JP3060087B2 - 光硬化型接着剤組成物 - Google Patents
光硬化型接着剤組成物Info
- Publication number
- JP3060087B2 JP3060087B2 JP7310003A JP31000395A JP3060087B2 JP 3060087 B2 JP3060087 B2 JP 3060087B2 JP 7310003 A JP7310003 A JP 7310003A JP 31000395 A JP31000395 A JP 31000395A JP 3060087 B2 JP3060087 B2 JP 3060087B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diol
- groups
- residue
- integer
- represented
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光照射により硬化し
被覆体を接着せしめることの可能なプロペニルエーテル
末端基化合物を含む光硬化型接着剤組成物に関する。
被覆体を接着せしめることの可能なプロペニルエーテル
末端基化合物を含む光硬化型接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有機溶剤を使用する接着剤は、作
業者に対する有毒性、火災の危険性、環境汚染、乾燥速
度及び、溶剤の浪費などに問題があるため、有機溶剤を
必須成分として含まず、活性エネルギー線の照射による
硬化を利用した、無溶剤系の接着剤が検討されている。
無溶剤系の接着剤として、ラジカル重合型の不飽和ポリ
エステル、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリ
レート、シリコーンアクリレート、エポキシアクリレー
トがあるがラジカル光重合型の硬化は体積収縮が起こ
り、接着面の密着性、寸法安定性が低下し、さらに、ア
クリル系樹脂は特有の臭気を有し、皮膚刺激性が高いと
いう問題点がある。また、紫外線(UV)の照射されな
い部分、すなわち、形状の複雑な部分、UVを透過しな
い部分、たれ込み部分には未硬化の部分が残るため、使
用箇所が限定される。これらの問題点を克服する組成物
としてエポキシ系光カチオンUV硬化樹脂があるが、光
反応性が低いため、硬化時に大きなUVエネルギーを必
要とする。そのため、高UVエネルギー照射装置を必要
としたり、照射時間が長くかかるという欠点があった。
このような、カチオン系UV硬化樹脂の反応性の低さを
向上させるための方法として、脂環式エポキシ化合物を
ベースレジンまたは、希釈剤として用いる方法が知られ
ている(特開平5−186755号公報など)。しか
し、このものはラジカル系UV硬化性樹脂の反応速度に
比べると遅く、工業的に入手できる脂環式エポキシの種
類は限られており、実用性能を満足できるものを得るの
は困難であった。
業者に対する有毒性、火災の危険性、環境汚染、乾燥速
度及び、溶剤の浪費などに問題があるため、有機溶剤を
必須成分として含まず、活性エネルギー線の照射による
硬化を利用した、無溶剤系の接着剤が検討されている。
無溶剤系の接着剤として、ラジカル重合型の不飽和ポリ
エステル、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリ
レート、シリコーンアクリレート、エポキシアクリレー
トがあるがラジカル光重合型の硬化は体積収縮が起こ
り、接着面の密着性、寸法安定性が低下し、さらに、ア
クリル系樹脂は特有の臭気を有し、皮膚刺激性が高いと
いう問題点がある。また、紫外線(UV)の照射されな
い部分、すなわち、形状の複雑な部分、UVを透過しな
い部分、たれ込み部分には未硬化の部分が残るため、使
用箇所が限定される。これらの問題点を克服する組成物
としてエポキシ系光カチオンUV硬化樹脂があるが、光
反応性が低いため、硬化時に大きなUVエネルギーを必
要とする。そのため、高UVエネルギー照射装置を必要
としたり、照射時間が長くかかるという欠点があった。
このような、カチオン系UV硬化樹脂の反応性の低さを
向上させるための方法として、脂環式エポキシ化合物を
ベースレジンまたは、希釈剤として用いる方法が知られ
ている(特開平5−186755号公報など)。しか
し、このものはラジカル系UV硬化性樹脂の反応速度に
比べると遅く、工業的に入手できる脂環式エポキシの種
類は限られており、実用性能を満足できるものを得るの
は困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、有機溶剤、
刺激性のモノマー、オリゴマーを含まず、UV等の活性
エネルギー線を照射することにより、高速に硬化し、接
着面の密着性、寸法安定性にすぐれる接着剤用樹脂組成
物を提供することを目的とする。従って、本発明は、従
来技術における種々の問題点、すなわち作業者に対する
有害性、環境汚染、臭気対策、硬化速度、接着剤として
の物性を大幅に改善するものである。
刺激性のモノマー、オリゴマーを含まず、UV等の活性
エネルギー線を照射することにより、高速に硬化し、接
着面の密着性、寸法安定性にすぐれる接着剤用樹脂組成
物を提供することを目的とする。従って、本発明は、従
来技術における種々の問題点、すなわち作業者に対する
有害性、環境汚染、臭気対策、硬化速度、接着剤として
の物性を大幅に改善するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するため、鋭意検討した結果、本発明に到達した。す
なわち本発明の光硬化型接着剤組成物の特徴は、一般式
(1)で表されるプロペニルエーテル末端基を有する
(ポリ)エーテルオリゴマー、プロペニルエーテル末端
基を有するポリエステルオリゴマー、プロペニルエーテ
ル末端基を有するウレタンオリゴマーおよび一般式
(6)、一般式(6’)または一般式(7)で表される
プロペニルエーテル末端基を有するモノマーの群から選
ばれる少なくとも2個のプロペニルエーテル末端基を有
する化合物(A)の1種以上、並びに光重合開始剤
(B)からなる点にある。
決するため、鋭意検討した結果、本発明に到達した。す
なわち本発明の光硬化型接着剤組成物の特徴は、一般式
(1)で表されるプロペニルエーテル末端基を有する
(ポリ)エーテルオリゴマー、プロペニルエーテル末端
基を有するポリエステルオリゴマー、プロペニルエーテ
ル末端基を有するウレタンオリゴマーおよび一般式
(6)、一般式(6’)または一般式(7)で表される
プロペニルエーテル末端基を有するモノマーの群から選
ばれる少なくとも2個のプロペニルエーテル末端基を有
する化合物(A)の1種以上、並びに光重合開始剤
(B)からなる点にある。
【0005】
【化10】 X1[−O−(AO)m−R1]n (1) {式中、nは3〜200の整数であり、n個のmは0〜
200の整数であり、mの少なくとも1個は1以上であ
る。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りは水素原子、アルキル、アシルまたはアリール
基でもよい。Aは炭素数2〜12のアルキレン、アリー
レン、アルアルキレンまたはシクロアルキレン基であ
り、mが2以上の場合のAは同一でも異なっていても良
く、(AO)m部分はランダム付加でもブロック付加で
も良い。X1は多価アルコール残基である。}
200の整数であり、mの少なくとも1個は1以上であ
る。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りは水素原子、アルキル、アシルまたはアリール
基でもよい。Aは炭素数2〜12のアルキレン、アリー
レン、アルアルキレンまたはシクロアルキレン基であ
り、mが2以上の場合のAは同一でも異なっていても良
く、(AO)m部分はランダム付加でもブロック付加で
も良い。X1は多価アルコール残基である。}
【化11】 X1[−O−R1]n (6) {式中、nは2〜200の整数であり、X1は、ポリグ
リセリン(グリセリンの2〜18量体)の残基の残基で
ある。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りはアルキル、アシルまたはアリール基でもよ
い。}
リセリン(グリセリンの2〜18量体)の残基の残基で
ある。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りはアルキル、アシルまたはアリール基でもよ
い。}
【化12】 X1[−O−R1]n (6’) {式中、nは2〜200の整数であり、X1は、トリメ
チロールアルカンの2〜3量体の残基である。n個のR
1の少なくとも2個はプロペニル基であり、残りは水素
原子、アルキル、アシルまたはアリール基でもよい。}
チロールアルカンの2〜3量体の残基である。n個のR
1の少なくとも2個はプロペニル基であり、残りは水素
原子、アルキル、アシルまたはアリール基でもよい。}
【化13】 Y1[−CO−X2O−R1]n (7) ‖ O {式中、nは2〜200の整数、X2は、HOX2OHで
表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポ
リエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリ
カーボネートジオールのいずれかのジオールの残基であ
り、Y1は多価カルボン酸残基である。n個のR1の少な
くとも2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、ア
ルキル、アシルまたはアリール基でもよい。}
表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポ
リエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリ
カーボネートジオールのいずれかのジオールの残基であ
り、Y1は多価カルボン酸残基である。n個のR1の少な
くとも2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、ア
ルキル、アシルまたはアリール基でもよい。}
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の(A)として、好ましく
はプロペニルエーテル末端基を有するウレタンオリゴマ
ーである。
はプロペニルエーテル末端基を有するウレタンオリゴマ
ーである。
【0007】一般式(1)において、Aはアルキレン、
アリーレン、アルアルキレンおよびシクロアルキレン基
よりなる群から選ばれる2価の基であり、使用しうるア
ルキレン基の例には、メチレン、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、ペンチレン、へキシレン、へプチレン、
オクチレン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデ
シレン等があげられる。アリーレン基の例にはフェニレ
ン、ナフチレン、アントリレン、フェナントリレン等が
あげられる。アルアルキレンの例には、ベンジレン、1
−フェニチレン、2−フェニチレン、3−フェニルプロ
ピレン、2−フェニルプロピレン、1−フェニルプロピ
レンなどがあげられる。シクロアルキレン基の例には、
シクロペンチレン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレ
ン、シクロオクチレン等があげられる。これらのうち好
ましくは、エチレン基およびプロピレン基である。アル
キレン基が長くなると開始剤の溶解性が悪くなる。
アリーレン、アルアルキレンおよびシクロアルキレン基
よりなる群から選ばれる2価の基であり、使用しうるア
ルキレン基の例には、メチレン、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、ペンチレン、へキシレン、へプチレン、
オクチレン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデ
シレン等があげられる。アリーレン基の例にはフェニレ
ン、ナフチレン、アントリレン、フェナントリレン等が
あげられる。アルアルキレンの例には、ベンジレン、1
−フェニチレン、2−フェニチレン、3−フェニルプロ
ピレン、2−フェニルプロピレン、1−フェニルプロピ
レンなどがあげられる。シクロアルキレン基の例には、
シクロペンチレン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレ
ン、シクロオクチレン等があげられる。これらのうち好
ましくは、エチレン基およびプロピレン基である。アル
キレン基が長くなると開始剤の溶解性が悪くなる。
【0008】X1は多価アルコール残基であり、多価ア
ルコールとしては以下のものがあげられる。例えば、グ
リセリン、ポリグリセリン(グリセリンの2〜18量
体、例えばジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリ
セリン等)、グリシドールの開環重合物(重合度が2〜
5000である化合物)、トリメチロールアルカン(ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメ
チロールブタン等)および、これらの2〜3量体、モノ
ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、1,
3,5−ペンタエリスリトール、ソルビトール、ソルビ
タンソルビタングリセリン縮合物等があげられるが、こ
れらのうち特にグリセリンやポリグリセリンの残基なら
びにトリメチロールアルカンおよびその2〜3量体の残
基等が好ましい。
ルコールとしては以下のものがあげられる。例えば、グ
リセリン、ポリグリセリン(グリセリンの2〜18量
体、例えばジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリ
セリン等)、グリシドールの開環重合物(重合度が2〜
5000である化合物)、トリメチロールアルカン(ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメ
チロールブタン等)および、これらの2〜3量体、モノ
ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、1,
3,5−ペンタエリスリトール、ソルビトール、ソルビ
タンソルビタングリセリン縮合物等があげられるが、こ
れらのうち特にグリセリンやポリグリセリンの残基なら
びにトリメチロールアルカンおよびその2〜3量体の残
基等が好ましい。
【0009】n個のmは通常0〜200の整数でありm
の少なくとも1個は1以上であり、好ましくは1〜8
0、特に好ましくは1〜5の整数である。mが200を
超えると通常は粘度が高くなり開始剤の溶解が困難にな
る。
の少なくとも1個は1以上であり、好ましくは1〜8
0、特に好ましくは1〜5の整数である。mが200を
超えると通常は粘度が高くなり開始剤の溶解が困難にな
る。
【0010】nは2〜200、好ましくは3〜100、
特に好ましくは3〜5の整数である。nが200を超え
ると、通常は粘度が高くなり開始剤の溶解が困難にな
る。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りは水素原子、アルキル、アシルまたはアリール
基でもよい。
特に好ましくは3〜5の整数である。nが200を超え
ると、通常は粘度が高くなり開始剤の溶解が困難にな
る。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りは水素原子、アルキル、アシルまたはアリール
基でもよい。
【0011】本発明におけるプロペニルエーテル末端基
を有するポリエステルオリゴマーは下記一般式(2)、
(3)または(4)で表される化合物があげられる。
を有するポリエステルオリゴマーは下記一般式(2)、
(3)または(4)で表される化合物があげられる。
【0012】 {式中、mは1〜200の整数、nは2〜200の整数
であり、X2、X3はそれぞれHOX2OH、HOX3OH
で表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、
ポリエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポ
リカーボネートジオールのいずれかのジオールの残基で
あり、Y1は多価カルボン酸残基であり、Y2は2価カル
ボン酸残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシル又
はアリール基でもよい。}
であり、X2、X3はそれぞれHOX2OH、HOX3OH
で表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、
ポリエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポ
リカーボネートジオールのいずれかのジオールの残基で
あり、Y1は多価カルボン酸残基であり、Y2は2価カル
ボン酸残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシル又
はアリール基でもよい。}
【0013】一般式(2)におけるX2は、HOX2OH
で表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、
ポリエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポ
リカーボネートジオールのいずれかのジオールの残基で
ある。
で表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、
ポリエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポ
リカーボネートジオールのいずれかのジオールの残基で
ある。
【0014】HOX2OHで表されるアルキレンジオー
ルの例としては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、1.4−シクロヘキサ
ンジオールなどがあげらる。これらのうち好ましくは、
エチレングリコール、およびプロピレングリコールであ
る。
ルの例としては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、1.4−シクロヘキサ
ンジオールなどがあげらる。これらのうち好ましくは、
エチレングリコール、およびプロピレングリコールであ
る。
【0015】HOX2OHで表されるアリーレンジオー
ルの例としては、カテコール、ビス(2−ヒドロキシフ
ェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、ビスフェノールAなどがあげられる。これらのうち
好ましくは、ビスフェノールAである。
ルの例としては、カテコール、ビス(2−ヒドロキシフ
ェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、ビスフェノールAなどがあげられる。これらのうち
好ましくは、ビスフェノールAである。
【0016】HOX2OHで表されるポリエーテルジオ
ールの例としては、ポリ(オキシエチレン)ジオール、
ポリ(オキシプロピレン)ジオール、ポリ(オキシテト
ラメチレン)ジオール、ビスフェノールAのエチレンオ
キサイド付加物、およびビスフェノールAのプロピレン
オキサイド付加物などがあげられる。これらのうち好ま
しくは、ポリ(オキシエチレン)ジオールおよびポリ
(オキシプロピレン)ジオールである。
ールの例としては、ポリ(オキシエチレン)ジオール、
ポリ(オキシプロピレン)ジオール、ポリ(オキシテト
ラメチレン)ジオール、ビスフェノールAのエチレンオ
キサイド付加物、およびビスフェノールAのプロピレン
オキサイド付加物などがあげられる。これらのうち好ま
しくは、ポリ(オキシエチレン)ジオールおよびポリ
(オキシプロピレン)ジオールである。
【0017】上記ポリエーテルジオールの重合度は通常
1〜200、好ましくは2〜100、特に好ましくは3
〜20である。
1〜200、好ましくは2〜100、特に好ましくは3
〜20である。
【0018】HOX2OHで表されるポリウレタンジオ
ールの例としては下記の(i)と(ii)との反応生成
物があげられる。 (i) H(OX5)m−OHで表される化合物 (mは0〜200の整数、X5は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレン、およびシクロアル
キレンの基よりなる群から選ばれる2価の基である) (ii) OCN−Z3−NCO (式中、Z3はアルキレン、アリーレン、アラルキレン
およびシクロアルキレンの基からなる群から選ばれる2
価の基である)
ールの例としては下記の(i)と(ii)との反応生成
物があげられる。 (i) H(OX5)m−OHで表される化合物 (mは0〜200の整数、X5は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレン、およびシクロアル
キレンの基よりなる群から選ばれる2価の基である) (ii) OCN−Z3−NCO (式中、Z3はアルキレン、アリーレン、アラルキレン
およびシクロアルキレンの基からなる群から選ばれる2
価の基である)
【0019】上記(i)のポリエーテルジオールにおい
てmは通常0〜200、好ましくは、3〜20の整数で
ある。
てmは通常0〜200、好ましくは、3〜20の整数で
ある。
【0020】上記(i)のポリエーテルジオールにおい
てX5は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレン、ア
ラルキレン、およびシクロアルキレンの基よりなる群か
ら選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン基の
例には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、
ペンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレン、ノ
ニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等があげ
られる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフチレ
ン、アントリレン、フェナントリレン等があげられる。
アルアルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニチレ
ン、2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、2−
フェニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなどがあ
げられる。シクロアルキレン基の例には、シクロペンチ
レン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シクロオ
クチレン等があげられる。これらのうち好ましくは、エ
チレン、プロピレン基である。アルキレン基が長くなる
と開始剤の溶解性が悪くなる。
てX5は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレン、ア
ラルキレン、およびシクロアルキレンの基よりなる群か
ら選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン基の
例には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、
ペンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレン、ノ
ニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等があげ
られる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフチレ
ン、アントリレン、フェナントリレン等があげられる。
アルアルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニチレ
ン、2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、2−
フェニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなどがあ
げられる。シクロアルキレン基の例には、シクロペンチ
レン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シクロオ
クチレン等があげられる。これらのうち好ましくは、エ
チレン、プロピレン基である。アルキレン基が長くなる
と開始剤の溶解性が悪くなる。
【0021】上記(ii)のジイソシアネートの例とし
ては、トルエンジイソシアネート(TDI)、p−およ
び、m−フェニレンジイソシアネート、1,4−テトラ
メチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジ
イソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシ
アネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート(デスモジュールW)、4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート(MDI)、3,3’−ジメチ
ル−4、4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、
1,5−テトラヒドロナフタリンジイソシアネート、ナ
フタリン−1,5’−ジイソシアネート、ビス(2−メ
チル−3−イソシアネートフェニル)メタン、4,4’
−ジフェニルプロパンジイソシアネート、テトラメチル
キシレンジイソシアネート(TMXDI)、イソホロン
ジイソシアネート(IPDI)などがあげられる。これ
らのうち好ましくは、トルエンジイソシアネート(TD
I)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、イソホロンジイソシアネート(IPD
I)、テトラメチルキシレンジイソシアネート(TMX
DI)、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート(デスモジュールW)、1,6−ヘキサメチレン
ジイソシアネートである。
ては、トルエンジイソシアネート(TDI)、p−およ
び、m−フェニレンジイソシアネート、1,4−テトラ
メチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジ
イソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシ
アネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート(デスモジュールW)、4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート(MDI)、3,3’−ジメチ
ル−4、4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、
1,5−テトラヒドロナフタリンジイソシアネート、ナ
フタリン−1,5’−ジイソシアネート、ビス(2−メ
チル−3−イソシアネートフェニル)メタン、4,4’
−ジフェニルプロパンジイソシアネート、テトラメチル
キシレンジイソシアネート(TMXDI)、イソホロン
ジイソシアネート(IPDI)などがあげられる。これ
らのうち好ましくは、トルエンジイソシアネート(TD
I)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、イソホロンジイソシアネート(IPD
I)、テトラメチルキシレンジイソシアネート(TMX
DI)、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート(デスモジュールW)、1,6−ヘキサメチレン
ジイソシアネートである。
【0022】HOX2OHで表されるポリカーボネート
ジオールの例としては下記の一般式であげられる化合物
があげられる。 (mは1〜200の整数であり、X6は炭素数2〜12
のアルキレン、アリーレン、アラルキレン、およびシク
ロアルキレンの基よりなる群から選ばれる2価の基であ
る)
ジオールの例としては下記の一般式であげられる化合物
があげられる。 (mは1〜200の整数であり、X6は炭素数2〜12
のアルキレン、アリーレン、アラルキレン、およびシク
ロアルキレンの基よりなる群から選ばれる2価の基であ
る)
【0023】上記一般式においてmは通常1〜200の
整数、好ましくは3〜20の整数である。
整数、好ましくは3〜20の整数である。
【0024】上記のポリカーボネートジオールにおいて
X6は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレン、アラ
ルキレン、およびシクロアルキレンの基よりなる群から
選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン基の例
には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペ
ンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレン、ノニ
レン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等があげら
れる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフチレン、
アントリレン、フェナントリレン等があげられる。アル
アルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニチレン、
2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、2−フェ
ニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなどがあげら
れる。シクロアルキレン基の例には、シクロペンチレ
ン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シクロオク
チレン等があげられる。これらのうち好ましくは、エチ
レン、およびプロピレン基である。アルキレン基が長く
なると開始剤の溶解性が悪くなる。
X6は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレン、アラ
ルキレン、およびシクロアルキレンの基よりなる群から
選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン基の例
には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペ
ンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレン、ノニ
レン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等があげら
れる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフチレン、
アントリレン、フェナントリレン等があげられる。アル
アルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニチレン、
2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、2−フェ
ニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなどがあげら
れる。シクロアルキレン基の例には、シクロペンチレ
ン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シクロオク
チレン等があげられる。これらのうち好ましくは、エチ
レン、およびプロピレン基である。アルキレン基が長く
なると開始剤の溶解性が悪くなる。
【0025】一般式(2)におけるX3は、上記のX2で
示されるものと同一のものがあげられ、X2とX3は同一
でも、異なっていてもよい。
示されるものと同一のものがあげられ、X2とX3は同一
でも、異なっていてもよい。
【0026】一般式(2)におけるY1は多価カルボン
酸残基であり、Y2は2価カルボン酸残基である。2価
カルボン酸の例としては、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸等があげられ、3価以上のものとしたは
トリメリット酸、ピリメリット酸、その他のポリカルボ
ン酸等があげられる。これらのうちY1、Y2ともにイソ
フタル酸、テレフタル酸、およびアジピン酸が好まし
い。
酸残基であり、Y2は2価カルボン酸残基である。2価
カルボン酸の例としては、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸等があげられ、3価以上のものとしたは
トリメリット酸、ピリメリット酸、その他のポリカルボ
ン酸等があげられる。これらのうちY1、Y2ともにイソ
フタル酸、テレフタル酸、およびアジピン酸が好まし
い。
【0027】一般式(2)において、mは通常1〜20
0、好ましくは1〜80、特に好ましくは1〜20の整
数である。mが200をこえると粘度が高くなり開始剤
の溶解が困難になる。
0、好ましくは1〜80、特に好ましくは1〜20の整
数である。mが200をこえると粘度が高くなり開始剤
の溶解が困難になる。
【0028】一般式(2)おいて、nは通常2〜20
0、好ましくは3〜100、特に好ましくは3〜20の
整数である。nが200より大きくなると、粘度が高く
なり開始剤の溶解が困難になる。n個のR1の少なくと
も2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシル又はアリール基でもよい。
0、好ましくは3〜100、特に好ましくは3〜20の
整数である。nが200より大きくなると、粘度が高く
なり開始剤の溶解が困難になる。n個のR1の少なくと
も2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシル又はアリール基でもよい。
【0029】一般式(3)は、 {式中、mは1〜200の整数、nは2〜200の整数
であり、X2はアルキレンまたはアリーレン基であり、
X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少なくと
も2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。}で表される。
であり、X2はアルキレンまたはアリーレン基であり、
X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少なくと
も2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。}で表される。
【0030】一般式(3)におけるX1は一般式(1)
で示されたものと同一のものがあげられ、X2、mおよ
びnは、それぞれ一般式(2)で示されたものと同一の
ものがあげられる。
で示されたものと同一のものがあげられ、X2、mおよ
びnは、それぞれ一般式(2)で示されたものと同一の
ものがあげられる。
【0031】一般式(4)は、 {式中、mは1〜200、nは2〜200の整数であ
り、X2、X3はそれぞれ、HOX2OH、HOX3OHで
表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポ
リエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリ
カーボネートジオールのいずれかのジオールの残基であ
り、X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少な
くとも2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、ア
ルキル、アシル又はアリール基でもよい。}表される。
り、X2、X3はそれぞれ、HOX2OH、HOX3OHで
表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポ
リエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリ
カーボネートジオールのいずれかのジオールの残基であ
り、X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少な
くとも2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、ア
ルキル、アシル又はアリール基でもよい。}表される。
【0032】一般式(4)におけるX1は一般式(1)
で示されたものと同一のものがあげられ、X2、X3、m
およびnは、それぞれ一般式(2)で示されたものと同
一のものがあげられ、X2とX3は同一でも、異なってい
てもよい。
で示されたものと同一のものがあげられ、X2、X3、m
およびnは、それぞれ一般式(2)で示されたものと同
一のものがあげられ、X2とX3は同一でも、異なってい
てもよい。
【0033】本発明の(A)におけるプロペニルエーテ
ル末端基を有するウレタンオリゴマーは下記一般式
(5)で表される。 {式中、mは0〜200、nは2〜200の整数であ
り、Q1は−OX2O−または−N(R2)−X4−N(R
2)−で表される基であり、Q2は−OX2O−で表され
る基である。X2は、HOX2OHで表されるアルキルジ
オール、アリールジオール、ポリ エーテルジオール、
ポリエステルジオールまたはポリカーボネートジオール
のいずれかのジオールの残基である。−N(R2)−X4
−N(R2)−はHN(R2)−X4−N(R2)Hで表さ
れるジアミン残基であり、X4は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレンまたはシクロアルキ
レン基であり、R2は炭素数2〜12のアルキル、アリ
ール、アラルキルまたはシクロアルキル基である。Z1
は多価イソシアネート残基であり、Z2は2価イソシア
ネート残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルま
たはアリール基でもよい。}
ル末端基を有するウレタンオリゴマーは下記一般式
(5)で表される。 {式中、mは0〜200、nは2〜200の整数であ
り、Q1は−OX2O−または−N(R2)−X4−N(R
2)−で表される基であり、Q2は−OX2O−で表され
る基である。X2は、HOX2OHで表されるアルキルジ
オール、アリールジオール、ポリ エーテルジオール、
ポリエステルジオールまたはポリカーボネートジオール
のいずれかのジオールの残基である。−N(R2)−X4
−N(R2)−はHN(R2)−X4−N(R2)Hで表さ
れるジアミン残基であり、X4は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレンまたはシクロアルキ
レン基であり、R2は炭素数2〜12のアルキル、アリ
ール、アラルキルまたはシクロアルキル基である。Z1
は多価イソシアネート残基であり、Z2は2価イソシア
ネート残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルま
たはアリール基でもよい。}
【0034】一般式(5)において、Z2における2価
イソシアネートとしては前記式(ii)であげられたも
のと同一のものがあげられる。Z1における多価イソシ
アネートとしてはリジンエステルトリイソシアネート、
ヘキサメチレントリイソシアネートおよびポリフェニル
ポリイソシアネート等があげられる。
イソシアネートとしては前記式(ii)であげられたも
のと同一のものがあげられる。Z1における多価イソシ
アネートとしてはリジンエステルトリイソシアネート、
ヘキサメチレントリイソシアネートおよびポリフェニル
ポリイソシアネート等があげられる。
【0035】一般式(5)において、Q1は−OX2O−
または−N(R2)−X4−N(R2)−で表される基で
あり、Q2は−OX2O−で表される基である。X2はH
OX2OHで表されるアルキレンジオール、アリ−レン
ジオール、ポリエーテルジオール、ポリエステルジオー
ルまたはポリカーボネートジオールのいずれかのジオー
ルの残基であり、X2は一般(2)におけるX2と同一の
ものがあげられる。
または−N(R2)−X4−N(R2)−で表される基で
あり、Q2は−OX2O−で表される基である。X2はH
OX2OHで表されるアルキレンジオール、アリ−レン
ジオール、ポリエーテルジオール、ポリエステルジオー
ルまたはポリカーボネートジオールのいずれかのジオー
ルの残基であり、X2は一般(2)におけるX2と同一の
ものがあげられる。
【0036】上記HOX2OHがポリエステルジオール
の場合、下記の(iii)と(iv)との反応生成物が
あげられる。 (iii) H(OX7)m−OH (mは0〜200の整数、X7は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレン、およびシクロアル
キレンの基よりなる群から選ばれる2価の基である) (iv) HOOC−Y3−COOH (式中、Y3はアルキレン、アリーレン、アラルキレン
およびシクロアルキレンの基よりなる群から選ばれる2
価の基である)
の場合、下記の(iii)と(iv)との反応生成物が
あげられる。 (iii) H(OX7)m−OH (mは0〜200の整数、X7は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレン、およびシクロアル
キレンの基よりなる群から選ばれる2価の基である) (iv) HOOC−Y3−COOH (式中、Y3はアルキレン、アリーレン、アラルキレン
およびシクロアルキレンの基よりなる群から選ばれる2
価の基である)
【0037】上記(iii)のポリエーテルジオールに
おいてmは通常0〜200、好ましくは、3〜20の整
数である。
おいてmは通常0〜200、好ましくは、3〜20の整
数である。
【0038】上記(iii)のポリエーテルジオールに
おいてX7は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレ
ン、アラルキレンおよびシクロアルキレンの基よりなる
群から選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン
基の例には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレ
ン、ペンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレ
ン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等
があげられる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフ
チレン、アントリレン、フェナントリレン等があげられ
る。アルアルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニ
チレン、2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、
2−フェニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなど
があげられる。シクロアルキレン基の例には、シクロペ
ンチレン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シク
ロオクチレン等があげられる。これらのうち好ましく
は、エチレン基およびプロピレン基である。アルキレン
基が長くなると開始剤の溶解性が悪くなる。
おいてX7は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレ
ン、アラルキレンおよびシクロアルキレンの基よりなる
群から選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン
基の例には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレ
ン、ペンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレ
ン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等
があげられる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフ
チレン、アントリレン、フェナントリレン等があげられ
る。アルアルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニ
チレン、2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、
2−フェニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなど
があげられる。シクロアルキレン基の例には、シクロペ
ンチレン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シク
ロオクチレン等があげられる。これらのうち好ましく
は、エチレン基およびプロピレン基である。アルキレン
基が長くなると開始剤の溶解性が悪くなる。
【0039】上記(iv)のジカルボン酸の例として
は、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シュウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ポ
リカルボン酸等があげられる。これらのうち好ましく
は、イソフタル酸、テレフタル酸、およびアジピン酸で
ある。X4は、一般式(2)におけるX2と同一のものが
あげられ、R2は一般式(1)中のAで示されたものと
同一のものがあげられ、mおよびnは一般式(2)で示
したものと同一のものがあげられる。
は、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シュウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ポ
リカルボン酸等があげられる。これらのうち好ましく
は、イソフタル酸、テレフタル酸、およびアジピン酸で
ある。X4は、一般式(2)におけるX2と同一のものが
あげられ、R2は一般式(1)中のAで示されたものと
同一のものがあげられ、mおよびnは一般式(2)で示
したものと同一のものがあげられる。
【0040】本発明の(A)におけるプロペニルエーテ
ル末端基を有するモノマーは下記一般式(6)または一
般式(7)で表される。 X1[−O−R1]n (6) (式中、nは2〜200の整数であり、X1は多価アル
コール残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルま
たはアリール基でもよい。)
ル末端基を有するモノマーは下記一般式(6)または一
般式(7)で表される。 X1[−O−R1]n (6) (式中、nは2〜200の整数であり、X1は多価アル
コール残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルま
たはアリール基でもよい。)
【0041】一般式(6)において、nは通常2〜20
0、好ましくは2〜6の整数である。nが200を超え
ると粘度が高くハンドリングが悪くなる。X1は一般式
(1)で示したものと同一のものがあげられる。
0、好ましくは2〜6の整数である。nが200を超え
ると粘度が高くハンドリングが悪くなる。X1は一般式
(1)で示したものと同一のものがあげられる。
【0042】 {式中、nは2−200、X2は、HOX2OHで表され
るアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポリエー
テルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリカーボ
ネートジオールのいずれかのジオールの残基であり、Y
1は多価カルボン酸残基である。n個のR1の少なくとも
2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。} 一般式(7)において、nは通常2〜200、好ましく
は2〜6の整数である。nが200を超えると粘度が高
くハンドリングが悪くなる。Y1およびX2は一般式
(2)であげられたものと同一のものがあげられる。
るアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポリエー
テルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリカーボ
ネートジオールのいずれかのジオールの残基であり、Y
1は多価カルボン酸残基である。n個のR1の少なくとも
2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。} 一般式(7)において、nは通常2〜200、好ましく
は2〜6の整数である。nが200を超えると粘度が高
くハンドリングが悪くなる。Y1およびX2は一般式
(2)であげられたものと同一のものがあげられる。
【0043】本発明において使用される光重合開始剤
(B)としては、公知の光カチオン重合開始剤が使用で
きる。例えば、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネート、トリフェニルスルホニウムホスフェ
ート、P−(フェニルチオ)フェニルジフェニルスルホ
ニウムヘキサフルオロアンチモネート、P−(フェニル
チオ)フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオロ
ホスフェート、4−クロルフェニルジフェニルスルホニ
ウムヘキサフルオロホスフェート、4−クロルフェニル
ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネー
ト、ビス[4−ジフェニル−スルフォニオ)フェニル]
スルフィド−ビス−ヘキサフルオロフォスフェート、ビ
ス[4−ジフェニル−スルフォニオ)フェニル]スルフ
ィド‐ビス‐ヘキサフルオロアンチモネート、(2、4
−シクロペンタジエン−1−イル)[(1−メチルエチ
ル)ベンゼン]−Fe−ヘキサフルオロホスフェート等
を挙げることができる。これらは市場より容易に入手す
ることができる。例えば、旭電化(株)製、SP−15
0、SP−170、チバ・ガイギー社製、イルガキュア
ー261、ユニオンカーバイド社製、UVR−697
4、UVR−6990等を挙げることができる。
(B)としては、公知の光カチオン重合開始剤が使用で
きる。例えば、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネート、トリフェニルスルホニウムホスフェ
ート、P−(フェニルチオ)フェニルジフェニルスルホ
ニウムヘキサフルオロアンチモネート、P−(フェニル
チオ)フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオロ
ホスフェート、4−クロルフェニルジフェニルスルホニ
ウムヘキサフルオロホスフェート、4−クロルフェニル
ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネー
ト、ビス[4−ジフェニル−スルフォニオ)フェニル]
スルフィド−ビス−ヘキサフルオロフォスフェート、ビ
ス[4−ジフェニル−スルフォニオ)フェニル]スルフ
ィド‐ビス‐ヘキサフルオロアンチモネート、(2、4
−シクロペンタジエン−1−イル)[(1−メチルエチ
ル)ベンゼン]−Fe−ヘキサフルオロホスフェート等
を挙げることができる。これらは市場より容易に入手す
ることができる。例えば、旭電化(株)製、SP−15
0、SP−170、チバ・ガイギー社製、イルガキュア
ー261、ユニオンカーバイド社製、UVR−697
4、UVR−6990等を挙げることができる。
【0044】本発明において樹脂組成物の粘度を調節す
る目的で必要に応じて反応性希釈剤(C)を使用でき
る。
る目的で必要に応じて反応性希釈剤(C)を使用でき
る。
【0045】該(C)は下記一般式(8)であらわされ
る化合物があげられる。 CH3−CH=CH−O−X2−O−R3 (8) {式中、X2は、HOX2OHで表されるアルキレンジオ
ール、アリーレンジオール、ポリエーテルジオール、ポ
リウレタンジオールまたはポリカーボネートジオールの
いずれかのジオールの残基であり、R3は炭素数が2〜
12のアルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキ
ル基または水素原子である。}
る化合物があげられる。 CH3−CH=CH−O−X2−O−R3 (8) {式中、X2は、HOX2OHで表されるアルキレンジオ
ール、アリーレンジオール、ポリエーテルジオール、ポ
リウレタンジオールまたはポリカーボネートジオールの
いずれかのジオールの残基であり、R3は炭素数が2〜
12のアルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキ
ル基または水素原子である。}
【0046】上記一般式においてX2は一般式(2)で
示されたものと同一のものがあげられ、R3は炭素数が
2〜12のアルキル、アリール、アラルキル、シクロア
ルキル基または水素原子である。
示されたものと同一のものがあげられ、R3は炭素数が
2〜12のアルキル、アリール、アラルキル、シクロア
ルキル基または水素原子である。
【0047】本発明において(A)、および(B)の使
用割合は通常(A)95〜99.9重量%、(B)0.
01〜5重量%、好ましくは(A)96〜98重量%、
(B)2〜4重量%である。
用割合は通常(A)95〜99.9重量%、(B)0.
01〜5重量%、好ましくは(A)96〜98重量%、
(B)2〜4重量%である。
【0048】本発明において(A)、(B)の合計重量
に対して(C)を通常5〜60重量%、好ましくは10
〜30重量%であり、(C)が60重量%をこえると、
硬化速度が大幅に低下する。
に対して(C)を通常5〜60重量%、好ましくは10
〜30重量%であり、(C)が60重量%をこえると、
硬化速度が大幅に低下する。
【0049】本発明の組成物には必要により(A)とと
もに公知の光ラジカル重合性組成物(D)を併用するこ
とができる。含有する(D)の量としては、通常(A)
成分100重量部に対し0〜100重量部を使用し、好
ましくは10〜40%である。
もに公知の光ラジカル重合性組成物(D)を併用するこ
とができる。含有する(D)の量としては、通常(A)
成分100重量部に対し0〜100重量部を使用し、好
ましくは10〜40%である。
【0050】本発明の樹脂組成物には、更に必要に応じ
て、エポキシ樹脂、(例えば、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、テトラブ
ロモビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エ
ポキシ樹脂等)、顔料、着色剤、無機充填剤、非反応樹
脂、その他各種添加剤等を含有させることができる。
て、エポキシ樹脂、(例えば、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、テトラブ
ロモビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エ
ポキシ樹脂等)、顔料、着色剤、無機充填剤、非反応樹
脂、その他各種添加剤等を含有させることができる。
【0051】以上、詳述した本発明の接着剤組成物は、
鉄、銅、アルミニウム、フェライト、メッキ鋼板、パー
マロイ等の金属;アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、A
BS樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩
化ビニル樹脂等の樹脂類;ガラス、セラミック等を高速
に硬化接着することができ、かつ硬化接着時の硬化収縮
が小さい寸法安定性に優れた接着が可能である。
鉄、銅、アルミニウム、フェライト、メッキ鋼板、パー
マロイ等の金属;アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、A
BS樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩
化ビニル樹脂等の樹脂類;ガラス、セラミック等を高速
に硬化接着することができ、かつ硬化接着時の硬化収縮
が小さい寸法安定性に優れた接着が可能である。
【0052】接着に当たっては被着体に本発明の接着剤
を組成物を10〜500μm程度塗布後、接着面に光を
照射して硬化接着させる。使用できる光としては高圧水
銀ランプ、メタルハライドランプ、低圧水銀ランプ等か
ら放出される紫外線などをあげることができる。
を組成物を10〜500μm程度塗布後、接着面に光を
照射して硬化接着させる。使用できる光としては高圧水
銀ランプ、メタルハライドランプ、低圧水銀ランプ等か
ら放出される紫外線などをあげることができる。
【0053】
【実施例】以下、実施例を以て本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されない。
るが、本発明はこれらに限定されない。
【0054】実施例1〜6、比較例1〜3 表1に示した処方で調製した配合物を用い、下記評価方
法、および評価基準にしたがい、光反応性(表面硬化時
間、接着固定時間)、接着強度、および硬化収縮率の評
価をおこなった。得られた結果を表1に示す。 光反応性の評価法:76×26mmのスライドガラス
に、接着剤を塗布、また、7×13mmの小ガラス片を
接着剤樹脂で貼る。その後、紫外線を所定量照射して硬
化性を観察した。表面硬化時間は、接着剤の塗布部を綿
棒でこすり、綿が付着しない状況になった時を表面硬化
時間とした。また、接着固定時間は、小ガラス片に、約
3kgfの剪断力を加えてくずれなっかた時間として評
価した。 光反応性の評価基準: ◎ 接着固定、表面硬化(タックフリー) ○ 接着固定、表面未硬化 △ 接着固定不十分、表面未硬化 × 接着未固定、表面未硬化 接着強度の評価方法:張り合わせ接着片を作製(接着剤
硬化条件は、約10mW/cm2のメタルハライドラン
プ、5分間照射)した。測定は、試料ホルダーに接着片
を入れ、引っ張り試験機で、速度5mm/minで圧縮
プレートにより圧縮、剪断接着強度を測定した。[単位
−kgf/cm2] 硬化収縮率の評価方法:硬化前後の密度を測定して、硬
化収縮率を算出した。[単位 %]
法、および評価基準にしたがい、光反応性(表面硬化時
間、接着固定時間)、接着強度、および硬化収縮率の評
価をおこなった。得られた結果を表1に示す。 光反応性の評価法:76×26mmのスライドガラス
に、接着剤を塗布、また、7×13mmの小ガラス片を
接着剤樹脂で貼る。その後、紫外線を所定量照射して硬
化性を観察した。表面硬化時間は、接着剤の塗布部を綿
棒でこすり、綿が付着しない状況になった時を表面硬化
時間とした。また、接着固定時間は、小ガラス片に、約
3kgfの剪断力を加えてくずれなっかた時間として評
価した。 光反応性の評価基準: ◎ 接着固定、表面硬化(タックフリー) ○ 接着固定、表面未硬化 △ 接着固定不十分、表面未硬化 × 接着未固定、表面未硬化 接着強度の評価方法:張り合わせ接着片を作製(接着剤
硬化条件は、約10mW/cm2のメタルハライドラン
プ、5分間照射)した。測定は、試料ホルダーに接着片
を入れ、引っ張り試験機で、速度5mm/minで圧縮
プレートにより圧縮、剪断接着強度を測定した。[単位
−kgf/cm2] 硬化収縮率の評価方法:硬化前後の密度を測定して、硬
化収縮率を算出した。[単位 %]
【0055】
【表1】
【0056】表1に示した化合物は以下の通りである。
なお、CH3−CH=CH−基(プロペニル基)はPr
と略す。 プロペニルエーテル末端基化合物(1): Pr−O−(CH2CH2O)12−Pr プロペニルエーテル末端基化合物(2): Y:テレフタル酸残基 プロペニルエーテル末端基化合物(3): X:トリエチレングリコール残基 Z:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート残
基、 プロペニルエーテル末端基化合物(4): X:トリエチレングリコール残基 プロペニルエーテル末端基化合物(5): R[O−(CH2CH2O)12−Pr]3 R:グリセリン残基 プロペニルエーテル末端基化合物(6): X1:トリエチレングリレリン残基 Y:テレフタル酸残基、 X2:次式のポリウレタンジオールの残基 Z:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート残基 アクリレート末端基化合物(7): エポキシ末端基化合物(8):EP−828(油化シェ
ル社製ビスフェノール型エポキシ樹脂 脂環式エポキシ末端基化合物(9):ERL−4221
(UCC製脂環式エポキシ樹脂) 反応性希釈剤(10): Pr−O−CH2CH2−OH 反応性希釈剤(11): 2−ヒドロキエチルアクリレ
ート反応性希釈剤 反応性希釈剤(12):BRL−4206(UCC社製
脂環式エポキシ樹脂希釈剤) 光重合触媒(13):UVR−6974(P−(フェニ
ルチオ)フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネート、ビス[4−ジフェニル−スルフォニ
オ)フェニル]スルフィド−ビス−ヘキサフルオロアン
チモネート混合物の50%希釈品) 光重合触媒(14):イルガキュアー184(チバ・ガ
イギー社製)
なお、CH3−CH=CH−基(プロペニル基)はPr
と略す。 プロペニルエーテル末端基化合物(1): Pr−O−(CH2CH2O)12−Pr プロペニルエーテル末端基化合物(2): Y:テレフタル酸残基 プロペニルエーテル末端基化合物(3): X:トリエチレングリコール残基 Z:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート残
基、 プロペニルエーテル末端基化合物(4): X:トリエチレングリコール残基 プロペニルエーテル末端基化合物(5): R[O−(CH2CH2O)12−Pr]3 R:グリセリン残基 プロペニルエーテル末端基化合物(6): X1:トリエチレングリレリン残基 Y:テレフタル酸残基、 X2:次式のポリウレタンジオールの残基 Z:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート残基 アクリレート末端基化合物(7): エポキシ末端基化合物(8):EP−828(油化シェ
ル社製ビスフェノール型エポキシ樹脂 脂環式エポキシ末端基化合物(9):ERL−4221
(UCC製脂環式エポキシ樹脂) 反応性希釈剤(10): Pr−O−CH2CH2−OH 反応性希釈剤(11): 2−ヒドロキエチルアクリレ
ート反応性希釈剤 反応性希釈剤(12):BRL−4206(UCC社製
脂環式エポキシ樹脂希釈剤) 光重合触媒(13):UVR−6974(P−(フェニ
ルチオ)フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネート、ビス[4−ジフェニル−スルフォニ
オ)フェニル]スルフィド−ビス−ヘキサフルオロアン
チモネート混合物の50%希釈品) 光重合触媒(14):イルガキュアー184(チバ・ガ
イギー社製)
【0057】
【発明の効果】以上、説明したように、プロペニルエー
テル末端基を有する化合物を含む光硬化型接着剤組成物
は、ラジカル重合型のアクリレート系樹脂よりも、表面
硬化性が良く、体積収縮が小さく、接着面の密着性が優
れるという特徴を有する。また、エポキシ系紫外線硬化
樹脂よりも、高速硬化性である。これらのことから、本
発明の光硬化型接着剤組成物を、例えば、小さい光部品
や電子部品の組立などに使用すると、ラジカル系紫外線
硬化樹脂組成物の欠点である酸素阻害のための表面未硬
化もなく、カチオン重合系のエポキシ系接着剤よりも反
応性が高く高速に接着が可能であり、かつ実用性能も良
好な接着・接着固定部を実現でき、その硬化は極めて有
用なのもである。
テル末端基を有する化合物を含む光硬化型接着剤組成物
は、ラジカル重合型のアクリレート系樹脂よりも、表面
硬化性が良く、体積収縮が小さく、接着面の密着性が優
れるという特徴を有する。また、エポキシ系紫外線硬化
樹脂よりも、高速硬化性である。これらのことから、本
発明の光硬化型接着剤組成物を、例えば、小さい光部品
や電子部品の組立などに使用すると、ラジカル系紫外線
硬化樹脂組成物の欠点である酸素阻害のための表面未硬
化もなく、カチオン重合系のエポキシ系接着剤よりも反
応性が高く高速に接着が可能であり、かつ実用性能も良
好な接着・接着固定部を実現でき、その硬化は極めて有
用なのもである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−220297(JP,A) 米国特許5334772(US,A) “J.Macromol.Sci., Pure Appl.Chem.”, 1994年,A31(12),p.1927−1941 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 4/00 C08F 2/48 C08F 299/02 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)
Claims (8)
- 【請求項1】 一般式(1)で表されるプロペニルエー
テル末端基を有する(ポリ)エーテルオリゴマー、プロ
ペニルエーテル末端基を有するポリエステルオリゴマ
ー、プロペニルエーテル末端基を有するウレタンオリゴ
マーおよび一般式(6)、一般式(6’)または一般式
(7)で表されるプロペニルエーテル末端基を有するモ
ノマーの群から選ばれる少なくとも2個のプロペニルエ
ーテル末端基を有する化合物(A)の1種以上、並びに
光重合開始剤(B)からなる光硬化型接着剤組成物。 【化1】 X1[−O−(AO)m−R1]n (1) {式中、nは3〜200の整数であり、n個のmは0〜
200の整数であり、mの少なくとも1個は1以上であ
る。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りは水素原子、アルキル、アシルまたはアリール
基でもよい。Aは炭素数2〜12のアルキレン、アリー
レン、アルアルキレンまたはシクロアルキレン基であ
り、mが2以上の場合のAは同一でも異なっていても良
く、(AO)m部分はランダム付加でもブロック付加で
も良い。X1は多価アルコール残基である。} 【化2】 X1[−O−R1]n (6) {式中、nは2〜200の整数であり、X1は、ポリグ
リセリン(グリセリンの2〜18量体)の残基である。
n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であり、残
りはアルキル、アシルまたはアリール基でもよい。} 【化3】 X1[−O−R1]n (6’) {式中、nは2〜200の整数であり、X1は、トリメ
チロールアルカンの2〜3量体の残基である。n個のR
1の少なくとも2個はプロペニル基であり、残りは水素
原子、アルキル、アシルまたはアリール基でもよい。} 【化4】 Y1[−CO−X2O−R1]n (7) ‖ O {式中、nは2〜200の整数、X2は、HOX2OHで
表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポ
リエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリ
カーボネートジオールのいずれかのジオールの残基であ
り、Y1は多価カルボン酸残基である。n個のR1の少な
くとも2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、ア
ルキル、アシルまたはアリール基でもよい。} - 【請求項2】 プロペニルエーテル末端基を有するポリ
エステルオリゴマーが下記一般式(2)、一般式
(3)、または一般式(4)で表されるオリゴマーであ
る請求項1記載の組成物。 【化5】 Y1[−CO−(X2O−CY2C−O)m−X3O−R1]n (2) ‖ ‖ ‖ O O O {式中、mは1〜200の整数、nは2〜200の整数
であり、X2、X3はそれぞれHOX2OH、HOX3OH
で表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、
ポリエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポ
リカーボネートジオールのいずれかのジオールの残基で
あり、Y1は多価カルボン酸残基であり、Y2は2価カル
ボン酸残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシル又
はアリール基でもよい。} 【化6】 X1[−O−(CX2O)m−R1]n (3) ‖ O {式中、mは1〜200の整数、nは2〜200の整数
であり、X2はアルキレンまたはアリーレン基であり、
X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少なくと
も2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。} 【化7】 X1[−(OX2OC)m−OX3O−R1]n (4) ‖ O {式中、mは1〜200、nは2〜200の整数であ
り、X2、X3はそれぞれ、HOX2OH、HOX3OHで
表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポ
リエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリ
カーボネートジオールのいずれかのジオールの残基であ
り、X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少な
くとも2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、ア
ルキル、アシル又はアリール基でもよい。} - 【請求項3】 プロペニルエーテル末端基を有するウレ
タンオリゴマーが下記一般式(5)で表されるオリゴマ
ーである請求項1記載の組成物。 【化8】 Z1[−N−C−(Q1−C−NZ2N−C)m−Q2−R1]n (5) | ‖ ‖ | | ‖ H O O H H O {式中、mは0〜200、nは2〜200の整数であ
り、Q1は−OX2O−または−N(R2)−X4−N(R
2)−で表される基であり、Q2は−OX2O−で表され
る基である。X2は、HOX2OHで表されるアルキルジ
オール、アリールジオール、ポリエーテルジオール、ポ
リエステルジオールまたはポリカーボネートジオールの
いずれかのジオールの残基である。−N(R2)−X4−
N(R2)−はHN(R2)−X4−N(R2)Hで表され
るジアミン残基であり、X4は炭素数2〜12のアルキ
レン、アリーレン、アラルキレンまたはシクロアルキレ
ン基であり、R2は炭素数2〜12のアルキル、アリー
ル、アラルキルまたはシクロアルキル基である。Z1は
多価イソシアネート残基であり、Z2は2価イソシアネ
ート残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロペ
ニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルまた
はアリール基でもよい。} - 【請求項4】 (A)の含量が95〜99.9重量%、
(B)の含量が0.01〜5重量%である請求項1〜3
のいずれか記載の組成物。 - 【請求項5】 さらに反応性希釈剤(C)が配合されて
なり、組成物の重量に対して、(C)の含量が5〜60
重量%、(A)の含量が50〜90重量%、(B)の含
量が0.01〜5重量%である請求項1〜4のいずれか
記載の組成物。 - 【請求項6】 (C)が下記一般式(8)で表される反
応性希釈剤である請求項5記載の組成物。 【化9】 CH3−CH=CH−O−X2−O−R3 (8) {式中、X2は、HOX2OHで表されるアルキレンジオ
ール、アリーレンジオール、ポリエーテルジオール、ポ
リウレタンジオールまたはポリカーボネートジオールの
いずれかのジオールの残基であり、R3は炭素数が2〜
12のアルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキ
ル基または水素原子である。} - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか記載の組成物
に、さらにエポキシ樹脂を含有させてなる光硬化型接着
剤組成物。 - 【請求項8】 金属、樹脂類、ガラスまたはセラミック
用である請求項1〜7のいずれか記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7310003A JP3060087B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 光硬化型接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7310003A JP3060087B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 光硬化型接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09125010A JPH09125010A (ja) | 1997-05-13 |
| JP3060087B2 true JP3060087B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=17999982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7310003A Expired - Fee Related JP3060087B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 光硬化型接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3060087B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113767077B (zh) * | 2018-11-29 | 2023-09-29 | 康宁公司 | 粘附玻璃盖板片到框架 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5334772A (en) | 1989-10-04 | 1994-08-02 | Isp Investments Inc. | Polyalk-1-enyl ethers |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP7310003A patent/JP3060087B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5334772A (en) | 1989-10-04 | 1994-08-02 | Isp Investments Inc. | Polyalk-1-enyl ethers |
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| "J.Macromol.Sci.,Pure Appl.Chem.",1994年,A31(12),p.1927−1941 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09125010A (ja) | 1997-05-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3115792B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物、その製造方法、活性エネルギー線硬化型樹脂の成形硬化品 | |
| JP3060087B2 (ja) | 光硬化型接着剤組成物 | |
| JPS58136672A (ja) | ポリカ−ボネ−ト成型物用の光硬化型接着剤組成物 | |
| JP4017055B2 (ja) | (メタ)アクリル酸エステル、これを用いた樹脂組成物 | |
| WO2003087181A1 (fr) | Composition de resine photopolymerisable visible | |
| JPS59191772A (ja) | 被覆,接着用組成物 | |
| JP2001040039A (ja) | 活性エネルギー線硬化性組成物 | |
| JP4017056B2 (ja) | (メタ)アクリル酸エステル、これを用いた樹脂組成物 | |
| JP3060088B2 (ja) | 光硬化型印刷インキ組成物 | |
| JP3060092B2 (ja) | 光硬化型塗料組成物 | |
| JP2881134B2 (ja) | 光硬化性樹脂組成物 | |
| JP2884003B2 (ja) | 光ファイバ用紫外線硬化性着色組成物 | |
| JP3060091B2 (ja) | 光ディスク用オーバーコート組成物 | |
| JP3098411B2 (ja) | 光硬化型紙コーティング剤 | |
| JP2001019729A (ja) | 樹脂組成物及びその硬化物 | |
| JP3060090B2 (ja) | 光硬化型金属コーティング剤 | |
| JP3172074B2 (ja) | 光ディスク用光硬化型組成物 | |
| JP3060089B2 (ja) | 床材用光硬化型被覆剤組成物 | |
| JP3148611B2 (ja) | 立体造形用光硬化型組成物 | |
| JP3807650B2 (ja) | 新規(メタ)アクリル酸エステル、これを用いた樹脂組成物 | |
| JP4245217B2 (ja) | 新規な(メタ)アクリル酸エステル及び樹脂組成物 | |
| JP3898300B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物、紫外線硬化型樹脂組成物及び光ファイバー用紫外線硬化型樹脂組成物 | |
| JP4072880B2 (ja) | (メタ)アクリル酸エステル、これを用いた樹脂組成物 | |
| JPH0676574B2 (ja) | 放射線硬化性塗料 | |
| JPH0733417B2 (ja) | 光硬化可能な組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |