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JP3276665B2 - 発泡絶縁電線の製造方法 - Google Patents

発泡絶縁電線の製造方法

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Publication number
JP3276665B2
JP3276665B2 JP12493392A JP12493392A JP3276665B2 JP 3276665 B2 JP3276665 B2 JP 3276665B2 JP 12493392 A JP12493392 A JP 12493392A JP 12493392 A JP12493392 A JP 12493392A JP 3276665 B2 JP3276665 B2 JP 3276665B2
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JP
Japan
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insulated wire
foamed
fluororesin
foaming
foaming agent
Prior art date
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JP12493392A
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大 橋本
昇司 山本
善輔 岩田
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁電線あるいは同軸
ケーブル等への適用が可能な発泡絶縁電線の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】プレナム用同軸ケーブルあるいは電子機
器等における信号伝送用電線には、発泡フッ素樹脂を絶
縁層とした発泡絶縁電線が使用されている。フッ素樹脂
は、難燃性、耐熱性、電気的特性、機械的特性、耐薬品
性等の性能に優れており、更に発泡させることによって
誘電率が低下するため、上記絶縁電線では信号伝播遅延
速度が短縮され、信号伝送速度が向上されることが知ら
れている。
【0003】近年、フッ素樹脂を使用した発泡絶縁電線
には、信号処理容量の増大に伴い、信号伝送時間のバラ
ツキをより小さくすること、あるいは信号伝送速度を更
に高めることが要求されている。よって、このような絶
縁電線においては、フッ素樹脂発泡絶縁層の発泡率を高
め且つそのバラツキを小さくし、外径の安定化を図るこ
とが必要となってきている。また、コンピューター等の
内部配線に使用される場合、機器の小型化および大容量
化に伴って、絶縁層の更なる薄肉化、電線の細径化が要
求されている。
【0004】従来より、上述したような発泡絶縁電線の
製造には、例えば、溶融状態のフッ素樹脂に対して、ク
ロロフルオロカーボン(CCl3 F、CCl2 F、CC
2 F−CClF2 、CClF2 −CF3 )、ハイドロ
クロロフルオロカーボン(CHClF2 )等のフッ素系
発泡剤を導入し、これを導体上に押出被覆した後、発泡
させる方法が採用されている。
【0005】しかしながら、これらフッ素系発泡剤はオ
ゾン層の破壊の原因となる塩素を含むため、その使用は
環境的にも問題である。
【0006】また、上記フッ素系発泡剤を使用して発泡
絶縁電線を製造した場合、絶縁層の肉厚が0.5mm以
上の系ではその発泡率は約60〜65%(容積率)が限
界である。更に、当該絶縁電線では、発泡率の変動幅お
よび外径の変動幅が大きく、その結果、信号伝播遅延時
間(τ)および特性インピーダンス(Z0 )のバラツキ
は、夫々±0.1(ns/m)、±10(Ω)と大きい
ものとなっている。
【0007】一方、絶縁層の更なる薄肉化および高発泡
率化に関する発泡絶縁電線の製造技術としては、特開平
3−97746号公報に、メルトフローレート10g/
10min.以下のテトラフルオロエチレン -パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)1cc
に対して、発泡剤として沸点が0℃以上のハロゲン化炭
素またはハロゲン化炭化水素を0.01〜1ccの比率
で注入し、これを導体上に押出被覆し、続いて発泡を行
う方法が開示されている。この方法によれば、発泡絶縁
層の発泡率が70%以上、厚みが0.5mm以下である
ような、高発泡率化および薄肉化のなされた発泡絶縁電
線を得ることができる。
【0008】しかしながら、この方法によって、例えば
導体径および発泡絶縁層形成後の外径が、夫々0.2m
m以下、0.6mm以下であるような、細径且つ薄肉の
発泡絶縁電線を製造する場合、上記樹脂(PFA)の押
出工程において、その流動特性、即ちメルトフローレー
トのレベルに起因して、押出機のダイス部分における圧
力が過度に上昇する。このため、製造される発泡絶縁電
線では、絶縁層表面の平滑性が損われる等の外観不良、
および断線といった欠点が生じる。
【0009】また、上記方法では、発泡剤として、具体
的には、分子量が66.1〜287.2の範囲にあり構
造中にフッ素、塩素、臭素を含有する、メタン誘導体、
エタン誘導体、エチレン誘導体、環状化合物等のハロゲ
ン化炭素およびハロゲン化炭化水素が使用されている。
その一実施例においては、発泡剤としてトリクロロトリ
フルオロエタン(フロン113)が、押出機内の溶融P
FAにポンプ注入されて使用される。しかし、トリクロ
ロトリフルオロエタンのような発泡剤は、上記同様に塩
素等を含み環境的に問題である上、特に300℃以上の
熱溶融状態にあるPFA等のフッ素樹脂中に注入された
場合、押出機内で分解するため、樹脂に焼けをもたらす
恐れがある。
【0010】また、PFA等のフッ素樹脂は、限られた
せん断領域においてのみ、優れた成形時の外観を示すこ
とが知られている。このため上記方法では、薄肉、細径
の発泡絶縁電線を製造するために押出機のダイス径を縮
小した場合、樹脂の線速度および吐出量を減少させなけ
ればならず、更にこれに伴って、樹脂に注入する発泡剤
の量も減少させる必要がある。例えば、メルトフローレ
ート10g/10min.以下の流動特性を有するPF
Aに対し、発泡剤としてモノクロロジフルオロメタン
(CHClF2 :フロン22)をポンプ注入し、これを
用いて発泡絶縁層形成後の外径が0.75mm以下であ
るような薄肉、細径の発泡絶縁電線を製造する場合、充
分な導体と発泡絶縁層との密着性を確保するため、当該
発泡剤の注入量を約0.005ml/min.以下に設
定しなければならない。しかし、この発泡剤の注入量
は、一般にポンプ注入に用いられる精密ポンプの吐出能
力では設定下限値付近であるため、微妙な制御が極めて
困難になり、優れた外観の絶縁電線を得ることができな
い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたもので、その主要な目的は、高発泡率
および外観に優れた絶縁層を有し、信号伝送速度等の性
能が信号伝送用電線として好適な、薄肉且つ細径である
発泡絶縁電線を製造することが可能な方法を提供するこ
とである。
【0012】本発明の他の目的は、上記発泡絶縁電線の
製造方法であって、環境に対する影響が少なく、また絶
縁層を形成する際の発泡剤の量的制御が容易である方法
を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の発泡絶
縁電線の製造方法は、溶融状態のフッ素樹脂に発泡剤を
導入し、該溶融状態のフッ素樹脂中に発泡剤を均一に分
散させる工程と、該発泡剤が分散した溶融状態のフッ素
樹脂を導体上に押出被覆し発泡させる工程とを具備した
外径の細い発泡絶縁電線の製造方法であって、前記フッ
素樹脂が、(1)372℃、荷重5kgfにおけるメル
トフローレートが、10g/10min.より大きいテ
トラフルオロエチレン -パーフルオロアルキルビニルエ
ーテル共重合体、(2)372℃、荷重5kgfにおけ
るメルトフローレートが、10g/10min.より大
きいテトラフルオロエチレン -ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、および(3)温度297℃、荷重5kgf
におけるメルトフローレートが5g/10min.より
大きいエチレン -テトラフルオロエチレン共重合体から
選ばれた少なくとも一種であり、前記発泡剤が、下記一
般式(1) Cxy (1) (但し、式中x=7,8,9、y=2x+2を満たす)
で示される分子量338〜488のフルオロカーボンの
うち少なくとも一種を主成分として含むフッ素系発泡剤
であることを特徴とする。
【0014】以下、本発明の発泡絶縁電線の製造方法を
