JP4027151B2 - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は磁気記録媒体の製造方法に関し、特に多値記録化を実現することで、記録の高密度化を可能にした磁気記録媒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の情報処理の飛躍的な進歩に伴い、ハードディスクに代表される磁気記録媒体を使用した情報記録装置の記録密度は、年率60〜100%という勢いで増加を続けている。今後も情報記録量の増大が見込まれており、更なる高密度化が必要とされている。
【0003】
現在、ハードディスクへの磁気記録の方式としては、基板と水平方向に磁化を記録する長手記録方式、いわゆる面内記録方式が採用されている。面内記録方式では、隣り合う磁化記録部分間に設けられた磁化遷移領域からの漏れ磁界を利用して、磁気ヘッドにより記録・再生を行っている。しかしながら、面内記録方式では、高密度化に伴い磁区内の反磁界による影響で漏れ磁界が減少するため、磁気記録層を薄くしていく必要がある。そのため磁性微粒子1つあたりの体積が極端に小さくなり、熱エネルギーの影響によって磁化方向が変化してしまう超常磁性状態に陥ってしまい、記録した磁化を保持できなくなる。以上のような理由から、面内記録方式では100Gb/in2 前後の記録密度が限界であると考えられている。
【0004】
一方、100Gb/in2 を超える記録密度領域では、基板に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁性体を記録層とし、基板に対して垂直方向に磁化を記録する垂直磁気記録方式が有力であり、垂直磁気記録方式へ移行する研究が精力的に行われている。垂直磁気記録方式は、面内記録方式とは対照的に高密度になるほど反磁界が減少する性質がある。また、記録密度を高くしても磁性層の膜厚を厚くすることが可能であるので、熱エネルギーの影響による超常磁性状態に対して面内記録方式よりも優位である。
【0005】
垂直磁気記録方式では記録層としてCo−Cr合金が一般に用いられている。Si基板やガラス基板、カーボン基板などの基板上にスパッタリング法によりCo−Cr合金を成膜すると、CoとCrが組成分離した状態で成長する。このうちCo組成が多い部分は柱状であり、六方最密構造(hcp構造)を有する強磁性部分となり、記録部分となる。柱状の記録部分を取り囲むように成長するCr組成が多い部分は非磁性部分であり、隣接する記録部分間の磁気的な相互作用を弱める働きもする。
【0006】
さらに次世代の記録技術として、前記のような柱状の記録部分となる磁性材料を非磁性材料に埋め込んだ構造を、微細加工技術により規則的に作製し、複数の磁性ドメインに対して2値を記録するディスクリートメディア、或いは1つの磁性ドメインに対して2値を記録するパターンドメディアが提唱されている。
【0007】
前記の垂直磁気記録方式ではCo−Crの偏析構造を利用しているため、記録部分のサイズや形状に均一性がなく、さらに記録部分を所望のパターン及び位置に配置することは困難であることから、2値を記録する磁性ドメイン間のビット境界が不規則な形状となり、S/Nを低下させる要因となる。
【0008】
これに対してディスクリートメディア及びパターンドメディアは、サイズや形状の揃った磁性ドメインを人工的に規則的なパターンで配置するので、上述のような問題点がなくS/Nの低下を抑制することが可能となり、より高密度な記録に適した構造と言える。
【0009】
しかし、上記のディスクリートメディア及びパターンドメディアにおいても、更なる高密度化が進むにつれて、媒体とヘッド間のトラッキング等の困難さ、またヘッドの微細化の困難さがますます増大することが予想される。そこで、これ以上の高密度化に対応する方法として多値記録が有効である。多値記録は、従来の2値を記録する領域に3値以上の記録を行うものであり、例えば4値の記録を行えば記録密度は従来の2倍となり、同様の記録面積で高密度化が可能である。
【0010】
多値記録の方式としては、複数の提案がなされている。まず、記録層の磁気情報のみでなく、磁気による磁性体の形状変化をサーマルアスペリティ信号として同時検出し、磁気情報と体積情報の組み合わせによって多値記録を行う方式が特開2000−298892に示されている。しかし、サーマルアスペリティ信号は、磁気ヘッドが形状変化した磁性体の突起に衝突して発生するものであり、微細な記録領域内のトラッキングを困難にし、さらに十分な媒体・磁気ヘッド寿命を確保することが困難であると考えられる。
