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JP3437215B2 - 帳 票 - Google Patents

帳 票

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JP3437215B2
JP3437215B2 JP14005793A JP14005793A JP3437215B2 JP 3437215 B2 JP3437215 B2 JP 3437215B2 JP 14005793 A JP14005793 A JP 14005793A JP 14005793 A JP14005793 A JP 14005793A JP 3437215 B2 JP3437215 B2 JP 3437215B2
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JP
Japan
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piece
form piece
adhesive layer
opened
pieces
Prior art date
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Application number
JP14005793A
Other languages
English (en)
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JPH06328884A (ja
Inventor
雄二 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP14005793A priority Critical patent/JP3437215B2/ja
Publication of JPH06328884A publication Critical patent/JPH06328884A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3437215B2 publication Critical patent/JP3437215B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連接した複数枚の帳
票片の所定領域に個別情報を印字し、前記複数枚の帳票
片を折り返して一時的に密着させることにより、前記個
別情報を隠ぺいする帳票に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、個別情報を一時的に隠ぺいす
ることができる帳票がメールフォーム等に広く使用され
ている。この帳票は、所定位置に接着層が設けられた複
数枚の帳票片から構成されている。これらの帳票片に親
展情報等の個別情報が印字され、この帳票片が折り返し
て密着されることにより、所定のフォームが形成され、
個別情報が一時的に隠ぺいされる。
【0003】このフォームの受取人は、密着された帳票
片を剥離して、個別情報を見ることができる。このよう
に、帳票片は、受取人に渡されるまで接着層により密着
されているので、個別情報の秘匿性を高めることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、接着層により
密着された面(以下、「密着面」という。)は、剥離後
に強い圧力を与えるか、あるいは市販の仮接着剤等を用
いて再密着させることにより、外観上、密着しているよ
うに見えるものがあった。従って、第三者が悪意を持っ
て開封し、個別情報を見た後で再密着すれば、受取人
は、以前に密着面が開封されたか否かを判別することが
できなかった。
【0005】また、実験結果から、一般的な縦140m
m,横100mmの葉書において、密着面の接着力(剥
離力)が40g/25mm以上であれば、郵送の途中等
で密着面が自然に剥離しまう(以下、「自然剥離」とい
う。)ことを防止することができる。しかし、その接着
力を必要以上に強く設定すると、剥離しにくくなり、さ
らには、密着面をきれいに剥離することができなくなる
場合があった。
【0006】そこで、実際には、紙質にもよるが、密着
面の剥離し易さとのかねあいから、その接着力が15g
/25mm程度のものが使用されている。この程度の接
着力でも、郵送の途中で密着面が剥離してしまうことは
稀である。しかし、わずかでも郵送の途中等で密着面が
剥離してしまうものが発生すれば、密着面が剥離された
フォームが受取人に渡されることとなるので、その受取
人に不信感を与えるとともに、フォームの信頼性を失う
