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JP3016610U - 自転車変速機制御装置 - Google Patents

自転車変速機制御装置

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Publication number
JP3016610U
JP3016610U JP1995001158U JP115895U JP3016610U JP 3016610 U JP3016610 U JP 3016610U JP 1995001158 U JP1995001158 U JP 1995001158U JP 115895 U JP115895 U JP 115895U JP 3016610 U JP3016610 U JP 3016610U
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JP
Japan
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motor
control device
transmission
bicycle
tow bar
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JP1995001158U
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義 雄 徐
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 変速機の操作にほとんど力を必要とせず、走
行上の安全性に悪影響を及ぼすことのない自転車変速機
制御装置を提供する。 【構成】 変速機の牽引ワイヤ28に接続され、牽引ワ
イヤの牽引方向に往復移動可能なよう保持された牽引バ
ー27と、上記牽引バーにねじ込まれその正逆回転によ
り牽引バーを往復移動せしめるウォームギア223と、
モーター21と、上記モーターの回転を上記ウォームギ
アに伝達するギア列22とから構成された駆動ユニット
20と;上記牽引バーの移動量を検知するセンサー23
と;変速機の変速段数を指定するため運転者が操作する
スイッチ10と;上記スイッチの操作に応動してモータ
ーを作動せしめると共に、指定された変速段数に応じて
牽引バーが所定量移動したとき上記センサーの出力に基
づきモーターを停止せしめる電子的制御回路30と;か
ら構成される。変速操作を、ハンドルのグリップ近くに
設けたスイッチを押すだけで行なうことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自転車変速機用の制御装置に関する。 一般用の変速機付き自転車で、後輪の車軸部分に変速機を1組しか有さない自 転車の場合には、本考案の制御装置は、駆動ユニット、センサー、スイッチ及び 電子的制御回路が各々1組づつから構成され、ロードレース用の自転車で、後輪 の車軸部分とペダルのクランク軸部分とに2組の変速機を有する自転車の場合に は、本考案の制御装置は、駆動ユニット2組、センサー2組、スイッチ2組及び 両変速機兼用の電子的制御回路1組から構成される。
【0002】
【従来の技術】
ロードレース用の自転車に装備してある変速機の主な用途は、例えば、坂道を 上る際にできるだけ力を使わないようにしたり、路面が平坦な場合には空回りし ないようにするなど、レーサーが遭遇するであろう様々な路面状況に対応して、 体力の消耗を最小限に抑えながら効率よくレースを展開することにある。 また、レース用以外の一般の自転車の一部にも変速機を備えたものが提供され ているが、一般人が自転車を走行させる際には、必ずしもその変速機の長所をう まく利用しているとは言えない状況にある。 いずれにしても、従来の変速機の操作の多くは機械式を採用しており、そのコ ントロールレバーは通常ハンドル上に配置してあり、自転車の走行中に変速を行 いたい場合には、このハンドル上のコントロールレバーを操作するのであるが、 従来の機械式のコントロール装置においては下記のような問題点があった。
【0003】 (1) 操作する際に比較的大きな力を必要とする。 即ち、従来の機械的な操作方式にあっては、ハンドル上のコントロールレバー により変速機の牽引ワイヤを直接引っ張るようになっているため、その操作時に 比較的大きな力が必要とされるのである。