詳細に説明する。
【0015】本発明の方法では、溶融状態のフッ素樹脂
に、精密ポンプ等を用いて発泡剤を導入し、続いてフッ
素樹脂の一般的な成形温度(約300〜400℃)にお
いて混練させることにより、溶融状態のフッ素樹脂中に
前記発泡剤を均一に分散させる。次いで、このような発
泡剤が分散された溶融状態のフッ素樹脂を導体表面上に
押出被覆させる。更に、導体上において溶融状態のフッ
素樹脂を所定の条件下で発泡させ、冷却することにより
発泡絶縁電線を形成する。
【0016】尚、以上のような発泡絶縁電線の製造方法
は、樹脂被覆電線の製造に一般的に使用されている押出
加工機によって行われ得る。
【0017】本発明の方法では、前記発泡剤として、分
子量が約338〜488のフルオロカーボン少なくとも
一種を主成分として含むフッ素系発泡剤を使用する点で
最も特徴的である。
【0018】このフッ素系発泡剤は、従来の発泡剤、例
えばモノクロロジフルオロメタン(CHClF2 )等に
比べて分子量が約4〜5倍になっている。このため、溶
融状態のフッ素樹脂中における発泡剤の拡散速度は、従
来の発泡剤に比べて遅くなっており、導体表面上で溶融
状態のフッ素樹脂が発泡する際に成長する気泡が大きく
なる。よって、本発明の方法によれば、形成される発泡
絶縁電線において、絶縁層の発泡率が高められ、信号伝
播遅延時間等の特性が安定し、信号伝送速度が向上す
る。
【0019】また、前記フッ素系発泡剤は、その主成分
の分子量範囲に起因して、溶融状態のフッ素樹脂に対す
る注入量の制御性が優れており、高発泡率であり且つ外
観に優れた薄肉の発泡絶縁層を有する発泡絶縁電線の形
成を容易にさせる。
【0020】一般に、発泡体の形成において、発泡材料
に対する発泡剤の注入量vは次式で近似することができ
る。
【0021】v=n・Mw/ρ n:ある発泡率を得るための必要な発泡剤のモル数 Mw:発泡剤の分子量,ρ:発泡剤の比重 この式によれば、比重に対する分子量の比Mw/ρの値
が大きいほど、発泡剤の注入量vを増加させることがで
きると推定される。
【0022】ここで、従来の発泡剤であるモノクロロジ
フルオロメタンのMw/ρは約73であるの対し、本発
明で使用される発泡剤の主成分であるフルオロカーボン
のMw/ρは、その分子量に起因して約190〜280
である。このため、本発明では、高発泡率であり薄肉の
フッ素樹脂発泡絶縁層を形成する場合、従来に比べて発
泡剤の注入量をより多量に設定することができる。こう
して、本発明の方法によれば、特に精密ポンプにより樹
脂に対して発泡剤を注入する際の量的制御が容易になる
上、更に充分な導体と発泡絶縁層との密着性および優れ
た外観が確保される。例えば、発泡絶縁層形成後の外径
が0.75mm以下であるような薄肉、細径の発泡絶縁
電線を製造する場合、本発明の方法に従って、分子量約
338〜488のフルオロカーボンを主成分として含む
フッ素系発泡剤を使用すれば、当該発泡剤の注入量は、
モノクロロジフルオロメタンの約3〜4倍に設定するこ
とができ、その制御が極めて容易になる。
【0023】これに対して、発泡剤として分子量が約3
38未満のフルオロカーボンまたはフルオロ炭化水素を
使用した場合、溶融樹脂に対する発泡剤の注入量を少な
く設定しなければならず、精密ポンプを用いた注入にお
ける微妙な量的制御が困難になる。更に、発泡剤の注入
量が少ないと、溶融樹脂中における拡散速度が過度に速
くなり、特に導体上に薄い絶縁層を形成しようとする場
合、層内に発泡剤を保持することができない。よって、
発泡絶縁層の薄肉化が困難になる。また、発泡剤として
分子量が約488を超えるフルオロカーボンまたはフル
オロ炭化水素を使用した場合、溶融樹脂中における拡散
速度が過度に遅くなり、発泡絶縁層の発泡率を高めるこ
とができない。
【0024】本発明の方法に使用されるフッ素系発泡剤
において、前記分子量約338〜488のフルオロカー
ボンは、好ましくは、下記一般式(1)で示される化合
物である。
【0025】C (1) 但し、式中x=6,7,8,9、y=2x+2を満た
す。
【0026】このフルオロカーボン(1)の具体例とし
ては、C6 14(分子量338)、C7 16(分子量3
88)、C8 18(分子量438)、C9 20(分子量
488)等が挙げられる。
【0027】これらフルオロカーボンを主成分とする発
泡剤は、一般的には、常温、常圧において液状である。
当該発泡剤は、熱的および化学的に非常に安定であり、
