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JP3136031B2 - 受信機 - Google Patents

受信機

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JP3136031B2
JP3136031B2 JP05216993A JP21699393A JP3136031B2 JP 3136031 B2 JP3136031 B2 JP 3136031B2 JP 05216993 A JP05216993 A JP 05216993A JP 21699393 A JP21699393 A JP 21699393A JP 3136031 B2 JP3136031 B2 JP 3136031B2
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JP
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眞 岡田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信信号の受信モード
を判別し、付加回路手段を受信モードに最適な設定状態
に自動的に制御するようにした受信機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CW、RTTY、SSB、AMおよびF
M等の複数の受信モードにて運用される受信機では、受
信系統に設けられたIF帯フィルタの帯域幅を、受信モ
ードに応じて切り換える必要がある。そこで、本特許出
願人は、実開平2−141143号により、受信モード
の切り換え選択に連動して、予め受信モードに対応させ
て選定されたIF帯フィルタの帯域幅が選択される技術
を提案した。受信モードの切り換えの度に、IF帯フィ
ルタの帯域幅を手動で選定する操作が省かれ、それだけ
受信機の操作が簡単である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実開平2−14114
3号で提案した技術にあっては、運用者による受信機の
受信モードの選定に対応して、受信機の設定状態が切り
換えられるが、受信機で現実に受信されている受信信号
から受信モードを判別し、これに対応させて受信機の付
加回路手段を最適な設定状態に切り換えることも、操作
を簡単にする観点から有意義である。
【0004】本発明は、受信信号から受信モードを判別
し、これに対応させて付加回路手段を最適な設定状態に
自動的に切り換え制御する受信機を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の受信機は、アンテナで受信された受信信
号を、それぞれ通過帯域幅の異なるフィルタを介して復
調回路で復調信号とする第1および第2の受信系統と、
前記第1および/または前記第2の受信系統の前記復調
信号をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、このフー
リエ変換された信号から受信モードを判別して付加回路
手段を受信モードに最適な設定状態に制御する演算手段
と、を備えて構成されている。
【0006】
【作 用】異なる通過帯域幅のフィルタを経て得られる
第1および第2の受信系統の復調信号を、両方または一
方をフーリエ変換し、そのスペクトラム分布とその強さ
から演算手段で受信モードを判別し得る。そこで、判別
された受信モードに応じて、付加回路手段を最適な設定
状態に制御し得る。
【0007】
【実施例】以下本発明の受信機の一実施例について、図
1ないし図6を参照して説明する。図1は、本発明の受
信機の一実施例のブロック回路図であり、図2は、各受
信モードと付加回路手段として最適状態に設定すべき帯
域幅可変フィルタの帯域幅とAGC手段の時定数および
トーン調整手段のフィルタ特性の対応を示す図であり、
図3は、トーン調整手段のフィルタ特性の一例を示す図
であり、図4は、中央演算手段の動作を示すフローチャ
ートであり、図5は、混信判別手段の第1の動作を示す
フローチャートであり、図6は、混信判別手段の第2の
動作を示すフローチャートである。
【0008】まず、図1を参照して構造を説明する。1
本のアンテナ10で受信された受信信号は、高周波増幅
回路12で増幅されて第1のミクサ14に与えられ、第
1の局部発振回路16からの第1の局部発振信号と混合
される。この第1のミクサ14から出力される周波数変
換された信号が第1の中間周波増幅回路18に与えら
