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JP3722121B2 - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物 Download PDF

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JP3722121B2 JP2003011088A JP2003011088A JP3722121B2 JP 3722121 B2 JP3722121 B2 JP 3722121B2 JP 2003011088 A JP2003011088 A JP 2003011088A JP 2003011088 A JP2003011088 A JP 2003011088A JP 3722121 B2 JP3722121 B2 JP 3722121B2
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less carbon
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祐司 吉田
和彦 橋本
晴喜 尾崎
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は紫外線、遠紫外線(エキシマーレーザー等を含む)、電子線、イオンビーム、X線等の放射線に感応する感光性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、集積回路の高集積化に伴ってサブミクロンのパターン形成が要求され、感度、解像度、プロファイル、焦点深度及び耐熱性等の諸性能に優れ、しかもスカム(現像残さ)のないポジ型レジストが要望されている。特に16〜64MDRAMの製作においては、0.5 μm以下の線幅のパターンを、プロファイル良く且つ広い焦点深度で解像することが必要である。ところで、特開平2−84414 号公報の請求項5には、ノボラック樹脂及び光増感剤を含んで成るポジ型感光性フォトレジストであって、ノボラック樹脂として、(a) フェノール、フェノール誘導体又はその混合物及び(b) アルデヒドの縮合生成物であるノボラック樹脂であって、アルデヒドとしてホルムアルデヒド又はホルムアルデヒド前駆体及びモノヒドロキシ芳香族アルデヒドを含んで成るアルデヒドの混合物の縮合生成物を使用することを特徴とするポジ型感光性フォトレジストが記載されている。しかしながら、このポジ型感光性フォトレジストは解像度、プロファイル、焦点深度等の観点から満足できるものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は感度、解像度、プロファイル、焦点深度及び耐熱性等の諸性能のバランスに優れ、しかもスカムのない集積回路製造用感光性樹脂組成物を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(i)一般式(IV)
【化4】
Figure 0003722121
【0005】
(式中、R13〜R18は各々独立して水素原子、炭素数6以下のアルキル基、炭素数6以下のシクロアルキル基、炭素数6以下のアルコキシ基又は炭素数6以下のアルケニル基を表わし、R19は水素原子、炭素数6以下のアルキル基又は炭素数10以下のアリール基を表わし、p及びqは各々独立して1又は2を表わし、rは0又は1を表わすが、R13〜R15の中少なくとも1つは炭素数6以下のシクロアルキル基を表わすものとする。)で示される化合物と、一般式(V)
【0006】
【化5】
Figure 0003722121
【0007】
(式中、R20〜R22は各々独立して水素原子、炭素数6以下のアルキル基、炭素数6以下のシクロアルキル基、炭素数6以下のアルコキシ基又は炭素数6以下のアルケニル基を表わし、kは1又は2を表わす。)で示されるフェノール類と、アルデヒド類とを縮合させて得られるノボラック樹脂、並びにo−キノンジアジド化合物を含むことを特徴とする集積回路製造用感光性樹脂組成物である。
【0008】
一般式(IV)で示される化合物として好ましくは、下式
【0009】
【化6】
Figure 0003722121
【0010】
で示される化合物等が挙げられる。より好ましい一般式(IV)で示される化合物としては、例えば下式
【0011】
【化7】
Figure 0003722121
【0012】
で示される化合物等が挙げられる。
【0013】
