JP3918261B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクプレーヤやテープレコーダ、あるいはビデオカメラ等の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディスクプレーヤやテープレコーダ、あるいはビデオカメラ等の電子機器において、携帯可能にまで小型化されたものが用いられている。
【0003】
この種の携帯可能となされた電子機器は、機器を構成する部品や電子部品の小型化を図るとともに、各種の部品を収納する空間も小さくすることによって機器全体の小型化を図っている。さらに、機器全体の小型化を図るため、電子部品が実装されて電子回路を構成する電子回路基板を複数に分割し、機器本体に配設される各種の機構部の空間を利用して配設するようにしている。
【0004】
例えば、情報信号が記録されるディスクを収納したディスクカートリッジを記録媒体に用いるディスク記録再生装置において、ディスクカートリッジの平面形状と略々等しい大きさを有する筐体を備え、この筐体内にディスク記録及び/又は再生部を収納し、ディスクカートリッジのディスクに対し情報信号の記録及び/又は再生を行うように構成されたものが提案されている。
【0005】
携帯を可能となすまで小型化し、さらに携帯性の向上を実現するため小型化を図ったディスク記録及び/又は再生装置等の電子機器にあっては、機構部を構成する部品の小型化を図っているため、これら部品の機械的な強度を十分に維持することが困難となり、これら部品を用いて構成した機構部の強度を十分に維持することができなくなるおそれがある。その結果、落下時の衝撃等により、容易に損傷を受けてしまうおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、十分に機械的な強度を保証することができない機構部の保護を図るため、機構部や電子回路基板を収納する装置本体を構成する筐体を十分に機械的な強度を有する材料を用いて構成し、機械的な強度を十分に保証し得る機構をもって構成することが考えられる。機械的な強度が大きな材料を用いて筐体を構成すると、装置全体の重量が重くなり、機械的な強度を保証し得るような機構を採用すると装置全体の一層の小型化を図ることが困難となってしまう。
【0007】
本発明の目的は、装置自体の一層の小型化を図るとともに、装置自体の一層の軽量化を図りながら十分な機械的な強度を保証することができる電子機器及び記録媒体の記録及び/又は再生装置を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、携帯して用いられるときに、落下等によって衝撃を受けたときでも十分な機械的な強度を保証することができる電子機器及び記録媒体の記録及び/又は再生装置を提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的は、装置本体内に配設される電子回路の確実な保護を図ることができる電子機器及び記録媒体の記録及び/又は再生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため提案される本発明に係る電子機器は、背面壁と側壁と前面壁とから構成され、上記背面壁と上記前面壁とに係止突起が設けられてなる枠体と、上記枠体を挟んで、上記枠体を覆うように配設された上ハーフと下ハーフと、前面壁と一対の側壁とこれら側壁の端部に形成され、上記前面壁と並行になるように折り曲げられた突出片とからなり、上記前面壁と上記突出片とに係合孔がそれぞれ形成されいる略コ字状の帯状の部材と、上記枠体の内側に取り付けられたベース板と、上記ベース板に設けられた電子回路とから構成され、上記係止突起が上記係合孔に係合することにより、上記帯状の部材が上記枠体の外側に支持され、上記帯状の部材に衝撃が加えられたとき、上記係止突起と上記係合孔との係合が外れるようにしたことを特徴とする。
【0012】
本発明に係る電子機器は、上記枠体に回動自在に設けられた少なくとも一つの回動アームを備え、回動アームに上ハーフが取り付けられることによって上ハーフが下ハーフに対して回動可能に設けられている。
【0013】
枠体には、更に上ハーフを枠体に対して閉じた位置にロックするロック部が設けられている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電子機器を図面を参照して説明する
以下に説明する例は、本発明を情報信号が記録される記録媒体である光ディスクを記録媒体に用い、この光ディスクに記録されたオーディオ信号等の情報信号を再生するディスクプレーヤに適用したものである。
【0015】
本発明が適用されたディスクプレーヤの説明に先立って、このディスクプレーヤの記録媒体として用いられるディスクカートリッジを説明する。
【0016】
本発明が適用されたディスクプレーヤに用いられるディスクカートリッジには、予めオーディオ信号等の情報信号をが記録され専ら再生専用にのみ用いられる光ディスクを収納したものと、オーディオ信号等の情報信号の再記録を可能とした記録再生型の光磁気ディスクを収納したものが用いられる。
【0017】
再生専用型の光ディスク201を収納したディスクカートリッジ202は、図1及び図2に示すように、上下一対のハーフ203,204を互いに突き合わせ結合して構成したカートリッジ本体205を備える。このカートリッジ本体205は、光ディスク201の外周径を内接円とするような大きさの矩形状に形成され、その内部に構成したディスク収納部に光ディスク201を回転自在に収納している。
【0018】
カートリッジ本体205を構成する下ハーフ204の中央部には、このカートリッジ本体205に収納された光ディスク201を回転駆動させるためのディスクプレーヤ側に設けられるディスクテーブルが進入する中央開口部206が形成されている。この中央開口部206には、光ディスク201をディスクテーブルにクランプさせるために光ディスク201の中心部に設けられたハブ207が臨まされる。
【0019】
下ハーフ204には、図2に示すように、光ディスク201の一部を径方向に亘って外方に臨ませる再生用の開口部208が設けられている。この開口部208は、中央開口部206に近接した位置からカートリッジ本体205の一側面に亘って形成されている。光ディスク201の一部が外方に臨まされる再生用の開口部208には、このディスクカートリッジ202をディスクプレーヤに装着したとき、ディスクプレーヤ側に設けられる光ピックアップ装置が臨まされる。
【0020】
カートリッジ本体205には、再生用の開口部208を開閉するシャッタ209が取り付けられている。このシャッタ209は、基端部に設けたスライドガイド部209aをカートリッジ本体205の一側面に設けたスライドガイド溝210に係合させ、再生用の開口部208を開閉する図2中矢印A方向及び矢印B方向に移動可能に取り付けられている。シャッタ209は、開口部208を閉塞する位置にあるとき、カートリッジ本体205内に設けられたシャッタロック部材にロックされ、開口部208を閉塞した位置に保持される。開口部208を閉塞した位置に保持されたシャッタ209は、このディスクカートリッジ202がディスクプレーヤに挿入されるとき、スライドガイド溝210に進入するディスクプレーヤ側に設けられたシャッタ開放部材によりシャッタロック部材によるロックが解除され、このシャッタ開放操作部材により押圧操作されて図2中矢印A方向に移動されて開口部208を開放する。
【0021】
したがって、ここに示すディスクカートリッジ202は、シャッタ209がスライドするカートリッジ本体205の一側面に直交する面を挿入端としてディスクプレーヤへの挿脱が行われる。
【0022】
また、下ハーフ204側には、このディスクカートリッジ202をディスクプレーヤに装着したとき、ディスクプレーヤ側に設けられた位置決めピンが係合する一対の位置決め孔211,212が設けられている。一対の位置決め孔211,212は、再生用の開口部209の両側に位置して設けられ、これら位置決め孔211,21,に位置決めピンが係合することにより、ディスクカートリッジ202は、ディスクプレーヤ内のカートリッジ装着部に水平方向の位置決めが図られて装着される。
【0023】
さらに、下ハーフ204のシャッタ209が取り付けられる側と対向する他側面側には、カートリッジ本体202に収納されるディスクの種別を表示する複数のディスク識別孔213が設けられている。
【0024】
さらにまた、カートリッジ本体205のディスクプレーヤへの挿入端側の両側には、このディスクカートリッジをディスク交換機能付きのディスクプレーヤに装着するとき、ディスク交換機構の一部を係合させるための係合凹部214,215が設けられている。さらに、カートリッジ本体205のディスクプレーヤへの挿入端側には、ディスク記録及び/又は再生装置側に設けられるディスクカートリッジの種別を判別機構による判別を可能となす凹状のカートリッジ判別部216が設けられている。
【0025】
再生専用型の光ディスク201を収納したディスクカートリッジ202は、図1に示すように、上ハーフ203側は閉塞された状態にある。これは、光ピックアップ装置と共同して情報信号の記録を行う磁気ヘッド装置を用いる必要がないためである。
【0026】
一方、オーディオ信号等の情報信号の再記録を可能とした記録再生型の光磁気ディスク221を収納したディスクカートリッジ222は、図3及び図4に示すように、前述した再生専用型の光ディスク201を収納したディスクカートリッジ202と基本的構成を略々共通にして構成されている。このディスクカートリッジ222を図3及び図4を参照して説明する。なお、再生専用型の光ディスク201を収納したディスクカートリッジ202と共通する部分には、共通の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0027】
記録再生型の光磁気ディスク221を収納したディスクカートリッジ222は、下ハーフ204側に設けられる記録再生用の開口部228に対応して上ハーフ203側に光ピックアップ装置と共同して情報信号の記録を行う磁気ヘッド装置が進入する記録用の開口部229が設けられている。このディスクカートリッジ222に取り付けられるシャッタ230は、カートリッジ本体205の上下両面に設けられた開口部228,229を同時に開閉し得るように断面コ字状に形成され、基端部側に設けたスライドガイド片230aをスライドガイド溝210に係合させ、各開口部228,229を開閉する図3及び図4中有矢印A方向及び矢印B方向にスライド可能に取り付けられている。
【0028】
上述のように構成された再生専用型のディスクカートリッジ202又は記録再生型のディスクカートリッジ222が記録媒体として用いられる本発明に係るディスクプレーヤは、図5及び図6に示すように、装置本体を構成する下ハーフ62と、下ハーフ62の開放部側を開閉する蓋体を構成する上ハーフ44とを有する筐体151を備える。この筐体151内には、図7に示すように、矩形状をなす枠体22が配設される。
【0029】
装置本体を構成する下ハーフ62は、図7、図8、図9及び図10に示すように、上面側を開放した矩形状をなす筐体状に形成されている。下ハーフ62の開放された上面側は、下ハーフ62内に配設されるディスク再生部に装着されるディスクカートリッジ202又は222が挿脱される部分となる。下ハーフ62の開放された上縁側には、下ハーフ62の前面側からこの前面側に直交する相対向する両側に亘って、図7に示すように、コ字状に形成された幅狭で長尺な帯状の部材32が配設される。
【0030】
帯状の部材32は、合成樹樹脂を成形して形成されてなるものであって、図11及び図12に示すように、下ハーフ62の前面側に対向する前面壁32aと、この前面壁32aの両端から前面壁32aに直交する方向に延長するように形成された一対の側壁32b,32cとからなり、全体をもって略コ字状に形成されている。このように略コ字状に形成された帯状の部材32は、前面壁32aに対向する背面側が開放されているので、容易に撓み変形することができる。特に、一対の側壁32b,32cは、容易に撓み変形することができる。また、帯状の部材32は、合成樹脂により形成されているので、変形されても元の形状に容易に復元できる。この帯状の部材32は、図12に示すように下端側の周縁に形成した係止段部32dを下ハーフ62の開放された上縁側に係合されるようにして下ハーフ62に支持される。
【0031】
筐体151を構成する下ハーフ62内に配設される枠体22は、図10に示すように下ハーフ62の前面壁62aの両側に穿設されたネジ挿通孔133,133を介して挿通される図示しない固定ネジが図16に示すように前面壁22aの両側に穿設したネジ孔133a,133aが螺合されることにより下ハーフに62に固定される。この枠体22は、図7及び図13に示すように、ステンレスの如き薄い金属板を折り曲げて矩形状に形成されている。枠体22は、前面壁22a側からこの前面壁22aに直交する相対向する両側壁22b,22c側に亘って略コ字状をなす帯状の部材32により囲まれるようにしてこの帯状の部材32内に配設される。
【0032】
ところで、帯状の部材32を構成する一対の側壁32b,32cの端部には、図11に示すように、前面壁32aと平行になるように折り曲げられた突出片36,37が形成されている。これら突出片36,37には、枠体22の背面壁22dに図13に示すように突設した係止突起22e,22fに係合される係合孔36a,37aが図7に示すように穿設されている。帯状の部材32は、枠体22の前面壁22aから両側壁22b,22c側に亘る外周側に配設され、係合突起22e,22fを係合孔36a,37aに係合させ、図12に示すように前面壁32aの両側に穿設した係合孔32d,32eが枠体22の前面壁22aの両側であってネジ孔133a,133aの近傍に突設した係合突起133b,133bに係合して枠体22に支持される。
