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JP3924975B2 - トレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ - Google Patents

トレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ Download PDF

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JP3924975B2
JP3924975B2 JP02839299A JP2839299A JP3924975B2 JP 3924975 B2 JP3924975 B2 JP 3924975B2 JP 02839299 A JP02839299 A JP 02839299A JP 2839299 A JP2839299 A JP 2839299A JP 3924975 B2 JP3924975 B2 JP 3924975B2
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    • H10D62/124Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of semiconductor bodies or of junctions between the regions
    • H10D62/126Top-view geometrical layouts of the regions or the junctions
    • H10D62/127Top-view geometrical layouts of the regions or the junctions of cellular field-effect devices, e.g. multicellular DMOS transistors or IGBTs
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10D12/00Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
    • H10D12/411Insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
    • H10D12/441Vertical IGBTs
    • H10D12/461Vertical IGBTs having non-planar surfaces, e.g. having trenches, recesses or pillars in the surfaces of the emitter, base or collector regions
    • H10D12/481Vertical IGBTs having non-planar surfaces, e.g. having trenches, recesses or pillars in the surfaces of the emitter, base or collector regions having gate structures on slanted surfaces, on vertical surfaces, or in grooves, e.g. trench gate IGBTs

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体基板表面層に形成されたトレンチ内に埋め込まれた形の金属−酸化膜−半導体からなるMOS構造のゲートを有するトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下IGBTと記す)に関する。
【0002】
【従来の技術】
パワー半導体デバイスの中で、IGBTはバイポーラトランジスタの高耐圧大電流特性とMOSFETの高周波特性の両方の特性を有する。近年、このIGBTの高耐圧化、大容量化が進み、その耐圧クラスが2500V〜4500V、電流容量が数100A〜1800Aにも達するデバイスが発表されている。これらの大電力用デバイスには、複数個のIGBTチップが、並列に収納されたモジュール型パッケージ、あるいは、平型パッケージが適用されている。
【0003】
図19は、従来のプレーナ型IGBT(以下P−IGBTと略す)の主要部断面図である。n型で低不純物濃度(すなわち高抵抗である)のnドリフト層1の一方の側の主表面の表面層にp型のpウェル領域2が選択的に形成され、そのpウェル領域2の表面層に選択的にn型のnソース領域3が形成されている。nドリフト層1の表面露出部とnソース領域3とに挟まれたpウェル領域2の表面上に、ゲート酸化膜6を介してゲート電極10が、pウェル領域2とnソース領域3との表面に共通に接触してエミッタ電極11が設けられている。また、nドリフト層1の他方の側の表面層にp型のpコレクタ層4が、nドリフト層1とpコレクタ層4との間にn型でnドリフト層1より高不純物濃度のnバッファ層5が形成され、pコレクタ層4の表面に接触してコレクタ電極12が設けられている。
【0004】