上記一般式(V)で示されるフェノール類として好ましくは、例えばフェノール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノール、3,5−キシレノール、3,4−キシレノール、2,3,5−トリメチルフェノール、2−シクロヘキシル−5−メチルフェノール、2−シクロペンチル−5−メチルフェノール及び3−メチル−6−t−ブチルフェノールの群から選ばれる少なくとも1つのフェノール等が挙げられる。一般式(IV)で示される化合物と一般式(V) で示されるフェノール類との好ましい縮合モル比は0.5 :99.5〜40:60である。
【0014】
一般式(IV)で示される化合物、及び一般式(V) で示されるフェノール類と縮合させるアルデヒド類としては、例えばホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、トリメチルアセトアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド、アクロレイン及びクロトンアルデヒド等の飽和又は不飽和脂肪族アルデヒド類、並びに、シクロヘキサンアルデヒド、シクロペンタンアルデヒド、フルフラール、フリルアクロレイン、ベンズアルデヒド、o−、p−もしくはm−トルアルデヒド、p−エチルベンズアルデヒド、2,4−、2,5−、3,4−もしくは3,5−ジメチルベンズアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド、o−、p−もしくはm−ヒドロキシベンズアルデヒド、ケイ皮アルデヒド、o−、p−もしくはm−アニスアルデヒド及びバニリン等の芳香族アルデヒド類が挙げられる。好ましいアルデヒド類としては、例えばホルムアルデヒドが挙げられる。一般式(IV)で示される化合物、及び一般式(V) で示されるフェノール類の合計量に対するアルデヒド類の好ましい縮合モル比は1:0.005 〜1:2である。
【0015】
反応は好ましくは有機溶剤の共存下に行なわれる。好ましい溶剤としては沸点が50〜160 ℃の溶剤であり、特に好ましい有機溶剤は沸点が60〜120 ℃の溶剤である。酸触媒としては、例えば有機酸(酢酸、蓚酸及びp−トルエンスルホン酸等)、無機酸(塩酸、硫酸及び燐酸等)又は二価金属塩(酢酸亜鉛等)が挙げられ、反応は通常、2〜30時間で終了する。
縮合により得られたノボラック樹脂を、分別等の操作を加えてポリスチレン換算重量平均分子量を2000〜20000 にしてもよく、ノボラック樹脂の分子量900 以下の範囲のGPC パターン面積比を未反応のフェノール類のパターン面積を除く全パターン面積に対して25%以下にしてもよい。
【0016】
o−キノンジアジド化合物としてはo−ナフトキノンジアジド化合物が好ましい。o−ナフトキノンジアジド化合物としては、例えばフェノール性水酸基を2個以上(好ましくは3個以上)有する化合物と1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸ハライドもしくは1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸ハライドとを、弱アルカリもしくは有機塩基の存在下に反応させて得られる化合物が挙げられ、当該化合物は半導体用ポジ型レジストに感光剤として用いられている。フェノール性水酸基を2個以上有する化合物として好ましくは、例えば、特開平2−103543号公報の3頁に一般式で記載された化合物、特開平2−32352 号公報に一般式(I)又は(II)で記載された化合物、特開平2−269351号公報に一般式(I)で記載された化合物、特開平4−50851 号公報の4頁に記載された化合物、特開平3−185447号公報に一般式(I)で記載された化合物及び特開平4−295472号公報に一般式(I)で記載された化合物を含むオキシフラバン類等が挙げられる。
【0017】
本発明の感光性樹脂組成物は分子量900 未満のアルカリ可溶性多価フェノールを含有してもよく、該多価フェノールとしては、例えば特開平2−275955号公報に一般式(I)で記載された化合物、特開平4−50851 号公報に一般式(I)で記載された化合物及び特開平3−179353号公報に一般式(I)で記載された化合物等が挙げられる。
【0018】
レジスト溶剤としては、例えばプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチルセロソルブアセテート、メチルセロソルブアセテート等のグリコールエステル類、特開平2−220056号公報に記載されている溶剤、ピルビン酸エチル、酢酸n−アミル、乳酸エチル等のエステル類及び2−ヘプタノン、γ−ブチロラクトン等のケトン類等が挙げられる。
