JP3063758U - 模型車のトランスミッション装置 - Google Patents
模型車のトランスミッション装置Info
- Publication number
- JP3063758U JP3063758U JP1999003201U JP320199U JP3063758U JP 3063758 U JP3063758 U JP 3063758U JP 1999003201 U JP1999003201 U JP 1999003201U JP 320199 U JP320199 U JP 320199U JP 3063758 U JP3063758 U JP 3063758U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- torque
- coupled
- reverse
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/34—Ultra-small engines, e.g. for driving models
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/14—Gearings for reversal only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/16—Inhibiting or initiating shift during unfavourable conditions , e.g. preventing forward-reverse shift at high vehicle speed, preventing engine overspeed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Toys (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 後退推進させるための専用の動力源やバッテ
リを車載することなくシフト可能で、ギヤ列やリンクな
どを破損することなく、前進から後退に円滑にシフトし
得る模型車のトランスミッション装置を提供する。 【解決手段】 模型車は、小形の内燃機22で前進およ
び後退のそれぞれに必要な動力が提供されている。トラ
ンスミッション装置38は、サーボ駆動シャトル66の
制御によりシフトされる前進/後退トルク変換器を含ん
でいる。前進/後退トルク変換器にはシャトルに結合さ
れたシフト可能のクラッチベル50と遠心力閉鎖クラッ
チ52、60を含む。遠心力閉鎖クラッチが含むばね付
爪82の作用により、ニュートラルから後退、またはニ
ュートラルから前進へのギヤチェンジは、エンジン22
がアイドリングあるいはアイドリング以下の速度で回転
しているときのみ行われる。
リを車載することなくシフト可能で、ギヤ列やリンクな
どを破損することなく、前進から後退に円滑にシフトし
得る模型車のトランスミッション装置を提供する。 【解決手段】 模型車は、小形の内燃機22で前進およ
び後退のそれぞれに必要な動力が提供されている。トラ
ンスミッション装置38は、サーボ駆動シャトル66の
制御によりシフトされる前進/後退トルク変換器を含ん
でいる。前進/後退トルク変換器にはシャトルに結合さ
れたシフト可能のクラッチベル50と遠心力閉鎖クラッ
チ52、60を含む。遠心力閉鎖クラッチが含むばね付
爪82の作用により、ニュートラルから後退、またはニ
ュートラルから前進へのギヤチェンジは、エンジン22
がアイドリングあるいはアイドリング以下の速度で回転
しているときのみ行われる。
Description
【0001】
本考案は、模型車(模型レーシングカー)のトランスミッション装置に係り、 特に、小型のグロープラグ内燃機関を動力源とする無線制御される模型車のトラ ンスミッション装置に関する。
【0002】
無線制御される模型レーシングカーは、いろいろな規則を制定する組織、特に Radio-Operated Auto Racing Inc.で認可された一般的な趣味において用いられ ている。競技において用いられるものには、模型カー、模型飛行機、模型ボート などがある。模型カーを用いたレースは、通常閉回路をなすレースコースのステ ージで競われ、与えられた時間内にできる限り周回を重ね、そして、一番多くの 周回を重ねたものが、競技での優勝者とされている。レースはときには屋外の路 面状況がよくない場所で行われることもあり、かかる場合には、操縦する者は、 障害物との衝突を注意深く避けつつ模型カーを走行させなければならない。障害 物との衝突事故を起こしたときには、操縦者は、模型カーを速やかに後退させて 障害物を回避し、レースの継続を可能にしなければならない。
【0003】 模型カーは低出力のデジタルコード化された無線周波命令信号により、ステア リング、方向、前進、後退などの項目で制御されている。このような命令信号は 、手動操作されるリモートコントロールトランスミッターから発信される。それ ぞれの模型にはサーボ機構と無線レシーバーとが搭載され、トランスミッターと 同一周波数に同調し、操作者の指示に応じて、模型車は、ターン、加速、減速あ るいは反転などの動作を実行する。
【0004】 既知の無線制御による模型車には、携行バッテリと、スタートの際に内燃機を クランキング(cranking)するためのDCモータとを搭載しており、また、後退 推進させる場合の動力も備えている。反転できない内燃機は、模型車の前進時の 動力を供給しているだけにすぎない。このため、模型車を後退推進させる際には 、まず前進ギヤを切り離し、サーボ制御によりエンジンを空転ないしアイドリン グさせ、DCモータを動力源として動力伝達リンクと後退ギヤとによりはじめて 後退推進が可能になっている。
【0005】 エンジンを切り離してモータを結合させるギヤシフトのシーケンス操作は、模 型車が完全な後退運動を起すまでに、時間を浪費し、好ましくない遅れを招いて しまう。特に高速度走行中に反転する場合に、ギヤあるいはトランスミッション 用リンクなどの破損を招来しかねない。しかも、反対方向にシフトするときに、 操作者は、しばらくの間、操舵制御を行うことができず、このため、模型車は後 退方向にモータ駆動に切替えられるまで、一定方向にロックされることとなる。
【0006】
このため、原動機の前進駆動トルク、例えば内燃機あるいは慣性フライホイー ルモータのような反転不能のトルクを後退トルクに変換する何らかの簡単で迅速 なしかも確実な手段の提供が要請されている。
【0007】 かかる手段によれば、後退推進用のバッテリやDCモータが不必要になる。し かも、かかる手段を無線制御の模型車のトランスミッション装置に適合させると 、トランスミッションにおけるギヤ列やリンクなどに破損を招くことがなくなり 、前進から後退に円滑にシフトでき一層望ましいものとなる。さらに、原動機の 出力トルクが前進から後退にシフトされたとき、操作者に反転制御の練習の機会 を与え得る無線制御模型車のトランスミッション装置を具備できれば一層望まし い。
【0008】 そこで、本考案は、後退推進させるための専用の動力源やバッテリを車載する ことなくシフト可能で、ギヤ列やリンクなどを破損することなく、前進から後退 に円滑にシフトでき、さらに出力トルクが前進から後退にシフトされたとき、操 作者に反転制御の練習の機会を与え得る模型車のトランスミッション装置を提供 することを目的とする。
【0009】
上記目的は、本考案により達成される。
【0010】 本考案による無線制御の模型車は、小形の内燃機で前進および後退のそれぞれ に必要な動力が提供されている。そのトランスミッション装置は、サーボ駆動シ ャトルの制御によりシフトされる前進/後退トルク変換器を含んでいる。前進/ 後退トルク変換器にはシャトルに結合されたシフト可能のクラッチベルと遠心力 閉鎖クラッチを含み、ニュートラルから後退、またはニュートラルから前進への ギヤチェンジは、原動機(内燃機)がアイドリングあるいはアイドリング以下の 速度で回転しているときのみ行える。アイドリング速度以上の速度でエンジンが 回転しているときにギヤチェンジをしないので、駆動連結時の振動負荷や、トラ ンスミッション装置やそのパーツの破損を回避することができる。
【0011】 本考案の実施形態によれば、遠心力閉鎖クラッチには1つのばね付爪を含み、 この爪をクラッチハウジングと接触させることにより、エンジンが所定アイドリ ング速度以上で回転しているときのクラッチの連結を防止する。エンジンがアイ ドリング速度あるいはそれ以下の速度で回転しているとき、爪はバイアス圧縮ば ねの作用により、干渉しない位置にまで引込まれている。エンジンの回転が加速 してアイドリング速度以上になれば、求心加速度による慣性力は圧縮ばねのバイ アス力に打ち勝ち、爪は径方向外方に沿って延伸し、クラッチハウジングと干渉 接触する。すなわち、シャトルの延伸運動やクラッチベルとクラッチの力学的連 結は、エンジンがアイドリング速度以上の速度で回転しているとき、慣性力によ り延伸した爪のクラッチハウジングとの干渉接触により回避される。エンジンの 速度がアイドリング速度以下に落ちた場合には、バイアスばねは、爪をシフトが 封止された位置から干渉しない位置にまで移動させ、シャトルの延伸や、クラッ チの連結が自動的に可能状態となる。
【0012】 本考案の他の実施形態によれば、遠心力閉鎖クラッチには1対のばね付ピボッ トシューを含んでいる。エンジンがアイドリング状態にあるとき、これらのシュ ーはばねの捻曲力により、引き込んだ位置(非干渉位置)に保持されている。エ ンジンが加速してアイドリング速度以上になれば、求心加速度によって生じた慣 性力がそれぞれのスプリングの引込み力に打ち勝ち、シューは径方向外方に向か って延伸し、クラッチハウジングと干渉性の接触をなす。これによりクラッチベ ルの軸方向へのシフト移動を阻止して、クラッチの連結を回避する。
