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JP4091175B2 - クッキングシート包装体及び取り出し方法 - Google Patents

クッキングシート包装体及び取り出し方法 Download PDF

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JP4091175B2
JP4091175B2 JP22774098A JP22774098A JP4091175B2 JP 4091175 B2 JP4091175 B2 JP 4091175B2 JP 22774098 A JP22774098 A JP 22774098A JP 22774098 A JP22774098 A JP 22774098A JP 4091175 B2 JP4091175 B2 JP 4091175B2
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cooking
paper box
cooking sheet
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sheet
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照雄 竹原
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旭化成ホームプロダクツ株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリコーン樹脂又はフッ素系樹脂コーティングを施すことで耐油性、撥水性、耐熱性等を付与した紙を、例えばオーブンの天板等の大きさに合わせて予め所定の大きさにカットしたクッキングシートの包装体及び当該包装体からのクッキングシートの取り出し方法に関する。更に詳しくは、多数枚のクッキングシートを、飛び出しにくくしかも取り出しやすい状態で紙箱に収納したコンパクトな包装体及び当該包装体から容易に一枚ずつクッキングシートを取り出すことができる取り出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、定尺カット品であるクッキングシートは、多数枚を積み重ね、紙箱等に収納することで包装されている。また、クッキングシートと同様の樹脂コーティング紙の長尺品であるクッキングペーパーは、円柱状の巻き芯の周囲に巻き付けた巻き付けロールにして、鋸刃状の切断刃付の紙箱に収納した包装体として市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クッキングシートを積み重ねて紙箱等に収納した包装体は、通常、紙箱の上面を開いて上から一枚ずつクッキングシートを取り出すことになるが、平面面積が大きな嵩張る包装体であることから、片手で持ち運びながらの取り出しが行いにくく、取り扱い性が悪い問題がある。また、開封後に紙箱を落とすこと等によってクッキングシートが紙箱から飛び出しすと、散らばりやすい問題もある。特に、クッキングシートは、前記のような樹脂コーティングが施された滑りやすいものであることから(JIS・P8119による平滑度が一般的に10〜25秒程度)、一旦紙箱から飛び出すと、広い範囲に散乱してしまい、使用できなくなるだけでなく、拾い集めるのも大変である。
【0004】
一方、クッキングペーパーの包装体は、クッキングペーパーを巻き付けロールとして紙箱に収納したコンパクトな包装体となっているので、片手での持ち運びが容易である。また、クッキングペーパーは長尺で巻き付けロールとして巻かれているので、仮に紙箱から飛び出しても、上記のような飛散を生じにくいものとなっている。
【0005】
しかしながら、このクッキングペーパーの場合、使用の都度必要長さを引き出して切断しなければならず、同じ調理器具に繰り返し使用することが多いレストラン等のプロの厨房では、何度も同じ長さを引き出して切断する手間を省くために、クッキングペーパーよりクッキングシートが好まれている。また、クッキングペーパーの場合、鋸刃状の切断刃を有する紙箱とする必要があるが、この切断刃は通常金属製で、廃棄時に紙箱と分離廃棄する手間を要する問題もある。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点にかんがみてなされたもので、使用の都度切断する必要のない定尺カット品であるクッキングシートの包装体について、飛び出し時に飛散しにくく、しかも持ち運びながらの取り出しが行いやすいコンパクトな包装体とすると共に、当該包装体からのクッキングシートの容易な取り出し方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このために本発明では、両面にシリコーン樹脂又はフッ素系樹脂コーティングが施されたクッキングシートの包装体であって、巻き丸めた内層側のクッキングシートの外周に外層側のクッキングシートを1枚ずつ順次独立に巻き付けた状態をなす、巻き芯を有さないクッキングシートの巻き重ねロールが紙箱内に収納されており、しかも紙箱が、巻き重ねロールの一端側で開放可能であることを特徴とするクッキングシート包装体としているものである。
