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JP2921791B2 - 分離された2種以上の洗浄剤成分からなる自動食器洗浄機用洗剤及びその供給装置 - Google Patents

分離された2種以上の洗浄剤成分からなる自動食器洗浄機用洗剤及びその供給装置

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JP2921791B2
JP2921791B2 JP63209150A JP20915088A JP2921791B2 JP 2921791 B2 JP2921791 B2 JP 2921791B2 JP 63209150 A JP63209150 A JP 63209150A JP 20915088 A JP20915088 A JP 20915088A JP 2921791 B2 JP2921791 B2 JP 2921791B2
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detergent
component
separated
automatic dishwasher
cleaning component
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JP63209150A
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健一 伊藤
千里雄 森田
佳昭 井上
吉之 大同
保史 相川
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NIITAKA KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
NIITAKA KAGAKU KOGYO KK
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Publication date
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  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特に、自動食器洗浄機用の洗剤の新規な構
成及びその洗剤を使用するのに特に適した供給装置の新
規な構成に関する。
[従来の技術] 従来、自動食器洗浄機用の液状、粉末又は固形の洗剤
には一般に、リン酸塩のほか、ケイ酸塩その他のアルカ
リ成分を含み、さらには次亜塩素酸塩や塩素化イソシア
ヌル酸塩などの漂白剤を含むものが多く、また洗浄力の
向上、溶解性や溶液安定性を図るために苛性アルカリを
含有するものが多かった。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来の自動食器洗浄機用の洗剤について
は次のような欠点があった。つまり、従来の液状洗剤に
ついては、配合各成分を溶液化して一体化するため、各
成分の溶解性が均一でしかも溶液安定性であることが要
求されるが、このために、配合成分の含有量について制
約があった。この結果、洗浄性能が粉末洗剤により劣る
ものであったし、また特にウォータースポットの生成防
止等の点で満足されなかったし、また十分な抑泡性をも
たせることも上記した均一溶解や溶液安定性の点で配合
技術として困難であった。
また、従来の粉末洗剤については、ウォータースポッ
トを生じさせない洗い上がりのよいものは必ず強アルカ
リ性成分を含むものであった。このため、ガラス製の食
器についてはエッチングが生じたり、また洗浄機の導入
管などに化学的な障害を生じさせたり、洗浄水が高PH値
となって公害源となるなどの欠点があった。またこの粉
末洗剤については、界面活性剤を配合した例はあるが、
製造過程におけるベタ付きの発生など製造上の欠点、さ
らには含有する漂白剤が分解されてしまうという欠点の
ため、界面活性剤を一定量(3〜5重量%)以上配合す
ることはできなかった。
本発明の第一の目的は、自動食器洗浄機用の洗剤につ
いて、界面活性剤を任意の割合で組合わせ使用すること
を可能とし、これにより強アルカリ性でなくても十分な
洗浄力を保持させ、特にウォータースポットの生成を防
