイルに対しも同様な矩形波状信号が印加される。したがって、3相コイルの通電相切り換えは、その矩形波状信号に応じてオン又はオフの急峻な切り換えが行われる。そのため、各相コイルを流れる相電流の切り換えも急峻なものになり、その結果、コイルが振動し、騒音を発生したり、電気ノイズを発生したりする原因になる。
【0006】
上記騒音や電気ノイズを低減するモータ駆動装置として、日本特許公報第2658085号記載のものがある。この公報記載の駆動装置は、駆動用主磁界を検出する検出素子の検出出力と、それより高い周波数のパルスに基づいて形成されたアドレス信号とにより、メモリ記憶された駆動用波形を読み出してモータを駆動する。それによって、ロータの1回転当たりの繰り返し数が一定で、周波数がロータの回転速度に伴ない変わる周波数発電機(FG)、及び、ロータの外周面の特定位置に被着された永久磁石からの磁束を検出することにより、その磁石の位置を検出する検出素子(PG)を省き、構成を簡単化できるというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のモータ駆動装置においては、その従来例を示す回路構成図からも明らかなように、所定の駆動用波形が予め記憶されたメモリ、及び、そのメモリの駆動用波形(デジタル信号)を読み出してモータを駆動するためのアナログ信号に変換するためのD/Aコンバータを必要とし、回路構成が複雑化するという課題があった。
さらには、上記従来のモータ駆動装置においては、ロータの回転位置に対する駆動用波形、すなわち、各相コイルに印加される電圧波形は、上記メモリに記憶されたデジタル信号データにより一義的に決められている。そのため、コイルが例えばステータ鉄心に巻回したようなインダクタンスが比較的大きなモータを駆動するような場合、上記所定の駆動用電圧波形が各相コイルに印加された際に、その各相印加電圧に対する各相電流の位相遅れが大きくなる。その結果、モータの効率が低減してしまうという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するもので、構成が簡単で、モータ駆動時のトルクリップル、振動、騒音を低減できるばかりでなく、効率の優れたモータ駆動装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のモータ駆動装置は、モータを駆動する3相のコイルと、前記モータの可動子位置を検出する位置検出器と、前記位置検出器の出力から生成された少なくとも1相の位置信号の電気角1周期を、3n×4個(nは1以上の整数)の周期に分割する位置信号内挿器と、前記位置信号内挿器から分割アドレス信号を入力し、その分割アドレス信号の各アドレスに対応する各電圧レベル(電圧レベルは3n+1個を超えない段階に設定)を有した階段状波形を3相分生成する駆動波形生成器とを含み、前記3相階段状波形のそれぞれに対応した各相駆動信号により、前記コイルを駆動するための、連続的に変化する交番電流を生成するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、モータを駆動する3相のコイルと、前記モータの可動子位置を検出する位置検出器と、前記位置検出器の出力から生成された少なくとも1相の位置信号の電気角1周期を、3n×4個(nは1以上の整数)の周期に分割する位置信号内挿器と、前記位置信号内挿器から分割アドレス信号を入力し、その分割アドレス信号の各アドレスに対応する各電圧レベル(電圧レベルは3n+1個を超えない段階に設定)を有した階段状波形を3相分生成する駆動波形生成器とを含み、前記3相階段状波形のそれぞれに対応した各相駆動信号により、前記コイルを駆動するための、連続的に変化する交番電流を生成するものである。
【0010】
また、位置信号内挿器、駆動波形生成器を3相すべての相毎個別に備えた次の構成であっても良い。
【0011】
すなわち、モータの駆動装置であって、モータを駆動する3相のコイルと、前記各相コイルに対する前記モータの可動子位置を検出する位置検出器と、前記位置検出器の出力から生成された各相位置信号の電気角1周期を、3n×4個(nは1以上の整数)の周期に分割するための各相毎に備えられた位置信号内挿器と、前記位置信号内挿器から分割アドレス信号を入力し、その分割アドレス信号の各アドレスに対応する電圧レベル(電圧レベルは3n+1個を超えない段階に設定)を有した階段状波形をそれぞれ電圧出力するための各相毎に備えられた駆動波形生成器とを含み、前記階段状波形のそれぞれに対応した各相駆動信号により、前記各相コイルを駆動するための、連続的に変化する交番電流を生成する。
これら構成により、本駆動装置は、モータ駆動時のトルクリップル、振動、騒音を低減できるばかりでなく、優れた効率をもってモータを駆動することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0013】
(第1の実施例)
図1において、U相、V相及びW相からなる3相の駆動コイル11、13及び15は、次のようにして給電器20に接続されている。給電器20は、3つの電界効果トランジスタ(FET)21、23及び25により上アームを構成し、トランジスタ22、24及び26により下アームを構成している。U相コイル11の第1の端子は、トランジスタ21及び22の接続点に接続され、V相コイル13の第1の端子は、トランジスタ23及び24の接続点に接続され、W相コイル15の第1の端子は、トランジスタ25及び26の接続点に接続されている。U相コイル11、V相コイル13及びW相コイル15のそれぞれの第2の端子は、互いに接続され中性点Nを成している。
【0014】
直流電源10は、正側給電端子と負側給電端子との間に給電器20を接続し、その給電器20を介して上記3相コイルに電力を供給する。電源10の負側給電端子と給電器20とを結ぶ給電線路には、その線路を流れるコモン電流Icomを検出するためのコモン電流検出抵抗器27が挿入されている。