【0019】
感光性樹脂組成物(全固形分)中、o−キノンジアジド化合物及び分子量900 未満のアルカリ可溶性多価フェノールの割合は通常、各々10〜50及び0〜40(多価フェノールについては好ましくは3〜40)重量%である。
【0020】
【発明の効果】
本発明の感光性樹脂組成物は解像度、プロファイル、耐熱性、感度及び焦点深度等の諸性能のバランスに優れ、且つスカムがない。
【0021】
【実施例】
以下、本発明を合成例及び実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。例中、部は重量部を示す。
【0022】
合成例1
2−シクロヘキシル−5−メチルフェノール113.4 g 、メタノール210.8 g 、p−トルエンスルホン酸3.6 g 及びサリチルアルデヒド18.3g の混合物を80℃で4時間反応後、得られた反応混合物を冷却し、次いで50%メタノール水溶液中に注いで白色の沈澱物を得た。これを、濾過、水洗及び乾燥して40g の下式
【0023】
【化8】
Figure 0003722121
【0024】
で示される化合物a〔白色粉末(液体クロマトグラフによる面積百分率法で求めた純度は99.6%)〕を得た。 FD−MS:m/e=484
合成例2
2−シクロヘキシル−5−メチルフェノール48.9 g、メタノール105.6g、p−トルエンスルホン酸2.7 g 及びバニリン17.1g の混合物を還流条件で4時間反応後、得られた反応混合物を冷却して沈澱物を得た。これを、濾過、50%メタノール水溶液洗浄及び乾燥して41g の下式
【0025】
【化9】
Figure 0003722121
【0026】
で示される化合物を得た。 FD−MS:m/e=514
【0027】
合成例3
合成例1で得た化合物a80g 、メチルイソブチルケトン250g及びm−クレゾール189.2gの混合物中に37%ホルマリン135.6gを60分で滴下した。滴下終了後、約90℃で8時間反応させた。次いで、水洗、脱水してノボラック樹脂のメチルイソブチルケトン溶液を得た。この溶液に2−ヘプタノン1000g を加えた後、エバポレーターでメチルイソブチルケトンを除去してノボラック樹脂の2−ヘプタノン溶液を得た。GPC によるポリスチレン換算重量平均分子量は4300であった。
【0028】
合成例4〜8
合成例1で得た化合物(下表中、化合物a)、メチルイソブチルケトン(下表中、MIBKと略称)、m−クレゾール(下表中、mCLと略称)、2,5−キシレノール(下表中、XYL と略称)及び37%ホルマリン(下表中、FOR と略称)の添加量を下表に記載のとおり変更する以外は、合成例3と同様にしてノボラック樹脂の2−ヘプタノン溶液を得た。GPC によるポリスチレン換算重量平均分子量(下表中、Mwと略称)は下表のとおりであった。但し、反応時間を合成例6〜7では5時間に、合成例8では6時間に、各々変更した。
【0029】
【表1】
Figure 0003722121
【0030】
合成例9
合成例3と同様にして得たノボラック樹脂のメチルイソブチルケトン溶液(樹脂分39.2重量%)100gを1Lの底抜きセパラブルフラスコに仕込み、メチルイソブチルケトン50.7g 及びn−ヘプタン95g を加えて60℃・30分攪拌後、静置・分液した。分液で得られた下層に2−ヘプタノン300gを加え、次いでメチルイソブチルケトン及びn−ヘプタンをエバポレーターにより留出させてノボラック樹脂の2−ヘプタノン溶液を得た。GPC によるポリスチレン換算重量平均分子量は7000であり、分子量900 以下の範囲の面積比は全パターン面積に対して15%であった。
【0031】
合成例10
合成例4と同様にして得たノボラック樹脂のメチルイソブチルケトン溶液(樹脂分42重量%)100gを1Lの底抜きセパラブルフラスコに仕込み、メチルイソブチルケトン61.4g 及びn−ヘプタン101.7gを加えて60℃・30分攪拌後、静置・分液した。分液で得られた下層に2−ヘプタノン300gを加え、次いでメチルイソブチルケトン及びn−ヘプタンをエバポレーターにより留出させてノボラック樹脂の2−ヘプタノン溶液を得た。GPC によるポリスチレン換算重量平均分子量は7200であり、分子量900 以下の範囲の面積比は全パターン面積に対して16%であった。
【0032】
実施例
ノボラック樹脂、o−ナフトキノンジアジド化合物及び分子量900 未満のアルカリ可溶性多価フェノール(下表中、各々、樹脂、感光剤及び添加剤Bと略記)を、下表に示す組成で且つ2−ヘプタノンが50部になるように混合後、孔径0.2 μmのテフロン(登録商標)製フィルターで濾過してレジスト液を調製した。常法により洗浄したシリコンウエハーに回転塗布器を用いて上記レジスト液を1.06μm厚に塗布後、ホットプレートで90℃・1分ベークした。次いで、365nm (i線)の露光波長を有する縮小投影露光器(ニコン社製、NSR1755i7A NA =0.5 )を用いて露光量を段階的に変化させて露光した。次いで、このウエハーをホットプレートで110 ℃・1分ベークした。これをSOPD(住友化学工業製アルカリ現像液)で1分現像してポジ型パターンを得た。解像度はラインアンドスペースパターンが1:1になる露光量(実効感度)で膜減り無く分離するラインアンドスペースパターンの寸法を走査型電子顕微鏡で観察した。プロファイルは実効感度における0.50μmラインアンドスペースパターンの断面形状を走査型電子顕微鏡で観察した。
耐熱性は124 ℃のホットプレート上で5分加熱し、パターンのダレ具合を5段階で評価した(耐熱性に関しては5が最も良く、1が最も悪い)。焦点深度は実効感度において0.50μmラインアンドスペースパターンが膜減り無く分離する焦点の幅を走査型電子顕微鏡で観察した。
下表中、添加剤Bは下記アルカリ可溶性多価フェノールであり、感光剤C、D及びEは各々、下記のフェノール性水酸基を2個以上有する化合物C'、D'及びE'と1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリドとの縮合生成物(縮合時のモル比は各々2.6 、2.0 及び4.0 )である。
【0033】
【化10】
Figure 0003722121
【0034】
【化11】
Figure 0003722121
【0035】
【化12】
Figure 0003722121
【表2】
Figure 0003722121
【0036】
【表3】
Figure 0003722121
Figure 0003722121

【図面の簡単な説明】
【図1】合成例1で得た化合物の 1H−NMRスペクトルである。
【図2】合成例2で得た化合物の 1H−NMRスペクトルである。

Claims (6)

  1. 一般式(IV)
    Figure 0003722121
    (式中、R13〜R18は各々独立して水素原子、炭素数6以下のアルキル基、炭素数6以下のシクロアルキル基、炭素数6以下のアルコキシ基又は炭素数6以下のアルケニル基を表わし、R19は水素原子、炭素数6以下のアルキル基又は炭素数10以下のアリール基を表わし、p及びqは各々独立して1又は2を表わし、rは0又は1を表わすが、R13〜R15の中少なくとも1つは炭素数6以下のシクロアルキル基を表わすものとする。)で示される化合物と、一般式(V)
    Figure 0003722121
    (式中、R20〜R22は各々独立して水素原子、炭素数6以下のアルキル基、炭素数6以下のシクロアルキル基、炭素数6以下のアルコキシ基又は炭素数6以下のアルケニル基を表わし、kは1又は2を表わす。)で示されるフェノール類と、アルデヒド類とを縮合させて得られるノボラック樹脂、並びにo−キノンジアジド化合物を含むことを特徴とする集積回路製造用感光性樹脂組成物。
  2. 一般式(IV)で示される化合物が下式
    Figure 0003722121
    で示される化合物のいずれか1つである請求項1に記載の集積回路製造用感光性樹脂組成物。
  3. 一般式(V)で示されるフェノール類がフェノール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノール、3,5−キシレノール、3,4−キシレノール、2,3,5−トリメチルフェノール、2−シクロヘキシル−5−メチルフェノール、2−シクロペンチル−5−メチルフェノール及び3−メチル−6−t−ブチルフェノールの群れから選ばれる少なくとも1つのフェノールである請求項1又は2に記載の集積回路製造用感光性樹脂組成物。
  4. 一般式(IV)で示される化合物と一般式(V)で示されるフェノール類との縮合モル比が0.5:99.5〜40:60である請求項1〜3のいずれかに記載の集積回路製造用感光性樹脂組成物。
  5. ノボラック樹脂のポリスチレン換算重量平均分子量が2000〜20000 である請求項1〜4のいずれかに記載の集積回路製造用感光性樹脂組成物。
  6. さらに、分子量900 未満のアルカリ可溶性多価フェノールを含有する請求項1〜5のいずれかに記載の集積回路製造用感光性樹脂組成物。
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