止し、また抑泡性その他の性能を有効に保持することを
可能ならしめることにある。また、本発明の第二の目的
は、本発明に係る洗剤を自動食器洗浄機において効果的
に利用し得る洗剤の自動供給装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記した第一の目的を達成するため、本発明では、分
離された2種以上の洗浄成分からなる洗剤につき、次の
構成とした。
即ち、2種以上のビルダー又は2種以上のビルダーと
漂白剤とからなる主洗浄成分の水溶液と、この主洗浄成
分の水溶液と同時に洗浄水中に混入することによって併
用されるポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル、
ポリオキシアルキレンジアルキルエーテル、ポリオキシ
アルキレンアルキルフェノールエーテル、プルロニック
型ブロックポリマー、リバーステトロニック型ブロック
ポリマー、テトロニック型ブロックポリマー、リバース
プルロニック型ブロックポリマーの群から選択される1
又は2以上の低泡性界面活性剤からなる補助洗浄成分が
それぞれ分離された状態で構成されてなることを特徴と
する。
上記した本発明の構成特徴において、主洗浄成分のビ
ルダーとしては、自動食器洗浄機用の洗浄剤として使用
可能な、例えば、トリポリリン酸ソーダ、結晶リン酸三
ソーダ、メタケイ酸ソーダ、ソーダ灰、水酸化カリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ剤、無水芒硝等の中性
塩、ニトリロ三酢酸ソーダ等の金属イオン封鎖剤などを
挙げることができる。また、漂白剤としては、例えば、
次亜塩素酸ソーダ、塩素化イソシアヌル酸ソーダ等の塩
素系漂白剤を挙げることができる。また、主洗浄成分
は、上記したようなビルダーのうちの2種以上又はこの
2種以上のビルダーと漂白剤とを混合して水溶液とした
ものである。
また、補助洗浄成分としての低泡性界面活性剤として
は、具体的には次のものを例示することができる。
先ず、ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルと
しては次に例示するものを適用することができる。つま
り、 [Rはアルキル基でC1214、X≒5、Y≒3.5](以
下、ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルIとい
う。)若しくは、[Rはアルキル基でC1315、X≒
2、Y≒4](以下、ポリオキシアルキレンモノアルキ
ルエーテルIIという。)。
また、ポリオキシアルキレンジアルキルエーテルとし
ては次に例示するものを適用することができる。つま
り、 R−O−(CH2CH2O)−C4H9 [Rはアルキル基でC8、X≒5](以下、ポリオキシア
ルキレンジアルキルエーテルIという。)。
また、ポリオキシアルキレンアルキルフェーノールエ
ーテルとしては次に例示するものを適用することができ
る。つまり、 [Rはアルキル基でC9、X≒7、Y≒7](以下、ポリ
オキシアルキレンアルキルフェノールエーテルIとい
う。)。
また、プルロニック型ブロックポリマーとしては次に
例示するものを適用することができる。つまり、 [平均分子量;3500、EO含有率;総分子量の40%](以
下、プルロニック型ブロックポリマーIという。)若し
くは[平均分子量;3800、EO含有率;総分子量の10%]
(以下、プルロニック型ブロックポリマーIIとい
う。)。
また、リバーステトロニック型ブロックポリマーとし
ては次に例示するものを適用することができる。つま
り、 [平均分子量;7740、EO含有率;総分子量の20%](以
下、リバーステトロニック型ブロックポリマーIとい
う。)。
また、テトロニック型ブロックポリマーの例としては
次に例示するものを適用することかできる。つまり、 [平均分子量;3600、EO含有率;総分子量の10%](以
下、テトロニック型ブロックポリマーIという。)。
また、リバースプルロニック型ブロックポリマーとし
ては次に例示するものを適用することができる。つま
り、 [平均分子量;3100、EO含有率;総分子量の20%](以
下、リバースプルロニック型ブロックポリマーIとい
う。)。
本発明においては、主洗浄成分としての洗浄剤と補助