【0015】
位置検出器101、103及び105は、ホール素子又はホールICなどで構成され、モータの可動子(図示せず。回転運動型のモータではロータ、リニア運動型のモータでは可動子、以降はロータとして説明する。)の各相コイル11、13及び15に対する位置を検出する。検出器101、103及び105から出力されるそれぞれの位置検出信号Hu、Hv及びHwの内、信号Huが位置信号内挿器80に入力される。内挿器80は、U相位置検出信号の電気角1周期を、3n×4個(nは1以上の整数)の周期に分割し、分割アドレス信号CSFを出力する。駆動波形生成器70は、信号CSFを入力し、その信号CSFの各アドレスに対応して予め設定された各電圧レベルを有したU相階段状波形を生成する。さらに、その生成器70は、U相階段状波形を基に、電気角で120度位相差を有するV相階段状波形と、電気角で240度位相差を有するW相階段状波形とを生成する。そして、その生成器70は、互いに電気角で120度位相差を有した3相分の階段状波形U2、V2及びW2をそれぞれ電圧出力する。ところで、生成器70が階段状波形を生成する際、信号CSFの各アドレスに対応して予め設定する電圧レベルは、3n+1個を超えない段階に設定する。生成器70からの信号U2はU相用セレクタ51に入力される。同じく信号V2はV相用セレクタ53に入力される。同じく信号W2はW相用セレクタ55に入力される。
【0016】
一方、3相分配器90は、互いに電気角で120度位相の異なる位置検出信号Hu、Hv及びHwを入力し、図2Aに示すような3相分配信号U1、V1及びW1を出力する。3*FG回路100は、同信号Hu、Hv及びHwを入力し、それら3つの信号を合成することにより、それら各信号に比べ3倍の周波数を有する速度信号を低速検知回路57に出力する。また、タイマー59は時間信号を低速検知回路57に出力する。低速検知回路57は、タイマー59によって速度信号の周期を計測し、その周期が所定時間以下に達するまでは、モータ速度がまだ低速であるとし、セレクタ51、セレクタ53及びセレクタ55に対して、3相分配回路90の出力信号U1、V1及びW1を選択するように指示する。速度信号の周期が上記所定時間以下に達した場合は、低速検知回路57は、モータ速度が定常回転速度になったとし、セレクタ51、53及び55に対して、駆動波形生成器70の出力である図2Bに示すような階段状電圧波形U2、V2及びW2を選択するように指示する。
【0017】
パルス幅変調(PWM)コンパレータ40は、コパレータ41、43及び45を備えている。コパレータ41は、セレクタ51からの出力と三角波発生器47の出力である三角波信号CYとを電圧比較する。コパレータ43は、セレクタ53からの出力と信号CYとを電圧比較する。コパレータ45は、セレクタ55からの出力と信号CYとを電圧比較する。ここで、三角波発生器47から出力される三角波信号CYは、パルス幅変調におけるいわゆるキャリア信号であり、その周波数は(17kHz〜20kHz程度)であり、各セレクタからの出力信号の周波数に比べかなり高い。
【0018】
ゲートドライバ30は、バッファ31、32、33、34、35及び36を備えている。コパレータ41の出力信号G1Hは、バッファ31に入力されると共に、インバータ37で反転され信号G1Lとしてバッファ32に入力される。コパレータ43の出力信号G2Hは、バッファ33に入力されると共に、インバータ38で反転され信号G2Lとしてバッファ34に入力される。同様に、コパレータ45の出力信号G3Hは、バッファ35に入力されると共に、インバータ39で反転され信号G3Lとしてバッファ36に入力される。バッファ31、32、33、34、35及び36のそれぞれの出力は、トランジスタ21、22、23、24、25及び26のそれぞれゲートに入力される。
【0019】
抵抗器27を流れるコモン電流Icomは、その抵抗27の端子電圧として検出され、その検出電圧VIcomは、進角制御器60に入力される。その進角制御器60の出力CPHは、内挿器80にフィードバックされる。
【0020】
上記のように構成された第1の実施例の駆動装置における動作について、図2及び図3を参照し説明を加える。
【0021】
図2のAは、起動時から低速時におけるモータ回転角(電気角)に対する各部の信号波形図である。位置信号HU、HV、HWが、互いに電気角で120度の位相差を有するような信号を発生するような位置に、それぞれの位置検出器101、103及び105が配置されている。信号HU、HV、HWは、三相分配器90で合成され、図2Aに示すような1ステップ状の信号U1、V1、W1に形成される。上記に説明したように、それら信号U1、V1、W1にそれぞれに対応した各相駆動信号が、給電器20に印加される。この時、3相コイルの中性点の電圧は、同図のNに示すようになり、U相コイルの一方の端子と、他方の端子すなわち中性点Nとの間に印加される電圧は、同図のU−Nに示すような波形電圧となる。図示していないが、V相及びW相コイルに関しても互いに電気角で120度の位相差を有した、同様な波形電圧となる。
【0022】
図2のBは、定常回転時におけるモータ回転角(電気角)に対する各部の信号波形を示す図である。同図信号HU、HV、HWは、横軸のモータ回転角を電気角で表わせば、図の2Aに示す場合と同様な波形となる。信号HUは、内挿器80に入力され、駆動波形生成器70を介して、図示の信号U2、V2、W2のような階段状の3相分の電圧波形が形成される。上記に説明したように、それら信号U2、V2、W2にそれぞれに対応した各相駆動信号を給電器20に印加する。この時、3相コイルの中性点の電圧は図2BのNに示すようになり、U相コイル11の一方の端子と、他方の端子すなわち中性点Nとの間に印加される電圧は、図2BのU−Nに示すような波形電圧となる。図示していないが、V相及びW相コイルに関しても互いに電気角で120度の位相差を有した、同様な波形電圧となる。このようにして、3相コイルには正弦波状の連続的に変化する交番電流にて駆動することができる。
