JP4028169B2 - 海水に接する構造物および熱交換器の防汚装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、海水と接する構造物の海水側表面への海生生物の付着を防止する防汚装置に関し、特に、海水と接する構造物の海水側表面に電気的触媒を設け、電気的触媒から酸素を発生させて海生生物の付着を防止する防汚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
海水を冷却水として取水する発電所においては、熱交換器伝熱管の入口や出口の管板に、イガイ、フジツボ、ヒドロ虫或いは海藻類等(海生生物と称する)が付着することがある。これらの海生生物は、伝熱管の管端部を塞いで洗浄用スポンジの通過障害になったり、伝熱管内面を閉塞したりする。このため発電所は、これらの除去作業のためにしばしば操業の停止を余儀なくされている。これらの海生生物は、銅合金製の管板や伝熱管よりも、耐海水性のチタン製の管板や伝熱管に付着しやすい。
【0003】
また、ゴムライニングされている鋼製の水室においては、ストレーナーの網を通り抜けた幼生の海生生物が着生し、成育し、脱落を繰返す。このことは、冷却用伝熱管内面を閉塞させる。
【0004】
これら海生生物の駆除や付着防止(以下防汚と称する)のため、塩素や塩素化合物の環境海水中への投入、毒性イオン生成顔料含有防汚塗料の塗布、海水電解による塩素や銅などの毒性イオンの生成等の手段が行われている。
【0005】
これらの方法は有効な防汚機能を発揮するが、大量の海水環境にあってはその量や濃度の管理が容易でなく、確実な防汚効果を期待するため過大濃度になりやすい。その結果、環境汚染の原因になる可能性が高く、今日ではそのような手段の使用は禁止或いは抑制の方向にある。
【0006】
無公害、無毒性の防汚対策も、最近多くの研究者や技術者によって開発が進められている。例えば、シリコーン系防汚塗料は、無公害で無毒生であるが防汚効果がある。しかしながら、シリコーン系防汚塗料は、貝殻等の異物の接触により防汚寿命が短くなること、施工コストが高いこと、大面積の対象物や既存の施設への簡単容易な施工手段がないこと、海水の流れを止めると防汚効果が減少すること等の欠点のため、広く実用化されるには至っていない。
【0007】
また、特公平01−46595号公報には、別の方法が記載されている。この方法は、水や海水と接するチタン製熱交換器等の表面に、主として白金族金属の混晶或いはこれらの金属の酸化物との混合物からなる電気的触媒皮膜を形成し、これを陽極として電解し、塩素ガスを実質的に発生させないで十分な酸素を発生させることにより、水中の生物及びスケールの沈積を抑制するという方法である。
【0008】
しかしながらこの方法は、水や海水と接するチタン製構造部材の表面に電気的触媒を形成し陽極として作用させるため、チタン製構造部材と導通している熱交換器を構成する他の金属部材(例えば、水室或いは導水管などは通常鋼製でゴムライニング等が施されている)も陽極的に負荷される。従って、万一ゴムライニング等が何らかの理由で破損した場合、この破損部から流出電流が生じ、チタン材以外の構成金属部材が異常腐食してしまう。
【0009】
さらにこの方法は、電気的触媒の触媒活性のための処理において、350〜450℃で数時間の電気抵抗加熱処理等を実施するので、その際の発生熱や熱応力等による構造物の損傷が懸念され、かつコストが膨大になる。従ってこの方法も、広く実用化されるには至っていない。
【0010】
通常チタン製熱交換器では、チタン製部材が使用されている所は伝熱管や管板に限定され、本体胴や水室、熱交換器へ海水を導く導水管や海水を海へ戻す放水管等は鋼製である。鋼製の水室、導水管、放水管などは電気的にチタン製部材と導通しているので、海水と接触するとガルバニ腐食を起こし、鋼が激しく腐食される。従って、海水と接触する鋼材表面は、腐食防止のためにゴムライニング等が施工されている。
【0011】
万一ゴムライニング等が破損した場合には、鋼製部材を電気的に鋼材の防食電位まで下げる陰極防食法を採用して鋼製部材と導通しているチタン製部材を陰極的に負荷する必要があるが、前記公報記載の技術ではチタン製部材を陽極としているので、それに導通している鋼製の水室、導水管、放水管も陽極的に負荷されており、原理上陰極防食法が採用できず、破損部から流出電流が生じて鋼製材が異常腐食を起こしてしまう。
【0012】
そこで、特開2000−119884号公報では、熱交換器のチタン管板面等に、電気抵抗加熱等の熱を加えることなく容易に電気的触媒を設け、かつ、チタン管板等の熱交換器構造部材と電気的に絶縁することによって、万一金属部材に設けられたゴムライニング等が何らかの理由で破損した場合でも陰極防食法を採用し破損部における金属部材の異常腐食を防止することができる防汚装置を提供している。
【0013】
この発明は、海水に接する構造物の海水側表面において酸素を発生させて、構造物の海水側表面における海生生物の着生を抑制する防汚装置において、海水に接する構造物の海水側表面に絶縁性接着剤を介して設けられた陽極形成部材と、陽極形成部材に被覆された電気化学的に活性で安定な電気的触媒と、海水に接触するように設置された導電体と、正極が陽極形成部材または電気的触媒に接続され、負極が導電体に接続され、自動電位制御部を内蔵する外部直流電源と、を備え、外部直流電源は、正極と負極との間の電位が海水中で塩素の発生を抑制しつつ酸素を発生させる値に設定されていることを特徴とする海水に接する構造物の防汚装置である。
【0014】
この発明によれば、予め電気的触媒を被覆した陽極形成部材を、絶縁性接着剤によって常温で容易に構造物の海水側表面に接着できるため、熱応力等による構造物の損傷の懸念がなく、かつ、絶縁材接着剤が介在するため、例えばチタン管板等の構造物との電気的絶縁が達成され、チタン管板等と導通する金属部材を保護するゴムライニング等が何らかの理由で破損した場合でも破損部における金属部材の異常腐食を防止することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000−119884号公報に記載の防汚装置においては、チタン製熱交換器のように耐食性の優れたチタン製伝熱管を使用し、伝熱管そのものに対して陰極防食法が必要ない場合には非常に有効であるが、アルミニウム黄銅管などのようにそれ自体の耐食性が劣り、伝熱管そのものに陰極防食法を適用しなければならない熱交換器の場合には、アルミニウム黄銅管に流れ込む陰極防食電流と防汚装置の負極に接続された導電体に流れ込む防汚用電流が互いに対向して干渉し合うため、防汚装置の電流の制御すなわち電位の制御が難しくなり、防汚効果が減少する懸念がある。
【0016】
具体的な数値に基づいて説明すると、防汚装置において熱交換器管板面に貼り付けた陽極形成部材の電位を1.0Vに維持して酸素を発生させるために必要な防汚用電流密度を0.5m2/Aとすると、1000MW級発電プラントの熱交換器管板の面積は約18m2あり、防汚に必要な管板面から流れ出る電流は約3Aである。一方、アルミニウム黄銅管の陰極防食に必要な防食電流(管板面に向かう。正確にはアルミニウム黄銅管に流れ込む)はその約20倍、60A程度ある。両者が水室内海水中で対向して流れ干渉し合うと、電流値の大きい陰極防食電流の制御は容易であるが、それと対向して管板面から流れ出る約1/20と小さい防汚用電流の制御は難しく、防汚効果の維持に支障を来たすことがある。
【0017】
また、それ自体へ陰極防食法を適用する必要はないチタン製伝熱管を用いた場合でも、伝熱管に電気的に接続された水室や配管に陰極防食法を適用しなければならない場合もあり、このような場合には、上記と同様に防汚用電流と陰極防食電流との干渉に起因する問題が発生することになる。
【0018】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、防汚用電流と陰極防食電流との干渉を防止し、防汚用電流の制御、すなわち電位の制御をより確実かつ容易に行うことができる熱交換器用の防汚装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、海水に接する構造物の防汚装置において、構造物の海水と接触する防汚対象部位の表面に絶縁体を介して設けられた陽極形成部材と、前記陽極形成部材に被覆された電気化学的に活性で安定な電気的触媒と、正極が前記陽極形成部材または前記電気的触媒に接続されるとともに、負極が前記構造物の少なくとも一部を構成する海水と接触する金属材料からなる部材に接続され、内蔵した自動電位制御部により前記正極と前記負極との間の電位差を海水中で塩素の発生を抑制しつつ酸素を発生させるような値に調整する、外部直流電源と、前記構造物の少なくとも一部を構成する海水と接触する金属材料からなる部材に陰極防食電流を流す手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0020】
また、本発明は、金属材料からなる複数の伝熱管とこれら複数の伝熱管を支える金属材料からなる管板とを少なくとも備えて構成された熱交換器の防汚装置において、熱交換器の少なくとも一部を構成する海水と接触する防汚対象部位の表面に絶縁体を介して設けられた陽極形成部材と、前記陽極形成部材に被覆された電気化学的に活性で安定な電気的触媒と、正極が前記陽極形成部材または前記電気的触媒に接続されるとともに、負極が前記熱交換器の伝熱管に接続され、内蔵した自動電位制御部により前記正極と前記負極との間の電位差を海水中で塩素の発生を抑制しつつ酸素を発生させるような値に調整する、外部直流電源と、前記伝熱管または前記伝熱管に電気的に接続された熱交換器の海水と接触する構成部材に陰極防食電流を流す手段とを備え、前記伝熱管の内表面を酸素を発生させるための電気分解用の陰極として用いることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の第1の実施形態による海水に接して用いられる熱交換器用の防汚装置を示す概略図である。
【0022】
図1に示すように、熱交換器1は、複数のアルミニウム黄銅製の伝熱管1bと、これら複数の伝熱管1bを支えるネーバル黄銅製の管板1aとを有している。本実施の形態では、防汚対象部位は管板1aの海水15側表面である。熱交換器1の海水15側には水室10が設けられており、この水室10を画成する壁体の内面にはゴムライニング11が施されている。
【0023】
防汚装置20は、管板1aの海水15側表面の略全面に絶縁性接着剤6を介して取付けられた絶縁シート5を有している。絶縁シート5の上面には、絶縁性接着剤6を介して厚さが0.1〜0.3mmのパネル状のチタンシート4(陽極形成部材)が略全面に取付けられている。
【0024】
チタンシート4の上面には、予め触媒被覆処理によって被覆され、電気抵抗加熱等で350〜450℃で数時間加熱処理を行って熱活性化処理された、電気化学的に活性で安定な電気的触媒3が設けられている。電気的触媒3は、具体的には、白金系金属または白金系金属酸化物であるか、あるいは、コバルトまたはマンガンの酸化物からなる単一体、混晶体または複合体である。
【0025】
絶縁性接着剤6は、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂アミン系と変性シリコーンポリマーを主成分とした弾力性接着剤である。この接着剤は、高い絶縁性を有するとともに、海水温度が0〜50℃で安定した接着強度を有する。また、絶縁シート5は耐海水性に優れ、劣化しない塩化ビニールまたは繊維強化プラスチックからなる。
【0026】
絶縁シート5及びチタンシート4は、図1に示すように、伝熱管1bの管径に対応する複数の開孔を有している。
【0027】
また、チタンシート4の近傍において、照合電極12が、チタンシート4上に突き出すように、水室10の内壁面に取り付けられている。
【0028】
防汚装置20は、更に外部直流電源7を有しており、その正極7aはチタンシート4(陽極形成部材)に接続され、その負極7bは導電体である伝熱管1bに接続され、照合極7rは照合電極12に接続されている。
【0029】
外部直流電源7は、自動電位制御部7cを内蔵しており、正極7aと負極7bとの間に形成される通電回路の電位差が海水15中で塩素の発生を抑制しつつ酸素を発生させる値に設定されている。この値は、具体的には、海水電解で塩素が発生するSCE基準電位1.20Vより低く、かつ標準海水における酸素発生電位0.52Vより高い値である。照合電極12によりチタンシート4の電位がモニターされ、そのデータに基づいて自動電位制御部7cが前記通電回路の電位差を制御するようになっている。
【0030】
一方、アルミニウム黄銅製の伝熱管1bは海水に対する耐食性が劣るため、陰極防食法により防食されている。陰極防食法には外部電源方式と犠牲陽極方式を適用することができる。図1では外部電源方式を用いた例を示しており、伝熱管1bと陰極防食用電極41とが陰極防食用の外部直流電源装置40を介して接続され、陰極防食用電極41から伝熱管1bに陰極防食用電流が流れ込むようになっている。むろん犠牲陽極方式により伝熱管1bに陰極防食用電流が流れ込むようにしてもよい。
【0031】
本実施形態によれば、伝熱管1bを外部直流電源7の負極7bに接続して、伝熱管1bの内周面を海水電解のための陰極として用いているため、防汚用電流と陰極防食電流が同じ方向に流れる。従って防汚用電流と陰極防食電流との干渉を少なくすることができ、防汚用電流の制御、すなわち電位の制御をより確実に容易に行うことができる。このため、陽極として機能するチタンシート4すなわち電気的触媒3の電位を、外部直流電源7により0.52Vから1.20Vの範囲に容易に保持することができる。これにより電気的触媒3の表面から、塩素の発生を抑制した状態で酸素を発生させることができ、海生生物の付着を防止することができる。
【0032】
また、予め電気的触媒3を被覆したチタンシート4を準備して、これを絶縁性接着剤6によって管板1a上に設けられた絶縁シート5上に接着するようにしているため、チタンシート4は常温で容易に設置することができ、電気的触媒3を熱交換器に被覆後に熱活性化処理を行う場合に生じうる熱応力等による熱交換器1の損傷のおそれがない。
【0033】
また、チタンシート4と熱交換器1の管板1aの海水15側表面との間に絶縁性接着剤6及び絶縁シート5が介在するため、管板1aとチタンシート4との電気的絶縁が達成され、管板1aと電気的に導通する金属部材の異常腐食を防止することができる。
【0034】
また、絶縁性接着剤6が、海水温度0〜50℃で安定した接着強度を有するエポキシ樹脂、エポキシ樹脂アミン系と変性シリコーンポリマーを主成分とした弾力性接着剤であるため、安定で耐久性のある接着強度を得ることができるとともに、その弾力性によって異物等の衝突に対する耐久性も高い。
【0035】
また、絶縁シート5が、塩化ビニールまたは繊維強化プラスチックであるため、耐海水性に優れ、劣化しない。更に加工性にも優れているため、伝熱管1bの管径に対応する複数の開孔を容易に加工できる。特に、チタンシート4と絶縁シート5を予め絶縁性接着剤6で接合した後の開孔加工を容易にできる。
【0036】
また、照合電極12を陽極形成部材であるチタンシート4の近傍に突き出して設けたので、精度良く陽極形成部材の電位をモニターすることができ、電位の制御をより確実にできる。
【0037】
なお、絶縁性接着剤6による絶縁作用が十分であれば、絶縁シート5は必ずしも設ける必要はない。すなわち、図2に示すように、管板1a上に絶縁シート5を設けることなく、絶縁性接着剤6のみを介してチタンシート4を設けてもよい。この場合も、図1に示す実施の形態と略同一の効果が得られる。
【0038】
また、照合電極12を設ける位置も、図1に示す位置に限定されるものではなく、例えば図3に示すように、伝熱管1bの管端の内部から海水15側に突き出すように設けてもよい。この場合、照合電極12をよりチタンシート4すなわち陽極形成部材により近接して配置することができるため、電位の制御をより正確に行うことができる。
【0039】
また、図4に示すように、海水15の流入側及び放出側の水室10の壁体に設けたゴムライニング11(防汚対象部位)の表面に、電気的触媒3付きのチタンシート4を取り付け、電気的触媒3の表面から、塩素の発生を抑制した状態で酸素を発生させるようにしてもよい。なお、この場合、ゴムライニング11とチタンシート4とを接着する接着剤16は、絶縁性を有するものでなくてもよい。
【0040】
なお、図3および図4においては、陰極防食用電流を流す手段(外部直流電源装置40および陰極防食用電極41)の記載が省略されているが、実際には設けられている。
【0041】
次に、図5を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態において、第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して重複説明は省略する。
【0042】
本実施形態に係る防汚装置20では、複数ある伝熱管1bのうちの一部の伝熱管1bの端部に閉止栓30が装着されている。閉止栓30の海水15側の端面は、管板1aの表面と実質的に同一の面上に位置している。なお、海水中での異種金属接触腐食を防止する観点から、伝熱管1bと閉止栓30とは同一材料を用いることが好適である。
【0043】
チタンシート4は、第1の実施形態のチタンシート4のように全ての伝熱管1bに対応して開孔が形成されているのではなく、閉止栓30が装着されない伝熱管1bに対応する部位のみに管径に対応した開孔が形成されている。
【0044】
チタンシート4は、管板1aおよび閉止栓1bの端面上に設けられた絶縁性接着剤6により管板1aに接着されている。このため、接着面積が増加し、チタンシート4の接着力を増大させることができる。
【0045】
なお、閉止栓30の数を多くするとチタンシート4の接着力は増加するが、伝熱管1bを閉止すると熱効率が低下するため閉止栓30の数は全伝熱管の3%以下とすることが望ましい。
【0046】
なお、図6に示すように、絶縁ボルト31により、チタンシート4を閉止栓30に固定するようにしてもよい。絶縁ボルト31は、樹脂、セラミック等の絶縁材料から構成してもよいし、表面に絶縁層が形成された金属製ボルトであってもよい。このようにすれば、チタンシート4を管板1aにより強固に固定することができ、閉止する伝熱管1bの数を減らすことができる。なお、絶縁ボルト31により、チタンシート4を管板1aに固定するようにしてもよい。
【0047】
なお、図5および図6においては、陰極防食用電流を流す手段(外部直流電源装置40および陰極防食用電極41)の記載が省略されているが、実際には設けられている。
【0048】
また、図1乃至図6に示す実施の形態においては、伝熱管1bの材料としてアルミニウム黄銅、管板1aの材料としてネーバル黄銅を用いた例を示したが、材料の組み合わせはこれに限定されない。例えば、伝熱管1bの材料としてアルミニウム黄銅、管板1aの材料としてアルミニウム青銅を用いてもよい。また、伝熱管1bの材料としてスーパーステンレス鋼、管板1aの材料としてネーバル黄銅を用いてもよい。また、伝熱管1bの材料としてスーパーステンレス鋼、管板1aの材料としてアルミニウム青銅を用いてもよい。また、伝熱管1bおよび管板1aの材料をともにスーパーステンレス鋼としてもよい。
【0049】
また、伝熱管1bおよび管板1aの材料をともにチタンとしてもよい。なお、この場合には、チタンが耐食性に優れているため、それ自体へ陰極防食法を適用する必要はないが、それに接続された熱交換器を構成する他の部材、例えば水室や配管に陰極防食法を適用することがあり、この場合にも防汚用電流と陰極防食電流が互いに干渉することがあるため、本発明を適用することには十分に意味がある。
【0050】
なお、本発明の説明は防汚対象物として熱交換器を構成する部材を例にとってなされたが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。すなわち、防汚用電流と陰極防食電流との干渉が問題となるあらゆる種類の海水と接して使用される構造物に適用することができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、防汚用電流と陰極防食電流との干渉を防止し、防汚用電流の制御、すなわち電位の制御をより確実かつ容易に行うことができる熱交換器用の防汚装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による防汚装置の第1の実施形態を示す概略図。
【図2】図1に示す実施形態の変形例を示す図。
【図3】図1に示す実施形態の他の変形例を示す図。
【図4】図1に示す実施形態の更に他の変形例を示す図。
【図5】本発明による防汚装置の第2の実施形態を示す概略図。
【図6】図5に示す実施形態の変形例を示す図。
【符号の説明】
1 熱交換器(海水と接する構造物)
1a 管板(防汚対象部位)
1b 伝熱管(構造物の少なくとも一部を構成する海水と接触する金属材料からなる部材)
3 電気的触媒
4 陽極形成部材(チタンシート)
5 絶縁シート
6 絶縁性接着剤
7 外部直流電源
7a 正極
7b 負極
7c 自動電位制御部
8 導電体
10 水室(防汚対象部位)
11 ライニング(ゴムライニング)
15 海水
30 閉止栓
31 絶縁ボルト
40 陰極防食電流を流す手段(陰極防食用の外部直流電源装置)
41 陰極防食電流を流す手段(陰極防食用電極)
Claims (8)
- 海水に接する構造物の防汚装置において、
構造物の海水と接触する防汚対象部位の表面に絶縁体を介して設けられた陽極形成部材と、
前記陽極形成部材に被覆された電気化学的に活性で安定な電気的触媒と、
正極が前記陽極形成部材または前記電気的触媒に接続されるとともに、負極が前記構造物の少なくとも一部を構成する海水と接触する金属材料からなる部材に接続され、内蔵した自動電位制御部により前記正極と前記負極との間の電位差を海水中で塩素の発生を抑制しつつ酸素を発生させるような値に調整する、外部直流電源と、
前記構造物の少なくとも一部を構成する海水と接触する金属材料からなる部材に陰極防食電流を流す手段と、
を備えたことを特徴とする、防汚装置。 - 金属材料からなる複数の伝熱管とこれら複数の伝熱管を支える金属材料からなる管板とを少なくとも備えて構成された熱交換器の防汚装置において、
熱交換器の少なくとも一部を構成する海水と接触する防汚対象部位の表面に絶縁体を介して設けられた陽極形成部材と、
前記陽極形成部材に被覆された電気化学的に活性で安定な電気的触媒と、
正極が前記陽極形成部材または前記電気的触媒に接続されるとともに、負極が前記熱交換器の伝熱管に接続され、内蔵した自動電位制御部により前記正極と前記負極との間の電位差を海水中で塩素の発生を抑制しつつ酸素を発生させるような値に調整する、外部直流電源と、
前記伝熱管または前記伝熱管に電気的に接続された熱交換器の海水と接触する構成部材に陰極防食電流を流す手段と、
を備え、
前記伝熱管の内表面を酸素を発生させるための電気分解用の陰極として用いることを特徴とする、防汚装置。 - 前記防汚対象部位は、熱交換器の管板であることを特徴とする、請求項2に記載の防汚装置。
- 前記防汚対象部位は、熱交換器の水室を構成する壁体の内面であり、前記壁体の内面にはゴム系若しくは樹脂系のライニングが施されており、前記陽極形成部材は、前記ライニング上に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の防汚装置。
- 前記陽極形成部材は、耐海水性に優れ劣化しない塩化ビニールまたは繊維強化プラスチックからなる絶縁シートを介して前記記防汚対象部位の表面に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の防汚装置。
- 前記陽極形成部材は、絶縁性接着剤を介して前記記防汚対象部位の表面に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の防汚装置。
- 複数ある前記伝熱管の一部の伝熱管の端部に閉止栓が取り付けられており、
前記陽極形成部材のうち前記閉止栓が設けられていない伝熱管に対応する位置には開孔が設けられており、前記閉止栓が設けられている部位には開孔が設けられておらず、
前記陽極形成部材は、前記管板および前記閉止栓の表面に設けられた絶縁性接着剤を介して取り付けられていることを特徴とする、請求項3に記載の防汚装置。 - 前記陽極形成部材は、絶縁ボルトを介して前記閉止栓に固定されていることを特徴とする、請求項7に記載の防汚装置。
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