【0004】 (2) コントロールレバーを操作をする際にハンドル操作が不安定となり、バラ ンスを失いやすい。 即ち、自転車の走行中、運転者は両手でハンドルを握っているが、変速機のコ ントロールレバーの操作には比較的強い力を必要とするため、どちらか一方の手 をハンドルから離してコントロールレバーを操作しなければならない。そのため 変速操作時には片手で運転することになり、バランスを失いやすい。この現象は 、自転車を高速で走行させている際に特に起こりやすく、この種の機械式変速機 は自転車走行の安全面で悪影響があるという欠点がある。
【0005】 上記の如く、伝統的な機械式の変速機は、操作の簡便性及び安全性の点で問題 があり、より一歩進んだ改良が必要とされる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
これらの点に関して、考案者は多方面にわたる研究と試験を繰り返し、電子的 制御回路により変速機を操作できる自転車変速機制御装置の開発に成功した。 即ち、本考案の目的とするところは、変速機の操作にほとんど力を必要とせず 、走行上の安全性に悪影響を及ぼすことのない自転車変速機制御装置を提供する ことにあり、この目的は、以下の構成を有する本考案によって達成できる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は; 牽引ワイヤの引張り量に応じて、ペダルのクランク軸に取り付けられた1枚若 しくは複数枚の駆動スプロケットのいずれか1枚と、後輪の車軸に取り付けられ た複数枚の従動スプロケットのいずれか1枚との間のチェーンの懸渡しを複数段 に選択的に切り換える自転車変速機の制御装置であって; 上記牽引ワイヤに接続され、牽引ワイヤの牽引方向に往復移動可能なよう保持 された牽引バーと、上記牽引バーにねじ込まれその正逆回転により牽引バーを往 復移動せしめるウォームギアと、モーターと、上記モーターの回転を上記ウォー ムギアに伝達するギア列とから構成された駆動ユニットと; 上記牽引バーの移動量を検知するセンサーと; 変速機の変速段数を指定するため運転者が操作するスイッチと; 上記スイッチの操作に応動してモーターを作動せしめると共に、指定された変 速段数に応じて牽引バーが所定量移動したとき上記センサーの出力に基づきモー ターを停止せしめる電子的制御回路と; から構成されたことを特徴とする自転車変速機制御装置である。
【0008】 上記センサーとしては、ウォームギアに取り付けられた多数の光透過孔を有す る回転ディスクと、上記光透過孔を通過する光を検出するフォトカプラとから成 り、上記ウォームギアの回転量を検出することにより牽引バーの移動量を検知す る光学的センサーを採用することが推奨される。
【0009】 上記スイッチは、ハンドルのグリップ近くに取り付けることが推奨され、また 、上記駆動ユニットは、フレームのダウンチューブに取り付けることが推奨され る。
【0010】 上記電子的制御回路は、モーター駆動回路と、電流安定化回路と、電源センサ ー回路と、指示ランプ駆動回路と、アラーム音源駆動回路と、ディスプレイと、 メモリーと、これらの動作を制御するマイクロコンピューターとを含むものが好 適である。
【0011】 上記電子的制御回路及びモーター駆動回路は、所望の変速スプロケット段への チェーンの切換わり直前にモーターの回転速度を減少させるよう制御することが 推奨される。
【0012】 1回の変速操作に必要なモーターの回転数を超過し若しくは不足しているにも 拘わらず変速切換えがなされた場合には、上記電子的制御回路が、当該超過若し くは不足した回転数を記録し、次回の変速操作時に、本来必要なモーターの回転 数に当該超過若しくは不足した回転数を減算若しくは加算した数だけモーターを 回転せしめるように構成することが推奨される。
【0013】 後輪にだけ変速機を備えた一般向け自動車の場合は、後輪の車軸の複数枚の従 動スプロケットへのチェーン懸けを切り換える変速機のために、上記駆動ユニッ ト、センサー、スイッチ及び電子的制御回路が各々1組づつ設けられる。 また、ロードレース用の自動車の場合は、ペダルのクランク軸の複数枚の駆動 スプロケットへのチェーン懸けを切り換える変速機と、後輪の車軸の複数枚の従 動スプロケットへのチェーン懸けを切り換える変速機のために、それぞれ上記駆 動ユニットが2組、センサーが2組、スイッチが2組及び両変速機兼用の上記電 子的制御回路が1組設けられる。
【0014】
【作用】
上記の如き構成であると、ハンドル上に設けられたスイッチを押すことにより 駆動ユニットのモーターが作動して牽引バーが移動し、その移動量がセンサーに よって検知されて所定量移動したときにモーターが停止し、これにより牽引ワイ ヤが所定量引かれて、変速機が所望の段数に切り換えられるものであるから、切 換えのために運転者はスイッチを押すだけで済み、運転の安全性が失われること もない。
【0015】
【実施例】
以下、図面を参照しつゝ本発明を具体的に説明する。 図1は、本考案に係る自転車変速機制御装置の一実施例の主要構成要素の関連 を示す概念図、図2は、自転車のハンドルへのプッシュボタンスイッチ及び電子 的制御回路の取付状態を示す説明図、図3は、自転車のフレームへの駆動ユニッ トの取付状態を示す説明図、図4は、駆動ユニット及びセンサーの構成を示す説 明図、図5は、電子的制御回路の回路構成の一部を示す回路図、図6は、電子的 制御回路の回路構成の残りの一部を示す回路図である。
【0016】 図1には、ロードレース用の自転車で、ペダルのクランク軸部分と後輪の車軸 部分とに2組の変速機(前者を「前部変速機」、後者を「後部変速機」と言う。 以下同様。)を有する自転車のための本考案に係る制御装置が示されている。こ の場合には、それぞれの変速機のための2組のプッシュボタンスイッチ10,1 0と、2組のセンサー付き駆動ユニット20,20と、両変速機に兼用の1組の 電子的制御回路30とが設けられている。
【0017】 2個のプッシュボタンスイッチ10,10は、図2に示すように、自転車のハ ンドル11の左右のグリップ近くにそれぞれ取り付けてあり、左右どちらの手で もボタン押し操作が容易になされ得るようになっている。 電子的制御回路30は、後述するディスプレイや指示ランプが見やすいように 、ハンドル11の中央に取り付けられている。
【0018】 また、図3に示すように、後述するセンサー23を含む2組の駆動ユニット2 0,20は、トップチューブ40、ダウンチューブ41及びシートチューブ42 から成る自転車の三角形のフレームのうち、通常はダウンチューブ41に取り付 けられ、そのうちの1組の駆動ユニット20は図で手前側に、もう1個は裏側( 図では隠れて見えない。)に取り付けられる。
【0019】 次に図4について説明する。これは駆動ユニット20及びセンサー23の平面 図で、モーター21が1つ、減速用のギア列22が1組、センサー23が1セッ トで構成されている。ここでモーター21の回転軸にはギア210が固着してあ り、ギア列22との噛合わせにより伝動する構成となっている。
【0020】 ギア列22は、2枚の固定板220,220の間に枢支軸221、222及び ウォームギア223で保持されており、この2本の枢支軸221、222上には それぞれ2組の2段ギア241,242及び251,252が互いに噛み合った 状態でそれぞれ回転自在なように保持されている。この4個の2段ギアのうち、 初段のギア241はモーター21の回転軸のギア210との噛み合わせられ、後 段の減速ギア列にモーター21の回転を伝達するようになっている。
【0021】 また、ウォームギア223の一端にもギア26が固着してあり、当該ギア26 はギア列22の最後段の2段ギア252との噛み合わせられている。ウォームギ ア223のもう一端は冂型の牽引バー27の一端にねじ込まれており、その牽引 バー27の他端は、前部変速機もしくは後部変速機の牽引ワイヤ28に接続され ている。また、ウォームギア223の一端は固定板220を貫通して、その外端 にセンサー23の回転ディスク231が取り付けられている。
【0022】 本実施例では、センサー23としては光センサー方式を採用しており、駆動ユ ニット20の伝動プロセスの測定、図示した実施例ではウォームギア223の回 転量を測定することにより牽引バー27の移動量を検出し、その検出データを後 述する電子的制御回路30上に送って、電子的制御回路30ではこのデータに基 づいて変速動作が適正に行われるようモーター21の作動をコントロールする。 この光学的センサー23は、ウォームギア223の一端に取り付けた回転ディス ク231及びフォトカプラ230から構成されており、フォトカプラ230は電 子的制御回路30に接続されている。回転ディスク231の外周近くには、同一 半径上に等間隔で多数の光透過孔232が明けてあり、フォトカプラ230の光 源と受光素子は回転ディスク231を挟んでこの光透過孔232に臨む位置に設 置してある。従って、回転ディスク231が回転すると、上記光透過孔232が フォトカプラ230の光源の前を通過するつど受光素子が光を検知し、その数を 電子的制御回路30においてカウントすることにより、ウォームギア223の回 転量即ち牽引バー27の移動量を測定できるものである。
【0023】 モーター21を正転もしくは逆転させると、駆動ユニット20中の各2段ギア 241,242,251,252の順に回転が伝えられ、ウォームギア223が 正転もしくは逆転する。ウォームギアが正転もしくは逆転すると、牽引バー27 が図中左方向もしくは右方向に移動し、これにより牽引ワイヤ28を引き動かし て、変速機のチェーン懸け変更機構部分を駆動して変速を行なう。その際、セン サー23の回転ディスク231の回転量がフォトカプラ230により検知され、 これに基づき電子的制御回路30において牽引バー27の移動量が算出されて、 これが所定量に達した時点でモーター21の回転が停止され、変速機は運転者の 指定した所定の段数に切換えられる。
【0024】 電子的制御回路30の回路構成については、図5及び図6にその一実施例が示 されている。図面の都合上、図5と図6に分けて示したが、両図の回路は部分的 にコネクタ等により接続され、図5と図6に両方の回路を合わせて電子的制御回 路30が構成されるものである。
【0025】 而して、電子的制御回路30は、マイクロコンピューター31、モーター駆動 回路32、電流安定化回路33、電源センサー回路34、指示ランプ駆動回路3 5、アラーム音源駆動回路37等により構成されており、その内、マイクロコン ピューター31及びその周辺回路と各回路間の配線関係は以下の通りである。
【0026】 マイクロコンピューター31の入力端子25、26はコネクタ310を介して 2組の駆動ユニット20上の前記センサー23に接続してあり、当該センサー2 3からの出力信号が入力されるようになっている。
【0027】 マイクロコンピューター31の入力端子12〜15はそれぞれ2つのコネクタ 311、312に分かれて接続され、ハンドル上の左右のプッシュボタンスイッ チ10に接続している。
【0028】 マイクロコンピューター31の出力端子5〜8にはメモリー313が接続して あり、メモリー313には予め必要なデータが記録してあると共に、変速機を操 作する都度、回転ディスク231の停止位置を記録し、駆動ユニット20が再度 駆動される際、マイクロコンピューター31はメモリー313上に記録された現 位置のデータを検索し、牽引ワイヤ28の現位置からの必要移動距離を算出して 、センサー23により新たに検出されるデータとの比較を行いつゝ変速調整を行 う。
【0029】 マイクロコンピューター31の出力端子27、28及び11は、それぞれ指示 ランプ駆動回路35、36及びアラーム音源駆動回路37に分かれて接続されて おり、これら各回路に指示を与える。
【0030】 マイクロコンピューター31の出力端子32〜39は、ディスプレー38に接 続しており、変速段数の表示を行う。
【0031】 マイクロコンピューター31の入力端子16は、電源センサー回路34に接続 しており、当該電源センサー回路34は主に電池の電力状況を測定し、電力不足 のシグナルをマイクロコンピューター31に送る。するとマイクロコンピュータ ー31は、指示ランプ駆動回路35、36を介して指示ランプを点灯させ、使用 者に電池交換の必要性を表示する。
【0032】 また、マイクロコンピューター31の出力端子1〜4は、モーター駆動回路3 2に接続されている。当該モーター駆動回路32は、前部及び後部変速機のモー ター用に2系統設けられるが、図6では1系統のみを示してある。モーター駆動 回路32のコネクタ320は、駆動ユニット20上のモーター21に接続され、 その回転をコントロールする。
【0033】 マイクロコンピューター31の端子17には、測定コネクタ39が接続してあ り、スイッチがオンになると測定コネクタ39により装置の機能が正常に働いて いるかどうかのチェックが行なわれる。
【0034】 電流安定化回路33は、電子的制御回路30への供給電源を保護し、モーター 21の回転時に起こる電力異常により電子的制御回路30が誤動作するのを防止 する。
【0035】 上記の如く接続された電子的制御回路30及び各回路の機能、特に駆動ユニッ ト20とプッシュボタンスイッチ10の組合せ機能は以下の通りである。
【0036】 一方の変速機用のプッシュボタンスイッチ10上の2つのボタン(UP及びD OWN)を同時に押し、2秒後に離し、その後UPボタンのみを押すと、電子的 制御回路30は駆動ユニット20を駆動し、牽引バー27がゆっくりと移動して 牽引ワイヤ28を引き寄せる。これによりチェーンは変速機のUP側のギアへ順 次懸け変えられるので、所望の段に達したときもう一度2つのボタンを同時に押 すと、変速機の切換え動作は完了し、その時の牽引バー27の位置がセンサー2 3からマイクロコンピューター31を介してメモリ313に記録され、次の変速 操作時の比較データとして利用される。
【0037】 即ち、プッシュボタンスイッチ10を押すと、モーター21が回転し、ギア列 22を介して牽引バー27がゆっくりと移動する。これと同時に、ウォームギア 223に取り付けたセンサー23の回転ディスク231も回転し、フォトカプラ 230がその回転量を測定し、電子的制御回路30上のマイクロコンピューター 31はメモリー313内のデータを検索して、指定された段数までの必要回転数 に達した時点でモーター駆動回路32の駆動シグナルの出力を停止し、モーター 21を直ちに回転させる。一定時間が経過しても、牽引バー27がまだ所定位置 に達しない場合には、変速機の調整機構に何らかの故障が生じたことを意味する ので、この時マイクロコンピューター31はアラーム音源駆動回路37に信号を 送って、アラーム音を発し、運転者に停車してチェックするように促す。 もう一方の変速機の切換え操作も、もう一方のプッシュボタンスイッチ10を 用いて同じ方法で行なう。
【0038】 以上の切換え操作が完了すると使用が可能となる。 このように、自転車の運転中、運転者が変速を行ないたい場合には、親指でプ ッシュボタンスイッチ10のボタンを押すだけで、電子的制御回路30を経過し て駆動ユニット20のモーターが作動して変速が行なわれる。このとき、運転者 の手はハンドルのグリップ110を握ったまゝ親指でボタンを押すだけで済むか ら、変速操作時に運転バランスを崩すようなことはない。
【0039】 変速コントロールをより正確にするために、電子的制御回路30の制御機能に より、駆動ユニット20の切換え操作の減速作用と自動補正機能を持たせること ができる。 この減速作用とは、モーター21の回転量が必要回転数に達しそうになった際 、マイクロコンピューター31及びモーター駆動回路32の作用で、モーター2 1の回転速度を次第に減速して行く機能である。これにより、所望の段へのチェ ーンの切換わり直前に牽引バー27はゆっくりと移動するようになり、変速機の 段をゆっくりと確実に切り換えることができる。例えば、モーター21が10回 転することにより変速スプロケット段が一段切り換わるように設計されている場 合には、モーターが7〜8回転した時点で、マイクロコンピューター31がモー ター駆動回路32を介して、モーター21の回転速度を減速させ、残りの2〜3 回転については比較的緩慢な速度でモーターを回転させ、安定した変速スプロケ ット段の切換えを行なう。
【0040】 もう一つの自動補正機能とは、モーター21が予定回転数を越えて回転してし まった場合の補償機能である。このような場合には、前記センサー23の出力デ ータによりモーター21の回転数に誤差が生じたことが検知できるから、その誤 差を前記メモリ313に記録しておき、次に変速切換えが行われる際に、マイク ロコンピューター31が回転しすぎた分を引き、正確な切換え位置までもって行 く機能である。モーター21が10回転すると変速スプロケット段が一段だけ切 り換わるよう設計されている場合において、モーター21が既に12回転してし まった場合は、モーター21は2回分余計に回転したことになるので、マイクロ コンピューター31はセンサー23の出力に基づきこのデータを感知してメモリ ー313に記録しておき、次に切り換えが行われた際には余分な2回転分を自動 的に引いて、モーター21が8回転しかしないようにする。これにより、次の変 速操作時に変速機を所望の段に切り換えるだけでなく、切換え位置を正常な状態 に回復させることができる。
【0041】 図3は、本考案に係る自転車変速機制御装置の駆動ユニット20を自転車上に 装着する場合の装着図である。当該駆動ユニット20を自動車の三角形のフレー ムのうち望ましくはダウンチューブ41上に固定する。前部及び後部変速機用に 2個の駆動ユニットを取り付ける場合には、もう一方は同じ位置で裏側(図では 隠れて見えない。)に取り付けるとよい。この駆動ユニット20は、それ全体を カバーで覆う等の防水処置が施してある。しかし、前記牽引バー27は、カバー を貫通して外部に伸び、牽引ワイヤ28を介して変速機と接続しているため、牽 引バー27とカバーの間に隙間が生じてしまう。従って、駆動ユニット20はダ ウンチューブ41上に牽引バー27の出入りする側を下にして取り付けるのが望 ましいが、それでも雨が降った時などは雨水が牽引バー27とカバーの間の隙間 から浸入する惧れがあるから、充分な防水処置を施すことが必要である。
【0042】
【考案の効果】
本考案は上記の如く構成されるから、本考案によるときは下記のような各種の 長所を有する自転車変速機制御装置を提供することができる。
【0043】 (1) 電気的スイッチの操作性は正確で、伝統的な機械方式に比べると力を使わ ずに済み、その上簡便である。
【0044】 (2) 電気的スイッチをハンドルのグリップ付近に設置することにより、親指だ けで操作でき、ハンドルから手を離す必要がないから、運転のバランスを崩して しまうというような危険性がない。
【0045】 (3) マイクロコンピューターを含む電子的制御回路の機能により、切換え時の 減速作用と自動補償機能を持たせることができ、スプロケットの切換え動作をよ り正確にすることができる。
【0046】 (4) 防水処理を施した駆動ユニットを自転車のフレームのダウンチューブ上に 取り付けることにより、天候の影響を受けずに使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自転車変速機制御装置の一実施例
の主要構成要素の関連を示す概念図である。
【図2】自転車のハンドルへのプッシュボタンスイッチ
及び電子的制御回路の取付状態を示す説明図である。
【図3】自転車のフレームへの駆動ユニットの取付状態
を示す説明図である。
【図4】駆動ユニット及びセンサーの構成を示す説明図
である。
【図5】電子的制御回路の回路構成の一部を示す回路図
である。
【図6】電子的制御回路の回路構成の残りの一部を示す
回路図である。
【符号の説明】
10 プッシュボタンスイッチ 11 ハンドル 110 グリップ 20 駆動ユニット 21 モーター 22 ギア列 220 固定板 221,222 枢支軸 223 ウォームギア 23 センサ 230 フォトカプラ 231 回転ディスク 232 光透過孔 241,242,251,252 2段ギア 26,210 ギア 27 牽引バー 28 牽引ワイヤ 30 電子的制御回路 31 マイクロコンピューター 310〜312 コネクタ 313 メモリ 32 モーター駆動回路 320 コネクタ 33 電流安定化回路 34 電源センサー回路 37 アラーム音源駆動回路 35,36 指示ランプ駆動回路 38 ディスプレイ 39 測定コネクタ 40 トップチューブ 41 ダウンチューブ 42 シートチューブ

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】牽引ワイヤ(28)の引張り量に応じて、
    ペダルのクランク軸に取り付けられた1枚若しくは複数
    枚の駆動スプロケットのいずれか1枚と、後輪の車軸に
    取り付けられた複数枚の従動スプロケットのいずれか1
    枚との間のチェーンの懸渡しを複数段に選択的に切り換
    える自転車変速機の制御装置であって;上記牽引ワイヤ
    (28)に接続され、牽引ワイヤの牽引方向に往復移動
    可能なよう保持された牽引バー(27)と、上記牽引バ
