JP3321611B2 - 超小型モータの整流子組立体およびその製造方法 - Google Patents
超小型モータの整流子組立体およびその製造方法Info
- Publication number
- JP3321611B2 JP3321611B2 JP20562693A JP20562693A JP3321611B2 JP 3321611 B2 JP3321611 B2 JP 3321611B2 JP 20562693 A JP20562693 A JP 20562693A JP 20562693 A JP20562693 A JP 20562693A JP 3321611 B2 JP3321611 B2 JP 3321611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- commutator
- micro motor
- insulating member
- resin member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯機器、たとえばカ
ード型ページャー、腕時計、携帯電話、あるいは盲人用
信号受信機等の情報伝達装置において、偏心した振動子
を回転させることによって振動を発生させる超小型モー
タの整流子組立体およびその製造方法に関するものであ
る。また、本発明は、乾電池を使用した携帯用電子機器
たとえば、ビデオカメラあるいは小型音響機器等に用い
る低消費電流の超小型モータの整流子組立体およびその
製造方法に関するものである。
ード型ページャー、腕時計、携帯電話、あるいは盲人用
信号受信機等の情報伝達装置において、偏心した振動子
を回転させることによって振動を発生させる超小型モー
タの整流子組立体およびその製造方法に関するものであ
る。また、本発明は、乾電池を使用した携帯用電子機器
たとえば、ビデオカメラあるいは小型音響機器等に用い
る低消費電流の超小型モータの整流子組立体およびその
製造方法に関するものである。
【0002】上記目的に使用する超小型モータは、年々
超小型化が要望され、現在、直径5mm程度のものが開
発されている。さらに、近年、ハウジングも含めた直径
を3mmないし4mmとしたものが要望されるようにな
ってきた。しかし、ハウジングを含めた直径が数ミリの
超小型モータは、機械化によって組み立てを連続的に行
なうことが困難である。特に、ハウジングも含めて3m
mないし4mmの直径からなる超小型モータに使用する
シャフトの直径は、1.0mm程度である。そして、こ
の超小型モータは、1分間に10000回転のものが要
求されている。このような超小型モータに使用されるシ
ャフトを含む整流子組立体は、回転振れのないものを連
続して製造することが困難であった。本発明は、現在の
技術において、手作業に頼らざるを得ないような超小型
モータの整流子組立体およびその製造方法に関するもの
である。
超小型化が要望され、現在、直径5mm程度のものが開
発されている。さらに、近年、ハウジングも含めた直径
を3mmないし4mmとしたものが要望されるようにな
ってきた。しかし、ハウジングを含めた直径が数ミリの
超小型モータは、機械化によって組み立てを連続的に行
なうことが困難である。特に、ハウジングも含めて3m
mないし4mmの直径からなる超小型モータに使用する
シャフトの直径は、1.0mm程度である。そして、こ
の超小型モータは、1分間に10000回転のものが要
求されている。このような超小型モータに使用されるシ
ャフトを含む整流子組立体は、回転振れのないものを連
続して製造することが困難であった。本発明は、現在の
技術において、手作業に頼らざるを得ないような超小型
モータの整流子組立体およびその製造方法に関するもの
である。
【0003】
【従来の技術】図5は従来例における超小型モータの整
流子組立体を説明するための断面図である。図6は従来
例における超小型モータの整流子組立体を説明するため
の平面図である。図5および図6において、整流子組立
体51は、超小型モータの回転軸となるシャフト52
と、成形樹脂部材53と、整流子片54とから構成され
ている。シャフト52の一端は、前記成形樹脂部材53
内で、回り止めのローレットが切られた抜け止めリング
521が圧入されている。
流子組立体を説明するための断面図である。図6は従来
例における超小型モータの整流子組立体を説明するため
の平面図である。図5および図6において、整流子組立
体51は、超小型モータの回転軸となるシャフト52
と、成形樹脂部材53と、整流子片54とから構成され
ている。シャフト52の一端は、前記成形樹脂部材53
内で、回り止めのローレットが切られた抜け止めリング
521が圧入されている。
【0004】成形樹脂部材53は、たとえば、エポキシ
系の熱可塑性樹脂からなり、整流子組立体51の基体部
となるフランジ部531と、当該フランジ部531に成
形された複数の開口部532およびその開口部532に
連なる凹部533と、フランジ部531の下部に成形さ
れたシャフト52を取り付けるシャフト固定部534
と、フランジ部531の上部に成形され、複数の整流子
片54を取り付ける整流子片支持軸535とから構成さ
れる。上記のようなシャフト52と整流子片54とは、
図示されていない金型に成形樹脂がインサートされる。
この時、互いに隣あった整流子片54は、絶縁されるよ
うに整流子片支持軸535の周囲に配置される。上記の
ようにして整流子組立体51は、組み立てられる。
系の熱可塑性樹脂からなり、整流子組立体51の基体部
となるフランジ部531と、当該フランジ部531に成
形された複数の開口部532およびその開口部532に
連なる凹部533と、フランジ部531の下部に成形さ
れたシャフト52を取り付けるシャフト固定部534
と、フランジ部531の上部に成形され、複数の整流子
片54を取り付ける整流子片支持軸535とから構成さ
れる。上記のようなシャフト52と整流子片54とは、
図示されていない金型に成形樹脂がインサートされる。
この時、互いに隣あった整流子片54は、絶縁されるよ
うに整流子片支持軸535の周囲に配置される。上記の
ようにして整流子組立体51は、組み立てられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の対象としてい
る超小型モータは、たとえばハウジングを含めた直径が
3mmないし4mmで、シャフトの直径を1.0mm以
下にしたいという要望に応えるためのものである。しか
し、超小型モータのシャフトの直径を1.0mm以下に
するためには、シャフトの端部に絶縁部材で整流子片支
持軸を形成することが困難になってきた。すなわち、金
属のシャフトに絶縁部材からなる整流子片支持軸を単に
取り付けて、1分間に10000回転させるためには、
シャフトの加工を精密にしないと、整流子組立体に回転
振れが発生するという問題を有した。また、超小型モー
タのシャフトの両端に被回転物を取り付けたいという要
望がある。この場合、シャフトの周囲に整流子片を絶縁
した状態で取り付けなければならない。シャフトと整流
子片との間に介在する絶縁部材がシャフトの心と同心で
ないと、超小型モータが回転した際に、整流子片やブラ
シ等の損傷の原因になったり、あるいは異常回転の原因
となる。さらに、超小型モータにおいて、シャフトの直
径は、ユーザの仕様で決められる場合が多い。しかし、
整流子片組立体の直径は、予め決められている場合が多
いため、ユーザの選んだシャフトと整流子組立体とにお
ける太さが合わないという問題を有した。
る超小型モータは、たとえばハウジングを含めた直径が
3mmないし4mmで、シャフトの直径を1.0mm以
下にしたいという要望に応えるためのものである。しか
し、超小型モータのシャフトの直径を1.0mm以下に
するためには、シャフトの端部に絶縁部材で整流子片支
持軸を形成することが困難になってきた。すなわち、金
属のシャフトに絶縁部材からなる整流子片支持軸を単に
取り付けて、1分間に10000回転させるためには、
シャフトの加工を精密にしないと、整流子組立体に回転
振れが発生するという問題を有した。また、超小型モー
タのシャフトの両端に被回転物を取り付けたいという要
望がある。この場合、シャフトの周囲に整流子片を絶縁
した状態で取り付けなければならない。シャフトと整流
子片との間に介在する絶縁部材がシャフトの心と同心で
ないと、超小型モータが回転した際に、整流子片やブラ
シ等の損傷の原因になったり、あるいは異常回転の原因
となる。さらに、超小型モータにおいて、シャフトの直
径は、ユーザの仕様で決められる場合が多い。しかし、
整流子片組立体の直径は、予め決められている場合が多
いため、ユーザの選んだシャフトと整流子組立体とにお
ける太さが合わないという問題を有した。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、手作業に頼らざるを得ないような超小型モ
ータであるにもかかわらず、組み立てあるいは製造が簡
単で回転振れのない超小型モータの整流子組立体および
その製造方法を提供することを目的とする。
めのもので、手作業に頼らざるを得ないような超小型モ
ータであるにもかかわらず、組み立てあるいは製造が簡
単で回転振れのない超小型モータの整流子組立体および
その製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(第1発明)前記目的を