【0013】 上述の2つの実施形態によれば、クラッチベルとシュー/爪などの慣性を利用 したストップ装置との相対する位置の関係で、クラッチが前進ギヤ、もしくは後 退ギヤと結合あるいはニュートラルの位置に封止されるかが決定される。もし、 クラッチベルがシューまたは爪を超えて定置しなく、エンジンがアイドリング速 度以上で回転しているとき、シュー/爪の径方向への延伸は、シャトルとクラッ チベルの軸方向のシフト移動を封止する。その結果、エンジンがアイドリング以 上の速度で回転しているとき、前進から後退、あるいは後退から前進へのギヤチ ェンジが許容されなくなる。
【0014】
以下に、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】 図1に示すように、模型レーシングカー10(模型車)には前部操舵車輪12 、14と、後部駆動車輪16、18とがシャシー20上に設けられている。模型 車10は、小形の燃焼式内燃機22を動力源としている。この内燃機22は、グ ロープラグ(glow plug)を使用した排気量0.12ccの分数馬力エンジンで ある。
【0016】 図2および図3を参照して、後部駆動車輪16、18は、機械的に回転可能な 駆動車軸24の車軸部24A、24Bに連結されている。駆動車軸24は、模型 車を前進方向または後退方向に推進するため、時計方向または反時計方向に回転 自在に構成されている。
【0017】 エンジン22は、模型車を35mphまで速度を上げることが可能な出力を有 している。エンジン22が生じた出力トルクは、出力シャフト26から出力され る。図2に示すように、搭載されたDCモータ28は、ピニオンギヤ30、アイ ドラー(idler)ギヤ32および平歯車34を介して、シャフト26に連結され 、エンジン22を始動する。かかる構成では、エンジン22はグロープラグコネ クタ36を備え、このグロープラグコネクタ36は、エンジン22のクランキン グ(cranking)ないし始動を行うため、外部のDC電源に、DCモータ28とと もに接続されている。エンジンが始動した後には外部電源が切り離され、模型車 10は、この後は内燃機22のみによって動力の供給を受ける。内燃機22の動 作は可逆ではないので、模型車10には、DCモータ28に電力を供給する携行 用バッテリパックを車載する必要はない。その結果、模型車は、始動以後、内燃 機22のみによって前進後退駆動される。
【0018】 内燃機22からの回転出力は、トランスミッションアセンブリ38を介して、 回転可能な駆動車軸24に伝達される。図2および図3を参照して、内燃機22 に生じた回転出力トルクは、平歯車42を駆動するピニオンギヤ40を経て、ト ランスミッションアセンブリ38に伝達される。平歯車42は縦軸Aを中心にし て回転するトルク伝達シャフト44に連結されている。平歯車42を介してトル ク伝達シャフト44に伝達された回転トルクは、前進駆動ギヤ46あるいは後退 駆動ギヤ48を経て駆動車軸24に伝達される。前進駆動ギヤ46を経て回転ト ルクが伝達されるか、後退駆動ギヤ48を経て回転トルクが伝達されるかは、ク ラッチベル50の位置に応じて選択的に決定される。
【0019】 前進駆動ギヤ46および後退駆動ギヤ48は、トルク伝達シャフト44の相対 する両端にしっかりと連結されている。これにより、上述したように、内燃機2 2の回転出力が、クラッチベル50の位置に対応して定まる前進駆動ギヤ46ま たは後退駆動ギヤ48のいずれかを経て同時に伝達され得る。
【0020】 図2を参照して、内燃機22により生じた回転出力トルクは、一方向前進クラ ッチ52および当該前進クラッチ52に連結された前進クラウンギヤ54により 、選択的に、前進駆動トルクに変換される。クラウンギヤ54および一方向前進 クラッチ52は、クラッチベル50が前進クラッチ52に結合しているときを除 いて、駆動車軸24に対して自由に回転できる。図4に示すように、前進ギヤが 入っているときには、クラッチベル50に装着されているシャフトインサートカ ラー(shaft insert collar)56(図10参照)は、ピボタルクラッチ(pivot al clutch)の各滑動子58(図7(B)参照)と係合する。これにより、クラ ウンギヤ54、前進クラッチ52およびクラッチベル50を回転駆動車軸24と 前進駆動状態に機械的に連結する。保持状態にあるクラッチ52、60の各凹形 のスペース50A、50Bの側壁には、一対のストッパ50Gが形成されいる。
【0021】 模型車10を前進駆動する場合、エンジン22の時計方向の出力トルクは、ト ルク伝達シャフト44を経て、前進駆動ピニオン46と前進クラウンギヤ54と に噛合するアイドラーギヤ64により、駆動車軸24に伝達される。このような 配置により、トルク伝達シャフト44の時計方向の回転は、駆動車軸24や従動 車輪16、18の反時計方向の回転に変換され、これにより駆動車輪の前進(F )回転を生じる。