洗浄成分としての界面活性剤とは、併用時、即ち、洗浄
水中に同時に混入するまでは予め完全に分離させた状態
で利用できるが、主洗浄成分と補助洗浄成分とがそれぞ
れ液状で相溶性を呈しないものである場合には、それら
を二液相に分離した状態で同一容器内に収容して利用す
ることができる。
また、主洗浄成分と補助洗浄成分との併用時の使用量
の割合については、特に制限はないが、好ましくは、主
洗浄成分100重量部に対して補助洗浄成分を10〜20重量
部の割合とすることである。補助洗浄成分を10重量部以
上使用することにより、十分な洗浄効果が得られるこ
と、またその量が20重量部以下であるとき経済的な利用
を図ることができるからである。
また、本発明において、抑泡剤、消泡剤、帯電防止剤
等の他機能成分については前記した補助洗浄成分中に均
一安定状態で配合することができる。この他機能成分の
うち抑泡剤として配合可能な例としては次のものを挙る
ことができる。
先ず、次の化学構造式で示されるリバーステトロニッ
ク型ブロックポリマー、 [平均分子量;5900、EO含有率;総分子量の20%](以
下、リバーステトロニック型ブロックポリマーIIとい
う。)である。
また、次の化学構造式で示されるポリオキシアルキレ
ンアルキルフェノールエーテル、 [Rはアルキル基でC9、X≒9、Y≒8](以下、ポリ
オキシアルキレンアルキルフェノールIIという。)を抑
泡剤成分として配合することができる。
また、次の化学構造式で示されるシリコン系消泡剤、 [n≒200](以下、ジメチルシロキサンIという。)
を抑泡剤成分として配合することができる。これらの抑
泡剤成分は2種以上を混用することもできる。
なお、補助洗浄成分及びこれに配合される他機能成分
の溶解性を安定化させるためにイソプロピルアルコール
等の溶剤を適宜混入してもよい。
次に、前記した第二の目的を達成するため、上記した
本発明の洗剤の自動供給に適した供給装置について次の
ように構成した。
即ち、一端部が外部に露出しかつ閉蓋時に容器の内底
部付近にまで鉛直に及ぶように前記容器の蓋部上に固定
された誘導パイプと、この誘導パイプのパイプ孔内に挿
通された下層洗剤成分の吸引用チューブと、前記誘導パ
イプの外面に沿って移動可能なフロートと、このフロー
トの側面上に一端部が固定され他端部が外部に露出する
ように前記蓋部上に固定された上層洗剤成分の吸引用チ
ューブとからなることを特徴とする。この洗剤の供給装
置は、特に前記した本発明の同一容器内での二層液分離
に係る洗剤に対して利用することができる。
上記した本発明に係る洗剤の供給装置に於いて、容器
としては、小型の蓋部を付した201容量の一般的な洗剤
用の収容器をそのまま利用することができる。またフロ
ートはそれが固定して有する上層洗剤成分の吸引用チュ
ーブの下至端が上層洗剤成分中に存在維持されるよう
に、その上層洗剤成分に対し十分に浮上する軽量材若し
くは軽量構成でもって形成される。なお、軽量材若しく
は軽量構成以外の場合にあっては、フロートを適宜上方
に引き上げる形態で弾性部材を配設することもできる。
この弾性部材は、フロート自体の浮力を補うべく、この
フロートに固定された上層洗剤成分の吸引用チューブの
下至端部を上層洗剤成分中に常に存在維持するように、
上層洗剤成分面の降下に伴ったフロートの移動距離に比
例して弾性力が生じるように構成される。またこの弾性
部材はテフロン等からなるコインチューブのように、上
層洗剤成分の吸引用チューブ自体に弾性をもたせたもの
であっても良い。また前記した上層及び下層の洗剤成分
の各吸引用チューブの途中には夫々専用のポンプが付加
される。
[作用] 先ず、本発明に係る洗剤においては次のような作用が
生じる。
本発明に係る洗剤は、洗剤水中に同時に混入すること
によって併用されるまでは、主洗浄成分と補助洗浄成分
とは分離状態にあるから、これら両者が洗浄水中に同時
に混合される場合に問題となる均一溶解性化学的安定
性、さらにはこの混合液についての性状などの点につい
ては特別に考慮する必要がない。
また、主洗浄成分と補助洗浄成分との併用時には、自
動食器洗浄機における洗浄水中にて互いに混合された状
態となるが、この洗浄水中においてこれら両成分は十分
に希釈されているし、またその混合時期が食器の洗浄時
点に合致して短い期間であることから、両成分の諸機能
