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JP3115341U - 岩盤浴用浴床 - Google Patents

岩盤浴用浴床 Download PDF

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Abstract

【課題】 限られたスペースの中でも、最小限度のプライバシーが保たれ、ゆったりとした雰囲気の中で岩盤浴を満喫できる岩盤浴用浴床を提供する。
【解決手段】 上から下へ順に、遠赤外線照射能を有する岩盤浴床部、熱源部、モルタル部、軽量断熱部の層状構造を呈する岩盤浴用浴床であって、該岩盤浴床部の浴床面が室内の床面から30〜60cmの高さ(H)に形成される。
【選択図】 図3

Description

本考案は、本来的に微弱な電流を保有しており、熱を加えることによって遠赤外線効果とマイナスイオン効果とを同時に発生する自然石、或いは該自然石の粉末や砕石粒子を、モルタル等によって固めることによって得られた岩盤浴用浴床に関する。
近時身体に負担を掛けずに発汗作用を促し、新陳代謝機能を亢進して心身の疲労回復や健康維持に、優れた効果が期待される岩盤浴が注目を集め、新たな浴用施設として広がりつつある。この岩盤浴は本来的に微弱な電流と遠赤外線照射能を有する自然石、または該自然石の粉末や鉱石等の粉砕粒子を、モルタルなどで固めることによって成形された岩盤を、施設内の床面にベッドのように敷き詰めて岩盤浴用浴床を形成し、該浴床の裏側に予め配設された温熱パイプや電熱ヒーターを操作して、該浴床の表面温度が45〜48℃前後となるように調整し、該岩盤浴用の浴床上をタオルやシーツなどで覆い、その上に着衣のままで横臥したり或いは座することにより身体を温め、自然な発汗を無理ないように繰り返して促すものである。
この岩盤浴を手軽な温熱治療の一環として捉え、痩身効果、美容効果、癒し効果、健康維持、自然治癒力の増進等のシステムを提供する施設が数多く提案されている。例えばトルマリン鉱石をモルタル等で固めて平坦な岩盤を形成し、該岩盤を室内にベッドのように敷き詰めることによって浴床を形成し、該浴床に対して床暖房の要領で加熱し、岩盤が発生する遠赤外線効果とマイナスイオン効果とを、同時に享受しようとする簡便な岩盤浴用ベッド(例えば特開2004−130047号公報)が提案されている。
また、暖房機能を有する室内床面上に石材を敷設して、天然の岩盤浴に近似した効能を得ようとする温浴施設が提案され、その岩盤浴用浴床として図6に示すような多層構造の浴床が開示されている。該浴床の具体的構造は、土間コンクリート61の上に防水シート62が敷き詰められ、その上に断熱材63とラス材64を介しての上下2段組の温水パイプ65が敷設され、さらにその上に保護コンクリート層66が設けられ、該保護コンクリート層66を介しての育成波コンクリート層67を形成し、該育成波コンクリート層67によって適宜に区画されたスペースに、原石平板68を略面一状に埋設することによって岩盤浴用浴床60が、施設室内に多数敷き詰められると共に、前記2段組の温水パイプ65に、専用のボイラ(図示を省略)から循環給湯可能とする温水を通流して前記浴床を加温するように構成(例えば、特開2005−87651号公報)されている。
ところで近時、上記の岩盤浴も従来の温泉ブーム同様、単に健康志向型の治療的効果を期待するだけに止まらず、所謂癒し効果をベースとする精神的なストレスを解消するための手段の一つとしてのニーズが高まっている。そこで上記従来技術において特開2004−130047号公報における岩盤浴用ベッドは、簡便な構造であるが故に施設の建設コスト、ランニングコスト等を低く抑えることができるため、老人介護用のデイサービスなどにおける付帯施設としては、一定の用途が期待されるが、ゆったりとした雰囲気の中で癒し効果を中心とした岩盤浴を楽しもうとする要望に対しては、些か窮屈で期待はずれな面が残されていた。一方、特開2005−87651号公報における岩盤浴用浴床は、施設全体の温湿度の管理や水はけ等に関しては十分な配慮がなされ、個々の浴床に関しても温水パイプを2段組にするなど、原石平板によってもたらされる育成波エネルギーを、最大限に発生させるための新規な工夫がなされているが、多層に形成される個々の浴床の構造が複雑で製造コストが上昇するばかりでなく、コンクリート層や断熱材層が多重に設けられるために総重量が増加して、例えば高層ビルの高層階の室内などに施設を建設する場合には、それが原因して思わぬ制約を受けるという問題がある。また、当該施設内における個々の浴床は、もともと温浴治療を主たる目的として施工されているために、床暖房に岩盤浴用の浴床を付加した程度の構造であり、通常該浴床が通路となる室内の床面に対してほぼ面一に形成されていることが多く、室内に浮遊して散乱する不可避の塵埃に対しては十分な対策が採られておらず、衛生上未解決な課題として残されていた。加えて例えば浴床に横臥する入浴者の枕元を他人が歩行することが避け難く、精神衛生上においても好ましからざる問題であり、さらに、隣接する浴床との間には殆ど間隔も設けられず、かつ浴床間に間仕切りも設けられていないため、例えば見知らぬ隣人との間に一定の緊張感を抱かざるを得ず、早急に解決を望まれる大きな課題であった。
従って、本考案の目的は、室内に浮遊して散乱する不可避の塵埃に対して配慮されたものであり、また軽量にも拘わらず強度が十分で、高層ビルの高層階の室内などに施設でき、また隣の人との緊張感を感じることがない癒し効果を存分満喫できる岩盤浴用浴床を提供することにある。
かかる実状において、本考案者は、鋭意検討を行った結果、遠赤外線照射能を有する岩盤浴床部、熱源部、モルタル部、軽量断熱部の層状構造であって、該岩盤浴床部の浴床面が室内の床面から一定の高さを保つ構造とすれば、室内に浮遊して散乱する塵埃の浴床への混入を防止でき、また軽量にも拘わらず強度が十分で、高層ビルの高層階の室内などに施設できること、更に隣接する浴床との間に所定の間隔を設けるように配置すれば、岩盤浴によってもたらされる遠赤外線効果やマイナスイオン効果に加え、施設内における限られたスペースの中でも、最小限度のプライバシーが保たれ、ゆったりとした雰囲気の中で岩盤浴を満喫できることなどを見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、上から下へ順に、遠赤外線照射能を有する岩盤浴床部、熱源部、モルタル部、軽量断熱部の層状構造を呈する岩盤浴用浴床であって、該岩盤浴床部の浴床面が室内の床面から30〜60cmの高さ(H)に形成されることを特徴とする岩盤浴用浴床を提供するものである。
また、本考案は、前記熱源部と前記モルタル部は、熱源が埋設されたモルタル部であることを特徴とする前記岩盤浴用浴床を提供し、前記軽量断熱部が、厚さ10〜40cmのウレタンフォームであることを特徴とする前記岩盤浴用浴床を提供し、また、本考案は、前記熱源部が、温熱パイプ若しくは電熱ヒーターが配設されることを特徴とする前記岩盤浴用浴床を提供し、また、本考案は、側壁を構成する方形の枠体が、軽量ブロックによって形成されることを特徴とする前記岩盤浴用浴床を提供し、また、本考案は、室内の床面に複数併設されることを特徴とする前記岩盤浴用浴床を提供し、また、本考案は、前記岩盤浴用浴床が、隣接する浴床との間に少なくとも30cmの間隔を設けるようにして、設置されることを特徴とする前記岩盤浴用浴床を提供し、また、本考案は、前記岩盤浴用浴床と隣接する岩盤浴用浴床との間に、仕切り板が設けられることを特徴とする前記岩盤浴用浴床を提供し、また、本考案は、前記岩盤浴用浴床を、間に仕切り板を設けた2連式の構造とし、隣接する該2連式浴床同士の間に少なくとも30cmの間隔を設けるようにして、設置されることを特徴とする前記岩盤浴用浴床を提供し、また、本考案は、前記2連式浴床の枕もと近辺の空間に、両者兼用のサイドテーブルが併設されることを特徴とする前記岩盤浴用浴床を提供し、また、本考案は、室内に、5床〜50床併設されることを特徴とする前記岩盤浴用浴床を提供するものである。
本考案による岩盤浴用浴床は、室内に浮遊して散乱する塵埃の浴床への混入を防止できる。また、軽量にも拘わらず強度が十分であるため、施設そのものの基礎工事等に特別な配慮を要することも省略され、浴用施設全体を低コストで建設することができる。特に、高層ビルの高層階の室内などにも施設できる。また、浴床近辺の床面を歩行する他人の足元を見るという不快感から解放され、同時に隣接する浴床に存在する他人によってもたらされる緊張感も和らいで、のどかで健全な精神状態を維持しながら、心地よい状態で岩盤浴を楽しむことができる。このように精神衛生上においても優れた状態で岩盤浴に浸ることにより、快適な発汗作用や新陳代謝機能の亢進がより一層増進され、その効果が増幅する。
本考案の岩盤浴用浴床は、上から下へ順に、遠赤外線照射能を有する岩盤浴床部、熱源部、モルタル部、軽量断熱部の層状構造又は遠赤外線照射能を有する岩盤浴床部、熱源を埋設したモルタル部、軽量断熱部の層状構造を呈する。岩盤浴床部としては、例えば微弱な電流と遠赤外線照射能を有する自然石、又は該自然石の粉末や鉱石等の粉砕粒子をモルタルで固めた板状物が挙げられる。岩盤浴用浴床の厚みは通常2〜5cm、好ましくは3cm前後である。
熱源部は、浴床の表面温度を例えば40〜50℃前後となるように加温するものであり、例えば温熱パイプ若しくは電熱ヒーターが配設されている。温熱としては、温水や温風などである。加温手段のいずれの場合であっても、岩盤浴床から発生する遠赤外線効果とマイナスイオン効果には何ら影響されるものではなく、本考案の岩盤浴用浴床によるストレス解消作用と、それによってもたらされる精神的な解放感とが相乗的に作用し、健全な状態での健康維持が効果的に増進される。熱源部及びモルタル部の厚みは、それぞれ通常5〜15cm、好ましくは10cm前後である。なお、熱源部及びモルタル部はそれぞれ明確な層である必要はなく、モルタル部中に温熱パイプ(熱源部)が埋設された層等も本考案の範囲に含まれる。
軽量断熱部は、床面より高くなった浴床を支持すると共に、熱源部の熱が逃げないよう断熱するものである。軽量断熱部としては、厚さ10〜40cm、好ましくは15〜35cmのウレタンフォームが、上記機能を十分に発揮すると共に、軽量化を図ることができる点で好ましい。また、本考案の岩盤浴床部は側壁である方形の枠体、例えば軽量ブロック上に載置された構造とし、該方形の枠体内であって、岩盤浴床部から下方へ順に、熱源部、モルタル部、軽量断熱部の層構造を採るものであってもよい。本考案の岩盤浴用浴床は、数百kg以上の重量を支持することが要求されると共に、高層ビルの高層階に室内に5床以上、多い場合は30〜50床併設するものであるが、ウレタンフォーム又はウレタンフォームと軽量ブロックの使用により強度と軽量化の問題を一挙に解決することができる。
本考案において、岩盤浴用浴床の浴床面は室内の床面から30〜60cm、好ましくは27〜57cmの高さ(H)に形成されることが好ましい。その高さが30cm未満の場合は施設床面等に不可避な状態で浮遊放置される微細な塵埃に対し、衛生面での配慮が十分に行き届かず、しばしば不快感を味合うことが危惧されるためであり、60cmを超えると年配者等の昇降に不自由を感じさせる上に、落下等の万一の事故に対する安全上の配慮を優先するためである。
本考案の岩盤浴用浴床において、隣接する浴床との間に30cm以上、好ましくは40cm以上の間隔を設けるようにして、設置されることが好ましい。このような空間を設けることで隣接する浴床を利用する他人に対する緊張感が大幅に緩和される。また、本考案の岩盤浴用浴床は、浴床を形成する方形の枠体が軽量ブロックによって形成されているものが、廉価な部材であると共に施工が容易であり、軽量化を図れる点で好ましい。
本考案の岩盤浴用浴床を施工する方法としては、例えば浴床を形成する方形の枠体が軽量ブロックによって形成され、遠赤外線放射能を有する自然石からなる岩盤を基材として成形された浴床の裏面に、熱源となる温熱パイプ若しくは電熱ヒーターをそれぞれ複数配設し、さらにその内側の空間に断熱材を兼ねるウレタンフォームを充填した後、熱源部と断熱材をモルタルによって固定する方法が挙げられる。なお、この際、前記岩盤浴用の浴床面が室内の床面に対して、30〜60cmの高さとなるよう施工される。
以下本考案を添付した図面に基づいてさらに詳細に説明する。図1は本考案によって形成された岩盤浴用浴床を複数配置した浴用施設の一部を示す要部平面図、図2は図1における要部の拡大平面図、図3は図2におけるA−A線に沿って見た図、図4は本考案の岩盤浴用浴床の単体を示す側面図、図5は本考案に係る他の岩盤浴用浴床を示す要部平面図である。以下、岩盤浴床部は、単に「浴床部」とも言う。
以下本考案を実施例によりさらに具体的に説明するが、本考案はこれにより拘束されるものではなく、本考案の主旨の範囲内において自由に設計変更が可能である。
図1において、室内の保温や湿度を有効に活用するために、限られたスペースに可能な限り多くの浴床を設置して、消費するエネルギーを削減してランニングコストの節減を図るという、所謂省資源省エネルギーに資するという見地に関しては、状来のこの種の施設と基本的には何ら変わるところがない。然しながら図1に示される岩盤浴用浴床10は、図2に拡大して示すように隣接する浴床10との間に一定の間隔Wが設けられ、加えて隣接する浴床10間における該間隔Wの枕元近傍に、個々の入浴者専用のサイドテーブル4が設けてあり、さらに同施設内の既存床面2であってメイン通路21に接する前記浴床10の側面には、該浴床10の全長とほぼ同じ長さの仕切り板(パーテーションB)31が設けられ、一方、隣接する浴床10間においては該浴床10の全長に対して約1/2の長さの仕切り板(パーテーションA)32が設けられている。それぞれの仕切り板31および32の形態や高さについては任意であり、意匠性等を考慮して適宜に備え付けることができる。
岩盤浴用浴床10の浴床部1は、施設内における上記配置に加えて図2に拡大して示すように浴床部1としての実効幅Dが1m、全長Lが2mであり、そのほぼ中心部に長さlが1.5m、幅dが0.7m、深さが1cmの長方形の貴宝石岩盤埋設スペースが形成され、貴宝石粉末とモルタルとを混錬して得られたペーストを、板状にして焼成することによって成形した貴宝石岩盤11を埋設して岩盤浴用浴床10とした。岩盤浴用浴床10の施工において、図3および図4に示すように浴床10の枠体14は既存床面2に、その一部を埋没させた軽量ブロックの積み重ねによって形成され、本実施例においては既存床面2から岩盤浴用浴床1の床面までの高さHを40cmに形成し、該枠体14における貴宝石岩盤11までの空間に、断熱材を兼ねるウレタンフォームが充填材15として充填され、該充填材15の上にモルタル13を介して通湯管12が配置されている。該通湯管12は充填材15と浴床となる貴宝石岩盤11との間に、複数に折り曲げられて配置され、モルタル13によって固定されることにより、該岩盤11裏面から浴床全面をほぼ満遍なく加温するよう構成されているが、該通湯管12の両端部は、予め既存床面2に埋設された図示を省略する温水パイプに連結している。なお、該温水パイプは、循環給湯可能なボイラに直結して既存床面を介して埋設されており、施設全体の岩盤浴床が該温水パイプを介して循環可能に給湯されている。循環可能なボイラによって温水パイプに流出する温水の温度は、通常60〜70℃程度の領域で自動的に集中管理されるが、個々の岩盤浴用浴床10の表面温度は、各浴床1ごとに40〜50℃程度の範囲内でコントロールすように構成され、利用者それぞれの体調や好みに合わせ、安全管理上問題のない範囲内で快適な岩盤浴を体験することができる。
上記の如く本実施例による岩盤浴用浴床10は、限られた浴用施設内にあるにも拘らず、個々の浴床10における床面の高さHが、施設既存の床面2に対して僅かに40cmの高さにあることにより、該床面2上に浮遊・放置される不可避の微細塵埃等に対する衛生上の配慮が格段に優れたものとなる。また、隣接する浴床10との間における間隔Wが本実施例においては43cmとしたが、これだけの空間が確保されただけで隣接する浴床10を利用する他人に対する緊張感が大幅に緩和され、所望によって設けられるメイン通路21の長い仕切り板31や、隣接する浴床10間に設けられる短い仕切り板32によって、より一層のプライバシーが確保され、さらに所望によって設けられる上記専用のサイドテーブル4に、趣味の健康飲料や書物等を持ち込むことにより、よりリラックスした雰囲気の中で余裕を持って、遠赤外線とマイナスイオン照射による効果的な岩盤浴を楽しむことができる。一方、岩盤浴用浴床10の施工方法によれば、通常市販の原材料を使用して比較的簡便な作業の繰り返しによって形成される浴床10であるにも拘らず、上記のように優れた成果が得られる上に、形成された該岩盤浴用浴床10は極めて軽量であることから、補強用資材が不要となるなど施設全体に対する建設コストの削減が可能となり、その上地球環境保護の観点から特に問題となる省資源・省エネルギー化を実現して、ランニングコストの大幅な節減が可能となることも確認された。
施設内のスペースをより有効に活用することを目的とし、図5に示すように岩盤浴用浴床として2連式浴床10aをベースとして配置し、隣接する2連式浴床10aとの間に43cmの間隔Waを設け、該間隔Waにおける枕もとの近辺には所望により2者兼用のサイドテーブル4aを備え、前記2連式浴床10aの間には該浴床10aの全長に対して役1/2程度の仕切り板32aを設けた以外は、上記実施例1度同様にして岩盤浴用浴床10aを施工し、浴用施設内に配置した。当該浴床10aにおける精神的な解放感等に関しては、実施例1には及ばず、一定の緊張感が拭えずに残されていたが、既存床面2に対する岩盤浴浴床10aの高さが同等に確保されていることにより、実質的な衛生面では十分な配慮が感知され、既存床面2に対する高さが殆ど確保されていない従来の岩盤浴用浴床に比較して、明確な心地よさが体験され、快適な精神状態で遠赤外線と、マイナスイオン照射による効果的な岩盤浴を享受できることが確認された。
本考案による岩盤浴用浴床は、一戸建てやマンション等の家庭、高層ビルの高層階及び健康ランド、エステサロン等の健康美容施設に設置されて使用される。本考案による岩盤浴用浴床は、隣接する浴床との間に所定に間隔を保つよう配置したので、各利用者間における最小限度のプライバシーが確保され、加えて所望により隣接する浴床間に仕切り板が設けられたり、或いはサイドテーブルを備えることによって、より優雅な雰囲気の中で岩盤浴を楽しむことができ、岩盤浴そのものによってもたらされる遠赤外線効果や、マイナスイオン効果がより一層増幅される。一方、通常市販の原材料を使用して比較的簡便な作業の繰り返しによって形成される当該岩盤浴用浴床は、構造上極めて軽量であることから、補強用資材が不要となるなど施設全体に対する建設コストの削減が可能となり、高層階における施設も可能となり、その上地球環境保護の観点から特に問題となる省資源・省エネルギー化を実現して、ランニングコストの大幅な節減が可能となることも確認されているので、健康ランド等気軽に楽しめる岩盤浴施設として、幅広く利用されることが期待される。
本考案の一実施例の岩盤浴用浴床を複数配置した浴用施設の一部を示す要部平面図である。 図1における要部拡大平面図である。 図2におけるA−A線に沿って見た図である。 同実施例における岩盤浴用浴床の単体を示す一部が断面の側面図である。 本考案の他の実施例による岩盤浴用浴床を示す要部平面図である。 従来の岩盤浴用浴床を説明するための要部縦断側面図である。
符号の説明
10、10a 岩盤浴用浴床
1 浴床部
2 既存床面
3 仕切り板(パーテーション)
4、4a サイドテーブル
11、11a 岩盤床(貴宝石)
12 通湯管
13 モルタル
14 枠体(軽量ブロック)
15 充填材(ウレタンフォーム)
21 メイン通路
22 サブ通路
31 長い仕切り板(パーテーションB)
32、32a 短い仕切り板(パーテーションA)

Claims (11)

  1. 上から下へ順に、遠赤外線照射能を有する岩盤浴床部、熱源部、モルタル部、軽量断熱部の層状構造を呈する岩盤浴用浴床であって、該岩盤浴床部の浴床面が室内の床面から30〜60cmの高さ(H)に形成されることを特徴とする岩盤浴用浴床。
  2. 前記熱源部と前記モルタル部は、熱源が埋設されたモルタル部であることを特徴とする請求項1記載の岩盤浴用浴床。
  3. 前記軽量断熱部は、厚さ10〜40cmのウレタンフォームであることを特徴とする請求項1又は2記載の岩盤浴用浴床。
  4. 前記熱源部は、温熱パイプ若しくは電熱ヒーターが配設されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の岩盤浴用浴床。
  5. 側壁を構成する方形の枠体が、軽量ブロックによって形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の岩盤浴用浴床。
  6. 室内の床面に複数併設されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の岩盤浴用浴床。
  7. 前記岩盤浴用浴床が、隣接する浴床との間に少なくとも30cmの間隔を設けるようにして、設置されることを特徴とする請求項6に記載の岩盤浴用浴床。
  8. 前記岩盤浴用浴床と隣接する岩盤浴用浴床との間に、仕切り板が設けられることを特徴とする請求項6または7に記載の岩盤浴用浴床。
  9. 前記岩盤浴用浴床を、間に仕切り板を設けた2連式の構造とし、隣接する該2連式浴床同士の間に少なくとも30cmの間隔を設けるようにして、設置されることを特徴とする請求項6に記載の岩盤浴用浴床。
  10. 前記2連式浴床の枕もと近辺の空間に、両者兼用のサイドテーブルが併設されることを特徴とする請求項9に記載の岩盤浴用浴床。
  11. 室内に、5床〜50床併設されることを特徴とする請求項6に記載の岩盤浴用浴床。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009285030A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Koseki Mineral Arashi No Yu:Kk 車椅子対応温熱風呂装置
JP2020029693A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 クラフトワーク株式会社 石張り構造体

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