こととなる。
【0007】上記のようなことから、密着面の自然剥離
を防止するとともに、密着面が以前に剥離されたか否か
を判別することができる帳票が要請され、本件発明者に
より以下に示す帳票が別に提案されている。
【0008】図13は、密着面が剥離されたか否かを判
別することができる帳票をメールフォームに適用した一
例の構成を示す平面図である。図13は、表面のみを図
示し、裏面の図示を省略する。帳票1は、3枚の帳票片
2〜4から構成されている。帳票片2と3の間および帳
票片3と4との間には、連接部5および6が設けられて
おり、連接部5,6から各帳票片2〜4を折り返すこと
ができる。この帳票1は、図中上下方向に多数枚連接さ
れており(上下方向に連接された帳票1を図中2点鎖線
部で示す。)、連接部1aおよび1bの位置にて略蛇腹
状に折りたたまれている。
【0009】帳票片2の左側および帳票片4の右側に
は、それぞれ所定間隔で開口されたスプロケット孔2a
および4aが形成されたマージナル部2Aおよび4Aが
設けられている。スプロケット孔2aおよび4aは、帳
票1を順次搬送するために、プリンタ(図示せず)の帳
票搬送部と係合するものである。
【0010】帳票片2の表面側には、社名等の情報が予
め印刷されており、さらに受取人の氏名等の個別情報が
プリンタにより印字される情報記録領域2cが設けられ
ている。また、帳票片3,4には、共通の情報が予め印
刷されており、さらに、親展情報等の個別情報がプリン
タにより印字される情報記録領域3c,4cが設けられ
ている。
【0011】帳票片4の図中右側外縁部には、ミシン目
を略方形状に設けた分離片4Bが4つ形成されている。
所定の力以上の外力が分離片4Bに作用すると、ミシン
目が裁断され、帳票片4から分離片4Bが分離されるよ
うに形成されている。さらに、各分離片4Bの領域内に
は、接着層4eが設けられている。接着層4eには、感
圧接着剤等が用いられる。例えば感圧接着剤では、NR
(天然ゴム)を主成分として、アクリル樹脂やシリカを
添加したものが使用される。
【0012】次に、帳票1からメールフォームが形成さ
れる過程を説明する。図13において、先ず、帳票1の
帳票片2〜4の情報記録領域2c〜4cに、受取人名や
個別情報がプリンタ(図示せず)により印字される。次
に、帳票1の連接部5および6が折り返される。
【0013】図13において、帳票1の連接部6は、情
報記録領域3cと4cとが重なるように折り返される。
これにより、接着層4eと帳票片3の紙面とが重なる。
また、連接部5は、帳票片2および3の裏面同士が重な
るように折り返される。
【0014】これが加圧されると、帳票片2と3は、帳
票片2および/または3に設けられた接着層(図示せ
ず)により強接着(剥離不能に接着)される。また、帳
票片3と4は、接着層4eにより強接着される。これに
より、帳票片3,4の情報記録領域3c,4cが隠ぺい
される。
【0015】次に、連接部5,6が折りたたまれた帳票
1の連接部1a,1bが裁断される。また、帳票1の両
端部に設けられたマージナル部2A,4Aが裁断され
る。これにより、帳票1から各受取人ごとに分離された
メールフォームが形成される。図14は、帳票1から形
成されたメールフォーム10を示す斜視図である。
【0016】図15は、図14のメールフォーム10の
帳票片3と4が開封されたときの様子を示す斜視図であ
る。接着された接着層4eと帳票片3とを分離する分離
力、および接着層4eと帳票片4の分離片4Bとを分離
する分離力は、分離片4Bが帳票片4から裁断される裁
断力よりも強く設定されている。従って、密着された帳
票片3と4とを開封すると、接着層4eと帳票片3、お
よび接着層4eと分離片4Bとは分離されず、分離片4
Bが帳票片4から裁断される。これにより、帳票片3と
4とが開封される。すなわち、図15に示すように、分
離片4Bが帳票片3に接着されている状態で帳票片3と
4とが開封される。開封により、帳票片4には分離片4
Bが分離されることにより開口部分4Dが形成される。
【0017】メールフォーム10の受取人は、帳票片3
と4とを開封することにより、帳票片3,4の情報記録
領域3c,4cに印字された個別情報を見ることができ
る。また、帳票片4から分離片4Bが分離されること
が、初めて帳票片3と4とが開封されることを示すの
で、受取人は、個別情報が他人に知られていないと判断
することができる。また、既に分離片4Bが分離されて
いる場合には、開封の意志をもって他人に開封されたと
判断することができる。このように、帳票片4からの分
離片4Bの分離の有無により、メールフォームが以前に
開封されたか否かを知ることができる。また、接着層4
eにより接着された部分を剥離しないので、接着層4e
の接着力を大きく設定することができ、自然剥離を防止
することができる。
【0018】しかし、上述した帳票1では、分離片4B
の形成位置や形態、あるいは開封者の開封の仕方(開封
時の開封速度,開封力,開封方向等)によっては、開封
不良となる可能性がある。
【0019】図16は、開封不良となった場合のメール
フォーム10の一例を示す斜視図である。図16に示す
ように、メールフォーム10の開封時に、分離片4Bの
ミシン目の全てが裁断されずにその周囲部が破損してし
まう可能性がある。これにより、帳票片4の情報記録領
域4cの一部が破損し、開封後に情報記録領域4cに記
録されている情報の一部を判読することができなくな
る。
【0020】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、自然剥離を防止し、密着面
が以前に開封されたか否かを知ることができるととも
に、開封の仕方に依存されずに帳票片の密着面を良好に
開封することができる帳票を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明による帳票の第1の解決手段は、連接した
第1の帳票片(24)と第2の帳票片(3)との少なく
とも一方の面に個別情報を記録し、前記第1の帳票片と
前記第2の帳票片との連接部を折り返して前記第1の帳
票片と前記第2の帳票片とを密着させることにより前記
個別情報を隠ぺいする帳票(20)であって、前記第1
の帳票片の外周部近傍の所定領域に設けられ、前記第1
の帳票片と前記第2の帳票片とを接着する接着層(7
a)と、前記第1の帳票片の前記接着層が設けられた領
域若しくは前記第2の帳票片の前記接着層との密着予定
領域の周縁部またはその近傍の一部の範囲を含むように
切り欠かれた第1の切り欠き部(7bまたは7c)と、
前記第1の切り欠き部が形成された帳票片の前記接着層
が設けられた領域若しくは前記密着予定領域の周縁部ま
たはその近傍の一部の範囲であって前記第1の切り欠き
部を形成した範囲以外の少なくとも一部の範囲を含むよ
うに、前記第1の切り欠き部とは前記接着層を挟んで反
対側に、前記第1の切り欠き部と所定の間隔を有して切
り欠かれた第2の切り欠き部(7cまたは7b)とを備
え、前記第1の帳票片と前記第2の帳票片との開封時の
前記第1の切り欠き部の破損発生予定位置(7b−1,
7b−2または7cー1,7c−2)から前記開封時の
開封予定方向に延長する延長線は、前記第2の切り欠き
部、または前記第1および第2の切り欠き部が形成され
た帳票片の外縁部と交差することを特徴とする。
【0022】帳票の第2の解決手段は、前記第1の切り
欠き部の少なくとも一端の指向する方向は、少なくとも
1つの前記開封予定方向であることを特徴とする。
【0023】
【作用】帳票の第1の解決手段においては、接着層によ
り第1の帳票片と第2の帳票片とが強接着される。接着
された第1の帳票片と第2の帳票片とが開封されると、
接着層と第1の帳票片、および接着層と第2の帳票片は
分離されず、第1の切り込み部の破損発生予定位置から
開封方向に裂け目が発生する。この裂け目は第2の切り
込み部と交差する。これにより、接着層が設けられた領
域は、第1および第2の切り欠き部,および前記裂け目
により帳票片から分離され、第1の帳票片と第2の帳票
片とが開封される。従って、第1および第2の情報記録
領域を破損することなく、接着層を含む領域を帳票片か
ら分離して第1の帳票片と第2の帳票片とを開封するこ
とができる。
【0024】帳票の第2の解決手段においては、第1の
帳票片と第2の帳票片との開封時に、第1の切り欠き部
の端部からその指向する方向と略同一方向に裂け目が発
生する。従って、第1の切り欠き部の形状を簡略化する
ことができる。
【0025】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明による帳票
の一実施例について説明する。図1は、本発明による帳
票をメールフォームに適用した一実施例の構成を示す平
面図である。図1は、表面を図示している。なお、図1
3の帳票1と同一部分には、同一符号を付し、重複する
説明は適宜省略する。
【0026】図1に示す帳票20は、帳票片2,3,2
4とから構成されている。各帳票片2,3,24は、略
同一外形であり、メールフォームとして最も好ましい郵
便法に基づく寸法、すなわち横(Z1,Z2,Z3)が
各100mm(従ってZ4が300mm)、縦(Z5)
が140mmに形成され、連量が70Kg/四六(縦7
88mm,横1091mm),あるいは坪量が81.4
g/m2 程度の上質紙が用いられる。
【0027】帳票20には、図13の帳票1の帳票片4
と対応する帳票片24が設けられている。帳票片24に
は、帳票片4のように分離片4Bおよび接着層4eは設
けられてなく、分離部7が設けられている。図1に示す
ように、分離部7は、帳票片24の情報記録領域4cの
右側外周の上部および下部に対称に2つ設けられてい
る。また、帳票片3および/または24の表面側には、
密着時に弱接着(剥離が可能に接着)される粘着層(図
示せず)がほぼ全面に設けられている。
【0028】図2は、図1中上側の分離部7の詳細な構
成を示す平面図である。図2に示すように、分離部7
は、接着層7aと、切り込み部7bおよび7cとから構
成されている。接着層7aは、帳票片24の一角部Z2
1の近傍に設けられている。接着層7aは、頂角(Z2
0)が90゜、および2辺(Z17およびZ19)が各
5mmに設定された略直角2等辺3角形状に形成されて
いる。この接着層7aは、密着時に強接着される感圧接
着剤等から形成されている。
【0029】また、切り込み部7bは、接着層7aの2
辺(Z17およびZ19)の近傍を囲むように、接着層
7aとZ18の間隔を有して略く字状に形成されてい
る。ここで間隔Z18は、1mmに設定されているが、
0〜数mm程度であれば良い。また、切り込み部7bと
帳票片24の外周部との距離(Z11およびZ12)
は、5mmに設定されている。また、切り込み部7bの
長さ(Z13およびZ14)は、5mmに設定されてい
る。さらにまた、切り込み部7bの溝幅は、0〜数mm
程度に設定されている(後述する切り込み部7cも同様
である。)。
【0030】また、切り込み部7cは、接着層7aの他
の1辺の近傍に略線状に形成されている。切り込み部7
cは、切り込み部7bの端部と間隔Z15およびZ16
を有するように形成されている。Z15およびZ16
は、2mmに設定されている。
【0031】図3は、切り込み部7bと7cとの位置関
係を示す平面図である。図3に示すように、切り込み部
7cは、切り込み部7bの各端部の指向する方向への延
長線8aおよび8bと交差するように、すなわち、Z2
2およびZ23が0以上となるように設けられている。
【0032】説明を図1に戻す。図1において、各帳票
片2,3,24の各情報記録領域2c〜4cに所定の個
別情報が印字されると、連接部5は、帳票片2と3の裏
面同士が重なるように折り返される。また、連接部6
は、帳票片3と24の情報記録領域3cと4cとが重な
るように折り返される。これが加圧されると、帳票片2
と3は、それぞれ裏面に設けられた接着層(図示せず)
により剥離が不能に強接着される。また、帳票片3と2
4は、分離部7の接着層7aの領域が強接着され、その
他の面が上記粘着層により弱接着される。このときの接
着層7aによる接着力は180g/25mmに設定さ
れ、粘着層による接着力は60g/25mm程度に設定
される。
【0033】図4は、図1の帳票20から形成されたメ
ールフォーム30を示す平面図である。図4は、帳票片
24の裏面が見えるように図示している。図4のメール
フォーム30は、密着した帳票片3と24とが剥離され
ることにより開封される。この開封においては、図4に
示すように、A1方向(図中右方向)、A2方向(図中
右上方向)、およびA3方向(図中右下方向)の3つの
開封予定方向が考えられる。以下、メールフォーム30
がA1〜A3方向に開封されるときの様子を説明する。
【0034】先ず、図4中、A1方向に開封されると、
この開封力は接着層7a、および切り込み部7bの端部
7b−2に作用する。このときに、接着層7aと帳票片
3、および接着層7aと帳票片24とを分離する分離力
は、帳票片24を裁断する裁断力よりも強く設定されて
いる。従って、接着層7aと帳票片3、および接着層7
aと帳票片24は分離されずに、切り込み部7bの端部
7b−2から、略A1方向の裂け目が発生する。この裂
け目は、A1方向に進行し、切り込み部7cと交差す
る。
【0035】また、切り込み部7bの端部7bー2から
発生した裂け目が図中A1方向に進行して他端部7bー
1の上方の地点まで到達すると、同時に他端部7bー1
から裂け目が図中A1方向に発生する。この裂け目は、
上記裂け目と同様に、図中A1方向に進行して切り込み
部7cと交差する。
【0036】上記作用により、切り込み部7bと7c、
および切り込み部7bの端部7b−1と7b−2からの
A1方向への裂け目により、接着層7aが設けられた領
域を含む領域が帳票片24から分離される。この分離に
より、帳票片3と24との密着力は、粘着層による接着
力のみとなり、帳票片3と24とが開封される。
【0037】図5は、このようにして開封されたメール
フォーム30を示す斜視図である。帳票片24の上記接
着層7aを含む領域(図中斜線部)が開口され、この部
分は、帳票片3側に接着されている。従って、メールフ
ォーム30の開封時に発生する裂け目は、切り込み部7
cと交差すると、それ以上内側には進行しないので、情
報記録領域3c,4cを破損させることなく、帳票片3
と24とを開封することができる。
【0038】次に、図4において、図中A2方向に開封
されたときには、下側の分離部7においては、切り込み
部7bの端部7b−1と7b−2から同時に図中A2方
向の裂け目が発生する。この裂け目は切り込み部7cと
交差し、切り込み部7b,7c、およびこの裂け目とで
接着層7aを含む領域が帳票片24から分離される。ま
た、上側の分離部7においては、最初に切り込み部7b
の端部7b−2から略A2方向の裂け目が発生し、この
裂け目は切り込み部7cと交差する。次に、切り込み部
7bの端部7b−1と切り込み部7cの端部7c−1に
図中A2方向に裂け目が発生し、これらの裂け目は帳票
片24の上辺と交差する。これにより、接着層7aを含
む領域が帳票片24から分離される。
【0039】図6は、このようにして開封されたメール
フォーム30を示す斜視図である。図6に示すように、
切り込み部7b,7cから発生した裂け目は、情報記録
領域4cの内側には進行しない。従って、情報記録領域
3c,4cを破損することなく、帳票片3と24とを開
封することができる。
【0040】なお、図4中A2方向の開封において、開
封の仕方によっては上側の分離部7の切り込み部7bの
端部7b−2には裂け目が発生しないこともある。この
ときには、図4中、切り込み部7c(上側)の一端部7
c−2から図中A2方向と逆方向の裂け目が発生して、
この裂け目が帳票片24の図中左辺と交差する。さら
に、開封力が作用すると、切り込み部7cの他端部7c
−1から図中A2方向の裂け目が発生して、この裂け目
が帳票片24の図中上辺と交差する。すなわち、切り込
み部7bには、裂け目が発生しない。これにより、切り
込み部7cの両端部7c−1、7c−2からの裂け目と
帳票片24の上辺および左辺による接着層7aを含む略
3角形状の領域が帳票片24から分離される。このよう
に分離されても、情報記録領域3c,4cを破損させる
ことはない。
【0041】次に、図4中A3方向に開封されたときに
は、A2方向の開封時の作用と反対の作用により、上側
の分離部7の切り込み部7bの両端部7b−1,7b−
2からA3方向に裂け目が発生し、この裂け目が切り込
み部7cと交差して、接着層7aを含む領域が帳票片2
4から分離される。
【0042】また、下側の分離部7は、切り込み部7b
の端部7b−2からA3方向の裂け目が発生し、この裂
け目が切り込み部7cと交差する。さらに、切り込み部
7bの端部7b−1および切り込み部7cの端部7c−
1からA3方向の裂け目が発生し、この裂け目が帳票片
24の下辺と交差する。これにより、接着層7aを含む
領域が帳票片24から分離される。
【0043】図7は、このようにしてメールフォーム3
0が開封されたときの様子を示す斜視図である。図4中
A1およびA2方向に開封されたときと同様に、情報記
録領域3c,4cを破損させることなく帳票片3と24
とを開封することができる。
【0044】なお、図4中A3方向の開封において、図
4中A2方向の開封と同様に、下側の分離部7の切り込
み部7bには裂け目が発生しないこともある。このとき
には、図4中、切り込み部7cの一端部7c−2からA
3方向と逆方向の裂け目が発生し、帳票片24の図4中
左辺と交差する。さらに、切り込み部7cの他端部7c
−1からA3方向の裂け目が発生して、帳票片24の図
4中下辺と交差する。すなわち、切り込み部7cの両端
部7c−1、7c−2からの裂け目と帳票片24の左辺
および下辺による接着層7aを含む略3角形状の領域が
帳票片24から分離される。
【0045】図4のメールフォーム30の開封において
は、図4中、A1〜A3方向のいずれの方向に開封して
も、情報記録領域3c,4cを破損することなく開封す
ることができるが、図4において、メールフォーム30
の下側はA2方向に開封し、かつ上側はA3方向に開封
すれば、最も効率よく開封することができる。従って、
帳票片24の各端部にそれぞれ開封方向(A2およびA
3方向)を明示しておくことが好ましい。
【0046】図8は、分離部7の他の実施例の構成を示
す斜視図である。図8は、帳票片の左下端部に形成した
例を示している。図中(a)では、接着層7aが略4角
形状に形成され、切り込み部7b,7cは、それぞれ接
着層7aの2辺の近傍部に2辺を囲むように形成されて
いる。図中(b)では、接着層7aが略弓形状に形成さ
れ、切り込み部7b,7cは、それぞれ接着層7aの円
弧状の外周部分と直線状の部分の近傍に形成されてい
る。図中(c)では、接着層7aが略2等辺3角形状に
形成され、切り込み部7bが等辺の近傍部を囲むように
形成され、切り込み部7cが底辺の近傍部に形成されて
いる。図中(d)では、接着層7aが略3角形状に形成
され、その1辺が帳票片の下辺と略平行に形成されてい
る。この他の構成は、図8(c)と同様である。なお、
図8に示した例は、全て接着層7aの近傍部領域に切り
込み部7b,7cを形成したが、接着層7aの周縁部を
型どるように切り込み部7b,7cを形成しても良い。
【0047】図9は、図4に示したメールフォーム30
の変形例を示す平面図である。図4においては、上側お
よび下側の分離部7をそれぞれ対称に形成したが、図9
のメールフォーム30Aは、上側および下側の分離部7
を同方向に形成した例を示している。このように分離部
7を形成し、かつ帳票片24に開封方向(図中矢印部)
を表示しておけば、効率よく接着層7aを含む領域を分
離して開封することができるようになる。さらには、帳
票片24の左下端部を切りとった把持部24aを形成
し、さらには「ここから開封して下さい。」等の開封開
始位置を表示して開封し易くすることが好ましい。
【0048】図10は、メールフォーム30のさらに他
の変形例を示す平面図である。図10のメールフォーム
30Bは、分離部7は、帳票片24の左辺外周部の中央
近傍に1つのみ形成されている例である。このように、
分離部7は、2つ形成することに限らず、1つでも良
く、あるいは3つ以上(例えば図4または図9の分離部
7と図10の分離部7とを同時に)形成しても良い。な
お、図10の分離部7のように、切り欠き部7bと7c
とにより、接着層7aの近傍を囲むように形成すると同
時に、切り欠き部7bと7cとの形成範囲をオーバラッ
プするように設定すれば、確実に開封時に切り込み部7
bから発生する裂け目を切り込み部7cと交差させるこ
とができる。
【0049】図11は、図1の帳票20の変形例の構成
を示す平面図である。図1の帳票20においては、帳票
片24に分離部7を形成したが、図11(a)に示す帳
票20Aのように、接着層7aは、帳票片3Aに形成
し、切り込み部7b,7cのみを帳票片24に形成して
も良い。
【0050】また、図11(b)に示す帳票20Bのよ
うに、帳票片24に分離部7を形成し、さらに、連接部
6が折り返されたときに接着層7aと密着するように帳
票片3A側に接着層7aを設けても良い。これにより、
帳票片3と24との接着強度をさらに向上させることが
できる。
【0051】図12は、分離部7のさらに他の実施例の
構成を示したものであり、図8(c)の変形例を示して
いる。図12の分離部7は、図8(c)の分離部7と比
較して、切り込み部7bの形状のみが異なる。すなわ
ち、切り込み部7bの両端部7b−1,7b−2は、切
り込み部7cが形成されている方向と反対方向に指向さ
れている。実施例において説明した切り込み部7bは、
開封時に全て端部から裂け目が発生したが、図12に示
す切り込み部7bにおいては、両端部7b−1,7b−
2から裂け目は発生せず、図中7b−3,7b−4部か
ら開封時の裂け目が発生する。すなわち、切り込み部7
bの端部近傍が単なる直線状または曲線状でない場合に
は、切り込み部7bの開封時に裂け目が発生する位置
は、切り込み部7bの端部の近傍であって曲率の変化が
最も大きい部分であるのが一般的である。図12におい
て、図中A4方向に開封されると、切り込み部7bの7
b−3,7b−4部から裂け目がA4方向に発生し、こ
の裂け目が進行して切り込み部7cと交差するようにな
る。
【0052】以上、本発明による帳票の一実施例につい
て説明したが、本発明は、上述した実施例に限定される
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
形が可能である。例えば、帳票20は3枚の帳票片から
構成したが、単に2枚の帳票片を密着させる場合にも適
用することができ、あるいは4枚以上の帳票片を密着さ
せる場合にも適用することができる。
【0053】帳票20の材質や粘着層,接着層7aの接
着力、図1の帳票20の各寸法Z1〜Z5、および図2
の分離部7の各寸法Z11〜Z20は、本発明を実施す
る上での好ましい数値を示したものであり、本発明にお
いてこれらの数値を限定するものではない。
【0054】帳票20は、メールフォームに適用した
が、これに限らず、例えば給料袋を形成する製袋フォー
ム等、種々のフォームに適用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
帳票によれば、第1の切り欠き部および第2の切り欠き
部を形成して接着層を含む領域を帳票片から分離して密
着面を開封するようにしたので、開封の仕方に依存され
ずに帳票片の密着面を良好に開封することができ、帳票
片に記録された情報の破損を防止することができる。ま
た、帳票片に裂け目を発生させて密着面を開封するよう
にしたので、接着層の接着強度を強く設定することがで
き、帳票片の密着面の自然剥離を防止することができ
る。さらにまた、少なくともこの接着層により接着され
た領域を分離しなければ密着面を開封することができな
いので、密着面の剥離により開封痕を残すことができ、
開封の有無を確実に知ることができる。
【0056】請求項2に記載の帳票によれば、第1の切
り欠き部の端部からその指向する方向と略同一方向に裂
け目を発生させるようにしたので、第1の切り欠き部の
形状を簡略化することができる。また、裂け目の発生方
向が均一化して、帳票片の情報記録領域の破損をより確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による帳票をメールフォームに適用した
一実施例の構成を示す平面図である。
【図2】図1の分離部7の詳細な構成を示す平面図であ
る。
【図3】切り込み部7bと7cとの位置関係を示す平面
図である。
【図4】帳票20から形成されたメールフォーム30を
示す平面図である。
【図5】図4中A1方向に開封されたメールフォーム3
0を示す斜視図である。
【図6】図4中A2方向に開封されたメールフォーム3
0を示す斜視図である。
【図7】図4中A3方向に開封されたメールフォーム3
0を示す斜視図である。
【図8】分離部7の他の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図9】図4のメールフォーム30の変形例を示す平面
図である。
【図10】メールフォーム30のさらに他の変形例を示
す平面図である。
【図11】図1の帳票20の変形例の構成を示す平面図
である。
【図12】分離部7のさらに他の実施例の構成を示した
図である。
【図13】密着面が剥離されたか否かを判別することが
できる帳票をメールフォームに適用した一例の構成を示
す平面図である。
【図14】帳票1から形成されたメールフォーム10を
示す斜視図である。
【図15】メールフォーム10の帳票片3と4が開封さ
れたときの様子を示す斜視図である。
【図16】開封不良となった場合のメールフォーム10
の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2,3,24 帳票片 5,6 連接部 7 分離部 7a 接着層 7b,7c 切り込み部 20 帳票 30 メールフォーム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連接した第1の帳票片と第2の帳票片と
    の少なくとも一方の面に個別情報を記録し、前記第1の
    帳票片と前記第2の帳票片との連接部を折り返して前記
    第1の帳票片と前記第2の帳票片とを密着させることに
    より前記個別情報を隠ぺいする帳票であって、 前記第1の帳票片の外周部近傍の所定領域に設けられ、
    前記第1の帳票片と前記第2の帳票片とを接着する接着
    層と、 前記第1の帳票片の前記接着層が設けられた領域若しく
    は前記第2の帳票片の前記接着層との密着予定領域の周
    縁部またはその近傍の一部の範囲を含むように切り欠か
    れた第1の切り欠き部と、 前記第1の切り欠き部が形成された帳票片の前記接着層
    が設けられた領域若しくは前記密着予定領域の周縁部ま
    たはその近傍の一部の範囲であって前記第1の切り欠き
    部を形成した範囲以外の少なくとも一部の範囲を含むよ
    うに、前記第1の切り欠き部とは前記接着層を挟んで反
    対側に、前記第1の切り欠き部と所定の間隔を有して切
    り欠かれた第2の切り欠き部とを備え、 前記第1の帳票片と前記第2の帳票片との開封時の前記
    第1の切り欠き部の破損発生予定位置から前記開封時の
    開封予定方向に延長する延長線は、前記第2の切り欠き
    部、または前記第1および第2の切り欠き部が形成され
    た帳票片の外縁部と交差することを特徴とする帳票。
  2. 【請求項2】 前記第1の切り欠き部の少なくとも一端
    の指向する方向は、少なくとも1つの前記開封予定方向
    であることを特徴とする請求項1に記載の帳票。
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