はそれぞれ有効に発揮させることになる。また、これら
両成分の上記した分離形態から、主洗浄成分に対する補
助洗浄成分の使用量については、特に制限を受けないこ
とから、従来の液状洗剤に比して界面活性剤の使用量を
より多くすることができる。この結果、洗浄作用等の性
能をより向上させることができる。
また、抑泡剤、消臭剤、帯電防止剤等の他機能成分に
ついては前記の補助洗浄成分中に安定的に配合されで、
これによって、これらの他機能成分による作用も有効に
発揮させることが可能となる。
次に、本発明に係る洗剤の供給装置においては次のよ
うに作用が生じる。
つまり、同一容器内の二層分離に係る各洗剤成分はそ
れぞれ対応する吸引用チューブを介して別個のポンプに
より自動食器洗浄機内に夫々所定の割合で送り出され
る。また上層及び下層の各洗剤成分の保有量の減少に伴
う上層洗剤面の降下に伴ってフロートは誘導パイプに沿
って降下する。またこのフロートの降下に伴って弾性部
材の弾性力がこのフロートを上方に引き上げるように作
用する。この弾性力とフロートの浮力との合力作用によ
って上層洗剤の吸引用チューブの下端は常に上層洗剤内
にあるように維持される。このような各部の作用によっ
て上下各層の各洗剤成分は夫々個別に洗浄水中に同時に
供給されることになる。
[実施例1] 本発明に係る洗剤の実施例を示す。
1)先ず、本発明に係る洗剤を構成する主洗浄成分と補
助洗浄成分とを第1表、第2表及び第3表に示す成分組
成で夫々調製した。
なお、第1表〜第3表における補助洗浄成分の記号に
対応する物質名は夫々次のとおりである。
(イ);ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル
I (ロ);ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル
II (ハ);ポリオキシアルキレンジアルキルエーテルI (ニ);ポリオキシアルキレンアルキルフェノールエ
ーテルI (ホ);プルロニック型ブロックポリマーI (ヘ);リバーステトロニック型ブロックポリマーI (ト);テトロニック型ブロックポリマーI (チ);リバースプルロニック型ブロックポリマーI (リ);プルロニック型ブロックポリマーII また他機能成分は次の記号と対応する。
(ヌ);リバーステトロニック型ブロックポリマーII (ル);ジメチルシロキサンI (ヲ);ポリオキシアルキレンアルキルフェノールエ
ーテルII また第1表乃至第3表中、成分Iは補助洗浄成分を、
成分IIは他機能成分を夫々示す。
上記した各洗浄の各洗浄成分を自動食器洗浄機(洗浄
タンクの容量:241、ダイキン社製WM30型)に使用して、
次の被洗浄用コップに対して洗浄操作を実行した。
なお、被洗浄用コップは次のように処理したものであ
る。
コップの前処理 先ず、汚垢を塗布する前にコップはアルカリ洗浄剤
(5%水溶液)槽内へ浸漬しておく。約2時間の浸漬処
理終了後、コップを同槽内から引き上げ、湯水ですすい
だ後、乾燥機(100℃恒温)内にて1時間乾燥する。そ
の後これを取り出し室温にまで放冷し、汚垢塗布用のコ
ップとした。
汚垢の材料とその調製 (a)汚垢の材料 小麦粉、牛乳、鶏卵、バター、天ぷら油、及び口紅 (b)汚垢の調製 精製水(90g)に小麦粉(10g)を加え、80〜90℃に10
分間保って糊化させ、その後放冷する。また天ぷら油、
バター、卵黄、牛乳を夫々20gずつ順にビーカーに加え
る。これに前記の小麦粉水溶液を20g加え、丸筆を用い
て30〜40℃の温度条件でかき混ぜ、バターの完全溶解を
確認し、これを複合汚垢材とした。
汚垢の塗布 前記の前処理したコップに対し次の要領で汚垢を塗
布した。
(i) 均一にした前記(b)の複合汚垢材の一定量
(約1g)を前記した丸筆に浸み込ませ、コップの内壁の
上端部からその底部付近にまでラセン状に塗布した。
(ii) またこの複合汚垢材塗布コップの上口端から10
〜15mmの外周側壁面上に沿って口紅を軽く触れる状態で
付着させた。
(iii) この汚垢を塗布した被洗浄コップを作成後12
時間以上24時間以内で次の洗浄力テストに供した。
洗浄操作の内容 自動食器洗浄機の洗浄タンク内に洗浄水(水温;57±
3℃)を予め給入しておき、これに主洗浄成分としての
洗浄剤50gを投入して濃度約0.2%とした。さらに、これ
に補助洗浄成分を第1表〜第3表に示す割合で投入し、
十分に溶解させた。次に、前記した被洗浄コップを口部
が下向きにあるようにしてラック上の所定位置に配置
し、洗浄(1分45秒間)、すすぎ(15秒間、水温;80±
4℃、4.51)及び放置(2分間)を1サイクルとし、1
サイクル毎度に被洗浄コップを入れ替えながら、このサ
イクルを5回繰り返した。
なお、この連続洗浄では洗剤の補充は行われないの
で、洗浄液は順次希釈されることになる。
上記した洗浄操作による洗浄結果を次の第4表に示し
た。
抑泡度測定 抑泡度測定の操作は次のとおりである。
(1) 汚垢なしの場合 0.2%濃度相当の洗剤を自動食器洗浄機の洗浄タンク
内に投入し、このときの液温が41〜43℃であることを確
認した後、1分間の洗浄工程を施し、その液面の状態を
確認した。
(2) 汚垢ありの場合 0.2%濃度相当の洗浄を自動食器洗浄機の洗浄タンク
内に投入し、液温が51〜53℃であることを確認して後、
その液中に鶏卵(L寸)を良く溶いてその10gを汚垢と
して投入した。これに1分間の洗浄工程を施し、直ちに
その液面の状態を確認した。
抑泡度は、液面からの発生泡の高さを測定し、次の基
準で判定した。
○…10mm未満 △…10mm以上30mm未満 ×…30mm以上 また、抑泡度につき、洗浄液の水温との関係を次の第
5表に示した。
なお、第5表中、比較例IVは、従来の洗剤(商標名:
ウォッシュメイトEP)を50g使用、また比較例Vは、処
方No.6の洗浄剤(50g)に記号(ハ)のポリオキシアル
キレンジアルキルエーテルI(10g)を併用した場合で
ある。
第5表の結果は、本発明に係る洗剤に対する他機能成
分として抑泡剤の加入が有効であることを示し、低温下
に於いても効果的に抑泡機能が発揮されることが判る。
[実施例2] 同一容器内に収容した二層液分離に係る洗剤を次のよ
うに構成した。この洗剤の成分割合は次の第6表のとお
りである。
この洗剤構成においては、主洗浄成分に対し補助洗浄
成分としての界面活性剤は相溶性がないことから、同一
容器内に同時に収容する場合、これらの両成分は二層液
分離状態となる。なお、23℃の温度下において、主洗浄
成分の比重は1.38、補助洗浄成分の比重は0.98であっ
た。
また、この二層液分離状態に係る洗剤における有効塩
素濃度の経時的安定度につき試験した結果を第1図に示
した。この図で、αはこの二層分離に係る洗浄を最初の
2時間は45℃下で、その後は室温(約25℃)下で静値し
たときの有効塩素濃度を特性曲線として示したものであ
り、またβは同一の条件下で撹拌した場合の有効塩素濃
度を特性曲線として示したものである。
これらの特性曲線α及びβからは第6表に示した。う
ちの主洗浄成分のみの場合における同一条件下での有効
塩素濃度の特性曲線γと比較して、その有効塩素の僅少
の減衰が認められるに過ぎないことが判る。
また、第6表中の主洗浄成分に対しポリオキシアルキ
レンアルキルエーテルIIを混入した場合における同一条
件下での有効塩素濃度の特性曲線δと比較した場合、特
性曲線α及びβではその安定度が極めて高いことも判
る。これは、ポリオキシアルキレンジアルキルエーテル
Iについて、その末端の水酸基がブチル基によりキャッ
ピングされることで主洗浄成分中に含有される次亜塩素
酸ソーダとの接触安定性が著しく向上したことによると
考えられる。なお、このキャッピングは、例えば、 などの反応式によるような常法によることができる。
[実施例3] 次に、上記した同一容器内の二層分離に係る洗剤に応
用すべき洗浄供給装置の実施例を第2図に示した。
図示する洗剤供給装置1は次の構成である。
即ち、方形の容器2は、その上部の容器口部3を閉止
することができる蓋部5を備える。なお4はこの容器2
の底部である。この蓋部5頂壁中央部の貫通孔内には、
パッキン6を介して、この蓋部5の閉止時に下端が容器
2の内底部4近傍にまで垂下して達するように誘導パイ
プ7の上端部が僅かに露出する状態で固定されている。
この誘導パイプ7のパイプ孔7a内にはその上端部から下
端部付近にまで渡って吸引用チューブ8部分が挿設され
ている。またこの吸引用チューブ8の先端部はストレー
ナー9内に嵌挿され、このストレーナー9は誘導パイプ
7の下端部上に固定されている。
また、フロート10が円筒状で、中空部10aを有し、ま
たその中央軸上に貫通孔10bを有して構成されている。
このフロート10はその貫通孔10b内に誘導パイプ7を挿
通して上下移動自在に配設されている。
また蓋部5頂壁上には別個に貫通孔が穿たれ、この貫
通孔内にはパッキン11を介してテフロン製のコイルチュ
ーブ12の上至端部12aが一部露出して固定されている。
このコイルチューブ12は誘導パイプ7の周囲上にて移行
自在に巻設され、その下至端部12b近傍部がフロート10
の側面部に固定された固定パイプ14内に挿入固定されて
いる。このとき、下至端部12bはフロート10の下端面よ
り僅かに下方に位置している。なお、上至端部12aには
吸引用チューブ13が連接され、また下至端部12b上には
ストレーナー15が嵌設されている。
このように構成された洗剤供給装置1に於ける機能は
次のとおりである。
つまり、容器2内に二層分離に係る洗剤が給入される
と、第3図に示すように、吸引用チューブ8の下端部は
ストレーナー9を介して主成分の洗浄剤A層中にあり、
またコイルチューブ12の下至端部はフロート10の浮力に
応じて、ストレーナー15を介して補助洗浄成分B中にあ
る。なお、このとき、コイルチューブ12はフロート10が
その洗剤量に応じて高い位置にあることから、誘導パイ
プ上で縮んだ状態となっていて、その弾性はフロート10
上には何ら作用しない。この状態で吸引用チューブ8及
び13に個別に夫々設けられた吸引ポンプ(図示していな
い。)が作動されると、主洗浄成分Aは吸引用チューブ
8を介して、また補助洗浄成分Bはコイルチューブ12及
び吸引用チューブ13を介して各々その一定量が自動食器
洗浄機の洗浄タンク内に注入されることになる。このよ
うに洗剤が使用され減量してくるうちに、補助洗浄成分
B層の液面が下降するが、この下降過程に於いては、第
4図にて示すように、フロート10′が誘導パイプ7に沿
って降下してコイルチューブ12′が次第に伸びる。第4
図のフロート10はその降下最終点に近い状態を示す。こ
のフロート10の降下過程に於いて、補助洗浄成分Bが極
めて少量となり、フロート10の浮力のみではストレーナ
ー15位置を補助成分B層中に維持することが困難となる
が、フロート10に対してはコイルチューブ12の弾性を引
張方向にその移動距離に比例して作用させることによっ
て、ストレーナー15位置は補助洗浄成分B層中に維持さ
れる。
[発明の効果] 上述したように本発明は構成されることから、次のよ
うな効果が発揮される。本発明では、洗浄剤成分からな
る主洗浄成分と一定の低泡性界面活性剤からなる補助洗
浄成分とが洗浄水中で併用されるように分離状態で構成
されていることから、両成分の性能がそれぞれ有効に発
揮される。この結果、従来組成の洗剤に比して洗浄効果
の向上、特にウォータースポットの生成をなくし、また
洗浄の仕上がり状態を美しく食器等の乾燥を早める乾燥
仕上げ剤(リンス剤)としての機能をも併せもたせるこ
ともできる。しかも、低PH値の洗剤として構成できるか
ら、特にガラス製食器等が対象である場合でも、エッチ
ングなどの障害の発生を防止できる。
また、本発明において、主洗浄成分としては、液状、
粉末又は固形の洗浄剤成分を採用することが可能である
ことから、極めて多様な洗剤組成とすることができ、そ
の応用範囲は極めて広い。
また、前記した分離構成から、両成分の相溶性や混合
時の有効成分の減衰等について安定性を考慮する必要が
なく、また両成分について任意の割合で構成できる。ま
た混合系において不安定な他機能成分についても、例え
ば補助洗浄成分中への配合などにより安定的な利用が可
能となる。
また、両成分を二層液分離状態で同一容器内に収容し
て構成する場合には、両成分を一体的に取り扱うことが
可能であり、この場合には取り扱い上の不利はある程度
解消できる。
また、本発明の洗剤供給装置は、上記した二層液分離
洗剤の自動供給に適した装置であり、この両成分を自動
食器洗浄機の洗浄タンク内へ同時に供給することを可能
とする。
また、この供給装置において、この装置の構成各部を
洗剤を収容する容器の蓋部上に固定する構成は、装置構
成を極めて簡略化できると共に、その多様な形態の容器
に応用できる利点がある。また、この供給装置におい
て、前記したコイルチューブを利用する構成によれば、
