JP3243471B2 - 電子放出素子の製造方法 - Google Patents
電子放出素子の製造方法Info
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Description
管,半導体製造装置等に用いられる冷陰極電子源の電子
放出素子の製造方法に関するものである。
公報に記載された従来の電子放出素子を示す断面図であ
る。図において、12はエミッタ、13は低抵抗Si基
板、14は絶縁膜、15はエミッタ12の周囲に空間を
隔てて設けたゲート電極で、例えば内径が約2μmにな
るように設けたものである。20はエミッタ12に対向
して設けたアノード板、73はエミッタを形成する工程
で設けた熱酸化膜である。エミッタ12はSi基板13
をエッチングして、その先端の曲率半径を例えば100
nm以下に尖らせて円錐状に形成されている。
とゲート電極15の間にゲート電極側が正となるように
電圧をかけると、Si基板13からエミッタ12間の抵
抗が低いため、実効的の電圧はエミッタ12の先端とゲ
ート電極15の間の空間にかかる。更に、エミッタ12
の先端が尖っているために、エミッタ12の先端とゲー
ト電極15の電界はエミッタ12の先端近傍の空間に集
中する。ゲート電極15の電圧をさらに上げると、エミ
ッタ12の先端からトンネル効果による電子の放出が始
まる。この時、アノード板20に正の電圧をかけておく
と、放出された電子はアノード板20に流れ、アノード
電流が観測される。Si基板13を接地し、アノード板
20にゲート電極15に対して200Vの電圧を加え、
ゲート電極15の電圧(ゲート電圧)を0Vから順次増
加させてアノード電流を測定した場合、ゲート電圧が8
0Vを越えるとアノード電流が観測され始めた。このア
ノード電流が観測され始める電圧をはさんでゲート電圧
を変調することにより、この素子を電子源として作用さ
せることができる。
法を工程順に示す断面図である。図15(a)で低抵抗
Si基板13上に熱酸化処理、リソグラフィ及びドライ
エッチング工程によって、SiO2 膜からなる円形のマ
スク71を形成する。図15(b)では、SiO2 膜の
円形パターン71をマスクにして、Si基板13をリア
クティブイオンエッチング(以下、RIEと記す)し、
マスク71の下にエミッタのもととなるコーン72を形
成する。次に熱酸化処理によりコーン72の表面に熱酸
化膜73を設けて、図15(c)に示すものが得られ
る。この状態で絶縁膜14及びゲート電極15を蒸着し
(図15(d))、この後、ウェットエッチングにより
マスク71に成膜された絶縁膜材料及びゲート電極材料
をリフトオフすると共に、熱酸化膜73を除去し、図1
5(e)で示す電子放出素子が得られる。
流が観測され始めるゲート電圧の大きさは約80Vであ
り、これは大きな値である。このため、ゲート電圧を駆
動するドライブ回路として高価な高電圧タイプのものが
必要であり、結果として電子放出素子を利用したディス
プレイや真空管等の装置の値段を高いものとしている。
エミッタの先端近傍の空間における電界強度の大きさ
は、エミッタ先端の曲率半径に依存する。従って、エミ
ッタ先端の曲率半径を小さくすれば、アノード電流が観
測され始める電圧の大きさは小さくなる。ところが従来
の電子放出素子は上記のように、図15(b)に示すR
IE,図15(c)に示す熱酸化処理及び図15(e)
のウエットエッチングでの加工精度でエミッタ先端部の
曲率半径が決まる。また、RIEのエッチング深さを大
きくする,または熱酸化処理での熱酸化膜を理想値より
わずかでも厚くすると、先端が尖っている分エミッタの
高さは急激に低くなり電界の集中が悪くなるので、加工
精度限界までエミッタの曲率半径を小さくすることは望
ましくない。従って、アノード電流が観測され始める電
圧の大きさはあまり小さくできなかった。
chnol.B12(2),Mar/Aprl,199
4年,第662頁〜第665頁)に掲載された電子放出
素子がある。これは、p型Si基板上に設けたエミッタ
の先端部を、陽極化成法を用いて直径数nmの微小繊維
状の集まりからなる多孔質状に形成している。そして、
エミッタ先端の曲率半径を微小繊維のそれとすることに
より、電界を集中させ、アノード電流が観測され始める
ゲート電圧の大きさを下げている。しかしながら、この
素子ではp型Siを用いているため、電界が加わるとエ
ミッタの表面近傍に空乏層ができる。この空乏層が内部
からの電子の供給を妨げるため、ゲート電圧を上げた場
合にアノード電流が飽和すること及び周囲の温度や光が
あたることによってアノード電流が変動するといった欠
点があった。
上記のように構成されており、アノード電流が観測され
始めるゲート電圧が大きいという問題点があった。ま
た、p型Siのエミッタ先端に多孔質Si層を形成した
ものでは、アノード電流が観測され始めるゲート電圧を
下げることができるが、アノード電流が飽和したり、周
囲の温度や光に影響されるという問題点があった。
ためになされたもので、アノード電流が飽和することな
く、また周囲の温度や光に影響されずに、アノード電流
が観測され始めるゲート電圧の低い電子放出素子を得る
ことを目的としており、更にこの電子放出素子に適した
製造方法を提供することを目的とする。
子放出素子の製造方法は、n型Si基板のエミッタ形成
部にマスクを形成する工程、マスクを形成したn型Si
基板のドライエッチングによりマスクの下のエミッタ形
成部にコーンを形成する工程、熱酸化処理によりコーン
を形成したn型Si基板の電子放出側に熱酸化膜を設け
る工程、熱酸化膜を形成したn型Si基板の電子放出側
に絶縁膜とゲート電極を順次蒸着する工程、エッチング
によりエミッタ形成部の熱酸化膜及びマスクを除去して
エミッタ形成部の突状のn型Si基板を露出する工程、
及びn型Si基板の露出部に光を照射しながら陽極化成
して多孔質Si層を形成する工程を施すこと特徴とする
ものである。
の製造方法は、n型Si基板に光を照射しながら陽極化
成して、n型Si基板に多孔質Si層を形成する工程、
n型Si基板に形成した多孔質Si層のエミッタ形成部
にマスクを形成する工程、マスクを形成したn型Si基
板をエッチングしてマスクの下のエミッタ形成部にコー
ンを形成する工程、コーンを形成したn型Si基板の電
子放出側に絶縁膜とゲート電極を順次蒸着する工程、及
びエミッタ形成部のマスクを除去する工程を施すことを
特徴とするものである。
造方法により、光を照射させながら陽極化成を行うこと
により、n型Si基板上のエミッタ先端部に直径数nm
の微小繊維状の集まりからなる多孔質Si層を形成でき
る。
子の製造方法により、請求項1と同様、n型Si基板上
のエミッタ先端部に直径数nmの微小繊維状の集まりか
らなる多孔質Si層を形成できる。
断面図である。図において、12はn型Siからなる電
界放出エミッタで、その表面部に多孔質Si層11が形
成されている。13は基板となる単結晶Si、14は絶
縁膜による絶縁層、15はゲート電極である。ゲート電
極15には、エミッタ12の周囲に空間を隔てて配置さ
れるように、エミッタ12の先端部を中心とする開口が
形成されている。エミッタ12の先端とゲート電極15
の間の距離は1〜0.5μm程度である。図2は、多孔
質Si層11を拡大して示す断面図である。図に示すよ
うに、多孔質Si層11はほぼ数nm径、長さ数千Åの
Siの微小繊維がSi表面から伸びた構造になってい
る。
のアノード電流、即ち放出電流(μA)とゲート電圧
(V)の関係を示すグラフである。これは、Si基板1
3を接地し、アノード板にゲート電極15に対して20
0Vの電圧を加え、ゲート電極15の電圧(ゲート電
圧)を0Vから順次増加させてアノード電流を測定した
ものである。図において、多孔質Si層11をエミッタ
12の表面部に形成した電子放出素子のアノード電流と
ゲート電圧の関係を黒塗りの四角(A)でプロットし、
多孔質Si層11を形成する前の電子放出素子のアノー
ド電流とゲート電圧の関係を白抜きの四角(B)でプロ
ットしている。Bではゲート電圧が80Vを越えるとア
ノード電流が観測され始めたのに対し、Aでは60Vで
アノード電流が観測され始めている。即ち、多孔質Si
層11を形成したものは、形成する前のものに比べ、ア
ノード電流が観測され始めるゲート電圧の大きさが小さ
くなっていることがわかる。このように、アノード電流
が観測され始めるゲート電圧の低い電子放出素子を得る
ことができる。
圧を大きくしていってもアノード電流の飽和現象が観測
されていない。これは、エミッタ12としてn型Siを
用いているためであり、p型Siを用いたときのような
空乏がエミッタ表面に集まって電子の供給を妨げること
がない。従って、アノード電流が飽和することなく、ま
たその特性が周囲の温度や光に影響されない。
出電流特性の変化を示すグラフである。図において、ゲ
ート電圧をV,アノード電流をIとすると、横軸は1/
V、縦軸はI/V2 として、所謂ファウラノルドハイム
プロットで比較している。白抜きのプロットは多孔質S
i層を形成していない電子放出素子であり、黒塗りのプ
ロットは多孔質Si層を形成した電子放出物質の特性で
ある。図から明らかなように、多孔質Si層を形成した
試料では低いゲート電圧からアノード電流の増加が見ら
れる。これに加え、多孔質Si層を形成した電子放出素
子では、放出電流特性が比較的揃っていることも観測さ
れている。
いて説明する。まず、n型Si基板13のエミッタ形成
部にSiO2 からなる円形のマスクを形成する。次に、
ドライエッチングを行うことにより、マスクの下にエミ
ッタとなるコーンを形成する。この後、熱酸化処理によ
り、Siの電子放出側の面に熱酸化膜を設け、さらに絶
縁膜とゲート電極を蒸着する。次に、ウエットエッチン
グによりエミッタ形成部の熱酸化膜とマスクを除去し
て、n型Siからなるエミッタ12を形成する。次に、
図5に示す陽極化成セルで、エミッタ12の表面に多孔
質Si層を陽極化成により形成した。
明する。31は電界放出エミッタを形成したn型Si基
板、32は陰極、33は定電流源、35は陽極、36は
電解液、37は光源、38は隔壁である。例えば、陽極
35,陰極32は共にPt(白金)電極を用い、電解液
36はHF:H2 O:C2 H5 OH=1:1:2水溶液
を用いる。電界放出エミッタを形成したn型Si基板3
1は電解液36を陽極側と陰極側に分離する隔壁38
に、エミッタ12を陰極に対向させるように設置する。
試料31に電解液36を介して電圧を加える。電流は4
0mA/cm2 の電流密度で定電流源33より供給し、
約30秒間通電した。通電中はSi基板31に光源37
より光をあてた。光をあてることにより、正孔数を増加
させ、反応を促進させる。形成した多孔質Si層の厚み
は470nmである。多孔質Si層の存在は別のSiウ
エハで同様の処理を行った試料にArレーザを照射し発
光が起こることで確認している。
断面図である。これは、先端部が平らな柱状のエミッタ
12からなる電子放出素子の例である。図において、1
2はn型Si基板13をエッチングして得られた、表面
が平らなコーン状のエミッタで、表面全面に実施例2と
同じ方法で陽極化成処理を施し、多孔質Si層11を形
成した。エミッタの上面は0.2〜0.5μm程度の径
の円形とした。また、ゲート電極15の開口径は2μm
に形成した。
製造方法を工程順に示す断面図である。図7(a)に示
すように、n型Si基板13のエミッタ形成部にSiO
2 からなる円形のマスク71を作成する。次に図7
(b)に示すように、RIEを行うことによりマスク7
1の下にコーンを形成する。この後、絶縁膜14とゲー
ト電極15を蒸着し(図7(c))、その後、ウエット
エッチングによりマスク71を除去して、図7(d)の
形状のn型Siからなるエミッタ12を作成する。最後
にこれを実施例2と同様の陽極化成を行い、エミッタ1
2の表面に多孔質Si層11を形成する(図7
(e))。
は、実施例2の製造方法において、熱酸化処理のプロセ
スを不要としたものであり、作成が容易である。この電
子放出素子のゲート電圧−アノード電流特性を測定し、
アノード電流が観測され始めるゲート電圧の大きさが改
善されていることを確認した。熱酸化処理工程を省略で
きることにより、製造コストが低減できる効果がある。
また、熱酸化膜厚のバラツキによるエミッタ高さのバラ
ツキがなくなり、歩留まりが向上するという効果があ
る。
2の表面全面に施しているが全面に多孔質Si層11を
設けなくてもよい。即ち、電界の集中する位置は、エミ
ッタ12の上面の縁の部分なので、後述する図11に示
すようにエミッタ12の上面のみに陽極化成処理を施し
て多孔質Si層11を設けるようにしても、アノード電
流特性の改善がみられる。更に、図6,図7ではエミッ
タ12の上面は円形のものを示したが、これに限るもの
ではなく、例えば多角形としても、上記と同様の効果が
ある。
ことにより円柱状のエミッタを作成しても実施例3と同
様の効果が得られた。
断面図である。これは、エミッタ12がSi基板13の
表面より突出していない平面状の構成である電子放出素
子の例である。この実施例による電子放出素子のエミッ
タはn型Si基板13の上に実施例2と同様の陽極化成
処理を施し、多孔質Si層11を形成した。
製造方法を工程順に示す断面図である。n型Si基板1
3上にCVD法を用いて絶縁膜14を形成し、更にスパ
ッタ法を用いてゲート電極15を成膜する(図9
(a))。次に、写真製版とRIEによりゲート電極1
5と絶縁膜14をエッチングする(図9(b))。その
後、実施例1と同様の陽極化成により、露出したSi基
板13の表面に多孔質Si層11を形成し、図9(c)
の構成となる。
電流特性を測定し、アノード電流が観測され始めるゲー
ト電圧の大きさが改善されていることを確認した。この
ような構成の電子放出素子は非常に簡略な工程で製造で
きる効果がある。また、工程バラツキが生じやすいエッ
チング工程がなく品質が安定するという効果があった。
造方法を工程順に示す断面図である。また、図11は、
この実施例による製造方法で作成した電子放出素子を示
す断面図である。この実施例では、エミッタを作成する
前に陽極化成を行う。図10(a)に示すように、n型
Si基板13表面を実施例2と同様の方法で陽極化成し
て、多孔質Si層11を形成する。次にSiO2 膜をス
パッタリングにより成膜した後、写真製版とスパッタS
iO2 膜のRIEにより、エミッタ形成部に直径2μm
の円形マスク71を作成する(図10(b))。更に、
n型Si基板13をやはりRIEによりマスク71の下
にエミッタ12となるコーンを形成して、図10(c)
の形状を作成する。次に、絶縁膜となるSiO2 膜14
とゲート電極となる金属膜15を真空蒸着により成膜す
る(図10(d))。最後に、図10(e)でウエット
エッチングによりSiO2 膜のマスク71を除去し、図
11に示すようなn型Siからなる多孔質Si層を設け
た円錐台状のエミッタ12を形成する。この実施例で
は、以上の様に極めて簡単な製造方法により、円錐台状
のエミッタを得ることができ、ゲート電圧の大きさを下
げることのできる電子放出素子を作成できる。
載したCRTを示す構成図である。図において、121
は実施例1と同様の電子放出素子からなる電子源であ
り、Si基板13,表面に多孔質Si層11を設けたエ
ミッタ12,絶縁膜14,ゲート電極15にさらに、第
2絶縁膜123と集束電極122を備えている。電子源
121は通常600〜2000個のエミッタがアレイ状
に並んでいるが、ここでは省略して1個のみを示す。1
24,125,126は電子源121から放出された電
子を加速し集束させるための電子銃の電極である。12
7は電子線を偏向するための偏向ヨ−ク、128は電子
源121から放出された電子線、129は蛍光面、12
10は真空封体である。
た電子は、まず集束電極122による減速の電界を受け
て集束される。さらに、電子銃の電極124,125,
126で加速されながら集束され、蛍光面129に当た
り発光する。偏向ヨーク127はこの電子線128を偏
向させる。
から放出される電流の大きさにより決定される。この実
施例によるCRTは、電子源121に多孔質Si層を設
けたエミッタ12を用いているために、高電圧タイプの
ドライブ回路でゲート電極15を変調すれば、CRTの
輝度は従来の約5〜10倍程度明るくすることができ
る。従って、従来の輝度で光らせる場合には、低電圧タ
イプのドライブ回路で十分であり、コストを低減するこ
とができる。
載した平面ディスプレイを示す断面図である。図におい
て、12は表面に多孔質Si層11を設けたn型Siで
あるエミッタ、13はn型Si基板、14は絶縁膜、1
5はゲート電極、131は第2絶縁膜、132は第2ゲ
ート電極である。第1ゲート電極15と第2ゲート電極
132はそれぞれ直交するラインとなるようなマトリク
スに形成され、端部はフリットシ−ルを通って外部回路
とつながれている。このラインの交点が画素を構成す
る。一画素はエミッタ12を約1000個配列して構成
している。133は蛍光体層、134はアノ−ドとなる
透明導電膜、135はフェイスガラスである。フェイス
ガラス135とn型Si基板13は、図示していない
が、スペーサによって例えば200μmのギャップを確
保し、端部でフリットガラスにより接着され、その間を
高真空に排気している。
34に、n型Si基板13に対して例えば400V程度
の電圧を加えて、アノ−ドとする。一方、第1ゲート電
極15と第2ゲート電極132の両方に例えば60V程
度の電圧を加えると、図13に示す様に、エミッタ12
から電子が放出される。この電子は透明導電膜134の
電圧による電界により、透明導電膜134に向かい、蛍
光体層133の蛍光体を発光させる。第1ゲート電極1
5と第2ゲート電極132の電圧のいずれか一方が60
Vで他方が0Vの時には、電界の打ち消しあいにより、
電子は放出されない。これを利用して、マトリックス状
に配置された画素のうちの任意の画素を発光させること
ができる。
レイでは、ゲート電極15にかける電圧として85Vを
必要としていた。これに対しこの発明の電子放出素子を
用いると、ゲート電極15を60V程度の電圧で動作で
き、外部回路を低電圧タイプのドライブ回路で構成でき
るようになった。
のエミッタ形成部にマスクを形成する工程、マスクを形
成したn型Si基板のドライエッチングによりマスクの
下のエミッタ形成部にコーンを形成する工程、熱酸化処
理によりコーンを形成したn型Si基板の電子放出側に
熱酸化膜を設ける工程、熱酸化膜を形成したn型Si基
板の電子放出側に絶縁膜とゲート電極を順次蒸着する工
程、エッチングによりエミッタ形成部の熱酸化膜及びマ
スクを除去してエミッタ形成部の突状のn型Si基板を
露出する工程、及びn型Si基板の露出部に光を照射し
ながら陽極化成して多孔質Si層を形成する工程を施す
こと特徴とすることにより、アノード電流が飽和するこ
となく、また周囲の温度や光に影響されずに、アノード
電流が観測され始めるゲート電圧の低い電子放出素子の
製造方法が得られる効果がある。
基板に光を照射しながら陽極化成して、n型Si基板に
多孔質Si層を形成する工程、n型Si基板に形成した
多孔質Si層のエミッタ形成部にマスクを形成する工
程、マスクを形成したn型Si基板をエッチングしてマ
スクの下のエミッタ形成部にコーンを形成する工程、コ
ーンを形成したn型Si基板の電子放出側に絶縁膜とゲ
ート電極を順次蒸着する工程、及びエミッタ形成部のマ
スクを除去する工程を施すことを特徴とすることによ
り、アノード電流が飽和することなく、また周囲の温度
や光に影響されずに、アノード電流が観測され始めるゲ
ート電圧の低い電子放出素子の製造方法が得られる効果
がある。
す断面図である。
断面図である。
ート電圧の関係を示すグラフである。
ート電圧の関係を示すグラフである。
ける陽極化成セルを示す構成図である。
す断面図である。
程順に示す断面図である。
す断面図である。
程順に示す断面図である。
製造方法を工程順に示す断面図である。
示す断面図である。
成図である。
イを示す断面図である。
示す断面図である。
基板、14 絶縁膜、15 ゲート電極、31 電子放
出素子を形成したn型Si基板、32 陰極、33 定
電流源、35 陽極、36 電解液、37 光源、71
マスク、73熱酸化膜。
Claims (2)
- 【請求項1】 n型Si基板のエミッタ形成部にマスク
を形成する工程、マスクを形成したn型Si基板のドラ
イエッチングにより上記マスクの下の上記エミッタ形成
部にコーンを形成する工程、熱酸化処理により上記コー
ンを形成した上記n型Si基板の電子放出側に熱酸化膜
を設ける工程、上記熱酸化膜を形成した上記n型Si基
板の電子放出側に絶縁膜とゲート電極を順次蒸着する工
程、エッチングにより上記エミッタ形成部の上記熱酸化
膜及び上記マスクを除去して上記エミッタ形成部の突状
のn型Si基板を露出する工程、及び上記n型Si基板
の上記露出部に光を照射しながら陽極化成して多孔質S
i層を形成する工程を施すこと特徴とする電子放出素子
の製造方法。 - 【請求項2】 n型Si基板に光を照射しながら陽極化
成して、上記n型Si基板に多孔質Si層を形成する工
程、上記n型Si基板に形成した上記多孔質Si層のエ
ミッタ形成部にマスクを形成する工程、上記マスクを形
成したn型Si基板をエッチングして上記マスクの下の
上記エミッタ形成部にコーンを形成する工程、上記コー
ンを形成した上記n型Si基板の電子放出側に絶縁膜と
ゲート電極を順次蒸着する工程、及び上記エミッタ形成
部の上記マスクを除去する工程を施すことを特徴とする
電子放出素子の製造方法。
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-
1994
- 1994-09-16 JP JP22176894A patent/JP3243471B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH0887956A (ja) | 1996-04-02 |
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