【0023】
図3は3相コイルへの印加電圧をパルス幅変調(PWM)する様子を示す。図3において、PWMコンパレータにより、三角波発振器47の発振波形CYと駆動波形生成器70からの各相階段状波形U2、V2、W2とが電圧比較され、ゲートドライバ30及び給電器20を介して、給電器20の出力端子Vu、Vv、Wvすなわち3相コイルの各第1の端子には、同図Vu、Vv、Wvに示すようなPWM電圧波形が印加される。このようにして、3相コイルは、互いに電気角で120度の位相差を有した正弦波状電流Iu、Iv、Iwにて駆動される。それにより、3相コイルの各相電流は、滑らかに通電が切り換えられるばかりでなく、3相合成トルクは回転角にかかわらず均一化される。その結果、トルクリップルが小さく、低振動、低騒音のモータの駆動装置を実現できる。
【0024】
以上が、第1の実施例の基本的な回路構成、その動作、作用効果の説明であるが、次に各構成部分の具体的な構成例を説明する。
【0025】
図5は本実施例に係るモータ駆動装置における主要回路部の構成図である。図5において、位置信号内挿器80の内部構成及び動作は次の通りである。
【0026】
位相差検出器81は、位置検出器101からの位置信号Hu及びタイミングパルス発生器82からのタイミングパルスPtuを入力し、両者の位相差信号PDを出力する。検出器81の出力は、抵抗91を介して、差動増幅器86の反転入力端子に接続される。その増幅器86の反転入力端子と同出力端子との間には、コンデンサ87、88及び抵抗89からなる微分積分要素が接続される。その増幅器86の非反転入力端子には所定電圧が印加される。増幅器86は、位相差信号PDをその位相差に応じた電圧に変換する。電圧制御発振器85は、その位相差に応じた電圧に応じた周波数信号を発振出力する。その発振周波数は、分周器84で分周される。その分周された信号は、36進カウンタ83のクロック端子CLKにクロック信号とし入力される。カウンタ83は、0から35までカウントし、又0に戻る動作を繰り返す。そして、36ステップに分割された分割アドレス信号CSFは、後続の駆動波形生成器70及びタイミングパルス発生器82に入力される。こうして、波形生成器70は、信号Huの電気角1周期を、3n×4個の周期に分割(n=1以上の整数、本実施例の場合は、n=3であり、36分割)する。パルス発生器82は、所定のパルス幅を有したタイミングパルスPtuを発生し、上記位相差検出器81に対して出力する。
【0027】
次に、駆動波形生成器70について、図6を用いてその具体構成例を説明する。デコーダ77は、内挿器80から分割アドレス信号CSFを入力し、アナログスイッチ71、73及び75に対してデコード信号を出力する。各アナログスイッチ75には、8つの抵抗器の直列接続からなる電圧分圧器が接続される。ここで、この電圧分圧器の両端子には、0ボルトと速度指令電圧Vspとが印加される。この電圧分圧器による電圧レベルL0からL8の設定は、電圧Vspを3n+1を超えない段階に分割するように設定される。(本実施例の場合は、n=3であり、10個を超えない段階、例えば9段階の電圧レベル設定の場合となる。)この構成により、波形生成器70では、分割アドレス信号CSFの各アドレスに対応して各アナログスイッチ71内のスイッチのオン又はオフが決定され、各アナログスイッチ71の出力として、階段状電圧波形U2が波形生成器70のU相分として出力される。同様にして、アナログスイッチ73の出力として、階段状電圧波形V2が波形生成器70のV相分として出力される。さらに、アナログスイッチ75の出力として、階段状電圧波形W2が波形生成器70のW相分として出力される。
【0028】
図7は、図5及び図6に示す内挿器80及び波形生成器70における信号処理の様子を示す。横軸は回転角(電気角)、縦軸は電圧を示す。図7において、分割アドレス信号CSFは、アドレス0からアドレス35までの36個のアドレスを示す信号である。その信号CSFのアドレス0を中心に±3アドレス分、すなわち、図7のCSF信号のアドレス33、34、35、0、1、2及び3の7つのアドレス分のパルス幅が、タイミングパルスPtuの「H」電圧の幅と同期する。内挿器80の位相検出器81では、図7に示す位置信号HUの「L」電圧から「H」電圧に変化する立ち上がりエッジの位相と上記パルスPtuの位相との位相差を比較する。そして、内挿器80で構成されるPLL(フェイズ・ロックド・ループ)の働きにより、その位相差が小さくなるように制御される。
【0029】
一方、波形生成器70においてU相階段状電圧波形U2は次にようにして生成される。電圧波形U2は、CSF信号のアドレス0に対しては電圧レベルL0、アドレス1に対しては電圧レベルL1、アドレス2に対しては電圧レベルL2、アドレス3に対しては電圧レベルL3、アドレス4に対しては電圧レベルL4、アドレス5に対しては電圧レベルL5、アドレス6に対しては電圧レベルL6、アドレス7に対しては電圧レベルL7、アドレス8に対しては電圧レベルL8、アドレス9に対しては電圧レベルL8、アドレス10に対しては電圧レベルL8、アドレス11に対しては電圧レベルL7、アドレス12に対しては電圧レベルL6、アドレス13に対しては電圧レベルL7、アドレス14に対しては電圧レベルL8、アドレス15に対しては電圧レベルL8、アドレス16に対しては電圧レベルL8、アドレス17に対しては電圧レベルL7、アドレス18に対しては電圧レベルL6、アドレス19に対しては電圧レベルL5、アドレス20に対しては電圧レベルL4、アドレス21に対しては電圧レベルL3、アドレス22に対しては電圧レベルL2、アドレス23に対しては電圧レベルL1、アドレス24に対しては電圧レベルL0、アドレス25に対しては電圧レベルL0、アドレス26に対しては電圧レベルL0、アドレス27に対しては電圧レベルL0、アドレス28に対しては電圧レベルL0、アドレス29に対しては電圧レベルL0、アドレス30に対しては電圧レベルL0、アドレス31に対しては電圧レベルL0、アドレス32に対しては電圧レベルL0、アドレス33に対しては電圧レベルL0、アドレス34に対しては電圧レベルL0、アドレス35に対しては電圧レベルL0となるように波形生成される。