装置構成を簡略化するのに寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図…同一容器内での二層分離洗剤の含有する有効塩
素の減衰曲線を示すグラフ、第2図…本発明に係る実施
例での洗剤自動供給装置の部分縦断面図、第3図…同説
明的縦断面図、第4図…同説明的縦断面図。 図面符号の説明 1……洗剤供給装置、2……容器、3……容器口部、4
……容器底部、5……蓋、7……誘導パイプ、7a……パ
イプ孔、8……吸引用チューブ、10……フロート、12…
…コイルチューブ、13……吸引用チューブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大同 吉之 兵庫県西宮市枝川町13番98―402 (72)発明者 相川 保史 大阪府豊中市島江町1丁目3番14号408 (56)参考文献 特開 昭62−129395(JP,A) 特開 昭62−129393(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種以上のビルダー又は2種以上のビルダ
    ーと漂白剤とからなる主洗浄成分の水溶液と、この主洗
    浄成分の水溶液と同時に本洗い過程における洗浄水中に
    混合することによって併用される、ポリオキシアルキレ
    ンモノアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンジアル
    キルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェノー
    ルエーテル、プルロニック型ブロックポリマー、リバー
    ステトロニック型ブロックポリマー、テトロニック型ブ
    ロックポリマー、リバースプルロニック型ブロックポリ
    マーの群から選択される1又は2以上の低泡性界面活性
    剤からなる補助洗浄成分とがそれぞれ分離された状態で
    構成されてなることを特徴とする分離された2種以上の
    洗浄剤成分からなる自動食器洗浄機用洗剤。
  2. 【請求項2】主洗浄成分の水溶液と補助洗浄成分とが、
    二層分離液状態で同一容器内に収容されてなることを特
    徴とする請求項1に記載の分離された2種以上の洗浄剤
    成分からなる自動食器洗浄機用洗剤。
  3. 【請求項3】主洗浄成分中の漂白剤が塩素系漂白剤であ
    り、補助洗浄成分が末端の水酸基をメチル基、エチル
    基、プロピル基、ブチル基又はアセチル基によりキャッ
    ピングされた非イオン界面活性剤であることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の分離された2種以上の洗浄剤
    成分からなる自動食器洗浄機用洗剤。
  4. 【請求項4】補助洗浄成分中に、さらにシリコン系消泡
    剤が、抑泡剤として配合されてなることを特徴とする請
    求項1、2又は3に記載の分離された2種以上の洗浄剤
    成分からなる自動食器洗浄機用洗剤。
  5. 【請求項5】一端部が外部に露出しかつ閉蓋時に容器の
    内低部付近にまで鉛直に及ぶように前記容器の蓋部に固
    定された誘導パイプと、この誘導パイプの孔内に挿通さ
    れた下層洗淨剤成分の吸引用チューブと、前記誘導パイ
    プの外面に沿って移動可能なフロートと、このフロート
    に一端部が固定され他端部が外部に露出するように前記
    蓋部に固定された上層洗淨剤成分の吸引用チューブとか
    らなることを特徴とする分離された2種以上の洗浄剤成
    分からなる自動食器洗浄機用洗剤の供給装置。
  6. 【請求項6】フロートを上方に引き上げる形態で弾性部
    材が配設されていることを特徴とする請求項5に記載の
    分離された2種以上の洗浄剤成分からなる自動食器洗浄
    機用洗剤の供給装置。
  7. 【請求項7】上層洗浄剤成分の吸引用チューブが、コイ
    ルチューブであることを特徴とする請求項5又は6に記
    載の分離された2種以上の洗浄剤成分からなる自動食器
    洗浄機用洗剤の供給装置。
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