【0033】
このように帯状の部材32は、下ハーフ62上に嵌合される如く配設され、枠体22の係合突起22e,22f及び133b,133bに係合孔36a,37a及び32d,32eを係合させて支持されているのみであるので、帯状の部材32に衝撃が加えられたような場合に、帯状の部材32のみが変形しながら係合孔36a,37b及び32d,32eと係止突起22e,22f及び133b,133bとの相対係合が外れ、枠体22に衝撃が加わることが緩和される。すなわち、帯状の部材32に衝撃等が加えられて変形した場合に、帯状の部材32と枠体22とが相対移動することによって、枠体22及びこの枠体22が支持される下ハーフ62に直接衝撃が加わることが防止され、枠体22に取り付けられるベース板1等の部材に大きな衝撃が加わることが防止される。
【0034】
上述のように帯状の部材32に支持される枠体22の左右の側面壁22b,22cには、図7、図14及び図15に示すように、左右一対の回動アーム24,26が設けられている。これら回動アーム24,26は、基端側に穿設した枢支孔23a,25aを枠体22の側面壁22b,22cの背面壁22d側に支軸23,25に枢支させることによって、これら支軸23,25を中心に回動可能に支持されている。これら回動アーム24,26には、支軸23,25を中心とする円弧状のスリット119,122が穿設されている。これら円弧状のスリット119,122には、枠体22の側面壁22b,22cの上端縁に突設された回動規制突片120,123が係合される。すなわち、各回動アーム24,26は、図14及び図15中矢印C方向の枠体22から離間する方に回動されたとき、回動規制突片120,123により回動位置が規制される。
【0035】
各回動アーム24,26の基端部側には、図14及び図15に示すように、先端側の側面に外方側に向かって突出する突出部125a,127aが形成されたバネ片125,127が形成されている。これらバネ片125,127は、回動アーム24,26が枠体22側に回動されたとき、突出部125a,127aが枠体22の側壁22b,22cに設けられた係合孔126,128に係合し、回動アーム24,26の自由な可動を規制する。各バネ片125,127は、各回動アーム24,26が図14及び図15中矢印C方向の枠体22から離間する方に回動されるとき、枠体22の内方に向かって弾性変位されて、突出部125a,127aを係合孔126,128から離脱させる。
【0036】
上述のように枠体22に回動自在に取り付けられた一対の回動アーム部24,26には、蓋体を構成する上ハーフ44が、下面部の両側を図示しない複数のネジにより固定されて取り付けられる。上ハーフ44は、下ハーフ62内に配設される枠体22に回動可能に支持された回動アーム24,26に取り付けられることにより、回動アーム24,26と一体に支軸23,25を中心にして回動され、下ハーフ62の開放された上面側を開閉する。
【0037】
上ハーフ44は、下ハーフ62の上面側を閉塞するように回動され、図5に示すように下ハーフ62に突き合わせられることにより筐体151を構成し、枠体22を上下より覆う。なお、上ハーフ44及び下ハーフ62は、導電性を有する軽量な金属であるアルミニウム等の金属を用いて形成される。
【0038】
下ハーフ62内に配設される枠体22の外周囲を囲むように配設される帯状の部材32は、上ハーフ44が下ハーフ62に対して突き合わせられたとき、図17に示すように、これら上ハーフ44及び下ハーフ62の間に介在される。このように、上ハーフ44及び下ハーフ62の間に、変形可能な帯状の部材32が介在されることにより、筐体151に衝撃が加えられたとき、帯状の部材32が変形することにより衝撃が吸収され、損傷を受けることが防止することが可能となる。
【0039】
上ハーフ44は、下ハーフ62の開放された上面側を閉塞するように下ハーフ62側に回動されたとき、ロック機構を介して枠体22にロックされる。枠体22の前面壁22aには、図16に示すように、ロックレバー130がスライド可能に設けられている。このロックレバー130は、枠体22の上方側に突出するようにロック片29が設けられている。上ハーフ44の前面側の略中央部には、図6に示すように、ロック片29に係合する係合片140が設けられている。ロックレバー130は、ロック片29に係合片140が係合することにより上ハーフ44を下ハーフ62に突き合わせ、下ハーフ62の開放された上面側を閉塞した図5に示す状態に保持する。ロックレバー130には、一端側に摘み取り付け片129が設けられている。この摘み取り付け片129には、図12に示すように、帯状の部材32の前面壁32aに沿ってスライドするスライド摘み33が取り付けられる。ロックレバー130は、枠体22の前面壁22aとの間に張架された引っ張りコイルバネ131により、ロック片29を係合片140に係合させる図16中矢印D方向に付勢している。
【0040】
なお、ロックレバー130の摘み取り付け片129は、枠体22の前面壁22aの一部を切り欠いて形成した挿通穴30を介して、この前面壁22aに重ね合わせられる帯状の部材32の前面壁32a側に突出されている。
【0041】
ロックレバー130は、スライド摘み33を把持し引っ張りコイルバネ131の付勢力に抗して、図16中反矢印D方向にスライドされることにより、ロック片29の係合片140に対する係合を解除し、上ハーフ44を下ハーフ62側から離間する方向に回動するすることを可能となす。
【0042】
下ハーフ62内に位置するように配設される枠体22の下面側には、図7に示すように、枠体22の平面形状とほぼ等しい大きさの矩形状に形成された主回路基板を構成する剛性を有する第1の回路基板38が取り付けられる。この第1の回路基板38には、剛性を有する絶縁基板に配線パターンを形成し、所定の電子回路部品40を実装するることにより、このディスクプレーヤを制御する制御回路等の電子回路が構成する。配線パターンの一部には、アース電位部に接続されるアース端子が設けられ、このアース端子を介して電子回路が接地される。
【0043】
ところで、矩形状に形成された第1の回路基板38は、図13に示すように、枠体22のコーナ部、前面壁22a,各側壁22b,22c及び背面壁22dの下端縁側に突設された回路基板取り付け片104,105,106,107,111に周縁をネジにより固定され、枠体22の下面側を閉塞するようにして取り付けられる。第1の回路基板38を枠体22に取り付けるネジは、第1の回路基板38に穿設されたネジ挿通孔に挿通され、回路基板取り付け片104,105,106,107,111に穿設したネジ孔に螺合されることにより、第1の回路基板38を枠体22に固定する。