【0030】
また、このようにして生成される電圧波形U2の電圧振幅全体は、波形生成器70に外部より入力される速度指令信号Vspによって、可変できるようになっている。それにより本駆動装置に対して、必要に応じて速度制御機能を加えることもできるようになっている。
【0031】
さて、上述のように、内挿器80において信号HUとパルスPtuの位相との位相差が小さくなるように制御される。言い替えれば、信号HUと分割アドレス信号CSFが同期するように制御されるので、それに伴ない上記の波形生成器70で生成される電圧波形U2のアドレス0の位相と、信号HUの「L」電圧から「H」電圧に変化する立ち上がりエッジの位相とが一致するように、波形U2の周期が制御される。それに伴ない、V相及びW相についても自ずと、階段状波形V2のアドレス0の位相と信号HVの立ち上がりエッジの位相とが一致、階段状波形W2のアドレス0の位相と信号HWの立ち上がりエッジの位相とが一致するようになる。
【0032】
このようにして、図2のBに示すように、信号HUに同期した波形U2、信号HVに同期した波形V2、信号HWに同期した波形W2が生成され、それぞれの波形に対応したPWM変調された各相駆動信号が給電器に印加される。それにより、U相コイルの第1の端子と中性点Nとの間に、図2BのU−N示すような正弦波状電圧が印加され(V−N、W−Nについても同様)、各相コイルには正弦波状の電流を流すことができる。
【0033】
図8は、位置信号HUと分割アドレス信号CSFが同期するように制御された状態において、U相コイルに発生している逆起電力B.e.m.f.、及び、U相コイルに印加される電圧波形U−Nとを関係を示したものである。
【0034】
信号HUに対して、U相コイルの逆起電力B.e.m.f.は、一義的に、電気角30度の位相遅れを持っている。ステータにおけるU相コイル配置位置に対する位置検出素子101の配置位置が設計上決められており、一般的に両者の位相差が電気角30度となるように配置される。V相コイルに対する位置検出素子103、W相コイルに対する位置検出素子105の配置位置関係も同様であり、それぞれのコイルの逆起電力と位置信号との位相差も同様である。この場合においては、各相コイルのそれぞれの第1の端子と中性点Nとの間に印加される階段状の電圧波形は、各相コイルの逆起電力波形と位相が一致している。
【0035】
さて次に、各相コイル第1の端子と中性点とに印加される電圧波形において、基本波の次数とその基本波に対する電圧レベルとの関係をいくつかの実施例を上げて説明する。図9は、階段状波形の段階設定9の場合(n=3の時の3nの場合)である。図10は、比較のため、階段状波形の段階設定1の場合、すなわち、コイルへの印加電圧が矩形波の場合である。図11は、階段状波形の段階設定10(n=3の時の3n+1の場合)である。図12は、階段状波形の段階設定7(n=2の時の3n+1の場合)である。図13は、階段状波形の段階設定6(n=2の時の3nの場合)である。図9、図11から図13に示す実施例では、図10に示す矩形波の場合に比べ、高次の周波数成分の電圧レベルが大きく抑えられている。これにより、本発明の実施例における駆動装置では、特に、耳障りな騒音の要因となる高次の周波数成分の電圧レベルが低減することにより、静音化が図れるという優れた効果を奏する。
【0036】
なお、駆動波形生成器のアナログスイッチの各出力にコンデンサなどのローパスフィルタを接続すれば、駆動波形の歪率をさらに低減でき、トルクリップル並びに振動、騒音を一層低減できる。
【0037】
以上が、位置信号内挿器80及び駆動波形生成器70についての具体的構成例、動作、作用効果の説明である。
【0038】
さて、本第1の実施例において、図1及び図5に示す位置信号内挿器80を、その外部より入力する位相差制御信号により調整することにより、各相コイルに印加する電圧波形の位相を自由にシフトできる機能について説明する。図5において、進角制御器60の出力CPHは抵抗92を介して、内挿器80の差動増幅器86の反転入力端子に接続する。これは位相検出器81の出力PDと進角制御器60の出力CPHとを加算することになる。
【0039】
すなわち、この構成により、U相につき、信号HUと分割アドレス信号CSFとの位相差を、内挿器80に対して入力される位相差制御信号CPHに基づき制御することにより、信号HUと階段状波形U2との位相差を調整可能とする。
【0040】
図14及び図15は本実施例に係るモータ駆動装置における相電流の位相調整の動作説明図である。図14は、位相調整なしの場合のU相コイルに発生する逆起電力B.e.m.f、位置信号HU、U相コイル端と中性点Nとに間にかかる電圧波形U−N、U相コイルに流れる電流Iuの位相関係を示している。電流Iuは、一般的には、各コイルの有するインダクタンス成分のため、印加電圧波形U−Nに対して位相遅れが発生する。
【0041】
図15は、位相調整をした場合の各部波形の位相関係を示している。図5における進角制御器60から出力される位相差制御信号CPHを内挿器80に入力する。それにより、位置信号HUと分割アドレス信号CHFとは位相同期関係にあるが、両者の位相差を信号CPHによって制御可能とし、以ってU相コイルの逆起電力B.e.m.fと階段状波形U2との位相差を自在に調整できる構成としている。図15においては、信号CPHを調整することにより、信号HUの立ち上がりエッジの位相に対して、信号CHFの位相を進め、つまり、階段状電圧波形U2、及び、U相端子電圧と中性点Nとの間にかかる電圧U−Nの位相を進める。その結果、U相電流が進角し、U相逆起電力B.e.m.fとそのU相電流Iuとの位相が一致するようにすれば、モータ効率が向上する。U相コイルにおいて、逆起電力と相電流との位相を一致させるようにすれば、V相コイル及びW相コイルに関しては、自ずと逆起電力と相電流との位相は一致するのは明らかである。
【0042】
図16はU相進角制御器の一例の回路構成図である。U相進角制御器60は、相電流ゼロクロス検出器61及び相電流位相遅れ検出器63を含んでいる。
【0043】
ゼロクロス検出器61は次のように構成される。図1に示すような電源10と給電器20との間の給電線路に挿入された抵抗器27によって電圧変換されたコモン電流検出電圧VIcomは、バッファ162及びアナログスイッチ165を介してコンパレータ167の一方の入力端子に接続されると共に、同バッファ162及びアナログスイッチ163を介してコンパレータ167の他方の入力端子に接続される。アナログスイッチ165のコンパレータ167側出力とグランド間にはサンプルアンドホールド用コンデンサ166、アナログスイッチ163のコンパレータ167側出力とグランド間にはサンプルアンドホールド用コンデンサ164がそれぞれ接続される。アナログスイッチ165の制御端子には、図1に示すゲートドライバ30への入力信号であるG1HからG3Lがタイミング検出器161を介して入力される。
【0044】
同様に、アナログスイッチ163の制御端子にも、信号G1HからG3Lがタイミング検出器160を介して入力される。コンパレータ167は、相電流ゼロクロス検出信号Czを出力する。そのコンパレータ167の出力は、相電流位相遅れ検出器63のアナロクスイッチ169に接続される。
【0045】
次に相電流位相遅れ検出器63の構成を説明する。上記信号Czは、アナログスイッチ169を介して、進角制御器60から出力される位相差制御信号CPHとなる。信号CPHは内挿器80に対して出力される。アナログスイッチ169のオン又はオフは、信号Hu及び内挿器80の電圧制御発振器85の出力CKによって制御されるタイマー168の出力Pzによって指示される。
【0046】
このように構成されたU相進角制御器60の動作を説明する。
【0047】
まず、相電流ゼロクロス検出器61の動作ついて説明する。アナログスイッチ165は、信号G1HからG3Lが、給電器20の3相出力端子の電圧Vu、Vv及びVwの内、2相を「H」、1相を「L」とするような状態において、アナログスイッチ165はオンし、その時の電圧VIcomをコンデンサ166に保持する。一方、アナログスイッチ163は、信号G1HからG3Lが、給電器20の3相出力端子の電圧Vu、Vv及びVwの内、2相を「L」、1相を「H」とするような状態において、アナログスイッチ163はオンし、その時の電圧VIcomをコンデンサ164に保持する。ここで、コンデンサ166の保持電圧をspl1、コンデンサ164の保持電圧をspl2とする。これら両者保持電圧が一致するタイミング、すなわち、コンパレータ167の出力が、例えば「H」から「L」に切り換わるタイミングが相電流のゼロクロスのタイミングとなる。
【0048】
さらに、図18を用いて詳しく説明する。
【0049】
アナログスイッチ163及び165の制御信号であるG1HからG3Lの「H」又は「L」信号は、ゲートドライバ30を介して給電器20を構成するトランジスタ21から25のゲートに入力される。したがって、トランジスタ21から25は、それら各ゲート信号によって、オン又はオフ制御される。つまり、G1HからG3Lの「H」又は「L」の状態に基づき、給電器20の3相出力端子の電圧Vu、Vv及びVwのオン又はオフ状態が制御される。
【0050】
そして、図1に示す給電器及び3相コイルにおいて、例えば、電圧Vuが「H」、電圧Vvが「L」、電圧Vwが「H」の時を考えると、トランジスタ21がオン、トランジスタ22がオフ、トランジスタ23がオフ、トランジスタ24がオン、トランジスタ25がオン、トランジスタ26がオフである。この時、ひとつの電流は、電源10の正側端子よりトランジスタ21を通り、U相コイルを流れ、中性点を介して、V相コイルを流れ、トランジスタ24を通り、抵抗器27を流れ、電源10の負側端子に戻る。もうひとつの電流は、電源10の正側端子よりトランジスタ25を通り、W相コイルを流れ、中性点を介して、V相コイルを流れ、トランジスタ24を通り、抵抗器27を流れ、電源10の負側端子に戻る。ここで、給電器20の3相出力端子から中性点Nに向かって流れる電流方向を正、その逆方向を負とすると、本タイミングにおいては、V相コイル電流−Ivが、コモン電流Icomによる抵抗器27の電圧降下、すなわち、抵抗器27の端子電圧として現れている。したがって、図18において、電圧Vuが「H」、電圧Vvが「L」、電圧Vwが「H」の時、Icom=−Ivとなる。
【0051】
次に、電圧Vuが「L」、電圧Vvが「L」、電圧Vwが「H」の時を考えると、トランジスタ21がオフ、トランジスタ22がオン、トランジスタ23がオフ、トランジスタ24がオン、トランジスタ25がオン、トランジスタ26がオフである。この時、ひとつの電流は、電源10の正側端子よりトランジスタ25を通り、W相コイルを流れ、中性点を介して、U相コイルを流れ、トランジスタ22を通り、抵抗器27を流れ、電源10の負側端子に戻る。もうひとつの電流は、電源10の正側端子よりトランジスタ25を通り、W相コイルを流れ、中性点を介して、V相コイルを流れ、トランジスタ24を通り、抵抗器27を流れ、電源10の負側端子に戻る。本タイミングにおいては、W相コイル電流Iwが、コモン電流Icomによる抵抗器27の電圧降下、すなわち、抵抗器27の端子電圧として現れている。したがって、図18において、電圧Vuが「L」、電圧Vvが「L」、電圧Vwが「H」の時、Icom=Iwとなる。
