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JP3129511B2 - 感光性樹脂未露光版の側面処理方法 - Google Patents

感光性樹脂未露光版の側面処理方法

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Publication number
JP3129511B2
JP3129511B2 JP6926292A JP6926292A JP3129511B2 JP 3129511 B2 JP3129511 B2 JP 3129511B2 JP 6926292 A JP6926292 A JP 6926292A JP 6926292 A JP6926292 A JP 6926292A JP 3129511 B2 JP3129511 B2 JP 3129511B2
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JP
Japan
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plate
photosensitive resin
unexposed
polymer
weight
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JP6926292A
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勝正 山本
孝允 有木
幸作 小野寺
勝 南平
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性樹脂未露光版の
の、粘着性を除去するための処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通常、感光性樹脂版を印刷版にする製版
工程には、露光工程、洗出し工程、乾燥工程、後露光工
程などがあるが、実際にはこれらに加え露光工程まで
に、感光性樹脂版の未露光版を取り扱う工程が存在す
る。未露光版を取り扱う工程とは、梱包ケースから未露
光版を取り出す操作、ネガフイルムの大きさに合わせて
裁断する操作、露光台上で画像の焼き付けを行う操作な
どであり、いづれも未露光版の側面に粘着性があったな
らば、取扱い上非常に不便なものとなる。ここでいう
とは未露光版側面のことをいい、外部に露出した樹脂
表面のことである。例えば、梱包ケースから未露光版を
取り出す際に、包装またはクッションシートに未露光版
側面が付着したり、裁断する際に、裁断台に未露光版
側面が付着したり、画像焼き付けの際に、露光台また
は真空密着シートに未露光版の側面が付着したりする。
それに加え、未露光版の側面へのゴミ等の付着や操作の
際に未露光樹脂が手へ付着するなどの問題が起こるの
で、未露光版の側面の粘着性を除去するための処理方法
が望まれている。
【0003】このような問題を解決するために、最も一
般的に行われている方法としては、無機粉末を未露光版
側面に付着させて、表面の粘着性を防止する方法、離
型紙等の非粘着性シートで未露光版の側面を覆う方法等
が提案されている。しかしながら、これらの方法のう
ち、無機粉末を未露光版の側面に付着させて、表面の粘
着性を防止する方法は、粉末を付着させるという煩雑な
工程を必要とするうえに、画像焼き付け等の製版工程に
おいて版表面に粉末が付着し、画像欠点を生じる可能性
が有り非実用的である。また離型紙等の非粘着性シート
で未露光版の側面を覆う方法は、たとえ包装またはクッ
ションシートに、未露光版側面樹脂が付着するのを防止
したとしても、画像焼き付け操作の際に、露光台または
真空密着シートに未露光版の側面が付着したり、未露光
樹脂が手へ付着したりするので、これも非実用的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来方法
では、感光性樹脂組成物がその中に共役ジエン系ポリマ
ーを含む感光性エラストマーの場合、その樹脂がより柔
軟で粘着性が強いため、まだ適切なものが無いのが現状
である。従って本発明では、簡易で効果的に実用可能
で、例えば通常光を照射すると硬化してしまい、感光性
樹脂未露光版としての機能を失ってしまうが、本発明方
法によれば、水現像性の指標である水膨潤度が2.0重
量%を保つことができるので、水現像性ついて何ら支
障がない等製版工程に欠点を生じることが一切無く、感
光性樹脂版の未露光版の側面樹脂の粘着性を除去するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる現
状を改善するため、感光性樹脂版の未露光版の側面樹脂
の粘着性を除去する方法を鋭意検討した結果、波長30
0nm以下の光を、未露光版の側面樹脂に照射すること
によって、粘着性を除去することが可能であることを見
出し、本発明を完成するに到った。すなわち、本発明
は、粘着性を有する感光性樹脂版の未露光版の側面に、
波長300nm以下の光を粘着性が消失するまで照射す
ることを特徴とする粘着性を有する感光性樹脂未露光版
側面処理方法および粘着性を有する感光性樹脂版の未
露光版の側面に、波長300nm以下の光を粘着性が消
失するまで照射した後、前記未露光版全体の水膨潤度が
2.0重量%以上保持していることを特徴とする粘着性
を有する感光性樹脂未露光版の側面処理方法である。
【0006】本発明において用いられる感光性樹脂版と
して例えば、水系、アルカリ水溶液系あるいはアルコー
ル系洗出し液に溶解あるいは膨潤するポリアミドを必須
成分とするポリアミド系感光性樹脂、ポリビニルアルコ
ールを必須成分とするポリビニルアルコール系感光性樹
脂、低分子不飽和基含有ポリエステルを必須成分とする
ポリエステル系感光性樹脂、アクリル系低分子量ポリマ
ーを必須成分とするアクリル系感光性樹脂、及びポリウ
レタンを必須成分とするポリウレタン系感光性樹脂等が
挙げられる。これら感光性樹脂には光重合性不飽和単量
体、光増感剤その他が添加されることによって光硬化性
を付与している。
【0007】また最近感光性フレキソ版として、毒性安
全性の面から水系洗出し液に現像可能なものが提案され
ている。このうち、共役ジエン系炭化水素とα、β−エ
チレン性不飽和カルボン酸またはその塩を必須成分と
し、これにモノオレフィン系不飽和化合物とを含む共重
合体を含有するもの、共役ジエン系炭化水素重合体又は
共役ジエン系炭化水素とモノオレフィン系不飽和化合物
との共重合体、親水性高分子化合物および非気体状エチ
レン性不飽和化合物を含有する感光性エラストマー組成
物、α、β−エチレン性不飽和基を含有する疎水性オリ
ゴマー、エラストマーおよび水膨潤性物質を含有するも
の等が挙げられる。これらいずれも光重合性不飽和単量
体、光増感剤、その他が添加されており、光硬化性を付
与している。以上のように本発明において用いられる感
光性樹脂は種々挙げられるが、特に疎水性ポリマーと親
水性ポリマーを含有し粘着性が強い樹脂に有効である。
【0008】具体的には感光性樹脂組成物が水又は水性
現像液に、溶解又は膨潤する重合体とエチレン系不飽和
単量体と(及び)もしくは疎水性重合体と光開始剤とか
らなる方法で得られるものに有効である。たとえば特開
昭60−211451号、特開昭60−173055号
等がある。また前記感光性樹脂組成物の他に別途出願さ
れた特許出願明細書に記載されているもののような、す
なわち(A)ガラス転移温度が5℃以下の疎水性ポリマ
ー、(B)親水性ポリマー、(C)エチレン性不飽和化
合物、(D)前記成分(B)の溶解度が成分(A)の溶
解度より大である溶剤及び(E)光重合開始剤を含有
し、前記成分(B)の含有量が成分(A)より少ないこ
とを特徴とする感光性樹脂組成物であり、感光性樹脂未
露光版および印刷版において、該感光性樹脂層中に疎水
性ポリマーを主成分とする相を、親水性ポリマーを主成
分とする相が包囲している粒子が分散相として存在して
いることを特徴とする感光性樹脂組成物にも有効であ
る。
【0009】前記(A)成分であるガラス転移温度が5
℃以下の疎水性ポリマーとしては、汎用エラストマーと
して用いられているものが含まれる。例えば共役ジエン
系炭化水素を重合させて得られる重合体または共役ジエ
ン系炭化水素とモノオレフィン系不飽和化合物を重合さ
せて得られる共重合体、共役ジエン系炭化水素を含まな
い重合体等が挙げられる。共役ジエン系炭化水素として
は、1,3-ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等が使
用される。共役ジエン系炭化水素は単独で用いてもよい
し、2種類以上混合使用してもよい。
【0010】前記モノオレフィン系不飽和化合物として
は、スチレン、α−メチルスチレン、0−メチルスチレ
ン、m−メチルスチレン、P−メチルスチレン、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、アクリルアミド、メタクリルアミド酢酸ビニ
ル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等が使
用される。
【0011】共役ジエン系炭化水素を重合させて得られ
る重合体、又は、共役ジエン系炭化水素とモノオレフィ
ン系不飽和化合物を重合させて得られる共重合体として
は、ブタジエン重合体、イソプレン重合体、クロロプレ
ン重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−
イソプレン共重合体、スチレン−クロロプレン共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アクリロ
ニトリル−イソプレン共重合体、アクリロニトリル−ク
ロロプレン共重合体、メタクリル酸メチル−ブタジエン
共重合体、メタクリル酸メチル−イソプレン共重合体、
メタクリル酸メチル−クロロプレン共重合体、アクリル
酸メチル−ブタジエン共重合体、アクリル酸メチル−イ
ソプレン共重合体、アクリル酸メチル−クロロプレン共
重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重
合体、アクリロニトリル−イソプレン−スチレン共重合
体、アクリロニトリル−クロロプレン−スチレン共重合
体等が挙げられる。
【0012】共役ジエン系炭化水素を含まない重合体と
しては、塩素を特定量含有するエラストマー及び非共役
ジエン系炭化水素を挙げることが出来る。ゴム弾性を示
すものは、塩素含有率が50〜10重量%で、かつガラス転
移温度(以下Tgという)が5℃以下のポリマーであり、
例えば塩素原子を含有する単量体の重合、又は塩素原子
を含有する単量体と共重合しうる他の単量体との共重合
から得られる。又、塩素又は塩素を含む活性物質と塩素
原子を含有しない重合体を反応することからも得られ
る。具体的には下記のものを挙げることができる。エピ
クロルヒドリン重合体、エピクロルヒドリン−エチレン
オキシド共重合体、エピクロルヒドリン−プロピレンオ
キシド共重合体および、又はこれらとアリルグリシジル
エーテルの共重合体であるエピクロルヒドリンゴム〔大
阪曹達工業(株)製エピクロマー、Goodvich(株)製 H
YDRIN 、日本ゼオン(株)製 GECHRON、ゼオスパン、He
rcules(株)製 HERCLR 〕、塩素化ポリエチレン〔昭和
電工(株)製エラスレン、大阪曹達工業(株)製ダイソ
ラック、Hoechst (株)製 HORTALITZ、Dow Chemical
(株)製 DOWCPE 〕、塩化ビニル共重合体、塩化ビニリ
デン、塩素化ポリプロピレン、塩素化エチレン−プロピ
レンゴムなどが挙げられ、これらのポリマーは単独で
も、二種以上組合せて用いてもよい。ポリマーの塩素含
有率は、10〜50重量%、好ましくは15〜40重量%であ
り、この範囲をはずれると、その柔軟性が損なわれた
り、熱安定性が悪くなって、感光性樹脂組成物が硬すぎ
たり、着色が生じ易くなるので好ましくない。なお塩素
原子を含む共役ジエン系炭化水素重合体又はその共重合
体は主鎖中に炭素不飽和結合を含有するので、耐候性な
どの化学安定性が飽和結合のみの場合より劣る欠点があ
る。また光照射後の感光性樹脂組成物の物性は本発明に
おける(A)成分の性質に大きく依存するので、(A)
成分が本質的にゴム弾性体であることが好ましい。その
ため、そのTgは5℃以下が必要であり、特に−10℃以下
が好ましい。
【0013】なお本発明で用いられる感光性樹脂組成物
は、前記(A)成分であるポリマーのみならずこれと相
容性の良好かつ耐オゾン性のあるエラストマー、たとえ
ばアクリルゴム、ポリウレタン系エラストマーなどをブ
レンドしてもよい。なお(A)成分の全組成物中の含有
率は、印刷版としての物性および形状保持性を考慮して
20重量%以上、特に30重量%以上が好ましく、また光重
合性の点からみて、80重量%以下、特に70重量%以下が
好ましい。
【0014】次に(B)成分である親水性ポリマーと
は、水、または水を主成分として、アルカリ性水溶液、
酸性水溶液、有機溶剤、又は界面活性剤等を含む現像液
に可溶あるいは膨潤(分散)するポリマーを意味し、−
CO2M基、−SO3M基(Mは水素原子、周期表第I、II、II
I 族元素、アミン、アンモニウムを示す)、−NH2、−O
Hなどの親水基を有し、かつ鎖状で架橋の無いポリマー
である。このような親水性ポリマーの例として、ポリビ
ニルアルコール(PVA)カルボキシメチルセルロースな
どの汎用樹脂の他に(メタ)アクリル酸とジエン化合物
を共重合させたジエン系ゴム、無水マレイン酸で変性し
た液状ポリブタジエン、又特に効果的な骨格としては−
COOM(Mは水素原子、周期表第 I、II、III 族元素、
アミン、アンモニウムを示す)を50〜50,000当量/106
g有するポリマーであり、前記周期表第I、II、III 族
元素としては、ナトリウム、カリウム、リチウムなどの
アルカリ金属、カルシウム、マグネシウムなどのアルカ
リ土類金属、ホウ素、アルミニウムなどが挙げられる。
なお本発明において−COOM基が50当量/106g未満では
水に対する親和性が劣り中性水で現像することが難し
く、一方50,000当量/106gを超えると、耐水系インキ
性が劣るので好ましくない。
【0015】親水性ポリマーとして具体的には−COOM基
含有ポリウレタン、−COOM基含有ポリウレアウレタン、
−COOM基含有ポリエステル、−COOM基含有エポキシ化合
物、−COOM基含有ポリアミド酸、−COOM基含有アクリロ
ニトリル−ブタジエンコポリマー、−COOM基含有スチレ
ン・ブタジエン・コポリマー、−COOM基含有ポリブタジ
エン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリビニルアルコール(PVA)、カルボキシメチル
セルロース(CMC)、ヒドロキシエチルセルロース(HE
C)、メチルセルロース(MC)、ポリエチレンオキサイ
ド、ポリエチレンイミン、及び該化合物誘導体等が使用
できるが、これらに限定されるものではない。
【0016】なお前記親水性ポリマーに含有されるカル
ボキシル基の少なくとも一部を中和するために使用され
る化合物としては、水酸化リチウム、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム等アルカリ金属の水酸化物、炭酸リチ
ウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸アルカリ
金属塩、カリウムt−ブトキサイド、ナトリウムメトキ
サイド等のアルカリ金属のアルコキサイド、水酸化カル
シウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の
多価金属の水酸化物、アルミニウムイソプロポキサイド
を始めとする多価金属アルコキサイド、トリエチルアミ
ン、トリn−プロピルアミン等の第3級アミン、ジエチ
ルアミン、ジ−n−プロピルアミン等第2級アミンエチ
ルアミン、n−プロピルアミン等第1級アミン、モルホ
リン等の環状アミン、N,N-ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、N,N-ジエチルアミノエチル(メタ)
アクリレート等アミノ基含有(メタ)アクリレート、炭
酸アンモニウム等、アンモニウム塩、等を挙げることが
出来る。これらは、単独あるいは複数種組み合せて使用
してよい。また前記親水性ポリマーは−COOM基以外に親
水部としてポリオキシアルキレン鎖を有していてもよ
く、また架橋剤として作用できるようにエチレン性不飽
和基を含有していてもよい。
【0017】また(B)成分として前記親水性ポリマー
以外に例えば、水酸基、アミノ基、スルホン酸基等の親
水性基および/あるいはポリオキシアルキレン鎖を有す
るポリマーなどを併用してもよい。なお(B)成分の全
組成物中の含有率は、水系現像性や耐水系インク性を考
慮して、5〜50重量%、特に7〜40重量%がさらに7〜
30重量%が特に好ましい。また(B)成分の全組成物中
の含有率は、(A)成分より少ないことが必須であり、
(A)成分より多いと耐水系インク性が悪くなる。
【0018】(C)成分のエチレン性不飽和化合物は少
なくとも1個の末端エチレン性基を含有するものであ
り、この化合物は遊離ラジカル開始された連鎖生長付加
重合により高分子重合体を形成し得るものである。適当
なエチレン性不飽和化合物はポリオール類の不飽和エス
テル、特にα−メチレンカルボン酸とのかかるエステル
類であり、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、グリセロールジアクリレート、1,3-プロパンジオー
ルジ(メタ)アクリレート、1,4-ブタンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,2,4-ブタントリオールトリ(メ
タ)アクリレート、1,4-シクロヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,6-ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレートジアリルフタレート、フマル酸ジエチルエステ
ル、マレイン酸ジブチルエステルなどが挙げられ、また
N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−ラ
ウリルマレイミドなどのN置換マレイミド化合物、オリ
ゴニトリル・ブダジエンジ(メタ)アクリレート、オリ
ゴニトリル・ウレタン(メタ)アクリレート、オリゴウ
レタンジ(メタ)アクリレート、オリゴブタンジエンジ
(メタ)アクリレート、オリゴブタジエン・ウレタンジ
(メタ)アクリレートなどのオリゴ(メタ)アクリレー
トが挙げられ、これらは単独でも組合せて用いてもよ
い。
【0019】(C)成分の組成物中の含有率は1〜50重
量%が好ましく、1重量%より少ないと光重合性に支障
が出るため、現像後に画像が残らなくなる。逆に50重量
%より多いと形状保持性に支障が出る。また光照射後の
版が硬く、脆くなるため、フレキソ印刷用版材としては
不向きになるので好ましくない。さらに望ましくは5〜
40重量%である。
【0020】(D)成分である成分(B)の溶解度が成
分(A)の溶解度より大である溶剤としては、極性の高
い溶剤が挙げられる。即ち親水性ポリマー(B)成分を
膨潤、分散、溶解するが、疎水性ポリマーに対する膨潤
度が小さい溶剤である。このような溶剤として具体的に
は、水、炭素数が1〜5であるアルコール等を挙げるこ
とが出来、前記水にはアルキルベンゼンスルホン酸ソー
ダ、アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、アルキルス
ルホン酸ソーダ、アルキルエーテルスルホン酸ソーダな
どの界面活性剤や脂肪酸、水酸化リチウム、水酸化カリ
ウム、水酸化ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、酢酸ナトリウム、酢酸マグネシウムあるいはそ
れらの塩を含有していても良い。またアルコールとして
はメチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアル
コール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、
イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール、ペンチ
ルアルコール、ネオペンチルアルコールなどが挙げられ
る。更には(D)の要件を満たすものであれば、エステル
系、ケトン系、アミド系溶剤等を挙げることが出来る。
具体的には酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルブチルケトン、ホルムアミド、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどが挙
げられる。これらの溶剤は単独あるいは組み合せて混合
溶剤として使用することが出来る。
【0021】(D)成分は、感光性樹脂印刷版の性能発
現上全組成物中に含有される量が限定され、その範囲
は、全組成物に対して0.001重量%〜5重量%であり好
ましくは、0.001 重量%〜2.0 重量%未満である。(D)
成分の含有量が全組成物に対して5重量%を越えると、
光重合前の原版が軟くなりコールドフロー、塑性変形等
が発生することになり、また光重合、製版後のレリーフ
として、凸部の変形(いわゆるロースポット)を生じ、
鮮明な画像を得ることが出来ない。
【0022】(E)成分光重合開始剤としては、例えば
ベンゾフェノン類、ベンゾイン類、アセトフェノン類、
ベンジル類、ベンゾイン・アルキル・エーテル類、ベン
ジルアルキルケタール類、アントラキノン類、チオキサ
ントン類等が挙げられる。具体的には、ベンゾフェノ
ン、クロルベンゾフェノン、ベンゾイン、アセトフェノ
ン、ベンジルベンゾイン、メチルエーテル、ベンゾイン
エチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベ
ンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケター
ル、ベンジルジエチルケタール、ベンジルジイソプロピ
ルケタール、アントラキノン、2−クロルアントラキノ
ン、チオキサントン、2−クロルチオキサントン等があ
る。これらは組成物中、0.01〜5重量%含有されるのが
好ましい。0.01%より少ないと光重合開始能に支障が出
たり、5%より多いと、自ら庶光により硬化深度が得ら
れなくなり、現像により画像が欠け易くなるので好まし
くない。さらに望ましくは0.1〜3重量%である。
【0023】光架橋反応を抑制することなく、単に熱重
合のみを防止するために、前記要件(A)〜(E)以外
に、(F)熱重合禁止剤を0.001〜5重量%含有させて
もよい。有用な熱重合禁止剤としては例えば、ハイドロ
キノン、ハイドロキノンモノエチルエーテル、カテコー
ル、p−t−ブチルカテコール、2,6-ジ−t−ブチル−
p−クレゾールなどが挙げられる。
【0024】感光性樹脂組成物には他の可塑剤として、
液状ポリブタジエンゴム、液状ポリアクリロニトルブタ
ジエンゴム、液状ポリスチレンブタジエンゴム、液状イ
ソプレンゴム等の、液状ゴムやポリビニルクロライド、
塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、等の比較
的低分子量のエラストマー、シリカ、硅藻土等の微粉体
等を含有することができる。
【0025】前記感光性樹脂組成物を用いて、印刷原版
および印刷版を作成する方法としては、前記各組成分を
任意の順序により適当な溶剤、例えばテトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、メチルエチルケトン、トルエンシクロ
ヘキサノン、クロロホルム等及び水、アルコールを始め
とする親水性ポリマーを膨潤、分散、溶解させる溶剤す
なわち(D)成分に通常の条件で溶解混合し、溶剤を除
去して後適当な支持体、例えばポリエステル、ポリエチ
レン、ポリプロピレンなどのフイルムに加熱、圧着する
ことにより作成することが出来る。
【0026】以上の方法によって得られた未露光の感光
性樹脂版の側面樹脂の処理のために照射する光は、波長
300nm以下の光、望ましくは波長200〜300n
mの範囲の光が有効である。波長200nm以下の光の
照射は、大気中にオゾンを発生するので好ましくなく、
また300〜400nmの波長の光は、照射しても側面
の未露光樹脂の表面を完全に重合硬化させ、かつ粘着性
を充分に除去することはできない。波長300nm以下
の光を発生する光源としては、殺菌灯、重水素ランプ、
低圧水銀灯などが挙げられる。
【0027】本発明において、感光性樹脂版の未露光版
側面樹脂の、粘着性が消失するのに有効な中心波長2
54nmの光の照射は通常照度10〜50W/m2
好ましくは照度25〜35W/m2である。また光を照
射する時間は通常は1〜20分間、好ましくは5〜15
分間であり、20分間以上長時間照射しても、側面樹脂
の粘着性の消失性には、ある一定以上変化を与えない
し、未露光版の樹脂温度を高くするので好ましくない。
またこの光照射側面処理は大気中、又は不活性ガスのい
づれでも行うことができるが、粘着性の除去性効果に差
がないので、大気中で光照射するほうが有利である。
【0028】本発明において前記光照射後の未露光版の
水現像性を保つためには、水膨潤度は2.0重量%以上
が好ましく、2.0重量%未満では時間をかければ水現
像できるかもしれないが、実用的な現像時間での水現像
性がないので好ましくない。
【0029】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。なお実施例中、部とあるのは重量部を意味し、本発
明において水膨潤度は以下の方法によって測定した。水
膨潤度:感光性樹脂版の未露光版の側面を任意の照度お
よび時間で照射後、その5cm×2cm×1mmの試験
片を20℃に保った水に24時間浸漬させ、元の重量に
対する24時間後の重量増加分を百分率で示した。
【0030】実施例1 ヘキサメチレンジイソシアネート21.8部、ジメチロ
ールプロピオン酸15.4部、ポリテトラメチレングリ
コール(PG−100 日本ポリウレタン工業(株)
製)7.6部、およびジラウリン酸ジ−n−ブチルスズ
1.0部をテトラヒドロフラン300部に溶解した溶液
を攪拌機の付いた1リットルフラスコに入れ、攪拌を続
けながらフラスコを65℃に加熱し3時間反応を続け
た。別の容器で、末端アミノ基含有アクリロニトリル・
ブタジエンオリゴマー(HycarATBNX 130
0×16宇部興産(株)製)55.3部をメチルエチル
ケトン100部に溶解して調整した溶液を上記の1リッ
トルフラスコ内に室温下で攪拌しながら添加した。得ら
れたポリマー溶液を減圧乾燥してテトラヒドロフラン、
メチルエチルケトンを除去し、数平均分子量が2100
0のポリマーを得た。次に該ポリマー100部をメチル
エチルケトン100部に溶解した溶液に、水酸化リチウ
ム4.8部をメチルアルコール100部に溶解した溶液
を室温下で攪拌しながら添加し、さらに30分間攪拌す
ることによって親水性ポリマー〔I〕を得た。
【0031】上記親水性ポリマー〔I〕10部、疎水性
ポリマーとして、塩素化ポリエチレン(H−135 大
阪曹達(株)製)45部、スチレン・ブタジエンゴム
(JSR1507 日本合成ゴム(株)製)15部、ブ
タジエンオリゴアクリレート(PB−A 共栄社油脂
(株))28.5部、ベンジルジメチルケタール(イル
ガキュア651、チバガイギー(株)製)1部およびハ
イドロキノンモノメチルエーテル0.5部をトルエン4
0部、水10部に溶解、分散、混練、脱泡後、感光性樹
脂組成物を得た。該組成物をヒートプレス機で105
℃、100kg/cm3の圧力で、125ミクロンメーター厚
みのポリエステルフイルムと、同じポリエステルフイル
ム上にヒドロキシエチルセルロースを片面にコートした
ポリエステルフイルム間で、ヒドロキシエチルセルロー
ス層が感光性樹脂と接するよう1分間加熱加圧して厚さ
2.8mmの感光性樹脂版を作成した。
【0032】得られた感光性樹脂版の側面樹脂は粘着性
を有しており、薄い紙なら簡単に付着してしまう性状の
ものであった。そこでこの版の表面を光が当たらないよ
う覆い隠し、側面樹脂に対してのみ大気中において、中
心波長254nmの殺菌灯の光を照度30w/m2で5
分間以上照射したところ、表面粘着性が完全に除去さ
れ、薄い紙が付着することはなく、またこの未露光版の
水膨潤度は2.5重量%であった。なお、この版に同じ
光を再び照射しても表面粘着性には全く変化はなかっ
た。そしてこの側面処理を施した感光性樹脂版を遮光性
袋内に保存し経時変化を調べたところ、大気中における
表面粘着性除去効果の減衰はみられず、この版に更に中
心波長360nmの紫外線蛍光灯の光を照射してみて
も、表面粘着性には全く変化はなかった。次にこの版を
製版し印刷版を作製したところ、側面樹脂の粘着性防止
効果に伴う未露光版内部の感度変化はみられず、側面樹
脂の表面のみ効果的に作用していることが判った。
【0033】実施例2 実施例1と同じ組成の感光性樹脂版を作製し、この版に
対し表面は光が当たらないよう覆い隠し、側面樹脂に対
してのみ大気中において、中心波長254の殺菌灯の光
を照度10w/m2 で5分間照射したところ、表面粘着
性は完全に除去できず、10分間以上照射したところ、
表面粘着性は完全に除去可能であった。また同じ光を照
度40w/m2 で照射したところ、表面粘着性は4分間
で完全に除去可能であった。なお前記各殺菌灯照射後の
未露光版はいずれも2.5〜2.8重量%であり、水現
像性に全く影響はなかった。
【0034】実施例3 実施例1において塩素化ポリエチレンのかわりにスチレ
ン−ブタジエン−スチレン−ブロック共重合体(クレイ
トン1101シェル石油化学社製)を用いた以外全て実
施例1と同様にして感光性樹脂版を作製し、側面樹脂に
対してのみ大気中において中心波長254nmの殺菌灯
の光を照度30w/m2 で5分間以上照射したところ、
表面粘着性が完全に除去され、水膨潤度が2.6重量%
の感光性樹脂版の未露光版が出来た。
【0035】実施例4 実施例1においてそれぞれ塩素化ポリエチレンのかわり
にエピクロルヒドリンゴム(エピクロマーH ダイソー
(株)製)を用いた以外全て実施例1と同様にして感光
性樹脂版を作製し、側面樹脂に対してのみ大気中におい
て中心波長254nmの殺菌灯の光を照度30w/m2
で5分間以上照射したところ、表面粘着性が完全に除去
され、水膨潤度が2.5重量%の感光性樹脂版の未露光
版が出来た。
【0036】比較例1 実施例1と同じ組成の感光性樹脂を作製し、この版に対
し表面は光が当たらないよう覆い隠し、側面樹脂に対し
てのみ大気中において、中心波長360nm紫外線蛍光
灯の光を照度90w/m2 で5分間以上照射したとこ
ろ、表面粘着性はほとんど除去されず、また水膨潤度が
0.8重量%しかないため水現像ができなかった。
【0037】
【発明の効果】以上、かかる構成よりなる本発明の側面
処理方法は、感光性樹脂版の未露光版の側面樹脂の粘着
性を除去するのに、簡易でかつ効果的に実用可能なもの
である。これにより、包装材への未露光版の側面樹脂の
付着、作業台、露光台または真空密着シートへの未露光
樹脂の付着、未露光版側面へのゴミ等の付着、操作の際
の未露光樹脂の手への付着などの問題が解決でき、製版
工程におけるハンドリング性の欠点は生じることが一切
なくなった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−135838(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/38 G03F 7/00 502

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着性を有する感光性樹脂版の未露光版の
    側面に、波長300nm以下の光を粘着性が消失するま
    で照射することを特徴とする粘着性を有する感光性樹脂
    未露光版の側面処理方法。
  2. 【請求項2】粘着性を有する感光性樹脂版の未露光版の
    側面に、波長300nm以下の光を粘着性が消失するま
    で照射した後、前記未露光版全体の水膨潤度が2.0重
    量%以上保持していることを特徴とする粘着性を有する
    感光性樹脂未露光版の側面処理方法。
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