【0044】
第1の回路基板38は、枠体22の下面側に取り付けられることにより、枠体22とともに下ハーフ62内に配設される。
【0045】
容易に撓み変形する薄い金属板を折り曲げて矩形状に形成された枠体22は、下面側を覆うように剛性を有する第1の回路基板38が取り付けられることにより、容易に撓み変形することが防止され、十分大きなき機械的な強度を有するものとなる。
【0046】
枠体22に取り付けられた第1の回路基板38の底面側には、図7に示すように、このディスクプレーヤを駆動する電源を供給する二次電池68が収納される電池収納部を構成する電池保持枠41が取り付けられる。電池保持枠41は、図7に示すように、金属板をコ字状に折り曲げて形成され、一端側から取り付けアーム42が延長されている。取り付けアーム42の先端側には、ネジ挿通孔43aが穿設された固定片43が設けられている。この電池保持部材41は、、一端側の開口端側を第1の回路基板38の一側側に臨ませ、上縁を第1の回路基板48に突き当て、固定片43のネジ挿通孔43aに挿通される固定ネジにより第1の回路基板38に固定される。
【0047】
電池保持枠41の一端側には、電池保持枠41に挿入される二次電池68の挿入をガイドする電池挿入口67aを有するガイド部材67bが配設される。このガイド部材67bは、合成樹脂により形成され、第1の回路基板38の底面側に固定ネジにより固定されて取り付けられる。
【0048】
なお、第1の回路基板38には、図示しないが、この回路基板38に取り付けられた電池保持枠41に対向して、この電池保持枠41に挿入される二次電池68の端子が電気的に接触する端子板が取り付けられている。この端子板は、第1の回路基板38に構成される電源回路に電気的に接続されている。
【0049】
上述のように第1の回路基板38の底面側に取り付けられた電池保持枠41及びガイド部材67bは、第1の回路基板38が枠体22に取り付けられ、枠体22とともに下ハーフ62内に収納されたとき、図5、図6及び図7に示すように、下ハーフ62の平面側に下方に向かって膨出するように形成された電池収納部66に配置される。このとき、ガイド部材67bは、下ハーフ62の側面に形成した電池挿脱口66aに嵌合される。
【0050】
そして、ガイド部材67bの電池挿入口67aの一側に基端部が支持されて電池挿脱口66aを開閉する電池蓋67が回動可能に取り付けられている。電池挿入口67aを介して電池保持枠41に挿入された二次電池68は、電池蓋67が電池挿入口67aを閉塞することによ電池収納部66からの脱落が防止され、下ハーフ62内に保持される。
【0051】
ここで、用いられる二次電池68は、充電可能なNiーCd電池やリチウムイオン電池等が用いられ、図6に示すように長尺な直方体状に形成されている。
【0052】
また、下ハーフ62の底面側に膨出するように形成された電池収納部66は、このディスクプレーヤを机上等の接地面に接地したとき、背面側を高くし、上ハーフ44の表面が傾斜するように支持する支持部となる。
【0053】
上述のように第1の回路基板38が底面側に取り付けられる枠体22には、第1の回路基板38上に位置するようにしてディスク再生部が設けられるベース板1が取り付けられる。ベース板1は、ここに示すディスクプレーヤに装着される図1及び図2に示す再生専用側のディスクカートリッジ202又は図3及び図4に示す記録再生型のディスクカートリッジ222の平面形状と略々等しい大きさを有する平板な矩形状に形成されている。ベース板1は、軽量で十分な機械的な強度を有するマグネシウムダイカストにより形成されている。
【0054】
ベース板1は、図13に示すように、枠体22の一方の側壁22c及び背面壁22dから枠体22の内方に向かって突設された支持片102,103に植立するように取り付けられた図示しない支持軸に支持され、支持片102及び各側壁22b,22cと背面壁22dから枠体の内方に向かって突設された突片90a,100a,101aにそれぞれ取り付けられた4個のダンパ80,90,100,101により下面側を支持されている。そして、ベース板1は、各ダンパ80,90,100,101が変位できる範囲で支持軸の軸方向に変位可能となされている。
【0055】
枠体22に支持されたベース板1の上面側には、このディスクプレーヤに装着されるディスクカートリッジ202又は222が挿入保持されるホルダ16が配設される。ホルダ16は、図7に示すように、ベース板1の背面側の両側に立ち上がり形成された支持片9a,10aの相対向する面に突設された一対の支軸9,10に基端側の両側に穿設した枢支孔17を枢支することにより支軸9,10を中心にベース板1に対して近接離間する方向に回動可能に支持される。このホルダ16は、支軸9,10をを中心に回動されるとき、上ハーフ44と連動して回動し得るように上ハーフ44に関連されている。
【0056】
上ハーフ44が取り付けられた回動アーム24,26の先端側には、図14及び図15に示すように、ホルダ16の先端側の両側に設けた図示しない被係合片が係合する係合片121,124が設けられている。ホルダ16は、上ハーフ44が回動アーム24,26と一体に支軸23,25を中心に下ハーフ62から離間する図6中矢印C方向に回動されるとき、被係合片が係合片121,124に係合することにより上ハーフ44とともに回動される。このとき、ホルダ16は、下ハーフ62内に配設された枠体22に支持されたベース板1に対して18°乃至22°の範囲で図6中矢印C方向に回動される。
【0057】
ホルダ16は、上ハーフ44が下ハーフ62の開放された上面側を閉塞する図6中矢印E方向に回動されていくと、被係合片の係合片121,124に対する係合が解除され、上ハーフ44が下ハーフ62の開放された上面側を閉塞する位置まで回動されると、ベース板1上に載置される状態となる。
【0058】
枠体22の一方の側壁22cの略々中央部に位置して、図14に示すように、第1の回路基板38上に設けられる上ハーフ44の閉蓋完了を検出する閉蓋検出スイッチを押圧する操作レバー112が設けられている。この操作レバー112は、側壁22cに植立された支軸118を介して回動可能に支持され、側壁22cに取り付けられた捻りコイルバネ113により図14中矢印F方向に回動付勢されるとともに、回動規制ピン112aにより回動位置が規制されている。操作レバー112は、上ハーフ44が下ハーフ62の開放された上面側を閉塞する位置に回動され、一端側の被押圧部115が上ハーフ44を取り付けた回動アーム24により押圧されと、捻りコイルバネ113の付勢力に抗して図14中反矢印F方向に回動され、他端側のスイッチ操作部116で第1の回路基板38上に設けられた閉蓋検出スイッチを押圧する。この閉蓋検出スイッチは、第1の回路基板38上に設けられる後述する制御回路に接続されている。
【0059】