【0052】
このことから分かるように、給電器20の3相出力端子の電圧Vu、Vv及びVwの内、2相が「H」、1相が「L」のとき、唯一「L」である相のコイル電流の極性を反転した電流がコモン電流Icomとして流れる。(例えば、電圧Vvのみが「L」のとき、Icom=−Ivとなる。)
また電圧Vu、Vv及びVwの内、2相が「L」、1相が「H」のとき、唯一「H」である相のコイル電流がコモン電流Icomとして流れる。(例えば、電圧Vwのみが「H」のとき、Icom=Iwとなる。)
なお上記説明においては、電流Iu、Iv、Iw及びIcomの方向を図1に矢印で示した方向を正方向としている。
【0053】
したがって、図16に示す相電流ゼロクロス検出器61おいて、アナログスイッチ165は、制御信号であるG1HからG3Lが電圧Vu、Vv及びVwの内、2相を「H」、1相を「L」とする状態において、アナログスイッチ165はオンし、その時の電圧VIcomをコンデンサ166に保持する。それにより、電圧Vu、Vv及びVwの内、唯一「L」である相の電流の極性を反転した電流値が検出され、その値はコンデンサ166に保持電圧spl1として保持される。(例えばV相が唯一「L」であれば、保持電圧spl1にはV相の逆方向電流−Ivの値が検出されて保持される。)一方、アナログスイッチ163は、制御信号であるG1HからG3Lが電圧Vu、Vv及びVwの内、2相を「L」、1相を「H」とする状態において、アナログスイッチ163はオンし、その時の電圧VIcomをコンデンサ164に保持する。それにより、電圧Vu、Vv及びVwの内、唯一「H」である相の電流値が検出され、その値はコンデンサ164に保持電圧spl2として保持される。(例えばW相が唯一「H」であれば、保持電圧spl2にはW相の電流Iwの値が検出されて保持される。)ところで上記信号G1HからG3Lは、図1において既に説明したとおり、パルス幅変調(PWM)コンパレータ40の出力信号でもあり、例えば17kHz〜20kHz程度の高い周波数で「L」及び「H」の各レベルを繰り返す。
そして給電器20の3相出力端子の電圧Vu、Vv及びVwはこれに連動して「L」及び「H」の各レベルを繰り返すように動作する。
このような動作において、アナログスイッチ165がオンする状態つまり電圧Vu、Vv及びVwの内、2相が「H」、1相が「L」となる状態と、アナログスイッチ163がオンする状態つまり電圧Vu、Vv及びVwの内、2相が「L」、1相が「H」となる状態とは、図18に示すように、同時に発生することはないが、近接して発生する。
すなわち保持電圧spl1とspl2には、3相のコイル電流の内、ほぼ同時期の異なる2相の電流値(例えば−IvとIw)が検出されて保持されていることになる。このように2つの相のコイル電流(例えば−IvとIw)が検出できれば、残り1つの相のコイル電流(例えばIu)は、3相のコイル電流の和がゼロであることから容易に求めることができる。
そして、コンデンサ166の保持電圧spl1、コンデンサ164の保持電圧spl2の両方の保持電圧が一致するタイミングは2つの相のコイル電流(例えば−IvとIw)が一致するタイミングであり、残り1つの相の電流(例えばIu)がゼロのタイミングである。
すなわち、保持電圧spl1とspl2とをコンパレータ167により比較し、その出力が、例えば「H」から「L」に切り換わるタイミングとして、U相電流のゼロクロスのタイミングを検出できる。なお、V相及びW相電流のそれぞれのゼロクロスのタイミングも同様にして検出できる。
【0054】
図19は、相電流のゼロクロスタイミング検出の様子を図18の時間軸を縮めて描いた図である。保持電圧spl1=保持電圧spl2のタイミングがU相電流Iuのゼロクロスのタイミングであり、ゼロクロス検出器61の出力、すなわち、信号Czが、「H」から「L」に切り換わるエッジのタイミングとして得られる。
【0055】
次に、図16におけるU相電流位相遅れ検出器63の動作ついて説明する。タイマー168は、信号Huと内挿器80の電圧制御発振器85の出力信号CKとを入力し、アナログスイッチ169に所定のパルス幅を有した制御信号Pzを出力する。ここで、図17に示すように、タイマー168は、信号Huの立ち上がりエッジを計時開始タイミングとし、信号CKをクロック信号として計時し、そして、制御信号Pzを、U相逆起電圧のゼロクロスタイミングを中心とした所定のパルス幅の間「H」とする信号として生成する。この信号Pzの「H」幅の期間のみアナログスイッチ169をオンとし、上記信号Czを信号CPHとしてそのスイッチ169を通過させる。この信号CPHの幅は、信号Pzの「H」幅に等しく、「H」と「L」とのデューティ比が50%、すなわち、「H」期間と「L」期間とが等しくなる時が、相電流位相の逆起電圧位相に対する遅れがゼロの時となる。
【0056】
本発明の実施例では、図1に示すように、進角制御器60の出力、すなわち位相差制御信号CPHを位置信号内挿器80に対して入力する。それにより、駆動波形生成器70から出力される3相階段状波形の電圧出力の位相を進め、各相コイルに発生する逆起電力に対する位相と同コイルを連続的に変化する交番電流(正弦波状電流)の位相とが一致するように進角制御が自動的に行われる。
【0057】
これにより、例えばモータの負荷状態が変わったりしても、いつも高効率な駆動が可能である。
【0058】