【0011】
また、特開2000−52535では単一記録層に印加磁場の強度に比例した磁化を記録し、それに直線偏光を照射して、多段階の偏光面回転角を多値情報に記録する方式が提案されている。この方式では、単一記録層中にある印加磁場に比例した複数の磁化状態が十分な時間その状態を保持することは、熱減磁等の観点から困難であると考えられる。
【0012】
さらに、特開平6−52535では、従来の記録方式と同様に1つの記録層に2値記録を行い、複数の記録層の2値情報の組み合わせにより多値記録を行う方式が提案されている。この方式は媒体と磁気ヘッド間の接触も無く、各層に2値情報を記録するので概念的に単独の磁気記録領域においては熱減磁に強く、有力な方式であるが、上記提案においては、膜面内方向に続く人工格子膜を用いており、記録領域内や境界において、磁性ドメイン間の強い相互作用の影響により、磁化反転が起こり再生時のノイズとなって現れる。しかも、多値記録では通常の2値記録に比べて同じダイナミックレンジであれば、さらにノイズの影響を受けやすいことは言うまでもない。
【0013】
次に、本発明はAlの陽極酸化によって形成される陽極酸化アルミナナノホールを利用するので、以下に陽極酸化アルミナナノホールについて説明する。
【0014】
Al基板を硫酸、シュウ酸、リン酸などの酸性電解液中で陽極酸化すると、ポーラス型陽極酸化皮膜である陽極酸化皮膜が形成される(例えばR.C.Furneaux,W.R.Rigby& A.P.Davidoson“NATURE”Vol.337、P147(1989)等参照)。このポーラス皮膜の特徴は、直径が数nm〜数百nmの極めて微細な円柱状細孔(ナノホール)が、数十nm〜数百nmの間隔で平行に配列するという特異的な幾何学的構造を有することにある。この円柱状の細孔は、高いアスペクト比を有し、深さ及び断面の径の一様性にも優れている。
【0015】
また、ポーラス皮膜の構造は陽極酸化の条件を変えることにより、ある程度の制御が可能である。例えば、陽極酸化電圧で細孔間隔を、陽極酸化時間で細孔の深さを、ポアワイド処理により細孔径をある程度制御可能であることが知られている。ここでポアワイド処理とはアルミナのエッチング処理であり、普通リン酸でのウェットエッチング処理を用いる。
【0016】
さらに、ポーラス皮膜の細孔の形状、間隔及びパターンの制御性を改善するために、スタンパーを用いて細孔の形成開始点を形成する方法、すなわち、複数の突起を表面に備えた基板をAl基板の表面に押し付けてできる窪みを細孔の形成開始点として形成した後に陽極酸化を行って、より良い形状、間隔及びパターンの制御性を示す細孔を有するポーラス皮膜を作成する方法も提案されている(特開平10−121292号公報もしくは益田“固体物理”31,493(1996))。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、非磁性材料を隔壁として磁性体を分離した磁性体セルを用いることで、隣接する磁性ドメイン間の相互作用を弱めると共に、サイズや形状の揃った複数種類の磁性ドメインを人工的に規則的なパターンで配置することで、従来の多値記録の問題点を克服した多値記録可能な磁気記録媒体の製造方法を提供することである。
【0018】
また、同一基板上に深さ又は断面積の異なる複数種類のナノホールを形成し、各深さ又は断面積のアルミナナノホールに対して異なる種類の磁性体を選択的に充填することで、保磁力が異なる磁性体セルを作製し、それぞれの磁性体セルの組み合わせにより多値記録を可能とした磁気記録媒体の製造方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記の従来の多値記録可能な磁気記録媒体の問題点は、本発明による以下の構成及び製造方法にて解決される。
本発明は、基板上に非磁性体により互いに分離された、磁性体を充填した細孔から成る磁性体セルを配置し、保磁力が異なる複数種類の該磁性体セルが存在する領域を単位記録領域とし、該単位記録領域内における同一種類の磁性体セルに対して2値の記録を行い、各複数の種類の該磁性体セルの組み合わせにより該単位記録領域内に2値以上の多値記録を行うことができる磁気記録媒体の製造方法であって、基板上にAlを主成分とする金属からなる被陽極酸化膜を形成する工程、前記被陽極酸化膜を陽極酸化して該被陽極酸化膜からなる非磁性体に形状が異なる複数種類の該細孔を形成する工程、該形状が異なる複数種類の細孔に電着電位を変えて異なる種類の磁性体を充填する工程を含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法である。
本発明の方法により製造される磁気記録媒体は下記の特徴を有する。
【0021】
また、前記の磁気記録媒体において、該単位記録領域内に存在する同一種類の磁性体セルが1つであることを特徴とする磁気記録媒体である。
或いは、前記の磁気記録媒体において、該単位記録領域内に存在する同一種類の磁性体セルが2つ以上であることを特徴とする磁気記録媒体である。
そして、上記の磁気記録媒体において、該細孔の断面積を変化させることで、磁性体セルの保磁力を変化させることを特徴とする磁気記録媒体である。
【0022】
または、上記の磁気記録媒体において、異なる種類の磁性体を充填することで、磁性体セルの保磁力を変化させることを特徴とする磁気記録媒体である。
そして、上記の磁気記録媒体において、該細孔がAlを主成分とする金属の陽極酸化により形成される陽極酸化アルミナナノホールであることを特徴とする磁気記録媒体である。
または、上記の磁気記録媒体において、基板上に単位記録領域の保磁力が異なる複数種類の磁性体セルが規則的に配列していることを特徴とする磁気記録媒体である。
【0024】
また、上記の磁気記録媒体の製造方法において、Alを主成分とする金属を陽極酸化して、優先的に形成される細孔と、非優先的に形成される細孔を、基板上に形成する工程を含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法である。前記優先的に形成される細孔の断面積が、非優先的に形成される細孔の断面積よりも大きいことを特徴とする。
【0025】
また、上記の磁気記録媒体の製造方法において、前記細孔を形成する工程が、基板上に形成したAlを主成分とする金属膜に複数種類の大きさの異なる窪みを設けて陽極酸化して複数種類の細孔を形成することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法である。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0028】
<磁気記録媒体の構成>
本発明における多値記録可能な磁気記録媒体を図面に基づいて説明する。
図1は本発明における磁気記録媒体の一例を示す模式図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のAA’線断面図である。同図1において、本発明の磁気記録媒体は、基板11上に非磁性体12により互いに分離された、磁性体を充填した細孔から成る磁性体セルを配置しており、磁性体セルには、その細孔の断面積が異なる磁性体セルA13及び磁性体セルB14の二種類が存在する。これら二種類の磁性体セルは、それぞれ異なる保磁力を有する磁性体セルである。本構成例では単位記録領域15に含まれる2つの磁性体セルA13を利用して2値の記録を行うと共に、2つの磁性体セルB14を利用しての2値記録をも行うことで、単位記録領域15に合計4値の記録を可能とする。
【0029】
基板上には、互に保磁力が異なる磁性体セルA13及び磁性体セルB14は直線状に交互に規則的に配列している。また、単位記録領域とは、この規則的に配列している磁性体セルA13及び磁性体セルB14の2種類のセルの少なくとも1つ以上が含まれる領域を示す。また、磁性体セルA13及び磁性体セルB14が含まれる単位記録領域も基板上に規則的に配列している。図1では、磁性体セルA及び磁性体セルBが各々2つ含まれる領域を単位記録領域としているが、単位記録領域の取り方はそれに限定されず、例えば磁性体セルA及び磁性体セルBが各々1つ、または各々3つ含まれる領域でもよい。勿論、3つ以上であってもよい。また、単位記録領域内に含まれる磁性体セルAとBの数が異なっていてもよい。
【0030】
図2に図1の単位記録領域15における各種類の磁性体セルと、単位記録領域15の磁化曲線を模式的に示す。磁性体セルA13の磁化曲線21と、磁性体セルB14の磁化曲線22を合成したものが単位記録領域15の磁化曲線23となる。単位記録領域の磁化曲線23の形状より、H1 ,H2 ,−H1 ,−H2 の印加磁場に対してM1 ,M2 ,−M1 ,−M2 の4値を記録することが可能となる。
【0031】
本発明における多値記録可能な磁気記録媒体の構成は、図1に示したものに限定されるものではなく、単位記録領域内に二種類以上の、飽和磁化及び保磁力が異なる磁性体セルを有しても良い。つまり、単位記録領域に4値以上の多値記録を行うことも可能である。また、図1において、磁性体セルA13と磁性体セルB14の飽和磁化が等しい場合は、単位記録領域に3値の記録を行うことになる。
【0032】
さらに、単位記録領域内に含まれる同一種類の磁性体セルの個数も、1つ以上であれば特に個数に限定はなく、磁性体セルの配置、及び単位記録領域の形状についても、単位記録領域内に少なくとも二種類の、保磁力が異なる磁性体セルをそれぞれ1つ以上有する配置であり、磁気ヘッドによる記録・再生が可能な形状であれば特に限定はない。また、磁性体セルの断面形状に関しても、円形に限定されるものではなく、長方形や楕円形であっても構わない。
【0033】
磁性体セルの磁性材料としては、基板に垂直に磁化する垂直磁気記録材料を使用することも、基板に平行に磁化する面内磁気記録材料を使用することも可能である。しかし、磁性体セルのアスペクト比が小さくなると、形状異方性の影響により面内に磁化する傾向が強くなるので、垂直磁気記録材料を使用する場合には、アスペクト比が0.5以上であることが好ましい。ここに、磁性体セルのアスペクト比は、磁性体セルの高さ(x)と磁性体セルの断面形状における最も長い径(y)を用いてx/yで定義する。例えば磁性体セルの断面形状が円形の場合yは直径となる。
【0034】
磁性体セルの保磁力を変える手法としては、磁性体セルの断面積を変える手法と、磁性材料を変える手法がある。例えば、垂直磁気記録材料を使用した場合、磁性体セルの高さが等しければ、アスペクト比が低い磁性体セルよりもアスペクト比が高い磁性体セルの方が形状異方性の影響により、同じ磁性材料でも保磁力が高くなり、異なる保磁力の磁性体セルを作製できる。また、CoPtの磁性体セルとCoの磁性体セルのように、垂直磁気異方性が大きく異なる磁性材料から成る磁性体セルによっても、異なる保磁力の磁性体セルは作製できる。
【0035】
磁性体セルを分離する非磁性体12としては、レジスト、酸化物、Cr等が利用可能である。特に酸化物ではアルミナが好ましく、Alの陽極酸化で形成されるアルマイト皮膜、陽極酸化アルミナであることが好ましい。
【0036】
Alを陽極酸化すると、図3に示すような構造のナノホール36を有するアルマイト皮膜31が形成される。ナノホールの直径32としては数nm〜数百nmの範囲が可能であり、ナノホールの間隔33としては、ナノホールの直径32よりも若干大きい値から約500nmまで制御可能である。陽極酸化には各種の酸が使用できるが、微細な間隔のナノホールを作製するには硫酸浴、比較的大きな間隔のナノホールを作製するにはリン酸浴、その間のナノホールを作製するにはシュウ酸浴が好ましい。また、ナノホールの直径32はリン酸等の溶液中でウェットエッチングすることで拡大可能である。
【0037】
ナノホールに磁性体を充填して磁性体セルを形成するには、真空蒸着法やスパッタリング法も利用可能であるが、アスペクト比の大きなナノホールにも充填できるという観点から電着法が好ましい。
【0038】
ナノホールのアスペクト比は、陽極酸化するAlの膜厚、及び陽極酸化条件により幾つでも作製可能であるが、垂直磁気記録材料を電着によりナノホールに充填して磁性体セルとする場合には、前述のようにアスペクト比を0.5以上とすることが望ましい。また、電着の制御性及び電着物質の結晶性を向上させる為に、基板34と被陽極酸化層(Al膜)の間にCu或いはCuを主成分とする合金、貴金属等による導電層を設けても良い。
【0039】
上記被陽極酸化層としてはAlが一般的に用いられるが、Alを主成分とする膜で陽極酸化できるものならば、他の元素が含まれていてもよい。このAlの成膜には、抵抗加熱による真空蒸着法、スパッタリング法、CVD法等が利用可能であり、ある程度平坦な表面を有する膜を形成できる方法であればよい。
【0040】
磁気記録媒体の表面は、ダイヤモンドスラリー等の研磨剤を用いた表面研磨が施されて、平坦性を有しており、そのr.m.s(root−mean−square)は1nm以下である。また、記録・再生を行う磁気ヘッドに対しての耐磨耗性を持たせるために、表面にカーボン、その他にカーバイト、窒化物等の非磁性材料を用いた保護層を設けても良い。
【0041】
基板11としては、プラスチック、Si、ガラス、カーボン、Ni−PめっきをしたAl、Si−C等が利用できる。
【0042】
<磁気記録媒体の製造方法>
本発明における磁気記録媒体の製造方法の一例について説明する。特に、磁性体セルを分離する非磁性体として、陽極酸化アルミナを用いて、図1に示したような、細孔(ナノホール)の断面積が異なる磁性体セルを作製する場合について説明する。
【0043】
図4および図5は本発明の磁気記録媒体の製造方法の一例を示す工程図である。まず、図4(a)に示すように、Siやガラス等の基板41上に、電着の電極層となるCuやCuを主成分とする合金、或いは貴金属等による導電層42を設け、その上にAl或いはAlを主成分とする金属からなる被陽極酸化膜43を設ける。
【0044】
次に、予め電子線露光等を用いて、SiC等の硬質基板上に規則的に配置した凸型のスタンパーを被陽極酸化膜43表面に押し付ける等して、被陽極酸化膜43表面に、図4(b)に示すように窪み44を形成する。このとき、ナノホールの断面積が小さな磁性体セルを配置したい場所には窪み44を形成しないようにする。或いは、ナノホールの断面積が小さな磁性体セルを配置したい場所には、ナノホールの断面積が大きな磁性体セルを配置する場所に形成する窪み44よりも、小さな窪みを形成するようにする。
【0045】
次に、陽極酸化を行う。Al等の陽極酸化では、被陽極酸化膜に窪みが形成された部分から優先的にナノホールが形成され、窪みが形成されていない部分は、窪みが形成された部分よりもゆっくりとナノホールが形成され、細孔の断面積及び深さは、窪みが形成された部分から形成されたナノホールよりも小さくなる。このため、図4(c)に示すような構造になる。つまり、アルミナ45を隔壁として、窪み44から形成された断面積が大きなナノホールA46と、窪みをつけていない部分から形成された断面積が小さく、深さも浅いナノホールB47が導電層42上に形成される。
【0046】
次に、ナノホール内に磁性体を電着により充填する。このとき、ナノホールB47は深さがナノホールA46よりも浅いため、ナノホール底部に残るアルミナ45の厚さが、ナノホールA46よりも厚くなっており、このためナノホールA46よりも電着に必要な電位が高くなる。そこで、まず低電位の電着を行い、図5(d)に示すようにナノホールA46のみに磁性体A48を選択的に充填する。
【0047】
さらに、既に充填した磁性体A48よりも保磁力の高い異なる種類の磁性体B49を、より高電位の電着でナノホールB47に充填する。もちろん、ナノホールA46にも充填されることになるので、図5(e)に示すように電着が行われる。
最後に、表面をダイヤモンドスラリー等の研磨剤を用いた表面研磨等を施すことで図5(f)に示すように表面出しをする。
【0048】
以上の実施の形態により、基板上に異なる保磁力を有する磁性体セルを作製することが可能となる。また、陽極酸化アルミナを用いた本発明における多値記録可能な磁気記録媒体の製造方法は、上記の製造方法に限定されるものではない。図6は本発明の磁気記録媒体の製造方法の他の例を示す工程図である。例えば、図6(a)に示すようにナノホールA51に対して第一の電着を行い、図6(b)に示すようにリン酸或いはNaOH等の酸・アルカリによりナノホールB52の底部に存在する底部アルミナ53を溶解させ、その後第二の電着を行い図6(c)に示される構造を作製してもよい。底部アルミナ53を溶解することで、第二の電着電位を、第一の電着と同様に低電位で行えるので、電着の制御性及び電着物の結晶性を向上することが可能となる。
【0049】
また、優先的に形成されるナノホールと、非優先的に形成されるナノホールを作製する為に、上述のようにスタンパーを利用する以外に、特開2001−9800に示されているように、収束イオンビーム(FIB)を利用してもよい。或いは、被陽極酸化膜に対して窪みをつけるのではなく、図7に示すように、被陽極酸化膜64上にパターニングしたレジスト層61等を配置した後、レジスト層61を剥離せずに陽極酸化することで、被陽極酸化膜上にレジスト層61が存在しない部分から優先的にナノホールを形成することが可能である。このとき、被陽極酸化膜上に存在するレジスト層61は、陽極酸化中に酸性浴中で剥離され、その後レジスト層61が剥離した部分から非優先的に形成されるナノホールが作成される。
【0050】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
なお、以下に挙げる実施例において、実施例1および2は、本発明の参考例を示す。
【0051】
実施例1
本実施例は、陽極酸化アルミナを利用して異なる保磁力を有する磁性体セルを作製することに関するものである。
図8は、本発明における磁気記録媒体の製造方法の一実施例を示す工程図である。図8(a)に示すように、Si基板71上にTi72を10nm、Cu73を20nm、その上にAl74を200nmの厚さにスパッタリング法により成膜した。続いて、図8(b)に示すようにAl表面にFIBを使用して、ナノホールが形成される開始点となる窪み75を作製した。本実施例では図9(a)に示すように、隣接する窪みの間隔が100nmとなるような正方状に配列したパターンの窪みを形成した。図9(b)は図9(a)のBB’線断面図である。このとき、隣接する窪みの大きさが異なるように、FIBの照射時間を10msec及び30msecと変化させることで、10msecの照射時間に対しては小さな窪み81を、30msecの照射時間に対しては大きな窪み82を形成した。
【0052】
次に、16℃の0.3mol/Lシュウ酸浴にて、40Vの印加電圧にて陽極酸化を行った。陽極酸化時の電流プロファイルを図10に示す。陽極酸化の停止は、電流値減少開始点で電流値の減少が始まり、一定電流値より半減した時点から30秒後とした。その後、5wt%リン酸溶液中に24℃にて30分間浸すことにより、形成されたナノホールのポアワイド処理を行う。作製した試料の断面をFE−SEM(電界放出走査型電子顕微鏡)で観測したところ、図8(c)のように窪みのパターンに対応したナノホールが確認された。形成されたナノホールの断面形状は、大きな窪みから形成されたナノホール76が直径約70nm、小さな窪みから形成されたナノホール77が直径約40nmの円形であった。また、小さな窪みから形成されたナノホール77には、底部アルミナ78が存在することも確認できた。
【0053】
次に、ナノホールへの磁性体の電着を行った。磁性体としてはCoを選択し、電着には硫酸コバルト(II)7水和物0.2mol/Lとホウ酸0.3mol/Lの混合溶液を24℃で使用した。また参照極はAg/AgClを使用した。電着電位を−5.0Vとすると、底部アルミナ78が残るナノホールに対してもCoの充填が行われ、ナノホールから溢れたCoを粒子径が1/4μmのダイヤモンドスラリーを使用して表面研磨することで取り除くと図8(d)で示す状態となった。
【0054】
作製した試料の磁気特性をVSM(試料振動型磁気力計)を用いて測定した。図11に試料の基板に対して垂直方向の磁化曲線を示す。このとき図11より、大きな窪みから形成されたナノホール76中に充填されたCoと、小さな窪みから形成されたナノホール77中に充填されたCoはそれそれ1kOe及び1.8kOeの異なる保磁力を有することが確認された。
【0055】
実施例2
本実施例は、実施例1で作製した試料のMFM(磁気力顕微鏡)観測に関するものである。
まず、実施例1で作製した試料に対して、基板に対して垂直方向に3kOeの磁場を印加して全ての磁性体セルの磁化を印加磁場の方向へ帯磁させた。このときのMFM像は、全ての磁性体セルにおいて一様なコントラストであった。このとき試料の磁化状態は、図12(a)の状態である。
【0056】
引き続き、逆方向に1kOeの磁場を印加して、試料の表面をMFMで観測したところ、大きな窪みから形成されたナノホールのみ先程とMFM像のコントラストが反転していた。つまり、このときの磁化状態は図12(b)の状態である。
次に印加磁場を1kOeから3kOeとすると、小さな窪みから形成されたナノホールのコントラストも反転し、結果として全て一様なMFM像のコントラストとなった。このときの試料の磁化状態は図12(c)である。
【0057】
さらに、逆方向に1kOeの磁場を印加すると、再び大きな窪みから形成されたナノホールのみMFM像のコントラストが反転し、図12(d)の状態となった。
最後に印加磁場を1kOeから3kOeとすると初期状態である図12(a)に戻った。
つまり、本実施例のように印加磁場の値を制御することで、図12(a)〜(d)で示される4値の記録が可能である。
【0058】
実施例3
本実施例は、陽極酸化アルミナを利用して異なる保磁力を有する磁性体セルを作製することに関するものである。特に、異なる磁性体を充填した磁性体セルを作製することに関する。
【0059】
図13は、本発明における磁気記録媒体の製造方法の他の実施例を示す工程図である。実施例1と同様に、Si基板上にTiを10nm、Cuを20nm、その上にAlを200nmの厚さにスパッタリング法により成膜した後、FIBによる開始点形成及び陽極酸化とポアワイド処理を行った。
【0060】
次に、硫酸コバルト(II)7水和物0.2mol/Lとホウ酸0.3mol/Lの混合溶液を24℃で使用してCoの電着を行った。参照極はAg/AgClを使用した。本実施例では、電着電位を−1.0Vとした。電着物のCoがナノホールから溢れ出る前に電着を停止し、試料の断面をFE−SEMで観測したところ、図13(a)に示すように大きな窪みから形成されたナノホール121に対してのみCoの充填が行われており、底部アルミナ122の残る、小さな窪みから形成されたナノホール123に対しては電着が行われていないことが観測された。
【0061】
さらに、硫酸コバルト(II)7水和物0.2mol/Lとホウ酸0.3mol/Lからなる水溶液と6塩化白金酸6水和物0.1mol/Lを1:1で混合した混合溶液を24℃で使用してCoPtの電着を行った。このとき参照極はAg/AgClを使用し、電着電位は−5.0Vとした。CoPtの電着後、実施例1と同様にナノホールから溢れたCoPtを粒子径が1/4μmのダイヤモンドスラリーを使用した表面研磨で取り除いた。その後、真空中にて500℃、10分間の試料のアニールを行い、試料の断面をFE−SEMで観測したところ、図13(b)で示すように全てのナノホールに電着物が充填されている状態となっていた。
【0062】
さらに、実施例1と同様に作製した試料の磁気特性をVSM(試料振動型磁気力計)を用いて測定した。基板に対して垂直方向の磁化曲線は実施例1と同様に図11に示される形状であったが、大きな窪みから形成されたナノホール121中に充填されたCoと、小さな窪みから形成されたナノホール123中に充填されたCoPtの保磁力はそれそれ1kOe及び2.5kOeと、実施例1に比べ大きな差が得られた。
【0063】
本実施例により、異なる磁性体を充填した磁性体セルの作製が可能であり、CoとCoPtのように保磁力の異なる磁性体を充填させることにより、同一の磁性体を充填する場合よりも大きく保磁力を変化させることが可能であることが確認された。
【0064】
実施例4
本実施例は、実施例3において、CoPtの電着電位をCo同様に低電位で行ったものに関する。
実施例3と同様にして、Si基板上にTiを10nm、Cuを20nm、その上にAlを200nmの厚さにスパッタリング法により成膜した後、FIBによる開始点形成及び陽極酸化とポアワイド処理を行った。
【0065】
次に、参照極Ag/AgClを使用して、24℃にて硫酸コバルト(II)7水和物0.2mol/Lとホウ酸0.3mol/Lの混合溶液による、大きな窪みから形成されたナノホールへのCo電着を行った。このとき電着電位は−1.0Vである。
【0066】
電着物のCoがナノホールから溢れ出る前に電着を停止し、続いて0.01mol/LのKOH水溶液に24℃にて5分間浸すことにより、小さな窪みから形成されたナノホールの底部アルミナを溶解した。
【0067】
引き続き、実施例3と同様に、参照極をAg/AgClとして硫酸コバルト(II)7水和物0.2mol/Lとホウ酸0.3mol/Lからなる水溶液と6塩化白金酸6水和物0.1mol/Lを1:1で混合した混合溶液を24℃で使用した、小さな窪みから形成されたナノホールへのCoPtの電着を行った。本実施例では電着電位を−1.5Vとした。
【0068】
電着終了後、粒子径が1/4μmのダイヤモンドスラリーを使用した表面研磨で溢れた電着物を取り除き、真空中にて500℃、10分間のアニールを行い、試料の断面をFE−SEMで観測したところ、全てのナノホールに電着物が充填されていることが確認できた。
すなわち、本実施例より、底部アルミナを溶解させることで、小さな窪みから形成されたナノホールに対しても低電位での電着が可能であることが示された。
【0069】
実施例5
本実施例は、単位記録領域内への磁気ヘッドによる記録に関する。
実施例3で作製した試料表面から、単磁極ヘッドによる図14に示すパルス磁場を印加しながら試料への書き込みを行った。本実施例では単位記録領域を一辺約250nmの正方形とし、単位記録領域内にCoによる磁性体セルが2個、CoPtによる磁性体セルが2個含まれるようにした。
【0070】
書き込み後、MFMによる表面観測を行った。その結果、MFM像のコントラストは、単磁極ヘッドによる記録磁場に対応しており、磁気ヘッドによる試料への4値の記録が確認された。また、隣接する磁性体セル間の磁気的相互作用により、記録磁場に反して磁化反転を起こしている磁性体セルも確認されず、磁性体セル間のアルミナによる隔壁で磁性体セル間の磁気的結合がある程度断ち切られていることが確認された。
【0071】
【発明の効果】
以上で述べたように、本発明により、従来の2値記録から、2値以上の多値記録を実現する磁気記録媒体が提供され、記録密度の向上、すなわち同一記録面積での高密度化が可能となる効果が得られる。
【0072】
また、本発明による多値記録可能な磁気記録媒体は、各磁性体セルが非磁性体で分離されており、磁性体セル間の磁気的結合がある程度断ち切られているので、連続媒体のように磁性ドメイン間の強い相互作用によって起こる磁化反転を抑制することが可能となる。
本発明の製造方法によれば、上記の多値記録可能な磁気記録媒体を容易に得ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における磁気記録媒体の一例を示す模式図である。
【図2】本発明における磁気記録媒体の磁化曲線を模式的に示す図である。
【図3】アルマイト皮膜の構造を示す模式図である。
【図4】本発明の磁気記録媒体の製造方法の一例の前半を示す工程図である。
【図5】本発明の磁気記録媒体の製造方法の一例の後半を示す工程図である。
【図6】本発明の磁気記録媒体の製造方法の他の例を示す工程図である。
【図7】被陽極酸化膜上へのレジスト層の配置を示す模式図である。
【図8】本発明の磁気記録媒体の製造方法の他の例を示す工程図である。
【図9】FIBにより作製した正方状に配列したパターンの窪みを示す図である。
【図10】陽極酸化時の電流プロファイルを示す図である。
【図11】基板に対して垂直方向の磁化曲線を示す図である。
【図12】本発明の磁気記録媒体の磁化状態を示す模式図である。
【図13】本発明の磁気記録媒体の製造方法の他の例を示す工程図である。
【図14】磁気ヘッドからのパルス磁場を示す図である。
【符号の説明】
11 基板
12 非磁性体
13 磁性体セルA
14 磁性体セルB
15 単位記録領域
21 磁性体セルAの磁化曲線
22 磁性体セルBの磁化曲線
23 単位記録領域の磁化曲線
31 アルマイト皮膜
32 ナノホールの直径
33 ナノホールの間隔
34 基板
35 アルミナ
36 ナノホール
41 基板
42 導電層
43 被陽極酸化膜
44 窪み
45 アルミナ
46 ナノホールA
47 ナノホールB
48 磁性体A
49 磁性体B
51 ナノホールA
52 ナノホールB
53 底部アルミナ
54 基板
55 導電層
61 レジスト層
62 基板
63 導電層
64 被陽極酸化膜
71 Si基板
72 Ti
73 Cu
74 Al
75 窪み
76 大きな窪みから形成されたナノホール
77 小さな窪みから形成されたナノホール
78 底部アルミナ
79 アルミナ
80 磁性体
81 小さな窪み
82 大きな窪み
83 Si基板
84 Ti
85 Cu
86 Al
111 ナノホール内の磁化
112 Si基板
113 Ti
114 Cu
121 大きな窪みから形成されたナノホール
122 底部アルミナ
123 小さな窪みから形成されたナノホール
124 Si基板
125 Ti
126 Cu
127 磁性体
128 磁性体
Claims (5)
- 基板上に非磁性体により互いに分離された、磁性体を充填した細孔から成る磁性体セルを配置し、保磁力が異なる複数種類の該磁性体セルが存在する領域を単位記録領域とし、該単位記録領域内における同一種類の磁性体セルに対して2値の記録を行い、各複数の種類の該磁性体セルの組み合わせにより該単位記録領域内に2値以上の多値記録を行うことができる磁気記録媒体の製造方法であって、基板上にAlを主成分とする金属からなる被陽極酸化膜を形成する工程、前記被陽極酸化膜を陽極酸化して該被陽極酸化膜からなる非磁性体に形状が異なる複数種類の該細孔を形成する工程、該形状が異なる複数種類の細孔に電着電位を変えて異なる種類の磁性体を充填する工程を含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
- Alを主成分とする金属を陽極酸化して、優先的に形成される細孔と、非優先的に形成される細孔を基板上に形成する工程を含む請求項1に記載の磁気記録媒体の製造方法。
- 前記優先的に形成される細孔の断面積が、非優先的に形成される細孔の断面積よりも大きい請求項1または2に記載の磁気記録媒体の製造方法。
- 前記細孔を形成する工程が、基板上に形成したAlを主成分とする金属膜に複数種類の大きさの異なる窪みを設けて陽極酸化して複数種類の細孔を形成する請求項1乃至3のいずれかの項に記載の記載の磁気記録媒体の製造方法。
- 該細孔がAlを主成分とする金属の陽極酸化により形成される陽極酸化アルミナナノホールである請求項1乃至4のいずれかの項に記載の記載の磁気記録媒体の製造方法。
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