【0008】
また、本発明は、上記クッキングシート包装体において、紙箱を開放し、巻き重ねロールの最内層のクッキングシートを巻き重ねロールの軸方向に引き出すことを特徴とするクッキングシートの取り出し方法を提供するものでもある。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1〜図5に基づいて、本発明に係るクッキングシート包装体及び取り出し方法の一例を説明する。尚、図1及び図3における破線は折り曲げラインを示す。
【0010】
本包装体は、図1に示されるように、直方体の紙箱1内に、クッキングシート2a,2b,…の巻き重ねロール2を、その中心軸を紙箱1の長手方向に向けて収納したものとなっている。
【0011】
上記クッキングシートの巻き重ねロール2とは、図2に示されるように、巻き丸めた内層側のクッキングシート2aの外周に外層側のクッキングシート2b,…を1枚ずつ順次巻き付けた状態のロールで、巻き芯を有さないものある。つまり、積み重ねたクッキングシート2a,2b,…をいっぺんに巻き丸めた状態のものではなく、クッキングシート2a,2b,…を内層側から順次1枚ずつ独立に巻き重ねた状態のロールで、しかも巻き芯を有さないものとなっている。
【0012】
クッキングシート2a,2b,・・・は、前述したように、シリコーン樹脂又はフッ素系樹脂コーティングを施した紙の定尺カット品で、一般的にはシリコーン樹脂コーティングを施したケミカルパルプ紙の定尺カット品である。クッキングシート2a,2b,・・・は、後述する取り出し時の滑り性がよいことから、上記樹脂コーティングを両面に施したものである。また、本発明の包装体は、一定の大きさのものが多用されている、スチームコンベクション用のクッキングシート2a,2b,・・・の包装に最適である。
【0013】
本例における紙箱1は、図1に示されるように、四角筒状の胴部を構成する第1〜第4周壁部3〜6と、この胴部の両側端部を塞ぐ第1及び第2側壁部7,8とを有する直方体のものとなっている。
【0014】
本例における紙箱1は、収納されている巻き重ねロール2の一端側に位置する第1側壁部7が開放可能なもので、この第1側壁部7の先端には、図1及び図3に示されるように、切り込みによって差し込み片9が形成された封止部10が連接されており、更にこの封止部10の先端には、2条の断続した切り込みによって挟まれた開封部11を介してのり代部12が連接されている。第1側壁部7は、図1に示されるように、上記封止部10、開封部11及びのり代部12を第4周壁部6上に重ね、のり代部12を第4周壁部6に接着することで封止されているものである。
【0015】
図3及び図4に示されるように、第1側壁部7は、ヒンジ用折りライン13を介して第1周壁部3の一側端に連接されており、上記開封部11を引き剥した時に、このヒンジ用折りライン13に沿って外側へ折り倒すことによって、紙箱1の一端を開放するものとなっている。また、第4周壁部6には差し込みスリット14が形成されており、封止部10を図4に示されるように折り曲げて差し込み片9を突出させ、この差し込み片9を差し込みスリット14に差し込むことで、開封後の第1側壁部7を閉鎖状態に係止できるようになっている。
【0016】
第1側壁部7の両側辺と、第1周壁部3と隣接する第2及び第3周壁部4,5の第1側壁部7側の側端との間には、それぞれ折り畳みライン15,16を介してフラップ部17,17が連接されている。また、両フラップ部17,17には、フラップ部17,17と第2及び第3周壁部4,5間のコーナー部を通って各フラップ部17,17を二分する位置に二つ折りライン18,18が設けられている。
【0017】
第1側壁部3は、上記折り畳みライン15,16及び二つ折りライン18,18を介して両フラップ部17,17を内側に二つ折りにして、ヒンジ用折りライン13を介して立ち上げられて紙箱1の一側端を閉鎖しているものである。また、第1側壁部7は、前記開封部11を引き剥して開封した時に、上記内側に二つ折りにされた両フラップ部17,17を引き伸ばしつつ、ヒンジ用折りライン13に沿って外側へ折り倒すことで紙箱1の一側端を開放するものである。
【0018】
次に、本例の包装体からのクッキングシート2a,2b,…の取り出し方法を説明する。
【0019】
まず、図1の状態において、開封部11を引き剥して開封する。次いで、図4に示されるように、第1側壁部7を適当な位置まで外側に折り倒して紙箱1の一側端を開放し、更に図5に示されるように、手指を前記巻き重ねロール2の内側に入れ、巻き重ねロール2の内層側(最内層)のクッキングシート2aを巻き重ねロール2の中心軸方向に引き出す。クッキングシート2aの引き出し時には、紙箱1をやや立てた状態にすることが好ましい。このようにしてクッキングシート2aを引き出すと、容易に内層側のクッキングシート2aのみを引き出すことができる。その理由は、第1に、巻き重ねロール2がクッキングシート2a,2b,…を内層側から順次1枚ずつ独立に巻き重ねた状態のロールであること、第2に、クッキングシート2a,2b,…が前述した樹脂コーティングを施した滑りやすいものであること、更には、第3に、巻き重ねロール2の外周側が自然な巻き戻り力によってある程度紙箱1の内面に押し付けられている反面、巻き重ねロール2の内周側の巻きが自然な巻き戻りによってある程度緩んでいることが考えられる。
【0020】
本発明におけるクッキングシート2a,2b,・・・は、前述したように、両面に前記樹脂コーティングを施したクッキングシート2a,2b,・・・で、上記クッキングシート2a,2b,・・・相互間の滑りが得やすくなる。
【0021】
本発明の包装体に用いる紙箱1は、上述したフラップ部17,17を有しないものでもよいが、このフラップ部17,17を有する紙箱1を用いることが好ましい。フラップ部17,17を有する紙箱1を用いると、フラップ部17が折りぐせによりやや内側に折り畳まれた状態で内層側のクッキングシート2aを引き出すことになり、この内層側のクッキングシート2aの引き出しに外層側のクッキングシート2bが随伴してきても、外層側のクッキングシート2bがフラップ部17,17に当接することにより、外方に引き出されるのを防止することができる。
【0022】
また、図示される紙箱1は直方体のものとなっているが、本発明においては、断面が円形や図示される四角形以外の多角形をなす紙箱を用いることもできる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した通りのものであり、次の効果を奏するものである。
【0024】
(1)クッキングシート2a,2b…を巻き重ねロール2として直方体の紙箱1内に収納した包装体であるので、コンパクトな包装体とすることができ、片手での持ち運びが容易であり、しかも紙箱1を巻き重ねロール2の一端側で開放するだけで、容易に一枚ずつクッキングシート2a,2b,…を取り出すことができる。
【0025】
(2)定尺カット品のクッキングシート2a,2b…であるが、巻き重ねロール2となっているので、仮にこの巻き重ねロール2が紙箱1外へ飛び出しても、各クッキングシート2a,2b…毎に飛散しにくい。
【0026】
(3)巻き重ねロール2は巻き芯を有さないものであるので、巻き芯に必要なコストを節約することができる。
【0027】
(4)定尺カット品のクッキングシート2a,2b,…であるので、クッキングペーパーのように使用の都度切断する必要がなく、紙箱1に鋸刃状の切断刃を設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクッキングペーパー包装体の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の包装体に収納されているクッキングペーパーの巻き重ねロールの説明図である。
【図3】図1に示される包装体に用いる紙箱の第1側壁部付近の展開図である。
【図4】図1に示される包装体の開封状態を示す第1側壁部付近の拡大斜視図である。
【図5】図1に示される包装体からのクッキングペーパーの取り出し状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 紙箱
2 巻き重ねロール
2a 内層側のクッキングペーパー
2b 外層側のクッキングペーパー
3 第1周壁部
4 第2周壁部
5 第3周壁部
6 第4周壁部
7 第1側壁部
8 第2側壁部
9 差し込み片
10 封止部
11 開封部
12 のり代部
13 ヒンジ用折りライン
14 差し込みスリット
15 折り畳みライン
16 折り畳みライン
17 フラップ部
18 二つ折りライン

Claims (3)

  1. 両面にシリコーン樹脂又はフッ素系樹脂コーティングが施されたクッキングシートの包装体であって、巻き丸めた内層側のクッキングシートの外周に外層側のクッキングシートを1枚ずつ順次独立に巻き付けた状態をなす、巻き芯を有さないクッキングシートの巻き重ねロールが紙箱内に収納されており、しかも紙箱が、巻き重ねロールの一端側で開放可能であることを特徴とするクッキングシート包装体。
  2. 巻き重ねロールの一端側で開放可能な紙箱が、第1〜第4周壁部と第1及び第2側壁部とを有する直方体で、第1周壁部の一側端にヒンジ用折りラインを介して開閉可能に連接された第1側壁部が、この第1側壁部の両側辺と、第1周壁部に隣接する第2及び第3周壁部の第1側壁部側の各側端との間にそれぞれ連接されたフラップ部を内側に二つ折りにして紙箱の一側端を閉鎖しているものであることを特徴とする請求項1のクッキングシート包装体。
  3. 請求項1又は2のクッキングシート包装体において、紙箱を開放し、巻き重ねロールの最内層のクッキングシートを巻き重ねロールの軸方向に引き出すことを特徴とするクッキングシートの取り出し方法。
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