次にこのIGBTの動作を説明する。まず、ターンオンモードについて説明する。コレクタ電極12を正、エミッタ電極11を負(あるいは、アース)とする電圧を印加した状態で、ゲート電極10にあるしきい値以上の正の電圧を印加すると、pウェル領域2の表面層に反転層(以後チャネルと呼ぶ)が形成される。このチャネルを経由して、nソース領域3からnドリフト層1に電子が注入される。この注入された電子により、nバッファ層5の電位がpコレクタ層4の電位に対して低下し、nバッファ層5とpコレクタ層4との間のpn接合にかかる順方向電圧が約0.6Vのえん層電圧以上になると、pコレクタ層4からnバッファ層5を通過してnドリフト層1に正孔が注入される。この注入された電子と正孔とが、nドリフト層1に電気的な中性条件を満たすように蓄積し、nドリフト層1は伝導度変調を起こし、その抵抗は極めて小さくなり、オン状態となる。以降、オン状態においてnドリフト層1に、過剰に蓄積された電子・正孔を指して、蓄積キャリアと称する。オン状態でpコレクタ層4から注入された正孔は、pウェル領域2を通過して、pウェル領域2の表面に接触するエミッタ電極11から流出する。
【0005】
この動作状態は、pコレクタ層4−nドリフト層1−pウェル領域2からなるpnpトランジスタの動作状態と同一である。オン状態においてある決められた電流(一般的には、定格電流)を流した時のコレクタ−エミッタ間の電圧降下を飽和電圧と呼ぶ。
【0006】
次に、ターンオフモードについて説明する。前記のゲート電極10の正の電圧を減じると、nソース領域3とnドリフト層1との間のチャネルが消滅し、nソース領域3からnドリフト層1への電子の注入が停止して、pコレクタ層4からnバッファ層5を通過してnドリフト層1に注入されていた正孔が減じる。nドリフト層1中の蓄積キャリアは、nドリフト層1中で対となって消滅するか、あるいは、それぞれ、電子はpコレクタ層4からコレクタ電極12へ、正孔はpウェル領域2を通過してエミッタ電極11へ流出する。蓄積キャリアが全て消失すると、nドリフト層1の抵抗は極めて高くなり、オフ状態となる。オン状態から、オフ状態の遷移期間中に発生する損失をターンオフ損失と呼ぶ。
【0007】
このように、IGBTのオン状態・オフ状態はnドリフト層1中の電子、正孔の挙動によって決定されており、オン状態でnドリフト層1中の蓄積キャリアが多い場合は、nドリフト層1の抵抗は小さくなるため飽和電圧は低くなるが、反面、ターンオフ時に排除すべき蓄積キャリアが多いため、ターンオフ損失は大きくなる。また、逆に、オン状態で半導体基板1中の蓄積キャリアが少ない場合は、ターンオフ時に排除すべき蓄積キャリアが少ないため、ターンオフ損失は小さくなるが、反面、nドリフト層1の抵抗は大きくなるため飽和電圧は高くなる。
【0008】
このように、IGBTの通電時の飽和電圧とターンオフ時のターンオフ損失とは、一方を低減すると他方が増大するトレードオフ関係にあり、半導体変換装置への適用に当たっては、発生熱損失の観点から、その飽和電圧−ターンオフ損失間のトレードオフ特性の向上が課題である。
【0009】
1980年代前半にIGBTが発明されて以降、飽和電圧−ターンオフ損失のトレードオフ特性の向上は、様々な手法でおこなわれている。例えば、ベース層とコレクタ層の間にバッファ層を設ける手法や、ベース層のライフタイムをコントロールする手法が代表的である。
【0010】
但し、オン状態においてnドリフト層1に注入されている電子・正孔の総量を変化させるだけでは飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性の向上は困難であり、半導体基板1中の電子・正孔の分布を変えることで、はじめて達成可能となる。一般的には、IGBTのエミッタ電極側の蓄積キャリア量を増加させることが、飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性の改善のためには有利であるとされている。
【0011】
近年では、半導体基板表面層に形成されたトレンチ内にMOS構造のゲートを形成する手法により、飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性を向上させたIGBT(以降、T−IGBTと称する)も報告されている。
【0012】
図20は、T−IGBTの一例の主要部断面図である。P−IGBTと同様に低不純物濃度のnドリフト層1の一方の側の表面層にpウェル領域2、nソース領域3が形成され、そのnソース領域3の表面からnドリフト層1に達するトレンチ7が形成されている。そのトレンチ7の内側にゲート酸化膜6を介してゲート電極層10が埋め込まれている。nドリフト層1の他方の側の表面層にpコレクタ層4、nバッファ層5が形成されている。nソース領域3とpウェル領域2との表面に共通に接触するエミッタ電極11が設けられ、pコレクタ層4の表面に接触するコレクタ電極12が設けられている。
【0013】
例えば、定格電圧4500V、定格電流密度は40A・cm-2のT−IGBTとしては、次のようなディメンジョンをとる。nドリフト層1の比抵抗は約320Ωcm、厚さは490μm。トレンチ7の深さ6μm、底部の短辺2μm、間隔10μm。pウェル領域2の表面不純物濃度4×1017cm-3、深さ約5μm。nソース領域3の表面不純物濃度1×1020cm-3、深さ約0.5μm、幅1μm。ゲート絶縁膜6の厚さ80nm。絶縁膜8の厚さ約1μm。nドリフト層1の一部分にライフタイムキラーを導入している。このT−IGBTの40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約6.3Vであった。
【0014】
ターンオン、ターンオフの動作原理はP−IGBTの動作原理と同一である。
【0015】
しかし、P−IGBTのチャネルは、nドリフト層1とpウェル領域2との間のpn接合よりエミッタ電極11側に生じるため、前記pn接合から広がる空乏層によって電子電流の経路が狭められて(この作用をJ−FET効果と呼ぶことがある)飽和電圧が上昇する。そのためP−IGBTでは飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性が悪化するのに対し、T−IGBTのチャネルはnドリフト層1とpウェル領域2との間のpn接合よりもコレクタ電極側に生じるため、J−FET効果が現れない。
【0016】
従ってT−IGBTでは、ターンオフ損失を増加させることなく飽和電圧を低減することができるため、飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性において有利であり、これはT−IGBTの優れた点の1つである。
【0017】
特に、高耐圧のIGBTほど耐圧を支えるためにnドリフト層1の比抵抗を高く、かつ厚さを厚くする必要があるため、P−IGBTの飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性はT−IGBTと比較して、高耐圧になるほど悪化し易い。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、T−IGBTはP−IGBTと比較して、エミッタ電極11側にエミッタ電極11に接続したpウェル領域2の占める面積の比率が高い。このため、pコレクタ層4から注入された正孔が拡散によってエミッタ電極11に流れ出しやすく、エミッタ電極11側の蓄積キャリアの濃度が低下する。この点においては、飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性をさらに改善する余地がある。
【0019】
これまでに、エミッタ電極11側の蓄積キャリアの濃度を増加させてT−IGBTの飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性を改善した例としては、注入促進型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IEGT)や、エミッタ電極と電気的に接触していないpウェル領域をもつT−IGBT等が学会で発表されているが、いずれも構造が複雑で、量産には適しないものであった。
【0020】
このような状況に鑑み本発明の目的は、トレンチ構造のゲートを有するIGBT[T−IGBT]において、簡便な方法でエミッタ電極側の蓄積キャリアの濃度を増加させ、飽和電圧−ターンオフ損失トレードオフ特性を改善したT−IGBTを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記の課題解決のため本発明は、第二導電型ウェル領域内に形成された第一導電型エミッタ領域から延在し第一導電型ドリフト層に達するトレンチ内にゲート絶縁膜を介して埋め込まれたゲート電極を有するT−IGBTにおいて、第二導電型ウェル領域が選択的に形成されており、1つのエミッタ電極下における隣接するトレンチの間で第二導電型ウェル領域と第一導電型ドリフト層が表面に露出し、かつ隣接するトレンチの間で前記第二導電型ウェル領域と第一導電型エミッタ領域が各々島状である構造とする。
【0022】
そのように、主表面の一部分が第二導電型ウェル領域で覆われていない構造とすることによって、第二導電型コレクタ層から注入された正孔の拡散によるエミッタ電極からの流出が抑制され、エミッタ電極側の蓄積キャリア濃度を増加させることができる。蓄積キャリア濃度が増加すれば、伝導度変調が大きくなって飽和電圧が低減される。
【0023】
第二導電型ウェル領域が形成されていない部分に、不純物濃度が第一導電型ドリフト層よりも高い第一導電型ドープ領域を形成すると良い。
【0024】
そのようにすると、従来T−IGBTと比較して、コレクタ領域から注入された正孔が拡散によってエミッタ電極に流れ出すことを抑制するだけでなく、第一導電型ドープ領域の電子を中和するため、第一導電型ドープ領域近傍で正孔濃度が高くなって、蓄積キャリア濃度が一層増加する。これらの効果のため、広い範囲にわたって、エミッタ電極側の蓄積キャリア濃度を増加させることができる。
【0025】
特に、第一導電型ドープ領域の表面不純物濃度が1×1016cm-3以下であるものとする。
そのような不純物濃度であれば、第二導電型ウェル領域を反転させることなく、しかも十分な量の正孔を誘起して第一導電型ドープ領域近傍の正孔濃度を高くすることができる。
【0026】
そして、第二導電型ウェル領域が形成されていない第一導電型ドリフト層の表面露出部上、または第二導電型ドープ領域上に、補助ゲート絶縁膜を介してゲート電極を設けるとよい。
【0027】
その補助ゲート電極を、オン状態時には正電位、オフ状態時には、ゼロもしくは負電位になるように制御すれば、補助ゲート電極直下の表面層に電子が蓄積され、コレクタ領域から注入された正孔はクーロン力によって蓄積層に引き寄せられて正孔濃度も高くなるので、蓄積キャリア濃度を一層増加させることができる。
ゲート電極と補助ゲート絶縁膜とを接続すれば、オン状態時に補助ゲート電極に正電位を印加することができ、かつゲート電源を一つにすることができる。
【0028】
トレンチが第二導電型ウェル領域および第一導電型エミッタ領域に囲まれていない部分を有するものとすれば、トレンチ内のゲート電極に電圧を印加するとトレンチ側壁の表面層に電子が蓄積され、正孔濃度も高くなるので、蓄積キャリア濃度を一層増加させることができる。
【0029】
トレンチおよび第二導電型ウェル領域の配置については、トレンチおよび第二導電型ウェル領域がともにストライプ状であり、互いに垂直であるものとする。
そのようにすれば、側壁に第二導電型ウェル領域および第一導電型エミッタ領域の無いトレンチ部分を設けることが容易である。
【0030】
第二導電型ウェル領域がトレンチにより分断された短冊状であり、第一導電型エミッタ領域がトレンチに平行であっても、トレンチに垂直であってもよい。
また、トレンチが第二導電型ウェル領域で終端した短冊状であり、その短辺に沿って第一導電型エミッタ領域が配置されていてもよい。
【0031】
いずれの配置でも、側壁に第二導電型ウェル領域および第一導電型エミッタ領域の無いトレンチ部分を容易に設けることができる。
また、第一導電型エミッタ領域がトレンチの長手方向に延在するものとする。
【0032】
【0033】
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、幾つかの実施例をもとに本発明の実施の形態を説明する。図19、20と同じ記号は同じ部分を意味するものとする。また、nまたはpを冠記した領域や層は、それぞれ電子、正孔を多数キャリアとする領域や層を表している。
【0035】
[実施例1]
図1は、この発明の第1実施例のT−IGBT(以降、A1−Typeと称する)の主要部の断面図である。以降、実施形態のT−IGBTも全て定格電圧4500V、定格電流密度40A・cm-2のIGBTとする
比抵抗約320Ωcm、厚さ約490μmのnドリフト層1の一方の側の主表面に、深さ6μm、底部の短辺2μmのトレンチ7が100μm間隔に形成され、これに並行に、かつ、接するように幅10μm、深さ約5μmのpウェル領域2が形成され、そのpウェル領域2の表面層に幅1μm、深さ約0.5μmのnソース領域3が形成されている。pウェル領域2、nソース領域3は、例えばほう素と燐のイオン注入および熱拡散により形成され、その表面不純物濃度はそれぞれ4×1017cm-3、1×1020cm-3である。トレンチ7の内側に厚さ80nmの酸化膜を形成してゲート絶縁膜6とし、多結晶シリコンからなるゲート電極10が埋め込まれている。nソース領域3およびpウェル領域2の表面の一部を除いて、厚さ約1μmのほう素燐シリカガラスの絶縁膜8が主表面を覆っている。絶縁膜8に設けられた窓を通じてnソース領域3およびpウェル領域2の表面に接するエミッタ電極11は、図のように絶縁膜8の上に延長されることが多い。nドリフト層1の他方の側には、nドリフト層1より高不純物濃度のn+ バッファ層5を介してpコレクタ層4が形成され、その表面にコレクタ電極12が設けられている。n+ バッファ層5、pコレクタ層4は、例えば不純物のイオン注入および熱拡散により形成される。n+ バッファ層5の最高不純物濃度は2×1017cm-3、厚さ5μm、pコレクタ層4の表面不純物濃度は2×1019cm-3、厚さ1μmである。図示しない部分で、ゲート電極10に接触するゲート金属電極が設けられる。
【0036】
図20に示した従来のT−IGBTと異なっているのは、pウェル領域2が選択的に形成されていて、nドリフト層1が表面に達している点である。表面に達しているnドリフト層1の幅は、約80μmである。
【0037】
本実施例のA1−Typeにおいて、ターンオフ損失を約400mJとしたとき、40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約6.2Vであった。すなわち飽和電圧−ターンオフ損失のトレードオフ特性が改善されたことになる。以後の例でも同じターンオフ損失としたときの飽和電圧を比較することにする。
【0038】
図5に、実施例1と後述する実施例2〜4のT−IGBT、および比較のための従来のT−IGBTにおける半導体内部の正孔の濃度分布を示した。縦軸は正孔の濃度、横軸は表面からの深さであり、左がエミッタ電極側、右がコレクタ電極側に当たる。ディメンジョンはそれぞれの実施例のT−IGBTの通りとし、40A・cm-2、125℃の条件でシミュレーションした結果である。
【0039】
A1−Typeでは、特にエミッタ電極側で従来のT−IGBTに比べ正孔濃度が高く保たれていることがわかる。中性条件によりほぼ同じ量の電子濃度が存在するので、nドリフト層1内の蓄積キャリア濃度が多くなる。こうしてnドリフト領域1の導電率変調が起きて、IGBTとしては低い飽和電圧になり、飽和電圧−ターンオフ損失のトレードオフ特性が改善されることが理解できる。
【0040】
[実施例2]
図2は、この発明の第2の実施例のT−IGBT(以降、A2−Typeと称する)の主要部の断面図である。nドリフト層1のトレンチ7の形成された側の主表面全域にnドリフト層1より高濃度のn+ ドープ領域9が形成されている点でのみ、実施例1と異なっている。n+ ドープ領域9は例えば不純物のイオン注入および熱拡散により形成され、表面濃度約1.0×1015cm-3、深さ約5μmである。pウェル領域2の表面濃度は、このn+ ドープ領域9の表面濃度よりも2桁以上高いために、pウェル領域2はn型にはならない。
このA2−Typeで同じターンオフ損失としたとき、40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約6.0Vであった。
【0041】
図5に、本実施例2のA2−Typeにおける半導体内部の正孔の濃度分布をも示した。40A・cm-2、125℃の条件でシミュレーションした結果である。このA2−Typeでは、左端近傍でA1−Typeより正孔濃度が高くなっている。これは、n+ ドープ領域9の電子を中性化するための正孔である。このため、半導体内部で正孔濃度が高く保たれ、nドリフト層1内の蓄積キャリア濃度が更に多くなる。これにより、低い飽和電圧が得られることが理解できる。
【0042】
[実施例3]
図3は、この発明の第3の実施例のT−IGBT(以降、A3−Typeと称する)の主要部の断面図である。A1−Typeと異なっているのは、nドリフト層1が表面に達している部分で、厚さ80nmの酸化膜からなる補助ゲート絶縁膜6aを介して、厚さ1μmの多結晶シリコンからなる補助ゲート電極13が設けられている点である。そして、この補助ゲート電極13は、ゲート電極10と電気的に接続されている。
このA3−Typeで同じターンオフ損失としたとき、40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約5.7Vであった。
【0043】
図5に、A3−Typeにおける半導体内部の正孔の濃度分布をも示した。40A・cm-2、125℃の条件でシミュレーションした結果である。このA3−Typeでは、左端部分で正孔濃度が高くなっている。これは、補助ゲート電極13の下方に蓄積された電子を中性化するための正孔である。半導体内部でもA2−Typeより更に正孔濃度が高く保たれている。これにより、nドリフト層1内の蓄積キャリア濃度が一層多くなり、低い飽和電圧が得られて、飽和電圧−ターンオフ損失のトレードオフ特性が一層改善される。
【0044】
[実施例4]
図4は、この発明の第4の実施例のT−IGBT(以降、A4−Typeと称する)の主要部の断面図である。A2−TypeとA3−Typeとを組み合わせた形のT−IGBTである。
このA3−Typeで同じターンオフ損失としたとき、40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約5.5Vであった。
【0045】
図5に、A4−Typeにおける半導体内部の正孔の濃度分布をも示した。40A・cm-2、125℃の条件でシミュレーションした結果である。このA4−Typeでは、A2−TypeとA3−Typeとの効果が合わせて得られ、半導体内部での正孔濃度が高くなっている。こうしてnドリフト層1内の蓄積キャリア濃度が一層多くなるため、飽和電圧が低減されると考えられる。
表1に、A1、A2、A3、A4−TypeのT−IGBTの125℃、40A・cm-2の時の飽和電圧を従来T−IGBTのそれとともに示す。
【0046】
【表1】┌─────────┬──────────────────┐
│T−IGBT │飽和電圧 │
│ │(40A・cm-2、125℃)[V] │
├─────────┼──────────────────┤
│A1−Type │ 6.2 │
├─────────┼──────────────────┤
│A2−Type │ 6.0 │
├─────────┼──────────────────┤
│A3−Type │ 5.7 │
├─────────┼──────────────────┤
│A4−Type │ 5.5 │
├─────────┼──────────────────┤
│従来のT−IGBT│ 6.3 │
└─────────┴──────────────────┘
A1−Typeにn+ ドープ領域9や、補助ゲート電極13を設けたA2−Type、A3−Typeでは、飽和電圧が効果的に低減され、両方を併設したA4−Typeでは一段と低い飽和電圧が得られている。
【0047】
また、図5において、A1、A2、A3、A4−Typeと飽和電圧の低いTypeのT−IGBTほど、表面側の蓄積キャリア濃度が増加していることがわかる。
【0048】
[実施例5]
図6(a)は、この発明の第5の実施例のT−IGBT(以降、B11−Typeと称する)の主要部の斜視図である。また、図6(b)、図7(a)〜(c)は、各々、B11−Typeの半導体表面での平面図、断面A、断面B、断面Cにおける断面図である。
【0049】
比抵抗約320Ωcmのnドリフト層1の一方の側の主表面に、深さ6μm、底部の短辺2μmのトレンチ7が10μm間隔に形成され、これに垂直に幅20μm、深さ約5μmのpウェル領域2が80μm間隔に形成され、そのpウェル領域2の表面層に幅1μm、長さ10μm、深さ約0.5μmのnソース領域3が形成されている。トレンチ7の内側に厚さ80nmの酸化膜を形成してゲート絶縁膜6とし、多結晶シリコンからなるゲート電極層10が埋め込まれている。nソース領域3およびpウェル領域2の表面の一部を除いて、厚さ約1μmのほう素燐シリカガラスの絶縁膜8が主表面を覆っている。絶縁膜8に設けられた開口を通じてnソース領域3およびpウェル領域2の表面に接するエミッタ電極11は、図のように絶縁膜8の上に延長されることが多い。nドリフト層1の他方の側には、n+ バッファ層5を介してpコレクタ層4が形成され、その表面にコレクタ電極12が設けられている。
図6(b)に見られるようにこの例では、トレンチ7とpウェル領域2とが直交するように形成されている。nソース領域3はトレンチ7に平行である。
【0050】
図7(a)の断面Aは、図20のT−IGBTの断面図と全く同様であり、トレンチ7間には全面にpウェル領域2が形成されている。同図(b)の断面Bは、トレンチ7に沿った断面であり、これも従来のT−IGBTのトレンチに沿った断面と同じである。同図(c)の断面Cは、従来のT−IGBTと違って、互いに分離されたpウェル領域2が見られる。
【0051】
このB11−Typeにおいて、ターンオフ損失を400mJとしたとき、40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約4.8Vであった。このB11−Typeでは、ゲート電極層10が埋め込まれたトレンチ7の壁面にあたるnドリフト層1のうち、pウェル領域2の形成されていない部分に電子が蓄積され、それに伴って正孔濃度が高くなり、nドリフト層1内の蓄積キャリア濃度が一層多くなるため飽和電圧が低くなるのである。
【0052】
[実施例6]
図8は、この発明の第6の実施例のT−IGBT(以降、B12−Typeと称する)の主要部分の斜視図である。B11−Typeと異なっているのは、nドリフト層1のトレンチ7の形成された側の主表面全域にn+ ドープ領域9が形成されている点である。n+ ドープ領域9は例えば表面濃度約1.0×1015cm-3、深さ約5μmである。
【0053】
このB12−Typeの40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約4.5Vであった。これは、A2−Typeのところで説明したような機構によって、nドリフト層1内でB11−Typeより更に蓄積キャリア濃度が高く保たれているためである。
【0054】
[実施例7]
図9は、この発明の第7の実施例のT−IGBT(以降、B13−Typeと称する)の主要部分の斜視図である。B11−Typeと異なっているのは、nドリフト層1が表面に達している部分で、厚さ80nmの酸化膜からなる補助ゲート絶縁膜6aを介して、厚さ1μmの多結晶シリコンからなる補助ゲート電極13が設けられている点である。そして、この補助ゲート電極13は、ゲート電極10と電気的に接続されている。なお、この図のように、nソース領域3をトレンチ7と垂直に、pウェル領域2と平行にすることもできる。
【0055】
このB13−Typeの40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約4.2Vであった。これは、A3−Typeのところで説明したような機構によって、半導体内部でB12−Typeより更に蓄積キャリア濃度が高く保たれているためである。
【0056】[実施例8]図10は、この発明の第8実施例のT−IGBT(以降、B14−Typeと称する)の主要部分の概略俯瞰図である。B12−TypeとB13−Typeとを組み合わせた形のT−IGBTであり、主表面全域に表面濃度約1.0×1015cm-3、深さ約5μmのn+ ドープ領域9が形成されており、80nmの補助ゲート絶縁膜6aを介して、厚さ1μmの補助ゲート電極層13が設けられている。補助ゲート電極層13はゲート電極層10と電気的に接続されている。
【0057】
このB14−Typeの40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約4.0Vであった。このB14−Typeでは、B12−TypeとB13−Typeとの効果が合わせて得られ、半導体内部での蓄積キャリア濃度が高くなっている。これにより、低い飽和電圧が得られることが理解できる。
【0058】[参考例1
図11(a)は、この発明の参考例1のT−IGBT(以降、B21−Typeと称する)の主要部の斜視図である。また、図11(b)、図12(a)、(b)は各々、B21−Typeの半導体表面に於ける平面図、断面A、断面Bにおける断面図である。
【0059】
比抵抗約320Ωcmのnドリフト層1に、深さ6μm、底部の短辺2μm、底部の長辺25μmのトレンチ7が10μm間隔に形成されている。トレンチ7の短辺に接するように幅10μm、深さ約5μmのpウェル領域2が形成され、そのpウェル領域2の表面層に幅1μm、深さ約0.5μmのnソース領域3が形成されている。トレンチ7の内側に厚さ80nmの酸化膜を形成してゲート絶縁膜6とし、多結晶シリコンからなるゲート電極層10が埋め込まれている。nソース領域3およびpウェル領域2の表面の一部を除いて、厚さ約1μmのほう素燐シリカガラスの絶縁膜8が主表面を覆っている。nソース領域3およびpウェル領域2の表面に接して設けられたエミッタ電極11は、図のように絶縁膜8の上に延長されることが多い。nドリフト層1の他方の側には、n+ バッファ層5を介してpコレクタ層4が形成され、その表面にコレクタ電極12が設けられている。
【0060】
図11(b)に見られるようにこの例でも、トレンチ7とpウェル領域2とが直交するように形成されている。B11−Typeと違ってnソース領域3もトレンチ7に直交している。
【0061】
図12(a)の断面Aは、トレンチ7の長辺方向に沿った断面であり、トレンチ7が断続している様子が見られる。トレンチ7の間には、pウェル領域2が形成されている。同図(b)の断面Bには、互いに分離されたpウェル領域2とその表面層のnソース領域3とが見られる。
【0062】
このB21−Typeの40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約5.1Vであった。このB21−Typeでも、ゲート電極層10が埋め込まれたトレンチ7の壁面にあたるnドリフト層1のうち、pウェル領域2の形成されていない部分に電子が蓄積され、それに伴って正孔濃度が高くなり、半導体内部の蓄積キャリア濃度が一層多くなるため飽和電圧が低くなる。
【0063】[参考例2
図13は、この発明の参考例2のT−IGBT(以降、B22−Typeと称する)の主要部分の斜視図である。B21−Typeと異なっているのは、nドリフト層1のトレンチ7の形成された側の主表面全域にn+ ドープ領域9が形成されている点である。n+ ドープ領域9の表面濃度約1.0×1015cm-3、深さ約5μmである。
【0064】
このB22−Typeの40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約4.8Vであった。これは、A2−Typeのところで説明したような機構によって、半導体内部でB21−Typeより更に正孔濃度が高く保たれているためである。
【0065】[参考例3
図14は、この発明の参考例3(以降、B23−Typeと称す)のT−IGBTの主要部分の斜視図である。B21−Typeと異なっているのは、nドリフト層1が表面に達している部分で、厚さ80nmの酸化膜からなる補助ゲート絶縁膜6aを介して、厚さ1μmの多結晶シリコンからなる補助ゲート電極13が設けられている点である。そして、この補助ゲート電極13は、ゲート電極10と電気的に接続されている。
【0066】
このB23−Typeの40A・cm-2、125℃での飽和電圧は、約4.6Vであった。これは、A3−Typeのところで説明したような機構によって、半導体内部でB12−Typeより更に正孔濃度が高く保たれているためである。
【0067】[参考例4
図15は、この発明の参考例4のT−IGBT(以降、B24−Typeと称する)の主要部分の斜視図である。B22−TypeとB23−Typeとを組み合わせた形のT−IGBTであり、主表面全域に表面濃度約1.0×1015cm-3、深さ約5μmのn+ ドープ領域9が形成されており、80nmの補助ゲート絶縁膜6aを介して、厚さ1μmの補助ゲート電極層13が設けられている。補助ゲート電極層13はゲート電極層10と電気的に接続されている。
【0068】
このB24−Typeの40Acm-2、125℃での飽和電圧は、約4.4Vであった。このB24−Typeでは、B22−TypeとB23−Typeとの効果が合わせて得られ、半導体内部での正孔濃度が高くなっている。これにより、低い飽和電圧が得られたことが理解できる。
【0069】
表2に、B11、B12、B13、B14、B21、B22、B23、B24−TypeのT−IGBTの125℃、40Acm-2の時の飽和電圧を示す。
【0070】
【表2】┌─────────┬──────────────────┐
│T−IGBT │飽和電圧 │
│タイプ │[40A/cm2、125℃] │
├─────────┼──────────────────┤
│B11−Type │ 4.8 │
├─────────┼──────────────────┤
│B12−Type │ 4.5 │
├─────────┼──────────────────┤
│B13−Type │ 4.2 │
├─────────┼──────────────────┤
│B14−Type │ 4.0 │
├─────────┼──────────────────┤
│B21−Type │ 5.1 │
├─────────┼──────────────────┤
│B22−Type │ 4.8 │
├─────────┼──────────────────┤
│B23−Type │ 4.6 │
├─────────┼──────────────────┤
│B24−Type │ 4.4 │
└─────────┴──────────────────┘
いずれの実施例および参考例のT−IGBTの飽和電圧も、従来のT−IGBTより低くなっていることがわかる。また、n+ ドープ領域9、あるいは、補助ゲート電極13、もしくは、それらを併用することで、飽和電圧は効果的に低減されている。
【0071】[参考例5
図16は、この発明の参考例5のT−IGBT(以降、C1−Typeと称する)の主要部の断面図である。
【0072】
比抵抗約320Ωcmのn型半導体基板1の一方の主表面に、深さ6μm、底部の短辺25μmのトレンチ7が5μm間隔で形成され、その間に深さ約5μmのpウェル領域2が形成されている。そのpウェル領域2の表面層に幅1μm、深さ約0.5μmのn型のソース領域3が形成されている。トレンチ7の内側に厚さ80nmの酸化膜を形成してゲート絶縁膜6とし、多結晶シリコンからなるゲート電極層10が埋め込まれている。nソース領域3およびpウェル領域2の表面の一部を除いて、厚さ約1μmのほう素燐シリカガラスの絶縁膜8が主表面を覆っている。nソース領域3およびpウェル領域2の表面に接して設けられたエミッタ電極11は、図のように絶縁膜8の上に延長されることが多い。nドリフト層1の他方の側には、n+ バッファ層5を介してpコレクタ層4が形成され、その表面にコレクタ電極12が設けられている。他に、トレンチ7底部の幅を2.5〜45.0μm迄変化させたT−IGBTを試作した。トレンチ7間のpウェル領域2の幅は5μmで一定とした。
【0073】
図17は、トレンチ7底部の幅を変化させた時の飽和電圧の変化を示す特性図である。縦軸は接合温度125℃、電流密度40A・cm-2の場合の飽和電圧、横軸は、トレンチ底部の幅(Wt )とpウェル領域2の幅(Wp )との比Wt /Wp である。
【0074】Wt /Wp ≧1[すなわちトレンチ底部の幅が5.0μm以上]で効果的に飽和電圧が低下している。なお、従来の一般的な、T−IGBTのWt /Wp は0.25程度であった。
【0075】
図18に、C1−Typeおよび類似の幾つかのT−IGBT、および比較のための従来のT−IGBTにおける半導体内部の正孔の濃度分布を示した。縦軸は正孔の濃度、横軸は表面からの深さである。40A/cm2 、125℃の条件でシミュレーションした結果である。Wt /Wp が大きい程、半導体内部の正孔濃度が高く保たれていることがわかる。これにより、低い飽和電圧が得られることが理解できる。
【0076】
これまで、nチャネル型の絶縁ゲートバイポーラトランジスタの例を取り上げたが、n型、p型を反転したpチャネル型の絶縁ゲートバイポーラトランジスタにも全く同様に適用できることはいうまでも無い。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、トレンチ内にゲート絶縁膜を介してゲート電極を埋め込んだ形のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタにおいて、下記のような構造とすることにより、飽和電圧−ターンオフ損失のトレードオフ特性を改善できることを示した。(1)第二導電型ウェル領域を選択的に形成し、1つのエミッタ電極下における隣接するトレンチの間で第二導電型ウェル領域と第一導電型ドリフト層が表面に露出し、かつ隣接するトレンチの間で前記第二導電型ウェル領域と第一導電型エミッタ領域が各々島状であるものとする。(2)更に、第二導電型ウェル領域を選択的に形成し、第二導電型ウェル領域が形成されていない部分に第一導電型ドリフト層より高濃度の第一導電型ドープ領域を形成する。(3)第一導電型ドリフト層の表面露出部、または第一導電型ドープ領域上に補助ゲート絶縁膜を介して補助ゲート電極を設ける。(4)側壁に第二導電型ウェル領域および第一導電型エミッタ領域の無いトレンチ部分を設ける。(5)第一導電型エミッタ領域がトレンチの長手方向に延在するものとする。
【0078】
これらの構造は、いずれも蓄積キャリア濃度を増すことに寄与し、その結果飽和電圧を低減することになる。本発明は、単に絶縁ゲートバイポーラトランジスタのスイッチング損失の低減に止まらず、広く電力変換装置の損失低減に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例1のT−IGBT(A1−Type)の概略断面図
【図2】 本発明実施例2のT−IGBT(A2−Type)の概略断面図
【図3】 本発明実施例3のT−IGBT(A3−Type)の概略断面図
【図4】 本発明実施例4のT−IGBT(A4−Type)の概略断面図
【図5】 A1〜A4−Typeおよび従来のT−IGBTにおける蓄積キャリア分布図
【図6】 (a)は本発明実施例5のT−IGBT(B11−Type)の概略俯瞰図、(b)はB11−Typeのシリコン表面の平面図
【図7】 (a)はB11−Typeの断面Aにおける断面図、(b)は断面Bにおける断面図、(c)は断面Cにおける断面図
【図8】 本発明実施例6のT−IGBT(B12−Type)の概略俯瞰図
【図9】 本発明実施例7のT−IGBT(B13−Type)の概略俯瞰図
【図10】 本発明実施例8のT−IGBT(B14−Type)の概略俯瞰図
【図11】 (a)は参考例1のT−IGBT(B21−Type)の概略俯瞰図、(b)はB21−Typeのシリコン表面の平面図
【図12】 (a)はB21−Typeの断面Aにおける断面図、(b)は断面Bにおける断面図
【図13】 参考例2のT−IGBT(B22−Type)の概略俯瞰図
【図14】 参考例3のT−IGBT(B23−Type)の概略俯瞰図
【図15】 参考例4のT−IGBT(B24−Type)の概略俯瞰図
【図16】 参考例5のT−IGBT(C1−Type)の概略断面図
【図17】 C1−Typeの(トレンチ底部幅/pウェル領域幅)と飽和電圧との関係を示す特性図
【図18】 C1−Typeおよび従来のT−IGBTにおける蓄積キャリア分布図
【図19】 従来のP−IGBTの概略断面図
【図20】 従来のT−IGBTの概略断面図
【符号の説明】
1 nドリフト層
2 pウェル領域
3 nソース領域
4 pコレクタ層
5 n+ バッファ層
6 ゲート絶縁膜
6a 補助ゲート絶縁膜
7 トレンチ
8 絶縁膜
9 n+ ドープ領域
10 ゲート電極
11 エミッタ電極
12 コレクタ電極
13 補助ゲート電極

Claims (10)

  1. 第一導電型ドリフト層の表面層に形成された第二導電型ウェル領域と、その第二導電型ウェル領域内に形成された第一導電型エミッタ領域と、第一導電型エミッタ領域から延在し第一導電型ドリフト層に達するトレンチと、そのトレンチ内にゲート絶縁膜を介して埋め込まれたゲート電極と、第一導電型エミッタ領域と第二導電型ウェル領域との表面に共通に接触して設けられたエミッタ電極と、第一導電型ドリフト層の裏面側に形成された第二導電型コレクタ層と、その第二導電型コレクタ層の表面に設けられたコレクタ電極とを有するトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタにおいて、前記第二導電型ウェル領域が選択的に形成され、1つのエミッタ電極下における隣接するトレンチの間で第二導電型ウェル領域と第一導電型ドリフト層が表面に露出し、かつ隣接するトレンチの間で前記第二導電型ウェル領域と第一導電型エミッタ領域が各々島状であることを特徴とするトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
  2. 表面に露出する第一導電型ドリフト層上に補助ゲート絶縁膜を介して補助ゲート電極を設けることを特徴とする請求項1記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
  3. 前記第二導電型ウェル領域が選択的に形成され、第一導電型ドリフト層の表面層の第二導電型ウェル領域が形成されていない部分に第一導電型ドリフト層より高濃度の第一導電型ドープ領域が形成されていることを特徴とする請求項1記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
  4. 第一導電型ドープ領域の表面不純物濃度が1×1016cm-3以下であることを特徴とする請求項3記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
  5. 第一導電型ドープ領域上に補助ゲート絶縁膜を介して補助ゲート電極を設けることを特徴とする請求項3または4に記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
  6. ゲート電極と補助ゲート電極とを接続することを特徴とする請求項2または5に記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
  7. トレンチが第二導電型ウェル領域および第一導電型エミッタ領域に囲まれていない部分を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
  8. トレンチおよび第二導電型ウェル領域がともにストライプ状であり、互いに垂直であることを特徴とする請求項7記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
  9. 第二導電型ウェル領域がトレンチにより分断された短冊状であることを特徴とする請求項8記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
  10. 前記第一導電型エミッタ領域がトレンチの長手方向に延在することを特徴とする請求項1記載のトレンチ型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
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