また、枠体22の左右の両側壁22b,22cの前面壁22a側には、図18に示すように、枠体22の内方に向かって突起108,109,110が膨出形成されている。これら突起108,109,110は、回動アーム24,26が下ハーフ62側に回動されるとき、係合片121,124が設けられた先端側の側面を支持し、下ハーフ62内に円滑に進入するようにガイドする。
【0060】
そして、上ハーフ44の内面側には、図7に示すように、可撓性を有するフレキシブルプリント回路基板を用いた第2の回路基板53が取り付けられている。この第2の回路基板53は、上ハーフ44の内面側にネジ止めにより取り付けられるシールド板51に貼り付けられ、このシールド板51と上ハーフ44とに挟まれた状態で支持されている。シールド板51は、第2の回路基板53のアース電位部に接続されている。また、シールド板51上には、図19に示すように、第2の回路基板53に電気的に接続された液晶表示(LCD)パネル52が取り付けられている。このLCDパネル52は、図5及び図6に示すように、上ハーフ44に設けられた開口部45を介して、上ハーフ44の外方側に表示面を臨ませている。このLCDパネル52は、このディスクプレーヤの動作に関連した種々の情報を表示する。
【0061】
第2の回路基板53上には、図7に示すように、複数のダイヤフラムスイッチ56,57,58,59,60,61が設けられている。これらダイヤフラムスイッチ56,57,58,59,60,61は、図20及び図21に示すように、上ハーフ44の上面側に設けられた複数の操作ボタン46,47,48,49,50の裏面側に突設した突起74,75,76,77,78,79によって押圧操作される。これら操作ボタン46,47,48,49,50は、ボリュームの調整用ボタン、プレイモード開始ボタン、停止ボタン、順方向スキップボタン及び逆方向スキップボタン等として機能する。
【0062】
そして、第1の回路基板38上には、下ハーフ62に設けられた電池収納部66に収納される充電可能な二次電池68又は下ハーフ62の背面壁側に取り付けられる電池ホルダに収納された単三の一次電池からの電源の供給を受けて駆動される制御回路及びオーディオ回路が設けられている。制御回路には、第2の回路基板53が接続されている。そして、この制御回路は、各ダイヤフラムスイッチ56,57,58,59,60,61が操作されることによって入力される入力信号に応じて、後述するようにベース板1に組み込まれるディスク再生部を駆動制御する。また、オーディオ回路は、制御回路の制御に基づき、ディスクカートリッジ202又は222から読み出されたデジタル信号である情報信号をアナログ信号に変換したオーディオ信号としてジャック部39に出力する。オーディオ信号は、ジャック部39に接続されるイヤホンやヘッドホンに供給され、イヤホンやヘッドホンを駆動することによって音響として聴取される。
【0063】
ジャック部39は、図7に示すように第1の回路基板38上に取り付けられている。このジャック部39は、先端側を第1の回路基板38が取り付けられる枠体22の前面壁22aに図16に示すように穿設された切り欠き穴31に挿通し、図6に示すように枠体22の前面壁22aに重ね合わせられる帯状の部材32の前面壁32aに穿設した開口部34に臨まされている。
【0064】
ジャック部39には、並列して遠隔操作装置の接続プラグが接続されるコネクタ39aが設けられている。このコネクタ39aも枠体22の前面壁22aに穿設された切り欠き穴31及び帯状の部材32の前面壁32aに穿設した開口部34を介して筐体151の外方に臨まされている。
【0065】
ところで、帯状の部材32の前面壁22aの開口部34が穿設される部分及びロックレバー130を操作するスライド摘み33が配設される部分は、図12に示すように、下方側に向かって突出する突出部34a,33aとなされている。これら突出部34a,33aは、帯状の部材32を枠体22の外周囲に亘って配設したとき、図10に示すように枠体22の前面壁22aの上縁側に形成した凹状の嵌合凹部64,65に図6に示すようにそれぞれ嵌合される。
【0066】
また、下ハーフ62の前面壁62a側には、一旦選択された操作モードや操作状態を保持するホールドスイッチ63aを操作するホールド摘み63が設けられている。このホールド摘み63は、第1の回路基板38に実装されたホールドスイッチ63aの操作子63bに取り付けられ、下ハーフ62の前面に沿ってスライドされることによりホールドスイッチ63aを切り換え操作する。ホールドスイッチ63aの操作子63bは、枠体32の前面壁32a及び帯状の部材32の前面壁22aの下側縁側に形成した凹部を介して下ハーフ62の前面側に突出される。
【0067】
さらに、下ハーフ62の背面壁62b側には、図8に示すように、第1の回路基板38上に設けられた接続端子を外方側に臨ませるための貫通孔132,132が設けられている。これら貫通孔132,132の中間位置には、下ハーフ62の背面壁62b側に取り付けられる単三の一次電池を収納した電池ホルダを固定するためのネジ孔134が設けられている。
【0068】
電池ホルダは、下ハーフ62の背面壁62bに突き合わせられる面に突設された陽極端子及び陰極端子を貫通孔132,132に挿通して各接続端子に接触させ、このホルダに設けられた取付ネジをネジ穴134に螺合させることによって下ハーフ62に取り付けられる。
【0069】
また、上ハーフ44の内面側に配設される第2の回路基板53を支持するシールド板51には、図22に示すように、アース用の導電板138が電気的に接続された状態で取り付けられている。この導電板138は、導電性を有する金属板により形成され、上ハーフ44の一側に沿って配置される。この導電板138には、図23に示すように、シールド板51に穿設された係合孔136に係合する係合爪137が設けられている。導電板138は、係合爪137を係合孔136に係合させた状態で、シールド板51の下面側に接着剤等を用いて貼り付けられている。
【0070】
導電板138には、上ハーフ44の下面側に配設されるホルダ16を押圧するバネ部139が設けられている。この導電板138は、バネ部139が図22に示すようにホルダ16の上面側に圧接することによりホルダ16に電気的に接続される。すなわち、このディスクプレーヤは、図24に示すように、上ハーフ44側に配設されるLCDパネル52が、導電板138、導電性に金属材料により形成されたホルダ16及び導電性の金属材料により形成された枠体22を介して第1の回路基板38のアース電位部に電気的に接続されている。また、第1の回路基板38のアース電位部は、電池収納部に設けられる二次電池68の陰極端子が接触するアース電位部となされた接続端子に接続されている。そして、導電板138は、バネ部139の付勢力により、上ハーフ44を下ハーフ62の開放された上面側から離間させる方向に付勢している。