    ーにねじ込まれその正逆回転により牽引バーを往復移動
    せしめるウォームギア(223)と、モーター(21)
    と、上記モーターの回転を上記ウォームギアに伝達する
    ギア列(22)とから構成された駆動ユニット(20)
    と;上記牽引バーの移動量を検知するセンサー(23)
    と;変速機の変速段数を指定するため運転者が操作する
    スイッチ(10)と;上記スイッチの操作に応動してモ
    ーターを作動せしめると共に、指定された変速段数に応
    じて牽引バーが所定量移動したとき上記センサーの出力
    に基づきモーターを停止せしめる電子的制御回路(3
    0)と;から構成されたことを特徴とする自転車変速機
    制御装置。
  2. 【請求項2】上記センサー(23)が、ウォームギア
    (223)に取り付けられた多数の光透過孔(232)
    を有する回転ディスク(231)と、上記光透過孔を通
    過する光を検出するフォトカプラ(230)とから成
    り、上記ウォームギアの回転量を検出することにより牽
    引バーの移動量を検知する光学的センサーである請求項
    1に記載の自転車変速機制御装置。
  3. 【請求項3】上記スイッチ(10)を、ハンドルのグリ
    ップ(110)近くに取り付けた請求項1に記載の自転
    車変速機制御装置。
  4. 【請求項4】上記駆動ユニット(20)を、フレームの
    ダウンチューブ(41)に取り付けた請求項1に記載の
    自転車変速機制御装置。
  5. 【請求項5】上記電子的制御回路(30)が、モーター
    駆動回路(32)と、電流安定化回路(33)と、電源
    センサー回路(34)と、指示ランプ駆動回路(35,
    36)と、アラーム音源駆動回路(37)と、ディスプ
    レイ(38)と、メモリー(313)と、これらの動作
    を制御するマイクロコンピューター(31)とを含む請
    求項1に記載の自転車変速機制御装置。
  6. 【請求項6】上記電子的制御回路(30)及びモーター
    駆動回路(32)が、所望の変速スプロケット段へのチ
    ェーンの切換わり直前にモーターの回転速度を減少させ
    る構造を有する請求項1に記載の自転車変速機制御装
    置。
  7. 【請求項7】上記電子的制御回路(30)が、1回の変
    速操作に必要なモーターの回転数を超過し若しくは不足
    しているにも拘わらず変速切換えがなされた場合に、当
    該超過若しくは不足した回転数を記録し、次回の変速操
    作時に、本来必要なモーターの回転数に当該超過若しく
    は不足した回転数を減算若しくは加算した数だけモータ
    ーを回転せしめる構造を有する請求項1に記載の自転車
    変速機制御装置。
  8. 【請求項8】後輪の車軸の複数枚の従動スプロケットへ
    のチェーン懸けを切り換える変速機のために、上記駆動
    ユニット(20)、センサー(23)、スイッチ(1
    0)及び電子的制御回路(30)を各々1組づつ設けた
    請求項1に記載の自転車変速機制御装置。
  9. 【請求項9】ペダルのクランク軸の複数枚の駆動スプロ
    ケットへのチェーン懸けを切り換える変速機と、後輪の
    車軸の複数枚の従動スプロケットへのチェーン懸けを切
    り換える変速機のために、それぞれ上記駆動ユニット
    (20)を2組、センサー(23)を2組、スイッチ
    (10)を2組及び両変速機兼用の上記電子的制御回路
    (30)を1組設けた請求項1に記載の自転車変速機制
    御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115352567A (zh) * 2019-12-18 2022-11-18 株式会社岛野 人力驱动车用控制装置及动力传递系统

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CN115352567A (zh) * 2019-12-18 2022-11-18 株式会社岛野 人力驱动车用控制装置及动力传递系统

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