フッ素樹脂の成形温度(溶融温度)において分解せず、
またフッ素樹脂とも反応しない。従って、溶融状態のフ
ッ素樹脂と安定した状態で混練され、均一に分散され
る。例えば、フッ素樹脂として、後述するようなテトラ
フルオロエチレン -パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体(PFA)を使用し、その300℃以上の溶
融状態において、上記発泡剤を注入した場合でも、押出
機内で分解することなく、樹脂に焼けが生ずる等の問題
は起こらない。
【0028】更に、前記フッ素系発泡剤は、フルオロカ
ーボンを主成分とするため、全成分中において塩素また
は臭素の含有せず、オゾン層に対する影響が低減されて
おり、環境的にも良好である。
【0029】本発明で使用されるフッ素系発泡剤には、
上述した主成分(フルオロカーボン)の他、例えば、C
5 12(分子量288)のような分子量が338〜48
8の範囲から外れているフルオロカーボン、C9 16
4 (分子量416)のようなフルオロ炭化水素、下記化
合物のような構造中に酸素を含む有機化合物等が含まれ
ていてもよい。
【0030】
【化1】 一方、本発明の方法において、溶融状態のフッ素樹脂と
は、熱溶融可能なフッ素樹脂を、押出機等において溶融
したものである。この熱溶融可能なフッ素樹脂として
は、例えば、テトラフルオロエチレン -パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフル
オロエチレン -ヘキサフルオロプロピレン共重合体、エ
チレン -テトラフルオロエチレン共重合体、テトラフル
オロエチレン -ヘキサフルオロプロペン -パーフルオロ
ビニルエーテル共重合体(例えば、テトラフルオロエチ
レン約80〜95重量%、ヘキサフルオロプロペン約5
〜20重量%、およびパーフルオロビニルエーテル約
0.2〜6重量%からなる共重合体)等が挙げられる。
【0031】本発明の方法では、これらフッ素樹脂のう
ち、好ましくは、特定の流動特性を有するものが使用さ
れ得る。即ち、PFA、テトラフルオロエチレン -ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体、およびテトラフルオロ
エチレン-ヘキサフルオロプロペン -パーフルオロビニ
ルエーテル共重合体については、温度372℃、荷重5
kgfにおけるメルトフローレートが10g/10mi
n.より大きいものが好ましく、またエチレン -テトラ
フルオロエチレン共重合体については、温度297℃、
荷重5kgfにおけるメルトフローレートが5g/10
min.以上であるものが好ましい。このような流動特
性を有するフッ素樹脂は、熱溶融状態での流動性がより
高い。従って、これらフッ素樹脂を使用して、発泡絶縁
層形成後の外径が1.0mm以下であるような細径且つ
薄肉の発泡絶縁電線を製造すれば、樹脂の溶融押出工程
において、押出機のダイス部分における圧力が過度に上
昇することが少なく、優れた外観を有する絶縁電線を得
ることができる。
【0032】これら流動特性を有するフッ素樹脂では、
PFAがより好ましい。特に、温度372℃、荷重5k
gfにおけるメルトフローレートが20g/10mi
n.以上のPFAを使用することにより、良好な外観を
得られるせん断領域が向上することが確認されている。
【0033】本発明の方法では、上記流動特性を有する
フッ素樹脂は、2種類以上の混合物の形で使用してもよ
い。その具体例としては、温度372℃、荷重5kgf
におけるメルトフローレートが10g/10min.よ
り大きいテトラフルオロエチレン -パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体約60〜98重量%、および
同様のメルトフローレートを有するテトラフルオロエチ
レン -ヘキサフルオロプロピレン共重合体約40〜2重
量%の混合物が挙げられる。
【0034】また、同様の化合物からなるフッ素樹脂で
あって、互いに異なるメルトフローレートを有する2種
以上の樹脂を混合して使用することもできる。
【0035】更に、本発明の方法では、前記フッ素樹脂
に対して窒化ホウ素等の発泡核剤を適宜配合してもよ
い。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例に沿って更に詳細に説
明する。尚、これら実施例は、本発明の理解を容易にす
る目的で記載されるものであり、本発明を限定するもの
ではない。
【0037】実施例1 フッ素樹脂として、PFA340J(テトラフルオロエ
チレン -パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
(PFA),温度372℃、荷重5kgfにおけるメル
トフローレート14g/10min.,三井デュポンフ
ロロケミカル社製,発泡核剤としてボロンナイトライド
0.5重量%を配合)を押出機に供給し、同樹脂を熱溶
融させ、この状態で、発泡剤としてフロリナートFC−
75(主成分:C8 18(直鎖状分子、分子量43
8),沸点:102℃,住友スリーエム社製)を注入し
た。これを押出機内で混練し発泡剤を分散させ、溶融状
態のフッ素樹脂を径0.4mmφの導体上に押出被覆さ
せた。次いで、溶融状態のフッ素樹脂を、所定の条件下
で導体上で発泡させ、外径1.6mmφ、発泡率中心値
60%の同軸用絶縁線を形成した。
【0038】実施例2 フッ素樹脂として、テフゼル200(エチレン -テトラ
フルオロエチレン共重合体,温度297℃、荷重5kg
fにおけるメルトフローレート8g/10min.,三
井デュポンフロロケミカル社製,発泡核剤としてボロン
ナイトライド0.5重量%を配合)を使用することを除
いて、実施例1と同様の方法および条件で外径1.6m
mφ、発泡率中心値60%の同軸用絶縁線を形成した。
【0039】実施例3 フッ素樹脂として、SP100(テトラフルオロエチレ
ン -ヘキサフルオロプロペン -パーフルオロビニルエー
テル共重合体,温度372℃、荷重5kgfにおけるメ
ルトフローレート25g/10min.,ダイキン工業
社製,発泡核剤としてボロンナイトライド0.5重量%
を配合)を使用することを除いて、実施例1と同様の方
法および条件で外径1.6mmφ、発泡率中心値60%
の同軸用絶縁線を形成した。
【0040】実施例4 フッ素樹脂として、FEP110J(テトラフルオロエ
チレン -ヘキサフルオロプロピレン共重合体,温度37
2℃、荷重5kgfにおけるメルトフローレート16g
/10min.,三井デュポンフロロケミカル社製,発
泡核剤としてボロンナイトライド0.5重量%を配合)
を使用することを除いて、実施例1と同様の方法および
条件で同軸用絶縁線を形成した。
【0041】比較例1 発泡剤として、フレオン22(主成分:CHClF
2 (分子量86.5),旭硝子社製)を使用することを
除いて、実施例4と同様の方法および条件で同軸用絶縁
線を形成した。
【0042】上記実施例1ないし4および比較例1にお
いて製造された絶縁線の夫々について、信号伝送用電線
としての特性について評価した。即ち、各絶縁線上に、
素線径0.05mmφからなる横巻シールドを施し、更
にその表面をPVCジャケットにより被覆した。続い
て、各絶縁線(約100m)より各1m程度の試料20
本をランダムに採り、常法に従って、これら試料の特性
インピーダンス(Z0 )および信号伝播遅延時間(τ)
を測定し、その値のバラツキを求めた。結果を表1に示
す。
【0043】
【表1】 表1の結果より明らかなように、発泡剤として、少なく
とも一種の分子量が約338〜488の範囲にあるフル
オロカーボンを主成分として含むフッ素系発泡剤を使用
する本発明の方法に従い、比較的径の太い発泡絶縁電線
を形成した場合、発泡剤としてハイドロクロロフルオロ
カーボンを使用した従来の方法に比べて、得られた電線
の信号伝播遅延時間(τ)および特性インピーダンス
(Z0 )のバラツキが小さくなっており、信号伝送用電
線としての特性の安定化を図ることができる。
【0044】実施例5 フッ素樹脂としてTE9773(テトラフルオロエチレ
ン -パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体:P
FA,ボロンナイトライド1重量%含有,三井デュポン
フロロケミカル社製)を押出機に供給し、同樹脂が溶融
している状態で、発泡剤としてフロリナートFC−77
(主成分:C8 18(直鎖状分子、分子量438),沸
点:97℃,住友スリーエム社製)を圧力約50kgf
/cm2 で注入した。これを押出機内で混練し発泡剤を
系中に分散させ、溶融状態のフッ素樹脂を導体上に押出
被覆させた。次いで、溶融状態のフッ素樹脂を所定の条
件下で導体上で発泡させ、発泡絶縁電線を形成した。
【0045】実施例6 発泡剤としてフロリナートFC−75(主成分:C8
18(直鎖状分子、分子量438),沸点:102℃,住
友スリーエム社製)を使用することを除いて、実施例5
と同様の方法および条件で発泡絶縁電線を形成した。
【0046】比較例2 発泡剤としてフレオン22(主成分:CHClF2 (分
子量86.5),旭硝子社製)を使用することを除い
て、実施例5と同様の方法および条件で発泡絶縁電線を
形成した。
【0047】上記実施例5、6および比較例2において
製造された発泡絶縁電線について、常法に従い、絶縁層
の発泡率(%)および電線の信号伝播遅延時間(ns/
m)を測定した。結果を表2に示す。
【0048】
【表2】 この他、発泡剤として炭素数10以上の直鎖状のフルオ
ロカーボン(分子量538以上)を主成分とする発泡剤
を使用して、実施例5と同様の方法および条件で発泡絶
縁電線を製造したところ、絶縁層における発泡率は向上
しなかった。これは、前記発泡絶縁電線における発泡し
た絶縁層の断面状態の観察したところ気泡数が少ないこ
とから、気泡成長が遅くなったことが原因と考えられ
る。
【0049】以上の結果より、発泡剤として、少なくと
も一種の分子量が約338〜488の範囲にあるフルオ
ロカーボンを主成分として含むフッ素系発泡剤を使用す
る本発明の方法に従えば、形成される発泡絶縁電線の絶
縁層における発泡率が向上すること、およびこれに伴っ
て信号伝播遅延速度が低下し、信号伝送速度が向上する
ことが明らかである。
【0050】実施例7 熱溶融可能なフッ素樹脂としてPFA340J(PF
A,ボロンナイトライド1重量%含有,温度372℃、
荷重5kgfにおけるメルトフローレート14g/10
min.,三井デュポンフロロケミカル社製)を押出機
に供給し、同樹脂が溶融している状態で、発泡剤として
フロリナートFC−77を、精密ポンプを用いて押出機
シリンダの途中から注入した。これを押出機内で混練し
発泡剤を分散させ、溶融状態のフッ素樹脂を導体上に押
出被覆させた。次いで、溶融状態のフッ素樹脂を、所定
の条件下で導体上で発泡させ、発泡絶縁電線を形成し
た。
【0051】実施例8 フッ素樹脂としてTE9777(PFA,ボロンナイト
ライド1重量%含有,温度372℃、荷重5kgfにお
けるメルトフローレート30g/10min.,三井デ
ュポンフロロケミカル社製)を使用することを除いて、
実施例7と同様の方法および条件で発泡絶縁電線を形成
した。
【0052】実施例9 フッ素樹脂として、PFA340J 20重量部および
TE9777 80重量部の混合樹脂(温度372℃、
荷重5kgfにおけるメルトフローレート20g/10
min.)を使用することを除いて、実施例7と同様の
方法および条件で発泡絶縁電線を形成した。
【0053】以上の実施例7、8および9において製造
された発泡絶縁電線について、外観を観察し、更に常法
に従って、絶縁層の発泡率(%)および導体と絶縁層の
密着力を測定した。結果を表3に示す。
【0054】
【表3】 比較例3 発泡剤としてフレオン113(主成分:CCl2 F−C
ClF2(分子量187.4),比重1.565,旭硝
子社製)を使用することを除いて、実施例7と同様の方
法および条件で発泡絶縁電線を形成しようとしたが、樹
脂に焼けが生じ、絶縁電線を完成させることができなか
った(表4参照)。
【0055】比較例4 発泡剤としてフレオン22(主成分:CHClF2 (分
子量86.5),比重1.194,旭硝子社製)を使用
することを除いて、実施例7と同様の方法および条件で
発泡絶縁電線を形成した。しかしながら、フッ素樹脂と
導体との間の密着性が著しく劣っており、この樹脂を発
泡させることができなかった(表4参照)。
【0056】比較例5 発泡剤としてフロリナートFC−40(主成分:C12
26(直鎖状分子、分子量638),比重1.87,住友
スリーエム社製)を使用することを除いて、実施例7と
同様の方法および条件で発泡絶縁電線を形成した。
【0057】この比較例5において製造された発泡絶縁
電線について、外観を観察し、常法に従って絶縁層の発
泡率(%)、および導体と絶縁層の密着力を測定した。
結果を表4に示す。
【0058】
【表4】 表3および表4の結果より明らかなように、発泡剤とし
て、分子量約338〜488の範囲にある少なくとも一
種のフルオロカーボンを主成分として含むフッ素系発泡
剤を、更にフッ素樹脂として温度372℃、荷重5kg
fにおけるメルトフローレートが10g/10min.
を超えるPFAを使用する本発明の方法に従えば、高発
泡率、および更に優れた外観の絶縁層を有する発泡絶縁
電線を形成することができる。特に、実施例7ないし9
では、フッ素系発泡剤を注入する際の量的制御が極めて
容易であった。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
高発泡率および外観に優れた絶縁層を有し、信号伝送速
度等の性能が信号伝送用電線として好適な、薄肉且つ細
径である発泡絶縁電線を製造することができる。
【0060】更に、本発明の方法では、使用される発泡
剤の主成分が、塩素、臭素等を含まないフルオロカーボ
ンであるため、環境に対する影響が低減されている。ま
た、この発泡剤の主成分(フルオロカーボン)が、特定
の分子量範囲にあるため、絶縁層を形成する際の発泡剤
の量的制御が容易になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−44532(JP,A) 特開 平4−48508(JP,A) 特開 平3−122907(JP,A) 特開 昭64−65729(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 13/14 H01B 3/16 - 3/56

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融状態のフッ素樹脂に発泡剤を導入
    し、該溶融状態のフッ素樹脂中に発泡剤を均一に分散さ
    せる工程と、該発泡剤が分散した溶融状態のフッ素樹脂
    を導体上に押出被覆し発泡させる工程とを具備した外径
    の細い発泡絶縁電線の製造方法であって、前記フッ素樹脂が、(1)372℃、荷重5kgfにお
    けるメルトフローレートが、10g/10min.より
    大きいテトラフルオロエチレン -パーフルオロアルキル
    ビニルエーテル共重合体、(2)372℃、荷重5kg
    fにおけるメルトフローレートが、10g/10mi
    n.より大きいテトラフルオロエチレン -ヘキサフルオ
    ロプロピレン共重合体、および(3)温度297℃、荷
    重5kgfにおけるメルトフローレートが5g/10m
    in.より大きいエチレン -テトラフルオロエチレン共
    重合体から選ばれた少なくとも一種であり、 前記発泡剤が、下記一般式(1)で示される分子量33
    8〜488のフルオロカーボンのうち少なくとも一種を
    主成分として含むフッ素系発泡剤であることを特徴とす
    発泡絶縁電線の製造方法。 Cxy (1)但し、式中x=7,8,9、y=2x+2を満たす。
  2. 【請求項2】 前記フッ素樹脂が、372℃、荷重5k
    gfにおけるメルトフローレートが、10g/10mi
    n.より大きいテトラフルオロエチレン -パーフルオロ
    アルキルビニルエーテル共重合体より選ばれた少なくと
    も一種であり、前記発泡剤がC818を主成分として含
    むフッ素系発泡剤である請求項1記載の発泡絶縁電線の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 発泡絶縁電線の外径が1.6mm以下、
    発泡層の発泡率が60%以上である請求項1記載の発泡
    絶縁電線の製造方法。
  4. 【請求項4】 発泡絶縁電線の外径が1.0mm以下、
    発泡層の発泡率が60%以上である請求項1記載の発泡
    絶縁電線の製造方法。
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