れ、所定周波数の第1の中間周波信号が抽出および増幅
されて分配器20に与えられる。この分配器20により
第1の中間周波信号が2分され、一方が例えば30KH
zの帯域幅を有する広帯域フィルタ22に与えられ、他
方が例えば3KHzの帯域幅を有する狭帯域フィルタ2
4に与えられる。なお、狭帯域フィルタ24の帯域幅
は、広帯域フィルタ22の帯域幅に含まれる。
【0009】そして、広帯域フィルタ22を通過した第
1の中間周波信号は、第1のフーリエ変換手段50に与
えられるとともに、帯域幅可変フィルタ26を介して第
2の中間周波増幅回路28に与えられて増幅される。こ
の第2の中間周波増幅回路28で増幅された出力は、第
2のミクサ30に与えられるとともに、その一部がAG
C手段32に与えられる。この第2のミクサ30には、
第2の局部発振回路34からの第2の局部発振信号が与
えられ、第1の中間周波信号が周波数変換された第2の
中間周波信号が第1の復調回路36に与えられ、第1の
復調信号が出力される。この第1の復調信号は、トーン
調整手段38で音質の調整がなされ、さらに低周波増幅
回路40で増幅されてスピーカ42より低周波として出
力される。また、第1の復調信号の一部が、混信判別手
段44に与えられる。
【0010】また、狭帯域フィルタ24を通過した第1
の中間周波信号は、第2のフーリエ変換手段51に与え
られるとともに、第3の中間周波増幅回路46に与えら
れて増幅され、その増幅出力が第2の復調回路48に与
えられて第2の復調信号が出力される。この第2の復調
信号が、混信判別手段44に与えられる。そして、混信
判別手段44と第1のフーリエ変換手段50および第2
のフーリエ変換手段51からそれぞれ信号が与えられる
中央演算手段52より、帯域幅可変フィルタ26とAG
C手段32とトーン調整手段38と第1の復調回路36
と第2の復調回路48および表示手段54に信号が与え
られる。
【0011】なお、アンテナ10から広帯域フィルタ2
2を経て第1の復調回路36に至る経路で第1の受信系
統が形成され、アンテナ10から狭帯域フィルタ24を
経て第2の復調回路48に至る経路で第2の受信系統が
形成される。また、帯域幅可変フィルタ26は、帯域幅
の異なる複数のフィルタを並列し、中央演算手段52の
信号によりいずれか一つを切り換え選択するものに限ら
れず、パスバンドチューニング回路やIFWIDTH回
路等を用いたものであっても良い。さらにAGC手段3
2は、第2の中間周波信号の信号レベルに応じて中央演
算手段52からの信号に基づく時定数で高周波増幅回路
12および第1と第2の中間周波増幅回路18,28に
利得を制御するAGC信号を与える。
【0012】ところで、図1に示す受信機において、C
Wモードの受信状態であれば、図2に示すごとく帯域幅
可変フィルタ26は受信状況に応じて0.25〜1KH
zの帯域幅であることが望ましく、AGC手段32の時
定数は受信状態に応じてFAST〜MIDであることが
望ましく、トーン調整手段38はオーディオピークフィ
ルタ特性(図3(a))であることが望ましい。また、
RTTYモード(FSK変調方式)の受信状態であれ
ば、帯域幅可変フィルタ26の帯域幅は1〜2KHz、
AGC手段32の時定数はFAST〜MID、トーン調
整手段38は高帯域よりのバンドパスフィルタ特性(図
3(b))であることが望ましい。そして、SSBモー
ドの受信状態であれば、帯域幅可変フィルタ26は1.
5〜3KHz、AGC手段32はMID〜SLOW、ト
ーン調整手段38はフラットフィルタ特性(図3
(c))であることが望ましい。さらに、AMモードの
受信状態であれば、帯域幅可変フィルタ26は3〜10
KHz、AGC手段32はFAST〜MID、トーン調
整手段38はハイローカットフィルタ特性(図3
(d))であることが望ましい。そしてさらに、FMモ
ードの受信状態であれば、帯域幅可変フィルタ26は8
〜30KHz、AGC手段32はFAST、トーン調整
手段38はディエンファシスフィルタ特性(図3
(e))であることが望ましい。
【0013】次に、受信機の付加回路手段の設定状態を
自動的に上述のごとく最適状態とするために必要な受信
モードの判別につき説明する。中央演算手段52による
受信モードの判別は、目的受信周波数の信号を主成分と
する広帯域フィルタ22の出力信号を第1のフーリエ変
換手段50で高速フーリエ変換し、そのスペクトラム分
布と強さのパターンの違いによりなされる。ここで、第
1のフーリエ変換手段50による高速フーリエ変換のみ
で、受信モードの判別は可能であるが、より判別精度を
向上させるべく、帯域幅の狭い狭帯域フィルタ24の出
力信号を第2のフーリエ変換手段51で高速フーリエ変
換し、そのスペクトラム分布と強さのパターンを参照し
て判別するように構成される。なお、確実な受信モード
の判別を行なうためには、混信信号等の目的受信周波数
以外の信号や外乱雑音の存在は望ましくない。
【0014】そこでまず、混信信号の有無を判別する混
信判別手段44の動作につき説明する。混信判別手段4
4の図5に示す第1の動作は、まず帯域幅可変フィルタ
26を所定の帯域幅に設定し(図5ステップ1)、この
所定帯域幅のフィルタを通過して得られた第1の復調信
号のレベルが第1の基準値より小さいか否かが判別され
る(図5ステップ2)。ここで、第1の復調信号のレベ
ルが第1の基準値より小さければ、目的受信周波数以外
の信号や外乱雑音等が少ないことが認められる。第1の
復調信号のレベルが第1の基準値より小さければ、さら
に第2の復調信号のレベルが第2の基準値より大きいか
否かが判別される(図5ステップ3)。このステップ3
で、第2の復調信号のレベルが第2の基準値より大きい
ならば、目的受信周波数の受信信号のレベルは高く、そ
れ以外の受信信号および外乱雑音のレベルが低く、混信
信号が存在せずに十分なS/N比が得られる受信状況と
判別できる。なお、ステップ2で第1の復調信号のレベ
ルが第1の基準値より大きく、またはステップ3で第2
の復調信号のレベルが第2の基準値より小さいならば、
目的受信周波数の受信信号が低くまたそれ以外の受信信
号のレベルが高くて、十分なS/N比が得られない受信
状況と判別できる。
【0015】また、混信判別手段44の別の第2の動作
につき、図6を参照して説明する。まず、帯域幅可変フ
ィルタ26を所定の帯域幅に設定し(図6ステップ
1)、第1の復調信号のレベルから第2の復調信号のレ
ベルを引き算する(図6ステップ2)。この引き算で求
められた差が大きいことは、目的受信周波数以外の受信
信号または外乱雑音のレベルが高いことを意味する。ま
た、差が小さいことは、目的受信周波数以外の受信信号
のレベルが低いことを意味する。そこで、引き算で求め
られた差が、基準値より小さいか否かが判別され(図6
ステップ3)、差が基準値より小さければ混信信号が存
在しないと判別でき、差が基準値より大きければ混信信
号が存在すると判別できる。
【0016】なお、混信信号の存在の有無の判別とし
て、図5および図6に示すもの以外に、第1の復調信号
のレベルと第2の復調信号のレベルの比を演算し、この
比を基準値と比較することで、混信信号の有無を判別し
ても良い。また、第1の復調信号のレベルから第2の復
調信号のレベルを引き算して差を求め、第2の復調信号
のレベルをこの差で割り算し、その商を基準値と比較す
ることによって、混信信号の有無を判別するものであっ
ても良い。
【0017】そしてまた、第1と第2のフーリエ変換手
段50,51から出力されるスペクトラム分布とその強
さのパターンから中央演算手段52による受信モードの
判別につき説明する。受信モードがCWモードであれ
ば、受信帯域内にある1つの周波数で強い受信信号があ
り、その受信信号が断続する特徴が認められる。また、
RTTYモードであれば、受信帯域内に2つの周波数で
強い受信信号があり、これらの2つの受信信号が交互に
断続する特徴が認められる。そして、SSBモードで
は、受信帯域内に2〜3KHz幅の受信信号の山がで
き、その山の高さが変化している特徴が認められる。さ
らに、AMモードでは、受信帯域内にある1つの周波数
で強い受信信号があり、その両側に2〜3KHz幅で中
央の受信信号より低い受信信号の山ができる特徴が認め
られる。そしてさらに、FMモードでは、受信帯域内に
ある1つの周波数で強い受信信号があり、その両側に7
〜10KHz幅で中央の受信信号より低い受信信号の山
ができる特徴が認められる。したがって、これらのフー
リエ変換されて出力された信号のパターンから、中央演
算手段52は、受信モードの判別ができる。なお、第1
および第2のフーリエ変換手段50,51から出力され
る信号のパターンから中央演算手段52が受信モードを
認識判別できない場合は、受信信号が上述以外の受信モ
ードあるいは電波標識等であるか、混信信号の影響を強
く受けた状態である。
【0018】そしてさらに、中央演算手段52の動作を
図4を参照して説明する。まず、混信判別手段44から
の信号の有無により混信信号の有無を判別し(図4ステ
ップ1)、混信信号が存在すれば受信モードの判別をす
ることなしに表示手段54で混信信号の存在を表示し
(図4ステップ2)、ステップ1に戻る。ステップ1で
混信信号が存在しなければ、第1および第2のフーリエ
変換手段50,51から出力される信号のパターンがC
Wモードか否かを判別し(図4ステップ3)、CWモー
ドであれば帯域幅可変フィルタ26の帯域幅を1KHz
とし、AGC手段32の時定数をMIDとし、トーン調
整手段38をオーディオピークフィルタ特性とし(図4
ステップ4)、さらに表示手段54でCWモードを表示
して(図4ステップ5)、ステップ1に戻る。なお、ス
テップ3のCWモードの判別は、混信信号が存在しない
条件下でなされており、十分なS/N比が得られる良好
な受信状況に対応するように、帯域幅可変フィルタ26
の帯域幅とAGC手段32の時定数が設定される。以下
で判別する受信モードでも同様である。また、ステップ
3でCWモードが判別できなければ、次にRTTYモー
ドか否かを判別し(図4ステップ6)、RTTYモード
であれば、帯域幅可変フィルタ26の帯域幅を2KHz
とし、AGC手段32の時定数をMIDとし、トーン調
整手段38を高帯域よりのバンドパスフィルタ特性とし
(図4ステップ7)、さらに表示手段54でRTTYモ
ードを表示して(図4ステップ8)、ステップ1に戻
る。そして、ステップ6でRTTYモードが判別できな
ければ、次にSSBモードか否かを判別し(図4ステッ
プ9)、SSBモードであれば帯域幅可変フィルタ26
を3KHz、AGC手段32をSLOW、トーン調整手
段38をフラットフィルタ特性とし(図4ステップ1
0)、SSBモードを表示して(図4ステップ11)、
ステップ1に戻る。さらに、ステップ9でSSBモード
が判別できなければ、次にAMモードか否かを判別し
(図4ステップ12)、AMモードであれば帯域幅可変
フィルタを10KHz、AGC手段32をMID、トー
ン調整手段38をハイローカットフィルタ特性とし(図
4ステップ13)、AMモードを表示して(図4ステッ
プ14)、ステップ1に戻る。そしてまた、ステップ1
2でAMモードが判別できなければ、次にFMモードか
否かを判別し(図4ステップ15)、FMモードであれ
ば帯域幅可変フィルタ26を30KHz、AGC手段3
2をFAST、トーン調整手段38をディエンファシス
フィルタ特性とし(図4ステップ16)、FMモードを
表示して(図4ステップ17)、ステップ1に戻る。そ
してさらに、ステップ15でFMモードが判別できなけ
れば、表示手段54で受信モードの判別不可の表示をし
て(図4ステップ18)、ステップ1に戻る。なお、図
4に示す中央演算手段52の動作において各受信モード
か否かを判別する各ステップの順序は入れ換えられても
良く、またある受信モードを判別するステップが削除ま
たは追加されても良いことは勿論である。
【0019】かかる構成と動作により、本発明の受信機
は、現実に受信する受信信号の受信モードに対応させて
付加回路手段が最適な設定状態に自動的に制御され、運
用者による手動操作を必要とせず、受信機の操作が極め
て簡単である。
【0020】さらに、本発明の受信機の他の実施例につ
いて図7を参照して説明する。図7において、図1と同
じ若しくは均等な回路ブロックには同じ符号を付けて重
複する説明を省略する。
【0021】図7において、第1の中間周波増幅回路1
8の出力が、第1のフーリエ変換手段50に与えられる
とともに、ノイズブランカ60に与えられる。このノイ
ズブランカ60は、第1の中間周波信号が、ノイズゲー
ト64とノイズアンプ66とに与えられる。ノイズアン
プ66は、第1の中間周波信号を増幅してノイズ検波器
62に与え、ノイズ検波器62よりノイズ検波信号が出
力される。そして、このノイズ検波信号が混信判別手段
44に与えられるとともに、スイッチ68を介してゲー
ト制御回路70に与えられる。そして、このゲート制御
回路70によりノイズ検波信号に含まれるパルス性ノイ
ズが抽出され、その抽出されたパルス性ノイズに応じて
ノイズゲート64がON/OFFされ、ノイズゲート6
4を通過してパルス性雑音が除去された第1の中間周波
信号が帯域幅可変フィルタ26に与えられる。また、ス
イッチ68は、中央演算手段52からの信号によりON
/OFFされ、ノイズブランカ60の動作をON/OF
F制御する。
【0022】ここで、ノイズ検波信号には、目的受信周
波数の受信信号に加えて、近接する他局の放送周波数お
よび外乱雑音による受信信号が含まれている可能性があ
る。そこで、このノイズ検波信号のレベルと帯域幅可変
フィルタ26を経て目的受信周波数の受信信号からなる
第1の復調信号のレベルとから、混信判別手段44によ
り混信信号が存在するか否かの判別が図1のものと同様
に可能である。また、受信モードの判別は混信信号が存
在しない条件下で行なわれるので、このときの第1の復
調信号は目的受信周波数の受信信号が主であり、他の受
信信号や外乱雑音等が極めて少なくまたは含まれていな
い。したがって、第1の中間周波信号を第1のフーリエ
変換手段50で高速フーリエ変換した信号のパターンか
ら、中央演算手段52は、図1のものと同様に、受信モ
ードを判別することができる。
【0023】そしてさらに、中央演算手段52で、受信
モードがFMモードであると判別されると、帯域幅可変
フィルタ26やAGC手段32やトーン調整手段38の
設定と同様に、ノイズブランカ60のスイッチ68をO
FFしてノイズブランカ60の動作をOFF制御とする
ならば、FMモードを受信している際に、ノイズゲート
64のON/OFF動作によるクリック音の発生が防止
できる。
【0024】この第7図に示す本発明の受信機の他の実
施例にあっては、ノイズブランカ60を、図1に示す受
信機の広帯域フィルタ22の代わりに用いるものであ
り、ノイズブランカ60を備えた受信機に応用して好適
である。
【0025】なお、上記実施例の説明にあっては、混信
判別手段44と第1と第2のフーリエ変換手段50,5
1および中央演算手段52を別ブロックで構成したが、
1チップのマイクロコンピュータ等にソフト的に組み込
んでも良いことは勿論である。また、これらをDSP
(ディジタル・シグナル・プロセッサ)を用いて処理し
ても良い。
【0026】さらに、受信モードの判別を混信信号がい
くぶん存在する受信状況でも実行し、混信判別手段44
から受信状況に応じた信号を与えて、中央演算手段52
によって帯域幅可変フィルタ26の帯域幅とAGC手段
32の時定数を、判別された受信モードにおける図2に
示す範囲内で適宜に調整して設定するように構成しても
良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明の受信機は以下のごとき格別な効果を奏す
る。
【0028】請求項1記載の受信機では、受信信号をフ
ーリエ変換し、そのパターンから受信モードを判別し
て、付加回路手段が制御されるので、受信機が最適な設
定状態に自動的に切り換えられ、手動により付加回路手
段を設定する操作が不要であり、操作が極めて簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信機の一実施例のブロック回路図で
ある。
【図2】各受信モードと設定すべき帯域幅可変フィルタ
の帯域幅とAGC手段の時定数およびトーン調整手段の
フィルタ特性の対応を示す図である。
【図3】トーン調整手段のフィルタ特性の一例を示す図
である。
【図4】中央演算手段の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】混信判別手段の第1の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】混信判別手段の第2の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の受信機の他の実施例のブロック回路図
である。
【符号の説明】
10 アンテナ 12 高周波増幅回路 14 第1のミクサ 18 第1の中間周波増幅回路 20 分配器 22 広帯域フィルタ 24 狭帯域フィルタ 26 帯域幅可変フィルタ 28 第2の中間周波増幅回路 30 第2のミクサ 32 AGC手段 36 第1の復調回路 38 トーン調整手段 40 低周波増幅回路 42 スピーカ 44 混信判別手段 46 第3の中間周波増幅回路 48 第2の復調回路 50 第1のフーリエ変換手段 51 第2のフーリエ変換手段 52 中央演算手段 60 ノイズブランカ 62 ノイズ検波器 64 ノイズゲート 68 スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナで受信された受信信号を、それ
    ぞれ通過帯域幅の異なるフィルタを介して復調回路で復
    調信号とする第1および第2の受信系統と、前記第1お
    よび/または前記第2の受信系統の前記復調信号をフー
    リエ変換するフーリエ変換手段と、このフーリエ変換さ
    れた信号から受信モードを判別して付加回路手段を受信
    モードに最適な設定状態に制御する演算手段と、を備え
    たことを特徴とする受信機。
JP05216993A 1993-08-09 1993-08-09 受信機 Expired - Lifetime JP3136031B2 (ja)

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