【0071】
さらに、導電板138には、図23に示すように、ホルダ16に保持されるディスクカートリッジ202,222を下ハーフ62内に配設されたベース板1側に押圧する押圧バネ54,55が形成されている。
【0072】
上ハーフ44の下ハーフ62と対向する内面側の導電板138が配設される側と対向する他側に位置して、図21に示すように、ホルダ16に保持されるディスクカートリッジ202,222をベース板1側に押圧する押圧バネ72がネジ73を介して取り付けられている。この押圧バネ72の両端側には、ディスクカートリッジ202,222を押圧支持する押圧部69,70が一体に設けられている。
【0073】
ホルダ16に保持されたディスクカートリッジ202,222は、押圧バネ54,55及び押圧バネ72の押圧部69,70により各コーナ部を押圧されてベース板1上に構成されたカートリッジ装着部に支持される。
【0074】
押圧バネ72には、ホルダ16に圧接される押圧部71が設けられている。この押圧バネ72は、押圧部71の付勢力により、上ハーフ44を下ハーフ62側に付勢する。
【0075】
上述したように枠体22に取り付けられ、枠体22とともに装置本体を構成する下ハーフ62に収納されるベース板1の上面側には、このディスクプレーヤの記録媒体となるディスクカートリッジ202,222が装着されるディスクカートリッジ装着部1aが構成されるとともに、ディスクカートリッジ202,222に収納された光ディスク201又は221を回転操作してこれら光ディスク201又は221に記録されたオーディオ信号等の情報信号の再生を行うディスク再生部が組み込まれる。
【0076】
すなわち、ベース板1は、ディスク再生部が組み込まれ、下ハーフ62内に配置される枠体62に取り付けられることにより、枠体62とともにプレーヤ本体を構成する。
【0077】
ベース板1に組み込まれるディスク再生部を更に詳細に説明する。
【0078】
ベース板1の略々中央部の下面部には、図7に示すように、スピンドルモータ2が、駆動軸を上方側に向けて取り付けられている。このスピンドルモータ2は、駆動軸を2aをベース板1の略々中央部に設けられた透孔を介してベース板1の上方側に突出させている。スピンドルモータ2の駆動軸2aには、ディスクテーブル3が取り付けられている。ディスクテーブル3は、合成樹脂の如き材料により略々円盤状に形成され、上面側に光ディスク201又は光磁気ディスク221の中心部に形成したセンター孔が係合し、光ディスク201又は光磁気ディスク221をディスクテーブル3に対し芯出しを図って装着させるセンタリング部4が形成されている。また、ディスクテーブル3は、センタリング部4の上端側に金属製のハブ207を磁気吸引するためのマグネットが設けられている。このディスクテーブル3は、光ディスク201又は光磁気ディスク221の中心部分が載置されると、センター孔をセンタリング部4に係合させるとともに、マグネットによりハブ207を磁気吸引することにより位置決めを図って保持する。このとき、光ディスク201又は光磁気ディスク221は、センター孔の中心がスピンドルモータ2の駆動軸2aの中心軸に一致される。光ディスク201又は光磁気ディスク221は、スピンドルモータ2が駆動されることによりディスクテーブル3と一体に回転駆動される。
【0079】
さらに、ベース板1には、光ピックアップ装置11が取り付けられている。光ピックアップ装置11は、光学ブロック部を有し、この光学ブロック部内には、光源となるレーザダイオード、フォトトランジスタの如き受光素子、レーザダイオードから出射される光ビームを対物レンズ12に導く種々の光学デバイスが内蔵されている。して構成されている。この光ピックアップ装置11は、レーザダイオードから出射される光ビーム対物レンズ12を介してディスクテーブル3上の光ディスク201又は光磁気ディスク221の信号記録層に収束して照射する。また、光ピックアップ装置11は、光ディスク201又は光磁気ディスク221から反射される光ビームの戻り光を対物レンズ12及び光学デバイスを介して光学ブロック内に入射し、受光素子により検出することにより光ディスク201又は光磁気ディスク221に記録されたオーディオ信号等の情報信号の読み出しを行う。
【0080】
光ピックアップ装置11は、図7に示すように、スピンドルモータ2の側方に位置して、ベース板1に設けられたガイド軸13及びガイド片14に支持され、これらガイド軸13及びガイド片14にガイドされてディスクテーブル3上の光ディスク201又は光磁気ディスク221の径方向に移動操作される。この光ピックアップ装置11の送り操作は、ベース板1の下面側に取り付けられたピックアップ送りモータ5により行われる。
【0081】
なお。光ピックアップ装置11は、ベース板1の下面側に位置し、ベース板1に設けた開口部11aを介して対物レンズ12をベース板1の上方側に臨ませれ、ディスクテーブル3上の光ディスク201又は光磁気ディスク221に対向される。すなわち、光ピックアップ装置11は、ディスクテーブル3に保持されて回転操作される光ディスク201又は光磁気ディスク221の径方向に移動操作されることにより、光ビームによって光ディスク201又は光磁気ディスク221の信号記録面を操作することによって情報信号の読み出しを行う。
【0082】
ベース板1の上面側に構成されるカートリッジ装着部1aには、このカートリッジ装着部1aに装着されるディスクカートリッジ202又は222の位置決め孔211,212に係合して、これらディスクカートリッジ202又は222の水平方向の装着位置を位置決めする一対の位置決めピン6,7が植立されている。また、カートリッジ装着部には、ディスクカートリッジ202又は222の位置決め孔211,212が設けられた側と対向する側を支持する一対の高さ位置決め用の一対の高さ位置決め突起が形成されている。
【0083】
カートリッジ装着部1aに装着されるディスクカートリッジ202又は222は、位置決めピン6,7及び高さ位置決め突起に支持されることにより、水平方向及び高さ方向の位置決めが図られる。このとき、ディスクカートリッジ202又は222に収納された光ディスク201又は光磁気ディスク221もディスクテーブル3上に位置決めされて保持され、カートリッジ本体205の内壁に接触することなく回転可能な状態となる。
【0084】
ディスクカートリッジ202又は222がカートリッジ装着部1aに装着されると、カートリッジ本体205によりベース板1上に設けられたカートリッジ装着検出スイッチが押圧操作され、カートリッジ装着部1aにディスクカートリッジ202又は222が装着されたことが検出されるとともに、ベース板1上に設けられた識別スイッチにより各識別用穴224の状態が検出され、装着されたディスクカートリッジ202,222の種類の識別が行われる。なお、カートリッジ装着検出スイッチ及び識別スイッチは、第1の回路基板38に構成された制御回路に接続されている。
【0085】
ベース板1に回動自在に支持された回動アーム24,26に支持され、下ハーフ62の上面側を開閉する蓋体となる上ハーフ44が取り付けられるホルダ16をさらに具体的に説明する。
【0086】
ホルダ16は、金属板を折り曲げて形成され、図6及び図7に示すように、ディスクカートリッジ202又は222が前方側より挿入され、この挿入されたディスクカートリッジ202又は222を保持し得るように、天板と、この天板の両側より下方側に垂下された左右側壁と、これら各側壁の下端縁より内方側に折り曲げられた支持片18,19とを有する。有して構成されている。
【0087】
このホルダ16に対しディスクカートリッジ202又は222は、前方側のカートリッジ挿脱口16aを介して天板と各側壁に挿入され、各支持片18,19により下面側の両側が支持されて、ホルダ16内に保持される。このとき、ディスクカートリッジ202又は222は、下面側の略々全面を下方側に臨ませ、中央開口部206、開口部208,228、各位置決め孔211,212及びディスク識別孔213をホルダ16の下方側に臨ませている。
【0088】
ホルダ16の一方の側壁の中途部には、内方側に向かってシャッタ開放操作片が突設されている。このシャッタ開放操作片は、このホルダ16にディスクカートリッジ202又は222が挿入されたとき、スライドガイド溝210に進入し、シャッタ209又は230の一側に当接し、ディスクカートリッジ202又は222がホルダ16に挿入されていくとき、シャッタ209又は230をカートリッジ本体205に対し相対移動させ、開口部208,228を開放させる。また、ホルダ16の一方の側壁の前端側には、図7に示すように、ホルダ16の内方に膨出するようにしてシャッタ閉塞部材20が配設されている。このシャッタ閉塞部材20は、ホルダ16にディスクカートリッジ202又は222が挿入されたとき、シャッタ209又は230の一部に係合し、シャッタ209又は230を開口部208,228を開放した位置に保持し、ディスクカートリッジ202又は222をホルダ16からイジェクトするとき、カートリッジ本体205に対し相対移動させ、シャッタ209又は230を開口部208,228を閉塞する位置に移動させる。
【0089】
上ハーフ44が取り付けられ、上ハーフ44とともに回動するホルダ16は、下ハーフ62から離間する方向の図6中矢印C方向に回動されると、前面側のカートリッジ挿脱口16aが上ハーフ44と下ハーフ62との間に臨む。この状態でカートリッジ挿脱口16aを介してディスクカートリッジ202又は222をホルダ16に挿入し、ホルダ16を上ハーフ44とともに下ハーフ62側の図6中矢印E方向に回動すると、ホルダ16に保持されたディスクカートリッジ202又は222がベース板1上に構成されたカートリッジ装着部1aに位置決めされて装着される。カートリッジ装着部1aに装着されたディスクカートリッジ202又は222は、上ハーフ44の内面側に取り付けられた押圧バネ54,55及び押圧バネ72の押圧部69,70によりベース板1側に押圧支持される。
【0090】
そして、カートリッジ装着部1aが構成されるベース板1の上面側には、ホルダ16がベース板1側から離間する方向の図6中矢印C方向に回動されるとき、ホルダ16に保持されたディスクカートリッジ202又は222をイジェクトするイジェクトレバー8が設けられている。イジェクトレバー8は、図7に示すように、基端部側を ベース板1に植立した支軸に枢支し、この支軸を中心に回動可能に支持され、図示しないバネにより、先端側がホルダ16の内方に突出する方向に回動付勢されている。
【0091】
イジェクトレバー8は、ホルダ16にディスクカートリッジ202又は222が挿入されると、このディスクカートリッジ202又は222に押圧されて、バネの付勢力に抗して回動される。このとき、イジェクトレバー8は、ベース板1の背面側に設けた係合部に係合されカートリッジ装着部1aの外方に逃がされた位置に保持される。
【0092】
そして、ディスクカートリッジ202又は222を保持したホルダ16がベース板1より離間する図6中矢印C方向に回動させるときには、イジェクトレバー8は、ベース板1に対する係合が解除され、バネの付勢力を受けてカートリッジ装着部1a内に回動され、ディスクカートリッジ202又は222を押圧しホルダ16の外方に突出させる。
【0093】
ところで、上述のように構成されたディスクプレーヤは、図5、図6及び図7に示すように、下ケース62の背面側の下面を膨出するように電池収納部66が設けられている。そこで、下ケース62の下面側を接地面として、図25に示すように、机上等の所定の載置部P上に載置すると、上ケース44の上面が背面側から前面側に向かって傾斜された状態となり、上ケース44に設けたLCDパネル52の表示面を操作者側に向けることができ、表示面の表示を見やすくすることができ、さらに、上面側に設けられた複数の操作ボタン46,47,48,49,50の操作を行いやすくなる。
【0094】
次に、本発明が適用されたディスクプレーヤの一連の操作を説明する。
【0095】
このディスクプレーヤは、停止状態にあって、ホルダ16にディスクカートリッジ202又は222が挿入されていないときには、ベース板1上に設けたカートリッジ装着検出スイッチが押圧されていないため、第1の回路基板38に設けた制御回路は、各操作ボタン46,47,48,49,50が操作されてもディスク再生部を駆動させない。このとき、イジェクトレバー8は、バネの付勢力をうけてカートリッジ装着部1a内に回動されている。
【0096】
第1の回路基板38に設けられる制御回路は、電源の投入が行われると各操作ボタン46,47,48,49,50の操作があったか否かを判別する。制御回路は、各操作ボタン46,47,48,49,50の操作が行われるとカートリッジ装着検出スイッチが操作されているかを判別し、カートリッジ装着検出スイッチが操作されていることが検出されると、カートリッジ装着部1aにディスクカートリッジ202又は222が装着されているものと判断し、次に、上ハーフ44が下ハーフ62側に回動され、下ハーフ62の上面側を閉塞しているか否かを判別する。ここで、制御回路は、上ハーフ44が下ハーフ62を閉塞していることを検出すると各操作ボタン46,47,48,49,50の操作に応じてディスク再生部をを駆動させ、その駆動を制御する。
【0097】
そして、このディスクプレーヤにディスクカートリッジ202又は222を装着するには、上ハーフ44を図6中矢印C方向に回動しホルダ16を下ハーフ62から離間する方向に回動させる。この状態でカートリッジ挿脱口16aを介してホルダ16内にディスクカートリッジ202又は222をに対して前方側よりディスクカートリッジ220,221を挿入する。ディスクカートリッジ202又は222をホルダ16に挿入させたところで、ホルダ16とともに上ハーフ44を図6中矢印E方向の下ハーフ62側に回動させ、下ハーフ62の上面側を閉塞すると、ディスクカートリッジ202又は222がベース番1上のカートリッジ装着部1aに位置決めして装着される。このとき、カートリッジ装着検出スイッチがディスクカートリッジ202又は222により押圧され、カートリッジ装着部1aにディスクカートリッジ202又は222が装着されたことが検出され、制御回路が各操作ボタン46,47,48,49,50による操作を許容しディスク再生部を駆動可能な状態となす。ここで、ディスク再生部が駆動されることにより、ディスクカートリッジ202又は222に収納された光ディスク201,221に記録されたオーディオ信号等の情報信号の再生が行われる。
【0098】
所望の情報信号の再生が完了した後、ディスクカートリッジ202又は222をイジェクトするには、上ハーフ44を下ハーフ62から離間する図6中矢印C方向に回動し、ホルダ16をディスク再生部から離間させる。ホルダ16が図6中矢印C方向のカートリッジ装着部1aから離間する方向に回動されると、イジェクトレバー8のベース板1に対する係合が解除され、イジェクトレバー8がバネの付勢力を受けてカートリッジ装着部1a側に回動され、ホルダ16に保持されているディスクカートリッジ202又は222をカートリッジ挿脱口16a側に押し出し、ディスクカートリッジ202又は222の一部をホルダ16から突出させる。ディスクカートリッジ202又は222は、ホルダ16から突出された部分を把持し引き抜くことによってホルダ16からの取り出しが行われる。
【0099】
上述の説明では、本発明をディスクカートリッジ202又は222を記録媒体に用いるディスクプレーヤに提供した例を挙げて説明したが、光ディスク等の記録媒体に情報信号の記録を可能となすディスク記録再生装置や、磁気テープを記録媒体に用いるレコードプレーヤやビデオテープレコーダ、ビデオカメラ等の電子機器に適用し、上述したディスクプレーヤと同様の利点を得ることができる。
【0100】
さらに、本発明は、ラジオ受信機等の携帯して用いられる電子機器に適用し、上述と同様の利点を得ることができる。
【0101】
【発明の効果】
上記したように、本発明に係る電子機器は、枠体に設けた係止突起が帯状の部材の係合孔に係合することにより、帯状の部材が枠体の外側に支持され、帯状の部材に衝撃が加えられたとき、係止突起と係合孔との係合が外れるようにされているので、枠体及びこの枠体が支持される下ハーフに直接衝撃が加わることが防止され、枠体に取り付けられるベース板等の部材に大きな衝撃が加わることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたディスクプレーヤに用いられる再生専用のディスクカートリッジを上面側から見た斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジを下面側から見た斜視図である。
【図3】本発明が適用されたディスクプレーヤに用いられる記録再生型のディスクカートリッジを上面側から見た斜視図である。
【図4】上記ディスクカートリッジを下面側から見た斜視図である。
【図5】本発明が適用された電子機器であるディスクプレーヤを示す斜視図である。
【図6】ディスクカートリッジ及び二次電池の挿脱を行う状態を示すディスクプレーヤの斜視図である。
【図7】本発明に係るディスクプレーヤの分解斜視図である。
【図8】装置本体を構成する下ハーフの背面図である。
【図9】下ハーフの内部を示す平面図である。
【図10】下ハーフの正面図である。
【図11】装置本体を構成する帯状の部材の平面図である。
【図12】帯状の部材の正面図である。
【図13】装置本体を構成する枠体の平面図である。
【図14】枠体に回動アームを取り付けた状態を示す右側面図である。
【図15】枠体に回動アームを取り付けた状態を示す左側面図である。
【図16】枠体の正面図である。
【図17】下ハーフ、帯状の部材及び上ハーフを互いに突き合わせ筐体を構成した状態を示す断面図である。
【図18】枠体と回動レバーとの関係を示す要部平面図である。
【図19】LCDパネルを支持するシールド板を示す平面図である。
【図20】上ハーフの平面図である。
【図21】上ハーフの内部を示す底面図である。
【図22】シールド板、アース用板金及びディスクカートリッジが接地される状態を示す縦断面図である。
【図23】シールド板に取り付けられる導電板を示す平面図である。
【図24】ディスクプレーヤの接地構造を示すブロック図である。
【図25】本発明に係るディスクプレーヤを設置部上に載置した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
16 ホルダ、 22 枠体、 24,26 回動アーム、 32 帯状の部材、 38 第1の回路基板、 44 上ハーフ、 62 下ハーフ
Claims (3)
- 背面壁と側壁と前面壁とから構成され、上記背面壁と上記前面壁とに係止突起が設けられてなる枠体と、
上記枠体を挟んで、上記枠体を覆うように配設された上ハーフと下ハーフと、
前面壁と一対の側壁とこれら側壁の端部に形成され、上記前面壁と並行になるように折り曲げられた突出片とからなり、上記前面壁と上記突出片とに係合孔がそれぞれ形成されいる略コ字状の帯状の部材と、
上記枠体の内側に取り付けられたベース板と、
上記ベース板に設けられた電子回路とから構成され、
上記係止突起が上記係合孔に係合することにより、上記帯状の部材が上記枠体の外側に支持され、上記帯状の部材に衝撃が加えられたとき、上記係止突起と上記係合孔との係合が外れることを特徴とする電子機器。 - 上記枠体に回動自在に設けられた少なくとも一つの回動アームを備え、上記回動アームに上記上ハーフが取り付けられることによって上記上ハーフが上記下ハーフに対して回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 上記枠体は、更に上記上ハーフを上記枠体に対して閉じた位置にロックするロック部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32014897A JP3918261B2 (ja) | 1996-11-20 | 1997-11-20 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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-
1997
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| JPH10209657A (ja) | 1998-08-07 |
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