【0022】 内燃機22により生じた回転出力トルクは、一方向後退クラッチ60および当 該後退クラッチ60に連結されたクラウンギヤ62により、選択的に、後退駆動 トルクに転換される。後退推進動作の場合、エンジン22の時計方向の出力トル クは、後退駆動ピニオン48と後退クラウンギヤ62の直接結合により、トルク 伝達シャフト44を経て駆動車軸24に伝達される。一方向後退クラッチ60お よびクラウンギヤ62は、クラッチベル50が後退クラッチ60と結合している ときを除いて、駆動車軸24に対して自由に回転できる。
【0023】 図6に示すように、後退ギヤが入っているときには、クラッチベル50に装着 されているシャフトインサートカラー56(図9参照)は、ピボタルクラッチの 各滑動子58(図7(B)参照)と結合する。これにより、反転クラウンギヤ6 2、後退クラッチ60およびクラッチベル50を回転駆動車軸24と解放可能に 連結せしめて、後退駆動結合状態にする。エンジン22の出力トルクは、反転ク ラウンギヤ62と噛合した駆動ピニオン48により反転される。このような配置 により、トルク伝達シャフト44の反時計方向の回転は、駆動車軸24や従動車 輪16、18の時計方向の回転に変換され、これにより駆動車輪の後退(R)回 転を生じる。
【0024】 図2、図4、図5および図6を参照して、クラッチベル50は、駆動車軸24 に沿つて滑動して前進駆動位置(図4)に達することができ、そこで、一方向前 進クラッチ52と結合し、時計方向のトルクを駆動車軸24に伝達する(前進方 向)。また、滑動して後退駆動位置(図6)に到達することもでき、そこで、一 方向後退クラッチ60と結合し、反時計方向のトルクを駆動車軸24に伝達する (後退方向)こともできる。クラッチベル50は、サーボ機構に作動されるシャ トル66により、駆動車軸24に沿ってシフトされる。シャトル66は、ガイド レール68に沿って往復滑動し、シフトアーム70によりクラッチベル50に取 付けられている。
【0025】 シャトル66は、バッテリにより動作するサーボ72にて駆動され、サーボ7 2は、回転式アクチュエータアーム74を有している。シャトル66および回転 式アクチュエータアーム74は、リンクアーム76により連結されている。アク チュエータアーム74は、シャトル66およびクラッチベル50を、前進位置、 ニュートラル位置および後退位置の間でシフトする。シフト動作は、高周波の複 チャンネルレシーバ78で受信されると共にデジタルコード化された無線周波命 令信号に応じて行われる。レシーバ78は、無線指令信号をデコードし、アナロ グ制御信号(前進、ニュートラル、後退)を複導体ケーブル80を介してサーボ 72に出力する。
【0026】 かかる実施形態では、前進クラッチ52および後退クラッチ60は、それぞれ ばね付勢された爪82、84を備えており、内燃機22がアイドリング速度ある いはアイドリング速度以下で回転しているときのみ、ニュートラルから後退、ま たはニュートラルから前進へのギヤチェンジを許容する。このような構成で、エ ンジンがアイドリング速度以上の速度で回転しているときのギヤチェンジを避け ることにより、連結時にショック負荷が生じたり、トランスミッションアセンブ リ38やその構成ギヤが破損したりすることを防止できる。
【0027】 さらに図2、図7および図8を参照して、エンジンがアイドリング速度または それ以下の速度で回転しているときには、爪82はバイアス圧縮ばね85の力に より、干渉しない位置にまで引込まれている。エンジン回転数rpmが増加して アイドリング速度以上になっると、求心加速度によって生じた力が圧縮ばね85 のバイアス力に打ち勝ち、爪82がピボットピン86のまわりで回転し、径方向 外方に向かって延伸し(点線で示す位置まで延伸する)、クラッチベル50のハ ウジング面50Fに対して干渉接触する。すなわち、シャトル66のシフトする 延伸とクラッチベル50と前進クラッチ52との力学的な連結は、エンジンがア イドリング速度以上で回転しているときには、慣性的に延伸された爪82(点線 のブロッキング位置)がクラッチハウジング面50Fに形成された複数のストッ パ50Gに対して干渉接触することにより回避される。エンジンの速度がアイド リング速度以下になれば、求心力が消失し、バイアスばね85に付勢されて、爪 82は、ブロッキング位置(点線で指示された位置)から非干渉位置に引込まれ る(図7(A)を参照)。
【0028】 なお、第11〜16図に示したその他の実施形態では、それぞれの遠心閉鎖ク ラッチには1対のばね付ピボットシュー88、90を含んでいる。
【0029】 本考案の内容は上述した実施形態に限定されるものではなく、当業者であれば 、本考案の精神を逸脱しない範囲で適宜改変を加えることができるものである。
【0030】
以上説明したように本考案によれば、後退推進させるための専用の動力源やバ ッテリを車載することなくシフト可能で、ギヤ列やリンクなどを破損することな く、前進から後退に円滑にシフトでき、さらに出力トルクが前進から後退にシフ トされたとき、操作者に反転制御の練習の機会を与え得る模型車のトランスミッ ション装置を提供できる。
【図1】 小形の内燃機を動力源とした無線制御される
模型車を示す斜視図である。
模型車を示す斜視図である。
【図2】 サーボ機構およびギヤ列アセンブリの構成を
概略的に示す電気−機械構成ブロック図である。
概略的に示す電気−機械構成ブロック図である。
【図3】 本考案の一実施形態における前進/後退トラ
ンスミッション装置を示す斜視図である。
ンスミッション装置を示す斜視図である。
【図4】 クラッチベルが前進方向に結合された状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図5】 クラッチベルがニュートラルの位置に置かれ
た状態を示す平面図である。
た状態を示す平面図である。
【図6】 クラッチベルが後退方向に結合された状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図7】 図7(A)は回転自在なばね付爪を備えた一
方向クラッチの一部分を示す正面図、図7(B)は
(A)に示した一方向クラッチのピボットの一例を示す
部分断面図である。
方向クラッチの一部分を示す正面図、図7(B)は
(A)に示した一方向クラッチのピボットの一例を示す
部分断面図である。
【図8】 一方向クラッチとばね付爪の形態を示す右側
面図である。
面図である。
【図9】 図2に示したクラッチベルを示す断面図であ
る。
る。
【図10】 図9に示したクラッチベルの右側面図であ
る。
る。
【図11】 本考案の他の実施形態におけるばね付閉鎖
シューを利用した回転自在な一方向クラッチを含むトラ
ンスミッション装置を示す斜視図である。
シューを利用した回転自在な一方向クラッチを含むトラ
ンスミッション装置を示す斜視図である。
【図12】 クラッチベルがシフトされ、後退方向に結
合された状態を示す平面図である。
合された状態を示す平面図である。
【図13】 クラッチベルがニュートラルのアイドル位
置にシフトされた状態を示す平面図である。
置にシフトされた状態を示す平面図である。
【図14】 クラッチベルがシフトされ、前進方向に結
合された状態を示す平面図である。
合された状態を示す平面図である。
【図15】 ばね付閉鎖シューを示す遠心力閉鎖クラッ
チを示す正面図である。
チを示す正面図である。
【図16】 遠心力閉鎖クラッチを一部断面で示す右側
面図である。
面図である。
【符号の説明】 10…模型車、12、14…前部操舵車輪 16、18…後部駆動車輪、22…内燃機エンジン 24…駆動車軸、26…出力シャフト 28…DCモータ、38…トランスミッションアセンブ
リ 44…トルク伝達シャフト、46…前進駆動ギヤ 48…後退駆動ギヤ、50…クラッチベル 50A、50B…凹形スペース、50G…ストッパ 52…一方向クラッチ(第2の一方向クラッチ) 54…前進クラウンギヤ(第2クラウンギヤ) 58…ピボタルクラッチの滑動子 60…一方向後退クラッチ(第1の一方向クラッチ) 62…後退クラウンギヤ(第1クラウンギヤ) 64…アイドラーギヤ、66…シャトル 70…シャフトアーム、72…サーボ 76…リンクアーム、82…爪 85…バイアスばね、86…ピボットピン 88、90…ピボットシュー
リ 44…トルク伝達シャフト、46…前進駆動ギヤ 48…後退駆動ギヤ、50…クラッチベル 50A、50B…凹形スペース、50G…ストッパ 52…一方向クラッチ(第2の一方向クラッチ) 54…前進クラウンギヤ(第2クラウンギヤ) 58…ピボタルクラッチの滑動子 60…一方向後退クラッチ(第1の一方向クラッチ) 62…後退クラウンギヤ(第1クラウンギヤ) 64…アイドラーギヤ、66…シャトル 70…シャフトアーム、72…サーボ 76…リンクアーム、82…爪 85…バイアスばね、86…ピボットピン 88、90…ピボットシュー
Claims (5)
- 【請求項1】 1基のシャシー(20)と、 前記シャシー(20)上に取付られた時計方向と反時計
方向とに回転する1本の駆動車軸(24)と、 前記駆動車軸(24)の相反する端部に連結され車両を
前進方向または後退方向に推進させる第1と第2駆動車
輪(12、14、16、18)と、 回転する出力シャフト(26)を有する1つの内燃機エ
ンジン(22)と、 前記回転する出力シャフト(26)に接続され、エンジ
ンのトルクを前記駆動車軸(24)に伝達する1組のト
ランスミッションアセンブリ(38)とを含む模型車に
おいて、 前記トランスミッションアセンブリ(38)は、 前記駆動車軸(24)に取付けられ、時計方向のみにト
ルクを伝達する第1の一方向クラッチ(60)と、 前記第1クラッチ(60)に結合された第1クラウンギ
ヤ(62)と、 前記駆動車軸(24)に取付けられ、反時計方向のみに
トルクを伝達する第2の一方向クラッチ(52)と、 前記第2クラッチ(52)に結合された第2クラウンギ
ヤ(54)と、 前記第1と第2クラッチ(52、60)の間に介装さ
れ、前記駆動車軸(24)にトルクを伝達できるように
結合されると共に前記駆動車軸(24)に沿って前進駆
動位置に滑動することができ、当該前進駆動位置にて前
記第1クラッチ(60)と結合して時計方向にトルクを
前記駆動車軸(24)に伝達する一方、後退駆動位置に
滑動することもでき、当該後退駆動位置にて前記第2ク
ラッチ(52)と結合して反時計方向にトルクを前記駆
動車軸(24)に伝達する1つのクラッチベル(50)
と、 前記シャシー(20)上に取付けられ、その軸方向のま
わりで回転する1つのトルク伝達シャフト(44)と、 前記トルク伝達シャフト(44)と結合し、前記第1ク
ラウンギヤ(62)とトルクを変換できるように連結し
た第1ピニオンギヤと、 前記トルク伝達シャフト(44)と結合した第2ピニオ
ンギヤと、 前記第2ピニオンギヤと前記第2クラウンギヤとに駆動
推進できるように連結した1つのアイドラーギヤと、 前記クラッチベル(50)を前記駆動車軸(24)に沿
つて前記前進駆動位置と前記後退駆動位置とに滑動させ
る、前記クラッチベル(50)に連結されたサーボ装置
(72)と、 前記第1と第の2クラッチ(52、60)に移動可能に
結合し、前記エンジン(22)が所定アイドル回転数以
上で動作しているときに、径方向に延伸して、ギヤの反
転を防止する封鎖位置に入る慣性閉鎖装置と、を含むこ
とを特徴とする模型車のトランスミッション装置。 - 【請求項2】 前記第1の一方向クラッチおよび前記第
2の一方向クラッチのそれぞれはばね付爪(82、8
4)を備え、前記クラッチベルは凹形のスペース(50
A、50B)が形成されて前記各クラッチと結合自在に
構成され、かつ、各クラッチを保持する各凹形のスペー
スの側壁上には、前記ばね付爪と結合する1つ以上のス
トッパ(50G)が形成されていることを特徴とする請
求項1に記載の模型車のトランスミッション装置。 - 【請求項3】 前記各クラッチに備えられたばね付爪の
それぞれは、 前記エンジンがアイドリング速度以上で回転していると
きに、一端が前記クランクベルの前記ストッパに対し外
方に向って延伸可能な、ピボットピンのまわりを回転す
る1つの爪と、 エンジンがアイドリング速度よりも小さい速度で回転し
ているときに、前記爪を封鎖位置から移動させる調整可
能なバイアスばねセットと、を含んでいることを特徴と
する請求項2に記載の模型車のトランスミッション装
置。 - 【請求項4】 前記第1の一方向クラッチおよび前記第
2の一方向クラッチのそれぞれは、前記クラッチベルと
結合する一対のばね付ピボットシューを備え、前記クラ
ッチベルは前記クラッチが当該クラッチベルと結合でき
るように複数の凹形のスペースを含んでいることを特徴
とする請求項1に記載の模型車のトランスミッション装
置。 - 【請求項5】 前記第1の一方向クラッチおよび前記第
2の一方向クラッチのそれぞれは、1つのトルク伝達カ
プラと結合できるように一方向ベヤリングを備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の模型車のトランスミ
ッション装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| TW87207285 | 1998-05-12 | ||
| TW087207285U TW354910U (en) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | Improvement of forward and backward drive joint for remote controlled toy car |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3063758U true JP3063758U (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=21633808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1999003201U Expired - Lifetime JP3063758U (ja) | 1998-05-12 | 1999-05-11 | 模型車のトランスミッション装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3063758U (ja) |
| DE (1) | DE29908665U1 (ja) |
| FR (1) | FR2778718B3 (ja) |
| TW (1) | TW354910U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005312495A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Kyosho Corp | エンジン走行玩具 |
| KR20190111258A (ko) * | 2018-03-22 | 2019-10-02 | 주식회사 초이락컨텐츠팩토리 | 변신 주행완구 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3615502B2 (ja) | 2001-08-09 | 2005-02-02 | 株式会社タミヤ | エンジンを備えた玩具車両の動力伝達機構 |
-
1998
- 1998-05-12 TW TW087207285U patent/TW354910U/zh not_active IP Right Cessation
-
1999
- 1999-05-11 DE DE29908665U patent/DE29908665U1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-05-11 JP JP1999003201U patent/JP3063758U/ja not_active Expired - Lifetime
- 1999-05-12 FR FR9906117A patent/FR2778718B3/fr not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005312495A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Kyosho Corp | エンジン走行玩具 |
| KR20190111258A (ko) * | 2018-03-22 | 2019-10-02 | 주식회사 초이락컨텐츠팩토리 | 변신 주행완구 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW354910U (en) | 1999-03-21 |
| DE29908665U1 (de) | 1999-11-11 |
| FR2778718B3 (fr) | 2000-05-05 |
| FR2778718A3 (fr) | 1999-11-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2447571B1 (en) | Tranmission for hybrid vehicle | |
| US9067149B2 (en) | Electronic shift lockout for scale model vehicle | |
| JP4130154B2 (ja) | 車輌用駆動装置 | |
| US6694837B2 (en) | Forward/reverse transmission for scale model vehicle | |
| US8894528B2 (en) | Powertrain with double epicyclic gear train for a hybrid type motor vehicle | |
| US11708862B2 (en) | Clutch arrangement for a roadable aircraft | |
| JP2004506851A (ja) | 改良されたデカプラーを備える水陸両用車 | |
| US20120285755A1 (en) | Single speed transmission for electric vehicle with mechanical or electrical park system | |
| JP3063758U (ja) | 模型車のトランスミッション装置 | |
| US6575796B1 (en) | Amphibious vehicle drive train | |
| CN103511561A (zh) | 用于电动机的双齿轮传动装置 | |
| JP2024531820A (ja) | 燃焼機関をブロックするための機構を備えるハイブリッド推進または牽引自動車両のためのパワートレイン | |
| JP3161903B2 (ja) | トラクターの動力取出し構造 | |
| JP2678987B2 (ja) | 自走式作業機の変速機構を含む動力伝達装置 | |
| US20220410690A1 (en) | Powertrain for a mild hybrid vehicle and vehicle comprising the same | |
| JP2522642B2 (ja) | 自動二輪車等における後退装置 | |
| JPS624015Y2 (ja) | ||
| JP7386031B2 (ja) | 動力伝達装置及びハイブリッドシステム | |
| JPS589859B2 (ja) | 変速装置 | |
| JPS62131992U (ja) | ||
| JPH0743534Y2 (ja) | 変速切換装置 | |
| JPS6230513Y2 (ja) | ||
| KR830000008Y1 (ko) | 작업차 | |
| RU1776579C (ru) | Транспортное средство | |
| SU1521623A1 (ru) | Двухпоточна электромеханическа передача т гового средства |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |