JP4108110B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
ルドなどの低温の温度帯に切り替えられる切替室を備えた冷蔵庫が発売されている。
り、利便性の高い冷蔵庫を提供することを目的とする。
冷気を発生する冷却装置と、
少なくとも一つの貯蔵室と、
室温を切り替えられる温度切替室と、
冷気を前記温度切替室へ通風する第1の導入通風路と、
前記温度切替室内の空気を前記冷却装置へ通風する戻り通風路と、
前記温度切替室内の温度を上げるヒータと、
前記温度切替室の後方に設けられて前記温度切替室内の空気を撹拝する第1のファンモータと、
前記温度切替室と前記第1の導入通風路とを連通する第1のダンパと、
前記温度切替室と前記戻り通風路とを連通する第2のダンパと、
前記温度切替室の下部に設けられて貯蔵物を収納する収納ケースと、
を備え、前記第1のファンモータの空気吐出方向を前記収納ケースの上方とし、
前記第1のダンパを前記第1のファンモータの後方下方に配置するとともに、前記第2のダンパを前記第1のファンモータの側方に配置したことを特徴としている。
ータ等の熱伝導式ヒータを用いることができる。
である。しかし、温度切替室3を保温用に高温に設定した場合、熱伝導方式では加温スピ
ードが遅く食中毒菌の発育温度帯である30〜45℃を通過するのに長時間要し、食品衛
生上好ましくない。そこで、加温スピードを上げるには、ヒータ容量を上げればよく、ヒ
ータを貼り付ける金属板30を用いてヒータ容量上昇に伴う耐熱温度を確保している。ま
た熱伝導方式では広範囲な放熱面を要し、放熱面が温度切替室3の手前付近まで及ぶため
、ユーザに火傷の危険が生じるが、ヒータ15の上面を金属板30で覆うことにより危険
を低減している。
その容積は大きいが面積が小さいため、例えば、温度切替室3の奥部に配すればユーザが
火傷する危険が少ない。特に熱輻射式ヒータを用いる場合は、金属板30とヒータ15と
が接触していなくても、ヒータ15の周辺に金属板30が設けられていれば金属板30に
十分効率良く熱が伝わる。
サ16は温度切替室3内の温度を検出し、上記制御部へ送る。この検出温度に基づいて、
制御部がヒータ15の駆動、第1のダンパ13の開閉、ファンモータ14を制御し、温度
切替室3内を設定温度に保つ。
冷気回路の構成を示すブロック図である。図中、矢印は冷気の流れを示している。冷蔵庫
10の背面下部に圧縮機(不図示)や蒸発器17からなる冷却装置が設けられている。こ
の蒸発器17内にはイソブタン等の冷媒が封入されている。そして、蒸発器17内で冷媒
が気化し、蒸発器17の周囲の熱を奪い、周囲の空気が冷却され冷気となる。
られている。このファンモータ18と温度切替室3は上述のように第1の導入通風路12
で連通され、冷気が矢印Aの方向に流れる。そして、温度切替室3内の空気を蒸発器17
へ通風する第1の戻り通風路19が設けられている。この第1の戻り通風路19の温度切
替室3側には温度切替室3と第1の戻り通風路19とを連通する第2のダンパ20が備え
られている。この第2のダンパ20の開閉により温度切替室3から出る空気の風量が調整
される。このとき冷気は矢印Bの方向に流れ、後述する矢印Dと合流して矢印Cの方向に
流れる。
室6とが通風路(不図示)で連通されている。そして、ファンモータ18により冷気が製
氷室4、冷凍室6の順に送風される。冷凍室6内の空気を蒸発器17へ通風する第2の戻
り通風路21が設けられている。この第2の戻り通風路21の冷凍室6側には冷凍室6と
第2の戻り通風路21とを連通する第3のダンパ22が備えられている。この第3のダン
パ22の開閉により冷凍室6から出る空気の風量が調整される。
いる。この第2の導入通風路24にはチルド室23と第2の導入通風路24とを連通する
第4のダンパ25が備えられている。この第4のダンパ25の開閉により第2の導入通風
路24からチルド室23へ通風する風量が調整される。このとき冷気は矢印Eの方向に流
れる。
。この第3の導入通風路26には冷蔵室2と第3の導入通風路26とを連通する第5のダ
ンパ27が備えられている。この第5のダンパ27の開閉により第3の導入通風路26か
ら冷蔵室2へ通風する風量が調整される。更に、第5のダンパ27の冷蔵室2側であって
第3の導入通風路26に、ファンモータ28が設けられている。このファンモータ28に
より冷蔵室2内の空気が効率良く攪拌される。なお、ファンモータ28は冷蔵室2内に設
けてもよい。このとき冷気は矢印Fの方向に流れる。
冷蔵室2とチルド室23とから出た通風路は、冷蔵室2の背面左下に設けられた開口部に
繋がっており、この開口部を通じて温度切替室3の背面を通り野菜室5に繋がっている。
このとき冷気は矢印Gの方向に流れる。更に、野菜室5と蒸発器17とが通風路(第1の
戻り通風路19と兼用)で連通されている。このとき冷気は矢印Dの方向に流れ、前述の
矢印Bと合流して矢印Cの方向に流れる。
い。これにより、温度切替室3からの熱風が野菜室5に逆流するのを防止できる。
凍、パーシャル、チルド、冷蔵等の各温度帯、例えば、−15℃、−8℃、0℃、3℃、
8℃に設定できる。この場合は、第1のダンパ13を開いて蒸発器17からの冷気を温度
切替室3内に導入すればよい。更に、温度切替室3はヒータ15を備えているので、温度
切替室3を高温に保ち、調理済み食品の一時的な保温や温調理などに利用できる。ここで
、高温とは、食品の保温の観点からは雑菌の繁殖を防ぐために少しでも高い温度が望まし
く、主な食中毒菌の発育温度である30〜45℃より高い必要がある。これにヒータ容量
の公差と温度切替室3内の温度分布とを考慮して約5℃高く設定する必要がある。従って
、50℃を保温の最低温度とすることができる。
75℃で1分間の加熱が必要である。従って、上記と同様に5℃加算して、保温の最高温
度は80℃を目安とすることができる。ここで、一般的に冷蔵庫に用いられている樹脂部
品の耐熱温度が80℃であることを考慮すると、保温の最高温度は80℃と決定できる。
以上より、雑菌の繁殖を防ぎ食品の安全な保温と、周辺部品の安価な設計を考慮すると、
保温のための温度切替室3の設定温度は、50〜80℃とすることができる。
4×103CFU/ml、黄色ブドウ球菌2.0×103CFU/ml、サルモネラ2.1
×103CFU/ml、腸炎ビブリオ1.5×103CFU/ml、セレウス4.0×10
3CFU/mlを含むサンプルを、40分掛けて3℃から55℃に加温し、55℃で3.
5時間保温後、80分掛けて55℃から3℃に戻し、再度各菌の量を調べた。その結果、
何れの菌も10CFU/ml以下(検出せず)のレベルまで減少していた。この実験結果
より、55℃で十分減菌効果があるといえる。そこで、温度切替室3の保温の設定温度と
しては55℃を用いることができる。
蒸発器17及びファンモータ18が駆動し、第1のダンパ13及び第2のダンパ20が開
き、ファンモータ18からの送風により冷気が温度切替室3内を通り蒸発器17に戻る。
このときファンモータ14を駆動させると迅速に冷却されるが、必ずしも駆動させる必要
はない。そして、温度切替室3が設定温度まで冷却されると第1のダンパ13が閉じ過冷
却を防ぐ。なお、第2のダンパ20は閉じなくてもよいが、冷気の流出を防ぐために閉じ
る方が好ましい。
ダンパ20を閉じ、ヒータ15を駆動させる。そして、設定温度まで加温されるとヒータ
15を停止させる。なお保温時は、ファンモータ14を駆動させると室内の温度を均一に
保つことができる。またファンモータ14により熱輻射式の弱点であるヒータ表面温度の
上昇を防ぐことができる。従来の冷蔵庫では第2のダンパ20がないため温度切替室3と
蒸発器17とが常に連通されており、温度切替室3内で加熱された空気が対流により温度
切替室3から流出してしまい、加熱効率が著しく悪化する。本発明によれば、第2のダン
パ20を閉じることにより、温度切替室3の密閉性が向上し、保温性が向上する。また、
流出した加熱された空気が野菜室5などに逆流することも防止できる。
が望ましい。蒸発器17等から冷媒が漏れた場合に発火する危険をなくすためである。こ
れにより、より安全な冷蔵庫を提供できる。
ンパ27が開き、ファンモータ18からの送風により冷気が冷蔵室2内を通り野菜室5に
送られる。そして、冷蔵室2が設定温度まで冷却されると第5のダンパ27が閉じ過冷却
を防ぐ。チルド室23の冷却も第4のダンパ25を同様に制御すればよい。なお、温度切
替室3が高温側に設定されている場合は、チルド室23を過冷却気味に制御することが望
ましい。これは、温度切替室3からの熱漏洩によるチルド室23及び野菜室5の温度上昇
を防ぐためである。
けられていないので、蒸発器17及びファンモータ18の駆動時には、製氷室4及び冷凍
室6に常に冷気が送風される。このとき第3のダンパ22は開いている。ここで、製氷室
4への送風量は第1のダンパ13、第4のダンパ25、第5のダンパ27の開閉状態によ
って変化する。なお、ファンモータ18が停止している場合であって、温度切替室3を高
温側から低温側へ切り替える際に高温の空気が蒸発器17へ戻される場合には、第3のダ
ンパ22が閉じる。温度切替室3を高温側から低温側へ切り替えるには、迅速な温度切替
が必要であり、ファンモータ14が動作し、温度切替室3から蒸発器17へ強制的に送風
される。このとき、ファンモータ18が駆動していない場合、温度切替室3からの空気が
冷凍室6へ逆流してしまうので、第3のダンパ22を閉じて冷凍室6の温度上昇を防いで
いる。
ができる。
2 冷蔵室
3 温度切替室
6 冷凍室
11 収納ケース
12 第1の導入通風路
15 ヒータ
19 第1の戻り通風路
30 金属板
31 空間
33 網棚
Claims (5)
- 冷気を発生する冷却装置と、
少なくとも一つの貯蔵室と、
室温を切り替えられる温度切替室と、
冷気を前記温度切替室へ通風する第1の導入通風路と、
前記温度切替室内の空気を前記冷却装置へ通風する戻り通風路と、
前記温度切替室内の温度を上げるヒータと、
前記温度切替室の後方に設けられて前記温度切替室内の空気を撹拝する第1のファンモータと、
前記温度切替室と前記第1の導入通風路とを連通する第1のダンパと、
前記温度切替室と前記戻り通風路とを連通する第2のダンパと、
前記温度切替室の下部に設けられて貯蔵物を収納する収納ケースと、
を備え、前記第1のファンモータの空気吐出方向を前記収納ケースの上方とし、
前記第1のダンパを前記第1のファンモータの後方下方に配置するとともに、前記第2のダンパを前記第1のファンモータの側方に配置したことを特徴とする冷蔵庫。 - 前記ヒータを前記温度切替室の底部に設け、前記収納ケースの下部を金属製としたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記温度切替室の側方近傍に配され、前記冷却装置で発生した冷気を前記貯蔵室及び前記温度切替室に送風する第2のファンモータと、前記温度切替室の側方近傍に配され、前記温度切替室の上方に設けた貯蔵室へ冷気を通風する第2の導入通風路と、を備え、前記第2の導入通風路は前記第2のファンモータ側で前記第1の導入通風路と連通され、前記第1のファンモータを前記温度切替室の上部近傍に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
- 上方に配される冷蔵室と前記冷蔵室の下方に配される野菜室とを備え、前記冷蔵室と前記野菜室との間に前記温度切替室を設け、前記温度切替室の開口部に開閉式の扉を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記ヒータを制御して前記温度切替室の室温を50℃以上にする制御部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007037436A JP4108110B2 (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007037436A JP4108110B2 (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 冷蔵庫 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004333860A Division JP3933659B2 (ja) | 2004-10-28 | 2004-11-18 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007127412A JP2007127412A (ja) | 2007-05-24 |
| JP4108110B2 true JP4108110B2 (ja) | 2008-06-25 |
Family
ID=38150197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007037436A Expired - Lifetime JP4108110B2 (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4108110B2 (ja) |
-
2007
- 2007-02-19 JP JP2007037436A patent/JP4108110B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2007127412A (ja) | 2007-05-24 |
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