なお、図1に示す第1の実施例は、U相に対応する位置信号Huが入力される1つの位置信号内挿器80を備えた場合の例であるが、位置信号Hv及び位置信号Hwのそれぞれに対応して、個別に位置信号内挿器を備えても良い。この場合は、それら位置信号内挿器ごとに後続の駆動波形生成器を設ける。各駆動波形生成器には、各位置信号内挿器からそれぞれ対応する相の分割アドレス信号を入力し、その分割アドレス信号の各アドレスに対応して予め設定された各電圧レベルを有した階段状波形を電圧出力するようにしても良い。
【0059】
さらに、上記実施例においては、U相電流のみゼロクロス検出を行うようにしたが、2相又は3相についてゼロクロス検出して、各相の検出結果を合成して、その合成信号を進角制御に用いるようにしても良い。
【0060】
また、例えば、位置信号内挿、駆動波形生成、進角制御などにおける信号処理を、マイコンやソフトウエアを用いて行っても良いことは言うまでもない。
【0061】
(第2の実施例)
図4は本発明の第2の実施例に係るモータの駆動装置の回路構成図である。
【0062】
本第2の実施例が図1に示す第1の実施例と異なるのは次の点である。第1の実施例では、各セレクタより出力された信号をPWMコンパレータ40、ゲートドライバ30を介して、給電器20を構成する6個のトランジスタのゲートに、PWM変調した3相駆動信号を印加することによりコイルに電流を流している。一方、本第2の実施例は図4に示すように、セレクタ151からの出力信号は増幅器131を介してバイポーラトランジスタ121及び122の各ベースに駆動信号として印加される。セレクタ153からの出力信号は増幅器133を介してバイポーラトランジスタ123及び124の各ベースに駆動信号として印加される。同様に、セレクタ155からの出力信号は増幅器135を介してバイポーラトランジスタ125及び126の各ベースに駆動信号として印加される。その他の構成は、図1に示す第1の実施例と同様である。
このように構成された本第2の実施例の駆動装置では、駆動波形生成器70で生成される階段状電圧波形を各セレクタを介した後、各増幅器で信号増幅し、6個のトランジスタで電力増幅し、3相駆動コイル11、13、15に連続的に変化する交番電流(正弦波状電流)を流す。内挿器80や駆動波形生成器70の構成及び動作、進角制御器(図示せず)からの位相差制御信号CPHによる進角制御などは第1の実施例と同様であり、同様の効果が期待できる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、階段状駆動波形を生成するに際して、波形データを予め書き込んでおくためのROMテーブルを持つ必要がなく、ステップ分割数、電圧レベル分割数が比較的小さく、構成が簡素な駆動波形生成器を用いる。その駆動波形生成器に対応した各相駆動信号を給電器に印加する。それにより、正弦波状の連続的に変化する交番電流を各相コイルに流す。さらに、進角制御を行うことにより、各相コイルに発生する逆起電力と各相電流との位相を一致させる。進角制御にあたって、相電流ゼロクロスをコモン電流に基づき検出するようにしたので、各相ごとに独立して相電流を検出するような必要がなく構成が簡単である。この構成により、本発明のモータの駆動装置は、トルクリップル並びに振動、騒音が小さいというばかりでなく、例えばモータの負荷状態が変わったりしても、いつも高効率な駆動が可能であるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るモータ駆動装置の回路構成図
【図2】(A)は同装置において、起動から低速時における各相コイルへの印加電圧が矩形波の場合のモータ回転角(電気角)に対する各部の信号波形図
(B)は同装置において、定常回転時におけるモータ回転角(電気角)に対する各部の信号波形を示す図
【図3】同装置において、各相コイルへの印加電圧をパルス幅変調(PWM)する様子を示す図
【図4】本発明の第2の実施例に係るモータ駆動装置の回路構成図
【図5】本実施例に係るモータの駆動装置における主要回路部の構成図
【図6】図5における駆動波形生成器のアナログスイッチ部の詳細図
【図7】本実施例に係るモータ駆動装置おける駆動波形生成の動作説明図
【図8】本実施例に係るモータ駆動装置おける駆動波形生成の動作説明図
【図9】同装置における各相コイル端とコイル中性点との間に印加される電圧波形において、基本波の次数とその基本波に対する電圧レベルとの関係を示す図[階段状波形の段階設定9(n=3の時の3nの場合)]
【図10】各相コイルへの印加電圧が矩形波の場合における基本波の次数とその基本波に対する電圧レベルとの関係を示す図
【図11】同装置における各相コイル端とコイル中性点との間に印加される電圧波形において、基本波の次数とその基本波に対する電圧レベルとの関係を示す図[段階設定10(n=3の時の3n+1の場合)]
【図12】同装置における各相コイル端とコイル中性点との間に印加される電圧波形において、基本波の次数とその基本波に対する電圧レベルとの関係を示す図[段階設定7(n=2の時の3n+1の場合)]
【図13】同装置における各相コイル端とコイル中性点との間に印加される電圧波形において、基本波の次数とその基本波に対する電圧レベルとの関係を示す図[段階設定6(n=2の時の3nの場合)]
【図14】同装置における相電流の位相調整の動作説明図
【図15】同装置における相電流の位相調整の動作説明図
【図16】同装置における進角制御器の回路構成図
【図17】同装置における進角制御の動作説明図
【図18】同装置における各相交番電流のゼロクロスタイミング検出の様子を説明する図
【図19】同装置における各相交番電流のゼロクロスタイミング検出の様子を説明する図
【図20】従来におけるモータの駆動装置の回路構成図
【図21】図20に示す同装置における各相コイルへの印加電圧が矩形波の場合のモータ回転角(電気角)に対する各部の信号波形図
【符号の説明】
11,13,15 駆動コイル