達成するために、本発明の超小型モータの整流子組立体
は、線材の所定位置に形成された絶縁部材(図1の11
1)からなるシャフト(図1の11)と、当該シャフト
(11)に取り付けられた回り止めボス(図1の12)
と、前記シャフト(11)に取り付けられた回り止めボ
ス(12)および前記絶縁部材(111)の一部を含む
ように形成された成形樹脂部材(図1の13)と、前記
シャフト(11)に形成された絶縁部材(111)の周
囲に取り付けられた整流子片(図1の14)とから構成
される。
達成するために、本発明の超小型モータの整流子組立体
は、線材の所定位置に形成された絶縁部材(図1の11
1)からなるシャフト(図1の11)と、当該シャフト
(11)に取り付けられた回り止めボス(図1の12)
と、前記シャフト(11)に取り付けられた回り止めボ
ス(12)および前記絶縁部材(111)の一部を含む
ように形成された成形樹脂部材(図1の13)と、前記
シャフト(11)に形成された絶縁部材(111)の周
囲に取り付けられた整流子片(図1の14)とから構成
される。
【0008】(第2発明)本発明の超小型モータの整流
子組立体は、線材からなるシャフト(図3の11′)
と、当該シャフト(11′)に取り付けられた回り止め
ボス(図3の12)と、前記シャフト(11′)に取り
付けられた回り止めボス(12)および前記線材を覆う
ように形成された成形樹脂部材(図3の13′)と、前
記シャフト(11′)に形成された成形樹脂部材(1
3′)の周囲に取り付けられた整流子片(図3の14)
とから構成される。
子組立体は、線材からなるシャフト(図3の11′)
と、当該シャフト(11′)に取り付けられた回り止め
ボス(図3の12)と、前記シャフト(11′)に取り
付けられた回り止めボス(12)および前記線材を覆う
ように形成された成形樹脂部材(図3の13′)と、前
記シャフト(11′)に形成された成形樹脂部材(1
3′)の周囲に取り付けられた整流子片(図3の14)
とから構成される。
【0009】(第3発明)本発明における超小型モータ
の整流子組立体製造方法は、一本のシャフト(11)の
所定位置に絶縁部材(111)をコーティングする工程
と、前記シャフト(11)を回転させながら絶縁部材
(111)がシャフト(11)と同心となるように切削
する工程と、前記シャフト(11)に回り止めボス(1
2)を取り付ける工程と、シャフト(11)に取り付け
られた回り止めボス(12)および前記絶縁部材(11
1)を含むように成形樹脂部材(13)を形成する工程
と、前記絶縁部材(111)の周囲に整流子片(14)
を取り付ける工程とから構成される。
の整流子組立体製造方法は、一本のシャフト(11)の
所定位置に絶縁部材(111)をコーティングする工程
と、前記シャフト(11)を回転させながら絶縁部材
(111)がシャフト(11)と同心となるように切削
する工程と、前記シャフト(11)に回り止めボス(1
2)を取り付ける工程と、シャフト(11)に取り付け
られた回り止めボス(12)および前記絶縁部材(11
1)を含むように成形樹脂部材(13)を形成する工程
と、前記絶縁部材(111)の周囲に整流子片(14)
を取り付ける工程とから構成される。
【0010】(第4発明)本発明における超小型モータ
の整流子組立体製造方法は、一本のシャフト(11′)
に回り止めボス(12)を取り付ける工程と、シャフト
(11′)に取り付けられた回り止めボス(12)およ
びシャフト(11′)を覆うように成形樹脂部材(1
3′)を形成する工程と、前記成形樹脂部材(13′)
の周囲に整流子片(14)を取り付ける工程とから構成
される。
の整流子組立体製造方法は、一本のシャフト(11′)
に回り止めボス(12)を取り付ける工程と、シャフト
(11′)に取り付けられた回り止めボス(12)およ
びシャフト(11′)を覆うように成形樹脂部材(1
3′)を形成する工程と、前記成形樹脂部材(13′)
の周囲に整流子片(14)を取り付ける工程とから構成
される。
【0011】
【作 用】(第1発明および第3発明)超小型モータ
のシャフトには、所定位置に、たとえば絶縁部材が塗布
または静電塗装される。そして、シャフトに塗布または
静電塗装された絶縁部材は、完全な真円とならない場合
が多いため、回転させながら切削してシャフトと同心に
成形される。また、超小型モータのシャフトには、当該
シャフトと整流子片との回り止めボスが取り付けられ
る。その後、シャフトに取り付けられた回り止めボスお
よび前記絶縁部材の一部には、成形樹脂部材が、たとえ
ばインサートされて形成される。さらに、前記シャフト
の絶縁部材の周囲には、複数の整流子片が互いに絶縁さ
れて取り付けられる。このようにしてできた超小型モー
タの整流子組立体は、シャフトの直径を極細にしても、
組み立ておよび製造が簡単で、高速回転を行なっても振
れることがない。
のシャフトには、所定位置に、たとえば絶縁部材が塗布
または静電塗装される。そして、シャフトに塗布または
静電塗装された絶縁部材は、完全な真円とならない場合
が多いため、回転させながら切削してシャフトと同心に
成形される。また、超小型モータのシャフトには、当該
シャフトと整流子片との回り止めボスが取り付けられ
る。その後、シャフトに取り付けられた回り止めボスお
よび前記絶縁部材の一部には、成形樹脂部材が、たとえ
ばインサートされて形成される。さらに、前記シャフト
の絶縁部材の周囲には、複数の整流子片が互いに絶縁さ
れて取り付けられる。このようにしてできた超小型モー
タの整流子組立体は、シャフトの直径を極細にしても、
組み立ておよび製造が簡単で、高速回転を行なっても振
れることがない。
【0012】(第2発明および第4発明)超小型モータ
のシャフトには、整流子片が回らないような回り止めボ
スが、たとえば圧入される。その後、前記シャフトに取
り付けられた回り止めボスおよびシャフトは、成形樹脂
部材が、たとえばインサートされて形成される。そし
て、前記シャフトの成形樹脂部材の周囲には、複数の整
流子片が互いに絶縁されて取り付けられる。このように
してできた超小型モータの整流子組立体は、シャフトの
直径を極細にしても、組み立ておよび製造が簡単で、高
速回転を行なっても振れることがない。
のシャフトには、整流子片が回らないような回り止めボ
スが、たとえば圧入される。その後、前記シャフトに取
り付けられた回り止めボスおよびシャフトは、成形樹脂
部材が、たとえばインサートされて形成される。そし
て、前記シャフトの成形樹脂部材の周囲には、複数の整
流子片が互いに絶縁されて取り付けられる。このように
してできた超小型モータの整流子組立体は、シャフトの
直径を極細にしても、組み立ておよび製造が簡単で、高
速回転を行なっても振れることがない。
【0013】
【実 施 例】図1は本発明の一実施例である超小型モ
ータの整流子組立体を説明するための断面図である。図
2は本発明の一実施例である超小型モータの整流子組立
体を説明するための平面図である。図1および図2にお
いて、整流子組立体1は、超小型モータの回転軸となる
金属製シャフト11と、成形樹脂部材13と、整流子片
14と、前記成形樹脂部材13に整流子片14を取り付
けるためのワッシャ15とから構成される。
ータの整流子組立体を説明するための断面図である。図
2は本発明の一実施例である超小型モータの整流子組立
体を説明するための平面図である。図1および図2にお
いて、整流子組立体1は、超小型モータの回転軸となる
金属製シャフト11と、成形樹脂部材13と、整流子片
14と、前記成形樹脂部材13に整流子片14を取り付
けるためのワッシャ15とから構成される。
【0014】また、シャフト11には、前記成形樹脂部
材13内で、回り止めのローレットが切られた回り止め
ボス12が圧入されている。さらに、シャフト11の所
定位置には、たとえば、テフロン(商標名)のような絶
縁部材111が塗布あるいは静電塗装される。絶縁部材
111を乾燥させた後、絶縁部材111とシャフト11
とを同心とするために、シャフト11を回転させながら
絶縁部材111が切削される。
材13内で、回り止めのローレットが切られた回り止め
ボス12が圧入されている。さらに、シャフト11の所
定位置には、たとえば、テフロン(商標名)のような絶
縁部材111が塗布あるいは静電塗装される。絶縁部材
111を乾燥させた後、絶縁部材111とシャフト11
とを同心とするために、シャフト11を回転させながら
絶縁部材111が切削される。
【0015】次に、たとえば、エポキシ系の熱可塑性樹
脂からなる成形樹脂部材13は、整流子組立体1の基体
部となるフランジ部131と、当該フランジ部131に
成形された複数の開口部132と、フランジ部131の
下部に成形されたシャフト11を取り付けるシャフト固
定部133と、フランジ部131の上部に成形された整
流子片支持軸134とから構成される。上記のような回
り止めボス12が圧入されたシャフト11は、図示され
ていない金型を用いて成形樹脂部材13がインサートさ
れる。次に、隣あった複数の整流子片14は、互いに絶
縁されるように空隙142を形成するように、前記絶縁
部材111の周囲に配置された後、ワッシャ15によっ
てこれらが固定される。
脂からなる成形樹脂部材13は、整流子組立体1の基体
部となるフランジ部131と、当該フランジ部131に
成形された複数の開口部132と、フランジ部131の
下部に成形されたシャフト11を取り付けるシャフト固
定部133と、フランジ部131の上部に成形された整
流子片支持軸134とから構成される。上記のような回
り止めボス12が圧入されたシャフト11は、図示され
ていない金型を用いて成形樹脂部材13がインサートさ
れる。次に、隣あった複数の整流子片14は、互いに絶
縁されるように空隙142を形成するように、前記絶縁
部材111の周囲に配置された後、ワッシャ15によっ
てこれらが固定される。
【0016】その後、図示されていないコイルは、フラ
ンジ部131に取り付けられ、そのリード線をリード線
接続部141上に配置する。そして、図示されていない
スポット溶接用電極が開口部132と上部から前記コイ
ルのリード線と整流子片14とを挟持した状態で電流が
流される。リード線と整流子片14との接触抵抗による
ジュール熱によって、両者は接続される。
ンジ部131に取り付けられ、そのリード線をリード線
接続部141上に配置する。そして、図示されていない
スポット溶接用電極が開口部132と上部から前記コイ
ルのリード線と整流子片14とを挟持した状態で電流が
流される。リード線と整流子片14との接触抵抗による
ジュール熱によって、両者は接続される。
【0017】本実施例は、一本の金属製シャフト11の
一部に絶縁部材111を形成した後、絶縁部材111を
シャフト11と同心となるように加工しているため、高
速回転を行なっても振れることがない。金属製のシャフ
ト11には、絶縁部材111か設けられ、この部分に整
流子片14を取り付けたため、両軸の超小型モータとす
ることができる。また、直径が1mm以下の線材を用い
ることで、シャフト11の細い仕様の超小型モータが実
現できる。
一部に絶縁部材111を形成した後、絶縁部材111を
シャフト11と同心となるように加工しているため、高
速回転を行なっても振れることがない。金属製のシャフ
ト11には、絶縁部材111か設けられ、この部分に整
流子片14を取り付けたため、両軸の超小型モータとす
ることができる。また、直径が1mm以下の線材を用い
ることで、シャフト11の細い仕様の超小型モータが実
現できる。
【0018】図3は本発明の他の実施例である超小型モ
ータの整流子組立体を説明するための断面図である。図
4は本発明の他の実施例である超小型モータの整流子組
立体を説明するための平面図である。図3および図4に
おける整流子組立体1′と、図1および図2における整
流子組立体1とは、シャフト11′と成形樹脂部材1
3′とにのみ相違がある。本実施例におけるシャフト1
1′は、両軸とするために、シャフト先端部114が突
出している。また、成形樹脂部材13′は、回り止めボ
ス12およびシャフト11を覆うように成形されてい
る。
ータの整流子組立体を説明するための断面図である。図
4は本発明の他の実施例である超小型モータの整流子組
立体を説明するための平面図である。図3および図4に
おける整流子組立体1′と、図1および図2における整
流子組立体1とは、シャフト11′と成形樹脂部材1
3′とにのみ相違がある。本実施例におけるシャフト1
1′は、両軸とするために、シャフト先端部114が突
出している。また、成形樹脂部材13′は、回り止めボ
ス12およびシャフト11を覆うように成形されてい
る。
【0019】成形樹脂部材13′における整流子片14
を配置する部分は、必要に応じて回転させながら切削加
工を行なう。図1および図2の実施例と比較して、本実
施例の方が成形樹脂部材13′のための金型が高価にな
る。しかし、成形樹脂部材13′における整流子片14
を配置する部分は、比較的シャフト11′と同心的にな
り易いため、高速回転に使用する以外、同心的にするた
めに特に切削加工が不要となる。
を配置する部分は、必要に応じて回転させながら切削加
工を行なう。図1および図2の実施例と比較して、本実
施例の方が成形樹脂部材13′のための金型が高価にな
る。しかし、成形樹脂部材13′における整流子片14
を配置する部分は、比較的シャフト11′と同心的にな
り易いため、高速回転に使用する以外、同心的にするた
めに特に切削加工が不要となる。
【0020】以上、本実施例を詳述したが、前記本実施
例に限定されるものではない。そして、特許請求の範囲
に記載された本発明を逸脱することがなければ、種々の
設計変更を行なうことが可能である。本実施例における
シャフトおよび絶縁部材、成形樹脂部材等の材質につい
ては、通常使用されるものであれば、特に限定されない
ことはいうまでもない。また、整流子組立体の形状は、
本実施例を変形しても、設計事項の範囲であれば、特に
限定されない。
例に限定されるものではない。そして、特許請求の範囲
に記載された本発明を逸脱することがなければ、種々の
設計変更を行なうことが可能である。本実施例における
シャフトおよび絶縁部材、成形樹脂部材等の材質につい
ては、通常使用されるものであれば、特に限定されない
ことはいうまでもない。また、整流子組立体の形状は、
本実施例を変形しても、設計事項の範囲であれば、特に
限定されない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、超小型モータにおける
整流子組立体は、構造が簡単であると共に、高速回転を
行なっても、振れることがなくなった。本発明によれ
ば、整流子組立体の中心にシャフトが通っているため、
両軸に簡単にできる。本発明によれば、シャフトに段差
部を設けることなく、シャフトの上に絶縁部材あるいは
成形樹脂部材を形成するのみで、シャフトおよび整流子
組立体を所望の直径のものとすることができる。
整流子組立体は、構造が簡単であると共に、高速回転を
行なっても、振れることがなくなった。本発明によれ
ば、整流子組立体の中心にシャフトが通っているため、
両軸に簡単にできる。本発明によれば、シャフトに段差
部を設けることなく、シャフトの上に絶縁部材あるいは
成形樹脂部材を形成するのみで、シャフトおよび整流子
組立体を所望の直径のものとすることができる。
【図1】本発明の一実施例である超小型モータの整流子
組立体を説明するための断面図である。
組立体を説明するための断面図である。
【図2】本発明の一実施例である超小型モータの整流子
組立体を説明するための平面図である。
組立体を説明するための平面図である。
【図3】本発明の他の実施例である超小型モータの整流
子組立体を説明するための断面図である。
子組立体を説明するための断面図である。
【図4】本発明の他の実施例である超小型モータの整流
子組立体を説明するための平面図である。
子組立体を説明するための平面図である。
【図5】従来例における超小型モータの整流子を説明す
るための断面図である。
るための断面図である。
【図6】従来例における超小型モータの整流子を説明す
るための平面図である。
るための平面図である。
1、1′・・・整流子組立体 11、11′・・・シャフト 111・・・絶縁部材 114・・・シャフト先端部 12・・・回り止めボス 13、13′・・・成形樹脂部材 131・・・フランジ部 132・・・開口部 133・・・シャフト固定部 134・・・整流子片支持軸 14・・・整流子片 141・・・リード線接続部 142・・・空隙 15・・・ワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 13/00 - 13/14 H02K 15/00 - 15/02 H02K 15/04 - 15/16 H02K 23/00 - 23/68
Claims (4)
- 【請求項1】 線材の所定位置に形成された絶縁部材か
らなるシャフトと、 当該シャフトに取り付けられた回り止めボスと、 前記シャフトに取り付けられた回り止めボスおよび前記
絶縁部材の一部を含むように形成された成形樹脂部材
と、 前記シャフトに形成された絶縁部材の周囲に取り付けら
れた整流子片と、 からなることを特徴とする超小型モータの整流子組立
体。 - 【請求項2】 線材からなるシャフトと、 当該シャフトに取り付けられた回り止めボスと、 前記シャフトに取り付けられた回り止めボスおよび前記
線材を覆うように形成された成形樹脂部材と、 前記シャフトに形成された成形樹脂部材の周囲に取り付
けられた整流子片と、からなることを特徴とする超小型
モータの整流子組立体。 - 【請求項3】 一本のシャフトの所定位置に絶縁部材を
コーティングする工程と、 前記シャフトを回転させながら絶縁部材がシャフトと同
心となるように切削する工程と、 前記シャフトに回り止めボスを取り付ける工程と、 シャフトに取り付けられた回り止めボスおよび前記絶縁
部材を含むように成形樹脂部材を形成する工程と、 前記絶縁部材の周囲に整流子片を取り付ける工程と、 からなることを特徴とする超小型モータの整流子組立体
製造方法。 - 【請求項4】 一本のシャフトに回り止めボスを取り付
ける工程と、 シャフトに取り付けられた回り止めボスおよびシャフト
を覆うように成形樹脂部材を形成する工程と、 前記成形樹脂部材の周囲に整流子片を取り付ける工程
と、 からなることを特徴とする超小型モータの整流子組立体
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20562693A JP3321611B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 超小型モータの整流子組立体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20562693A JP3321611B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 超小型モータの整流子組立体およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0746799A JPH0746799A (ja) | 1995-02-14 |
| JP3321611B2 true JP3321611B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=16510009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20562693A Expired - Fee Related JP3321611B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 超小型モータの整流子組立体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3321611B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP20562693A patent/JP3321611B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0746799A (ja) | 1995-02-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4086510A (en) | Flat miniature dynamoelectric machine | |
| JPS6073367U (ja) | 回転電機の回転子 | |
| US4200971A (en) | Method of manufacturing cup-shaped coil assembly of electric motors | |
| US6765331B2 (en) | Eccentric rotor having high density member, manufacturing method thereof, and flat coreless vibrator motor using the eccentric rotor | |
| JP3321611B2 (ja) | 超小型モータの整流子組立体およびその製造方法 | |
| JP3321610B2 (ja) | 超小型モータの整流子組立体およびその製造方法 | |
| JPH0779546A (ja) | 小型モータの組立式整流子 | |
| EP0084976A2 (en) | Method of manufacturing the rotor for AC generator | |
| JP2789447B2 (ja) | 超小型モータ、携帯機器用超小型振動モータ、並びに情報伝達装置 | |
| JP2985039B2 (ja) | 小型dcモータ用コンミテータ組立体及びその製造方法 | |
| EP0595344B1 (en) | Small brush-use DC motor and music device. | |
| JPH08308169A (ja) | 軸方向空隙型コアレス振動モータ | |
| JP2694671B2 (ja) | 円筒状超小型コアレスモータおよびその整流子 | |
| JP3197650B2 (ja) | 回転ヘッドドラム装置 | |
| JP3439954B2 (ja) | アウターロータ型ステッピングモータ | |
| JP3793670B2 (ja) | モータの取付機構及び取付方法 | |
| JPH10322971A (ja) | 偏心非磁性コアを備えた径方向空隙型振動モータ | |
| JPH07103229A (ja) | 小型モータ | |
| JP2600602Y2 (ja) | 回転子 | |
| JPH0626054Y2 (ja) | 電動機 | |
| JP3380377B2 (ja) | 小型直流モータ及びその製造方法 | |
| JPS58370Y2 (ja) | 扁平型回転電機 | |
| JPH07298590A (ja) | カップ形コアレスモ−タ | |
| JP3527799B2 (ja) | 円筒形コアレス振動モータ | |
| JPH1014189A (ja) | 円筒形モータ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |