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JP3346371B2 - フィラメントワインディング装置における糸条の端部処理方法及び装置並びにフィラメントワインディング装置 - Google Patents

フィラメントワインディング装置における糸条の端部処理方法及び装置並びにフィラメントワインディング装置

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JP3346371B2
JP3346371B2 JP2000094007A JP2000094007A JP3346371B2 JP 3346371 B2 JP3346371 B2 JP 3346371B2 JP 2000094007 A JP2000094007 A JP 2000094007A JP 2000094007 A JP2000094007 A JP 2000094007A JP 3346371 B2 JP3346371 B2 JP 3346371B2
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JP
Japan
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yarn
mandrel
wound
winding
gripping
Prior art date
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正明 天野
義治 安居
康己 宮下
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
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Priority to US09/816,009 priority patent/US6601793B2/en
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Priority to FR0104366A priority patent/FR2807019B1/fr
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/34Traversing devices; Package-shaping arrangements for laying subsidiary winding, e.g. transfer tails
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/70Other constructional features of yarn-winding machines
    • B65H54/71Arrangements for severing filamentary materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/04Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィラメントワイン
ディング装置における糸条の端部処理方法及び装置並び
にフィラメントワインディング装置に係り、詳しくはマ
ンドレルに巻き付けられる糸条の巻始め端部を巻付けに
支障のないように一時固定するとともに、巻終わり端部
を硬化処理まで弛まないようにマンドレルに固定すると
ともに所定の長さに切断するフィラメントワインディン
グ装置における糸条の端部処理方法及び装置並びにフィ
ラメントワインディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】FRP(繊維強化プラスチック)製のパ
イプや容器を効率よく形成する方法としてフィラメント
ワインディング法がある。フィラメントワインディング
法では一般に、マンドレルの胴部両端に突設された軸部
を把持して所定の速度でマンドレルを回転させるチャッ
ク機構と、該マンドレルの胴部に対して樹脂を含浸させ
た繊維(糸条)を巻き付ける繊維供給機構とを備えたフ
ィラメントワインディング装置が使用されている。そし
て、前記フィラメントワインディング装置では、一般に
繊維の巻始めの端部及び巻終わりの端部をマンドレルの
所定位置に固定する作業は人手によって行われている。
例えば、繊維の巻始めの端部をマンドレルの軸部や胴部
に突設されたピンに結び付けて固定したり、巻終わりの
端部をマンドレルに接着テープで固定する。
【0003】また、特開平7−69539号公報には、
線材の巻始め部及び巻終わり部をマンドレルの所定位置
に自動的に固定する装置が開示されている。この装置で
は、線材の巻始め部が線材供給機構によってマンドレル
の所定位置に搬送され、線材挟持手段によって固定さ
れ、マンドレルの胴部に対する線材の巻付けが済むと、
接着テープ張付け機構によって線材の巻終わり部が胴部
に接着テープで固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−69539
号公報の装置では、巻始め部の固定と、巻終わり部の固
定とが異なる機構により行われるため、装置が複雑にな
るとともに、コストも高くなる。また、巻終わり部は接
着テープを使用してマンドレルに固定される。接着テー
プが最終的に製品内に残ると異物となるため、高機能繊
維(例えば、炭素繊維)に樹脂を含浸させてマンドレル
に巻き付けて硬化したものを最終製品とするものには不
適切となる。
【0005】また、巻始め部の挟持手段はマンドレルの
端面を利用し、マンドレルをチャックに固定する際に線
材がマンドレルの端面と押圧リングとの間に挟持される
構成となっている。従って、マンドレルに繊維を複数層
巻き付け、しかも特定の層に異なる種類の線材(繊維)
を使用する場合や、中間層のみ複数本の線材を使用して
構成したり、途中から複数本の線材を使用する構成の場
合の自動化ができないという問題がある。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は接着テープ等の異物が最終製品
に混入する虞がなく、巻始めと巻終わりの端部を同じ機
構でマンドレル又は被糸条巻付け部材に固定できるフィ
ラメントワインディング装置における糸条の端部処理方
法及び装置並びにフィラメントワインディング装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、マンドレル又は被糸条
巻付け部材を支持して回転させながら、マンドレル又は
被糸条巻付け部材の表面に樹脂が含浸された糸条を該マ
ンドレル又は被糸条巻付け部材の軸方向に往復移動する
ガイド部材を介して巻き付けるフィラメントワインディ
ング装置において、マンドレル又は被糸条巻付け部材を
支持して回転する回転軸に相対回転可能に設けられた把
持部に糸条の端部を把持した状態で糸条の巻付けを開始
し、該マンドレル又は被糸条巻付け部材から前記把持部
に至る糸条を切断してもマンドレル又は被糸条巻付け部
材に巻き付けられた糸条の端部が解けないようにマンド
レル又は被糸条巻付け部材に前記糸条の巻付けを行った
後、その糸条の巻付けが終了するまでにマンドレル又は
被糸条巻付け部材から前記把持部に至る糸条を切断手段
で切断するとともに該糸条の把持部による把持を解放
し、該糸条のマンドレル又は被糸条巻付け部材への巻付
け終了時に端部巻付けを行った後、該糸条を前記把持部
で把持し、マンドレル又は被糸条巻付け部材と把持部と
の間の糸条を前記切断手段で切断する。
【0008】従って、この発明では、マンドレル又は被
糸条巻付け部材(以下、マンドレル等と称す)が回転さ
れた状態でマンドレル等の表面に、樹脂が含浸された糸
条(繊維束)がガイド部材を介して巻き付けられる。糸
条の端部が把持部に把持された状態で、先ずマンドレル
等に、マンドレル等から把持部に連なる部分で糸条を切
断しても糸条の端部が解けない状態に糸条が巻き付けら
れる。その後、糸条の巻付けが終了するまでに、マンド
レル等から前記把持部に至る糸条が切断手段で切断され
た後、把持部による糸条の把持が解放される。また、糸
条のマンドレル等への巻付け終了時に端部巻付けが行わ
れた後、糸条の巻終わり端部が把持部に把持され、マン
ドレル等と把持部との間で糸条が切断手段で切断され
る。即ち、糸条の巻始めと巻終わりの端部がマンドレル
等に自動的に固定処理されるとともに、接着テープを使
用する従来技術と異なり、最終製品に異物が混入する虞
がない。
【0009】請求項2に記載の発明では、マンドレル等
を支持する回転軸と、前記回転軸に対して相対回転可能
に支持されるとともに、マンドレル等に巻き付けられた
糸条を把持した状態ではマンドレル等と一体回転可能な
把持部を備えた把持機構と、前記把持部の糸条把持位置
よりマンドレル等側に設けられた糸条係止部と、前記把
持部の解放状態において前記糸条係止部を回転させる駆
動部とを備えた。
【0010】この発明では、把持機構の把持部は、マン
ドレル等に巻き付けられた糸条を把持した状態ではマン
ドレル等と一体回転されるため、ガイド部材を介して糸
条が順次マンドレル等に巻き付けられる間に、把持部に
把持された糸条がマンドレル等の回転に伴って捩じれた
り過大な張力を受けることがない。また、糸条の巻終わ
り端部の処理を行う際、マンドレル等に巻き付けられた
糸条の端部が把持部の把持位置と対応する位置まで導か
れた状態で糸条係止部が駆動部により回転されると、糸
条が糸条係止部に係止されて解放状態の把持部へ導かれ
る。そして、把持部が把持状態に配置されて、糸条が把
持部に確実に把持された後、切断手段により切断され
る。従って、この発明では請求項1の発明の方法を実施
するための装置の構成が簡単になる。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記把持機構は、前記回転軸に軸受
を介して支持された筒状の支持体と、該支持体のマンド
レル等側に固定された固定把持部材と、前記支持体の軸
方向に摺動可能に支持されるとともに前記固定把持部材
と共同して糸条を把持する把持位置と、該把持位置から
反マンドレル等側へ移動した解放位置とに移動配置され
る可動把持部材と、該可動把持部材に固定され、前記支
持体にその軸方向に延びるように形成された溝と係合す
る状態に保持された係合部材とを備え、前記可動把持部
材が解放位置に配置された状態で前記回転軸と一体回転
可能に固定された回転伝達部を介して一体回転可能に構
成されている。
【0012】この発明では、可動把持部材が把持位置に
配置されて、マンドレル等に連なる糸条を把持した状態
では、把持部は糸条を介してマンドレル等と一体に回転
される。可動把持部材が解放位置に配置されると、把持
部は回転伝達部を介して回転軸と一体回転される。従っ
て、可動把持部材が解放位置に配置された状態で、マン
ドレル等への巻付けが終わった糸条の端部が可動把持部
材と対応する位置までガイド部材を介して導かれると、
把持機構と一体回転する糸条係止部に係止されて、固定
把持部材と可動把持部材との間に導かれる。そして、可
動把持部材が把持位置に移動されて、糸条が確実に把持
される。即ち、この発明では、回転軸が糸条係止部を駆
動する駆動部の役割を果たし、駆動部を別に設ける必要
がなく、構成が簡単になる。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項2又は
請求項3に記載の発明において、前記切断手段は回転カ
ッタを備え、前記回転軸には前記糸条係止部とマンドレ
ル等との間に、前記回転カッタによる糸条切断時に糸条
の移動を規制する切断補助部を備えている。従って、こ
の発明では、簡単な構成で糸条を確実に切断できる。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項2〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記回転
軸は第1端部がフィラメントワインディング装置に装備
されたチャック部に固定可能に形成され、第2端部にマ
ンドレルの軸部を連結する連結部を備えている。この発
明では、回転軸をフィラメントワインディング装置のチ
ャック部に固定することで、既存のフィラメントワイン
ディング装置の簡単な改造で実施することができる。
【0015】請求項6に記載の発明のフィラメントワイ
ンディング装置は、請求項2〜請求項5のいずれか一項
に記載の糸条の端部処理装置をマンドレル等の支持部の
両側に備えている。従って、この発明のフィラメントワ
インディング装置は、請求項2〜請求項5のいずれか一
項に記載の発明の効果を有する他に、糸条の本数や種類
を途中で変更することができ、異なる種類の糸条を巻き
付ける際に、糸条の層数を奇数とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明をマンドレルを把持して回転させながら、マンドレル
の表面に樹脂が含浸された糸条を、該マンドレルの軸方
向に往復移動するガイド部材を介して巻き付ける汎用の
フィラメントワインディング装置に具体化した第1の実
施の形態を図1〜図7に従って説明する。
【0017】図2(a)に示すように、フィラメントワ
インディング装置1は左右一対のチャック部2,3と、
チャック部2,3に支持されたマンドレルMの軸方向に
往復移動するガイド部材としての糸条ガイド4とを備え
ている。糸条ガイド4はチャック部2,3の軸方向と平
行に配設されたボールねじを備えた送り機構(図示せ
ず)により往復移動可能に構成され、図示しない糸条供
給部から送り出されるとともに樹脂槽で熱硬化性樹脂が
含浸された糸条Yを所定位置へ案内する。
【0018】各チャック部2,3は複数の爪部2a,3
a(図では各1個のみ図示)を有し、第1のチャック部
2はマンドレルMの胴部Maの両端に突設された一対の
軸部Msの一方を把持し、第2のチャック部3は他方の
軸部Msを支持する回転軸5を把持する。両チャック部
2,3の間隔は図示しない駆動機構により調整可能とな
っている。マンドレルMの胴部Maの両端部には、周方
向に沿って所定の等ピッチで規制部としての多数のピン
Pが着脱可能に突設されている。なお、図では上端及び
下端に突設されたピンPのみ図示している。
【0019】回転軸5は第1端部がチャック部3に固定
可能に形成され、第2端部にマンドレルMの軸部Msを
連結する連結部6を備えている。図1及び図4等に示す
ように、回転軸5は第2端部側が大径に形成されるとと
もに、大径部5aには軸部Msが嵌入可能な嵌合穴6a
が軸芯上に形成され、かつ嵌合穴6aと直交する一対の
孔6bが一直線上に形成されている。そして、軸部Ms
に直交するように形成された連結孔7を貫通する連結ピ
ン8の端部が孔6bに嵌入された状態で、回転軸5とマ
ンドレルMとが連結されるようになっている。嵌合穴6
a、孔6bにより連結部6が構成されている。
【0020】回転軸5には大径部5a寄りに円筒状の支
持体9が一対の軸受10を介して相対回転可能に支持さ
れ、チャック部3寄りに回転伝達部11が一体回転可能
に固定されている。回転伝達部11は円盤状に形成され
ている。支持体9は大径部5a側の端部が、大径部5a
の端部に対してオーバーハングするように形成されてい
る。
【0021】支持体9にはその軸方向に延びる溝(長
孔)12が複数(この実施の形態では2本)形成されて
いる。支持体9にはマンドレル側に固定された環状の固
定把持部材13aと、チャック部3側において支持体9
の軸方向に摺動可能に支持された可動把持部材13bと
を備えた把持部13が装備されている。固定把持部材1
3aはマンドレルMとほぼ同じ外径に形成されている。
可動把持部材13bはほぼ円筒状に形成され、図2
(a)に示すように、回転軸5と平行に設けられたエア
シリンダ14により、固定把持部材13aと共同して糸
条Yを把持する把持位置と、該把持位置から反マンドレ
ル側へ移動した解放位置とに移動配置される。エアシリ
ンダ14のピストンロッド14aには支持ブラケット1
5が固定され、可動把持部材13bはチャック部3側端
部においてスラスト軸受16を介して支持ブラケット1
5の先端に相対回転可能に連結されている。可動把持部
材13bは解放位置に配置された際、そのチャック部3
側の端面が回転伝達部11に押圧されて、回転伝達部1
1と一体回転可能に形成されている。なお、図2(b)
は、可動把持部材13bが取り付けられていない状態の
支持ブラケット15と糸条ガイドの位置関係を示す模式
図である。
【0022】可動把持部材13bのマンドレルM側には
溝12と係合する状態に保持された係合部材17が設け
られている。係合部材17はボルトで構成され、可動把
持部材13bに形成されたねじ孔に螺合されるとともに
先端が溝12内に突出した状態に設けられている。係合
部材17は可動把持部材13bが、把持位置と解放位置
とに移動配置される際に、可動把持部材13bを溝12
に沿って移動させるようにガイドするとともに、可動把
持部材13bが回転伝達部11と一体回転される際に、
その回転力を支持体9に伝達する役割を果たす。固定把
持部材13a、可動把持部材13b及びエアシリンダ1
4により把持機構18が構成されている。
【0023】固定把持部材13aには糸条係止部19が
設けられている。糸条係止部19は固定把持部材13a
にその外周部から放射方向に突出する多数のピン19a
を固定することにより構成されている。回転軸5及び回
転伝達部11が、可動把持部材13bが解放位置に配置
された状態、即ち把持部13の解放状態において糸条係
止部19を回転させる駆動部として機能する。
【0024】図1等に示すように、回転軸5の大径部5
aには、糸条係止部19よりマンドレルM側に切断補助
部20が設けられている。切断補助部20は合成樹脂製
のリング21と、該リング21を挟んで両側に固定され
た糸条係止リング22とを備えている。糸条係止リング
22は放射状に固定された多数のピンからなる係止部2
2aを有するとともに、ネジ23により大径部5aに一
体回転可能に固定されている。
【0025】切断補助部20の上方には切断手段24が
設けられている。図3(a),(b)に示すように、切
断手段24はガイドフレーム25に沿って移動可能に設
けられた支持体26に装備されている。支持体26には
エアシリンダ27が上下方向に延びるように固定され、
そのピストンロッド27aの先端に支持ブラケット28
が固定されている。支持ブラケット28には支持体26
を貫通する一対のガイドロッド29が固定され、エアシ
リンダ27の作動に伴ってガイドロッド29に案内され
て回転軸5と直交する方向に真っ直ぐ昇降されるように
なっている。
【0026】支持ブラケット28の下端には円盤状の回
転カッタ30を支持する支軸31が回転軸5と平行に延
びるように回転可能に支持され、支持ブラケット28の
側面にはモータ32が、その駆動軸32aが支軸31と
平行に延びるように支持されている。駆動軸32aと支
軸31との間にはベルト伝動機構33が設けられ、モー
タ32の駆動により回転カッタ30がベルト伝動機構3
3を介して回転されるようになっている。
【0027】なお、回転カッタ30は切断作動時には図
2(a)に示す位置より下方の切断位置に配置され、待
機位置は図2(a)に示す位置より上方となる。また、
フィラメントワインディング装置1を使用しない状態で
は、待機位置より図2(a)における右側の位置に配置
される。
【0028】次に前記のように構成されたフィラメント
ワインディング装置1を使用して円筒体(例えば、プロ
ペラシャフトのシャフト本体)を製造する製造方法を説
明する。なお、図5(a)〜(d)、図6(a)〜
(d)及び図7(a)〜(d)では、断面のハッチング
の図示を省略している。
【0029】先ず、マンドレルMをチャック部2と回転
軸5との間に架設する。次にマンドレルMの軸部Msを
嵌合穴6aに挿入するとともに、連結ピン8で回転軸5
とマンドレルMとを一体回転可能に連結する。その後、
リング21及び糸条係止リング22を所定位置に固定す
る。
【0030】また、図4に示すように、糸条ガイド4を
固定把持部材13aの近傍に配置するとともに、可動把
持部材13bを解放位置に配置し、糸条ガイド4に連な
る糸条Yの端部を、固定把持部材13aの近傍において
回転軸5に沿わせる。次にエアシリンダ14を突出作動
させて可動把持部材13bを把持位置に配置し、糸条ガ
イド4を原位置に配置すると、図5(a)に示す、準備
完了状態となる。これらの準備作業は作業者が手作業で
行う。
【0031】次にフィラメントワインディング装置1が
作動され、チャック部2,3が回転駆動されてマンドレ
ルMが一定方向に回転されるとともに、糸条ガイド4が
原位置からマンドレルM側へ移動される。そして、糸条
供給部から順次繰り出されて樹脂槽で樹脂が含浸された
糸条YがマンドレルM上に巻き付けられる。この実施の
形態では樹脂として熱硬化性樹脂(例えばエポキシ樹
脂)が使用され、糸条Yとして炭素繊維のロービングが
使用されている。
【0032】マンドレルMに対する糸条Yの巻付けは、
先ず重ね巻で端部巻付けが行われた後、マンドレルMの
軸方向となす角度(巻付け角度)が端部巻付けの巻付け
角度より小さな所定の角度となるように巻き付けられ
る。端部巻付けが行われると、把持部13で把持される
とともに糸条ガイド4に連なっていた糸条Yが、糸条係
止部19とマンドレルMのピンPに係止され、図5
(b)に示すように、真っ直ぐに張られた状態となる。
【0033】次にモータ32が駆動されて回転カッタ3
0が回転された状態で、エアシリンダ27が突出作動さ
れ、回転カッタ30が図5(c)に示すように、その外
周部が両糸条係止リング22の間へ進入する切断位置へ
移動される。回転カッタ30はその外周がリング21と
接触する位置まで下降された後、待機位置まで上昇され
る。そして、糸条Yが両糸条係止リング22の間で切断
される。
【0034】回転カッタ30の上昇が開始された後、エ
アシリンダ14が作動されて、可動把持部材13bが図
5(d)に示すように解放位置に配置される。この状態
では、可動把持部材13bの端面が回転伝達部11と当
接して回転伝達部11とともに一体回転する。そして、
係合部材17及び溝12を介して支持体9とともに固定
把持部材13aが回転軸5と一体回転される。
【0035】次に解放された糸条Yの端部が図示しない
除去装置により除去される。除去装置は吸引ノズルある
いは圧縮エアを噴射する噴射ノズルと、ブラシ又はスク
レーパ等の掻取り部とを備えている。そして、掻取り部
で固定把持部材13a又は可動把持部材13b等に付着
した糸条Yが剥がされるとともに、吸引ノズルに吸引さ
れるか、噴射ノズルにより吹き飛ばされて除去され、図
6(a)の状態となる。
【0036】糸条ガイド4はこの間も図5(d)の左側
への移動(往動)を継続する。そして、図6(b)に示
すように、マンドレルMの左端で折り返し、巻付け角度
が糸条ガイド4の往動時と逆に、即ちマンドレルMの軸
方向と直交する面に対して対称に巻き付けられる。以
下、要求物性に応じた所定の厚さの繊維層を形成するの
に必要な回数、糸条ガイド4がマンドレルMに沿って往
復移動されて、繊維層が形成される。
【0037】所定の厚さの繊維層が形成された後、図6
(c)に示すように、糸条ガイド4がマンドレルMの右
端で折り返し、図6(d)に示すように端部巻付けが行
われる。端部巻付け完了後、図7(a)に示すように、
糸条ガイド4が糸条係止部19より右方の可動把持部材
13bと対応する位置まで移動される。移動途中で糸条
ガイド4からマンドレルMに連なる糸条Yが、糸条係止
部19のピン19aに係止され、図7(b)に示すよう
に、解放状態の把持部13へ導かれるとともに、支持体
9に巻き付けられる。次に図7(c)に示すように、可
動把持部材13bが把持位置に配置されて、糸条Yが把
持部13に確実に把持された後、糸条ガイド4が原位置
に配置される。そして、図7(d)に示すように、回転
カッタ30が切断位置に配置されて糸条Yが切断され
る。以上で糸条Yの巻付けが終了する。
【0038】次にマンドレルMがチャック部2及び回転
軸5から取り外され、さらにピンPがマンドレルMから
取り外され、繊維層とともにマンドレルMが加熱炉に入
れられ、所定温度で樹脂が硬化されてFRP製の円筒体
(パイプ)が、マンドレルM上に形成される。冷却後、
FRP製パイプの両端がピンPの抜き跡の列より内側に
おいて切断された後、マンドレルMからFRP製パイプ
が取り外されて、所定寸法の長さのプロペラシャフトの
シャフト本体が形成される。
【0039】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1) マンドレルMに巻き付けられる糸条Yの巻始め
端部及び巻終わり端部処理を、回転軸5と一体回転され
る把持部13及び把持部13からマンドレルMに連なる
状態の糸条Yを切断する切断手段24の作用で行う。従
って、接着テープ等の異物が最終製品に混入する虞がな
く、巻始めと巻終わりの端部を同じ機構でマンドレルM
に固定できる。
【0040】(2) 可動把持部材13bが回転軸5に
沿って移動されて把持位置と解放位置に配置され、解放
位置において回転伝達部11を介して回転軸5と一体に
回転され、固定把持部材13aに固定された糸条係止部
19が回転される。従って、解放状態の把持部13の把
持位置に糸条Yを案内するように糸条係止部19を回転
させるための構成が簡単になる。
【0041】(3) 切断手段24が回転カッタ30を
備え、回転カッタ30が切断補助部20の糸条係止リン
グ22の間に配置されて、糸条Yの切断が行われる。従
って、糸条Yが滑ることなく確実に切断される。また、
回転カッタ30は樹脂製のリング21と接触する位置ま
で下降されるため、糸条Yの切断がより確実に行われ
る。
【0042】(4) 把持部13や切断補助部20が装
備される回転軸5が、フィラメントワインディング装置
1のチャック部3に固定可能に構成されている。従っ
て、従来のフィラメントワインディング装置の簡単な改
造で実施できる。
【0043】(5) マンドレルMの胴部Maの両端部
の周方向に沿ってピンPが所定間隔で突設されている。
従って、糸条Yの巻付け角度が小さな場合でも糸条Yが
滑らずに所定の巻付け角度で巻き付けられる。
【0044】(6) 切断手段24が切断位置の上方の
待機位置からさらに別の位置に移動可能なため、マンド
レルMの取り外し作業や準備作業の際に切断手段24が
邪魔にならない。
【0045】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を図8〜図10に従って説明する。この実施の形態で
は糸条ガイドが複数(この実施の形態では2本)設けら
れ、1本の糸条ガイド4aによる糸条Yの巻付けと、同
時に複数の糸条ガイド4a,4bを使用した糸条Yの巻
付けを行う状態とに切替可能に構成されている点が前記
実施の形態と異なっている。その他の構成は基本的に同
じであり、同一部分は同一符号を付して説明を省略す
る。なお、図8(a)〜(d)、図9(a)〜(d)及
び図10(a)〜(d)では、断面のハッチングの図示
を省略している。
【0046】2本の糸条ガイド4a,4bはそれぞれ、
独立にマンドレルMの軸方向に沿って往復移動可能に構
成されている。次に同じ種類の糸条Yを使用し、中間層
を構成する糸条Yの本数が多い構成のFRP成形体の製
造方法について説明する。
【0047】糸条Yの巻付けに先だって、先ず、両糸条
ガイド4a,4bの糸条Yの端部を把持部13に把持さ
せる等の準備作業が行われて、図8(a)に示す状態と
なる。次にフィラメントワインディング装置1が駆動さ
れ、チャック部2,3が回転されるとともに、第1の糸
条ガイド4aの移動が開始される。そして、図8(b)
に示すように、マンドレルMの端部に糸条Yの端部巻付
けが行われる。その後、第1の糸条ガイド4aが前記実
施の形態と同様に所定回数往復移動されて所定の厚さの
繊維層が形成される。また、その間に前記実施の形態と
同様にしてマンドレルMから把持部13に連なる糸条Y
が切断される。
【0048】第1の糸条ガイド4aによる糸条Yの巻付
けが終了すると、図8(c)に示すように、第1の糸条
ガイド4aがマンドレルMの右端で待機する。次に第2
の糸条ガイド4bの移動が開始され、図8(d)に示す
ように、第2の糸条ガイド4bが第1の糸条ガイド4a
と近接するとともに、マンドレルMのピンPより左側に
位置する状態となる。この状態で図9(a)に示すよう
に端部巻付けが行われた後、図9(b)に示すように、
第1及び第2の糸条ガイド4a,4bによる糸条Yの巻
付けが開始されるとともに、マンドレルMから把持部1
3に連なる糸条Yが切断される。
【0049】そして、両糸条ガイド4a,4bによる糸
条Yの巻付けが継続されるとともに、可動把持部材13
bが解放位置に配置される。所定量の糸条Yの巻付けが
完了すると、マンドレルMの右端において端部巻付けが
行われた後、図9(c)に示すように、第2の糸条ガイ
ド4bが可動把持部材13bの上方へ移動される。そし
て、マンドレルMから第2の糸条ガイド4bに連なる糸
条Yが前記実施の形態と同様にして、固定把持部材13
aと可動把持部材13bとの間に導かれて支持体9上に
巻き付けられた後、図9(d)に示すように、可動把持
部材13bが把持位置に配置され、第2の糸条ガイド4
bが原位置に配置される。そして、回転カッタ30によ
り糸条Yが切断される。
【0050】次に第1の糸条ガイド4aのみによる糸条
Yの巻付けが再び開始される。そして、所定量の糸条Y
の巻付け完了後、第1の糸条ガイド4aによるマンドレ
ルMの右端における端部巻付けが行われる。その後、図
10(a)に示すように、可動把持部材13bが解放位
置に配置されるとともに、第1の糸条ガイド4aも可動
把持部材13bの上方に移動される。そして、第1の糸
条ガイド4aに連なる糸条Yが両把持部材13a,13
b間に導かれて支持体9上に巻き付けられた後、可動把
持部材13bが把持位置へ移動され、図10(b)に示
すように、マンドレルMに連なる糸条Yが回転カッタ3
0により切断され、一連の巻付け作業が完了する。
【0051】この実施の形態では第1の実施の形態の
(1)〜(6)の効果を有する他に、次の効果を有す
る。 (7) 独立に往復移動可能な複数の糸条ガイド4a,
4bを備えているため、一方の糸条ガイド4aのみによ
る糸条Yの巻付けと、両糸条ガイド4a,4bによる糸
条Yの同時巻付けとを組み合わせることにより、特定の
層を構成する糸条Yの本数を増やしたFRPパイプを簡
単に形成できる。
【0052】(8) 複数の糸条ガイド4a,4bから
繰り出される糸条Yの種類を変えることにより、物性の
異なるFRPパイプを簡単に製造できる。 (9) 糸条ガイド4の数を3本以上にすれば、3種類
以上の糸条Yを使用したFRPパイプを製造できる。
【0053】(第3の実施の形態)次に第3の実施の形
態を図12に従って説明する。この実施の形態では端部
処理装置がマンドレル支持部の両側に備えられている点
と、糸条ガイドが各端部処理装置に対応して備えられて
いる点とが前記両実施の形態と大きく異なっている。そ
の他の構成は第1の実施の形態と同じである。
【0054】この 実施の形態の装置では、第1の糸条
ガイド4aのみを使用して糸条Yの巻付けを行えば、第
1の実施の形態の(1)〜(6)と同様の効果が得られ
る。また、第1の糸条ガイド4aのみによる巻付けと、
両糸条ガイド4a,4bを使用した巻付けとを組み合わ
せれば、さらに第2の実施の形態の(7),(8)と同
様の効果が得られ、糸条ガイドを3本以上設ければ
(9)と同じ効果が得られる。また、この実施の形態で
は次の効果を有する。
【0055】(10) 端部処理装置がマンドレルMの
両側に配置されているため、糸条Yの端部処理をマンド
レルMの左右どちらの端部でも実施できるので、前記両
実施の形態と異なり、糸条Yを巻付けて構成される繊維
層を奇数層にすることができる。従って、例えば、最外
層に別の種類の糸条Yで形成した層を1層形成したいと
き等に都合がよい。
【0056】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
ではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 糸条係止リング22を図11(a)に示すように、
リングと多数の係止部22aとが一体に形成されたもの
としてもよい。また、図11(b)に示すように、糸条
係止部19をリングと多数の係止部19bとが一体に形
成されたものとしてもよい。これらの場合、多数のピン
を必要とする前記実施の形態のものに比較して構成部品
点数を削減でき、製造コストを低減できる。
【0057】○ 切断補助部20を構成する一対の糸条
係止リング22とリング21とを樹脂で一体形成しても
よい。この場合、部品点数がより減少し組み付け工数も
少なくなる。
【0058】○ 可動把持部材13bを解放位置に配置
した状態において、可動把持部材13bが常に回転伝達
部11に当接されて一体回転される構成に代えて、通常
の解放状態では可動把持部材13bを回転伝達部11と
係合しない位置に保持し、糸条Yの巻終わりの端部巻付
けを行うときに回転伝達部11に当接する位置に配置す
る構成とする。この構成の場合、例えば第1の実施の形
態において、糸条ガイド4による糸条Yの巻付けが開始
された後、すぐに把持部13からマンドレルMに連なる
糸条Yを切断すれば、糸条Yの巻付けの間、把持部13
を無駄に回転するエネルギーを節約できる。
【0059】○ 切断手段24は回転カッタ30を備え
たものに限らず、はさみタイプの2枚の切断刃を備えた
構成としてもよい。 ○ 切断補助部20は必須ではなく、省略してもよい。
前記はさみタイプの切断手段の場合は切断補助部20を
省略してもほとんど支障がない。
【0060】○ 最初から端部処理装置を備えたフィラ
メントワインディング装置を製造する場合は、端部処理
装置の回転軸5をフィラメントワインディング装置1の
チャック部2,3に固定する後付用の構成に代えて、チ
ャック部が設けられた回転軸に把持部13及び切断補助
部20等を設ける構成とする。
【0061】○ 車両のプロペラシャフト以外の駆動シ
ャフト用のパイプの製造に適用してもよい。 ○ マンドレル等から把持部に連なる部分で糸条を切断
しても糸条の端部が解けない状態にする巻付けは、端部
に重ね巻を行う端部巻付けに限らない。例えば、端部巻
付けを省略して、糸条YをマンドレルMの胴部Maに対
して一端側から所定の巻付け角度で巻付けを開始し、他
端側で折り返して巻付けを継続することにより、巻付け
開始側の胴部Maの端部に巻き付けられた糸条Yの上側
に巻付け角度が異なる状態で上層の糸条Yが巻き付けら
れた後は、マンドレルMから把持部13に連なる部分で
糸条Yを切断しても糸条Yの端部は解けずにマンドレル
Mに固定された状態に保持される。このように、巻始め
時の端部巻付けを行わずに、糸条Yの巻付けを行った場
合、形成されるパイプの端部と中央部の肉厚の差を少な
くすることができる。端部の肉厚が大きなパイプを形成
する場合は、端部巻付けを行うのが好ましい。
【0062】○ また、パイプに限らず、円筒部の両端
にドーム部を有する形状に形成されて各種の高圧ガスや
加圧流体を収容するのに使用される圧力容器に適用して
もよい。この場合、マンドレルに代えて口金部材を備え
た被糸条巻付け部材としてのライナ(中空体)の口金部
材を直接、又は口金部材に固定した軸部を介してチャッ
ク部2と回転軸5間に支持して、ライナの表面に糸条Y
を巻き付ける。この場合でも、接着テープ等の異物が最
終製品に混入する虞がなく、巻始めと巻終わりの端部を
同じ機構でライナに固定でき、しかも糸条の本数や種類
を途中で変更することが可能となる。
【0063】○ 製品に要求される性能に応じて、糸条
Yの種類や糸条に含浸される樹脂の種類を炭素繊維とエ
ポキシ樹脂の組み合わせ以外としてもよい。しかし、プ
ロペラシャフトを形成する場合は、コストや要求性能の
点から炭素繊維とエポキシ樹脂の組み合わせが好まし
い。
【0064】○ マンドレルMの端部に突設されるピン
Pのうち、端部処理装置と対応する側と反対側の端部の
ピンPは、巻き付け角度が比較的大きな場合はなくても
よい。また、マンドレルの形状を両端部に半球部を有す
る形状とした場合は巻き付け角度が小さな場合でも省略
してもよい。
【0065】前記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の発明(技術思想)について、以下にその効果とと
もに記載する。 (1) 請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載の発
明において、独立して移動可能な前記ガイド部材が複数
設けられている。この場合、糸条の本数や種類を途中で
変更することができ、物性の異なる繊維層が積層された
FRP成形体の製造が容易になる。
【0066】(2) 請求項4に記載の発明において、
前記切断補助部は多数の係止部が放射状に突設された一
対のリングを備え、両リング間に前記回転カッタが進入
することにより糸条の切断が行われる。この場合、糸条
の規制作用がより確実になる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
6に記載の発明によれば、接着テープ等の異物が最終製
品に混入する虞がなく、巻始めと巻終わりの端部を同じ
機構でマンドレル等に固定できる。
【0068】請求項6に記載の発明によれば、糸条の本
数や種類を途中で変更することができ、異なる種類の糸
条を巻き付ける際に、糸条の層数を奇数とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の要部断面図。
【図2】 (a)は全体を示す一部破断模式正面図、
(b)は糸条ガイドと支持ブラケットの関係を示す模式
側面図。
【図3】 (a)は切断手段の正面図、(b)は同じく
側面図。
【図4】 可動把持部材が解放位置に配置された状態の
要部断面図。
【図5】 作用を説明する模式図。
【図6】 作用を説明する模式図。
【図7】 作用を説明する模式図。
【図8】 第2の実施の形態の作用を説明する模式図。
【図9】 同じく作用を説明する模式図。
【図10】 同じく作用を説明する模式図。
【図11】 (a)は別の実施の形態の糸条係止リング
の側面図、(b)は糸条係止部の側面図。
【図12】 第3の実施の形態の模式断面図。
【符号の説明】
1…フィラメントワインディング装置、2,3…チャッ
ク部、4…ガイド部材としての糸条ガイド、5…回転
軸、6…連結部、9…支持体、10…軸受、11…回転
伝達部、12…溝、13…把持部、13a…固定把持部
材、13b…可動把持部材、17…係合部材、18…把
持機構、19…糸条係止部、20…切断補助部、24…
切断手段、30…回転カッタ、M…マンドレル、Ms…
軸部、Y…糸条。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−288928(JP,A) 特開 平9−256250(JP,A) 特開 平11−106134(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 55/04 B65H 54/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンドレル又は被糸条巻付け部材を支持
    して回転させながら、マンドレル又は被糸条巻付け部材
    の表面に樹脂が含浸された糸条を該マンドレル又は被糸
    条巻付け部材の軸方向に往復移動するガイド部材を介し
    て巻き付けるフィラメントワインディング装置におい
    て、 前記マンドレル又は被糸条巻付け部材を支持して回転す
    る回転軸に相対回転可能に設けられた把持部に糸条の端
    部を把持した状態で糸条の巻付けを開始し、該マンドレ
    ル又は被糸条巻付け部材から前記把持部に至る糸条を切
    断してもマンドレル又は被糸条巻付け部材に巻き付けら
    れた糸条の端部が解けないようにマンドレル又は被糸条
    巻付け部材に前記糸条の巻付けを行った後、その糸条の
    巻付けが終了するまでにマンドレル又は被糸条巻付け部
    材から前記把持部に至る糸条を切断手段で切断するとと
    もに該糸条の把持部による把持を解放し、該糸条のマン
    ドレル又は被糸条巻付け部材への巻付け終了時に端部巻
    付けを行った後、該糸条を前記把持部で把持し、マンド
    レル又は被糸条巻付け部材と把持部との間の糸条を前記
    切断手段で切断するフィラメントワインディング装置に
    おける糸条の端部処理方法。
  2. 【請求項2】 マンドレル又は被糸条巻付け部材を支持
    する回転軸と、 前記回転軸に対して相対回転可能に支持されるととも
    に、マンドレル又は被糸条巻付け部材に巻き付けられた
    糸条を把持した状態ではマンドレル又は被糸条巻付け部
    材と一体回転可能な把持部を備えた把持機構と、 前記把持部の糸条把持位置よりマンドレル又は被糸条巻
    付け部材側に設けられた糸条係止部と、 前記把持部の解放状態において前記糸条係止部を回転さ
    せる駆動部とを備えたフィラメントワインディング装置
    における糸条の端部処理装置。
  3. 【請求項3】 前記把持機構は、 前記回転軸に軸受を介して支持された筒状の支持体と、 該支持体のマンドレル又は被糸条巻付け部材側に固定さ
    れた固定把持部材と、 前記支持体の軸方向に摺動可能に支持されるとともに前
    記固定把持部材と共同して糸条を把持する把持位置と、
    該把持位置から反マンドレル又は被糸条巻付け部材側へ
    移動した解放位置とに移動配置される可動把持部材と、 該可動把持部材に固定され、前記支持体にその軸方向に
    延びるように形成された溝と係合する状態に保持された
    係合部材とを備え、前記可動把持部材が解放位置に配置
    された状態で前記回転軸と一体回転可能に固定された回
    転伝達部を介して一体回転可能に構成されている請求項
    2に記載のフィラメントワインディング装置における糸
    条の端部処理装置。
  4. 【請求項4】 前記切断手段は回転カッタを備え、前記
    回転軸は前記糸条係止部とマンドレル又は被糸条巻付け
    部材との間に、前記回転カッタによる糸条切断時に糸条
    の移動を規制する切断補助部を備えている請求項2又は
    請求項3に記載のフィラメントワインディング装置にお
    ける糸条の端部処理装置。
  5. 【請求項5】 前記回転軸は第1端部がフィラメントワ
    インディング装置に装備されたチャック部に固定可能に
    形成され、第2端部にマンドレル又は被糸条巻付け部材
    の軸部を連結する連結部を備えている請求項2〜請求項
    4のいずれか一項に記載のフィラメントワインディング
    装置における糸条の端部処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜請求項5のいずれか一項に記
    載の糸条の端部処理装置をマンドレル又は被糸条巻付け
    部材の支持部の両側に備えたフィラメントワインディン
    グ装置。
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