20 給電器
60 進角制御器
70 駆動波形生成器
80 内挿器
90 3相分配器
101,103,105 位置検出器
Claims (21)
- モータを駆動する3相のコイルと、前記モータの可動子位置を検出する位置検出器と、前記位置検出器の出力から生成された少なくとも1相の位置信号の電気角1周期を、3n×4個(nは1以上の整数)の周期に分割する位置信号内挿器と、前記位置信号内挿器から分割アドレス信号を入力し、その分割アドレス信号の各アドレスに対応する各電圧レベル(電圧レベルは3n+1個を超えない段階に設定)を有した階段状波形を3相分生成する駆動波形生成器とを含み、前記3相階段状波形のそれぞれに対応した各相駆動信号により、前記コイルを駆動するための、連続的に変化する交番電流を生成するモータ駆動装置。
- 直流電源に接続され、前記3相のコイルに給電を行う給電器を備え、前記階段状波形のそれぞれに対応する各相駆動信号を前記給電器に印加することにより前記交番電流を生成する請求項1に記載のモータ駆動装置。
- 駆動波形生成器における3n+1を超えない段階の電圧レベル設定は、3n個を超えない数の抵抗器を直列接続して構成した電圧分割器を用いて行うようにした請求項1又は請求項2記載のモータ駆動装置。
- 少なくとも1相につきに、位置信号と分割アドレス信号との位相差を位置信号内挿器に対して入力される位相差制御信号に基づき制御することにより前記位置信号と階段状波形との位相差を調整可能とした請求項2記載のモータ駆動装置。
- 位置信号と階段状波形との位相差を調整可能とすることにより前記位置信号に対してそれぞれ所定の位相関係にある前記コイルの誘起電圧と、前記階段状波形に応じて前記コイルに印加される交番電圧との位相差を調整するようにした請求項4記載のモータ駆動装置。
- 位置信号内挿器に対して位相差制御信号を出力するための進角制御器を含み、前記位相差制御信号を用いて階段状波形を位相進角させることにより少なくとも1相の前記コイルの誘起電圧の位相と前記コイルに流れる交番電流の位相とが一致するように制御するようにした請求項4記載のモータ駆動装置。
- 位置信号内挿器に対して位相差制御信号を出力するための進角制御器を含み、前記位相差制御信号を用いて階段状波形を位相進角させることにより少なくとも1相の前記コイルの誘起電圧のゼロクロスタイミングと前記コイルに流れる交番電流のゼロクロスタイミングとが一致するように制御するようにした請求項4記載のモータ駆動装置。
- 少なくとも1相の交番電流のゼロクロスタイミングを、直流電源と給電器とを結ぶ線路に流れるコモン電流を用いて検出するようにした請求項7記載のモータ駆動装置。
- モータを駆動する3相のコイルと、前記各相コイルに対する前記モータの可動子位置を検出する位置検出器と、前記位置検出器の出力から生成された各相位置信号の電気角1周期を、3n×4個(nは1以上の整数)の周期に分割するための各相毎に備えられた位置信号内挿器と、前記位置信号内挿器から分割アドレス信号を入力し、その分割アドレス信号の各アドレスに対応する電圧レベル(電圧レベルは3n+1個を超えない段階に設定)を有した階段状波形をそれぞれ電圧出力するための各相毎に備えられた駆動波形生成器とを含み、前記階段状波形のそれぞれに対応した各相駆動信号により、前記各相コイルを駆動するための、連続的に変化する交番電流を生成するモータ駆動装置。
- 直流電源に接続され、前記3相のコイルに給電を行う給電器を備え、前記階段状波形のそれぞれに対応する各相駆動信号を前記給電器に印加することにより前記交番電流を生成する請求項9に記載のモータ駆動装置。
- 駆動波形生成器における3n+1を超えない段階の電圧レベル設定は、3n個を超えない数の抵抗器を直列接続して構成した電圧分割器を用いて行うようにした請求項9又は請求項10記載のモータ駆動装置。
- 各相毎に位置信号と分割アドレス信号との位相差を位置信号内挿器に対して入力される位相差制御信号に基づき制御することにより前記位置信号と階段状波形との位相差を調整可能とした請求項10記載のモータ駆動装置。
- 各相位置信号と各相階段状波形との位相差を調整可能とすることにより前記各相位置信号に対してそれぞれ所定の位相関係にある各相コイルの誘起電圧と前記各相階段状波形に応じて前記各相コイルに印加される交番電圧との位相差を調整するようにした請求項12記載のモータ駆動装置。
- 位置信号内挿器に対して位相差制御信号を出力するための各相ごとに備えられた進角制御器を含み、前記位相差制御信号を用いて階段状波形を位相進角させることにより各相コイルの誘起電圧の位相と前記各相コイルの交番電流の位相とが一致するように制御するようにした請求項12記載のモータ駆動装置。
- 位置信号内挿器に対して位相差制御信号を出力するための各相ごとに備えられた進角制御器を含み、前記位相差制御信号を用いて階段状波形を位相進角させることにより各相コイルの誘起電圧のゼロクロスタイミングと前記各相コイルに流れる交番電流のゼロクロスタイミングとが一致するように制御するようにした請求項12記載のモータ駆動装置。
- 各相交番電流のゼロクロスタイミングを直流電源と給電器とを結ぶ線路に流れるコモン電流を用いて検出するようにした請求項15記載のモータ駆動装置。
- 請求項1〜16のいずれか1項記載のモータ駆動装置を送風用ファンモータに採用した空調機器。
- 請求項1〜16のいずれか1項記載のモータ駆動装置を送風用ファンモータに採用した空気清浄機。
- 請求項1〜16のいずれか1項記載のモータ駆動装置を燃焼ファンモータに採用した給湯機。
- 請求項1〜16のいずれか1項記載のモータ駆動装置を駆動系に搭載した複写機。
- 請求項1〜16のいずれか1項記載のモータ駆動装置を駆動系に搭載したプリンタ。
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